JP2020173179A - 負荷試験装置、リレー異常検知システム - Google Patents

負荷試験装置、リレー異常検知システム Download PDF

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豊嗣 近藤
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Abstract

【課題】抵抗部への電力供給線の配線を複雑にせずに、リレーの異常を検知出来る負荷試験装置を提供する。【解決手段】負荷試験装置は、リレーと複数の抵抗器を含む抵抗器群を有し、負荷試験を行うために試験対象電源と接続される抵抗部と、抵抗器群に、試験対象電源からの電力を供給するか否かを選択するために使用される選択スイッチと、リレー状態検知部と、制御部とを備える。選択スイッチのオンオフ状態に対応して、リレーが動作することにより、試験対象電源からリレーを含む抵抗器群への電力供給が制御される。リレー状態検知部は、ケースの内部の動作音と、ケースの温度と、ケースの内部のX線撮影画像と、ケースの周囲の電磁ノイズと、リレーの可動接点を駆動する駆動部材の逆起電力に関する情報の少なくとも1つを取得する。リレー状態検知部は、リレー状態検知部で取得した情報に基づいて、リレーが正常に動作しているか否かの判断を行う。【選択図】図2

Description

本発明は、負荷試験装置などに関する。
従来、特許文献1のように、リレーの異常を検知することが可能な負荷試験装置が提案されている。
再表2016/067493号公報
しかし、リレーの異常を検知するための部材として、電流検知装置などが、試験対象電源と抵抗部の間の電力供給線上に設けられる必要があり、抵抗部への電力供給線の配線が複雑となる。
したがって本発明の目的は、抵抗部への電力供給線の配線を複雑にせずに、リレーの異常を検知出来る負荷試験装置などを提供することである。
本発明に係る負荷試験装置は、リレーと複数の抵抗器を含む抵抗器群を有し、負荷試験を行うために試験対象電源と接続される抵抗部と、抵抗器群に、試験対象電源からの電力を供給するか否かを選択するために使用される選択スイッチと、リレー状態検知部と、制御部とを備える。選択スイッチのオンオフ状態に対応して、リレーが動作することにより、試験対象電源からリレーを含む抵抗器群への電力供給が制御される。リレー状態検知部は、ケースの内部の動作音と、ケースの温度と、ケースの内部のX線撮影画像と、ケースの周囲の電磁ノイズと、リレーの可動接点を駆動する駆動部材の逆起電力に関する情報の少なくとも1つを取得する。制御部とリレー状態検知部の少なくとも一方は、リレー状態検知部で取得した情報に基づいて、リレーが正常に動作しているか否かの判断を行う。
リレーの異常を検知するための部材を、試験対象電源と抵抗部の間の電力供給線上に設ける必要がない。
このため、抵抗部への電力供給線の配線を複雑にせず、簡単に負荷試験装置のリレーの異常を検知出来る。
好ましくは、リレー状態検知部は、無線通信を行う通信部を有する。制御部は、通信部と通信を行う携帯端末の制御装置であるモバイル制御装置を含む。リレーが正常に動作していないと判断した場合に、モバイル制御装置は、リレーが正常に動作していないことを示す警告出力を行う。
リレーにリレー状態検知部を取り付けること以外には、負荷試験装置の内部構造を変えることなく、リレーの異常検知を行うことが可能になる。
さらに好ましくは、リレー状態検知部は、電池を内蔵する。
リレー状態検知部へ制御信号を送るためのケーブルも、リレー状態検知部へ電力供給を行うためのケーブルも不要になる。
このため、抵抗器とリレーの間の複雑な配線が施された領域に簡単にリレー状態検知部を設けることが可能になる。
また、好ましくは、制御部は、抵抗部を保持する筐体の内部に固定された制御装置である固定制御装置を含む。リレーが正常に動作していないと判断した場合に、固定制御装置は、試験対象電源から抵抗部への電力供給を停止するオフ制御を行う。
また、好ましくは、リレー状態検知部は、無線通信を行う通信部を有する。制御部は、抵抗部を保持する筐体の内部に固定された制御装置である固定制御装置と、通信部と通信を行う携帯端末の制御装置であるモバイル制御装置を含む。リレーが正常に動作していないと判断した場合に、モバイル制御装置は、リレーが正常に動作していないことを示す警告出力を行う。リレーが正常に動作していないと判断した場合に、固定制御装置は、試験対象電源から抵抗部への電力供給を停止するオフ制御を行う。
また、好ましくは、リレー状態検知部は、リレー状態検知部で取得した情報に基づいて、リレーが正常に動作しているか否かの判断を行う。
リレーの異常判断を、複数のリレー状態検知部のそれぞれで行えば、異常を検知した時だけ、リレー状態検知部から制御部へのリレー異常情報を受けることになり、制御部の負荷の増大を抑制出来る。
また、好ましくは、リレー状態検知部は、リレーを挟み込む。リレー状態検知部は、リレーに取り外し可能な状態で、リレーに取り付けられる。
また、好ましくは、負荷試験装置は、抵抗部に電力を供給するケーブルと、抵抗部に冷却風を送る冷却ファンに電力を供給するケーブルの少なくとも一方の漏電を検知する漏電・短絡検知部を更に備える。制御部は、抵抗部を保持する筐体の内部に固定された制御装置である固定制御装置を含む。漏電・短絡検知部が漏電を検知した場合に、固定制御装置は、試験対象電源から抵抗部への電力供給を停止するオフ制御を行う。
また、好ましくは、負荷試験装置は、抵抗部に冷却風を送る冷却ファンの回転方向を検知する回転検知部を更に備える。制御部は、抵抗部を保持する筐体の内部に固定された制御装置である固定制御装置を含む。回転検知部が冷却ファンの逆回転を検知した場合に、固定制御装置は、試験対象電源から抵抗部への電力供給を停止するオフ制御を行う。
また、好ましくは、負荷試験装置は、非常停止スイッチを含む操作部を更に備える。制御部は、抵抗部を保持する筐体の内部に固定された制御装置である固定制御装置を含む。非常停止スイッチが操作された場合に、固定制御装置は、試験対象電源から抵抗部への電力供給を停止するオフ制御を行う。
