JP6310213B2 - 金属と樹脂との複合体及びその製造方法 - Google Patents
金属と樹脂との複合体及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6310213B2 JP6310213B2 JP2013175501A JP2013175501A JP6310213B2 JP 6310213 B2 JP6310213 B2 JP 6310213B2 JP 2013175501 A JP2013175501 A JP 2013175501A JP 2013175501 A JP2013175501 A JP 2013175501A JP 6310213 B2 JP6310213 B2 JP 6310213B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- functional group
- metal
- resin
- dissociation constant
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
前記金属部の表面に最初に付与する極性官能基の種類は、前記金属の酸化物又は水酸化物の等電点と極性官能基の解離定数とから次の(a)、(b)又は(c)の場合分けで求められる値を相互作用パラメーターとし、該相互作用パラメーターが1以上となる極性官能基に決定し、決定した極性官能基を前記金属部の表面に最初に付与するステップを含むことを特徴とする金属と樹脂との複合体の製造方法。
(a)解離定数が7を超える場合は、解離定数から等電点を引いた値
(b)解離定数が7未満の場合は、等電点から解離定数を引いた値
(c)解離定数が7の場合は、等電点が7未満であれば解離定数から等電点を引いた値、等電点が7を超えれば等電点から解離定数を引いた値
ここで、「最初に付与する」とは、その後に付与する第2の極性官能基が必ずあることを意味しない。第2の極性官能基はなくてもよいし、あってもよい。
前記金属部の表面に最初に付与する極性官能基の種類は、前記金属の酸化物又は水酸化物の等電点と極性官能基の解離定数とから次の(a)、(b)又は(c)の場合分けで求められる値を相互作用パラメーターとし、該相互作用パラメーターが1以上となるアミノ基以外の第1の極性官能基に決定し、決定した第1の極性官能基を前記金属部の表面に最初に付与するステップと、
(a)解離定数が7を超える場合は、解離定数から等電点を引いた値
(b)解離定数が7未満の場合は、等電点から解離定数を引いた値
(c)解離定数が7の場合は、等電点が7未満であれば解離定数から等電点を引いた値、等電点が7を超えれば等電点から解離定数を引いた値
その後、前記金属部の表面に第2の極性官能基としてアミノ基を付与するステップと、を含むことを特徴とする金属と樹脂との複合体の製造方法。
前記金属部は表面に、前記金属の酸化物又は水酸化物の等電点と極性官能基の解離定数とから次の(a)、(b)又は(c)の場合分けで求められる値を相互作用パラメーターとし、該相互作用パラメーターが1以上となるアミノ基以外の第1の極性官能基が付与されており、第2の極性官能基としてアミノ基が第1の極性官能基に積層されて付与されているものであり、
(a)解離定数が7を超える場合は、解離定数から等電点を引いた値
(b)解離定数が7未満の場合は、等電点から解離定数を引いた値
(c)解離定数が7の場合は、等電点が7未満であれば解離定数から等電点を引いた値、等電点が7を超えれば等電点から解離定数を引いた値
前記樹脂は前記極性官能基と相互に作用し合う接着性官能基を含む接着性改質剤が配合されたものであり、
前記極性官能基と前記接着性官能基との相互作用により、前記金属部と前記樹脂部とが接着されていることを特徴とする金属と樹脂との複合体。
金属部の態様としては、特に限定はされないが、板状、箔状、塊状等が例示でき、複合体の用途にあわせて、加工機等により、予め所定形状に形成されていてもよいし、樹脂部との接着後に所定形状に形成されてもよい。
樹脂部の態様としては、特に限定はされないが、板状、フィルム状、塊状等が例示でき、複合体の用途にあわせて、金属部と接するように樹脂部を成形時に、所定形状にすることが、工程の削減になって好ましい。
また、樹脂は、機械的強度等を向上させるため、ガラス繊維、無機フィラー等が配合されていてもよいし、配合されていなくてもい。
また、成形は、アニール工程を含んでいてもよいし、含んでいなくてもよい。
この相互作用は、金属部と樹脂部との界面で極性官能基及び接着性官能基の原子、電子等が互いに引き合う作用である。具体的には、極性官能基及び接着性官能基の原子間で、電子の移動・共有を伴う一次結合(イオン結合、共有結合等)と、極性官能基及び接着性官能基の中で、電子密度の偏在が生じ、両官能基同士がクローン力で引き合う二次結合(水素結合、ファンデルワールス結合等)とである。
金属と樹脂との複合体の態様としては、特に限定はされないが、板状、箔状、紐状、筒状、柱状、球状、塊状等が例示できる。
