JP6307935B2 - 機能デバイスの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、機能デバイスの製造方法、この製造方法で製造された機能デバイス、この機能デバイスを備えている電子機器および移動体に関する。
近年、小型センサーデバイスとして、精密加工技術の一つである半導体製造方法を用いたMEMS(Micro Electronics Mechanical Systems)技術により製造された物理量を検出する機能素子を備えた電子デバイスが開発されている。機能素子としては、例えば、固定配置された固定電極と、固定電極に対して所定の間隔を隔てて対向させるとともに変位可能に設けられた可動電極と、を有し、固定電極と可動電極との間の静電容量に基づいて、加速度あるいは角速度といった物理量を検出する物理量センサー素子が知られている。
これら物理量センサー素子において、可動電極の変位を正確に検出するために、物理量センサー素子をパッケージ(収納容器)内に収納し、パッケージ内を気密に保持することにより、パッケージ外部からの異物の侵入を防止し、更にパッケージ内を減圧状態で気密保持することにより可動電極の振動を阻害する気体成分を除去し、安定した駆動振動を得ることができる。
このパッケージを気密に封止する技術として、従来は特許文献1に示すように、振動部品が固定される基台に貫通孔を形成し、貫通孔を封止材によって塞ぐことによってパッケージ内部を高真空状態に保つように密封することが開示されている。
特開2005−64024号公報
しかしながら、封止材をレーザー等により溶融し、パッケージに設けられた貫通孔を塞ぐ際に、封止材に含有されている微量のガスや有機物がパッケージのキャビティー内に放出され、キャビティー内の真空度を低下してしまい、物理量センサー素子のQ値を低下させてしまうという問題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る機能デバイスの製造方法は、封止部材と、収容空間が設けられ前記収容空間内に可動体を有する機能素子が収容され貫通孔を有するパッケージと、を用意する工程と、減圧雰囲気にて、前記封止部材を溶融する溶融工程と、減圧雰囲気にて、前記溶融工程で溶融された前記封止部材を前記貫通孔に配置し、前記封止部材を溶融する封止工程と、を含むことを特徴とする。
本適用例によれば、封止部材を溶融し封止する工程前に、減圧雰囲気中で封止部材を溶融することで、封止部材に含まれている微量のガスや有機物を放出することができるため、封止時に封止部材から放出されるガスや有機物によるパッケージの収容空間内の真空度の低下を低減でき、高いQ値を有し、高安定な機能デバイスを得ることができるという効果がある。
[適用例2]上記適用例に記載の機能デバイスの製造方法において、前記溶融工程において、複数の凹部が設けられている透過性の基板の前記複数の凹部に前記封止部材を配置し溶融することを特徴とする。
本適用例によれば、複数の凹部が設けられている基板を用いることで、複数の封止部材を一括して溶融し、封止部材に含まれている微量のガスや有機物を放出することができるので、溶融工程が効率化し低コスト化が図られ、高いQ値を有し、高安定な機能デバイスを量産することができるという効果がある。
[適用例3]上記適用例に記載の機能デバイスの製造方法において、前記封止工程において、前記基板に前記封止部材が配置された状態で、前記溶融工程で溶融された前記封止部材を前記貫通孔に配置し溶融することを特徴とする。
本適用例によれば、基板の複数の凹部で溶融された封止部材と、パッケージの貫通孔とが重なるように配置し、封止部材を溶融することで、複数の機能デバイスを効率良く封止できるようになり、機能デバイスの低コスト化を図ることができるという効果がある。
[適用例4]上記適用例に記載の機能デバイスの製造方法において、前記封止工程において、レーザー光を前記基板に透過させて、前記封止部材に照射し溶融することを特徴とする。
本適用例によれば、基板の複数の凹部で溶融された封止部材と、パッケージの貫通孔とを重ね合わせた状態で、レーザー光を基板に透過させて、封止部材に照射し溶融することで、レーザー光を正確に封止部材に照射することができ、封止不良の低減を図ることができるという効果がある。
[適用例5]本適用例に係る機能デバイスは、可動体を有する機能素子と、前記機能素子を収容しているパッケージと、前記パッケージの一部に貫通孔が設けられ、前記貫通孔に配置されている溶融された封止部材と、を備え、前記パッケージの収容空間は、減圧雰囲気であり、前記封止部材は、前記貫通孔に配置される前に、減圧雰囲気にて、溶融されていること、を特徴とする。
