JP6309824B2 - パチンコ機の自動包装装置 - Google Patents

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本発明は、起立配置された一対のフォーミングプレートにより、幅方向に沿って二つ折りしたフィルムの各二つ折部を内側にそれぞれ直角に折り曲げて所定間隔をおいて起立させることで、当該二つ折部の間に挿入配置されたパチンコ機を自動包装する装置に関するものである。
パチンコ機の包装装置には、特許文献1等に開示されているように種々のものがあり、その中で、起立配置された一対のフォーミングプレートにより、幅方向に沿って二つ折りしたフィルムの各二つ折部を内側にそれぞれ直角に折り曲げて所定間隔をおいて起立させることで、当該二つ折部の間に挿入配置されたパチンコ機を自動包装する装置が知られている。
このパチンコ機の自動包装装置は、先端部が上下方向に予め熱融着されている二つ折フィルムの各二つ折部の間にパチンコ機が挿入配置された状態で、各二つ折部の開口側の上端部に上昇気流を作用させて、起立姿勢を保持させた状態で、パチンコ機を覆っている二つ折フィルムにおける先端部の既熱融着部と対向する部分を上下方向に熱融着及び切断すると共に、パチンコ機の上端に対応する部分を水平方向に沿って熱融着及び切断することで、内部にパチンコ機が挿入配置された二つ折フィルムの二つ折部の下辺部を除く三辺部を熱融着させることで、包装している。
しかし、二つ折フィルムの各二つ折部の上端部の垂直姿勢を保持させるために、当該上端部に上昇気流を常時作用させて、二つ折フィルムの直上に配置された複数の空気圧シリンダのロッドの先端に取付けられた把持爪により把持していたので、二つ折フィルムの上端部の起立が不十分の場合には、前記把持爪による把持ができず、パチンコ機に対して二つ折フィルムが垂れ下がって、極端な場合には、二つ折部の熱融着が不能の場合があった。
また、二つ折フィルムの上端部を熱融着した状態において、小幅の耳部が発生するが、そのまま放置されていたので、包装されたパチンコ機の梱包時等において、当該耳部が引っ掛かる等の問題もあった。
特開2005−81132号公報
本発明は、上記構成のパチンコ機の自動包装装置において、パチンコ機が挿入配置された二つ折フィルムを、当該二つ折フィルムの熱融着・切断位置である第2コンベア装置に搬送する際、及び熱融着・切断位置に配置された状態において、当該二つ折フィルムの開口側の上端部の起立姿勢を保持させて、当該二つ折フィルムの上端部の熱融着及び切断を安定して確実に行えるようにすることを課題としている。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、幅方向に沿って二つ折りした二つ折フィルムの各二つ折部を内側にそれぞれ直角に折り曲げた状態で、開口を上端側にして、当該二つ折フィルムをパチンコ機の搬送方向と直交する水平方向に沿って所定間隔をおいて起立させるために、第1コンベア装置の両側に起立して配置された直角二等辺三角形状をした一対のフォーミングプレートと、
前記パチンコ機の走行方向に沿って先端側が予め上下方向に沿って熱融着された二つ折フィルムの内部にパチンコ機が配置された状態で、当該パチンコ機の搬送により前記二つ折フィルムを引っ張りながら、前記第1コンベア装置に接続する第2コンベア装置の上の熱融着・切断位置に配置された当該パチンコ機を覆っている前記二つ折フィルムにおける上下方向の既熱融着部と対向する部分を、上下方向に沿って二列状に熱融着すると共に、当該二列状に熱融着された部分の間の切断を行う上下方向熱融着・切断装置と、
前記第2コンベア装置に載せられたパチンコ機の上端よりも上方において前記二つ折フィルムを水平方向に沿って熱融着すると共に、当該熱融着された部分よりも外側の切断を行う水平方向熱融着・切断装置とを備え、
前記二つ折フィルムにおけるパチンコ機の下辺部を除く残りの三辺部に相当する部分を熱融着して切断することで、当該パチンコ機の全体をフィルムで包装する構成のパチンコ機の自動包装装置であって、
前記パチンコ機の全体を覆った状態で、開口を上端側にした前記二つ折フィルムの起立姿勢を維持すべく、当該二つ折フィルムの開口となっている上端側を前記パチンコ機の搬送方向に沿って把持して搬送するためのフィルム把持搬送装置が、前記熱融着・切断位置である第2コンベア装置の直上に配置され、
