JP6312233B1 - 負荷システム、負荷試験装置、及び通信端末 - Google Patents

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Abstract

離れた位置にいる作業者が負荷試験装置の状態を把握したり操作したりすることができる負荷システムなどを提供する。負荷システムは、第1負荷試験装置と、第1負荷試験装置と無線通信を行う通信端末69とを備える。第1負荷試験装置は、通信端末69と無線通信を行う第1通信部を有するものであり、第1通信部は、通信端末69に、第1負荷試験装置のオンオフ状態に関する情報を送信し、通信端末69から、第1負荷試験装置を動作させる指示に関する信号を受信する。

Description

本発明は、負荷システムなどに関する。
従来、特許文献1のように、発電機の負荷試験を行う乾式負荷試験装置が提案されている。
特開2010−25752号公報
しかしながら、負荷試験装置から離れた位置に居る作業者は、負荷試験装置の状態を把握したり、操作したりすることが出来ない。
したがって本発明の目的は、離れた位置にいる作業者が負荷試験装置の状態を把握したり操作したりすることができる負荷システムなどを提供することである。
本発明に係る負荷システムは、第1負荷試験装置と、第1負荷試験装置と無線通信を行う通信端末とを備えた負荷システムであって、第1負荷試験装置は、通信端末と無線通信を行う第1通信部を有するものであり、第1通信部は、通信端末に、第1負荷試験装置のオンオフ状態に関する情報を送信し、通信端末から、第1負荷試験装置を動作させる指示に関する信号を受信する。
負荷試験装置と通信出来る通信端末を用いることにより、負荷試験装置から離れた位置にいる作業者が、負荷試験装置の状態を把握したり、負荷試験装置を操作したりすることが可能になる。
好ましくは、通信端末には、オンオフ状態表示パターンを表示するソフトウエアがインストールされており、オンオフ状態表示パターンは、第1負荷試験装置におけるリレーのオンオフ状態を示すリレーオンオフ状態表示領域と、第1負荷試験装置の負荷試験の状態を示す負荷試験状態表示領域を有し、リレーオンオフ状態表示領域の操作に対応して、第1負荷試験装置におけるリレーのオンオフ状態の切替が行われる。
さらに好ましくは、第1負荷試験装置は、抵抗器を含む抵抗器群が複数設けられた第1抵抗部を有し、第1通信部と通信端末との通信が切断された時に、第1負荷試験装置におけるリレーのうち、第1抵抗部における複数の抵抗器群に対応するリレーであって、オン状態のものの少なくとも1つがオフ状態にされる。
通信部と通信端末との間の通信が切断された場合には、通信端末による操作で、負荷試験装置の負荷状態などを制御することが出来ないが、当該通信の切断に基づいて、負荷を下げ、負荷試験装置の安全性を確保することが出来る。
また、好ましくは、第1負荷試験装置は、抵抗器を含む抵抗器群が複数設けられた第1抵抗部を有し、第1通信部と通信端末との通信が切断された時に、第1負荷試験装置におけるリレーのうち、第1抵抗部における複数の抵抗器群に対応するリレーであって、オン状態のもののいくつかが段階的にオフ状態にされる。
さらに好ましくは、通信が切断された後であって、第1負荷試験装置における複数の抵抗器群に対応するリレーの総てがオフ状態にされる前に、通信が回復した場合には、段階的にオフ状態にする制御は停止され、通信端末は、通信が回復したことに関する情報を表示する。
本発明に係る負荷システムは、第1負荷試験装置と、第1負荷試験装置とは別の第2負荷試験装置と、第1負荷試験装置、及び第2負荷試験装置と無線通信を行う通信端末とを備えた負荷システムであって、第1負荷試験装置は、通信端末と無線通信を行う第1通信部を有するものであり、第2負荷試験装置は、通信端末と無線通信を行う第2通信部を有するものであり、第1通信部は、通信端末に、第1負荷試験装置のオンオフ状態に関する情報を送信し、通信端末から、第1負荷試験装置を動作させる指示に関する信号を受信し、第2通信部は、通信端末に、第2負荷試験装置のオンオフ状態に関する情報を送信し、通信端末から、第2負荷試験装置を動作させる指示に関する信号を受信する。
通信端末が、複数の負荷試験装置1と通信し、当該複数の負荷試験装置を動作させることで、同時に複数の負荷試験装置の状態を1台の通信端末上で表示させ、且つ複数の負荷試験装置を一人の作業者で操作することが可能になる。
特に、複数の負荷試験装置1を設置して行われる空調設備の負荷試験で有効である。
好ましくは、通信端末には、第1オンオフ状態表示パターンと第2オンオフ状態表示パターンを表示するソフトウエアがインストールされており、第1オンオフ状態表示パターンは、第1負荷試験装置におけるリレーのオンオフ状態を示す第1リレーオンオフ状態表示領域と、第1負荷試験装置の負荷試験の状態を示す第1負荷試験状態表示領域を有し、第2オンオフ状態表示パターンは、第2負荷試験装置におけるリレーのオンオフ状態を示す第2リレーオンオフ状態表示領域と、第2負荷試験装置の負荷試験の状態を示す第2負荷試験状態表示領域を有し、第1リレーオンオフ状態表示領域の操作に対応して、第1負荷試験装置におけるリレーのオンオフ状態の切替が行われ、第2リレーオンオフ状態表示領域の操作に対応して、第2負荷試験装置におけるリレーのオンオフ状態の切替が行われ、第1負荷試験装置の負荷試験の状態は、第1負荷試験装置の負荷試験における電流に関する情報と、電圧に関する情報と、電力に関する情報と、負荷量に関する情報と、試験時間に関する情報と、正常に動作しているか否かに関する情報の少なくとも1つを含み、第2負荷試験装置の負荷試験の状態は、第2負荷試験装置の負荷試験における電流に関する情報と、電圧に関する情報と、電力に関する情報と、負荷量に関する情報と、試験時間に関する情報と、正常に動作しているか否かに関する情報の少なくとも1つを含む。
さらに好ましくは、第1負荷試験装置は、抵抗器を含む抵抗器群が複数設けられた第1抵抗部を有し、第2負荷試験装置は、抵抗器を含む抵抗器群が複数設けられた第2抵抗部を有し、第1通信部と通信端末との通信が切断された時に、第1負荷試験装置におけるリレーのうち、第1抵抗部における複数の抵抗器群に対応するリレーであって、オン状態のものの少なくとも1つがオフ状態にされ、第2通信部と通信端末との通信が切断された時に、第2負荷試験装置におけるリレーのうち、第2抵抗部における複数の抵抗器群に対応するリレーであって、オン状態のものの少なくとも1つがオフ状態にされる。
また、好ましくは、ソフトウエアは、さらに履歴表示パターンを表示するものであり、履歴表示パターンは、第1負荷試験装置の負荷試験の状態と第2負荷試験装置の負荷試験の状態を示す進行中表示領域と、第1負荷試験装置と第2負荷試験装置における過去の負荷試験の内容を示す過去表示領域を有し、過去表示領域における過去の負荷試験の内容は、過去の負荷試験における日時に関する情報を含むものであり、進行中表示領域における、第1負荷試験装置の負荷試験の状態を示す領域が操作された場合には、第1オンオフ状態表示パターンの表示に切り替えられ、進行中表示領域における、第2負荷試験装置の負荷試験の状態を示す領域が操作された場合には、第2オンオフ状態表示パターンの表示に切り替えられる。
本発明に係る負荷試験装置は、通信端末と無線通信を行う第1通信部を備えた負荷試験装置であって、第1通信部は、通信端末に、第1負荷試験装置のオンオフ状態に関する情報を送信し、通信端末から、第1負荷試験装置を動作させる指示に関する信号を受信する。