本発明に係る、リレーと複数の抵抗器を含む抵抗器群を有し、負荷試験を行うために試験対象電源と接続される抵抗部と、抵抗器群に、試験対象電源からの電力を供給するか否かを選択するために使用される選択スイッチとを有する負荷試験装置のリレー異常検知システムは、リレー状態検知部と、制御部とを備える。選択スイッチのオンオフ状態に対応して、リレーが動作することにより、試験対象電源からリレーを含む抵抗器群への電力供給が制御される。リレー状態検知部は、無線通信を行う通信部を有する。制御部は、通信部と通信を行う携帯端末の制御装置であるモバイル制御装置を含む。リレー状態検知部は、ケースの内部の動作音と、ケースの温度と、ケースの内部のX線撮影画像と、ケースの周囲の電磁ノイズと、リレーの可動接点を駆動する駆動部材の逆起電力に関する情報の少なくとも1つを取得する。モバイル制御装置とリレー状態検知部の少なくとも一方は、リレー状態検知部で取得した情報に基づいて、リレーが正常に動作しているか否かの判断を行う。
以上のように本発明によれば、抵抗部への電力供給線の配線を複雑にせずに、リレーの異常を検知出来る負荷試験装置などを提供することができる。
本実施形態における負荷試験装置の構成を示す斜視図である。 負荷試験装置の構成を示す模式図である。 抵抗部の回路構成を示す模式図である。 リレーとリレー状態検知部とが分離した状態を示す斜視図である。 リレー状態検知部が取り付けられたリレーを示す斜視図である。 リレー状態検知部が取り付けられたリレーの断面構成図である。 操作部の構成を示す模式図である。 表示装置を操作部に設けた形態における操作部の構成を示す模式図である。 本実施形態におけるリレー異常検知を使った低圧の負荷試験装置の側面図である。 本実施形態におけるリレー異常検知を使った高圧の負荷試験装置の側面図である。 抵抗部の回路構成を示す模式図で、リレー状態検知部が逆起電力に関する情報を取得する形態のものである。 回転センサーと第1漏電・短絡検知部と第2漏電・短絡検知部を含む負荷試験装置の構成を示す模式図である。 非常停止スイッチと漏電・短絡警告部と逆回転警告部を含む操作部の構成を示す模式図である。
以下、本実施形態について、図を用いて説明する。
なお、実施形態は、以下の実施形態に限られるものではない。また、一つの実施形態に記載した内容は、原則として他の実施形態にも同様に適用される。また、各実施形態及び各変形例は、適宜組み合わせることが出来る。
第1実施形態における負荷試験装置1は、冷却ファン10、抵抗部20、筐体30、メインスイッチ50、操作部60、制御部80を備え、発電機などの電源装置(試験対象電源)の負荷試験を行うために用いられる(図1〜図9参照)。
(冷却ファン10)
冷却ファン10は、抵抗部20に冷却風を送る装置で、冷却ファン10の上部に抵抗部20が配置される。
(抵抗部20)
抵抗部20は、水平方向に延びる棒状の抵抗器が所定の間隔を空けて複数本並べられ、直列又は並列に接続された抵抗器群が、1以上設けられたもので、負荷試験の際には、当該抵抗器群の一部又は全部に、試験対象電源からの電力が供給される。
抵抗器は、電熱線で構成されたものに限らず、バッテリーなど内部に電力を蓄積出来るものであってもよい。
本実施形態では、三相交流電源の負荷試験用として、定格容量5kWの抵抗器群が2つ(第1抵抗器群G1、第2抵抗器群G2)と、10kWの抵抗器群が2つ(第3抵抗器群G3、第4抵抗器群G4)の計4つの抵抗器群が設けられた例を示す。
それぞれの抵抗器群には、試験対象電源のR相端子と接続するU相用に直列に接続された2つの抵抗器(第1抵抗器R、第2抵抗器R)、試験対象電源のS相端子と接続するV相用に直列に接続された2つの抵抗器(第3抵抗器R、第4抵抗器R)、試験対象電源のT相端子と接続するW相用に直列に接続された2つの抵抗器(第5抵抗器R、第6抵抗器R)と、第1抵抗器Rと第2抵抗器Rの間や、第3抵抗器Rと第4抵抗器Rの間や、第5抵抗器Rと第6抵抗器Rの間にリレーRSが設けられる。
リレーRSは、後述する第1スイッチS1〜第4スイッチS4のオンオフ操作に対応してオンオフ制御され、オン状態の時に対応する抵抗器に電流が流れる状態にする。
リレーRSは、図3のように、U相用のリレーとV相用のリレーとW相用のリレーが連動してオンオフ動作する三連スイッチでもよいし、それぞれが単独でオンオフ動作する単連スイッチであってもよい。
リレーRSの詳細は、後述する。
それぞれの抵抗器群における第2抵抗器Rの一方の端子は、試験対象電源と抵抗部20とを電気的に接続するケーブル(試験対象電源ケーブル)c1のうち、試験対象電源のR相端子と接続するU相端子Uから延びるU相用線UBと接続され、第4抵抗器Rの一方の端子は、試験対象電源ケーブルc1のうち、試験対象電源のS相端子と接続するV相端子Vから延びるV相用線VBと接続され、第6抵抗器Rの一方の端子は、試験対象電源ケーブルc1のうち、試験対象電源のT相端子と接続するW相端子Wから延びるW相用線WBと接続される。
それぞれの抵抗器群における第1抵抗器Rの一方の端子と、第3抵抗器Rの一方の端子と、第5抵抗器Rの一方の端子が短絡される。
ただし、抵抗器群の数やそれぞれの定格電圧や定格容量、抵抗器やリレーの配線は上述の構成に限るものではない。
(筐体30)
筐体30は、冷却ファン10、抵抗部20、メインスイッチ50、操作部60、制御部80の固定制御装置81など負荷試験装置1を構成する部材であってモバイル制御装置82を含む携帯端末を除くものを保持するケースである。筐体30における、冷却ファン10の下方の側面(上流)には、吸気口31が設けられ、抵抗部20の上方(下流)には、排気口33が設けられる。
吸気口31には、使用時に開き不使用時に閉じる吸気蓋32が設けられ、排気口33には、使用時に開き不使用時に閉じる排気蓋34が設けられる。
吸気蓋32は、操作部60のオンオフ動作に連動して動作する第1アクチュエータ32aを介して、開閉する。なお、第1アクチュエータ32aを使った自動的な開閉に限らず、手動で吸気蓋32を開閉させる形態であってもよい。
排気蓋34は、操作部60のオンオフ動作に連動して動作する第2アクチュエータ34aを介して、開閉する。なお、第2アクチュエータ34aを使った自動的な開閉に限らず、手動で排気蓋34を開閉させる形態であってもよい。
本実施形態では、吸気蓋32や排気蓋34は、いずれも蝶番を介した開き戸で構成される形態を説明するが、引き戸など他の扉構造で構成される形態であってもよい。
(リレーRS)
リレーRSは、固定接点41、可動接点43、駆動部材45、リード線46、ケース47を有する(図4〜図7参照)。
U相用のリレーRSの固定接点41の一方からケース47の外部に突出する端子(第1端子41a)は、第2抵抗器Rと接続され、他方からケース47の外部に突出する端子(第2端子41b)は、第1抵抗器Rと接続される。
V相用のリレーRSの固定接点41の一方からケース47の外部に突出する端子(第1端子41a)は、第4抵抗器Rと接続され、他方からケース47の外部に突出する端子(第2端子41b)は、第3抵抗器Rと接続される。