前記フィルム把持搬送装置は、一対の無端ローラチェーンが水平面内で対向配置されて、各無端ローラチェーンの内側で対向する各直線走行部は、各ローラが、対向配置された各走行ガイド板の側端面に当接した状態で走行して、各直線走行部のひょうたん形をした一方のリンクの凹部に、他方のリンクの凸部が入り込むことで、二つ折フィルムの上端部は、平面視においてひょうたん形のリンクプレートの形状に倣って波打った状態で、滑ることなく把持される構成であることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、二つ折フィルムは、所定間隔をおいて第1コンベア装置の両側に起立配置された一対のフォーミングプレートにより、前記第1コンベア装置を包み込むようにして、各二つ折部を内側にしてそれぞれ直角に折り曲げられて起立させられ、この状態で、第1コンベア装置によりパチンコ機が起立姿勢で搬送されると、第2コンベア装置の直上に配置されたフィルム把持搬送装置により、先端部が上下方向に沿って予め熱融着されることで閉塞されている二つ折フィルムの開口側の上端部が把持された状態で、第1及び第2の各コンベア装置により、当該第2コンベア装置の上の熱融着・切断位置までパチンコ機が搬送されることで、二つ折フィルムが巻取軸から引き出されることで、当該熱融着・切断位置において、先端部が閉塞されている二つ折フィルムの内部にパチンコ機が挿入配置された状態となる。
この熱融着・切断位置において、フィルム把持搬送装置による二つ折フィルムの開口側の上端部の把持を解除してフリーにさせた状態で、二つ折フィルムの開口側の上端部に、パチンコ機の搬送方向に沿った張力を付与する等して、二つ折フィルムの開口側の上端部の起立姿勢を保持した状態で、上下方向及び水平方向の各熱融着・切断装置によって、前記二つ折フィルムにおけるパチンコ機の下辺部を除く残りの三辺部に相当する部分を熱融着して切断することで、当該パチンコ機の全体が二つ折フィルムで包装される。
また、二つ折フィルムの上端部の余幅部である耳部は、水平方向熱融着・切断装置により切断除去されて、パチンコ機を包装している二つ折フィルムには、耳部が残っていないので、その後の取り扱いにおいて、当該耳部が引っ掛かることがなくなって、取り扱いが便利となる。
また、請求項1の発明は、フィルム把持搬送装置は、一対の無端ローラチェーンが水平面内で対向配置されて、各無端ローラチェーンの内側で対向する各直線走行部は、対応する上下の各リンクプレートが走行ガイド板の内側の直線部の端縁部を挟むことで、当該各直線走行部のわん曲走行が阻止された状態で、各直線走行部のひょうたん形をした一方のリンクプレートの凹部に、他方のリンクプレートの凸部が入り込むことで、二つ折フィルムの上端部は、平面視においてひょうたん形のリンクプレートの形状に倣って波打った状態で、滑ることなく把持される構成であるので、パチンコ機と一緒に二つ折フィルムが搬送される際には、当該二つ折フィルムの上端部を下方に引っ張る力が作用するが、一対の無端ローラチェーンによる把持力が大きいので、当該二つ折フィルムの上端部の垂直姿勢を保持したまま、当該二つ折フィルムを搬送して、熱融着・切断位置に配置でき、当該二つ折フィルムの上端部の熱融着・切断を確実に行える。
請求項の発明は、請求項の発明において、前記一対の無端ローラチェーンは、密着・離間が可能であって、前記水平方向熱融着・切断装置により、二つ折フィルムの開口側の上端部の熱融着及び切断を行う際には、当該一対の無端ローラチェーンは、離間させて行うことを特徴としている。
請求項の発明によれば、パチンコ機の搬送時には、一対の無端ローラチェーンを密着させることで、当該パチンコ機が挿入配置されている二つ折フィルムの開口側の上端部を把持して、当該二つ折フィルムを搬送し、当該二つ折フィルムの上端部の熱融着・切断時には、一対の無端ローラチェーンを離間させることで、引張力が作用していない状態で、二つ折フィルムの開口側の上端部を熱融着できるため、熱融着を確実に行える。
請求項の発明は、請求項1又は2の発明において、前記水平方向熱融着・切断装置、及びフィルム把持搬送装置は、上下方向の配置位置が調整可能であることを特徴としている。
請求項の発明によって、水平方向熱融着・切断装置、及びフィルム把持搬送装置を基準位置よりも上方に配置させることで、パチンコ機を包装した二つ折フィルムの余裕が大きくなって、二つ折フィルムにゆとりのある状態で、パチンコ機の包装を行える。逆に、上記各装置を基準位置よりも下げることで、二つ折フィルムの余裕が少なくなって、二つ折フィルムの弛みが少ない状態で、パチンコ機の包装を行える。
請求項の発明は、請求項1ないしのいずれかの発明において、前記水平方向熱融着・切断装置により、二つ折フィルムの開口側の上端部の熱融着及び切断を行うことにより発生した二枚重ねとなった長尺状のフィルム耳部を巻き取るためのフィルム耳部巻取装置を備えていることを特徴としている。
