JP6309093B2 - 増幅回路および超音波プローブ - Google Patents

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Description

本発明は、増幅回路および超音波プローブに関するものである。
特許文献1には、電気波形生成回路であって、フローティングソースドライバ制御回路と、フローティングソースドライバ制御回路に結合された一対のスイッチング制御回路と、スイッチング制御回路に結合された複数の相補型のP型およびN型MOSFETと、相補型のP型およびN型MOSFETに結合された変換器と、を有し、浮動ソースドライバ制御回路は、周波数プリスケール部と、周波数プリスケール部に結合された制御ロジックと、周波数プリスケール部に結合された波形メモリと、波形メモリと周波数プリスケール部に結合されたアドレス発生器と、波形メモリに結合された一対のデジタルアナログ変換器と、を有し、デジタルアナログ変換器の1つはスイッチング電流制御回路に結合されている電気波形生成回路が開示されている。
米国特許第8198922号
ところで、超音波診断装置の超音波プローブの分解能は、様々な要素に依存するが、その1つとして超音波を発する振動子を駆動する増幅回路のサイズに依存する。高い分解能を得るには、増幅回路のサイズは、所定のサイズ内に収まることが求められる。特許文献1の回路では、回路サイズが大きく、超音波プローブの所望の分解能が得られない。また、回路の小型化と同時に消費電力の低減も実現する必要がある。
そこで本発明は、小さい回路サイズで信号を増幅すること、および消費電力の低減を図ることができる技術を提供する。
本願は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下の通りである。上記課題を解決すべく、本発明に係る増幅回路は、第1の設定信号に基づいて、出力する電流を変化させる第1の電流源部と、第2の設定信号に基づいて、引き込む電流を変化させる第2の電流源部と、第3の設定信号に基づいて、前記第1の電流源部に供給する電源電圧を変化させ、前記第1の電流源部から出力される電流によって生じる電圧の振幅を変化させる第1の振幅制御部と、第4の設定信号に基づいて、前記第2の電流源部に供給する電源電圧を変化させ、前記第2の電流源部により引き込まれる電流によって生じる電圧の振幅を変化させる第2の振幅制御部と、前記第1の電流源部から出力される電流および前記第2の電流源部から引き込まれる電流に応じて負荷を駆動するバッファ部と、を有する。
本発明によれば、小さい回路サイズで信号を増幅することができる。
上記した以外の課題、構成、および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の第1の実施の形態に係る超音波診断装置を示した図である。 図1の2DアレイICを説明する図である。 図2の送波回路の振幅可変および遷移時間調整を説明する図である。 図2の送波回路のブロック例を示した図である。 図4の送波回路の回路例を示した図である。 図5の送波回路のタイミングチャートを示した図のその1である。 図5の送波回路のタイミングチャートを示した図のその2である。 図5の送波回路の振幅制御のシミュレーション結果を示した図である。 図5の送波回路の遷移時間制御のシミュレーション結果を示した図である。 第2の実施の形態に係る送波回路のブロック例を示した図である。 駆動信号の収束を説明する図である。 図10のRZ回路の回路例を示した図である。 図12のRZ回路のタイミングチャートを示した図である。
超音波診断装置は、X線CT(Computed Tomography)装置やMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置等とともに、生体内を容易かつリアルタイムに観察することができる装置として広く利用されている。さらに、近年においては、従来の画像診断から、穿刺観察、造影剤観察などの治療支援への活用によりその用途を拡大しており、かかる背景からも、超音波診断装置では、従来にも増した高画質化が求められている。以下では、本発明の増幅回路を、超音波診断装置の超音波プローブの送波回路に適用した例について説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る超音波診断装置を示した図である。図1に示すように、超音波診断装置は、装置本体11と、超音波プローブ12とを有している。
装置本体11は、その筺体内部に、例えば、当該超音波診断装置の全体の制御を行うCPU(Central Processor Unit)と、CPUが実行するプログラム等を記憶したHDD(Hard Disk Drive)や処理するデータを一時記憶するRAMなどの記憶装置と、外部装置と通信するための通信IF(IF:InterFace)装置とを有している。また、装置本体11は、その筐体内部に、例えば、各種の電源回路と、超音波プローブからの信号を画像処理する画像処理回路とを有している。また、装置本体11は、例えば、キーボードやマウス等の入力装置と、液晶ディスプレイ装置等の出力装置とを有している。入力装置は、例えば、液晶ディスプレイ装置に設けられたタッチパネルであってもよい。装置本体11は、底面に取り付けられたキャスタ等により、床面上を自在に移動可能な構造となっている。
超音波プローブ12は、2D(Dimension)アレイ振動子12aと、2DアレイIC(Integrated Circuit)12bとを有している。2Dアレイ振動子12aは、超音波プローブ12の人体と接触する側の面において、超音波を発する複数の振動子を有している。2Dアレイ振動子12aの複数の振動子は、2次元(平面状)に配置されている。
2DアレイIC12bは、2Dアレイ振動子12aに対向するようにして、2Dアレイ振動子12aの振動子を駆動する回路を複数有している。2DアレイIC12bの複数の回路は、2次元に配置されている。
2DアレイIC12bの複数の回路は、2Dアレイ振動子12aの複数の振動子に対応して設けられている。例えば、2DアレイIC12bの1つの回路は、2Dアレイ振動子12aの1つの振動子と電気的に接続されている。
図2は、図1の2DアレイICを説明する図である。図2には、図1に示した2DアレイIC12bが示してある。図2の下部に示すように、2DアレイIC12bは、複数のサブアレイ21と、周辺回路22,23とを有している。
サブアレイ21と周辺回路22,23は、例えば、1つのIC基板上に形成される。図2では、IC基板上に40個(S00〜S39)のサブアレイ21が形成されている。また、図2では、IC基板上に2個の周辺回路22,23が形成されている。
周辺回路22,23は、図示していないが、装置本体11と通信を行うためのIF回路を有している。また、周辺回路22,23は、図示していないが、複数のサブアレイ21に電源を供給する共通低圧電源回路と、共通高圧電源回路とを有している。また、周辺回路22,23は、図示していないが、装置本体11からの指示に基づいて、複数のサブアレイ21を制御する制御回路を有している。
図2の上部左側に示すように、複数のサブアレイ21のそれぞれは、複数の素子回路31を有している。図2では、「S00」のサブアレイ21の素子回路31の例が示してある。1個のサブアレイ21は、64個(EL00〜EL63)の素子回路31を有している。
2Dアレイ振動子12aの複数の振動子は、高画質化の要求に応じて小型化され、その数が増加している。それに伴い、素子回路31の数は、例えば、約1万個に達する。そのため、素子回路31のサイズおよび消費電力の低減は、重要である。なお、図2では、図示を簡略化し、40個(S00〜S39)×64個(EL00〜EL63)の素子回路31の例を示している。
図2の上部右側に示すように、複数の素子回路31のそれぞれは、遅延制御回路32と、送波回路33と、受信回路34とを有している。図2では、「EL14」の素子回路31の回路ブロック例が示してある。なお、図2には、素子回路31と接続される、2Dアレイ振動子12aの振動子41も示してある。