本発明に係る通信端末は、第1負荷試験装置と無線通信を行う通信端末であって、第1負荷試験装置は、通信端末と無線通信を行う第1通信部を有するものであり、通信端末は、第1通信部から、第1負荷試験装置のオンオフ状態に関する情報を受信し、第1通信部に、第1負荷試験装置を動作させる指示に関する信号を送信する。
以上のように本発明によれば、離れた位置にいる作業者が負荷試験装置の状態を把握したり操作したりすることができる負荷システムなどを提供することができる。
本実施形態における負荷試験装置であって保護カバーなどが取り付けられる前の斜視図である。 負荷試験装置の構成を示す模式図である。 操作部の斜視図である。 第1負荷試験用に保護カバーなどが取り付けられる前の負荷試験装置の斜視図である。 第1負荷試験用に保護カバーなどが取り付けられた後の負荷試験装置の斜視図である。 サーバーラックに取り付けられた状態の負荷試験装置の斜視図である。 第2負荷試験用に保護カバーなどが取り付けられる前の負荷試験装置の斜視図である。 第2負荷試験用に保護カバーなどが取り付けられた後の負荷試験装置の斜視図である。 第2負荷試験用に保護カバーなどが取り付けられた後の負荷試験装置であって、図8の取っ手に代えてキャスターが取り付けられたものの斜視図である。 負荷システムの構成を示す模式図である。 通信端末の表示装置に表示されたオンオフ状態表示パターンの例を示す図である。 通信端末の表示装置に表示された履歴表示パターンの例を示す図である。 使用モード切替ボタン領域が追加されたオンオフ状態表示パターンの例を示す図である。 通信端末の表示装置に表示された警告表示パターンの例を示す図である。 通信端末の表示装置に表示された通信回復表示パターンの例を示す図である。 通信切断に基づく段階的なオフ制御の手順の例を示すフローチャートである。
以下、本実施形態について、図を用いて説明する。本実施形態における乾式の負荷試験装置1は、筐体10、抵抗部20、冷却部30、接続切替部40、設置部材50を備える(図1〜図9)。
方向を説明するために、抵抗部20の抵抗器Reが延びる方向をx方向、x方向と垂直で、抵抗部20と冷却部30が並べられる方向をy方向、x方向とy方向に垂直な方向をz方向として説明する。
第1実施形態(コンピューターサーバーを冷却する空調設備の負荷試験である第1負荷試験、図1〜図6参照)では、x方向とy方向が水平方向で、z方向が鉛直方向となる。
第2実施形態(発電機やバッテリーの負荷試験である第2負荷試験、図1〜図3、図7〜図9参照)では、x方向とz方向が水平方向で、y方向が鉛直方向となる。
筐体10は、外形が直方体を形成し、当該直方体におけるx方向と垂直なyz平面の一方を第1側面10a、他方を第2側面10bとし、当該直方体におけるz方向と垂直なxy平面の一方を上面10c、他方を下面10dとし、当該直方体におけるy方向と垂直なxz平面の一方を前面10e、他方を後面10fとし、前面10eに近い側を第1領域11、後面10fに近い側を第2領域12とする。
第1実施形態では、下面10dが底面となり、第2実施形態では、前面10eが底面となる。
筐体10は、第1領域11に冷却部30を収容し、第2領域12に抵抗部20を収容する。
筐体10の第1領域11における第1側面10aや第2側面10bには、第1端子接続部41、第2端子接続部42、リレー部45が設けられる。
特に、第1端子接続部41と第2端子接続部42は、後述するラック取り付け金具51が取り付けられる位置よりも前面10eに近い側に設けられる。
操作部47は、筐体10の前面10e、若しくは、筐体10の第1領域11における上面10cに着脱可能な状態で取り付けられる。
筐体10の第2領域12における第1側面10aと第2側面10bと上面10cと下面10dには、抵抗部20を構成する抵抗器Reや、抵抗器Reの端子に接続されたケーブルや短絡バーや、抵抗器Reを保持する保持板21を保護するカバー13(第1側面カバー13a、第2側面カバー13b、上面カバー13c、下面カバー13d)が設けられる。
カバー13は、鉄やアルミニウムなどの導電性材料で構成される。
また、冷却部30からの冷風を抵抗部20に当て、後面10fから排気させるために、少なくとも、前面10e、後面10f、第1領域11の上面10cと下面10dは開口する。
吸気を効率良く行うために、第1側面10aや第2側面10bについても、第1端子接続部41などの部材が取り付けられた領域以外に開口する領域が設けられるのが望ましい。
第1負荷試験の場合には、主に、第1領域11の上面10cと下面10dの開口と、前面10eの開口における操作部47が取り付けられていない領域を使って、冷却部30の冷却ファンの吸気が行われ、後面10fの開口を使って、冷却部30の冷却ファンの排気が行われる。
第2負荷試験の場合には、主に、第1領域11の上面10cや下面10dの開口における操作部47が取り付けられていない領域と、前面10eの開口を使って、冷却部30の冷却ファンの吸気が行われ、後面10fの開口を使って、冷却部30の冷却ファンの排気が行われる。
筐体10の第1領域11における第1側面10aと第2側面10bには、ラック取り付け金具51が取り付けられ、当該ラック取り付け金具51を介して、負荷試験装置1が、サーバーラック90に取り付けられる。
当該サーバーラック90は、通常はコンピューターサーバーを保持するものであり、第1負荷試験の際には、当該コンピューターサーバーに代えて、負荷試験装置1を保持する。
負荷試験装置1をサーバーラック90に取り付けるため、筐体10の幅(第1側面10aと第2側面10bの距離)は、サーバーラック90の幅よりも短い。
特に、サーバーラック90が19インチラックの場合には、筐体10の第1側面10aに取り付けたラック取り付け金具51と、筐体10の第2側面10bに取り付けたラック取り付け金具51の幅(サーバーラック90に取り付ける穴と穴の距離)が19インチ(約480mm)となるように、筐体10の幅などが設定される。
抵抗部20は、x方向に平行な棒状の抵抗器Reがz方向に所定の間隔を空けて複数本並べられた抵抗器列が、y方向に複数段並べられたもので、負荷試験(第1負荷試験、第2負荷試験)を行うために用いられる。
コンピューターサーバーを冷却する空調設備の第1負荷試験(第1実施形態)では、第1端子接続部41は、当該コンピューターサーバーに電力供給するものと同じ商用電源と接続され、抵抗器Reは当該商用電源からの電力供給を受ける。
発電機やバッテリーの第2負荷試験(第2実施形態)では、第1端子接続部41は、試験対象電源(発電機やバッテリー)と接続され、抵抗器Reは当該試験対象電源からの電力供給を受ける。
本実施形態では、抵抗器Reは、z方向に4本並べられた抵抗器列が、y方向に6段並べられる。ただし、各抵抗器列に並べられる抵抗器Reの本数や、抵抗器列が積み重ねられる段数は、これに限るものではない。
抵抗部20を構成する抵抗器Reにおいて、近接する複数の抵抗器Reが直列又は並列に接続されたものを、1つの抵抗器群とし、商用電源(第1実施形態)若しくは試験対象電源(第2実施形態)からの電圧印加を行う抵抗器群の数を変えながら、負荷試験が行われる。
抵抗部20は、第1抵抗器群G1〜第8抵抗器群G8を有する。ただし、抵抗器群Gの数は上述の構成に限るものではない。
抵抗器Reの端子は、他の抵抗器Reの端子と短絡バーで接続されたり、ケーブルを介して第1端子接続部41やリレー部45に接続されたりする。
