JP6311208B2 - 洗面化粧台 - Google Patents
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Description
しかし、ミラーキャビネットの収納空間は奥行寸法に制限があり、大型のヘアドライヤーを収納することができない。
大型のヘアドライヤーを収納するには、例えば、特許文献2に示されているように、洗面ボウルより下方の収納部を利用するのが有効である。
また、特許文献2では、洗面ボウルの下方の引出しを仕切りによって区分けされたヘアドライヤーの収納領域を設けることが提案されている。これならば、複数本のヘアドライヤーを収納することができる。しかし、引出しをヘアドライヤーの収納部として利用するため、引出しに他の収納物を収納するスペースが狭くなってしまうという問題が生ずる。
を収納部とし、前記収納部の前面を左右方向に開閉する開き扉を備え、前記扉の前記収納部側の面にドライヤー収納部を取り付けた洗面化粧台において、前記ドライヤー収納部は、上面部にヘアドライヤーを差し込み可能な複数の差込口が前記扉に沿って水平方向に並べて設けられ、複数本のヘアドライヤーを各差込口に差し込んで立てて収納するように構成されており、前記ドライヤー収納部は、その前面に、ヘアドライヤーのコードをドライヤー収納部の内部に収めることが可能なコード挿入口が設けられており、前記コード挿入口の下端面は、前記ドライヤー収納部の底面から所定長さ高い位置に形成されていることを特徴とする。
ことができる。しかも、ドライヤー収納部は、洗面化粧台の収納部を開閉する扉の裏面に
沿って、複数本のヘアドライヤーを水平方向に並べて収納可能なので、複数本のヘアドラ
イヤーを一箇所にまとめて収納でき、複数本のヘアドライヤーを離れたところに収納して
いた従来技術に比べて、ヘアドライヤーの出し入れに要する時間を短くすることが可能と
なる。よって、家族が入れ替わって使用する洗面化粧台において、ヘアケアに要する時間
を短くすることが可能となる。また、ヘアドライヤーは立った姿勢で収納されるので、小
さなスペースに複数本のヘアドライヤーを収納することができて収納効率がよい上、他の
ヘアドライヤーをどかさずに取り出すことができるので、出し入れをスムーズに行うこと
ができ、使い勝手がよい。さらに、いちいちコードを束ねなくても簡単に収納できるので、短時間でヘアドライヤーを収納することが可能となる。また、コードが下方に垂れずに扉の開閉時にコードを挟みこむことがなく、コードの断線を防止することが可能となる。さらに、コード挿入口はドライヤー収納部の側面に設けられているので、ドライヤー収納部が鉄線などの線材を組んで形成されている場合には、ヘアドライヤーを取り出す際に、線材にコードが引っ掛かるのを抑制することができ、快適に使用することが可能となる。
図1は、本発明の洗面化粧台を示す斜視図、図2は、ドライヤー収納部を示す斜視図、図3(a)はドライヤー収納部のコード挿入口を示す模式的斜視図、図3(b)は差込口を示す模式的平面図である。
洗面化粧台Lは、洗面ボウル11とその洗面ボウル11を支持するキャビネット12とを有する洗面台10と、洗面台10の上方に設けられるミラーキャビネット20と、を備えている。
図4は、ドライヤー収納部にヘアドライヤーを収納した状態を示す斜視図である。
ドライヤー収納部30には、3本のヘアドライヤーD,H,Kが収納されている。左端の部屋32にはくるくるドライヤー(登録商標)タイプのヘアドライヤーKが、中央の部屋33には大型のヘアドライヤーDが、右端の部屋34にはヘアアイロンHが、それぞれ収納されている。大型のヘアドライヤーDは、ドライヤー本体D2に対してハンドルD3が折り畳まれた状態として、ドライヤー本体D2の先端を差込口33aから差し込み、ドライヤー本体D2とハンドルD3とのコーナー部を引っ掛け部37に掛けるようにして保持する。そして、ハンドルD3の端部から延びるコードD1を、適宜丸めてコード挿入口33bから部屋33の下端部に挿入する。ヘアドライヤーDは、引っ掛け部37に掛けられているため、ドライヤー本体D2の先端は部屋33の下端まで達しないので、部屋33の下端にはコードD1をスムーズに挿入することが可能である。
コード挿入口32b、33b、34bの下端は、ドライヤー収納部30の底から所定長さ高く形成されているので、コード挿入口32b、33b、34bから部屋32,33,34の下端部に収納したコードが、コード挿入口32b、33b、34bからドライヤー収納部30の外にはみ出さない。そのため、ドライヤー収納部30からはみ出たコードが下に垂れて扉122の開閉時に挟まれるのを防止することができる。