同じ行の素子回路31(例えば、EL00〜EL07等)は、周辺回路22,23が有する、上述した図示していない共通低圧電源回路および共通高圧電源回路と接続されている。例えば、同じ行の素子回路31は、低圧の正負一対の電源配線に接続されている。また、同じ行の素子回路31は、高圧の正負一対の電源配線に接続されている。以下では、低圧の正側電源配線を電源VDDと呼び、低圧の負側電源配線を電源VSSと呼ぶことがある。また、高圧の正側電源配線を電源HVDDと呼び、高圧の負側電源配線を電源HVSSと呼ぶことがある。
遅延制御回路32は、装置本体11からの制御に応じて、送波回路33から出力される、振動子41を駆動する駆動信号の出力タイミングを制御する。例えば、遅延制御回路32は、2Dアレイ振動子12aの複数の振動子から出力される、複数の超音波のフォーカスポイント(超音波が重なり合うポイント)を走査するように、送波回路33が出力する駆動信号の出力タイミングを制御する。また、遅延制御回路32は、例えば、2Dアレイ振動子12aの複数の振動子が受信する複数の反射波から、ターゲットの適切な画像が得られるよう、受信回路34の受信タイミングを制御する。遅延制御回路32は、受信回路34によって受信された反射波の信号を装置本体11に送信する。これにより、装置本体11は、遅延制御回路32から受信した信号を画像処理し、ターゲットの画像を出力装置に表示することができる。
送波回路33は、遅延制御回路32から出力される信号に基づいて、振動子41を駆動する駆動信号を出力する。送波回路33は、振動子41に出力する駆動信号の振幅を可変することができる。また、送波回路33は、振動子41に出力する駆動信号の立上りの遷移時間と立下りの遷移時間とを調整できるようになっている。
受信回路34は、振動子41によって受信された信号を増幅して、遅延制御回路32に出力する。
図3は、図2の送波回路の振幅可変および遷移時間調整を説明する図である。図3には、送波回路33が振動子41に出力する駆動信号の波形W1,W2が示してある。また、図3には、波形W1を拡大した波形W3が示してある。
送波回路33は、診断する部位や映し出す像の種類に応じて、駆動信号の振幅を可変できるようになっている。例えば、装置本体11が、断層像を表示装置に表示する場合、送波回路33は、波形W1に示す振幅の駆動信号を振動子41に出力する。また、例えば、装置本体11が、血流像を表示装置に表示する場合、送波回路33は、波形W1の振幅より小さい振幅の波形W2の駆動信号を振動子41に出力する。
駆動信号の立上りの遷移時間と、立下りの遷移時間とが異なると、断層像や血流像に虚像(アーチファクト)が発生する。そのため、送波回路33は、駆動信号の立上りの遷移時間と立下りの遷移時間とが等しくなるように、調整できるようになっている。例えば、送波回路33は、図3の矢印A1に示す駆動信号の立下りの遷移時間と、矢印A2に示す駆動信号の立上りの遷移時間とを調整できるようになっている。送波回路33は、波形W2についても同様に、遷移時間を調整できるようになっている。
ここで、超音波プローブの分解能は、様々な要素に依存するが、その1つとして振動子41のサイズに依存する。例えば、振動子41のサイズが小さいほど、ターゲットを密に走査することができ、断層像や血流像の空間分解能が上がる。そのため、振動子41は、例えば、1個につき200〜300μmのサイズが求められる。
上記したように、素子回路31は、振動子41と1対1で接続される。従って、素子回路31のサイズも、振動子41と同様のサイズが求められる。例えば、素子回路31は、1個につき200〜300μmのサイズが求められる。
送波回路33は、駆動信号の振幅を可変できるようになっている。また、送波回路33は、駆動信号の遷移時間を調整できるようになっている。そのため、1つの素子回路31は、遅延制御回路32、送波回路33、および受信回路34を有するが、送波回路33が、大きさの約半分を占める。従って、分解能の高い超音波プローブを得るには、送波回路33のサイズを小さくすること、および消費電力を低減することが求められる。
図4は、図2の送波回路のブロック例を示した図である。図4に示すように、送波回路33は、可変電流源部51と、レベルシフト部52と、電流制御電流源部53,54と、振幅制御部55,56と、バッファ部57とを有している。
可変電流源部51は、電源VDD,VSSに接続されている。可変電流源部51には、入力信号inpが入力される。入力信号inpは、図2で説明した遅延制御回路32から出力される。入力信号inpは、例えば、正のパルス信号である。可変電流源部51に、入力信号inpが入力されると、バッファ部57からは、例えば、電力増幅された正のパルスの駆動信号outが出力される。
可変電流源部51には、入力信号innが入力される。入力信号innは、図2で説明した遅延制御回路32から出力される。入力信号innは、例えば、正のパルス信号である。可変電流源部51に、入力信号innが入力されると、バッファ部57からは、例えば、電力増幅された負のパルスの駆動信号outが出力される。
可変電流源部51には、遷移時間設定信号tpが入力される。遷移時間設定信号tpは、バッファ部57から出力される駆動信号outの、立上りの遷移時間を調整するための信号である。駆動信号outの立上りの遷移時間は、例えば、遷移時間設定信号tpの電圧の大きさに応じて調整される。
遷移時間設定信号tpは、例えば、装置本体11から出力される。遷移時間設定信号tpの大きさは、例えば、ユーザが装置本体11の入力装置を操作することによって可変される。すなわち、ユーザは、バッファ部57から出力される駆動信号outの、立上りの遷移時間を調整することができる。可変電流源部51は、例えば、正のパルスの入力信号inpが入力されている間、遷移時間設定信号tpの大きさに応じた電流の信号ipをレベルシフト部52に出力する。
可変電流源部51には、遷移時間設定信号tnが入力される。遷移時間設定信号tnは、バッファ部57から出力される駆動信号outの、立下りの遷移時間を調整するための信号である。駆動信号outの立下りの遷移時間は、例えば、遷移時間設定信号tnの電圧の大きさに応じて調整される。
遷移時間設定信号tnは、例えば、装置本体11から出力される。遷移時間設定信号tnの大きさは、例えば、ユーザが装置本体11の入力装置を操作することによって可変される。すなわち、ユーザは、バッファ部57から出力される駆動信号outの、立上りの遷移時間を調整することができる。可変電流源部51は、例えば、正のパルスの入力信号innが入力されている間、遷移時間設定信号tnの大きさに応じた電流の信号inをレベルシフト部52に出力する。
レベルシフト部52は、電源VDD,VSSに接続されている。レベルシフト部52は、可変電流源部51から出力される信号ipを高圧信号にレベルシフトし、信号lspを電流制御電流源部53に出力する。また、レベルシフト部52は、可変電流源部51から出力される信号inを高圧信号にレベルシフトし、信号lsnを電流制御電流源部54に出力する。
電流制御電流源部53には、レベルシフト部52から出力される信号lspが入力される。電流制御電流源部53は、信号lspの大きさに基づいて、バッファ部57に出力する電流を変化させる。例えば、電流制御電流源部53は、レベルシフト部52から出力される信号lspの電流が大きいほど、大きな電流をバッファ部57に出力する。電流制御電流源部53からバッファ部57に出力される電流が大きいほど、バッファ部57から出力される駆動信号outの立上りの遷移時間は短くなる。
なお、信号lspは、信号ipをレベルシフトしたものであり、その大きさは遷移時間設定信号tpの大きさに基づいている。従って、電流制御電流源部53は、ユーザによって設定される遷移時間設定信号tpの大きさに基づいて、バッファ部57に出力する電流を変化させる。
電流制御電流源部54には、レベルシフト部52から出力される信号lsnが入力される。電流制御電流源部54は、信号lsnの大きさに基づいて、バッファ部57から引き込む電流を変化させる。例えば、電流制御電流源部53は、レベルシフト部52から出力される信号lsnの電流が大きいほど、大きな電流をバッファ部57から引き込む。電流制御電流源部54のバッファ部57から引き込む電流が大きいほど、バッファ部57から出力される駆動信号outの立下りの遷移時間は短くなる。