本適用例によれば、パッケージの貫通孔を塞いている封止部材が、封止前に減圧雰囲気にて、溶融されているため、微量のガスや有機物が放出されており、封止時に封止部材から放出されるガスや有機物によるパッケージの収容空間内の真空度の低下が低減されるため、高いQ値を有し、高安定な機能デバイスを得ることができるという効果がある。
[適用例6]上記適用例に記載の機能デバイスにおいて、前記収容空間の圧力値は、1×10-3Pa以上20Pa以下の減圧雰囲気であることを特徴とする。
本適用例によれば、パッケージの収容空間が1×10-3Pa以上20Pa以下の減圧雰囲気であるため、高いQ値を有し、高安定な機能デバイスが得られるという効果がある。
[適用例7]本適用例に係る電子機器は、上記適用例に記載の機能デバイスを備えていることを特徴とする。
本適用例によれば、高いQ値を有し、高安定な機能デバイスを備えた電子機器が構成できるという効果がある。
[適用例8]本適用例に係る移動体は、上記適用例に記載の機能デバイスを備えていることを特徴とする。
本適用例によれば、高いQ値を有し、高安定な機能デバイスを備えた移動体が構成できるという効果がある。
本発明の実施形態に係る機能デバイスの概略構造を模式的に示す平面図。 図1中のA−A線の断面図。 本発明の実施形態に係る機能デバイスのインピーダンス特性図。 本発明の実施形態に係る機能デバイスのQ値特性図。 本発明の実施形態に係る機能デバイスのQ値と収容空間内の圧力値との関係を示す図。 本発明の実施形態に係る機能デバイスの製造方法を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係る機能デバイスの製造工程を示す断面図。 本発明の実施形態に係る機能デバイスを備える電子機器としてのモバイル型(又はノート型)のパーソナルコンピューターの構成を示す斜視図。 本発明の実施形態に係る機能デバイスを備える電子機器としての携帯電話機(PHSも含む)の構成を示す斜視図。 本発明の実施形態に係る機能デバイスを備える電子機器としてのデジタルカメラの構成を示す斜視図。 本発明の実施形態に係る機能デバイスを備える移動体としての自動車の構成を示す斜視図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に示す各図においては、各構成要素を図面上で認識され得る程度の大きさとするため、各構成要素の寸法や比率を実際の構成要素とは適宜に異ならせて記載する場合がある。
<実施形態>
本発明の実施形態に係る機能デバイスにつて、図1と図2を参照して説明する。
<機能デバイス>
図1は、本発明の実施形態に係る機能デバイス100の概略構造を模式的に示す平面図である。図2は、図1に示す本発明の実施形態に係る機能デバイス100のA−A線で示す部分の断面図である。なお、説明の便宜上、図1では蓋体30の図示を省略している。また、図1と図2では、互いに直交する3つの軸として、X軸、Y軸、Z軸を図示し、Z軸は基体10と蓋体30とが重なる厚み方向を示す軸である。
図2に示すように、機能デバイス100は、キャビティー10bが形成された基体10と、基体10の一方の面である主面10aに配置され接合された機能素子20と、キャビティー100aを構成する凹部30aが形成された蓋体30と、を備えている。また、基体10の主面10aと、蓋体の凹部30aが形成された側の主面と、が接合されているパッケージ50は、機能素子20を収納するためのキャビティー10bとキャビティー100aとによって構成された収容空間52を備えている。
機能素子20として角速度を検出するジャイロセンサー素子を例に説明する。図1に示すように機能デバイス100に備える角速度を検出する機能素子20(以下、ジャイロセンサー素子20という)は、基体10の主面10aに配置され、接合されている。ジャイロセンサー素子20は、駆動系構造体21と、駆動用固定電極部22と、検出用固定電極部23と、固定部24と、を含むことができる。ジャイロセンサー素子20は、基体10に接合されたシリコン基板を、MEMS技術を用いて加工することにより得られる。これにより、シリコン半導体デバイスの製造に用いられる微細な加工技術を適用することができ、小型のセンサー素子としてのジャイロセンサー素子20を得ることができる。