ただし、図6における第1端子接続部41と商用電源を接続するケーブルや第2端子接続部42と商用電源を接続するケーブル、図8における第1端子接続部41と試験対象電源を接続するケーブルや第2端子接続部42と商用電源を接続するケーブルを除き、当該短絡バーや当該ケーブルの図示は省略している。
抵抗器Reにおける端子と導通しない箇所が、当該保持板21を構成する壁に保持される。
抵抗器Reの端子であって、保持板21を構成する壁から突出して露出する部分には、ゴムなど絶縁部材で構成されたキャップ(不図示)が被せられるのが望ましい。
冷却部30による冷却を効率良く行うために、抵抗器列を構成する抵抗器Reと当該抵抗器Reとz方向に隣接する抵抗器Reの中間の位置に、y方向に隣接する抵抗器列の抵抗器Reが配置されるように、各抵抗器列の抵抗器Reが配列される。
冷却部30は、外部から取り入れた空気を使って、抵抗部20の抵抗器Reを冷却する冷却ファンを有する。
当該冷却ファンは、商用電源(負荷試験装置駆動用電源)で駆動される(図2参照)。
冷却ファンは、ネジ止めなど、着脱可能な状態で、筐体10の第1領域11に取り付けられるのが望ましい。
この場合には、冷却部30の冷却ファンや、操作部47を負荷試験装置1の筐体10などと別体で持ち運びすることが可能になり、負荷試験を行う現地で冷却部30や操作部47を筐体10などに取り付けることが可能になる。
特に、操作部47を筐体10から外した状態(少なくとも、操作部47を筐体10の上面10cや下面10dから外した状態)で、冷却部30の冷却ファンの着脱が容易に行える。
負荷試験装置1は、冷却部30と抵抗部20が水平方向に配置されるように設置した状態で負荷試験(第1実施形態)を行うことと、冷却部30と抵抗部20が上下方向に配置されるように設置した状態で負荷試験(第2実施形態)を行うことが可能である。
冷却部30から抵抗部20に送り込まれた冷却風の排気は、筐体10の後面10fから行われる。
接続切替部40は、第1端子接続部41、第2端子接続部42、リレー部45、操作部47を有する(図2〜図4、図7参照)。
第1端子接続部41は、商用電源(第1実施形態)若しくは発電機などの試験対象電源(第2実施形態)とケーブル接続するための端子で、第1端子接続部41を介して、商用電源(第1実施形態)若しくは試験対象電源(第2実施形態)と、抵抗部20を構成する抵抗器群(第1抵抗器群G1〜第8抵抗器群G8)とが接続可能な状態にされる。
第1端子接続部41と、商用電源(第1実施形態)若しくは試験対象電源(第2実施形態)とのケーブル接続は、第1側面10aの開口でラック取り付け金具51が取り付けられる領域と前面10eの間を介して行われる(図6参照)。
第1端子接続部41とリレー部45との間、若しくは第1端子接続部41には、VCB(Vacuum Circuit Breaker)などの遮断器が設けられるのが望ましい。
第2端子接続部42は、商用電源とケーブル接続するための端子で、第2端子接続部42を介して、商用電源と、冷却部30の冷却ファンやリレー部45のリレーや操作部47とが接続可能な状態にされる。
ただし、第2負荷試験においては、第2端子接続部42も試験対象電源と接続され、試験対象電源から供給される電力で、冷却部30の冷却ファンやリレー部45のリレーや操作部47が駆動される形態であってもよい。
第2端子接続部42と、商用電源とのケーブル接続は、第1側面10aの開口でラック取り付け金具51が取り付けられる領域と前面10eの間を介して行われる(図6参照)。
第2端子接続部42とリレー部45との間、若しくは第2端子接続部42には、MCCBVCB(Molded Case Circuit Breaker)などの遮断器が設けられるのが望ましい。
リレー部45は、操作部47のスイッチの操作に対応して、冷却部30への電力供給のオンオフ制御を行うリレー(冷却ファンリレーRC)と、抵抗部20を構成する抵抗器群(第1抵抗器群G1〜第8抵抗器群G8)それぞれへの電力供給のオンオフ制御を行うリレー(第1リレーR1〜第8リレーR8)を有する。
リレー部45を構成するリレー(冷却ファンリレーRC、第1リレーR1〜第8リレーR8)は、商用電源(負荷試験装置駆動用電源)で駆動される(図2、図3参照)。
操作部47は、電源スイッチ47a、冷却ファンスイッチ47b、抵抗切替スイッチ47c、表示部47dを有する(図3参照)。
電源スイッチ47aは、スライド式(若しくはトグル式若しくは押しボタン式)の操作スイッチで、負荷試験装置1のオンオフを選択するために使用される。
電源スイッチ47aがオン状態にされると、第1端子接続部41の遮断器若しくは不図示のリレーがオン状態にされて、リレー部45の第1リレーR1〜第8リレーR8に、第1端子接続部41を介して負荷試験装置1に接続された商用電源(第1実施形態)若しくは試験対象電源(第2実施形態)からの電流が流れうる状態にされる。
また、電源スイッチ47aがオン状態にされると、第2端子接続部42の遮断器若しくは不図示のリレーがオン状態にされて、リレー部45の冷却ファンリレーRCや操作部47に、第2端子接続部42を介して負荷試験装置1に接続された商用電源からの電流が流れうる状態にされる。
冷却ファンスイッチ47bは、スライド式(若しくはトグル式若しくは押しボタン式)の操作スイッチで、冷却部30の冷却ファンのオンオフを選択する(モード切替する)ために使用される。
冷却ファンスイッチ47bがオン状態にされると、冷却ファンリレーRCがオン状態にされて、冷却部30の冷却ファンに、第2端子接続部42を介して負荷試験装置1に接続された商用電源からの電流が流れうる状態にされる。
抵抗切替スイッチ47c(第1抵抗切替スイッチ47c1〜第8抵抗切替スイッチ47c8)は、スライド式(若しくはトグル式若しくは押しボタン式)の操作スイッチで、第1抵抗器群G1〜第8抵抗器群G8それぞれのリレー(第1リレーR1〜第8リレーR8)のオンオフ制御を行うためのスイッチである。
第1抵抗切替スイッチ47c1がオン状態にされると、第1抵抗器群G1のリレー(第1リレーR1)がオン状態にされて、第1抵抗器群G1に、第1端子接続部41を介して負荷試験装置1に接続された商用電源(第1実施形態)若しくは試験対象電源(第2実施形態)からの電流が流れうる状態にされる。
第2抵抗切替スイッチ47c2〜第8抵抗切替スイッチ47c8も、同様で、オン状態にされると、対応する抵抗器群のリレーがオン状態にされて、当該抵抗器群に、第1端子接続部41を介して負荷試験装置1に接続された商用電源(第1実施形態)若しくは試験対象電源(第2実施形態)からの電流が流れうる状態にされる。
表示部47dは、負荷試験装置1の動作状態を示す表示装置で、正常動作中に点灯する第1点灯部47d1、警告時に点灯する第2点灯部47d2、異常による運転停止時に点灯する第3点灯部47d3を有する。
表示部47dは、さらに、第1抵抗器群G1〜第8抵抗器群G8に流れる電流、第1抵抗器群G1〜第8抵抗器群G8に印加された電圧、電力値、負荷量、試験時間などの数値や、正常に動作しているか否かなどの運転状態などを表示する形態であってもよい。
操作部47は、筐体10の前面10e(第1実施形態)や、筐体10の第1領域11における上面10c(第2実施形態、下面10dでも良い)に着脱可能な状態で取り付けられる。
操作部47の筐体10への取り付けは、筐体471に設けられた第1取り付け穴49aを介したネジ止め等により行われる。
