JP6308698B2 - 磁気フィルタ及び磁性物質除去方法 - Google Patents
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Description
なお、図5は、従来技術の磁気フィルタの構成を示した模式図であり、(a)が磁気フィルタの縦断面を示した模式図であり、(b)が磁気フィルタの横断面を示した模式図である。また、図6は、従来技術の磁気フィルタによるろ過処理と、磁気フィルタから磁性物質を除去する処理とを説明するための模式図であり、(a)がろ過工程を行う磁気フィルタを示した模式図であり、(b)が逆洗工程を行う磁気フィルタを示した模式図であり、(c)がろ過工程開始前のろ過スタンバイ状態の磁気フィルタを示した模式図である。
図5に示すように、従来技術の磁気フィルタ100は、同心状に配置された外筒1及び内筒2と、内筒2の筒内に出し入れ自在に収納された磁石ユニット棒3とを有している。なお、外筒1及び内筒2は、金属等で形成されている。
また、内筒2は、外筒1よりも小径の中空円筒状に形成されている。また、内筒2の一端(図中における下端)は、外筒1の筒内・底面部1aに設置されており、当該一端が止水可能な状態で閉塞されている。また、内筒2は、他端(図中における上端)側が外筒1の上面部1bを貫通して上面部1bから突出していると共に、その上端が開口している。
なお、磁石ユニット棒3は、その上端が保持手段(図示せず)に保持されており、保持手段により、その下端が、内筒2の下端よりも所定寸法分上方に配置された状態で、内筒2の筒内に収納されるようになっている。
また、「ろ過液入口管5」は、ろ過対象の「ろ過液」を供給するポンプ等を有する「ろ過液供給設備」に接続されており、「ろ過液出口管6」は、磁性物資が除去されたろ過液を溜める貯水沿槽等に接続されている。また、「逆洗液入口管7」は、逆洗液を供給するポンプ等を有する「逆洗液供給設備」に接続されており、「逆洗液出口管8」は、磁性物資が含まれる逆洗液を排出する貯水槽等に接続されている。
磁気フィルタ100を、ろ過工程に用いるときには、図6(a)に示す状態にろ過フィルタ100を設定する。具体的には、磁石ユニット棒3を内筒2の筒内に収納した状態にする。また、外筒1に接続されている「ろ過液入口管5」及び「ろ過液出口管6」を「開状態」にし、且つ「逆洗液入口管7」及び「逆洗液出口管8」を「閉状態」にする。
上記の状態にして、ろ過液入口管5から「ろ過液」を流入させると、流入させた「ろ過液」は「ろ過室12」を通って、ろ過液出口管6から流出していく。このときに、ろ過液中に存在する磁性粒子が、磁石ユニット棒3の磁石4の磁力により、内筒2の外周側面(外壁面)に吸着していき、「ろ過液」から磁性粒子が除去される。また、磁性粒子が除去された「ろ過液」が、ろ過液出口管6から排出されていく。
上記の状態にして、逆洗液入口管7から逆洗液を流入させると、流入させた「逆洗液」は「ろ過室12」を通って、逆洗液出口8から流出していく。このとき、内筒2には磁石ユニット棒3からの磁力が及んでいないため、内筒2の外周側面(外壁面)に吸着した磁性粒子は、逆洗液入口管7から逆洗液出口管8に向けて流れる逆洗液により洗い流されていく。
具体的には、磁気フィルタ100で「ろ過」を行う場合、「ろ過室12」での「ろ過液」の流速が「0.1〜0.5m/s」になるように「ろ過液」を流入させれば、所望の「ろ過性能」が得られる。一方、磁気フィルタ100で逆洗をする場合、所望の「逆洗性能」を得るために、「ろ過室12」での「逆洗液」の流速が「3.0〜6.0m/s」になるように逆洗液を流入させる必要があった。そのため、磁気フィルタ100を用いる場合、逆洗のために大掛かりな設備を設ける必要があり、ろ過処理設備のコストアップを招いていた。
上記の「ろ過性能低下」を防止するため、現状では、磁気フィルタ100を分解して内筒2の外周側面を清掃する保守メンテナンス作業を定期的に行っており、保守メンテナンス作業に、手間とコストがかかっていた。