ジャイロセンサー素子20は、上述したようにMEMS技術により基体10の主面10aに接合された図示しないシリコン基板から形成され、リン、ボロン等の不純物をドーピングされて導電性が付与されている。そして、駆動系構造体21は、平面視(図示Z軸方向)において、基体10のキャビティー10b(図2参照)の周縁部を跨ぐように配置されて接合された固定部24によって、基体10に支持されている。これにより、駆動系構造体21は、キャビティー10bの平面視(図示Z軸方向)領域においてX軸方向、およびY軸方向に移動可能となるように配置される。
駆動系構造体21は、駆動部25と、検出部26と、を備え、駆動部25は駆動用支持部25aと、駆動用ばね部25bと、駆動用可動電極部25cと、を有している。そして、枠状の形状を有する駆動用支持部25aの内側に検出部26が配置されている。駆動用支持部25aは、X軸に沿って延在する第1延在部25dと、Y軸に沿って延在する第2延在部25eと、が枠状に連結されている。
駆動用ばね部25bは、駆動用支持部25aの外側に配置されている。図示の例では、駆動用ばね部25bの一端は、駆動用支持部25aにおける第1延在部25dと第2延在部25eとの接続部の近傍に接続され、他端は固定部24に接続されている。図示の例では、駆動系構造体21において、駆動用ばね部25bは4箇所設けられ、各駆動用ばね部25bは、4箇所の固定部24に接続され、基体10に対して支持されている。
駆動用ばね部25bは、Y軸方向に延在させながらX軸方向に蛇行させて形成され、駆動用支持部25aに対してX軸、Y軸に対称となるように配置されている。このように駆動用ばね部25bが形成、配置されることにより、駆動用支持部25aがY軸方向、あるいはZ軸方向に移動する際の駆動用ばね部25bのたわみ(伸縮)は抑制され、X軸方向への駆動用ばね部25bのたわみ(伸縮)が容易になる。すなわち、後述するが、駆動用支持部25aをX軸に沿って振動させることができる。なお、駆動用ばね部25bは、駆動用支持部25aをX軸方向に振動させることが可能であれば、図1に示した数、配置には限定されない。
駆動用可動電極部25cは、駆動用支持部25aの外側に、駆動用支持部25aの第1延在部25dに接続されている。駆動用固定電極部22は、駆動用支持部25aの外側に配置され、基体10の主面10a上に固定されている。駆動用固定電極部22は、駆動用可動電極部25cを挟んで対向配置されている。なお、図示する本例では、駆動用固定電極部22は櫛歯状に突出部22aが備えられ、駆動用可動電極部25cには、駆動用固定電極部22の櫛歯状の突出部22aの間に配設可能なように突出部25fが備えられている。
駆動用固定電極部22と駆動用可動電極部25cとの間に交流電圧を印加し、両電極部間に静電力を発生させることにより、駆動用支持部25a(駆動部25)がX軸に沿って振動させることができる。駆動用支持部25aの振動は、駆動用ばね部25bがX軸方向に伸縮可能に形成されていることにより、駆動部25が基体10に保持されながらも維持することができる。そして、駆動用固定電極部22の突出部22aと、駆動用可動電極部25cの突出部25fと、の間隙(ギャップ)を小さくすることにより、駆動用固定電極部22と、駆動用可動電極部25cと、の間に作用する静電力を大きくすることができる。
なお、図示の例では駆動用可動電極部25cは、駆動系構造体21に4つ設けられているが、駆動用支持部25aをX軸に沿って振動させることができれば、駆動用可動電極部25cの数は特に限定されない。また、駆動用固定電極部22は、駆動用可動電極部25cを挟むように対向配置されているが、駆動用支持部25aをX軸に沿って振動させることができれば、駆動用固定電極部22は、駆動用可動電極部25cのどちらか一方側にのみ配置されていてもよい。
検出部26は、駆動用支持部25aの内側に配置され、駆動部25に連結されている。検出部26は、検出用支持部26aと、検出用ばね部26bと、検出用可動電極部26cと、を備えている。
検出用支持部26aは、図示の例のように、X軸に沿って延在する第3延在部26dと、Y軸に沿って延在する第4延在部26eと、を枠状に接続した構成となっている。
検出用ばね部26bは、検出用支持部26aの外側に配置され、検出用支持部26aと駆動用支持部25aと、に接続されている。図示の例では、検出用ばね部26bの一端は、検出用支持部26aの第3延在部26dと第4延在部26eとの接続部(角部)近傍に接続され、検出用ばね部26bの他端は、駆動用支持部25aの第1延在部25dに接続されている。