請求項の発明によれば、二つ折フィルムの上端部を切断することで発生する長尺状のフィルム耳部は、フィルム耳部巻取装置により自動的に巻き取られるので、装置周辺に耳部が散乱して、自動包装作業の障害とならない。
請求項の発明は、請求項の発明において、前記フィルム耳部巻取装置は、軸心を垂直にした1ないし複数の第1ガイドローラを経て、軸心を水平にした複数の第2ガイドローラに巻き掛けられて、軸心を水平にした巻取軸に巻き取られ、しかも複数の第2ガイドローラのうち最も低い位置に配置される第2ガイドローラは、張力発生用の重りが付けられた状態で上下方向の移動が可能に配置されて、巻取軸の巻太りに応じて、上昇する構成であることを特徴としている。
請求項の発明によれば、フィルム耳部巻取装置の巻取回転数が一定の場合、フィルム耳部の巻太りにより、巻取速度が大きくなると、重りが取付けられている昇降可能な第2ガイドローラが上昇することで、巻取速度の増大を吸収できる。また、フィルム耳部は、二つ折フィルムに接続されているので、張力発生用の重りによって、当該二つ折フィルム、特に、その上端部に張力が及ぶために、一対の無端ローラチェーンを離間させて、二つ折フィルムの上端部の把持を解除した状態においても、当該二つ折フィルムの上端部は、垂直に近い姿勢を維持する。
本発明によれば、フィルム把持搬送装置は、一対の無端ローラチェーンが水平面内で対向配置されて、各無端ローラチェーンの内側で対向する各直線走行部は、各ローラが対向配置された各走行ガイド板の側端面に当接した状態で走行することで、各直線走行部のひょうたん形をした一方のリンクプレートの凹部に、他方のリンクプレートの凸部が入り込むことで、二つ折フィルムの上端部は、平面視においてひょうたん形のリンクプレートの形状に倣って波打った状態で、滑ることなく把持される構成であるので、パチンコ機と一緒に二つ折フィルムが搬送される際には、当該二つ折フィルムの上端部を下方に引っ張る力が作用するが、一対の無端ローラチェーンによる把持力が大きいので、当該二つ折フィルムの上端部の垂直姿勢を保持したまま、当該二つ折フィルムを搬送して、熱融着・切断位置に配置できて、当該二つ折フィルムの上端部の熱融着・切断を確実に行える。
本発明に係るパチンコ機の自動包装装置の全体斜視図である。 同じく正面図である。 同じく平面図である。 本発明に係るパチンコ機の自動包装装置の一対のフォーミングプレート1の部分を取り除いた状態の全体斜視図である。 二つ折フィルムF及びフィルム耳部Fbの流れを主体に示す本発明に係るパチンコ機の自動包装装置の正面図である。 二つ折フィルムFの各二つ折部Faが内側に直角に折り曲げられて起立される状態を示す斜視図である。 図4のX矢視図である。 (a),(b)は、それぞれ上下方向、及び水平方向の各熱融着・切断装置A,Bの各作動部A1 ,B1 の模式的断面図である。 フィルム把持搬送装置Dの下方斜視図である。 フィルム把持搬送装置Dの斜視図である。 図10のY矢視図である。 フィルム把持搬送装置Dを構成する一対の無端ローラチェーンE1 ,E2 の平面図である。 (a)は、一対の無端ローラチェーンE1 ,E2 の直線走行部の部分拡大平面図であり、(b)は、(a)のZ−Z線断面図である。 フィルム耳部巻取装置Kの斜視図である。 (a),(b)は、包装開始前において、フィルム耳部Fbを発生させるために、二つ折フィルムFを空切断する作用を説明するための自動包装装置の模式的正面図、及び平面図である。 (a),(b)は、第1コンベア装置C1 にパチンコ機Pが載せられた状態の自動包装装置の模式的正面図、及び平面図である。 (a),(b)は、第2コンベア装置C2 の熱融着・切断位置にパチンコ機Pがセットされた状態の自動包装装置の模式的正面図、及び平面図である。 同様の状態の側面図である。 内部にパチンコ機Pが挿入配置された二つ折フィルムFの上端部の把持を解除して、当該二つ折フィルムFの残りの二辺部をL字形に熱融着して切断する状態の側面図である。 (a),(b)は、それぞれ二つ折フィルムFによりパチンコ機Pが包装された状態の斜視図、及び正面図である。 フィルム把持搬送装置D’の別例を示す模式図である。
以下、実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。図1〜図5において、本発明に係るパチンコ機の自動包装装置は、一対のフォーミングプレート1により二つ折フィルムFの折曲げ部を内側にして直角に折り曲げると共に、開口を上方にして起立させ、起立された二つ折フィルムFの間にパチンコ機Pを挿入配置させるための前部(フィルム折曲げ・起立部)と、内部にパチンコ機Pが挿入配置された二つ折フィルムFにおける上下方向の既熱融着部W0 と対向する上下方向の部分、及び開口側の上端部を熱融着して切断するための後部(フィルム熱融着・切断部)とから成る。