金属と樹脂との複合体の用途としては、特に限定はされないが、電子・電気部品、建築土木部材、自動車部品、農業資材、梱包資材、衣料、日用品等、又はこれらを製造するための材料等が例示できる。自動車部品としては、特に限定はされないが、エンジンオイル等をシールするシール部材、ハイブリット車等のバッテリーをシールするシール部材等が例示できる。
・金属部に用いた各金属の酸化物又は水酸化物の等電点、金属部に付与した接着官能基の種類とその解離定数、該等電点と該解離定数の差から求められる相互作用パラメーター
・比較例1と実施例2,3,5,7は、接着官能基としてカルボキシル基を付与した後、アミノ基を付与(積層)して接着改質構成としたこと。
・樹脂部に用いた樹脂の種類(PPS)とこれに付与した官能基の種類
・複合体の接着性能として測定したせん断引張強度及び破壊モード
金属部として、市販の純Sn、純Zn、純Ni、純Al又は純Feよりなる長さ75mm、幅25mm、厚さ2mmの板を用いた。
金属表面にカルボキシル基を付与する化合物として、アクリル酸の重合体(分子量MW:10,000)を用いた。
金属表面にアミノ基を付与する化合物として、アリルアミンの重合体(分子量MW:1,000)を用いた。
樹脂として、ポリフェニレンサルファイド(PPS)を用いた。
樹脂にエポキシ基を付与する接着性改質剤として、エチレンとスチレンとの共重合体がグリシジルメタクリレート(GMA)で変性された変性ポリエチレン−ポリスチレン共重合体(変性PE/PS)であった。さらに詳述すると、この変性PE/PSは、ポリエチレンを主鎖とし、スチレン系モノマーを側鎖としたグラフト共重合体に、主鎖のポリエチレンがGMAで変性され、接着性官能基としてエポキシ基(グリシジル基)を含む化合物であり、グリシジルメタクリレートの割合が10質量%であり、エポキシ基の含有量が3質量%であった。
樹脂にカルボキシル基を付与する接着性改質剤として、無水マレイン酸変性ポリエチレンを用いた。カルボキシル基の含有量は3質量%であった。
樹脂にオキサゾリン基を付与する接着性改質剤として、オキサゾリン変性ポリエチレンを用いた。オキサゾリン基の含有量は3質量%であった。
(1)金属部の前処理
金属部は、表面を粒度#1,000のサンドペーパで擦って、油分を除去した。次いで、23℃の塩酸中に1分間浸漬して、表面のエッチングを行った。さらに、強アルカリ脱脂剤(日本パーカライジング社の「FC−E2001」)の70℃の水溶液中に1分間浸漬して脱脂を行った。
上記前処理を行った金属部の表面に、それぞれの表面処理に用いる、カルボキシル基を付与する化合物又はアミノ基を付与する化合物を塗布した後、150℃の恒温槽中にて、10分間の乾燥処理を行い、金属部の表面にそれぞれの化合物からなる膜(層)を形成した。また、実施例2,3,5,7と比較例では、カルボキシル基を付与する化合物を塗布して同条件で膜(層)を形成した後、アミノ基を付与する化合物を塗布して同条件で膜(層)を形成(積層)した。
接着性改質剤を樹脂に配合するため、ラボプラストミル(東洋精機製作所社の「KF70V2」)を用い、樹脂(80質量部)と接着性改質剤(20質量部)とを、使用した樹脂が溶融する温度(PPS:320℃)で、5分間溶融混練を行い、成形材料とした。
上記表面処理を行った金属部を金型内に配置した後、上記成形材料又は樹脂を金型内に入れ、成形材料に用いられている樹脂が溶融する上記温度で圧縮成形を行った。また、成形中に、金型の表面温度を150℃で3時間保持してアニール工程を行った。
(a)解離定数が7を超える場合は、解離定数から等電点を引いた値
(b)解離定数が7未満の場合は、等電点から解離定数を引いた値
(c)解離定数が7の場合は、等電点が7未満であれば解離定数から等電点を引いた値、等電点が7を超えれば等電点から解離定数を引いた値
図2(a)に示すように、金属部の表面に最初にアミノ基を付与する場合に、金属の酸化物又は水酸化物の等電点が5.5未満の場合には実施例1のように接着力が高く、等電点が5.5〜9.0の場合にも実施例4,6,8,9のように接着力が高く、等電点が9.0を超える場合には比較例2,3のように接着力が低くなる。また、金属部の表面に最初にカルボキシル基を付与する場合に、金属の酸化物又は水酸化物の等電点が5.5未満の場合には比較例1のように接着力が低く、等電点が5.5〜9.0の場合には実施例5,7,10,11のように接着力が高く、等電点が9.0を超える場合にも実施例2,3のように接着力が高くなる。
図2(b)は、このように金属部の表面に最初にアミノ基又はカルボキシル基を付与する場合に、等電点によって接着力が変化することを観念的にグラフ化した説明図である。
よって、金属の酸化物又は水酸化物の等電点が5.5未満の場合には、アミノ基を最初に付与すればよく、等電点が5.5〜9.0の場合にはアミノ基又はカルボキシル基のいずれを最初に付与してもよく、等電点が9.0を超える場合にはカルボキシル基を最初に付与すればよいことが分かる。
Claims (5)
- 金属よりなる金属部の表面に極性官能基を付与し、樹脂よりなる樹脂部の少なくとも表面に前記極性官能基と相互に作用し合う接着性官能基を付与し、前記極性官能基と前記接着性官能基との相互作用により、前記金属部と前記樹脂部とを接着させる金属と樹脂との複合体の製造方法において、