操作部47は、筐体10の第1領域11であって、後面10fと平行な前面10eに取り付けられる(第1実施形態)、若しくは、筐体10の第1領域11であって、前面10eに垂直な上面10cと下面10dと側面(第1側面10a、第2側面10b)のいずれかに取り付けられる。
操作部47が上面10cの開口と下面10dと側面(第1側面10a、第2側面10b)のいずれかに取り付けられた場合には、少なくとも前面10eの開口を使って冷却風の吸気が行われる(第1実施形態)。
操作部47が前面10eに取り付けられた場合には、第1領域11の上面10cの開口と下面10dと側面(第1側面10a、第2側面10b)の開口の少なくとも一つを使って冷却風の吸気が行われる(第2実施形態)。
本実施形態では、操作部47を、1箇所だけでなく、少なくとも2箇所以上(前面10eと上面10c(若しくは下面10d、第1側面10a、第2側面10b))に着脱可能な状態で取り付けることが出来る。
このため、抵抗部20と冷却部30を水平方向に配置されるように負荷試験装置1が設置されても、上下方向に配置されるように負荷試験装置1が設置されても、操作を容易に行うことが可能になる。
操作部47を筐体10に取り付けた時に、電源スイッチ47aなどが前面10eや上面10cから突出しないように、操作部47は筐体471よりも凹んだ凹部473を有し、凹部473に電源スイッチ47a、冷却ファンスイッチ47b、抵抗切替スイッチ47c、表示部47dが設けられる。
凹部473の裏側(電源スイッチ47aなどが設けられた表側と逆側)には、コネクタ48が設けられ、電源スイッチ47aと第1端子接続部41や第2端子接続部42、冷却ファンスイッチ47bと冷却ファンリレーRC、第1抵抗切替スイッチ47c1と第1リレーR1などの電気的な接続は、当該コネクタ48を介して行われる。
コネクタ48を介した着脱により、容易に操作部47の電気配線が可能になる。
なお、筐体471には、第1取り付け穴49aの他に、第2取り付け穴49bが設けられる。
設置部材50は、ラック取り付け金具51と取っ手53を有する。
ラック取り付け金具51は、L字形状を有し、当該L字形状を構成する一方の面がネジ止めなどによって筐体10の第1側面10aと第2側面10bに取り付けられ、当該L字形状を構成する他方の面がネジ止めなどによってサーバーラック90に取り付けられる(第1実施形態)。
第1領域11の一部(前面10eなど)がサーバーラック90から突出するように、負荷試験装置1はサーバーラック90に取り付けられ、第1端子接続部41と第2端子接続部42は、第1領域11であって、筐体10の側面(第1側面10a若しくは第2側面10b)におけるサーバーラック90に取り付けられる位置(ラック取り付け金具51が取り付けられる位置)よりも前面10eに近い側に配置される。
第2実施形態では、ラック取り付け金具51は使用されない。
取っ手53は、コの字型形状を有し、2以上設けられる。
操作部47が筐体10の前面10eに取り付けられる第1実施形態では、第2取り付け穴49bを介して、取っ手53が前面10eに取り付けられ、負荷試験装置1のサーバーラック90への着脱に使用される。
操作部47が筐体10の第1領域11における上面10cに取り付けられる第2実施形態では、第2取り付け穴49bを介さずに、取っ手53が前面10eに取り付けられ、吸気目的で、底面となる筐体10の前面10eと、負荷試験装置1を設置する設置面の間に一定の間隔を設けるために使用される。
ただし、第2実施形態においては、2以上のコの字型形状の取っ手53に代えて、4以上のキャスター54が前面10eに取り付けられる形態であってもよい(図9参照)。この場合には、キャスター54が、吸気目的で、底面となる筐体10の前面10eと、負荷試験装置1を設置する設置面の間に一定の間隔を設けるために使用される。
コンピューターサーバーを冷却する空調設備の負荷試験である第1負荷試験を行う場合には、冷却部30と抵抗部20が水平方向に配置されるように負荷試験装置1が設置され、抵抗器群(第1抵抗器群G1〜第8抵抗器群G8)には第1端子接続部41やリレー部45(第1リレーR1〜第8リレーR8)を介して商用電源からの電力が供給され、筐体10の側面(第1側面10a、第2側面10b)がコンピューターサーバーを保持するサーバーラック90に取り付けられ、操作部47は筐体10の前面10eに取り付けられ、前面10eの開口と第1領域11の上面10cの開口と下面10dの開口の少なくとも一つを使って吸気が行われ、筐体10の後面10fから水平方向に排気が行われる。
発電機若しくはバッテリーを含む試験対象電源の負荷試験である第2負荷試験を行う場合には、冷却部30が下で抵抗部20が上に配置されるように負荷試験装置1が設置され、取っ手53(若しくはキャスター54)は、前面10eと負荷試験装置1を設置する設置面の間に一定の間隔を設けるために使用され、抵抗器群(第1抵抗器群G1〜第8抵抗器群G8)には第1端子接続部41やリレー部45(第1リレーR1〜第8リレーR8)を介して試験対象電源からの電力が供給され、操作部47は筐体10の上面10c若しくは下面10dに取り付けられ、前面10eの開口と第1領域11の上面10cの開口と下面10dの開口の少なくとも一つを使って吸気が行われ、後面10fから上方向に排気が行われる。
第1負荷試験では、コンピューターサーバーが設置されるサーバーラック90に負荷試験装置1を取り付け、当該コンピューターサーバーを駆動するための商用電源を使って、負荷試験装置1の抵抗部20に電力供給を行い、当該コンピューターサーバーを駆動させている時と発熱量などが同等の状況下で、当該コンピューターサーバーが設置された部屋の空調装置を動作させ、当該空調装置の冷却能力が十分であるかどうかを確認する。
このとき、コンピューターサーバーと同じように、サーバーラック90に負荷試験装置1が設置される。
空調設備は、コンピューターサーバーなどの冷却対象物の位置を考慮して吹き出し方向などが設定されているため、コンピューターサーバーが設置された位置で、且つ当該コンピューターサーバーが発する発熱量と同等の発熱を行う負荷試験装置1を用いることで、実際のコンピューターサーバーを動作させている環境に近い状態で空調装置の負荷試験(第1負荷試験)を行うことが可能になる。
商用電源とのケーブル接続を行う第1端子接続部41や第2端子接続部42は、第1側面10aにおけるラック取り付け金具51が取り付けられる位置よりも前面10eに近い側に配置され、サーバーラック90から突出した位置にあるため、負荷試験装置1をサーバーラック90に取り付けた後でも、容易に当該ケーブル接続を行うことが可能になる。
また、操作部47は、前面10eだけでなく、他の面(ここでは、上面10c)にも取り付け可能であり、第1実施形態のように横方向に排気させる設置形態で負荷試験を行うだけでなく、第2実施形態のように上方向に排気させる設置形態で負荷試験(第2負荷試験)を行うことも可能になる。
このとき、取っ手53若しくはキャスター54によって、筐体10の底面を構成する前面10eと負荷試験装置1の設置面との間から冷却風を取り入れる隙間を設けることが可能になる。
操作部47の操作は、作業者が直接操作部47のスイッチを操作することにより行われる形態の他、外部の通信端末(例えば、所定のソフトウエアをインストールした携帯電話)69と双方向で無線通信を行う通信部59を設け、制御部58を介して、通信端末69からの指示に基づいて、操作部47(操作部47のオンオフ操作に連動するリレー)を動作させる(図10〜図12参照)。