W相用のリレーRSの固定接点41の一方からケース47の外部に突出する端子(第1端子41a)は、第6抵抗器Rと接続され、他方からケース47の外部に突出する端子(第2端子41b)は、第5抵抗器Rと接続される。
第1端子41aと第2端子41bの間には、短絡しないように、絶縁壁48が設けられるのが望ましい。
可動接点43は、コイルを含む駆動部材45によって駆動され、固定接点41と接触する接触するオン状態と、固定接点41と接触しないオフ状態との切り替えが行われる。
駆動部材45は、リード線(制御信号線)46を介して制御部80の固定制御装置81と接続され、固定制御装置81によって動作制御(オン状態とオフ状態の切り替え制御)される。ただし、駆動部材45は、リード線46を介して、操作部60と接続される形態であってもよい。
ケース47は、固定接点41、可動接点43、駆動部材45を内蔵し、内部には不活性ガスが充填される。
(リレー状態検知部49)
ケース47の外壁には、リレー状態検知部49が取り付けられる。
リレー状態検知部49は、センサー部49aと通信部49bを有する。
異常検知後に、別の新しいリレーRSのケース47に取り付けるため、リレー状態検知部49は、取り外し可能な状態でケース47の外壁に取り付けられるのが望ましい。
本実施形態では、リレー状態検知部49は、ケース47の側面を挟み込む形状を有し、当該挟み込む形状の付勢力でリレー状態検知部49がケース47に取り付けられる例を示す。
センサー部49aは、周囲の音のうち、所定の音を検出する音センサーを有する。
具体的には、センサー部49aは、固定接点41と可動接点43の少なくとも一方が炭化して、リレーRSが正常に動作しないときの、リレーRSのケース47の内部の動作音、すなわち、固定接点41と可動接点43とが接触する際に生じる衝撃音を検出する。
図4は、センサー部49aが、ケース47の側面を挟み込む部材の一方に設けられる例を示すが、ケース47の側面を挟み込む部材の両方に設けられる形態であってもよい。
当該異常動作音の検出は、例えば、センサー部49aが、リレーRSの動作音について、正常時のもの、異常時のものを予め記録しておき、センサー部49aが、音色(波形)、音の大きさ(音圧)、音の高さ(周波数)などで、検知した動作音が異常時のものに近いか否かを判断することにより行われる。
当該異常動作音の検出は、常時行われる形態であってもよいし、選択スイッチ60bのオンオフ操作が行われたあとの所定時間(例えば2秒間)だけ、行われる形態であってもよい。
この場合は、リレー状態検知部49は、固定制御装置81と通信を行って、選択スイッチ60bのオンオフ操作が行われたことに関する情報を取得する。
通信部49bは、センサー部49aで得られた情報(異常時の動作音を検出したことと、リレー状態検知部49の識別情報を含むリレー異常情報)を、固定制御装置81に送信する。
リレー状態検知部49は、センサー部49aと通信部49bを内蔵したRFタグで構成されてもよいし、センサー部49aと通信部49bが独立した部材で構成されてもよい。
固定制御装置81と通信部49bとの間、及びモバイル制御装置82と通信部49bとの間で行われる無線通信の無線通信手段は、RFタグの通信方式に限るものではなく、例えば、当該無線通信手段をオン状態にしている間、外部に自身の識別情報を発信するもので、IEEE802.15.1(Bluetooth(登録商標))や、IEEE802.11(無線LAN)なども考えられる。
センサー部49aが検出する所定の音は、リレーRSが正常に動作しないときのものでなく、リレーRSが正常に動作するときのものであってもよい。
この場合は、リレー状態検知部49は、固定制御装置81と通信を行って、選択スイッチ60bのオンオフ操作が行われたことに関する情報を取得する。
センサー部49aが、選択スイッチ60bのオンオフ操作が行われたにも関わらず、その後の所定時間に所定の音を検出しない場合に、リレーRSが正常に動作していないと判断し、通信部49bは、センサー部49aで得られた情報(正常時の動作音を検出出来なかったことと、リレー状態検知部49の識別情報を含むリレー異常情報)を、固定制御装置81に送信する。
若しくは、センサー部49aは、所定の音(リレーRSが正常に動作するときのもの)を検出した場合に、リレーRSが正常に動作していると判断し、通信部49bは、センサー部49aで得られた情報(正常時の動作音を検出したことと、リレー状態検知部49の識別情報を含むリレー正常情報)を、固定制御装置81に送信する。
固定制御装置81は、選択スイッチ60bのオンオフ操作が行われたにもかかわらず、リレー正常情報を受信していない場合に、対応するリレーRSが正常に動作していないと判断する。
また、センサー部49aは、所定の音を検出してリレーRSの異常判断を行う形態に限定せず、リレーRSが動作したときの音を記録し、当該音に関する情報が、リレー状態検知部49の識別情報とともに、通信部49bを介して固定制御装置81に送信される形態であってもよい。
この場合は、固定制御装置81が、当該音に関する情報に基づいて、リレーRSが正常に動作しているか否かを判断する。
リレーRSの異常判断は、制御部80(固定制御装置81)で行うことも可能であるが、選択スイッチ60bのオンオフ操作が行われるたびに、複数のリレー状態検知部49からリレー正常情報若しくは当該音に関する情報を受けることになり、制御部80の負荷が増大する。
リレーRSの異常判断を、複数のリレー状態検知部49のそれぞれで行えば、異常を検知した時だけ、リレー状態検知部49から制御部80へのリレー異常情報を受けることになり、制御部80の負荷の増大を抑制出来る。
(メインスイッチ50)
メインスイッチ50は、真空遮断器(VCB:Vacuum Circuit Breaker)などで構成され、抵抗部20と試験対象電源との間に接続され(U相用線UB上、V相用線VB上、W相用線WB上に設けられ)、オン状態の時に、試験対象電源からの電力が抵抗部20に供給され、オフ状態の時に、試験対象電源から抵抗部20への電力供給を停止する。
負荷試験装置1が正常に動作している間は、メインスイッチ50はオン状態にされるが、リレー状態検知部49で取得した情報に基づいて,制御部80(固定制御装置81)が負荷試験装置1を構成するリレーRSのいずれかが正常に動作していないと判断した場合(異常を検知した場合)には、メインスイッチ50はオフ状態にされる、すなわち、試験対象電源から抵抗部20への電力供給を停止するオフ制御が行われる。