具体的には、ろ過液を磁気フィルタ100で所定時間ろ過する工程を行った後、磁気フィルタ100を逆洗する工程を行い、その後、内筒2の外周側面に残存する磁性粒子を測定した。ろ過液には「鋼板を圧延する圧延機における水溶性圧延油」を用いた。このとき、水溶性圧延油に含まれる磁性粒子のサイズは、「1〜50μm」の幅で分布していた。そして、逆洗後における、内筒2の外壁面に残存する磁性粒子の粒度分布は、「1〜10μm」であった(非常に微細なものであった)。
すなわち、内筒2に残存する磁性粒子は、逆洗する際の内筒2の外周側面近傍の粘性低層(流れが極めて遅い粘性低層)の厚みよりも小さいため、逆洗液による洗浄の力が及ばず、これが、内筒2の外周側面に磁性粒子が徐々に増加していく原因であると推測される。
なお、磁気フィルタ100を定期的に分解してメンテナンスを行う方法ではなく、逆洗液のろ過室12の流速を「3.0〜6.0m/s」よりも大きくして、粘性低層の厚みを小さくすることにより、逆洗後の磁性粒子の残存量を減少させることも考えられるが、その方法では、逆洗のための設備コストのさらなる上昇を招いてしまう。
また、本発明の磁気フィルタの構成によれば、磁気フィルタを分解することなく、スクレーパにより磁性物質を直接掻き取ることができるため、磁気フィルタを分解して行う保守メンテナンス作業の回数を減らすことができ(或いは、保守メンテナンス作業が不要になり)、保守メンテナンス作業の手間が軽減される。
また、本発明は、スクレーパを設けたことにより、高流速の逆洗液を流入させる必要がなくなるため、従来技術と比べて、ろ過処理設備のコストを軽減することができる。
また、本発明の構成によれば、磁気吸引部を設けたため、スクレーパを動作させるためのモータ等の装置を設ける必要が無く、コストを抑えたろ過処理設備が提供される。
また、本発明では、逆洗工程の前に行うスクレープ工程で「内筒に吸着した磁性物質を除去している」ので、従来技術のように、逆洗工程において、高流速の逆洗液を流入させる必要がない。そのため、本発明の磁気フィルタに付着した磁性物質の除去方法によれば、従来技術と比べて、ろ過処理設備のコストが軽減される。
尚、本実施形態(第1、第2、第3、第4実施形態)の説明において、上述した従来技術の磁気フィルタ100(図5、図6)と同じ構成(或いは相当する構成)には、同じ符号を付して説明を簡略化する。
図1は、本発明の第1実施形態の磁気フィルタの構成を示した模式図であり、(a)が磁気フィルタの縦断面を示した模式図であり、(b)が磁気フィルタの横断面を示した模式図である。
また、ろ過室12には、内筒2(及び外筒1)の中心軸方向(中心軸と平行な向き)に動作(移動)可能であり且つ内筒2の外周側面に摺動自在に当接する掻取部9aを有するスクレーパ9が設置されている。このスクレーパ9を中心軸方向に動作させると、掻取部9aが内筒2の外周側面に沿って摺動して内筒2の外周側面に吸着した磁性物質を掻き取るようになっている。
なお、磁石ユニット棒3を、内筒2から出し入れする手段については特に限定しない。例えば、モータ等の動力源を備える駆動機構(図示せず)により、磁石ユニット棒3が内筒2から出し入れされるようになっていてもよいし、作業者自身が手動により磁石ユニット棒3を出し入れできるように構成されていてもよい。
また、内筒2は、外筒1よりも小径の中空円筒状に形成され、その一端(図中における下端)が、外筒1の筒内・底面部1aに設置されており、当該一端が止水可能な状態で閉塞されている。また、内筒2の他端は、外筒1の上面部1bを貫通して上面部1bから突出している(内筒2の他端は開口している)。
また、磁石ユニット棒3は、内筒2よりも小径の略円柱状に形成され、その内部には略円柱状の磁石4が多段に積み重ねるように組み込まれている。
なお、支持柱9bの下端から磁気吸引ブロック11の上端までの長さ寸法h1が、外筒1の「中心軸方向」の長さ寸法h2より小さくなっている(h1<h2)。