パチンコ機の自動包装装置の前部には、第1コンベア装置C1 の両側に、直角二等辺三角形状をした一対のフォーミングプレート1が所定間隔をおいて起立配置され、前記第1コンベア装置C1 の手前側には、二つ折フィルムFが巻取軸(図示せず)に巻回された原反フィルムF0 が、当該巻取軸を前記第1コンベア装置C1 と平行にして配置されている。第1コンベア装置C1 の原反フィルムF0 との間には、原反フィルムF0 から引き出された二つ折フィルムFにおける第1コンベア装置C1 に近接した部分を上下から挟持するための一対の挟持ローラ2a,2bが、原反フィルムF0 の巻取軸と平行に配置されている。
原反フィルムF0 から引き出された二つ折フィルムFは、一対の挟持ローラ2a,2bを通過した後において、上方及び下方の各二つ折部Faの連結部が第1コンベア装置C1 の底部に配置される形態となって、即ち、前記連結部が第1コンベア装置C1 の裏面側に配置される形態となって、上方及び下方の各二つ折部Faは、それぞれ直角に折り曲げられた部分において、手前側及び奥側の各フォーミングプレート1の両面を覆うことで、当該二つ折フィルムFは、開口が上端側となって、起立配置される。なお、図1において、3は、第1コンベア装置C1 に載せられて搬送されるパチンコ機Pの両側方への転倒を防止するための一対の転倒防止バーを示す。
本発明に係るパチンコ機の自動包装装置の後部には、第1コンベア装置C1 に接続して、第2及び第3の各コンベア装置C2 ,C3 が僅かの間隔をおいて直列状に配置されている。第1及び第2の各コンベア装置C1 ,C2 の間の隙間は、後述の上下方向熱融着・切断装置Aを配置させるための空間であり、第2及び第3の各コンベア装置C2 ,C3 の間の隙間は、第1コンベア装置C1 から第2コンベア装置C2 の上である熱融着・切断位置に移送されるパチンコ機Pの停止位置を定めるストッパ体81(図5参照)を配置させるための空間である。
図5及び図7に示されるように、上下方向熱融着・切断装置Aは、第2コンベア装置C2 の上の熱融着・切断位置にパチンコ機Pが配置された状態で、当該パチンコ機Pを覆っている二つ折フィルムFにおける先端部の上下方向の既熱融着部W0 と対向する部分を上下方向に沿って熱融着して切断するための装置であり、水平方向熱融着・切断装置Bは、上記状態において、当該パチンコ機Pを覆っている二つ折フィルムFにおける上端部を水平方向に沿って熱融着して切断するための装置である。両装置A,Bは、いずれも熱融着用のヒータ4(5)及び切断刃6(7)を備えた作動部A1 ,B1 と、当該作動部A1 ,B1 との間で、二つ折フィルムFの各二つ折部Faを挟むために、当該作動部A1 ,B1 に対して対向配置された受け部A2 ,B2 とで構成される。
両装置A,Bの作動部A1 ,B1 と受け部A2 ,B2 は、いずれも全体形状がL字形の一体状に形成されることで、水平方向熱融着・切断装置Bの作動部B1 及び受け部B2 は、いずれも片持ち状となって支持されている。上下方向熱融着・切断装置Aの作動部A1 及び受け部A2 は、それぞれ垂直支持部材8,9の内側に対向して取付けられていて、各垂直支持部材8,9は、フレーム11における前記一対のフォーミングプレート1と対向する部分の上端部、及び下端に近い部分にそれぞれ水平に設けられたガイドレール12,13に沿って互いに接近・離間するようにスライドする。即ち、フレーム11における一対のフォーミングプレート1と対向する側の各コーナー支柱14,15の高さ方向の中央部には、それぞれエアシリンダ16,17が水平に取付けられていて、各エアシリンダ16,17のロッドの先端部が前記各垂直支持部材8,9に連結されることで、上下方向及び水平方向の各熱融着・切断装置A,Bの一体化された作動部A1 ,B1 と、同様の受け部A2 ,B2 とは、各エアシリンダ16,17の駆動により、互いに接近・離間するようになっている。
また、内部にパチンコ機Pが挿入配置された二つ折フィルムFの上端部の熱融着位置を上下方向に沿って変更して、二つ折フィルムFによるパチンコ機Pの包装状態のたるみの調整を可能にするために、各垂直支持部材8,9 に対する上下方向熱融着・切断装置Aの作動部A1 の取付位置は、上下方向に沿って調整可能になっている。