検出用ばね部26bは、X軸方向に延在させながらY軸方向に蛇行させて形成され、検出用支持部26aに対してX軸、Y軸に対称となる様に配置されている。このように検出用ばね部26bが形成、配置されることにより、検出用支持部26aがX軸方向、あるいはZ軸方向に移動する際の検出用ばね部26bのたわみ(伸縮)は抑制され、Y軸方向への検出用ばね部26bのたわみ(伸縮)が容易になる。すなわち、検出用支持部26aのY軸に沿って付加される外力、いわゆる駆動部25を振動させた状態においてジャイロセンサー素子20に付加される角速度によって生じるコリオリ力によって、容易に検出用支持部26aをY軸に沿って移動させることができる。なお、検出用ばね部26bは、検出用支持部26aをY軸に沿って移動可能であれば、図1に示す数に限定されない。
検出用可動電極部26cは、検出用支持部26aの内側に配置され、X軸に沿って延在し、第4延在部26eに接続されている。そして、検出用支持部26aの内側領域に、基体10に固定された検出用固定電極部23が、検出用可動電極部26cに離間して挟まれるように配置されている。言い換えれば、検出用可動電極部26cは、検出用固定電極部23を挟んで対向配置されている。
そして、検出部26のY軸方向の移動に伴う、検出用固定電極部23と検出用可動電極部26cと、の間の静電容量の変化によって検出部26のY軸方向の移動を検出する。なお、検出用可動電極部26c、および検出用固定電極部23の数、形状、および配置は、検出用可動電極部26cと、検出用固定電極部23と、の間の静電容量の変化を検出することができれば、特に限定されない。
基体10を構成する材料としては、例えば、シリコンやガラス等の材料を用いることが好ましい。例えば、ジャイロセンサー素子20がシリコンを主材料として構成されている場合、基体10は、ホウ珪酸ガラスを用いるとより好ましい。
機能デバイス100は、例えば、基体10を構成する材料としてホウ珪酸ガラスを用いた場合に、基体10と、シリコンを主材料とする基材を用いたジャイロセンサー素子20との間を陽極接合法により強固に接合することができる。
基体10は、ジャイロセンサー素子20を構成する材料との線膨張率の差を可及的に少なくすることができる材料で構成されることが好ましい。例えば、基体10にホウ珪酸ガラスを、ジャイロセンサー素子20にシリコンを主材料とする基材を用いることで、基体10とジャイロセンサー素子20との間の線膨張率差が少なくなり、熱膨張による歪みによる基体10とジャイロセンサー素子20との接合部分の破損を抑制することができる。
蓋体30は、前述した様に基体10の主面10aに接続されている。蓋体30と基体10との接続方法は特に限定されず、例えば、接着剤を用いた接続方法、陽極接合(接続)法等を用いることができる。
蓋体30を構成する材料としては、凹部30aとなる凹形状の加工が容易、且つ電界を抑制することができる材料が好適である。蓋体30を構成する材料としては、例えば、蓋体30と基体10との接合に陽極接合法を用いる場合にはシリコンが好適である。
本実施形態の機能デバイス100は、蓋体30と、ホウ珪酸ガラスで構成された基体10と、が陽極接合法によって接合されているため、蓋体30を構成する材料はシリコン基板が用いられている。
なお、ジャイロセンサー素子20を収容するパッケージ50を構成する基体10および蓋体30の構成材料としては、特に限定されないが、酸化アルミニウム等の各種セラミックスを用いることができる。このような構成材料によりパッケージ50を製造する場合、複数の平板状の基板を積層して積層体を形成し、この積層体を焼成することにより、パッケージ50を簡単に製造することができる。
上述したジャイロセンサー素子20を安定して駆動させるために、図2に示す機能デバイス100ではキャビティー10bとキャビティー100aとによって形成された収容空間52を減圧雰囲気、もしくは真空雰囲気にすることが好ましい。そこで、図2に示すように蓋体30には、収容空間52を構成する凹部30aから、外面30bへ貫通する貫通孔32が形成されている。貫通孔32を通じて収容空間52の気体を排出し、収容空間52を減圧雰囲気、もしくは真空雰囲気にし、封止用の半田である封止部材40を溶融させて貫通孔32を塞ぎ、収容空間52が気密封止されている。
貫通孔32は、キャビティー100a側の開口幅が狭く、蓋体30の外面30b側の開口幅が広い角錐状の形状で形成されているが、これに限定されず円錐上の形状であっても良い。