なお、信号lsnは、信号inをレベルシフトしたものであり、その大きさは遷移時間設定信号tnの大きさに基づいている。従って、電流制御電流源部53は、ユーザによって設定される遷移時間設定信号tnの大きさに基づいて、バッファ部57から引き込む電流を変化させる。
振幅制御部55は、電源HVDDと電流制御電流源部53との間に接続されている。振幅制御部55には、振幅設定信号apが入力される。振幅設定信号apは、バッファ部57から出力される駆動信号outの立上りの振幅を可変するための信号である。駆動信号outの立上りの振幅は、振幅設定信号apの大きさに応じて可変される。
振幅設定信号apは、例えば、装置本体11から出力される。振幅設定信号apの大きさは、例えば、ユーザが装置本体11の入力装置を操作することによって可変される。すなわち、ユーザは、バッファ部57から出力される駆動信号outの立上りの振幅を可変することができる。
振幅制御部55は、振幅設定信号apの大きさに基づいて、電流制御電流源部53に供給する電源電圧を変化させ、電流制御電流源部53から出力される電流によって生じる電圧の振幅を変化させる。例えば、電流制御電流源部53に供給する電源電圧の絶対値を小さくすると、電流制御電流源部53から出力される電流によって生じる電圧(バッファ部57の入力電圧)の振幅は小さくなる。そして、バッファ部57から出力される駆動信号outの立上りの振幅は小さくなる。
振幅制御部56は、電源HVSSと電流制御電流源部54との間に接続されている。振幅制御部56には、振幅設定信号anが入力される。振幅設定信号anは、バッファ部57から出力される駆動信号outの立下りの振幅を可変するための信号である。駆動信号outの立下りの振幅は、振幅設定信号anの大きさに応じて可変される。
振幅設定信号anは、例えば、装置本体11から出力される。振幅設定信号anの大きさは、例えば、ユーザが装置本体11の入力装置を操作することによって可変される。すなわち、ユーザは、バッファ部57から出力される駆動信号outの立下りの振幅を可変することができる。
振幅制御部56は、振幅設定信号anの大きさに基づいて、電流制御電流源部53に供給する電源電圧を変化させ、電流制御電流源部54により引き込まれる電流によって生じる電圧の振幅を変化させる。例えば、電流制御電流源部54に供給する電源電圧の絶対値を小さくすると、電流制御電流源部54が引き込む電流によって生じる電圧(バッファ部57の入力電圧)の振幅は小さくなる。そして、バッファ部57から出力される駆動信号outの立下りの振幅は小さくなる。
バッファ部57は、電源HVDD,VHSSと接続されている。バッファ部57は、信号を入力する入力部が、直列接続された電流制御電流源部53,54の接続点と接続されている。バッファ部57は、電流制御電流源部53から出力される電流および電流制御電流源部54により引き込まれる電流に応じて、駆動信号outを振動子41に出力する。
図5は、図4の送波回路の回路例を示した図である。図5には、図4に示した可変電流源部51、レベルシフト部52、電流制御電流源部53,54、振幅制御部55,56、およびバッファ部57の回路例が示してある。
可変電流源部51は、スイッチSP1,SP2,SN1,SN2と、インバータ61,62と、NMOS(Negative channel metal Oxide Semiconductor)のトランジスタMN1と、PMOS(Positive channel metal Oxide Semiconductor)のトランジスタMP1とを有している。
スイッチSP1には、入力信号inpと、遷移時間設定信号tpとが入力される。スイッチSP1は、入力信号inpに応じてスイッチを開閉し、入力される遷移時間設定信号tpをトランジスタMN1のゲートに出力したりしなかったりする。例えば、スイッチSP1は、遅延制御回路32から入力信号inpが出力されると(「H状態」の入力信号inpが出力されると)、スイッチを閉じ、遷移時間設定信号tpをトランジスタMN1のゲートに出力する。
インバータ61には、入力信号inpが入力される。インバータ61は、入力される入力信号inpを反転して、スイッチSP2に出力する。例えば、インバータ61は、「H状態」の入力信号inpが入力されると、「L状態」の信号をスイッチSP2に出力する。
スイッチSP2には、インバータ61によって反転された入力信号inpと、電源VSSの電圧とが入力される。スイッチSP2は、インバータ61によって反転された入力信号inpに応じてスイッチを開閉し、入力される電源VSSの電圧をトランジスタMN1のゲートに出力したりしなかったりする。例えば、スイッチSP2は、遅延制御回路32から入力信号inpがインバータ61に出力されていない場合(「L状態」の入力信号inpがインバータ61に出力されている場合)、スイッチを閉じ、電源VSSの電圧をトランジスタMN1のゲートに出力する。
トランジスタMN1のゲートは、スイッチSP1,SP2と接続されている。トランジスタMN1のソースは、電源VSSと接続されている。トランジスタMN1のドレインは、レベルシフト部52のトランジスタMN2と接続されている。
トランジスタMN1は、遅延制御回路32から入力信号inpが出力されると、ゲートに遷移時間設定信号tpが入力される。例えば、遅延制御回路32から「H状態」の入力信号inpが出力されると、スイッチSP1は閉じ、スイッチSP2は開いて、トランジスタMN1のゲートに遷移時間設定信号tpが入力される。トランジスタMN1は、ゲートに遷移時間設定信号tpが入力されるとオンし、ドレイン−ソース間に遷移時間設定信号tpの電圧に応じた電流を流す。一方、トランジスタMN1は、遅延制御回路32から入力信号inpが出力されない場合、ゲートに電源VSSの電圧が入力される。例えば、遅延制御回路32から「L状態」の入力信号inpが出力されている場合、スイッチSP1は開き、スイッチSP2は閉じて、トランジスタMN1のゲートに電源VSSの電圧が入力される。トランジスタMN1は、ゲートに電源VSSの電圧が入力されるとオフし、ドレイン−ソース間に電流を流さない。
スイッチSN1には、入力信号innと、遷移時間設定信号tnとが入力される。スイッチSN1は、入力信号innに応じてスイッチを開閉し、入力される遷移時間設定信号tnをトランジスタMP1のゲートに出力したりしなかったりする。例えば、スイッチSN1は、遅延制御回路32から入力信号innが出力されると(「H状態」の入力信号innが出力されると)、スイッチを閉じ、遷移時間設定信号tnをトランジスタMP1のゲートに出力する。
インバータ62には、入力信号innが入力される。インバータ62は、入力される入力信号innを反転して、スイッチSN2に出力する。例えば、インバータ62は、「H状態」の入力信号innが入力されると、「L状態」の信号をスイッチSN2に出力する。
スイッチSN2には、インバータ62によって反転された入力信号innと、電源VDDの電圧とが入力される。スイッチSN2は、インバータ62によって反転された入力信号innに応じてスイッチを開閉し、入力される電源VDDの電圧をトランジスタMP1のゲートに出力したりしなかったりする。例えば、スイッチSN2は、遅延制御回路32から入力信号innがインバータ62に出力されていない場合(「L状態」の入力信号innがインバータ62に出力されている場合)、スイッチを閉じ、電源VDDの電圧をトランジスタMN1のゲートに出力する。
トランジスタMP1のゲートは、スイッチSN1,SN2と接続されている。トランジスタMP1のソースは、電源VDDと接続されている。トランジスタMP1のドレインは、レベルシフト部52のトランジスタMP2と接続されている。