オフ制御の際に、負荷試験装置の駆動用電源(補機電源)から、固定制御装置81や操作部60への電力供給は継続されるが、冷却ファン10への電力供給は、停止されてもよい。
(操作部60)
操作部60には、負荷試験装置1の電源をオン状態にしたり、オフ状態にしたりするオンオフ操作スイッチ60aや、負荷量を調整する(試験対象電源からの電力供給を行う抵抗器群を選択する)選択スイッチ60b(第1スイッチS1〜第4スイッチS4)が設けられる。
オンオフ操作スイッチ60aを操作して、負荷試験装置1のメイン電源がオン状態にされると、負荷試験装置の駆動用電源(補機電源)と冷却ファン10とを電気的に接続するケーブル(補機電源ケーブル)c2を介して、負荷試験装置の駆動用電源(補機電源)から供給された電力に基づいて、第1アクチュエータ32aが動作して、吸気蓋32が開口し、第2アクチュエータ34aが動作して、排気蓋34が開口する。冷却ファン10のファンは回転し、吸気蓋32の開口部(吸気口31)から取り入れた空気を、上方の抵抗部20に送り込む。また、負荷試験装置1の駆動用電源(補機電源)から供給された電力に基づいて、固定制御装置81が作動する。
本実施形態では、リレー状態検知部49が内蔵する電池で作動する形態を説明するが、負荷試験装置1の駆動用電源から供給された電力に基づいて、作動する形態であってもよい。
オンオフ操作スイッチ60aとは別に、冷却ファン10用のオンオフスイッチを設け、オンオフ操作スイッチ60aを操作して、負荷試験装置1のメイン電源がオン状態にされた状態で、当該冷却ファン10用のオンオフスイッチを操作して、冷却ファン10のファンの回転を開始させる形態であってもよい。
負荷試験装置1のメイン電源がオン状態にされた後、選択スイッチ60b(第1スイッチS1〜第4スイッチS4)を操作して、抵抗部20への通電が可能な状態にされると、メインスイッチ50がオン状態にされ、通電を選択した選択スイッチ60b(第1スイッチS1など)に対応する抵抗器群のリレーRSがオン状態にされ、メインスイッチ50を介して接続された試験対象電源から、抵抗部20における通電可能な抵抗器群に、電力が供給される。
例えば、第1スイッチS1と第2スイッチS2がオン状態で、第3スイッチS3と第4スイッチS4がオフ状態になるように操作された場合は、第1スイッチS1や第2スイッチS2に対応した定格容量5kWの第1抵抗器群G1と第2抵抗器群G2のリレーRSがオン状態にされて、第1抵抗器群G1と第2抵抗器群G2に、試験対象電源からの電力が供給され、第3スイッチS3や第4スイッチS4に対応した定格容量10kWの第3抵抗器群G3と第4抵抗器群G4のリレーRSがオフ状態にされて、第3抵抗器群G3と第4抵抗器群G4には、試験対象電源からの電力は供給されない。
(リレー異常警告部61)
操作部60には、リレー異常警告部61が設けられ、リレー異常警告部61に対応する部材(リレーRS)の状態に応じて、リレー異常警告部61が警告用の出力を行う(図7参照)。
リレー異常警告部61は、第1警告部61a〜第4警告部61dを有する。
第1警告部61aは、第1抵抗器群G1のリレーRSに対応し、第1スイッチS1の近傍に設けられる。
第2警告部61bは、第2抵抗器群G2のリレーRSに対応し、第2スイッチS2の近傍に設けられる。
第3警告部61cは、第3抵抗器群G3のリレーRSに対応し、第3スイッチS3の近傍に設けられる。
第4警告部61dは、第4抵抗器群G4のリレーRSに対応し、第4スイッチS4の近傍に設けられる。
第1警告部61aは、第1U相警告部61a1、第1V相警告部61a2、第1W相警告部61a3を有する。
第1U相警告部61a1は、第1スイッチS1が操作された時の第1抵抗器群G1のU相用のリレーRSの動作音が正常でない場合に、警告用に点灯し、第1抵抗器群G1のU相用のリレーRSのリレー状態検知部49で取得した情報に基づいてオフ制御が行われたことを光で示す。
第1V相警告部61a2は、第1スイッチS1が操作された時の第1抵抗器群G1のV相用のリレーRSの動作音が正常でない場合に、警告用に点灯し、第1抵抗器群G1のV相用のリレーRSのリレー状態検知部49で取得した情報に基づいてオフ制御が行われたことを光で示す。
第1W相警告部61a3は、第1スイッチS1が操作された時の第1抵抗器群G1のW相用のリレーRSの動作音が正常でない場合に、警告用に点灯し、第1抵抗器群G1のW相用のリレーRSのリレー状態検知部49で取得した情報に基づいてオフ制御が行われたことを光で示す。
第2警告部61bは、第2U相警告部61b1、第2V相警告部61b2、第2W相警告部61b3を有する。
第2U相警告部61b1は、第2スイッチS2が操作された時の第2抵抗器群G2のU相用のリレーRSの動作音が正常でない場合に、警告用に点灯し、第2抵抗器群G2のU相用のリレーRSのリレー状態検知部49で取得した情報に基づいてオフ制御が行われたことを光で示す。
第2V相警告部61b2は、第2スイッチS2が操作された時の第2抵抗器群G2のV相用のリレーRSの動作音が正常でない場合に、警告用に点灯し、第2抵抗器群G2のV相用のリレーRSのリレー状態検知部49で取得した情報に基づいてオフ制御が行われたことを光で示す。
第2W相警告部61b3は、第2スイッチS2が操作された時の第2抵抗器群G2のW相用のリレーRSの動作音が正常でない場合に、警告用に点灯し、第2抵抗器群G2のW相用のリレーRSのリレー状態検知部49で取得した情報に基づいてオフ制御が行われたことを光で示す。
第3警告部61cは、第3U相警告部61c1、第3V相警告部61c2、第3W相警告部61c3を有する。
第3U相警告部61c1は、第3スイッチS3が操作された時の第3抵抗器群G3のU相用のリレーRSの動作音が正常でない場合に、警告用に点灯し、第3抵抗器群G3のU相用のリレーRSのリレー状態検知部49で取得した情報に基づいてオフ制御が行われたことを光で示す。
第3V相警告部61c2は、第3スイッチS3が操作された時の第3抵抗器群G3のV相用のリレーRSの動作音が正常でない場合に、警告用に点灯し、第3抵抗器群G3のV相用のリレーRSのリレー状態検知部49で取得した情報に基づいてオフ制御が行われたことを光で示す。
第3W相警告部61c3は、第3スイッチS3が操作された時の第3抵抗器群G3のW相用のリレーRSの動作音が正常でない場合に、警告用に点灯し、第3抵抗器群G3のW相用のリレーRSのリレー状態検知部49で取得した情報に基づいてオフ制御が行われたことを光で示す。
第4警告部61dは、第4U相警告部61d1、第4V相警告部61d2、第4W相警告部61d3を有する。