上下方向熱融着・切断装置Aの作動部A1 は、図8に示されるように、水平方向に沿って所定間隔をおいて上下方向に配置された2本のヒータ4の間に切断刃6が上下方向に配置され、水平方向熱融着・切断装置Bの作動部B1 は、水平方向に配置された1本のヒータ5の直上に切断刃7が同方向に配置され、両装置A,Bのヒータ4,5及び切断刃6,7は、いずれも直交した状態で接続されている。受け部A2 ,B2 には、熱融着及び切断の際に、前記ヒータ4,5及び切断刃6,7を弾性的に当接させるためのスポンジ体10が設けられている。
次に、図2〜図4及び図9〜図13を参照して、二つ折フィルムFの内部にパチンコ機Pが挿入配置された状態で、当該パチンコ機Pを第1コンベア装置C1 から熱融着・切断位置である第2コンベア装置C2 に移送する際に、二つ折フィルムFの上端部を起立姿勢を保持して把持した状態で、当該二つ折フィルムFの上端部を搬送するためのフィルム把持搬送装置Dについて説明する。フィルム把持搬送装置Dは、一対の無端ローラチェーンE1 ,E2 の内側の直線走行部をわん曲させることなく当接させて、各直線走行部の間に、二つ折フィルムFの各二つ折部Faの上端部を挟み込むことで、二つ折フィルムFの上端部を確実に把持する構成であって、第1無端ローラチェーンE1 は駆動走行され、第2無端ローラチェーンE2 は、被動走行される。即ち、図9及び図13に示されるように、第1及び第2の各無端ローラチェーンE1 ,E2 の直線走行部は、第1及び第2の各走行ガイド板21,22の互いに対向する各側端面に当接した状態で走行することで、走行時における走行方向と直交する方向の弛みが生じないようになっていて、この走行状態において、一方の無端ローラチェーンE1 のひょうたん形をしたリンクプレート23aの凹部に、他方の無端ローラチェーンE2 のリンクプレート24aの両端部のいずれかの凸部が僅かに入り込むことで、第1無端ローラチェーンE1 の駆動走行により第2無端ローラチェーンE2 が被動走行される。第1及び第2の各無端ローラチェーンE1 ,E2 の各ピン45,46の外側に嵌め込まれた各ローラ47,48は、第1及び第2の各走行ガイド板21,22の端面に当接した状態で走行する。なお、図13において、リンクプレート23aと同24aは、両者の間に2枚の二つ折部Faを挟んだ状態で互いに接触して走行するが、図示の関係上、各リンクプレート23a,24aは、互いに離間させてある。
フレーム11の上部の相前後する連結部材25にベース板26が固定され、当該ベース板26の下方には、中間板27が上下方向の配置位置を調整可能にして複数本(実施例では4本)の吊下ロッド28を介して取付けられている。即ち、中間板27に一体に取付けられた複数本の吊下ロッド28は、ベース板26を貫通して上方に突出され、2本の吊下ロッド28の上端部は、それぞれ連結板29で連結され、更に、ベース板26と各連結板29とは、それぞれ複数本(2本)の高さ調整ボルト31で連結されている。よって、高さ調整ボルト31により、中間板27の高さの調整ができて、当該中間板27の下方に配置された一対の無端ローラチェーンE1 ,E2 の配置高さの調整が可能となっている。
中間板27の下方には、複数本の連結支柱32を介して第1無端ローラチェーンE1 の取付板33が配置され、当該取付板33の直下に前記第1走行ガイド板21が一体に取付けられている。一方、中間板27の裏面における二つ折フィルムFの走行方向Qと直交する方向に沿った端部には、当該方向に沿って一対のガイドレール34が設けられ、第2無端ローラチェーンE2 を取付けるための第2無端ローラチェーン取付体35は、中間板27の上面に取付けられたエアシリンダ36によって、前記一対のガイドレール34に案内されて、二つ折フィルムFの走行方向Qと直交する方向に沿って移動可能である。第2無端ローラチェーン取付体35の直下に前記第2走行ガイド板22が一体に取付けられている。両直線走行部の各ローラ48が第2走行ガイド板22に沿って走行案内される第2無端ローラチェーンE2 の両端は、それぞれ鎖歯車37に掛装されている。
一方、取付板33の直下に配置された前記第1走行ガイド板21、駆動用鎖歯車38、張力付与用鎖歯車39には、第1無端ローラチェーンE1 が掛装され、ベース板26に配置された駆動モータ41の駆動軸41aの回転が、鎖歯車43及び無端ローラチェーン44を介して駆動用鎖歯車38を取付けている駆動軸40に伝達されて、第2無端ローラチェーンE2 が駆動状態で周回走行するようになっている。第1走行ガイド板21の長手方向の両端部は半円状に形成されて、当該半円状の部分においても、第1無端ローラチェーンE1 は、鎖歯車が用いられることなく、当接状態で周回走行する。なお、一対の無端ローラチェーンE1 ,E2 における二つ折フィルムFが入り込む部分には、一対のフィルム引寄せローラ42が対向配置されていて、当該二つ折フィルムFの離間している各二つ折部Faを互いに接近するように引き寄せて、一対の無端ローラチェーンE1 ,E2 の間に密着させて入り込ませるためのローラである。