この場合、負荷試験装置1は、制御部58と通信部59を更に備える。
CPUなどの制御部58は、操作部47及び通信部59を制御する。
通信部59は、通信端末69から、操作部47のスイッチに対応するリレーを動作させる指示に関する信号を受信し、通信端末69に負荷試験装置1の状態(リレーのオンオフ状態など)に関する情報を送信する。
通信部59と通信端末69との間の通信に用いられる無線通信手段は、IEEE802.15.1(Bluetooth(登録商標))や、IEEE802.11(無線LAN)や、携帯電話回線などが考えられる。
通常は、負荷試験装置1の操作部47の近くにいる作業者のみが、負荷試験装置1の状態を把握し、負荷試験装置1を操作することが出来、負荷試験装置1から離れた位置にいる作業者は、負荷試験装置1の状態を把握したり、負荷試験装置1の操作部47を操作したりすることが出来ないが、負荷試験装置1と通信出来る通信端末69を用いることにより、負荷試験装置1から離れた位置にいる作業者が、負荷試験装置1の状態を把握したり、負荷試験装置1の操作部47(操作部47のオンオフ操作に連動するリレー)を操作したりすることが可能になる。
また、2台以上の負荷試験装置1と、通信端末69を含む負荷システムを構成し、当該通信端末69が、当該2台以上の負荷試験装置1と無線通信を行う形態であってもよい。
通信端末69が、複数の負荷試験装置1と通信し、当該複数の負荷試験装置1の操作部47を動作させることで、同時に複数の負荷試験装置1の状態を1台の通信端末69上で表示させ、且つ複数の負荷試験装置1を一人の作業者で操作することが可能になる。
特に、複数の負荷試験装置1を設置して行われる空調設備の負荷試験(第1負荷試験)で有効である。
具体的には、通信端末69は、表示機能とタッチスイッチなどの操作機能を有し、当該所定のソフトウエア起動中にオンオフ状態表示パターンD1や履歴表示パターンD2を表示する表示装置77を含む。
オンオフ状態表示パターンD1は、負荷試験装置1における操作部47の状態を示し、第1端子接続部41の遮断器のオンオフ状態(電源スイッチ47aのスイッチ状態)を示す電源状態表示領域77a、冷却ファンリレーRCのオンオフ状態(冷却ファンスイッチ47bのスイッチ状態)を示す冷却状態表示領域77b、第1抵抗器群G1〜第8抵抗器群G8に対応する第1リレーR1〜第8リレーR8のオンオフ状態(第1抵抗切替スイッチ47c1〜第8抵抗切替スイッチ47c8のスイッチ状態)を示す第1表示領域77c1〜第8表示領域77c8、負荷試験装置1の負荷試験の状態(電流値など)を示す負荷試験状態表示領域77d、他の負荷試験装置に対応するオンオフ状態表示パターンD1の表示に切り替える第1切替ボタン領域77e、履歴表示パターンD2の表示に切り替える第2切替ボタン領域77fを有する。
電源状態表示領域77aが操作されると、対応する負荷試験装置1の第1端子接続部41の遮断器など(電源スイッチ47a)のオンオフ状態の切替が行われる。
冷却状態表示領域77bが操作されると、対応する負荷試験装置1の冷却ファンリレーRC(冷却ファンスイッチ47b)のオンオフ状態の切替が行われる。
第1表示領域77c1が操作されると、対応する負荷試験装置1の第1リレーR1(第1抵抗切替スイッチ47c1)のオンオフ状態の切替が行われる。
第2表示領域77c2〜第8表示領域77c8も、同様で、操作されると、対応する負荷試験装置の第2リレーR2〜第8リレーR8(第2抵抗切替スイッチ47c2〜第8抵抗切替スイッチ47c8)のオンオフ状態の切替が行われる。
図11は、負荷試験装置1(第1負荷試験装置)における、電源スイッチ47aと冷却ファンスイッチ47bと第1抵抗切替スイッチ47c1と第2抵抗切替スイッチ47c2がオン状態にされ、第3抵抗切替スイッチ47c3〜第8抵抗切替スイッチ47c8がオフ状態にされているオンオフ状態表示パターンD1の例を示す。
負荷試験状態表示領域77dは、対応する負荷試験装置1で行われている負荷試験の状態(第1抵抗器群G1〜第8抵抗器群G8に流れる電流、第1抵抗器群G1〜第8抵抗器群G8に印加された電圧、電力値、負荷量、試験時間などの数値や、正常に動作しているか否かなどの運転状態)を表示する。
第1切替ボタン領域77eが操作されると、通信端末69と通信している他の負荷試験装置1のオンオフ状態表示パターンD1の表示への切替が行われる。
第2切替ボタン領域77fが操作されると、通信端末69と通信した負荷試験装置1の負荷試験情報の一覧表示(履歴表示パターンD2)の表示への切替が行われる。
履歴表示パターンD2は、通信端末69と通信中の負荷試験装置1の負荷試験の状態を示す進行中表示領域77gと、通信端末69と通信した負荷試験装置1の過去の負荷試験の内容(負荷試験の日時など)を示す過去表示領域77hを有する。
図12は、通信端末69と通信中の2台の負荷試験装置1(第1負荷試験装置と第2負荷試験装置)の負荷試験の状態を示す2つの進行中表示領域77g(77g1、77g2)と、通信端末69と通信した3台の負荷試験装置1(第1負荷試験装置と第2負荷試験装置と第3負荷試験装置)の過去の負荷試験の内容を示す3つの過去表示領域77h(77h1、77h2、77h3)を含む履歴表示パターンD2の例を示す。
さらに、オンオフ状態表示パターンD1に、通信状態に基づいてオフ制御を行う使用モード切替ボタン領域77iを設ける形態であってもよい(図13参照)。
使用モード切替ボタン領域77iを使って、通信状態に基づくオフ制御を行うモードにされた状態で、通信部59と通信端末69との間の通信状態が切断された場合には、制御部58は、第1リレーR1〜第8リレーR8のうち、オン状態にされているもののいくつか(少なくとも1つ)をオフ状態して、負荷を少なくする。
例えば、抵抗値が小さい抵抗器群の1つに対応するリレーだけをオン状態にし、他の抵抗器群に対応するリレーをオフ状態にする形態が考えられる。
また、急激な負荷の変動による動作不良を避けるため、オン状態にされているリレーの総てを同時にオフ状態にするのではなく、段階的に、すなわち、第1時間t1(例えば、t1=10秒)の間隔を空けて、1つずつオフ状態にしていくのが望ましい。
これにより、オン状態にされているリレーに対応する抵抗器群にだけ、商用電源または試験対象電源から第1端子接続部41を介して電力供給が行われる。
ただし、抵抗器群に対応するリレーのうち少なくとも1つは、負荷を少なくする制御を開始してから第2時間t2(例えば、t2=5分)が経過するまではオフ状態にせずオン状態を維持させる。
また、通信端末69は、警告表示パターンD3を表示する(図14参照)。
警告表示パターンD3は、「通信部との通信が切断されたこと」、及び「負荷試験装置の負荷を段階的に下げ、第2時間t2の経過後に運転を停止させること」を示す文字を出力する。
なお、警告表示パターンD3に代えて、若しくは加えて、通信端末69が、「通信部との通信が切断されたこと」、及び「負荷試験装置の負荷を段階的に下げ、第2時間t2の経過後に運転を停止させること」を示す音声を出力する形態であってもよい。
また、負荷を少なくしてから第2時間t2経過後に、制御部58は、第1リレーR1〜第8リレーR8のうち、未だオン状態にされているものもオフ状態にして、抵抗部20への電力供給を停止させる。
その後に、制御部58は、冷却ファンリレーRCをオフ状態にして、負荷試験を終了する。