また、掻取部9aは、貫通穴の内周部が、内筒2の外周側面に摺動自在に当接し、且つ外筒1の底面部1aに対して平行になるように配置され、その外周縁部が、支持柱9bの側面部に支持・固定されている。なお、図示する例では、掻取部9aは、支持柱9bの側面部に設けた「切欠き(溝)」に、その外周縁部を挿嵌させることにより、支持柱9bに支持・固定されているが、特にこれに限定されるものではない。掻取部9aを支持柱9bに固定する方法は、溶接、溶着、接着等適宜である。
また、第1実施形態では、掻取部9aを複数設けた例を示しているが、掻取部9aの数は適宜設定されるものである。例えば、掻取部9aが1個だけであってもよい。
また、第1実施形態では、磁気吸引ブロック11が、支持柱9bの上端に取り付けられているが、特にこれに限定されるものではない。磁気吸引ブロック11が、支持柱9bの上端以外の位置に設置されていてもよい。なお、磁気吸引ブロック11の設置位置は、ろ過室12の内部を流れる「ろ過液」或いは「逆洗液」の流れを阻害しない位置が望ましい。尚、磁気吸引ブロック11は、例えば、所謂ドーナツ状リング形状や帯状リング形状に形成されている。
また、磁気吸引ブロック11は、磁石ユニット棒3と磁気吸引ブロック11との間の磁力による吸引力により、磁石ユニット棒3の移動とともに、磁石ユニット棒3と同一方向に移動するようになっている。
すなわち、磁石ユニット棒3を中心軸方向に移動させると、磁石ユニット棒3に吸引される磁気吸引ブロック11が取り付けられたスクレーパ9が、磁石ユニット棒3と同一方向に動作する。このときに、スクレーパ9の掻取部9aが内筒2の外周側面に沿って摺動するため、内筒2に吸着した磁性物質が掻き取られる。
なお、図2は、本発明の第1実施形態の磁気フィルタによるろ過処理と、磁気フィルタから磁性物質を除去する処理とを説明するための模式図であり、(a)がろ過工程を行う磁気フィルタを示した模式図であり、(b)がスクレープ工程を行う磁気フィルタを示した模式図であり、(c)が逆洗工程を行う磁気フィルタを示した模式図であり、(d)がろ過工程開始前のろ過スタンバイ状態の磁気フィルタを示した模式図である。
磁気フィルタW1を、ろ過工程に用いるときには、図2(a)に示す状態にろ過フィルタW1を設定する。具体的には、磁石ユニット棒3を内筒2の筒内に収納した状態にする。また、外筒1に接続されている「ろ過液入口管5」及び「ろ過液出口管6」を開状態にし、且つ「逆洗液入口管7」及び「逆洗液出口管8」を閉状態にする。
この状態にして、「ろ過液入口管5」から「ろ過液」を流入させると、流入させた「ろ過液」は「ろ過室12」を通って、「ろ過液出口管6」から流出していく。このときに、ろ過液中に存在する磁性粒子が、磁石ユニット棒3の磁石4の磁力により、内筒2の外周側面(外壁面)に吸着していき、磁性粒子が除去された「ろ過液」が、「ろ過液出口管6」から流出していく。
この「磁性物質除去処理」では、ろ過処理を停止した上で、内筒2に吸着した磁性物質を直接掻き取るスクレープ工程と、スクレープ工程で掻き取られた磁性物質を「ろ過室12」から排出させる逆洗工程とを行う。
上記の状態にして、内筒2に収納された磁石ユニット棒3を、内筒2の中心軸方向に移動させ(磁石ユニット棒3を上方に引き上げて)、内筒2から取り出す。このとき、磁石ユニット棒3の磁力に吸引された「磁気吸引ブロック11が取り付けられたスクレーパ9」が磁石ユニット棒3と同一方向に動作(移動)する。すなわち、磁石ユニット棒3を引き上げることにより、「スクレーパ9」を上方に移動させることができる。そして、スクレーパ9が磁石ユニット棒3と共に上方に動作(移動)すると、スクレーパ9の掻取部9aが内筒2の外周側面に沿って摺動し、内筒2の外周側面に吸着した磁性物質を掻き取り、外周側面に吸着した磁性物質が、外周側面から剥離される。
具体的には、図2(c)に示すように、外筒1に接続されている「ろ過液入口管5」及び「ろ過液出口管6」を閉状態にし、且つ「逆洗液入口管7」及び「逆洗液出口管8」を開状態にする。なお、逆洗工程のときには、磁石ユニット棒3は内筒2から取り出された状態(図2(c)に示す状態)にしておく。