次に、図4、図5及び図14を参照して、フィルム耳部巻取装置Kについて説明する。フィルム耳部巻取装置Kは、二つ折フィルムFの上端部の余幅部を水平方向熱融着・切断装置Bにより切断することで発生する長尺状のフィルム耳部Fbを巻取ドラム51に巻き取って回収することで、作業室内にフィルム耳部Fbが飛散するのを防止する装置である。フレーム11の天井部に設けられた前記フィルム把持搬送装置Dにおけるパチンコ機Pの搬送方向Qを基準にして斜下流側には、軸心を垂直にした2本の第1ガイドローラ52が所定間隔をおいて配置され、前記フレーム11の別のコーナー支柱53には、上下一対のブラケット54が取付けられ、上方のブラケット54及び上下の各ブラケット54を連結している連結板55には、2本の第2ガイドローラ56が斜上下方向に沿って所定間隔をおいて軸心を水平にして固定配置されている。上下一対のブラケット54には、水平方向に沿って所定間隔をおいて2本のガイドロッド60が垂直に支持されていて、各ガイドロッド60には、スライダー57が上下動可能に支持され、最も低い位置に配置された第2ガイドローラ58は、前記スライダー57に軸心を水平にして取付けられることで、昇降可能となっている。
前記巻取ドラム51は、第1及び第2の各コンベア装置C1 ,C2 に連動して、即ち、二つ折フィルムFの走行に連動して駆動回転され、フィルム耳部Fbは、起立姿勢のままで2本の第1ガイドローラ52を通過した後に、90°だけ捻られることで上方に配置された第2ガイドローラ56を通過して、最も低い位置に昇降可能に配置された第2ガイドローラ58に巻回され、更に、別の第2ガイドローラ56に巻回された後に巻取ドラム51に巻き取られる。巻取ドラム51の回転数は一定であるため、フィルム耳部Fbの巻太りにより巻取速度が増大するが、これに応じて、最も低い位置に配置された第2ガイドローラ58が上昇することで、巻取速度の増大に対応しているため、フィルム耳部Fbに過剰張力が作用することなく、常に一定張力でもって、フィルム耳部Fbは巻取ドラム51に巻き取られる。なお、図1、図4及び図13において、59は、巻取ドラム51に巻き取られるフィルム耳部Fbの巻取位置を、当該巻取ドラム51の軸方向に沿って移動させるためのトラバースロッドであって、駆動モータ61の正逆回転により、巻取ドラム51の軸方向に沿って往復動を行う。
次に、図15〜図19を参照して、上記したパチンコ機Pの自動包装装置の作用について説明する。まず、図15に示されるように、フィルム把持搬送装置Dの起動により、二つ折フィルムFの上端部を一対の無端ローラチェーンE1 ,E2 で挟んで、二つ折フィルムFを第2コンベア装置C2 の上の熱融着・切断位置まで搬送して、垂直方向及び水平方向の各熱融着・切断装置A,Bによって、当該二つ折フィルムFの上端部を除く部分を、正面視でL字形にして、パチンコ機Pを包装しない空の熱融着及び切断を数回行うことで、前記巻取ドラム51に巻取可能な長さのフィルム耳部Fbを発生させる。このようにして発生した長尺状のフィルム耳部Fbを複数本の上記した第1及び第2の各ガイドローラ52,56に順次引っ掛けて、その先端部を巻取ドラム51に巻回させる。
図16は、二つ折フィルムFに対して最後の空の熱融着及び切断を行った状態であって、発生した長尺状のフィルム耳部Fbの基端部は、フィルム把持搬送装置Dを構成する一対の無端ローラチェーンE1 ,E2 により挟まれ、二つ折フィルムFの先端部には、最後の空の熱融着及び切断によって、上下方向に沿った既熱融着部W0 (図16参照)が存在することで、当該二つ折フィルムFは、その先端部が閉塞されて、上端部が開口されていて、第1コンベア装置C1 に配置されたパチンコ機Pを包装できる包装準備状態である。
上記した包装準備状態において、第1及び第2の各コンベア装置C1 ,C2 並びにフィルム把持搬送装置Dを同時に起動させると、図17及び図18に示されるように、二つ折フィルムFの上端部は、フィルム把持搬送装置Dを構成する一対の無端ローラチェーンE1 ,E1 の周回走行により、パチンコ機の搬送方向Qに引っ張られると共に、当該二つ折フィルムFの上端部を除く残りの部分は、第1コンベア装置C1 から第2コンベア装置C2 に向けてパチンコ機Pが移送されることで引っ張られて、当該二つ折フィルムFは、ストッパ体81により定められる位置までパチンコ機Pが搬送されて停止するのに対応して、原反フィルムF0 から引き出される。二つ折フィルムFには、パチンコ機Pの搬送時において下方に引っ張られる力が作用するが、二つ折フィルムFの上端部は、上記したように、第1及び第2の各ローラチェーンE1 ,E2 を構成していて、平面視においてひょうたん形の各リンクプレート23a,24aの形状に倣って波打った状態で、滑ることなくしっかりと把持された状態で搬送されるため、二つ折フィルムFは、パチンコ機Pの搬送中において大きく垂れ下がったり、滑り落ちたりすることはない。