封止部材40は、貫通孔32に配置される前に、減圧雰囲気、もしくは真空雰囲気にて、レーザー装置等で溶融されている。そのため、封止部材40に含まれている微量のガスや有機物を低減することができるため、封止時に封止部材40から放出されるガスや有機物によるパッケージ50の収容空間52内の真空度の低下を抑制でき、高いQ値を有し、高安定な機能デバイス100を得ることができる。
次に、本発明の実施形態に係る機能デバイス100の特性について、従来技術(封止前に、減圧雰囲気にて溶融していない封止部材を用いる方法)で製造したものと比較し、図3から図5を参照して説明する。
図3は、本発明の実施形態に係る機能デバイスのインピーダンス特性を示す図である。図4は、本発明の実施形態に係る機能デバイスのQ値を示す図である。図5は、本発明の実施形態に係る機能デバイスのQ値と収容空間内の圧力値との関係を示す図である。
本発明の実施形態に係る機能デバイス100は、基体10として厚み(Z軸方向の長さ)0.2mm〜0.3mmのガラス基板と、蓋体30として厚み(Z軸方向の長さ)0.1mm〜0.3mmのシリコン基板を用いている。基体10と蓋体30とに矜持される収容空間52内には、厚み(Z軸方向の長さ)0.025mmの単結晶シリコンで形成されたジャイロセンサー素子20が配置されている。
収容空間52は、基体10側を約0.002mm、蓋体30側を約0.04mmそれぞれ座繰って形成されたキャビティー10bとキャビティー100aとで構成され、収容空間52の厚み(Z軸方向の長さ)は約0.042mmである。また、収容空間52の大きさは幅(X軸方向の長さ)1.42mm、長さ(Y軸方向の長さ)2.55mmである。即ち、収容空間52の容積は約0.152mm3である。この収容空間52内には、幅(X軸方向の長さ)約0.5mm、長さ(Y軸方向の長さ)約1.6mmの振動型のジャイロセンサー素子20を配置してある。封止部材40としては、直径0.2mmのAu−Ge合金の半田ボールを用いている。なお、半田ボールの溶融にはYAGレーザー装置を用い、封止前に、一度溶融したものを用いてパッケージ50に設けられた貫通孔32を封止している。
この機能デバイス100の駆動振動特性を評価する為、静電駆動インピーダンス測定を行い、その結果を従来技術で製造したもののインピーダンスと比較した結果を図3に示す。図3は横軸が周波数、縦軸がインピーダンスであり、従来技術と比して本発明に係る機能デバイス100の共振特性が急峻である。また、このインピーダンス測定結果をアドミッタンス円線図に変換したものを図4に示す。ここで、アドミッタンス円線図とは、インピーダンスの逆数で、実数部のコンダクタンスGと虚数部のサセプタンスBでプロットしたものである。これにより、静電駆動の振動のQ値を算出したところ、本発明に係る機能デバイス100はQ値3354であり、従来技術のもののQ値1302に比べ、約3倍の改善効果が得られている。
図5は機能デバイス100のQ値と収容空間52内の圧力値との関係を示したグラフである。図4から得られたQ値をグラフ上にプロットすると、従来技術のもの圧力値が約40Paであり、本発明に係る機能デバイス100の圧力値が約16Paであることがわかる。この結果から、収容空間52内の圧力値は、機能デバイス100のQ値を2000以上とするためには、収容空間52内の圧力値を20Pa以下とすることが好ましい。また、真空引きによる生産効率を考慮すると、収容空間52内の圧力値を1×10-3Pa未満とすることは工程時間が長くなる傾向にあるため、生産性が低減してしまう虞がある。そのため、収容空間52内の圧力値は1×10-3Pa以上20Pa以下の減圧雰囲気であれば、2000以上のQ値を有する機能デバイス100を得ることができる。
なお、従来技術における直径0.2mmのAu−Ge合金の半田ボールには約2%のボイドが混入していることが質量分析により判っており、上記結果とボイル−シャルルの法則から、従来技術ものでは約70%強のボイドに内包されるガスが収容空間52内に混入したものと考えられる。本発明の実施形態によれば、半田ボールである封止部材40を一度減圧雰囲気中で溶融することにより、封止部材40に存在するボイド中に含まれるガスや有機物等が収容空間52に混入するのを低減することができる。従って、封止時に収容空間52内の真空度の劣化を低減できるので、高いQ値を有し、高安定な機能デバイス100を得ることができる。
<製造方法>
次に、上述した機能デバイス100の製造方法について、図6と図7を参照して説明する。