トランジスタMP1は、遅延制御回路32から入力信号innが出力されると、ゲートに遷移時間設定信号tnが入力される。例えば、遅延制御回路32から「H状態」の入力信号innが出力されると、スイッチSN1は閉じ、スイッチSP2は開いて、トランジスタMP1のゲートに遷移時間設定信号tnが入力される。トランジスタMP1は、ゲートに遷移時間設定信号tnが入力されるとオンし、ドレイン−ソース間に遷移時間設定信号tnの電圧に応じた電流を流す。一方、トランジスタMP1は、遅延制御回路32から入力信号innが出力されない場合、ゲートに電源VDDの電圧が入力される。例えば、遅延制御回路32から「L状態」の入力信号innが出力されている場合、スイッチSN1は開き、スイッチSN2は閉じて、トランジスタMP1のゲートに電源VDDの電圧が入力される。トランジスタMP1は、ゲートに電源VDDの電圧が入力されるとオフし、ドレイン−ソース間に電流を流さない。
レベルシフト部52は、高耐圧用のNMOSのトランジスタMN2と、高耐圧用のPMOSのトランジスタMP2とを有している。
トランジスタMN2のゲートは、電源VDDに接続されている。トランジスタMN2のソースは、可変電流源部51のトランジスタMN1のドレインに接続されている。トランジスタMN2のドレインは、電流制御電流源部53のトランジスタMP3のゲートおよびドレインと接続されている。
トランジスタMN2は、トランジスタMN1がオンし、ソースの電圧が下がると、オンする。これにより、トランジスタMN2のドレイン−ソース間には、トランジスタMN1のゲートに入力されている遷移時間設定信号tpの大きさに応じた電流が流れる。
トランジスタMP2のゲートは、電源VSSに接続されている。トランジスタMP2のソースは、可変電流源部51のトランジスタMP1のドレインに接続されている。トランジスタMP2のドレインは、電流制御電流源部54のトランジスタMN3のゲートおよびドレインと接続されている。
トランジスタMP2は、トランジスタMP1がオンし、ソースの電圧が上がると、オンする。これにより、トランジスタMP2のドレイン−ソース間には、トランジスタMP1のゲートに入力されている遷移時間設定信号tnの大きさに応じた電流が流れる。
電流制御電流源部53は、PMOSのトランジスタMP3,MP5と、高耐圧用のPMOSのトランジスタMP4,MP6とを有している。
トランジスタMP3は、ダイオード接続されている。トランジスタMP3のゲートは、トランジスタMP4のゲートと接続されている。
トランジスタMP4のソースは、トランジスタMP5,MP6のゲートに接続されている。トランジスタMP4のドレインは、トランジスタMP6のドレイン、電流制御電流源部54のトランジスタMN4,MN6のドレイン、およびバッファ部57のトランジスタMN8,MP8のゲートと接続されている。
トランジスタMP5は、ダイオード接続されている。トランジスタMP5のゲートは、トランジスタMP6のゲートと、トランジスタMP4のソースとに接続されている。トランジスタMP5のソースは、トランジスタMP6のソースと、振幅制御部55のトランジスタMN7のソースと接続されている。
トランジスタMP5,MP6は、トランジスタMP5,MP3,MN2,MN1を流れる電流に応じた電流をトランジスタMP6に流す。その際、トランジスタMP5,MP6は、トランジスタMP5,MP3,MN2,MN1を流れる電流を増幅してトランジスタMP6に流す。増幅率は、例えば、トランジスタMP5,MP6のアスペクト比によって設定することができる。トランジスタMP3,MP4は、トランジスタMP5,MP3,MN2,MN1を流れる電流に対する、トランジスタMP6の電流の応答時間を高速化する。
ここで、遷移時間設定信号tpの電圧が大きいほど、トランジスタMP5,MP3,MN2,MN1を流れる電流は大きくなる。電流制御電流源部53は、トランジスタMP5,MP3に流れる電流に応じて、トランジスタMP6を流れる電流を制御する電流制御電流源であり、トランジスタMP5,MP3,MN2,MN1を流れる電流が大きいと、トランジスタMP6からバッファ部57のトランジスタMN8,MP8のゲートに出力される電流も大きくなる。これにより、バッファ部57のトランジスタMN8,MP8のゲートの充電時間は短くなり、電圧の上昇時間が速くなる。
電流制御電流源部54は、NMOSのトランジスタMN3,MN5と、高耐圧用のNMOSのトランジスタMN4,MN6とを有している。
トランジスタMN3は、ダイオード接続されている。トランジスタMN3のゲートは、トランジスタMN4のゲートと接続されている。
トランジスタMN4のソースは、トランジスタMN5,MN6のゲートに接続されている。トランジスタMN4のドレインは、トランジスタMN6のドレイン、電流制御電流源部53のトランジスタMP4,MP6のドレイン、およびバッファ部57のトランジスタMN8,MP8のゲートと接続されている。
トランジスタMN5は、ダイオード接続されている。トランジスタMN5のゲートは、トランジスタMN6のゲートと、トランジスタMN4のソースとに接続されている。トランジスタMN5のソースは、トランジスタMN6のソースと、振幅制御部56のトランジスタMP7のソースと接続されている。
トランジスタMN5,MN6は、トランジスタMP1,MP2,MN3,MN5を流れる電流に応じた電流をトランジスタMN6に流す。その際、トランジスタMN5,MN6は、トランジスタMP1,MP2,MN3,MN5を流れる電流を増幅してトランジスタMN6に流す。増幅率は、例えば、トランジスタMN5,MN6のアスペクト比によって設定することができる。トランジスタMN3,MN4は、トランジスタMP1,MP2,MN3,MN5を流れる電流に対する、トランジスタMN6の電流の応答時間を高速化する。
ここで、遷移時間設定信号tnの電圧が小さいほど、トランジスタMP1,MP2,MN3,MN5を流れる電流は大きくなる。電流制御電流源部54は、トランジスタMN3,MN5に流れる電流に応じて、トランジスタMN6を流れる電流を制御する電流制御電流源であり、トランジスタMP1,MP2,MN3,MN5を流れる電流が大きいと、バッファ部57のトランジスタMN8,MP8のゲートからトランジスタMP6へ引き込む電流も大きくなる。これにより、バッファ部57のトランジスタMN8,MP8のゲートの放電時間は短くなり、電圧の下降時間が速くなる。
振幅制御部55は、高耐圧用のNMOSのトランジスタMN7を有している。トランジスタMN7のゲートには、振幅設定信号apが入力される。トランジスタMN7のドレインは、電源HVDDに接続されている。トランジスタMN7のソースは、電流制御電流源部53のトランジスタMP5,MP6のソースに接続されている。
トランジスタMP6に電流が流れると、バッファ部57のトランジスタMN8,MP8のゲート電圧は上昇し、トランジスタMP6のソース電圧も上昇する。トランジスタMN7のゲートに入力される振幅設定信号apの電圧を「apv」、トランジスタMN7の閾値電圧を「Vthn」とすると、トランジスタMP6のソース電圧は、「apv−Vthn」近傍まで上昇する。「Vthn」は固定値なので、トランジスタMP6のソース電圧は、「apv」を変えることによって可変することができる。すなわち、トランジスタMN7は、ゲートに入力される振幅設定信号apの電圧「apv」に応じて、バッファ部57のトランジスタMN8,MP8のゲート電圧が立上ったときの振幅を可変することができる。なお、トランジスタMP6のソース電圧が「apv−Vthn」近傍まで上昇すると、トランジスタMP6を流れる電流は、一端が電源VSSに接続された抵抗R1を流れる。
振幅制御部56は、高耐圧用のPMOSのトランジスタMP7を有している。トランジスタMP7のゲートには、振幅設定信号anが入力される。トランジスタMP7のドレインは、電源HVSSに接続されている。トランジスタMP7のソースは、電流制御電流源部54のトランジスタMN5,MN6のソースに接続されている。