次に、図19に示されるように、エアシリンダ36の作動により、フィルム把持搬送装置Dを構成している第2無端ローラチェーンE2 を第1無端ローラチェーンE1 に対して離間させることで、二つ折フィルムFの上端部のフィルム耳部Fbとなる部分の把持を解除する。この状態で、エアシリンダ16,17により垂直方向及び水平方向の各熱融着・切断装置A,Bを構成する一体となった作動部A1 ,B1 と、同様の受け部A2 ,B2 とを接近させて、当接させることで、パチンコ機Pが挿入配置された二つ折フィルムFにおける既熱融着部W0 と対向する上下方向の部分、及び上端部の水平方向の部分を熱融着して切断する。
二つ折フィルムFにおける既熱融着部W0 と対向する上下方向の部分は、二本の熱融着部W1 の間が切断されることで、残りの二つ折フィルムFの側に残った部分は、次のパチンコ機Pを包装する際の既熱融着部W0 となる。また、二つ折フィルムFの上端部の熱融着及び切断は、当該上端部の把持を解除して行うことで、当該上端部に張力が作用していない状態で行うので、当該熱融着及び切断を支障なく行える。なお、二つ折フィルムFの上端部の把持を解除しても、切断によりフィルム耳部Fbとなる二つ折フィルムFの当該上端部には、フィルム耳部巻取装置Kを構成する前記スライダー57の自重に基づく張力T(図16及び図17参照)が作用しているので、当該上端部は、側方に倒れることなく、ほぼ起立姿勢を保持する。
これにより、第2コンベア装置C2 の上である熱融着・切断位置において、パチンコ機Pを挿入配置している二つ折フィルムFは、正面視において逆L字状となって熱融着及び切断されることで、二つ折フィルムFの残りの二辺に相当する部分が閉塞されて、図20に示されるように、パチンコ機Pは、密封状態で包装される。このように、パチンコ機Pが二つ折フィルムFにより包装された状態では、上端部にフィルム耳部Fbが残っていないので、パチンコ機Pのその後の取扱い時において、当該フィルム耳部Fbが周辺の物品に引っ掛かる等の不具合がなくなる。なお、図19において、W1 ,W2 は、それぞれ上下方向及び水平方向の熱融着部を示し、F’は、方形状をした二つ折フィルムFが三辺で熱融着されることで、パチンコ機Pを密封状態で包装しているフィルムを示す。
第3コンベア装置C3 の起動により包装済のパチンコ機Pが装置外に搬出された後に、フィルム把持搬送装置D並びに第1及び第2の各コンベア装置C1 ,C2 が再起動することで、上記の作用が反復されて、二つ折フィルムFによりパチンコ機Pが連続して自動的に包装される。
なお、パチンコ機Pを包装する二つ折フィルムFの上端部が切断されることで発生するフィルム耳部Fbは、フィルム耳部巻取装置Kにより巻取ドラム51に巻き取られることは、上記した通りである。このようにして、連続して発生するフィルム耳部Fbは、自動的に回収されるので、パチンコ機Pを自動包装する作業現場にフィルム耳部Fbが散乱して、作業の障害となるような事態の発生を防止できる。
また、上記実施例では、「フィルム把持搬送装置」として、一対の無端ローラチェーンの内側の対向する各直線走行部を走行ガイド板でガイドすることで、当該チェーンを、その走行方向と直交する横方向にわん曲するのを防止して、各無端ローラチェーンを構成する各リンクプレートの間で、二つ折フィルムの上端部を僅かにわん曲させて把持することで、当該二つ折フィルムの上端部を滑り落ちることなく、確実に搬送させている。しかし、本発明における「フィルム把持搬送装置」は、二つ折フィルムの上端部を滑り落ちることなく把持して搬送できればよいので、図21に模式的に示されるように、弾性体で構成された一対一組の多数組のガイドローラ71を僅かに波打たせた状態で配置されて、各組のガイドローラ71の間で二つ折フィルムFを弾性的に挟んだ状態で、当該二つ折フィルムFを走行させることで、当該二つ折フィルムFの滑り落ちを防止する構成のフィルム把持搬送装置D’であってもよい。
A:上下方向熱融着・切断装置
1 :上下方向熱融着・切断装置の作動部
2 :上下方向熱融着・切断装置の受け部
B:水平方向熱融着・切断装置