前記金属部の表面に最初に付与する極性官能基の種類は、前記金属の酸化物又は水酸化物の等電点と極性官能基の解離定数とから次の(a)、(b)又は(c)の場合分けで求められる値を相互作用パラメーターとし、該相互作用パラメーターが1以上となる極性官能基に決定し、決定した極性官能基を前記金属部の表面に最初に付与するステップを含むことを特徴とする金属と樹脂との複合体の製造方法。
(a)解離定数が7を超える場合は、解離定数から等電点を引いた値
(b)解離定数が7未満の場合は、等電点から解離定数を引いた値
(c)解離定数が7の場合は、等電点が7未満であれば解離定数から等電点を引いた値、等電点が7を超えれば等電点から解離定数を引いた値 - 金属よりなる金属部の表面に極性官能基を付与し、樹脂よりなる樹脂部の少なくとも表面に前記極性官能基と相互に作用し合う接着性官能基を付与し、前記極性官能基と前記接着性官能基との相互作用により、前記金属部と前記樹脂部とを接着させる金属と樹脂との複合体の製造方法において、
前記金属部の表面に最初に付与する極性官能基の種類は、前記金属の酸化物又は水酸化物の等電点と極性官能基の解離定数とから次の(a)、(b)又は(c)の場合分けで求められる値を相互作用パラメーターとし、該相互作用パラメーターが1以上となるアミノ基以外の第1の極性官能基に決定し、決定した第1の極性官能基を前記金属部の表面に最初に付与するステップと、
(a)解離定数が7を超える場合は、解離定数から等電点を引いた値
(b)解離定数が7未満の場合は、等電点から解離定数を引いた値
(c)解離定数が7の場合は、等電点が7未満であれば解離定数から等電点を引いた値、等電点が7を超えれば等電点から解離定数を引いた値
その後、前記金属部の表面に第2の極性官能基としてアミノ基を付与するステップと、を含むことを特徴とする金属と樹脂との複合体の製造方法。 - 前記接着性官能基は、エポキシ基、ヒドロキシル基、シラノール基、カルボキシル基、イソシアネート基、スルフヒドリル基又はオキサゾリン基である請求項2記載の金属と樹脂との複合体の製造方法。
- 金属よりなる金属部と樹脂よりなる樹脂部とが接着された金属と樹脂との複合体であって、
前記金属部は表面に、前記金属の酸化物又は水酸化物の等電点と極性官能基の解離定数とから次の(a)、(b)又は(c)の場合分けで求められる値を相互作用パラメーターとし、該相互作用パラメーターが1以上となるアミノ基以外の第1の極性官能基が付与されており、第2の極性官能基としてアミノ基が第1の極性官能基に積層されて付与されているものであり、
(a)解離定数が7を超える場合は、解離定数から等電点を引いた値
(b)解離定数が7未満の場合は、等電点から解離定数を引いた値
(c)解離定数が7の場合は、等電点が7未満であれば解離定数から等電点を引いた値、等電点が7を超えれば等電点から解離定数を引いた値
前記樹脂は前記極性官能基と相互に作用し合う接着性官能基を含む接着性改質剤が配合されたものであり、
前記極性官能基と前記接着性官能基との相互作用により、前記金属部と前記樹脂部とが接着されていることを特徴とする金属と樹脂との複合体。 - 前記接着性官能基は、エポキシ基、ヒドロキシル基、シラノール基、カルボキシル基、イソシアネート基、スルフヒドリル基又はオキサゾリン基である請求項4記載の金属と樹脂との複合体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013175501A JP6310213B2 (ja) | 2013-08-27 | 2013-08-27 | 金属と樹脂との複合体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013175501A JP6310213B2 (ja) | 2013-08-27 | 2013-08-27 | 金属と樹脂との複合体及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015044301A JP2015044301A (ja) | 2015-03-12 |
JP6310213B2 true JP6310213B2 (ja) | 2018-04-11 |
Family
ID=52670286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013175501A Active JP6310213B2 (ja) | 2013-08-27 | 2013-08-27 | 金属と樹脂との複合体及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6310213B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6683993B2 (ja) * | 2017-05-08 | 2020-04-22 | 学校法人金沢工業大学 | 接合物の製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5560565B2 (ja) * | 2009-01-30 | 2014-07-30 | 豊田合成株式会社 | 金属と樹脂との複合体及びその製造方法 |