通信部59と通信端末69との間の通信が切断された後であって、負荷試験装置1における抵抗器群に対応するリレーの総てがオフ状態にされる前(第2時間t2が経過する前)に、当該通信が回復した場合には、段階的にオフ状態にする制御は停止され、通信端末69は、通信が回復したことに関する情報を含む通信回復表示パターンD4を表示する(図15参照)。
通信回復表示パターンD4は、「通信部との通信が回復したこと」、「負荷試験の継続が可能であること」、「(段階的なオフ制御によりスイッチのオンオフ状態が変化しているので)スイッチのオンオフ状態を確認すること」を示す文字を出力する。
なお、通信回復表示パターンD4に代えて、若しくは加えて、通信端末69が、「通信部との通信が回復したこと」、「負荷試験の継続が可能であること」、「(段階的なオフ制御によりスイッチのオンオフ状態が変化しているので)スイッチのオンオフ状態を確認すること」を示す音声を出力する形態であってもよい。
なお、警告表示パターンD3、及び通信回復表示パターンD4の割り込み表示は、所定の操作(例えば、警告表示パターンD3が割り込み表示された領域をタッチするなど)の後に終了する、若しくは、割り込み表示が開始されてから第3時間t3(例えば、t3=30秒)経過後に終了する。
また、通信端末69は、負荷試験装置1における各リレーのオンオフ状態に関する情報を受信し、オンオフ状態表示パターンD1を更新する。
通信部59と通信端末69との間の通信が切断された場合には、通信端末69による操作で、負荷試験装置1の負荷状態などを制御することが出来ないが、当該通信の切断に基づいて、負荷を下げ、負荷試験装置1の安全性を確保することが出来る。
また、負荷を下げてから第2時間t2が経過するまでは、低負荷で負荷試験が続けてられており、作業者による操作部47の操作、若しくは通信状態回復後の作業者による通信端末69の操作によって、負荷を上げて、高負荷の負荷試験を再開させることも出来る。
通信切断に基づく段階的なオフ制御の手順の例を図16のフローチャートを用いて説明する。
制御部58は、ステップS11で、通信部59と通信端末69との間の通信状態が第4時間t4以上(例えば、t4=10秒)継続して、切断されたか否かを判断する。
切断されている場合には、ステップS12に進められ、切断されていない場合には、第5時間t5(例えば、t5=5秒)後に、再びステップS11の判断を行う。
制御部58は、ステップS12で、段階的なオフ制御を行う。
具体的には、制御部58は、抵抗器群に対応するリレーであって、オン状態にされているものの1つをオフ状態にする。
ただし、抵抗器群に対応するリレーであって、オン状態にされているものが所定の数(例えば、1つ)になった場合には、当該リレーをオフ状態にはせずに、ステップS13に進められる。
また、通信端末69は、通信部59と通信端末との間の通信状態が第4時間t4以上継続して、切断された場合に、警告表示パターンD3を表示する。
ステップS12から第1時間t1経過後、制御部58は、ステップS13で、最初にステップS12の段階的なオフ制御を行ってから第2時間t2が経過したか否かを判断する。
経過した場合は、ステップS16に進められ、経過していない場合は、ステップS14に進められる。
制御部58は、ステップS14で、通信部59と通信端末69との間の通信状態が回復したか否か、すなわち、通信部59と通信端末69との間の通信が可能な状態になったか否かを判断する。
通信状態が回復した場合には、ステップS15に進められ、回復していない場合には、ステップS12に進められる。
制御部58は、ステップS15で、段階的なオフ制御を解除し、通信端末69は、通信回復表示パターンD4を表示する。
制御部58は、ステップS16で、所定の数だけ残されたオン状態のリレーをオフ状態にして、当該手順を終了する。
使用モード切替ボタン領域77iを使って、通信状態に基づくオフ制御を行わないモードにされた状態で、通信部59と通信端末69との間の通信状態が切断された場合には、制御部58による上述のようなオフ制御(段階的に負荷を減らして最終的に負荷試験装置1を停止させるオフ制御)、及び通信端末69による警告出力は行われず、負荷試験は続けられる。
1 負荷試験装置
10 筐体
10a 第1側面
10b 第2側面
10c 上面
10d 下面
10e 前面
10f 後面
11 第1領域
12 第2領域
13 カバー
13a 第1側面カバー
13b 第2側面カバー
13c 上面カバー
13d 下面カバー
20 抵抗部
30 冷却部
40 接続切替部
41 第1端子接続部
42 第2端子接続部
45 リレー部
47 操作部
47a 電源スイッチ
47b 冷却ファンスイッチ
47c 抵抗切替スイッチ
47c1〜47c8 第1抵抗切替スイッチ〜第8抵抗切替スイッチ
47d 表示部
471 筐体
473 凹部
48 コネクタ
49a 第1取り付け穴
49b 第2取り付け穴
50 設置部材
51 ラック取り付け金具
53 取っ手
54 キャスター
58 制御部
59 通信部
69 通信端末
77a 電源状態表示領域
77b 冷却状態表示領域
77c1〜77c8 第1表示領域〜第8表示領域
77d 負荷試験状態表示領域77d
77e 第1切替ボタン領域
77f 第2切替ボタン領域
77g 進行中表示領域
77h 過去表示領域
77i 使用モード切替ボタン領域
90 サーバーラック
D1 オンオフ状態表示パターン
D2 履歴表示パターン
D3 警告表示パターン
D4 通信回復表示パターン
G1〜G8 第1抵抗器群〜第8抵抗器群
R1〜R8 第1リレー〜第8リレー
RC 冷却ファンリレー
Re 抵抗器
t1 第1時間(段階的に負荷を少なくする時間間隔)
t2 第2時間(抵抗器群に対応するリレーの総てをオフ状態にするまでの時間)
t3 第3時間(割り込み表示が終了するまでの時間)
t4 第4時間(通信状態が継続して切断する時間)
t5 第5時間(ステップS11の判断を行う時間間隔)

Claims (14)

  1. コンピューターサーバーを冷却する空調設備の負荷試験、発電機の負荷試験、バッテリーの負荷試験のいずれかを行うために使用される負荷試験装置と、
    記負荷試験装置と無線通信を行う通信端末とを備えた負荷システムであって、
    記負荷試験装置は、前記通信端末と無線通信を行う通信部を有するものであり、
    記通信部は、無線通信を介して、前記通信端末に、前記負荷試験装置のオンオフ状態に関する情報を送信し、前記通信端末から、無線通信を介して、前記負荷試験装置を動作させる指示に関する信号を受信するものであり、
    前記負荷試験装置は、抵抗器を含む抵抗器群が複数設けられた抵抗部を有し、
    前記通信端末には、オンオフ状態表示パターンを表示するソフトウエアがインストールされており、
    前記オンオフ状態表示パターンは、前記負荷試験装置におけるリレーのうち、少なくとも前記抵抗部における前記複数の抵抗器群に対応するもののオンオフ状態を示すリレーオンオフ状態表示領域と、前記負荷試験装置の負荷試験の状態を示す負荷試験状態表示領域を有し、
    前記リレーオンオフ状態表示領域の操作に対応して、前記負荷試験装置における前記リレーのうち、少なくとも前記抵抗部における前記複数の抵抗器群に対応するもののオンオフ状態の切替が行われることを特徴とする負荷システム。
  2. 抵抗器を含む抵抗器群が複数設けられた抵抗部と、
    通信端末と無線通信を行う通信部とを備えた負荷試験装置であって、
    前記通信部は、前記通信端末に、前記第1負荷試験装置のオンオフ状態に関する情報を送信し、前記通信端末から、前記負荷試験装置を動作させる指示に関する信号を受信するものであり、
