JP6307084B2 - フライス工具および使用方法 - Google Patents

フライス工具および使用方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6307084B2
JP6307084B2 JP2015532410A JP2015532410A JP6307084B2 JP 6307084 B2 JP6307084 B2 JP 6307084B2 JP 2015532410 A JP2015532410 A JP 2015532410A JP 2015532410 A JP2015532410 A JP 2015532410A JP 6307084 B2 JP6307084 B2 JP 6307084B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
angle
cutting edge
cutting
axis
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015532410A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015532894A (ja
Inventor
チッニ,エマヌエル
グエリーニ,マッシモ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nuovo Pignone SpA
Nuovo Pignone SRL
Original Assignee
Nuovo Pignone SpA
Nuovo Pignone SRL
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nuovo Pignone SpA, Nuovo Pignone SRL filed Critical Nuovo Pignone SpA
Priority claimed from PCT/EP2013/069484 external-priority patent/WO2014044760A1/en
Publication of JP2015532894A publication Critical patent/JP2015532894A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6307084B2 publication Critical patent/JP6307084B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Milling Processes (AREA)

Description

本明細書に開示される主題の実施形態は、広くには、フライス工具に関し、より具体的には、Z軸送り動作(Z−axis plunging operation)を実行するために使用されるフライス工具のための切削ヘッド、およびフライス工具を使用して送り切削動作(plunge milling operation)を実行する方法に関する。
石油およびガス産業においては、圧縮機が、パイプラインを通って流れる油またはガスを加圧するために使用されることが多い。いくつかの圧縮機は、圧縮機内の流体に所望の流れの特性をもたらすことができる比較的複雑な幾何学的形状を有するインペラ翼を取り入れている。そのような翼の製造においては、切削ヘッドをX軸およびY軸に沿って平行移動させる一方で、切削ヘッドをZ軸に沿って送ることによって所望の形状を形成するために、フライス盤を使用することができる。これは、Z軸送り動作または送り切削と称される。
図1Aは、公知の高速度鋼(HSS)フライス工具100の側面図であり、図1Bは、公知のフライス工具100の正面図である。公知のフライス工具100は、Z軸に沿って延びるモータ駆動の軸へと接続される切削ヘッド150の上面に位置する上部切削歯151を備えている。Z軸を中央とした切削ヘッド150の回転によって、上部切削歯151によるインペラ翼などの被加工物からの材料の除去がもたらされる。図2は、歯171を軸173へとねじで取り付けて有している公知のインサート式フライス工具102を示している。
インペラ翼の製造にフライス工具100および102を使用することで、他の方法による翼の製造と比べて、いくつかの利点をもたらすことができる。例えば、フライス工具100および102を、他の方法では製造が困難または不可能であると考えられる形状を製造するために使用することができる。さらに、公知のフライス工具100および102は、比較的短い時間で比較的大量の材料を除去することができる。
しかしながら、公知のフライス工具において、いくつかの欠点が明らかになっている。例えば、伝統的なインペラ翼が、多くの場合にアルミニウムで製作される一方で、今日のインペラ翼の設計者は、超合金などの他の材料の導入を、ますます求めるようになってきている。硬度、延性、展性、などのこれらの材料の特性は、アルミニウムの特性とは異なる可能性がある。そのような相違ゆえに、公知のフライス工具が、あまり効果的でなくなる可能性がある。さらに、インペラ翼の需要の増大に対応して、さらにより高い生産速度がますます求められるようになってきている。したがって、切削できる材料の範囲についてさらなる多用途性を提供でき、耐摩耗性の向上および稼働時間の増加ももたらすことができるフライス工具が必要とされている。
国際公開第2011/076666号パンフレット
典型的な実施形態によれば、被加工物から材料を除去すべく軸を中心にして回転するように構成されたフライス工具のための切削ヘッドが、ベース面と、ベース面へと接続された横領域と、横領域へと接続された上部領域とを備える。上部領域は、中央領域および周辺部を定めている。複数の上部歯が、上部領域に配置されている。上部歯は、被加工物に接触して材料を除去するように構成された刃先を有している。各々の刃先は、中央領域から周辺部に向かって延びており、軸方向に突き出したピーク部を備えている。