上記の状態にして、逆洗液入口管7から逆洗液を流入させると、流入させた「逆洗液」は「ろ過室12」を通って、逆洗液出口8から流出していく。このとき、スクレープ工程で掻き取られた磁性物質が、逆洗液と共に「ろ過室12」から排出される。
また、スクレープ工程で内筒2から磁性物質を剥離させた上で、逆洗工程を行うことにより、容易にしかも略完全に、ろ過室12から磁性物質を排出させることができる。
尚、第2実施形態は、第1実施形態を一部変形したものである。そのため、以下では、1実施形態と異なる部分を説明し、第1実施形態と同じ構成の説明を省略する。また、第2実施形態では、第1実施形態の磁気フィルタW1(図1、図2)と同じ構成(或いは相当する構成)については、同じ符号を付している。
なお、図3は、本発明の第2実施形態の磁気フィルタの構成を示した模式図であり、(a)が磁気フィルタの縦断面を示した模式図であり、(b)が磁気フィルタの横断面を示した模式図である。
なお、図示する例では、内筒2が、外筒1の底面部1aを貫通して、鉄粉排出口13aの位置まで延設されているが、特にこれに限定されるものではない。内筒2の下端部が、第1実施形態と同様、外筒1の筒内・底面部1aに設置されていてもよい。
なお、図4は、本発明の第2実施形態の磁気フィルタによるろ過処理と、磁気フィルタから磁性物質を除去する処理とを説明するための模式図であり、(a)がろ過工程を行う磁気フィルタを示した模式図であり、(b)がスクレープ工程を行う磁気フィルタを示した模式図であり、(c)が排出工程を行う磁気フィルタを示した模式図であり、(d)がろ過工程開始前のろ過スタンバイ状態の磁気フィルタを示した模式図である。
磁気フィルタW2を、ろ過工程に用いるときには、図4(a)に示す状態に磁気フィルタW2を設定する。具体的には、磁石ユニット棒3を内筒2の筒内に収納した状態にする。また、外筒1に接続されている「ろ過液入口管5」及び「ろ過液出口管6」を開状態にし、外筒1の下端に設けられた鉄粉排出口13aを閉状態にする。
この状態にして、ろ過液入口管5から「ろ過液」を流入させると、第1実施形態と同様、ろ過液中に存在する磁性粒子が、磁石ユニット棒3の磁石4の磁力により、内筒2の外周側面(外壁面)に吸着していき、磁性粒子が除去された「ろ過液」が、ろ過液出口管6から流出していく。
この「磁性物質除去処理」では、ろ過処理を停止した上で、内筒2に吸着した磁性物質を直接掻き取るスクレープ工程と、スクレープ工程で掻き取られた磁性物質を「ろ過室12」から排出させる排出工程とを行う。
具体的には、第1実施形態と同様、内筒2に収納された磁石ユニット棒3を引き上げて内筒2から取り出すことにより、スクレーパ9が磁石ユニット棒3の磁力により、磁石ユニット棒3と共に上方に動作(移動)する。また、スクレーパ9が磁石ユニット棒3と共に上方に動作すると、スクレーパ9の掻取部9aが内筒2の外周側面に沿って摺動し、内筒2の外周側面に吸着した磁性物質を掻き取り、内筒2の外周側面に吸着した磁性物質が、外周側面から剥離される。
具体的には、図4(c)に示すように、外筒1に接続されている「ろ過液入口管5」及び「ろ過液出口管6」を閉状態にする(スクレープ工程と同じ状態にしておく)。
そして、外筒1の下端に設けられた鉄粉排出口13aを開状態にして、内筒2から引き上げて取り出していた磁石ユニット棒3を引き下げて内筒2の筒内に戻す。なお、磁石ユニット棒3を引き下げて内筒2の筒内に戻すと、スクレーパ9も磁石ユニット棒3と共に下方に移動して、支柱9bが、外筒1の底面部1aに載置された状態になる。
この排出工程では、スクレープ工程で掻き取られた磁性物質が、下方に動作(移動)するスクレーパ9の押し出しと、重力とにより、ろ過室12に残っている「ろ過液」と共に鉄粉排出口13a側に向けて押し出され、鉄粉排出口13aから排出されていく。