トランジスタMN6に電流が流れると、バッファ部57のトランジスタMN8,MP8のゲート電圧は下降し、トランジスタMN6のソース電圧も下降する。トランジスタMP7のゲートに入力される振幅設定信号anの電圧を「anv」、トランジスタMP7の閾値電圧を「Vthp」とすると、トランジスタMN6のソース電圧は、「anv+Vthp」近傍まで下降する。「Vthp」は固定値なので、トランジスタMN6のソース電圧は、「anv」を変えることによって可変することができる。すなわち、トランジスタMP7は、ゲートに入力される振幅設定信号anの電圧「anv」に応じて、バッファ部57のトランジスタMN8,MP8のゲート電圧が立下ったときの振幅を可変することができる。なお、トランジスタMN6のソース電圧が「anv+Vthp」近傍まで下降すると、トランジスタMN6は、一端が電源VSSに接続された抵抗R1から電流を引き込む。
バッファ部57は、高耐圧用のNMOSのトランジスタMN8と、高耐圧用のPMOSのトランジスタMP8とを有している
トランジスタMN8,MP8のゲートは、電流制御電流源部53のトランジスタMP4,MP6のドレインと接続されている。また、トランジスタMN8,MP8のゲートは、電流制御電流源部54のトランジスタMN4,MN6のドレインと接続されている。また、トランジスタMN8,MP8のゲートは、一端が電源VSSに接続された抵抗R1の他端と接続されている。
トランジスタMN8のドレインは、電源HVDDに接続されている。トランジスタMN8のソースは、トランジスタMP8のソースと接続され、図示していない振動子41に接続されている。トランジスタMP8のドレインは電源HVSSに接続されている。
トランジスタMN8は、電流制御電流源部53から電流が出力されるとオンする。これにより、電源HVDDから振動子41に電流が流れる。トランジスタMP8は、電流制御電流源部53が電流を引き込むとオンする。これにより、振動子41から電源HVSSに電流が引き込まれる。
高耐圧用のトランジスタMN8,MP8は、高耐圧用のトランジスタMN2,MP2,MP4,MP6,MN7,MN4、MN6,MP7よりサイズが大きく、大電流を流すことができる。例えば、トランジスタMN8,MP8は、トランジスタMN2,MP2,MP4,MP6,MN7,MN4、MN6,MP7に対し、10倍のサイズを有する。トランジスタMN2,MP2,MP4,MP6,MN7,MN4、MN6,MP7は、例えば、数mAの電流を流すのに対し、トランジスタMN8,MP8は、数十mAの電流を流すことができる。
また、高耐圧用でないトランジスタMN1,MP1,MP3,MP5,MN3,MN5は、高耐圧用のトランジスタよりサイズが小さい。また、スイッチSP1,SP2,SN1,SN2を構成するトランジスタおよびインバータ61,62を構成するトランジスタは、高耐圧用のトランジスタよりサイズが小さい。
タイミングチャートを用いて、図5の送波回路33の動作を説明する。
図6は、図5の送波回路のタイミングチャートを示した図のその1である。図6に示す「ap」は、振幅制御部55のトランジスタMN7のゲートに入力される振幅設定信号apの電圧を示している。
「an」は、振幅制御部56のトランジスタMP7のゲートに入力される振幅設定信号anの電圧を示している。
「tp」は、可変電流源部51のスイッチSP1に入力される遷移時間設定信号tpの電圧を示している。
「tn」は、可変電流源部51のスイッチSN1に入力される遷移時間設定信号tnの電圧を示している。
「inp」は、可変電流源部51のスイッチSP1およびインバータ61に入力される入力信号inpの電圧を示している。
「inn」は、可変電流源部51のスイッチSN1およびインバータ62に入力される入力信号innの電圧を示している。
「lsp」は、レベルシフト部52のトランジスタMN2を流れる電流を示している。電流「lsp」は、図6に示すように、電圧VDD(H状態)の入力信号inpが入力されたとき、レベルシフト部52のトランジスタMN2を流れる。電流「lsp」の大きさは、スイッチSP1を介してトランジスタMN1のゲートに入力される、遷移時間設定信号tpの電圧の大きさによって可変される。
「lsn」は、レベルシフト部52のトランジスタMP2を流れる電流を示している。電流「lsn」は、図6に示すように、電圧VDD(H状態)の入力信号innが入力されたとき、レベルシフト部52のトランジスタMP2を流れる。電流「lsn」の大きさは、スイッチSN1を介してトランジスタMP1のゲートに入力される、遷移時間設定信号tnの電圧の大きさによって可変される。
「ccip」は、電流制御電流源部53からバッファ部57に出力される電流を示している。レベルシフト部52のトランジスタMN2に電流「lsp」が流れることによって、電流制御電流源部53からは、「ccip」に示すような電流がバッファ部57に出力される。電流「ccip」の振幅(電流の大きさ)は、遷移時間設定信号tpの電圧の大きさによって可変される。
電流「ccip」は、最初、バッファ部57のトランジスタMN8,MP8のゲートに流れ込むため、図6に示すように、絶対値の大きな電流が流れる。その後、電流「ccip」は、トランジスタMN8,MP8のゲートに電荷が充電されるにつれて、その絶対値が徐々に減少する。そして、電流「ccip」は、一定の電流値で抵抗R1を流れるようになる。
「ccin」は、電流制御電流源部54がバッファ部57から引き込む電流を示している。レベルシフト部52のトランジスタMP2に電流「lsn」が流れることによって、電流制御電流源部54は、「ccin」に示すような電流をバッファ部57から引き込む。電流「ccin」の振幅(電流の大きさ)は、遷移時間設定信号tnの電圧の大きさによって可変される。
電流「ccin」は、最初、バッファ部57のトランジスタMN8,MP8のゲートから電荷を引き込むため、図6に示すように、絶対値の大きな電流が流れる。その後、電流「ccin」は、電流トランジスタMN8,MP8のゲートの電荷が放電されるにつれて、その絶対値が徐々に減少する。そして、電流「ccin」は、一定の電流値で抵抗R1を流れるようになる。
「vin」は、バッファ部57のトランジスタMN8,MP8のゲートの電圧を示している。電圧「vin」は、電流制御電流源部54から電流「ccip」が出力されることにより上昇する。
電圧「vin」の立上りの遷移時間は、電流制御電流源部54から出力される電流「ccip」の大きさにより可変することできる。電流「ccip」の大きさは、上記したように、遷移時間設定信号tpによって可変されるので、電圧「vin」の立上りの遷移時間は、遷移時間設定時間tpによって可変される。
なお、電流「ccip」の絶対値が大きいほど、バッファ部57のトランジスタMN8,MP8のゲート電圧は速く上昇するので、「vin」の立上りの遷移時間は短くなる。また、電流「ccip」の絶対値が小さいほど、バッファ部57のトランジスタMN8,MP8のゲート電圧は遅く上昇するので、「vin」の立上りの遷移時間は長くなる。
また、電圧「vin」は、電流制御電流源部54によって電流「ccin」が引き込まれることにより下降する。
電圧「vin」の立下りの遷移時間は、電流制御電流源部54から引き込まれる電流「ccin」の大きさにより可変することできる。電流「ccin」の大きさは、上記したように、遷移時間設定信号tnによって可変されるので、電圧「vin」の立下りの遷移時間は、遷移時間設定時間tnによって可変される。
なお、電流「ccin」の絶対値が大きいほど、バッファ部57のトランジスタMN8,MP8のゲート電圧は速く下降するので、「vin」の立下りの遷移時間は短くなる。また、電流「ccin」の絶対値が小さいほど、バッファ部57のトランジスタMN8,MP8のゲート電圧は遅く下降するので、「vin」の立下りの遷移時間は長くなる。
また、電圧「vin」は、電流制御電流源部53のトランジスタMN6のソースに供給される電圧に応じた電圧まで立上る。電流制御電流源部53のトランジスタMN6のソース電圧は、振幅制御トランジスタMN7のゲートに供給される振幅設定信号apの電圧によって可変されるので、電圧「vin」の立上ったときの振幅は、振幅設定信号apの電圧によって可変される。
また、電圧「vin」は、電流制御電流源部54のトランジスタMP6のソースに供給される電圧に応じた電圧まで立下る。電流制御電流源部54のトランジスタMP6のソース電圧は、振幅制御トランジスタMP7のゲートに供給される振幅設定信号anの電圧によって可変されるので、電圧「vin」の立下ったときの振幅は、振幅設定信号anによって可変される。