第4U相警告部61d1は、第4スイッチS4が操作された時の第4抵抗器群G4のU相用のリレーRSの動作音が正常でない場合に、警告用に点灯し、第4抵抗器群G4のU相用のリレーRSのリレー状態検知部49で取得した情報に基づいてオフ制御が行われたことを光で示す。
第4V相警告部61d2は、第4スイッチS4が操作された時の第4抵抗器群G4のV相用のリレーRSの動作音が正常でない場合に、警告用に点灯し、第4抵抗器群G4のV相用のリレーRSのリレー状態検知部49で取得した情報に基づいてオフ制御が行われたことを光で示す。
第4W相警告部61d3は、第4スイッチS4が操作された時の第4抵抗器群G4のW相用のリレーRSの動作音が正常でない場合に、警告用に点灯し、第4抵抗器群G4のW相用のリレーRSのリレー状態検知部49で取得した情報に基づいてオフ制御が行われたことを光で示す。
例えば、第1スイッチS1を操作した時に、第1抵抗器群G1のV相用のリレーRSの動作音が正常でない場合には、第1警告部61aのうち、第1V相用警告部61a2が、警告用に点灯し、第1抵抗器群G1のV相用のリレーRSのリレー状態検知部49で取得した情報に基づいてオフ制御が行われたことを光で示す。
リレー異常警告部61のいずれも、警告用の点灯(例えば、赤色で点灯)の他に、正常動作中に別の色で点灯(例えば、緑色で点灯)する形態であってもよい。
(制御部80)
制御部80は、固定制御装置81を含む。
固定制御装置81は、抵抗部20を保持する筐体30の内部に固定された制御装置である。
固定制御装置81は、リレーRSや冷却ファン10やメインスイッチ50など、負荷試験装置1の各部を制御する装置で、特に、リレー状態検知部49による選択スイッチ60b(第1スイッチS1〜第4スイッチS4)に対応する抵抗器群のリレーRSの動作状況を検知した上で、メインスイッチ50のオフ制御(試験対象電源から抵抗部20への電力供給のオフ制御)を行う。
すなわち、固定制御装置81は、リレー状態検知部49で取得した情報に基づいて、オフ制御を行う。
固定制御装置81は、リレー状態検知部49からのリレー異常情報に基づいて、メインスイッチ50をオフ状態にして、試験対象電源から負荷試験装置1の抵抗部20への電力供給を停止させる。また、「スイッチ操作時におけるリレーRSの動作が正常でない」旨の警告を行う。
具体的には、固定制御装置81は、リレーRSに取り付けられたリレー状態検知部49からのリレー異常情報を受信すると、リレー異常情報に含まれるリレー状態検知部49の識別情報に基づいて、当該異常を検知したリレー状態検知部49に対応するリレーRSを特定する。
固定制御装置81は、リレー異常警告部61のうち、特定したリレーRSに対応するものを点灯させる。
すなわち、固定制御装置81は、リレー状態検知部49からのリレー異常情報に基づいて、正常に動作していないリレーRSを特定し、試験対象電源から抵抗部20への電力供給を停止するオフ制御を行う。
警告の例としては、操作部60における第1スイッチS1〜第4スイッチS4の近傍に設けられたリレー異常警告部61のうち、不具合が生じた可能性が高いリレーRSに対応するものを点灯させる形態が考えられる。
また、操作部60などに、文字表示が可能な表示装置70を設けて、たとえば、「(第1スイッチに対応する第1抵抗器群のV相用のリレーが正常ではないので、)第1スイッチに対応するリレー(第1抵抗器群のV相用のリレー)を確認してください。」というメッセージを表示させる形態であってもよい。
(効果)
U相用のリレーRSのリレー状態検知部49で異常が検知された場合には、U相用のリレーRSに異常があることが分かり、V相用のリレーRSのリレー状態検知部49で異常が検知された場合には、V相用のリレーRSに異常があることが分かり、W相用のリレーRSのリレー状態検知部49で異常が検知された場合には、W相用のリレーRSに異常があることが分かる。
このため、どのリレーRSに異常があるかまで具体的に特定することも出来る。
例えば、第2抵抗器群G2のW相用のリレーRSのリレー状態検知部49で異常が検知された場合には、第2抵抗器群G2のW相用のリレーRSに異常があることを特定することが出来る。
本実施形態では、リレーRSの異常を検知するための部材を、U相用線UBなど、試験対象電源と抵抗部20の間の電力供給線上に設ける必要がない。
このため、抵抗部への電力供給線の配線を複雑にせず、簡単に負荷試験装置1のリレーRSの異常を検知出来る。
なお、通信部49bは、無線で、制御部80と通信を行う形態であってもよいし、有線で、制御部80と通信を行う形態であってもよい。
無線で制御部80と通信を行う場合には、配線を考慮せずに、リレーRSのそれぞれにリレー状態検知部49を取り付けるだけで、リレーRSの異常検知が可能になる。
特に、リレー状態検知部49が、リレー状態検知部49の各部を駆動する電池を内蔵する場合には、リレー状態検知部49へ制御信号を送るためのケーブルも、リレー状態検知部49へ電力供給を行うためのケーブルも不要になる。
このため、抵抗器RとリレーRSの間の複雑な配線が施された領域に簡単にリレー状態検知部49を設けることが可能になる。
(携帯端末への送信)
また、リレー状態検知部49からリレー異常情報を送信する対象の制御部80は、抵抗部20を保持する筐体30に固定された制御装置(固定制御装置81)に限るものではなく、携帯端末などの制御装置(モバイル制御装置82)であってもよい。
この場合、リレー状態検知部49とモバイル制御装置82が、負荷試験装置1のリレー異常検知システムを構成する。
モバイル制御装置82を含む携帯端末に、リレー状態検知部49からリレー異常情報を送信する場合は、当該携帯端末の表示部がリレー異常警告部61として機能し、異常検知されたリレーRSに関する情報を表示する。
例えば、表示装置70と同様に、携帯端末の表示部に、「(第1スイッチに対応する第1抵抗器群のV相用のリレーが正常ではないので、)第1スイッチに対応するリレー(第1抵抗器群のV相用のリレー)を確認してください。」というメッセージを表示させる形態が考えられる。
これにより、リレーRSにリレー状態検知部49を取り付けること以外には、負荷試験装置1の内部構造を変えることなく、リレーRSの異常検知を行うことが可能になる。
なお、制御部80が、固定制御装置81とモバイル制御装置82の一方だけを有する形態であってもよいし、固定制御装置81とモバイル制御装置82の両方を有する形態であってもよい。
制御部80が、固定制御装置81を有さずに、モバイル制御装置82だけを有する場合には、リレーRSの異常検知に対応して警告出力は行うが、オフ制御は行わない形態であってもよい。
(別のセンサーによる異常検知)