    前記通信部と前記通信端末との通信が切断された時に、前記負荷試験装置におけるリレーのうち、前記抵抗部における前記複数の抵抗器群に対応するものであって、オン状態のものの少なくとも1つがオフ状態にされることを特徴とする負荷試験装置。
  3. 荷試験装置と、
    記負荷試験装置と無線通信を行う通信端末とを備えた負荷システムであって、
    記負荷試験装置は、前記通信端末と無線通信を行う通信部を有するものであり、
    記通信部は、前記通信端末に、前記負荷試験装置のオンオフ状態に関する情報を送信し、前記通信端末から、前記負荷試験装置を動作させる指示に関する信号を受信するものであり、
    記負荷試験装置は、抵抗器を含む抵抗器群が複数設けられた抵抗部を有し、
    記通信部と前記通信端末との通信が切断された時に、前記負荷試験装置におけるリレーのうち、前記抵抗部における前記複数の抵抗器群に対応するものであって、オン状態のものの少なくとも1つがオフ状態にされることを特徴とする負荷システム。
  4. 荷試験装置と、
    記負荷試験装置と無線通信を行う通信端末とを備えた負荷システムであって、
    記負荷試験装置は、前記通信端末と無線通信を行う通信部を有するものであり、
    記通信部は、前記通信端末に、前記負荷試験装置のオンオフ状態に関する情報を送信し、前記通信端末から、前記負荷試験装置を動作させる指示に関する信号を受信するものであり、
    記負荷試験装置は、抵抗器を含む抵抗器群が複数設けられた抵抗部を有し、
    記通信部と前記通信端末との通信が切断された時に、前記負荷試験装置におけるリレーのうち、前記抵抗部における前記複数の抵抗器群に対応するものであって、オン状態のもののいくつかが段階的にオフ状態にされることを特徴とする負荷システム。
  5. 前記通信が切断された後であって、前記負荷試験装置における前記複数の抵抗器群に対応する前記リレーの総てがオフ状態にされる前に、前記通信が回復した場合には、前記段階的にオフ状態にする制御は停止され、前記通信端末は、前記通信が回復したことに関する情報を表示することを特徴とする請求項4に記載の負荷システム。
  6. 第1負荷試験装置と、
    前記第1負荷試験装置とは別の第2負荷試験装置と、
    前記第1負荷試験装置、及び前記第2負荷試験装置と無線通信を行う通信端末とを備えた負荷システムであって、
    前記第1負荷試験装置、及び前記第2負荷試験装置は、コンピューターサーバーを冷却する空調設備の負荷試験、発電機の負荷試験、バッテリーの負荷試験のいずれかを行うために使用されるものであり、
    前記第1負荷試験装置は、前記通信端末と無線通信を行う第1通信部を有するものであり、
    前記第2負荷試験装置は、前記通信端末と無線通信を行う第2通信部を有するものであり、
    前記第1通信部は、無線通信を介して、前記通信端末に、前記第1負荷試験装置のオンオフ状態に関する情報を送信し、前記通信端末から、無線通信を介して、前記第1負荷試験装置を動作させる指示に関する信号を受信し、
    前記第2通信部は、無線通信を介して、前記通信端末に、前記第2負荷試験装置のオンオフ状態に関する情報を送信し、前記通信端末から、無線通信を介して、前記第2負荷試験装置を動作させる指示に関する信号を受信することを特徴とする負荷システム。
  7. 前記第1負荷試験装置は、抵抗器を含む抵抗器群が複数設けられた第1抵抗部を有し、
    前記第2負荷試験装置は、抵抗器を含む抵抗器群が複数設けられた第2抵抗部を有し、
    前記通信端末には、第1オンオフ状態表示パターンと第2オンオフ状態表示パターンを表示するソフトウエアがインストールされており、
    前記第1オンオフ状態表示パターンは、前記第1負荷試験装置におけるリレーのうち、少なくとも前記第1抵抗部における前記複数の抵抗器群に対応するもののオンオフ状態を示す第1リレーオンオフ状態表示領域と、前記第1負荷試験装置の負荷試験の状態を示す第1負荷試験状態表示領域を有し、
    前記第2オンオフ状態表示パターンは、前記第2負荷試験装置におけるリレーのうち、少なくとも前記第2抵抗部における前記複数の抵抗器群に対応するもののオンオフ状態を示す第2リレーオンオフ状態表示領域と、前記第2負荷試験装置の負荷試験の状態を示す第2負荷試験状態表示領域を有し、
    前記第1リレーオンオフ状態表示領域の操作に対応して、前記第1負荷試験装置における前記リレーのうち、少なくとも前記第1抵抗部における前記複数の抵抗器群に対応するもののオンオフ状態の切替が行われ、
    前記第2リレーオンオフ状態表示領域の操作に対応して、前記第2負荷試験装置における前記リレーのうち、少なくとも前記第2抵抗部における前記複数の抵抗器群に対応するもののオンオフ状態の切替が行われ、
    前記第1負荷試験装置の負荷試験の状態は、前記第1負荷試験装置の負荷試験における電流に関する情報と、電圧に関する情報と、電力に関する情報と、負荷量に関する情報と、試験時間に関する情報と、正常に動作しているか否かに関する情報の少なくとも1つを含み、
    前記第2負荷試験装置の負荷試験の状態は、前記第2負荷試験装置の負荷試験における電流に関する情報と、電圧に関する情報と、電力に関する情報と、負荷量に関する情報と、試験時間に関する情報と、正常に動作しているか否かに関する情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項6に記載の負荷システム。
  8. 第1負荷試験装置と、
    前記第1負荷試験装置とは別の第2負荷試験装置と、
    前記第1負荷試験装置、及び前記第2負荷試験装置と無線通信を行う通信端末とを備えた負荷システムであって、
    前記第1負荷試験装置は、前記通信端末と無線通信を行う第1通信部を有するものであり、
    前記第2負荷試験装置は、前記通信端末と無線通信を行う第2通信部を有するものであり、
    前記第1通信部は、前記通信端末に、前記第1負荷試験装置のオンオフ状態に関する情報を送信し、前記通信端末から、前記第1負荷試験装置を動作させる指示に関する信号を受信し、
    前記第2通信部は、前記通信端末に、前記第2負荷試験装置のオンオフ状態に関する情報を送信し、前記通信端末から、前記第2負荷試験装置を動作させる指示に関する信号を受信するものであり、
    前記第1負荷試験装置は、抵抗器を含む抵抗器群が複数設けられた第1抵抗部を有し、
    前記第2負荷試験装置は、抵抗器を含む抵抗器群が複数設けられた第2抵抗部を有し、
    前記第1通信部と前記通信端末との通信が切断された時に、前記第1負荷試験装置におけるリレーのうち、前記第1抵抗部における前記複数の抵抗器群に対応するものであって、オン状態のものの少なくとも1つがオフ状態にされ、
    前記第2通信部と前記通信端末との通信が切断された時に、前記第2負荷試験装置におけるリレーのうち、前記第2抵抗部における前記複数の抵抗器群に対応するものであって、オン状態のものの少なくとも1つがオフ状態にされることを特徴とする負荷システム。
  9. 第1負荷試験装置と、
    前記第1負荷試験装置とは別の第2負荷試験装置と、
    前記第1負荷試験装置、及び前記第2負荷試験装置と無線通信を行う通信端末とを備えた負荷システムであって、
    前記第1負荷試験装置は、前記通信端末と無線通信を行う第1通信部を有するものであり、