「out」は、バッファ部57のトランジスタMN8,MP8のソース電圧を示している。電圧「out」の振幅は、電圧「vin」に対し、バッファ部57のトランジスタMN8,MP8の閾値電圧分小さくなる。
図7は、図5の送波回路のタイミングチャートを示した図のその2である。図7に示す「ccip」、「ccin」、「vin」、および「out」は、図6に示した「ccip」、「ccin」、「vin」、および「out」と同様であり、その詳細な説明を省略する。
図7の「ccip」に示す「−Ip」は、バッファ部57のトランジスタMN8,MP8のゲートに、電荷が充電されるときの、電流制御電流源部53から出力される電流の大きさ(振幅)を示している。
「ccin」に示す「In」は、バッファ部57のトランジスタMN8,MP8のゲートから電荷が放電されるときの、電流制御電流源部54から引き込まれる電流の大きさ(振幅)を示している。
「aip」は、振幅制御部55のトランジスタMN7を流れる電流を示している。振幅制御部55は、電源HVDDと電流制御電流源部53との間に接続されているので、電流「aip」は、電流制御電流源部53を流れる電流「ccip」と同様になる。すなわち、振幅制御部55は、振幅設定信号apに基づいて電流制御電流源部53に供給する電圧を変化させるとともに、電源HVDDから電流制御電流源部53に電流を供給する。
「ain」は、振幅制御部56のトランジスタMP7を流れる電流を示している。振幅制御部56は、電源HVSSと電流制御電流源部54との間に接続されているので、電流「ain」は、電流制御電流源部54を流れる電流「ccin」と同様になる。すなわち、振幅制御部56は、振幅設定信号anに基づいて電流制御電流源部54に供給する電圧を変化させるとともに、電流制御電流源部54が引き込む電流を電源HVSSに流す。
「outi」は、バッファ部57のトランジスタMN8,MP8のソースから出力される電流を示す。電流「outi」に示す「10×Ip」は、振幅「−Ip」の電流が、電流制御電流源部53からバッファ部57に出力されているときの、バッファ部57の出力電流の振幅を示している。また、電流「outi」に示す「10×In」は、電流制御電流源部53が、振幅「In」の電流をバッファ部57から引き込んでいるときの、バッファ部57の出力電流の振幅を示している。図7では、バッファ部57が、入力電流に対し、10倍の電流を出力する例を示している。
図8は、図5の送波回路の振幅制御のシミュレーション結果を示した図である。図8には、7種類の振幅設定信号ap,anに対する、送波回路33のバッファ部57から出力される駆動信号outのシミュレーション結果が示してある。
送波回路33は、可変電流源部51に入力される振幅設定信号ap,anによって、バッファ部57から出力する駆動信号outの振幅を可変することができる。例えば、図8に示すように、送波回路33は、入力される振幅設定信号anによって、駆動信号outの立下ったときの振幅を可変することができる。また、送波回路33は、入力される振幅設定信号apによって、駆動信号outの立上ったときの振幅を可変することができる。
図9は、図5の送波回路の遷移時間制御のシミュレーション結果を示した図である。図9には、4種類の遷移時間設定信号tp,tnに対する、送波回路33のバッファ部57から出力される駆動信号outのシミュレーション結果が示してある。
送波回路33は、可変電流源部51に入力される遷移時間設定信号tp,tnによって、バッファ部57から出力する駆動信号outの立上りおよび立下りの遷移時間を可変することができる。例えば、図8に示すように、送波回路33は、入力される遷移時間設定信号tnによって、駆動信号outの立下りの遷移時間を調整することができる。また、送波回路33は、入力される遷移時間設定信号tpによって、駆動信号outの立上りの遷移時間を調整することができる。
このように、送波回路33は、遷移時間設定信号tpに基づいて、出力する電流を変化させる電流制御電流源部53と、遷移時間設定信号tnに基づいて、引き込む電流を変化させる電流制御電流源部54と、振幅設定信号apに基づいて、電流制御電流源部53に供給する電源電圧を変化させ、電流制御電流源部53から出力される電流によって生じる電圧の振幅を変化させる振幅制御部55と、振幅設定信号anに基づいて、電流制御電流源部54に供給する電源電圧を変化させ、電流制御電流源部54により引き込まれる電流によって生じる電圧の振幅を変化させる振幅制御部56と、電流制御電流源部53から出力される電流および電流制御電流源部54から引き込まれる電流に応じて負荷を駆動するバッファ部57と、を有する。
これにより、送波回路33は、負荷を駆動するバッファ部57と、バッファ部57から出力される信号の遷移時間および振幅を制御する電流制御電流源部53,54および振幅制御部55,56とに分けることができ、バッファ部57において、負荷を駆動するための大電流用のトランジスタを用い、電流制御電流源部53,54および振幅制御部55,56においては、小電流用のトランジスタを用いることが可能となり、小さい回路サイズで信号を増幅することができる。
例えば、高耐圧用の大電流用のトランジスタは、高耐圧用の小電流用のトランジスタに対し、10倍の電流を流せるとする。この場合、高耐圧用の小電流用のトランジスタのサイズは、高耐圧用の大電流用のトランジスタに対し、約1/10のサイズとなる。従って、高耐圧用の小電流用のトランジスタは、例えば、10個用いると、高耐圧用の大電流用のトランジスタ1個のサイズと同様のサイズとなる。図5の送波回路では、高耐圧用の大電流用のトランジスタが2個、高耐圧用の小電流用のトランジスタが8個(高耐圧用の大電流用のトランジスタ1個に満たないサイズ)となり、大電流用のトランジスタを4個用いた場合の増幅回路より、サイズが小さくなる。また、消費電力の増加も抑えることができる。
[第2の実施の形態]
送波回路は、駆動信号の出力を終了したとき、駆動信号を直ちに基準電圧(例えば、電源VSSの電圧)に収束させるのが望ましい。収束速度が遅いと、駆動信号に低周波成分が含まれ、超音波プローブの分解能が低下するためである。第2の実施の形態では、駆動信号の出力を終了したとき、駆動信号の基準電圧への収束速度を高める回路について説明する。
図10は、第2の実施の形態に係る送波回路のブロック例を示した図である。図10において、図4と同じものには同じ符号が付してある。
図10に示すように、送波回路33は、RZ(Return to zero)回路71を有している。RZ回路71には、入力信号inp,innが入力される。RZ回路71の出力は、バッファ部57の入力と接続されている。
図11は、駆動信号の収束を説明する図である。図11には、バッファ部57から出力される駆動信号outの波形が示してある。
駆動信号outは、図11の点線の波形で示すように、出力を終了するとき、立下った状態から、電源VSSの電圧(例えば、グランド電圧、0V)に収束するのに時間を要する場合がある。そこで、RZ回路71は、図11の実線の波形に示すように、駆動信号outの出力を終了するとき、駆動信号outの収束速度を高める。
なお、図11では、駆動信号ourが、立下った状態から立上って基準電圧に収束する例について説明したが、立上った状態から立下って基準電圧に収束する場合も同様である。
図12は、図10のRZ回路の回路例を示した図である。図12に示すように、RZ回路71は、NOR回路81と、スイッチ回路82,83と、高耐圧用のPMOSのトランジスタMP11と、高耐圧用のNMOSのトランジスタMN11と、ダイオードD1,D2とを有している。
NOR回路81には、入力信号inp,innが入力される。NOR回路81は、「H状態」の入力信号inpまたは入力信号innが入力されると、「L状態」の信号をスイッチ回路82,83に出力する。NOR回路81は、「L状態」の入力信号inpおよび入力信号innが入力されると、「H状態」の信号をスイッチ回路82,83に出力する。
スイッチ回路82には、NOR回路81から出力される信号と、収束信号vss−rとが入力される。収束信号vss−rは、立下った駆動信号outを基準電圧に収束させるための信号である。例えば、収束信号vss−rは、図11に示す点線の波形の信号を、実線の波形の信号にするための信号である。