また、本実施形態では、センサー部49aが音センサーを有し、リレーRSの動作音(固定接点41と可動接点43とが接触する際に生じる衝撃音)に基づいて、リレーRSの異常検知を行う形態を説明したが、温度、X画像、電磁ノイズなど、リレーRSのケース47の内部に関する他の情報に基づいて、リレーRSの異常検知を行う形態であってもよい。
(温度センサーによる異常検知)
例えば、センサー部49aが、リレーRSのケース47の温度を検出する温度センサーを有する形態が考えられる。
固定接点41と可動接点43の少なくとも一方が炭化して、リレーRSが正常に動作しない場合には、リレーRSの温度が、正常時と比べて上昇する。このため、リレーRSの温度が温度閾値を超えた場合に、リレーRSが正常に動作していないと判断し、通信部49bは、センサー部49aで得られた情報(リレーRSの温度が温度閾値を超えたことと、リレー状態検知部49の識別情報を含むリレー異常情報)を、制御部80(固定制御装置81やモバイル制御装置82)に送信する。
また、センサー部49aは、温度に基づいてリレーRSが正常に動作しているか否かの判断を行わず、リレーRSのケース47の温度を記録し、当該温度に関する情報が、リレー状態検知部49の識別情報とともに、通信部49bを介して制御部80に送信される形態であってもよい。
この場合は、制御部80が、当該温度に関する情報に基づいて、リレーRSが正常に動作しているか否かを判断する。
(X線センサーによる異常検知)
また、例えば、センサー部49aが、リレーRSのケース47の内部を撮影するX線撮影装置を有する形態が考えられる。
固定接点41と可動接点43の少なくとも一方が炭化して、リレーRSが正常に動作しない場合には、固定接点41と可動接点43の少なくとも一方の形状が炭化によって変化する。このため、X線撮影装置でリレーRSの内部を撮影し、正常時のものとの比較を行って、画像の差異(例えば、輝度値の差異)が大きい場合に、リレーRSが正常に動作していないと判断し、通信部49bは、センサー部49aで得られた情報(リレーRSの固定接点41と可動接点43の少なくとも一方の形状が正常でないことと、リレー状態検知部49の識別情報を含むリレー異常情報)を、制御部80(固定制御装置81やモバイル制御装置82)に送信する。
また、センサー部49aは、X線撮影装置による撮影結果に基づいてリレーRSが正常に動作しているか否かの判断を行わず、当該X線撮影装置による撮影結果を記録し、当該撮影結果に関する情報が、リレー状態検知部49の識別情報とともに、通信部49bを介して制御部80に送信される形態であってもよい。
この場合は、制御部80が、当該X線撮影装置による撮影結果に基づいて、リレーRSが正常に動作しているか否かを判断する。
(電磁ノイズセンサーによる異常検知)
例えば、センサー部49aが、リレーRSのケース47の周囲の電磁ノイズのレベルを測定する電磁ノイズセンサーを有する形態が考えられる。
具体的には、電磁ノイズセンサーは、磁界検出手段などが考えられる。
固定接点41と可動接点43の少なくとも一方が炭化して、リレーRSが正常に動作しない場合には、リレーRSのケース47から漏れ出る電磁ノイズのレベルが、正常時と比べて高くなる。このため、電磁ノイズセンサーで測定された電磁ノイズのレベルがレベル閾値を超えた場合に、リレーRSが正常に動作していないと判断し、通信部49bは、センサー部49aで得られた情報(リレーRSのケース47の周囲の電磁ノイズのレベルがレベル閾値を超えたことと、リレー状態検知部49の識別情報を含むリレー異常情報)を、制御部80(固定制御装置81やモバイル制御装置82)に送信する。
また、センサー部49aは、電磁ノイズのレベルに基づいてリレーRSが正常に動作しているか否かの判断を行わず、リレーRSのケース47の周囲の電磁ノイズのレベルを記録し、当該電磁ノイズのレベルに関する情報が、リレー状態検知部49の識別情報とともに、通信部49bを介して制御部80に送信される形態であってもよい。
この場合は、制御部80が、当該電磁ノイズのレベルに関する情報に基づいて、リレーRSが正常に動作しているか否かを判断する。
また、センサー部49aは、音センサーと温度センサーとX線撮影装置と電磁ノイズセンサーのうちの1つだけでなく、2つ以上を有する形態であってもよい。すなわち、リレー状態検知部49は、ケース47の内部の動作音と、ケース47の温度と、ケース47の内部のX線撮影画像の少なくとも1つを取得する。
(負荷試験装置の具体例)
なお、本実施形態における負荷試験装置1は、図10に示すような低圧の電源に対応した低圧用負荷試験装置に応用することも可能であるし、図11に示すような高圧の電源に対応した高圧用負荷試験装置に応用することも可能である。
ただし、吸気蓋32や排気蓋34が省略され、吸気口31や排気口33が常時開口した負荷試験装置1も存在し、この場合には、第1アクチュエータ32aや第2アクチュエータ34aが省略される(図10参照)。
また、警告は、使用者に視認させるために光を使った出力による形態であってもよいし、音声出力による形態であってもよいし、両方を使った警告形態であってもよい。
(逆起電力による異常検知)
また、本実施形態では、リレー状態検知部49のセンサー部49aが、ケース47の内部の動作音と、ケース47の温度と、ケース47の内部のX線撮影画像の少なくとも1つを取得する形態を説明した。
しかしながら、センサー部49aが、リレーRSの可動接点43を駆動する駆動部材45の逆起電力に関する情報を取得し、リレー状態検知部49と制御部80の少なくとも一方が、逆起電力に関する情報に基づいて、リレーRSが正常に動作しているか否かを判断する形態であってもよい。
この場合には、センサー部49aは、リレーRSのリード線(制御信号線)46を介して、リレーRSに印加される電圧を検知する(図11参照)。
具体的には、センサー部49aは、リレーRSのオンオフ状態が切り替えられた時に、逆起電力に関する情報として、リレーRSで発生する逆起電圧を検知する。
センサー部49aは、逆起電圧が電圧閾値未満である場合に、正常な動作範囲内での逆起電力が発生している、すなわち、リレーRSが正常に動作していると判断する。
センサー部49aは、逆起電圧が電圧閾値以上である場合に、正常な動作範囲を越えた逆起電力が発生している、すなわち、リレーRSが正常に動作していないと判断し、通信部49bは、センサー部49aで得られた情報(リレーRSの逆起電力が正常な動作範囲を超えて発生していることと、リレー状態検知部49の識別情報を含むリレー異常情報)を、制御部80(固定制御装置81やモバイル制御装置82)に送信する。