図6は、本発明の実施形態に係る機能デバイスの製造方法を示すフローチャートである。図7は、本発明の実施形態に係る機能デバイスの製造工程を示す断面図である。なお、図7の断面図は、図2に示す図1のA−A線における断面形状に相当する。
〔封止部材およびパッケージ準備工程〕
封止部材およびパッケージ準備工程(Step1)では、Au−Ge合金の半田ボール等の封止部材40と、貫通孔32が形成され、ジャイロセンサー素子20が収容されたパッケージ50と、図7(a)に示すように、複数の凹部60aが形成された透過性の基板60と、を準備する。なお、図7においては、パッケージ50とは、基体10が一体化して形成されているウェハー基板70に、個片化した蓋体30を接合した状態で、複数が一体化したものであり、封止工程後に個片化される。
〔封止部材溶融工程〕
封止部材およびパッケージ準備工程(Step1)において準備された複数の封止部材40を、図7(b)に示すように、基板60の凹部60aの上にそれぞれ配置する。その後、図7(c)に示すように、減圧雰囲気、もしくは真空雰囲気において、YAGレーザー装置等により射出されたレーザー光を封止部材40に照射し、レーザー光による発熱によって溶融する。
このように封止部材溶融工程(Step2)において、封止部材40を減圧雰囲気、もしくは真空雰囲気において、溶融することにより、封止部材40に含まれている微量のガスや有機物を放出することができる。
また、複数の凹部60aが設けられている基板60を用いることで、複数の封止部材40を一括して溶融し、封止部材40に含まれている微量のガスや有機物を放出することができるので、溶融工程が効率化し低コスト化が図られ、且つ量産化が可能となる。
〔封止部材配置工程〕
封止部材溶融工程(Step2)によって一度溶融した複数の封止部材40aを、基板60の凹部60aに付着させた状態で、図7(d)に示すように、基板60を上下反転することで、複数の蓋体30が接合されたウェハー基板70と対向させる。その後、封止部材40aを蓋体30の貫通孔32と重なるように基板60とウェハー基板70とを配置する。
このように封止部材配置工程(Step3)において、基板60の複数の凹部60aで溶融された封止部材40aと、貫通孔32と、が重なるように配置され、封止部材40aを溶融することで、複数の機能デバイス100を効率良く封止できるようになり、機能デバイス100の低コスト化を図ることができる。
〔封止工程〕
封止部材配置工程(Step3)の後、封止工程(Step4)に移行する。封止工程(Step4)では、減圧雰囲気、もしくは真空雰囲気において、図7(e)に示すように、基板60の凹部60aが形成されていない側の面から、YAGレーザー装置等により射出されたレーザー光を基板60に透過させて、封止部材40aに照射し溶融する。その後、冷却し硬化した封止部材40bによって、パッケージ50のジャイロセンサー素子20を収容する収容空間52を気密封止することにより完了する。
このように封止工程(Step4)において、基板60の複数の凹部60aで溶融された封止部材40aと、貫通孔32と、を重ね合わせた状態で、レーザー光を基板60に透過させて、封止部材40aに照射し溶融することで、レーザー光を正確に封止部材40aに照射することができ、封止不良の低減を図ることができる。
その後、収容空間52を封止部材40bで気密封止したウェハー基板70を、図7(f)に示すように、蓋体30の外縁に沿って、ダイシング装置等で切断し、個片化することで、図7(g)に示すように、機能デバイス100が完成する。
本実施形態に係る機能デバイス100の製造方法によって、封止部材を溶融し封止する工程前に、減圧雰囲気中で封止部材を溶融することで、封止部材40に含まれている微量のガスや有機物を低減することができるため、封止時に封止部材40から放出されるガスや有機物によるパッケージ50の収容空間52内の真空度の低下を抑制でき、高いQ値を有し、高安定な機能デバイス100を得ることができる。
また、複数の凹部60aが設けられている基板60を用いることで、複数の封止部材40を一括して溶融し、封止部材40に含まれている微量のガスや有機物を低減することができ、且つ溶融された封止部材40aと、貫通孔32と、を精度良く重なるように配置し、封止部材40aを溶融することができる。そのため、溶融工程の効率化が図れ、且つ複数の機能デバイス100を効率良く封止できるようになり、機能デバイス100のより低コスト化を図ることができる。