    前記第2負荷試験装置は、前記通信端末と無線通信を行う第2通信部を有するものであり、
    前記第1通信部は、前記通信端末に、前記第1負荷試験装置のオンオフ状態に関する情報を送信し、前記通信端末から、前記第1負荷試験装置を動作させる指示に関する信号を受信し、
    前記第2通信部は、前記通信端末に、前記第2負荷試験装置のオンオフ状態に関する情報を送信し、前記通信端末から、前記第2負荷試験装置を動作させる指示に関する信号を受信するものであり、
    前記通信端末には、第1オンオフ状態表示パターンと第2オンオフ状態表示パターンを表示するソフトウエアがインストールされており、
    前記第1オンオフ状態表示パターンは、前記第1負荷試験装置におけるリレーのオンオフ状態を示す第1リレーオンオフ状態表示領域と、前記第1負荷試験装置の負荷試験の状態を示す第1負荷試験状態表示領域を有し、
    前記第2オンオフ状態表示パターンは、前記第2負荷試験装置におけるリレーのオンオフ状態を示す第2リレーオンオフ状態表示領域と、前記第2負荷試験装置の負荷試験の状態を示す第2負荷試験状態表示領域を有し、
    前記第1リレーオンオフ状態表示領域の操作に対応して、前記第1負荷試験装置における前記リレーのオンオフ状態の切替が行われ、
    前記第2リレーオンオフ状態表示領域の操作に対応して、前記第2負荷試験装置における前記リレーのオンオフ状態の切替が行われ、
    前記第1負荷試験装置の負荷試験の状態は、前記第1負荷試験装置の負荷試験における電流に関する情報と、電圧に関する情報と、電力に関する情報と、負荷量に関する情報と、試験時間に関する情報と、正常に動作しているか否かに関する情報の少なくとも1つを含み、
    前記第2負荷試験装置の負荷試験の状態は、前記第2負荷試験装置の負荷試験における電流に関する情報と、電圧に関する情報と、電力に関する情報と、負荷量に関する情報と、試験時間に関する情報と、正常に動作しているか否かに関する情報の少なくとも1つを含み、
    前記ソフトウエアは、さらに履歴表示パターンを表示するものであり、
    前記履歴表示パターンは、前記第1負荷試験装置の負荷試験の状態と前記第2負荷試験装置の負荷試験の状態を示す進行中表示領域と、前記第1負荷試験装置と前記第2負荷試験装置における過去の負荷試験の内容を示す過去表示領域を有し、
    前記過去表示領域における前記過去の負荷試験の内容は、前記過去の負荷試験における日時に関する情報を含むものであり、
    前記進行中表示領域における、前記第1負荷試験装置の負荷試験の状態を示す領域が操作された場合には、前記第1オンオフ状態表示パターンの表示に切り替えられ、
    前記進行中表示領域における、前記第2負荷試験装置の負荷試験の状態を示す領域が操作された場合には、前記第2オンオフ状態表示パターンの表示に切り替えられることを特徴とする負荷システム。
  10. 通信端末と無線通信を行う通信部を備え、コンピューターサーバーを冷却する空調設備の負荷試験、発電機の負荷試験、バッテリーの負荷試験のいずれかを行うために使用される負荷試験装置であって、
    記通信部は、無線通信を介して、前記通信端末に、前記負荷試験装置におけるオンオフ状態に関する情報を送信し、前記通信端末から、無線通信を介して、前記負荷試験装置を動作させる指示に関する信号を受信するものであり、
    前記負荷試験装置は、抵抗器を含む抵抗器群が複数設けられた抵抗部を有し、
    前記通信端末には、オンオフ状態表示パターンを表示するソフトウエアがインストールされており、
    前記オンオフ状態表示パターンは、前記負荷試験装置におけるリレーのうち、少なくとも前記抵抗部における前記複数の抵抗器群に対応するもののオンオフ状態を示すリレーオンオフ状態表示領域と、前記負荷試験装置の負荷試験の状態を示す負荷試験状態表示領域を有し、
    前記リレーオンオフ状態表示領域の操作に対応して、前記負荷試験装置における前記リレーのうち、少なくとも前記抵抗部における前記複数の抵抗器群に対応するもののオンオフ状態の切替が行われることを特徴とする負荷試験装置。
  11. コンピューターサーバーを冷却する空調設備の負荷試験、発電機の負荷試験、バッテリーの負荷試験のいずれかを行うために使用される負荷試験装置と無線通信を行う通信端末であって、
    記負荷試験装置は、前記通信端末と無線通信を行う通信部を有するものであり、
    前記通信端末は、無線通信を介して、前記第1通信部から、前記負荷試験装置のオンオフ状態に関する情報を受信し、前記通信部に、無線通信を介して、前記負荷試験装置を動作させる指示に関する信号を送信するものであり、
    前記負荷試験装置は、抵抗器を含む抵抗器群が複数設けられた抵抗部を有し、
    前記通信端末には、オンオフ状態表示パターンを表示するソフトウエアがインストールされており、
    前記オンオフ状態表示パターンは、前記負荷試験装置におけるリレーのうち、少なくとも前記抵抗部における前記複数の抵抗器群に対応するもののオンオフ状態を示すリレーオンオフ状態表示領域と、前記負荷試験装置の負荷試験の状態を示す負荷試験状態表示領域を有し、
    前記リレーオンオフ状態表示領域の操作に対応して、前記負荷試験装置における前記リレーのうち、少なくとも前記抵抗部における前記複数の抵抗器群に対応するもののオンオフ状態の切替が行われることを特徴とする通信端末。
  12. 抵抗器を含む抵抗器群が複数設けられた抵抗部と、
    通信端末と無線通信を行う通信部とを備えた負荷試験装置であって、
    前記通信部は、前記通信端末に、前記負荷試験装置のオンオフ状態に関する状態を送信し、前記通信端末から、前記負荷試験装置を動作させる指示に関する信号を受信するものであり、
    前記通信部と前記通信端末との通信が切断された時に、前記負荷試験装置におけるリレーのうち、前記抵抗部における前記複数の抵抗器群に対応するものであって、オン状態のもののいくつかが段階的にオフ状態にされることを特徴とする負荷試験装置。
  13. 前記通信が切断された後であって、前記負荷試験装置における前記複数の抵抗器群に対応する前記リレーの総てがオフ状態にされる前に、前記通信が回復した場合には、前記段階的にオフ状態にする制御は停止されることを特徴とする請求項12に記載の負荷試験装置。
  14. 第1負荷試験装置及び前記第1負荷試験装置とは別の第2負荷試験装置と無線通信を行う通信端末であって、
    前記第1負荷試験装置、及び前記第2負荷試験装置は、コンピューターサーバーを冷却する空調設備の負荷試験、発電機の負荷試験、バッテリーの負荷試験のいずれかを行うために使用されるものであり、
    前記第1負荷試験装置は、前記通信端末と無線通信を行う第1通信部を有するものであり、
    前記第2負荷試験装置は、前記通信端末と無線通信を行う第2通信部を有するものであり、
    前記通信端末は、無線通信を介して、前記第1通信部から、前記第1負荷試験装置のオンオフ状態に関する情報を受信し、前記第1通信部に、無線通信を介して、前記第1負荷試験装置を動作させる指示に関する信号を送信し、前記第2通信部から、前記第2負荷試験装置のオンオフ状態に関する情報を受信し、前記第2通信部に、無線通信を介して、前記第2負荷試験装置を動作させる指示に関する信号を送信することを特徴とする通信端末。
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