また、ヘアドライヤーを引っ掛け部37に掛けておけば、コードは、ヘアドライヤーの先端が到達しないドライヤー収納部内の下端の空いた領域に収納されるので、ドライヤー本体D2によってコードD1の収納空間を圧迫することがなく、コードの収納しやすさを損なうことがない。
さらに、また、コード挿入口32b、33b、34bはドライヤー収納部30の側面に設けられているので、ドライヤー収納部30が鉄線などの線材を組んで形成されている場合には、ヘアドライヤーを取り出す際に、線材にコードが引っ掛かるのを抑制することができ、快適に使用することが可能となる。
例えば、ドライヤー収納部30の部屋の数は3つに限定されるものではない。
また、前述した引っ掛け部37に、ヘアドライヤーDのハンドルD3が嵌まるような凹部を形成してもよい。凹部にハンドルD3が嵌まれば、扉122を開閉する際にヘアドライヤーDの大きな揺動を阻止することができ、ヘアドライヤーDに傷が付くのを抑制することが可能となる。
また、ドライヤー収納部30の引っ掛け部37にヘアドライヤーを掛けずに、ドライヤー収納部30の底でドライヤー本体を保持するようにしてもよい。
11:洗面ボウル
12:キャビネット
121:収納部
122:扉
20:ミラーキャビネット
30:ドライヤー収納部
31a,31b:仕切り
32,33,34:部屋
32a,33a,34a:差込口
32b,33b,34b:コード挿入口
35,36:突出部
37:引っ掛け部
D:ヘアドライヤー
H:ヘアドライヤー
K:ヘアドライヤー
L:洗面化粧台
Claims (3)
- 洗面ボウルを支持するキャビネットの内部を収納部とし、前記収納部の前面を左右方向に開閉する開き扉を備え、前記扉の前記収納部側の面にドライヤー収納部を取り付けた洗面化粧台において、
前記ドライヤー収納部は、上面部にヘアドライヤーを差し込み可能な複数の差込口が前
記扉に沿って水平方向に並べて設けられ、複数本のヘアドライヤーを各差込口に差し込ん
で立てて収納するように構成されており、
前記ドライヤー収納部は、その前面に、ヘアドライヤーのコードをドライヤー収納部の
内部に収めることが可能なコード挿入口が設けられており、
前記コード挿入口の下端面は、前記ドライヤー収納部の底面から所定長さ高い位置に形成されていることを特徴とする洗面化粧台。 - 前記ドライヤー収納部は、ヘアドライヤーを浮かして保持することが可能な引っ掛け部
を有することを特徴とする請求項1記載の洗面化粧台。 - 前記ドライヤー収納部は、上面部の両端部に上向きの突出部を設けていることを特徴と
する請求項2記載の洗面化粧台。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2013190221A JP6311208B2 (ja) | 2013-09-13 | 2013-09-13 | 洗面化粧台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013190221A JP6311208B2 (ja) | 2013-09-13 | 2013-09-13 | 洗面化粧台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015054164A JP2015054164A (ja) | 2015-03-23 |
JP6311208B2 true JP6311208B2 (ja) | 2018-04-18 |
Family
ID=52818972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013190221A Active JP6311208B2 (ja) | 2013-09-13 | 2013-09-13 | 洗面化粧台 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6311208B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2013
- 2013-09-13 JP JP2013190221A patent/JP6311208B2/ja active Active
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JP2015054164A (ja) | 2015-03-23 |
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