-
2013
- 2013-08-27 JP JP2013175501A patent/JP6310213B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015044301A (ja) | 2015-03-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5560565B2 (ja) | 金属と樹脂との複合体及びその製造方法 | |
JP5234011B2 (ja) | 金属と樹脂との複合体の製造方法 | |
TWI630101B (zh) | 金屬樹脂接合體及其製造方法 | |
JP5447742B1 (ja) | 電池用包装材料 | |
JP2018125306A (ja) | 電池用包装材料 | |
JP2009078434A (ja) | 金属−樹脂複合成形品及びその製造方法 | |
JP5958615B2 (ja) | 金属と熱可塑性樹脂の複合体 | |
JP7098859B2 (ja) | 金属表面上でのプラスチックオーバーモールドのためのプロセスおよびプラスチック-金属ハイブリット部品 | |
WO2007066742A1 (ja) | アルミニウム合金と樹脂の複合体及びその製造方法 | |
KR102471455B1 (ko) | 금속 표면 상의 플라스틱 오버몰딩 방법 및 플라스틱-금속 하이브리드 부품 | |
JP2013014831A (ja) | 金属と樹脂との複合体及びその製造方法 | |
JP7040988B2 (ja) | アルミニウム合金と樹脂の複合体及びその製造方法 | |
KR20150087217A (ko) | 사출 성형 공정에 사용하기 위한 복합 재료 | |
JP6310213B2 (ja) | 金属と樹脂との複合体及びその製造方法 | |
JP2018027698A (ja) | 熱可塑性樹脂と金属との複合体 | |
TWI658925B (zh) | 化學處理金屬板、表面處理金屬板、複合構件以及化學處理金屬板之製造方法 | |
Zhang et al. | Improving interface bonding strength of laser-welded steel/CFRTP hybrid joint via bilayer silane film | |
Wang et al. | Functionalization of aluminum alloy surface with reactive epoxide silane to induce ultra-high strength polyamide 6/aluminum alloy composite joint | |
JP2018145245A (ja) | 炭素繊維複合材料 | |
JP2014148636A (ja) | 樹脂組成物及びインサート成形品 | |
CN110383523A (zh) | 电池用外包装材料、电池用外包装材料的制造方法和电池 | |
CN109749325B (zh) | 用于车轮防锈罩的热塑性透明树脂组合物及其制备方法 | |
CN116568488A (zh) | 与金属接合用的聚酰胺树脂组合物及其制造方法、以及由包含该聚酰胺树脂组合物的成型体和金属构成的异种复合成型体 | |
JP2024095173A (ja) | 界面近傍の強度が増強された有機層を有する積層体、その積層体を用いた接合体、その製造方法、及びその確認方法 | |
JP2014037104A (ja) | 金属部材−ポリエチレン部材複合体及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160419 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160420 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160615 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160809 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161102 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20161110 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20170106 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171023 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180316 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6310213 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |