JP3212119U

JP3212119U - ランドリーハンガー用収納ボックス

Info

Publication number: JP3212119U
Application number: JP2017002630U
Authority: JP
Inventors: 健二松原
Original assignee: 有限会社ヴィクトリー
Priority date: 2017-06-12
Filing date: 2017-06-12
Publication date: 2017-08-24
Anticipated expiration: 2027-06-12

Abstract

【課題】ランドリーハンガー同士が絡み合うことなく、すっきりと収納することができ、さらに、収納及び取り出しに手数を要さず、使用勝手のよいランドリーハンガー用収納ボックスを提供する。【解決手段】上面が開口し、前面板１１の上端を後面板１２の上端より低く、前面板１１の下端を後面板１２の下端より高く形成し、前面板１１の下端と後面板１２の下端を傾斜した底面板１３で接続し、前面板１１、後面板１２及び底面板１３を側面板１４で接続したボックス形状をし、ランドリーハンガーのフック部を前面板１１の上端縁に当接させ、本体部の片方をボックス部１０内に挿入して並列状態に収納できるようにする。【選択図】図１

Description

本考案は、ランドリーハンガー用収納ボックスに関するものである。

洗濯物を干すために用いられるランドリーハンガーは、不使用の収納場所に困るものであり、部屋の隅にまとめて置かれたり、物干し竿にそのまま掛けて置かれたり、既存のボックスやカゴを転用して収納するようにされたりしている。

このため、収納しない場合は、景観や外観がすっきりせず、既存のボックスやカゴに収納する場合は、ランドリーハンガー同士が絡み合って取り扱いにくくなるという問題があった。

また、ランドリーハンガー専用の収納ボックスも提案されているが（例えば、特許文献１〜２参照。）、収納及び取り出しに手数を要し、使用勝手がよくない問題があった。

特開２０１２−８２００６号公報実開平６−７５３８９号公報

本考案は、上記従来のランドリーハンガーの不使用の収納に関する問題点に鑑み、ランドリーハンガー同士が絡み合うことなく、すっきりと収納することができ、さらに、収納及び取り出しに手数を要さず、使用勝手のよいランドリーハンガー用収納ボックスを提供することを目的とする。

上記目的を達成するため、本考案のランドリーハンガー用収納ボックスは、上面が開口し、前面板の上端を後面板の上端より低く、前面板の下端を後面板の下端より高く形成し、前面板の下端と後面板の下端を傾斜した底面板で接続し、前面板、後面板及び底面板を側面板で接続したボックス形状をし、ランドリーハンガーのフック部を前面板の上端縁に当接させ、本体部の片方をボックス部内に挿入して並列状態に収納できるようにしたことを特徴とする。

この場合において、展開形状に形成し、折曲線を付与した合成樹脂製のシート材を、固着部材を用いて、ボックス形状に組み立てるようにすることができる。

また、後面板の上端部にフックに掛けるためのフック用穴を設けることができる。

また、後面板と底面板とが交わる谷線に水抜き用穴を設けることができる。

本考案のランドリーハンガー用収納ボックスによれば、上面が開口し、前面板の上端を後面板の上端より低く、前面板の下端を後面板の下端より高く形成し、前面板の下端と後面板の下端を傾斜した底面板で接続し、前面板、後面板及び底面板を側面板で接続したボックス形状をし、ランドリーハンガーのフック部を前面板の上端縁に当接させ、本体部の片方をボックス部内に挿入して並列状態に収納できるようにすることにより、ランドリーハンガー同士が絡み合うことなく、すっきりと収納することができ、さらに、ランドリーハンガーの収納及び取り出しに手数を要さず、使用勝手のよいものである。

また、展開形状に形成し、折曲線を付与した合成樹脂製のシート材を、固着部材を用いて、使用時にボックス形状に組み立てるようにすることにより、搬送時や販売時の嵩を小さくすることができる。

また、後面板の上端部にフックに掛けるためのフック用穴を設けることにより、壁面、例えば、ベランダの壁面に粘着フック等のフックを用いて、簡易に取り付けることができる。

また、後面板と底面板とが交わる谷線に水抜き用穴を設けることにより、濡れた状態のランドリーハンガーをそのまま収納しても、水を水抜き用穴から排出することで、ボックス部内に水が溜まることがなく、衛生的に使用することができる。

本考案のランドリーハンガー用収納ボックスの一実施例を示す外観斜視図である。同ランドリーハンガー用収納ボックスの組立方法を示す説明図である。同ランドリーハンガー用収納ボックスの使用方法を示す説明図である。

以下、本考案のランドリーハンガー用収納ボックスの実施の形態を、図面に基づいて説明する。

図１〜図３に、本考案のランドリーハンガー用収納ボックスの一実施例を示す。
このランドリーハンガー用収納ボックス１は、上面が開口し、前面板１１の上端を後面板１２の上端より低く、前面板１１の下端を後面板１２の下端より高く形成し、前面板１１の下端と後面板１２の下端を傾斜した底面板１３で接続し、前面板１１、後面板１２及び底面板１３を側面板１４で接続したボックス形状をし、ランドリーハンガー３のフック部３１を前面板１１の上端縁に当接させ、本体部の片方をボックス部１０内に挿入して並列状態に収納できるようにしている。

この場合において、ランドリーハンガー用収納ボックス１は、成形品とするほか、図２に示すように、剛性を有するポリプロピレン等の合成樹脂製のシート材、例えば、ダンボールと同様に中空形状に成形した合成樹脂製ダンボール等の耐水性及び耐候性を備えた素材を用いて、展開形状に形成し、折曲線を付与したものを、合成樹脂製のねじ２等からなる固着部材を用いて、使用者が、使用時にボックス形状に組み立てるようにするようにすることができる。
このため、展開形状の素材には、必要に応じて、組立代１５を設けるようにする。
これにより、搬送時や販売時の嵩を小さくすることができる。

また、ランドリーハンガー用収納ボックス１には、後面板１２の上端部にフック４に掛けるためのフック用穴１６を設けることができる。
これにより、壁面、例えば、ベランダの壁面に粘着フック等のフック４を用いて、簡易に取り付けることができる。

また、ランドリーハンガー用収納ボックス１には、後面板１２と底面板１３とが交わる谷線に水抜き用穴１７を設けることができる。
これにより、濡れた状態のランドリーハンガー３をそのまま収納しても、水を水抜き用穴１７から排出することで、ボックス部１０内に水が溜まることがなく、衛生的に使用することができる。

このランドリーハンガー用収納ボックス１によれば、図３に示すように、ランドリーハンガー３のフック部３１を前面板１１の上端縁に当接させ、本体部の片方（ランドリーハンガー３の本体部の略半分）をボックス部１０内に挿入して並列状態に収納できるようにすることにより、ランドリーハンガー３同士が絡み合うことなく、すっきりと収納することができ、さらに、ランドリーハンガー３の収納及び取り出しに手数を要さず、使用勝手のよいものである。
そして、壁面、例えば、ベランダの壁面に粘着フック等のフック４を用いて、簡易に取り付けることができる。

以上、本考案のランドリーハンガー用収納ボックスについて、その実施例に基づいて説明したが、本考案は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。

本考案のランドリーハンガー用収納ボックスは、ランドリーハンガー同士が絡み合うことなく、すっきりと収納することができ、さらに、収納及び取り出しに手数を要さず、使用勝手がよいことから、ランドリーハンガー用収納ボックスの用途に好適に用いることができる。

１ランドリーハンガー用収納ボックス
１１前面板
１２後面板
１３底面板
１４側面板
１５組立代
１６フック用穴
１７水抜き用穴
２ねじ（固着部材）
３ランドリーハンガー
３１フック部
４フック

Claims

上面が開口し、前面板の上端を後面板の上端より低く、前面板の下端を後面板の下端より高く形成し、前面板の下端と後面板の下端を傾斜した底面板で接続し、前面板、後面板及び底面板を側面板で接続したボックス形状をし、ランドリーハンガーのフック部を前面板の上端縁に当接させ、本体部の片方をボックス部内に挿入して並列状態に収納できるようにしたことを特徴とするランドリーハンガー用収納ボックス。
展開形状に形成し、折曲線を付与した合成樹脂製のシート材を、固着部材を用いて、ボックス形状に組み立てるようにしたことを特徴とする請求項１に記載のランドリーハンガー用収納ボックス。
後面板の上端部にフックに掛けるためのフック用穴を設けたことを特徴とする請求項１又は２に記載のランドリーハンガー用収納ボックス。
後面板と底面板とが交わる谷線に水抜き用穴を設けたことを特徴とする請求項１、２又は３に記載のランドリーハンガー用収納ボックス。