1 :水平方向熱融着・切断装置の作動部
2 :水平方向熱融着・切断装置の受け部
1 :第1コンベア装置
2 :第2コンベア装置
D,D’:フィルム把持搬送装置
1 :第1無端ローラチェーン
2 :第2無端ローラチェーン
F:二つ折フィルム
0 :原反フィルム
Fa:二つ折部
Fb:フィルム耳部
K:フィルム耳部巻取装置
Q:パチンコ機の搬送方向(二つ折フィルムの走行方向)
T:フィルム耳部に作用する張力
0 :既熱融着部
1 :上下方向の熱融着部
2 :水平方向の熱融着部
1:フォーミングプレート
21:第1走行ガイド板
22:第2走行ガイド板
52:第1ガイドローラ
56:第2ガイドローラ
57:スライダー(重り)
58:最も低い位置に配置された第2ガイドローラ

Claims (5)

  1. 幅方向に沿って二つ折りした二つ折フィルムの各二つ折部を内側にそれぞれ直角に折り曲げた状態で、開口を上端側にして、当該二つ折フィルムをパチンコ機の搬送方向と直交する水平方向に沿って所定間隔をおいて起立させるために、第1コンベア装置の両側に起立して配置された直角二等辺三角形状をした一対のフォーミングプレートと、
    前記パチンコ機の走行方向に沿って先端側が予め上下方向に沿って熱融着された二つ折フィルムの内部にパチンコ機が配置された状態で、当該パチンコ機の搬送により前記二つ折フィルムを引っ張りながら、前記第1コンベア装置に接続する第2コンベア装置の上の熱融着・切断位置に配置された当該パチンコ機を覆っている前記二つ折フィルムにおける上下方向の既熱融着部と対向する部分を、上下方向に沿って二列状に熱融着すると共に、当該二列状に熱融着された部分の間の切断を行う上下方向熱融着・切断装置と、
    前記第2コンベア装置に載せられたパチンコ機の上端よりも上方において前記二つ折フィルムを水平方向に沿って熱融着すると共に、当該熱融着された部分よりも外側の切断を行う水平方向熱融着・切断装置とを備え、
    前記二つ折フィルムにおけるパチンコ機の下辺部を除く残りの三辺部に相当する部分を熱融着して切断することで、当該パチンコ機の全体をフィルムで包装する構成のパチンコ機の自動包装装置であって、
    前記パチンコ機の全体を覆った状態で、開口を上端側にした前記二つ折フィルムの起立姿勢を維持すべく、当該二つ折フィルムの開口となっている上端側を前記パチンコ機の搬送方向に沿って把持して搬送するためのフィルム把持搬送装置が、前記熱融着・切断位置である第2コンベア装置の直上に配置され、
    前記フィルム把持搬送装置は、一対の無端ローラチェーンが水平面内で対向配置されて、各無端ローラチェーンの内側で対向する各直線走行部は、各ローラが、対向配置された各走行ガイド板の側端面に当接した状態で走行して、各直線走行部のひょうたん形をした一方のリンクプレートの凹部に、他方のリンクプレートの凸部が入り込むことで、二つ折フィルムの上端部は、平面視においてひょうたん形のリンクプレートの形状に倣って波打った状態で、滑ることなく把持される構成であることを特徴とするパチンコ機の自動包装装置。
  2. 前記一対の無端ローラチェーンは、密着・離間が可能であって、前記水平方向熱融着・切断装置により、二つ折フィルムの開口側の上端部の熱融着及び切断を行う際には、当該一対の無端ローラチェーンは、離間させて行うことを特徴とする請求項に記載のパチンコ機の自動包装装置。
  3. 前記水平方向熱融着・切断装置、及びフィルム把持搬送装置は、上下方向の配置位置が調整可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載のパチンコ機の自動包装装置。
  4. 前記水平方向熱融着・切断装置により、二つ折フィルムの開口側の上端部の熱融着及び切断を行うことにより発生した二枚重ねとなった長尺状のフィルム耳部を巻き取るためのフィルム耳部巻取装置を備えていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載のパチンコ機の自動包装装置。
  5. 前記フィルム耳部巻取装置は、軸心を垂直にした1ないし複数の第1ガイドローラを経て、軸心を水平にした複数の第2ガイドローラに巻き掛けられて、軸心を水平にした巻取軸に巻き取られ、しかも複数の第2ガイドローラのうち最も低い位置に配置される第2ガイドローラは、張力発生用の重りが付けられた状態で上下方向の移動が可能に配置されて、巻取軸の巻太りに応じて、上昇する構成であることを特徴とする請求項に記載のパチンコ機の自動包装装置。
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