別の典型的な実施形態によれば、被加工物を切削する方法が、軸を中心にして切削ヘッドを回転させるステップと、切削ヘッドの上部歯の刃先で被加工物から材料を除去するステップとを含むことができ、各々の刃先は、上部領域の中央領域から前記上部領域の周辺部に向かって延び、中央領域と周辺部との間に配置された軸方向に突き出したピーク部を備えている。
別の典型的な実施形態によれば、被加工物を切削する方法が、軸を中心にして切削ヘッドを回転させるステップと、切削ヘッドの上部歯の刃先で被加工物から材料を除去するステップとを含むことができる。各々の刃先は、上部領域の中央領域から上部領域の周辺部に向かって延びており、上部領域の中心から延びる基準半径線に対して非ゼロの角度を形成するスポーク軸を定めている。各々のスポーク軸は、切削ヘッドの周辺部においてそれぞれの各々の基準半径線に交わる。
本明細書に取り入れられて本明細書の一部を構成する添付の図面は、1つ以上の実施形態を示しており、それらの実施形態を明細書と協働して説明する。図面の説明は以下の通りである。
高速度鋼フライス工具の側面図である。 高速度鋼フライス工具の正面図である。 インサート式フライス工具の側面図である。 典型的な実施形態による切削ヘッドの部分断面の側面図である。 種々の実施形態による刃先のピーク部を示している。 種々の実施形態による刃先のピーク部を示している。 種々の実施形態による刃先のピーク部を示している。 別の実施形態による切削ヘッドの上部領域の概略図であり、ピーク部を上部領域の中央および切削ヘッドのベース面からの種々の距離に有している。 図3に示した切削ヘッドを上方から見た図である。 図3に示した切削ヘッドについて、図3の線A−Aに沿って得た詳細図である。 図3に示した切削ヘッドについて、図3の線A−Aに沿って得た詳細図である。 図3に示した切削ヘッドについて、図3の線A−Aに沿って得た詳細図である。 別の典型的な実施形態による方法を示している。
典型的な実施形態の以下の説明は、添付の図面を参照する。種々の図において、同じ参照番号は、同一または類似の構成要素を指し示している。以下の詳細な説明は、本発明を限定するものではない。むしろ、本発明の技術的範囲は、添付の特許請求の範囲によって定められる。以下の実施形態は、簡単のために、Z送りのフライス工具のための切削ヘッドの用語および構造に関して論じられる。しかしながら、以下で論じられる実施形態は、このフライス工具に限定されるものではなく、他のフライス工具にも適用可能である。
本発明によるフライス工具の切削ヘッドの典型的な実施形態が、図3に示されている。図3において、切削ヘッド10は、ベース面16と、ベース面16から延びている実質的に半球形の横領域18と、横領域18の上の上部領域22とを備えている。
図3および図8に示されるように、上部領域22は、一般的に、中央領域28および周辺部32を有している。上部領域22に配置された複数の上部歯24が、中央領域28から周辺部32へと延びている。複数の上部歯24の各々は、軸方向に突き出したピーク部34を有している刃先26を備えている。図3および図8に示される典型的な実施形態において、各々のピーク部34は、刃先26のうちのベース面16から最も遠く突き出した部位であってよい。
図4の詳細図に示されように、各々のピーク部34は、丸みを帯びた外形を備えることができる。しかしながら、ピーク部34は、他の外形を備えてもよい。例えば、図5に示される別の実施形態においては、ピーク部34bが、尖った外形を備える。別の例として、図6に示される代案の実施形態においては、ピーク部34cが、平坦な外形を備える。
図3乃至図6から理解できるとおり、切削ヘッド10のピーク部34が上部領域22から遠ざかるように軸方向に突き出しているため、Z軸送りの切削作業の際に刃先26を被加工物(図示されていない)に徐々に係合させることができる。具体的には、切削ヘッド10が軸12に沿って進められるとき、ピーク部34が被加工物との最初の接触をもたらすことができ、その後に刃先のうちの中央領域28および周辺部32に向かって延びている部位が続く。この特徴は、例えばZ軸に沿った送りの切削の際に切削面が共通の平面内に位置する切削ヘッド(図1Aおよび図1Bに示したフライス工具100など)と比べて、向上した材料除去のプロセスを提供することができる。
図3からさらに理解できるとおり、各々のピーク部34は、周辺部32の近くに位置する。したがって、ピーク部34における各々の上部歯24の速度が、中央領域28の近くにおける各々の上部歯24の速度よりも大きい。このピーク部34の相対的に高い速度も、送りの切削の際に切削ヘッド10に動作の向上をもたらすことができる。
図3にさらに示されるように、各々の上部歯24の刃先26は、第1の部位36および第2の部位38を含む。第1の部位36は、中央領域28とピーク部34との間を延びている。第2の部位38は、ピーク部34と周辺部32との間を延びている。図3および図8の実施形態においては、各々の第1の部位36が、軸12に直交する基準面44に対して第1の角度42に配置されており、各々の第2の部位38が、基準面44に対して第2の角度46に配置されている。図3に示されるとおり、第1の角度42は、第2の角度46よりも大きい。
図3にさらに示されるように、各々の刃先26の第1の部位36および第2の部位38は、各々のピーク部34が第1の部位36および第2の部位38よりもベース面16から大きな距離に位置するように、それぞれのピーク部34と交わっている。また、一典型的な実施形態においては、切削ヘッド10の刃先26が、ピーク部34が円を定めることができるように、共通の第1の角度42および共通の第2の角度46を備える。さらに、一典型的な実施形態においては、各々の刃先26の中央領域28との交わり、および各々の刃先26の周辺部32との交わりが、共通の平面内にある。切削ヘッド10のこれらの属性は、Z軸送りの切削の際に、切削ヘッド10のピーク部34が同時に共通の円に沿って被加工物に接触することを可能にする。