なお、図7は、本発明の第3実施形態の磁気フィルタの構成を示した模式図であり、(a)が磁気フィルタの縦断面を示した模式図であり、(b)が磁気フィルタの横断面を示した模式図である。
また、第3実施形態は、上述した第1実施形態で用いたスクレーパ9(図1参照)を、螺旋状に形成されたスクレーパ19に変更したものであり、スクレーパ19以外の構成は、第1実施形態と同じである。そのため、以下では、1実施形態と異なる部分を説明し、第1実施形態と同じ構成の説明を省略或いは簡略化する。また、第3実施形態では、第1実施形態の磁気フィルタW1と同じ構成(或いは相当する構成)については、同じ符号を付している。
また、スクレーパ19の一端部(図中の上端部)には、磁気吸引ブロック(磁気吸引部)11が設けられている(スクレーパ19の一端部に磁気吸引ブロック11が取り付けられている)。また、スクレーパ19の他端部(図中の下端部)から磁気吸引ブロック11の上端までの長さ寸法h10は外筒1の「中心軸方向」の長さ寸法h2より小さくなっている(h10<h2)。
さらに、第3実施形態のスクレーパ19は、第1実施形態のスクレーパ9と比べて、部品点数が少なく、且つ「掻取部9aを、掻取支持柱9bに嵌合して取り付ける作業」が不要であるため、コストが低減されるという作用効果が得られる。
なお、図8は、本発明の第4実施形態の磁気フィルタの構成を示した模式図であり、(a)が磁気フィルタの縦断面を示した模式図であり、(b)が磁気フィルタの横断面を示した模式図である。
第4実施形態は、上述した第1実施形態で用いたスクレーパ9(図1参照)を、窓付円筒状に形成されたスクレーパ29に変更したものであり、スクレーパ29以外の構成は、第1実施形態と同じである。そのため、以下では、第1実施形態と異なる部分を説明し、第1実施形態と同じ構成の説明を省略或いは簡略化する。また、第4実施形態では、第1実施形態の磁気フィルタW1と同じ構成(或いは相当する構成)については、同じ符号を付している。
また、スクレーパ29は、格子状に形成された側面の内側部が掻取部29a1になっており、掻取部29a1が内筒2の外周面に摺動自在に当接した状態で、内筒2の外周面に嵌合している。なお、スクレーパ29は金属や合成樹脂等により形成されている。
また、スクレーパ29の一端部(図中の上端部)には、磁気吸引ブロック(磁気吸引部)11が設けられている(スクレーパ29の一端部に磁気吸引ブロック11が取り付けられている)。また、スクレーパ29の他端部(図中の下端部)から磁気吸引ブロック11の上端までの長さ寸法h10は、外筒1の「中心軸方向」の長さ寸法h2より小さくなっている(h10<h2)。
さらに、第4実施形態のスクレーパ19は、第1実施形態のスクレーパ9と比べて、部品点数を削減されている共に、「掻取部9aを、掻取支持柱9bに嵌合して取り付ける作業」が不要になるため、コストが低減されるという作用効果が得られる。
例えば、スクレーパ9の直進運動を回転運動に変換する機構を設け、磁石ユニット棒3を内筒2から取り出す際に、磁力の作用によりスクレーパ9が回転動作をするようになっていてもよい。また、磁石ユニット棒3の動作方向と反対方向に、スクレーパ9を動作させる反転機構を設け、スクレーパ9が磁石ユニット棒3と反対方向に動作するようになっていてもよい。
1…外筒
1a…底面部(外筒)
1b…上面部(外筒)
2…内筒
3…磁石ユニット棒
4…磁石
5…ろ過液入口管
6…ろ過液出口管
7…逆洗液入口管
8…逆洗液出口管
9…スクレーパ
9a…掻取部(スクレーパ)
9b…支持柱(スクレーパ)
9b1…脚部(支持柱)
11…磁気吸引ブロック
12…ろ過室
13…鉄粉排出部
13a…鉄粉排出口(鉄粉排出部)
19…スクレーパ
19a…掻取部(スクレーパ)
29…スクレーパ
29a…窓孔(スクレーパ)
29a1…掻取部(スクレーパ)
Claims (3)
- 同心状に配置された外筒及び内筒と、該外筒と内筒との間隙に形成されたろ過室と、該内筒の筒内に出し入れ自在に収納された磁石ユニット棒とを備える磁気フィルタであって、