また、センサー部49aは、逆起電力に関する情報に基づいてリレーRSが正常に動作しているか否かの判断を行わず、当該逆起電力に関する情報(逆起電圧)を記録し、当該逆起電力に関する情報が、リレー状態検知部49の識別情報とともに、通信部49bを介して制御部80に送信される形態であってもよい。
この場合は、制御部80が、当該逆起電力に関する情報に基づいて、リレーRSが正常に動作しているか否かを判断する。
リレー状態検知部49のセンサー部49aが逆起電力に関する情報を取得する形態の場合、リレー状態検知部49は、ケース47に取り付けられる形態であってもよいし、ケース47から離れたリード線46上のいずれかの場所(例えば、操作部60や固定制御装置81の近傍)に設けられる形態であってもよい。
また、本実施形態では、リレーRSの異常検知を行う形態を説明したが、負荷試験装置1を構成する他の部分の異常検知を行う形態であってもよい。
(漏電による異常検知、短絡による異常検知)
例えば、負荷試験装置1は、漏電と短絡の少なくとも一方を検知する漏電・短絡検知部(第1漏電・短絡検知部91、第2漏電・短絡検知部92)、検知した漏電と短絡の少なくとも一方に関する情報を表示する漏電・短絡警告部(第1漏電・短絡警告部62a、第2漏電・短絡警告部62b)を有する形態が考えられる(図12、図13参照)。
第1漏電・短絡検知部91は、試験対象電源と抵抗部20とを電気的に接続するケーブル(抵抗部20に電力を供給するケーブル、試験対象電源ケーブルc1(U相用線UB、V相用線VB、W相用線WB))上に設けられ、当該試験対象電源から抵抗部20に供給される電力に漏電が発生しているか否かと短絡が発生しているか否かの少なくとも一方を検知する。
第2漏電・短絡検知部92は、負荷試験装置の駆動用電源(補機電源)と冷却ファン10とを電気的に接続するケーブル(冷却ファン10に電力を供給するケーブル、補機電源ケーブルc2)上に設けられ、当該補機電源から負荷試験装置1の各部に供給される電力に漏電が発生しているか否かと短絡が発生しているか否かの少なくとも一方を検知する。
第1漏電・短絡警告部62aは、第1漏電・短絡検知部91に対応し、オンオフ操作スイッチ60aの近傍に設けられる。
第2漏電・短絡警告部62bは、第2漏電・短絡検知部92に対応し、オンオフ操作スイッチ60aの近傍に設けられる。
第1漏電・短絡警告部62aは、試験対象電源ケーブルc1上で漏電と短絡の少なくとも一方が検知された場合に、警告用に点灯し、試験対象電源ケーブルc1の漏電と短絡の少なくとも一方に関する情報に基づいてオフ制御が行われたことを光で示す。
第2漏電・短絡警告部62bは、補機電源ケーブルc2上で漏電と短絡の少なくとも一方が検知された場合に、警告用に点灯し、補機電源ケーブルc2の漏電と短絡の少なくとも一方に関する情報に基づいてオフ制御が行われたことを光で示す。
試験対象電源ケーブルc1で漏電と短絡の少なくとも一方を検知した場合、第1漏電・短絡検知部91は、固定制御部81に、試験対象電源ケーブルc1上の漏電と短絡の少なくとも一方に関する情報を送信する。
固定制御装置81は、メインスイッチ50をオフ状態にし、第1漏電・短絡警告部62aを点灯させる。
補機電源ケーブルc2上で漏電と短絡の少なくとも一方を検知した場合、第2漏電・短絡検知部92は、固定制御装置81に、補機電源ケーブルc2上の漏電と短絡の少なくとも一方に関する情報を送信する。
固定制御装置81は、メインスイッチ50をオフ状態にし、第2漏電・短絡警告部62bを点灯させる。
これにより、試験対象電源ケーブルc1や補機電源ケーブルc2での漏電と短絡の少なくとも一方があった場合に、安全に負荷試験装置1を停止させる、すなわち試験対象電源から抵抗部20への電力供給を停止するオフ制御を行い、漏電と短絡の少なくとも一方に関する情報を使用者に知らせることが可能になる。
なお、第1漏電・短絡検知部91が、漏電と短絡の両方の検知を行う場合には、第1漏電・短絡警告部62aは、漏電を使用者に知らせるための警告表示と短絡を使用者に知らせるための警告表示とが別々に行われても良い。
例えば、1つの表示手段が漏電警告表示と短絡警告表示とで異なる色で点灯する形態、漏電警告表示と短絡警告表示とを異なる表示手段で行う形態などが考えられる。
(逆回転による異常検知)
また、例えば、負荷試験装置1は、冷却ファン10の回転方向を検知する回転検知部10a、検知した逆回転に関する情報を表示する逆回転警告部62cを有する形態が考えられる。
回転検知部10aは、冷却ファン10の近傍に設けられ、当該冷却ファン10が正しい方向に回転しているか、すなわち、冷却ファン10から抵抗部20の方向に冷却風が流れるように冷却ファン10が回転しているか否かを検知する。
逆回転警告部62cは、回転検知部10aに対応し、オンオフ操作スイッチ60aの近傍に設けられる。
逆回転警告部62cは、冷却ファン10が正しい方向に回転していないことが検知された場合に、警告用に点灯し、逆回転に関する情報に基づいてオフ制御が行われたことを光で示す。
冷却ファン10の逆回転を検知した場合、回転検知部10aは、固定制御装置81に、逆回転に関する情報を送信する。
固定制御装置81は、メインスイッチ50をオフ状態にし、逆回転警告部62cを点灯させる。
これにより、配線ミスなどにより、冷却ファン10が正しい方向に回転していない、すなわち、冷却ファン10から抵抗部20の方向に冷却風が流れるように冷却ファン10が回転していない場合に、安全に負荷試験装置1を停止させる、すなわち試験対象電源から抵抗部20への電力供給を停止するオフ制御を行い、逆回転に関する情報を使用者に知らせることが可能になる。
(非常停止スイッチ)
また、本実施形態では、負荷試験装置1の各部の異常を検知した時に、オフ制御を行う形態を説明したが、使用者の操作によってオフ制御が行われても良い。
この場合、操作部60は、非常停止スイッチ63を有する。
使用者によって、非常停止スイッチ63が操作されると、固定制御装置81は、メインスイッチ50はオフ状態にし、試験対象電源から抵抗部20への電力供給を停止させる。
このとき、固定制御装置81は、補機電源から固定制御装置81や操作部60への電力供給は継続させ、冷却ファン10への電力供給は、停止させる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 負荷試験装置
10 冷却ファン
10a 回転検知部
20 抵抗部
30 筐体
31 吸気口
32 吸気蓋
32a 第1アクチュエータ
33 排気口
34 排気蓋
34a 第2アクチュエータ
41 固定接点