収束信号vss−rは、例えば、装置本体11から出力される。収束信号vss−rの大きさは、例えば、ユーザが装置本体11の入力装置を操作することによって可変される。すなわち、ユーザは、収束信号vss−rの大きさを可変することにより、立下った駆動信号outの基準電圧への収束時間を調整することができる。
スイッチ回路82は、NOR回路81から「L状態」の信号が入力されると、収束信号vss−rをトランジスタMP11のゲートに出力しない。すなわち、スイッチ回路82は、遅延制御回路32から、入力信号inpまたは入力信号innが出力されている場合、信号vss−rをトランジスタMP11に出力しない。一方、スイッチ回路82は、NOR回路81から「H状態」の信号が入力されると、収束信号vss−rをトランジスタMP11のゲートに出力する。すなわち、スイッチ回路82は、遅延制御回路32から、入力信号inpおよび入力信号innが出力されていない場合、信号vss−rをトランジスタMP11に出力する。
スイッチ回路83には、NOR回路81から出力される信号と、収束信号vdd−rとが入力される。収束信号vdd−rは、立上った駆動信号outを基準電圧に収束させるための信号である。
収束信号vdd−rは、例えば、装置本体11から出力される。収束信号vdd−rの大きさは、例えば、ユーザが装置本体11の入力装置を操作することによって可変される。すなわち、ユーザは、収束信号vdd−rの大きさを可変することにより、立上った駆動信号outの基準電圧への収束時間を調整することができる。
スイッチ回路83は、NOR回路81から「L状態」の信号が入力されると、収束信号vdd−rをトランジスタMN11のゲートに出力しない。すなわち、スイッチ回路83は、遅延制御回路32から、入力信号inpまたは入力信号innが出力されている場合、信号vdd−rをトランジスタMN11に出力しない。一方、スイッチ回路83は、NOR回路81から「H状態」の信号が入力されると、収束信号vdd−rをトランジスタMN11のゲートに出力する。すなわち、スイッチ回路83は、遅延制御回路32から、入力信号inpおよび入力信号innが出力されていない場合、信号vdd−rをトランジスタMN11に出力する。
トランジスタMP11のゲートは、スイッチ回路82の出力と接続されている。トランジスタMP11のソースは、電源VSSに接続されている。トランジスタMP11のドレインは、ダイオードD1のアノードと接続されている。トランジスタMP11は、スイッチ回路82から収束信号vss−rが出力されるとオンし、バッファ部57の入力を電源VSSに接続する。その際、トランジスタMP11には、ゲートに入力される収束信号vss−rの電圧の大きさに応じた電流が流れる。
トランジスタMN11のゲートは、スイッチ回路83の出力と接続されている。トランジスタMN11のソースは、電源VSSに接続されている。トランジスタMN11のドレインは、ダイオードD2のカソードと接続されている。トランジスタMN11は、スイッチ回路83から収束信号vdd−rが出力されるとオンし、バッファ部57の入力を電源VSSに接続する。その際、トランジスタMN11には、ゲートに入力される収束信号vdd−rの電圧の大きさに応じた電流が流れる。
ダイオードD1のアノードは、トランジスタMP11のドレインに接続されている。ダイオードD1のカソードは、ダイオードD2のアノードと接続され、電流制御電流源部53,54およびバッファ部57の接続点に接続されている。ダイオードD1は、バッファ部57から、トランジスタMP11へ電流が流れるのを防止する。
ダイオードD2のカソードは、トランジスタMN11のドレインに接続されている。ダイオードD2のアノードは、ダイオードD1のカソードと接続され、電流制御電流源部53,54およびバッファ部57の接続点に接続されている。ダイオードD2は、電源VSSから、トランジスタMN11へ電流が流れるのを防止する。
タイミングチャートを用いて、図12のRZ回路71の動作を説明する。
図13は、図11のRZ回路のタイミングチャートを示した図である。図13に示す「inp」は、遅延制御回路32から出力される入力信号inpの電圧を示している。
「inn」は、遅延制御回路32から出力される入力信号inpの電圧を示している。
「vss−r」は、スイッチ回路82からトランジスタMP11のゲートに出力される電圧を示している。
「vdd−r」は、スイッチ回路83からトランジスタMN11のゲートに出力される電圧を示している。
スイッチ回路82,83は、図13に示すように、入力信号inpおよび入力信号innが「L状態」のとき、収束信号vss−rおよび収束信号vdd−rをトランジスタMP11,MN11に出力する。すなわち、スイッチ回路82,83は、電流制御電流源部53が電流の出力を終了して、駆動信号outの出力が終了されたとき、または、電流制御電流源部54が電流の引き込みを終了して、駆動信号outの出力が終了されたとき、収束信号vss−rおよび収束信号vdd−rをトランジスタMP11,MN11に出力する。これにより、駆動信号outの出力が終了されたとき、トランジスタMP11,MN11はオンし、バッファ部57の入力は、電源Vssに接続される。そして、ランジスタMP11,MN11のどちらか一方には、収束信号vss−rおよび収束信号vdd−rに応じた電流が流れる。
例えば、駆動信号outの出力が終了されたとき、バッファ部57の入力の信号が立下っていれば、トランジスタMP11には、収束信号vss−rに応じた電流が流れる。駆動信号outの出力が終了されたとき、バッファ部57の入力の信号が立上っていれば、トランジスタMN11には、収束信号vdd−rに応じた電流が流れる。
このように、送波回路33は、電流制御電流源部53が電流の出力を終了したときおよび電流制御電流源部54が電流の引き込みを終了したとき、バッファ部57の入力の電圧を電源VSSに収束させるRZ回路71を有する。これにより、送波回路33は、駆動信号の基準電圧への収束速度を高めることができる。
また、送波回路33は、駆動信号outに含まれる低周波成分を抑制することができ、超音波プローブの分解能の低下を抑制することができる。
また、RZ回路71のトランジスタMP11,MN11のゲートには、収束信号vss−r,vdd−rが入力されるので、ユーザは、収束信号vss−r,vdd−rの大きさを調整することにより、駆動信号outの収束速度を調整することができる。
本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するためにシステム全体を詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の送波回路33の増幅回路は、信号増幅する装置にも適用することができる。
11:装置本体
12:超音波プローブ
12a:2Dアレイ振動子
12b:2DアレイIC
21:サブアレイ
22,23:周辺回路
31:素子回路
32:遅延制御回路
33:送波回路
34:受信回路34
41:振動子
51:可変電流源部
52:レベルシフト部
53,54:電流制御電流源部
55,56:振幅制御部
57:バッファ部
61,62:インバータ
71:RZ回路
81:NOR回路
82,83:スイッチ回路

Claims (9)

  1. 第1の設定信号に基づいて、出力する電流を変化させる第1の電流源部と、
    第2の設定信号に基づいて、引き込む電流を変化させる第2の電流源部と、
    第3の設定信号に基づいて、前記第1の電流源部に供給する電源電圧を変化させ、前記第1の電流源部から出力される電流によって生じる電圧の振幅を変化させ、当該電圧が前記第3の設定信号の電圧に達すると前記第1の電流源部の出力電流を減少させる第1の振幅制御部と、
    第4の設定信号に基づいて、前記第2の電流源部に供給する電源電圧を変化させ、前記第2の電流源部により引き込まれる電流によって生じる電圧の振幅を変化させ、当該電圧が前記第4の設定信号の電圧に達すると前記第2の電流源部の出力電流を減少させる第2の振幅制御部と、