前記ろ過室に流入するろ過液中に混在する磁性物質は、前記内筒に収納された磁石ユニット棒の磁力により該内筒の外周側面に吸着するようになっており、
前記ろ過室には、内筒の外周側面に摺動自在に当接する掻取部を有するスクレーパが設置され、該スクレーパの上端部には磁気吸引部が設けられており、
前記スクレーパ及び前記磁気吸引部は、前記外筒の中心軸方向の長さの範囲内において、前記磁石ユニット棒とともに、該磁石ユニット棒と同一方向に移動し、且つ該中心軸方向に往復移動できるようになっており、
前記外筒の中心軸方向に、前記磁石ユニット棒を移動させると、該磁石ユニット棒の磁力により前記磁気吸引部が吸引され、該磁気吸引部が設けられたスクレーパが該磁石ユニット棒と同一方向に移動し、前記掻取部が該内筒の外周側面に沿って摺動して該内筒に吸着した磁性物質を掻き取るようになっていることを特徴とする磁気フィルタ。 - 同心状に配置された外筒及び内筒と、該外筒と内筒との間隙に形成されたろ過室と、該内筒の筒内に出し入れ自在に収納された磁石ユニット棒とを備える磁気フィルタの磁性物質除去方法であって、
前記ろ過室に流入するろ過液中に混在する磁性物質は、前記内筒に収納された磁石ユニット棒の磁力により該内筒の外周側面に吸着するようになっており、
前記ろ過室には、内筒の外周側面に摺動自在に当接する掻取部を有するスクレーパが設置され、該スクレーパの上端部には磁気吸引部が設けられており、
前記スクレーパ及び前記磁気吸引部は、前記外筒の中心軸方向の長さの範囲内において、前記磁石ユニット棒とともに、該磁石ユニット棒と同一方向に移動し、且つ該中心軸方向に往復移動できるようになっており、
前記内筒に収納された磁石ユニット棒を、前記内筒から引き上げて該内筒から取り出すことにより、該磁石ユニット棒の磁力により前記磁気吸引部を吸引し、該磁気吸引部が設けられたスクレーパを該磁石ユニット棒と共に上方に動作させ、前記掻取部を該内筒の外周側面に沿って摺動させて該内筒に吸着した磁性物質を掻き取るスクレープ工程と、
前記磁石ユニット棒が前記内筒から取り出された状態において、前記ろ過室に逆洗液を流入させ、前記スクレープ工程で掻き取られた磁性物質を、該逆洗液と共に前記ろ過室から排出させる逆洗工程とを有することを特徴とする磁気フィルタの磁性物質除去方法。 - 同心状に配置された外筒及び内筒と、該外筒と内筒との間隙に形成されたろ過室と、該内筒の筒内に出し入れ自在に収納された磁石ユニット棒とを備える磁気フィルタの磁性物質除去方法であって、
前記ろ過室に流入するろ過液中に混在する磁性物質は、前記内筒に収納された磁石ユニット棒の磁力により該内筒の外周側面に吸着するようになっており、
前記ろ過室には、内筒の外周側面に摺動自在に当接する掻取部を有するスクレーパが設置され、該スクレーパを動作させると該掻取部が該内筒の外周側面に沿って摺動して該内筒に吸着した磁性物質を掻き取るようになっており、
前記スクレーパには磁気吸引部が設けられ、
前記ろ過室には排出口が設けられており、
前記内筒に収納された磁石ユニット棒を、前記内筒から引き上げて該内筒から取り出すことにより、該磁石ユニット棒の磁力により前記磁気吸引部を吸引し、該磁気吸引部が設けられたスクレーパを該磁石ユニット棒と共に上方に動作させ、前記掻取部を該内筒の外周側面に沿って摺動させて該内筒に吸着した磁性物質を掻き取るスクレープ工程と、
前記内筒から取り出していた前記磁石ユニット棒を引き下げて該内筒の筒内に戻すことにより、該磁石ユニット棒の磁力に吸引されている前記スクレーパを該磁石ユニット棒と共に下方に移動させて、下方に移動する該スクレーパの押し出しと重力とにより、前記スクレープ工程で掻き取られた磁性物質を、該ろ過室に残留しているろ過液と共に前記排出口から排出する排出工程とを有することを特徴とする請求項1記載の磁気フィルタの磁性物質除去方法。
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