41a、41b 第1端子、第2端子
43 可動接点
45 駆動部材
46 リード線
47 ケース
48 絶縁壁
49 リレー状態検知部
49a センサー部
49b 通信部
50 メインスイッチ
60 操作部
60a オンオフ操作スイッチ
60b 選択スイッチ
61 リレー異常警告部
61a〜61d 第1警告部〜第4警告部
61a1〜61d1 第1U相警告部〜第4U相警告部
61a2〜61d2 第1V相警告部〜第4V相警告部
61a3〜61d3 第1W相警告部〜第4W相警告部
62a 第1漏電・短絡警告部
62b 第2漏電・短絡警告部
62c 逆回転警告部
63 非常停止スイッチ
70 表示装置
80 制御部
81 固定制御装置
82 モバイル制御装置
91 第1漏電・短絡検知部
92 第2漏電・短絡検知部
c1 試験対象電源ケーブル
c2 補機電源ケーブル
G1〜G4 第1抵抗器群〜第4抵抗器群
〜R 第1抵抗器〜第6抵抗器
RS リレー
S1〜S4 第1スイッチ〜第4スイッチ
U相端子
UB U相用線
V相端子
VB V相用線
W相端子
WB W相用線

Claims (11)

  1. リレーと複数の抵抗器を含む抵抗器群を有し、負荷試験を行うために試験対象電源と接続される抵抗部と、
    前記抵抗器群に、前記試験対象電源からの電力を供給するか否かを選択するために使用される選択スイッチと、
    リレー状態検知部と、
    制御部とを備え、
    前記選択スイッチのオンオフ状態に対応して、前記リレーが動作することにより、前記試験対象電源から前記リレーを含む抵抗器群への電力供給が制御されるものであり、
    前記リレー状態検知部は、前記ケースの内部の動作音と、前記ケースの温度と、前記ケースの内部のX線撮影画像と、前記ケースの周囲の電磁ノイズと、前記リレーの可動接点を駆動する駆動部材の逆起電力に関する情報の少なくとも1つを取得するものであり、
    前記制御部と前記リレー状態検知部の少なくとも一方は、前記リレー状態検知部で取得した情報に基づいて、前記リレーが正常に動作しているか否かの判断を行う、負荷試験装置。
  2. 前記リレー状態検知部は、無線通信を行う通信部を有し、
    前記制御部は、前記通信部と通信を行う携帯端末の制御装置であるモバイル制御装置を含み、
    前記リレーが正常に動作していないと判断した場合に、前記モバイル制御装置は、前記リレーが正常に動作していないことを示す警告出力を行う、請求項1に記載の負荷試験装置。
  3. 前記リレー状態検知部は、電池を内蔵する、請求項2に記載の負荷試験装置。
  4. 前記制御部は、前記抵抗部を保持する筐体の内部に固定された制御装置である固定制御装置を含み、
    前記リレーが正常に動作していないと判断した場合に、前記固定制御装置は、前記試験対象電源から前記抵抗部への電力供給を停止するオフ制御を行う、請求項1に記載の負荷試験装置。
  5. 前記リレー状態検知部は、無線通信を行う通信部を有し、
    前記制御部は、前記抵抗部を保持する筐体の内部に固定された制御装置である固定制御装置と、前記通信部と通信を行う携帯端末の制御装置であるモバイル制御装置を含み、
    前記リレーが正常に動作していないと判断した場合に、前記モバイル制御装置は、前記リレーが正常に動作していないことを示す警告出力を行い、
    前記リレーが正常に動作していないと判断した場合に、前記固定制御装置は、前記試験対象電源から前記抵抗部への電力供給を停止するオフ制御を行う、請求項1に記載の負荷試験装置。
  6. 前記リレー状態検知部は、前記リレー状態検知部で取得した情報に基づいて、前記リレーが正常に動作しているか否かの判断を行う、請求項1〜5のいずれかに記載の負荷試験装置。
  7. 前記リレー状態検知部は、前記リレーを挟み込み、
    前記リレー状態検知部は、前記リレーに取り外し可能な状態で、前記リレーに取り付けられる、請求項1〜6のいずれかに記載の負荷試験装置。
  8. 前記抵抗部に電力を供給するケーブルと、前記抵抗部に冷却風を送る冷却ファンに電力を供給するケーブルの少なくとも一方の漏電を検知する漏電・短絡検知部を更に備え、
    前記制御部は、前記抵抗部を保持する筐体の内部に固定された制御装置である固定制御装置を含み、
    前記漏電・短絡検知部が漏電を検知した場合に、前記固定制御装置は、前記試験対象電源から前記抵抗部への電力供給を停止するオフ制御を行う、請求項1に記載の負荷試験装置。
  9. 前記抵抗部に冷却風を送る冷却ファンの回転方向を検知する回転検知部を更に備え、
    前記制御部は、前記抵抗部を保持する筐体の内部に固定された制御装置である固定制御装置を含み、
    前記回転検知部が前記冷却ファンの逆回転を検知した場合に、前記固定制御装置は、前記試験対象電源から前記抵抗部への電力供給を停止するオフ制御を行う、請求項1に記載の負荷試験装置。
  10. 非常停止スイッチを含む操作部を更に備え、
    前記制御部は、前記抵抗部を保持する筐体の内部に固定された制御装置である固定制御装置を含み、
    前記非常停止スイッチが操作された場合に、前記固定制御装置は、前記試験対象電源から前記抵抗部への電力供給を停止するオフ制御を行う、請求項1に記載の負荷試験装置。
  11. リレーと複数の抵抗器を含む抵抗器群を有し、負荷試験を行うために試験対象電源と接続される抵抗部と、前記抵抗器群に、前記試験対象電源からの電力を供給するか否かを選択するために使用される選択スイッチとを有する負荷試験装置のリレー異常検知システムであって、
    リレー状態検知部と、
    制御部とを備え、
    前記選択スイッチのオンオフ状態に対応して、前記リレーが動作することにより、前記試験対象電源から前記リレーを含む抵抗器群への電力供給が制御されるものであり、
    前記リレー状態検知部は、無線通信を行う通信部を有し、
    前記制御部は、前記通信部と通信を行う携帯端末の制御装置であるモバイル制御装置を含み、
    前記リレー状態検知部は、前記ケースの内部の動作音と、前記ケースの温度と、前記ケースの内部のX線撮影画像と、前記ケースの周囲の電磁ノイズと、前記リレーの可動接点を駆動する駆動部材の逆起電力に関する情報の少なくとも1つを取得するものであり、
    前記モバイル制御装置と前記リレー状態検知部の少なくとも一方は、前記リレー状態検知部で取得した情報に基づいて、前記リレーが正常に動作しているか否かの判断を行う、リレー異常検知システム。

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