更に、基板60の複数の凹部60aで溶融された封止部材40aと、貫通孔32と、を重ね合わせた状態で、レーザー光を基板60に透過させて、封止部材40aに照射し溶融することで、レーザー光を正確に封止部材40aに照射することができ、封止不良封止不良の低減を図ることができる。
以上、本発明の実施形態に係る機能デバイス100の備えた機能素子20として、角速度を検出するジャイロセンサー素子20を例に挙げ説明したが、機能素子20は、ジャイロセンサー素子20に限らず例えば、加速度センサー素子や圧力センサー素子等のセンサー素子および音叉型振動子やAT振動子等の各種振動素子であっても良い。
<電子機器>
次いで、本発明の実施形態に係る機能デバイス100を適用した電子機器について、図8から図10を参照しながら説明する。
図8は、本発明の実施形態に係る機能デバイス100を備える電子機器としてのモバイル型(又はノート型)のパーソナルコンピューター1100の構成を示す斜視図である。この図において、パーソナルコンピューター1100は、キーボード1102を備えた本体部1104と、表示部1000を備えた表示ユニット1106とにより構成され、表示ユニット1106は、本体部1104に対しヒンジ構造部を介して回動可能に支持されている。
このようなパーソナルコンピューター1100には、フィルター、共振器、基準クロック等として機能する電子部品(タイミングデバイス)としての機能デバイス100が内蔵されている。
図9は、本発明の実施形態に係る機能デバイス100を備える電子機器としての携帯電話機1200(PHSも含む)の構成を示す斜視図である。この図において、携帯電話機1200は、携帯電話機1200は、複数の操作ボタン1202、受話口1204および送話口1206を備え、操作ボタン1202と受話口1204との間には、表示部1000が配置されている。
このような携帯電話機1200には、フィルター、共振器、基準クロック等として機能する電子部品(タイミングデバイス)や加速度センサーとしての機能デバイス100が内蔵されている。
図10は、本発明の実施形態に係る機能デバイス100を備える電子機器としてのデジタルカメラ1300の構成を示す斜視図である。なお、この図には、外部機器との接続についても簡易的に示されている。ここで、通常のカメラは、被写体の光像により銀塩写真フィルムを感光するのに対し、デジタルカメラ1300は、被写体の光像をCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子により光電変換して撮像信号(画像信号)を生成する。
デジタルカメラ1300におけるケース(ボディー)1302の背面には、表示部1000が設けられ、CCDによる撮像信号に基づいて表示を行なう構成になっており、表示部1000は、被写体を電子画像として表示するファインダーとして機能する。また、ケース1302の正面側(図中裏面側)には、光学レンズ(撮像光学系)やCCD等を含む受光ユニット1304が設けられている。
撮影者が表示部1000に表示された被写体像を確認し、シャッターボタン1306を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、メモリー1308に転送・格納される。また、このデジタルカメラ1300においては、ケース1302の側面に、ビデオ信号出力端子1312と、データ通信用の入出力端子1314とが設けられている。そして、図示されるように、ビデオ信号出力端子1312にはテレビモニター1330が、データ通信用の入出力端子1314にはパーソナルコンピューター1340が、それぞれ必要に応じて接続される。更に、所定の操作により、メモリー1308に格納された撮像信号が、テレビモニター1330や、パーソナルコンピューター1340に出力される構成になっている。
このようなデジタルカメラ1300には、フィルター、共振器、基準クロック等として機能する電子部品(タイミングデバイス)やジャイロセンサーとしての機能デバイス100が内蔵されている。ジャイロセンサーとしての機能デバイス100を内蔵することで手ぶれによる画像不良を制御することができる。
上述したように、電子機器として、高いQ値を有し、安定性に優れた機能デバイス100が活用されることにより、より高性能の電子機器を提供することができる。