    前記第1の電流源部から出力される電流および前記第2の電流源部から引き込まれる電流に応じて負荷を駆動するバッファ部と、
    を有し、
    前記第1の電流源部と前記第2の電流源部は、直列に接続されており、
    前記第1の振幅制御部は、電源の第1の極性と前記第1の電流源部との間に接続され、前記第1の電流源部に供給する電源電圧を変化させるとともに、前記電源から前記第1の電流源部が出力する電流を供給し、
    前記第2の振幅制御部は、前記電源の第2の極性と前記第2の電流源部との間に接続され、前記第2の電流源部に供給する電源電圧を変化させるとともに、前記第2の電流源の引き込む電流を前記電源に流し、
    前記バッファ部は、前記電源の前記第1の極性と前記第2の極性との間に接続され、直列接続され前記第1の電流源部と前記第2の電流源部との間に入力が接続される、
    ことを特徴とする増幅回路。
  2. 請求項に記載の増幅回路であって、
    前記第1の設定信号が入力され、前記第1の設定信号の大きさに応じた第1の設定電流を出力し、前記第2の設定信号が入力され、前記第2の設定信号の大きさに応じた第2の設定電流を出力する第3の電流源部をさらに有し、
    前記第1の電流源部は、前記第3の電流源部から出力される前記第1の設定電流の大きさに基づいて出力する電流を変化させ、
    前記第2の電流源部は、前記第3の電流源部から出力される前記第2の設定電流の大きさに基づいて引き込む電流を変化させる、
    ことを特徴とする増幅回路。
  3. 請求項に記載の増幅回路であって、
    前記第3の電流源部は、前記電源より低圧の低圧電源から電圧が供給される、
    ことを特徴とする増幅回路。
  4. 第1の設定信号に基づいて、出力する電流を変化させる第1の電流源部と、
    第2の設定信号に基づいて、引き込む電流を変化させる第2の電流源部と、
    第3の設定信号に基づいて、前記第1の電流源部に供給する電源電圧を変化させ、前記第1の電流源部から出力される電流によって生じる電圧の振幅を変化させ、当該電圧が前記第3の設定信号の電圧に達すると前記第1の電流源部の出力電流を減少させる第1の振幅制御部と、
    第4の設定信号に基づいて、前記第2の電流源部に供給する電源電圧を変化させ、前記第2の電流源部により引き込まれる電流によって生じる電圧の振幅を変化させ、当該電圧が前記第4の設定信号の電圧に達すると前記第2の電流源部の出力電流を減少させる第2の振幅制御部と、
    前記第1の電流源部から出力される電流および前記第2の電流源部から引き込まれる電流に応じて負荷を駆動するバッファ部と、
    を有し、
    前記第1の電流源部が電流の出力を終了したときおよび前記第2の電流源部が電流の引き込みを終了したとき、バッファ部の入力の電圧を基準電圧に収束させる収束回路をさらに有することを特徴とする増幅回路。
  5. 第1の設定信号に基づいて、出力する電流を変化させる第1の電流源部と、
    第2の設定信号に基づいて、引き込む電流を変化させる第2の電流源部と、
    第3の設定信号に基づいて、前記第1の電流源部に供給する電源電圧を変化させ、前記第1の電流源部から出力される電流によって生じる電圧の振幅を変化させ、当該電圧が前記第3の設定信号の電圧に達すると前記第1の電流源部の出力電流を減少させる第1の振幅制御部と、
    第4の設定信号に基づいて、前記第2の電流源部に供給する電源電圧を変化させ、前記第2の電流源部により引き込まれる電流によって生じる電圧の振幅を変化させ、当該電圧が前記第4の設定信号の電圧に達すると前記第2の電流源部の出力電流を減少させる第2の振幅制御部と、
    前記第1の電流源部から出力される電流および前記第2の電流源部から引き込まれる電流に応じて負荷を駆動するバッファ部と、
    を有し、
    前記第1の電流源部は、前記第1の設定信号の大きさに応じた電流を出力する第1のトランジスタ回路を有し、
    前記第2の電流源部は、前記第2の設定信号の大きさに応じた電流を引き込む第2のトランジスタ回路を有し、
    前記第1の振幅制御部は、ドレインが電源の第1の極性に接続され、ソースが前記第1のトランジスタ回路に接続され、ゲートに前記第3の設定信号が入力される第1のトランジスタを有し、
    前記第2の振幅制御部は、ドレインが前記電源の第2の極性に接続され、ソースが前記第2のトランジスタ回路に接続され、ゲートに前記第4の設定信号が入力される第2のトランジスタを有し、
    前記バッファ部は、前記第1のトランジスタ回路から出力される電流に応じて、前記電源の前記第1の極性から電流を前記負荷に出力する第3のトランジスタと、前記第2のトランジスタ回路から引き込まれる電流に応じて、前記負荷から前記電源の前記第2の極性に電流を引き込む第4のトランジスタとを有する、
    をことを特徴とする増幅回路。
  6. 請求項に記載の増幅回路であって、
    前記第1のトランジスタ回路を構成するトランジスタ、前記第2のトランジスタ回路を構成するトランジスタ、前記第1のトランジスタ、および前記第2のトランジスタのサイズは、前記第3のトランジスタおよび前記第4のトランジスタより小さい、
    ことを特徴とする増幅回路。
  7. 請求項に記載の増幅回路であって、
    ゲートに前記第1の設定信号が入力され、前記第1の設定信号の電圧の大きさに応じた第1の設定電流を前記第1のトランジスタ回路に出力する第5のトランジスタと、
    ゲートに前記第2の設定信号が入力され、前記第2の設定信号の電圧の大きさに応じた第2の設定電流を前記第2のトランジスタ回路に出力する第6のトランジスタと、
    前記第5のトランジスタから出力される前記第1の設定電流をレベルシフトする第7のトランジスタと、
    前記第6のトランジスタから出力される前記第2の設定電流をレベルシフトする第8のトランジスタと、
    を有することを特徴とする増幅回路。
  8. 請求項に記載の増幅回路であって、
    前記第5のトランジスタ、前記第6のトランジスタ、前記第7のトランジスタ、および前記第8のトランジスタのサイズは、前記第3のトランジスタおよび前記第4のトランジスタより小さい、
    ことを特徴とする増幅回路。
  9. 第1の設定信号に基づいて、出力する電流を変化させる第1の電流源部と、
    第2の設定信号に基づいて、引き込む電流を変化させる第2の電流源部と、
    第3の設定信号に基づいて、前記第1の電流源部に供給する電源電圧を変化させ、前記第1の電流源部から出力される電流によって生じる電圧の振幅を変化させ、当該電圧が前記第3の設定信号の電圧に達すると前記第1の電流源部の出力電流を減少させる第1の振幅制御部と、
    第4の設定信号に基づいて、前記第2の電流源部に供給する電源電圧を変化させ、前記第2の電流源部により引き込まれる電流によって生じる電圧の振幅を変化させ、当該電圧が前記第4の設定信号の電圧に達すると前記第2の電流源部の出力電流を減少させる第2の振幅制御部と、
    前記第1の電流源部から出力される電流および前記第2の電流源部から引き込まれる電流に応じて超音波を発する振動子を駆動するバッファ部と、
    を有し、
    前記第1の電流源部と前記第2の電流源部は、直列に接続されており、
    前記第1の振幅制御部は、電源の第1の極性と前記第1の電流源部との間に接続され、前記第1の電流源部に供給する電源電圧を変化させるとともに、前記電源から前記第1の電流源部が出力する電流を供給し、
    前記第2の振幅制御部は、前記電源の第2の極性と前記第2の電流源部との間に接続され、前記第2の電流源部に供給する電源電圧を変化させるとともに、前記第2の電流源部の引き込む電流を前記電源に流し、
    前記バッファ部は、前記電源の前記第1の極性と前記第2の極性との間に接続され、直列接続され前記第1の電流源部と前記第2の電流源部との間に入力が接続される、
    ことを特徴とする超音波プローブ。
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