なお、本発明の実施形態に係る電子部品としての機能デバイス100は、図8のパーソナルコンピューター1100(モバイル型パーソナルコンピューター)、図9の携帯電話機1200、図10のデジタルカメラ1300の他にも、例えば、インクジェット式吐出装置(例えばインクジェットプリンター)、ラップトップ型パーソナルコンピューター、テレビ、ビデオカメラ、カーナビゲーション装置、ページャー、電子手帳(通信機能付も含む)、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニター、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシミュレーター等の電子機器に適用することができる。
<移動体>
次いで、本発明の実施形態に係る機能デバイス100を適用した移動体について、図11に基づき説明する。
図11は、本発明の実施形態に係る機能デバイス100を備える移動体としての自動車1400の構成を示す斜視図である。自動車1400はジャイロセンサーとして機能する機能デバイス100が各種電子制御ユニット(ECU:electronic control unit)に搭載されている。例えば、同図に示すように、移動体としての自動車1400には、車体1401の姿勢を検知する機能デバイス100を内蔵して車体1401の姿勢を制御する車体姿勢制御ユニット1402が車体1401に搭載されている。
また、機能デバイス100は、他にも、エンジン制御ユニット、アンチロックブレーキシステム(ABS:Antilock Brake System)、エアバック、タイヤプレッシャーモニタリングシステム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)、に広く適用できる。
上述したように、高いQ値を有し、安定性に優れた機能デバイス100が活用されることにより、より高性能の移動体を提供することができる。
以上、本発明の実施形態に係る機能デバイス100、電子機器(1100,1200,1300)および移動体(1400)について、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明の実施形態は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明の実施形態に、他の任意の構成物が付加されていても良い。また、前述した各実施形態のうち、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであっても良い。
10…基体、10a…主面、10b…キャビティー、20…機能素子(ジャイロセンサー素子)、21…駆動系構造体、21a…第1振動体、21b…第2振動体、22…駆動用固定電極部、22a…突出部、23…検出用固定電極部、24…固定部、25…駆動部、25a…駆動用支持部、25b…駆動用ばね部、25c…駆動用可動電極部、25d…第1延在部、25e…第2延在部、25f…突出部、26…検出部、26a…検出部支持部、26b…検出部ばね部、26c…検出部可動電極部、26d…第3延在部、26e…第4延在部、30…蓋体、30a…凹部、30b…外面、32…貫通孔、40,40a,40b…封止部材、50…パッケージ、52…収容空間、60…基板、60a…凹部、70…ウェハー基板、100…機能デバイス、100a…キャビティー、1100…パーソナルコンピューター、1200…携帯電話機、1300…デジタルカメラ、1400…自動車。

Claims (3)

  1. 封止部材と、収容空間が設けられ前記収容空間内に可動体を有する機能素子が収容され貫通孔を有するパッケージと、を用意する工程と、
    減圧雰囲気にて、前記封止部材を溶融する溶融工程と、
    減圧雰囲気にて、前記溶融工程で溶融された前記封止部材を前記貫通孔に配置し、前記封止部材を溶融する封止工程と、
    を含み、
    前記溶融工程において、
    複数の凹部が設けられている透過性の基板の前記複数の凹部に前記封止部材を配置し溶融することを特徴とする機能デバイスの製造方法。
  2. 前記封止工程において、
    前記基板に前記封止部材が配置された状態で、前記溶融工程で溶融された前記封止部材を前記貫通孔に配置し溶融することを特徴とする請求項に記載の機能デバイスの製造方法。
  3. 前記封止工程において、
    レーザー光を前記基板に透過させて、前記封止部材に照射し溶融することを特徴とする請求項に記載の機能デバイスの製造方法。
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