代案の実施形態においては、ベース面16からの距離が異なるピーク部34を提供するために、第1の角度42または第2の角度46が、上部歯24において異なってよい。例えば、図7に概略的に示されるように、いくつかのピーク部34’を、ベース面16からの第1の距離17および中心56からの第1の距離19に設定でき、いくつかのピーク部34’’を、ベース面16からの第2の距離21および中心56からの第2の距離23に設定することができる。
図8を参照すると、各々の上部歯24は、上部領域22の中心56から延びる基準半径線54に対して或る角度52に配置されたスポーク軸48を定めることができる。図8にさらに示されるように、各々のスポーク軸48は、周辺部32においてそれぞれの基準半径線54と交わることができる。図3および図8の実施形態においては、角度52が、切削ヘッド10の回転の方向14において各々の刃先26の第2の部位38が各々の刃先26の第1の部位36よりも遅れるように構成される。
図9乃至図11は、図8の線A−Aに沿って得た切削ヘッド10の刃先26の種々の詳細図を示している。図9乃至図11において理解されるとおり、各々の刃先26は、切削ヘッド10の回転の方向14を向いた前面58と、後面62とを備えている。面取り面76が、前面58と後面62との間に設けられる。面取り面76は、切削ヘッド10の回転軸12に平行な基準面68に対して或る角度78に配置される。
図3および図8乃至図11の実施形態において、前面58は、刃先のスポーク軸48に平行な平坦領域64を備える。図10および図11に示されるように、平坦領域64を、基準面68に対して角度66に配置してもよい。例えば、図9乃至図11に示されるように、角度66は、切削ヘッド10の回転の方向14において平坦領域の下部74が平坦領域の上部72よりも遅れるように構成される。
図9乃至図11にさらに示されるように、前面58は、平坦領域64の下方のアンダーカット面82をさらに備える。アンダーカット面82は、切削ヘッド10の回転の方向14においてアンダーカット面82の下部86がアンダーカット面82の上部88よりも遅れるような基準面68に対する角度84に配置される。
図3および図8乃至図11の実施形態においては、後面62が、切削ヘッド10の回転軸12に直交する基準面98に対して角度96に配置された第1の部位92と、基準面98に対して角度102に配置された第2の部位94とを備える。第1の部位の角度96は、第1の部位92の前部104が第1の部位92の後部106と比べてベース面16から大きな距離に位置するように設定される。また、第2の部位の角度102は、第2の部位94の前部108が、第1の部位92の後部106と交わるとともに、第2の部位94の後部110よりもベース面16から大きな距離に位置するように構成される。さらに、図3および図8乃至図11に示される典型的な実施形態においては、第1の部位の角度96が、第2の部位の角度102よりも小さい。
すでに述べたように、切削ヘッド10を、ワークピースについて材料の除去または切削の作業を実行するために使用することができる。これに限られるわけではないが、具体例として、油またはガスパイプラインにおいて油またはガスを加圧するために使用することができる圧縮機のインペラ翼の製造時などに、切削ヘッド10を、モータ(図示せず)を使用して切削ヘッド10をZ軸を中心にして回転させるとともに、切削ヘッド10をZ軸に沿って平行移動させることによって、Z軸送りの動作を実行するために使用することができる。しかしながら、切削ヘッド10を、圧縮機のインペラ翼以外の他の材料の除去、切削、または機械加工作業に使用できることを、理解すべきである。切削ヘッド10は、Z方向に沿って進められるときに、フライス工具の前方だけでなく、フライス工具の側方の材料も除去するように構成されていることに、注意すべきである。
したがって、典型的な実施形態によれば、被加工物を切削する方法1000は、軸を中心にして切削ヘッドを回転させるステップ1002と、切削ヘッドの上部歯の刃先で被加工物から材料を除去するステップ1004とを含むことができ、刃先は、上部領域の中央領域から上部領域の周辺部に向かって延びており、各々の刃先は、中央領域と周辺部との間に配置された軸方向に突き出したピーク部を備えている。
本明細書の全体を通して、「一実施形態」または「実施形態」への言及は、或る実施形態に関連して説明される特定の特徴、構造、または特性が、開示される主題の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。したがって、本明細書の種々の箇所において現れる「一実施形態において」または「実施形態において」という表現は、必ずしも同じ実施形態に言及しているわけではない。さらに、典型的な実施形態の詳細な説明においては、多数の具体的詳細が、請求項に記載の発明の包括的な理解をもたらすために説明されている。しかしながら、種々の実施形態をそのような具体的詳細を備えずに実施できることを、当業者であれば理解できるであろう。
現在の典型的な実施形態の特徴および構成要素を、実施形態において特定の組み合わせにて説明したが、各々の特徴または構成要素を、実施形態の他の特徴および構成要素を備えずに単独で使用することが可能であり、もしくは本明細書に開示の他の特徴および構成要素を備え、或いは備えない種々の組み合わせにて使用することが可能である。
本明細書は、あらゆる装置またはシステムの製作および使用ならびにあらゆる関連の方法の実行等、当業者による実施を可能にするように開示された主題の例を使用している。主題の特許可能な範囲は、特許請求の範囲によって定められ、当業者であれば想到できる他の実施例を含むことができる。そのような他の実施例は、特許請求の範囲の技術的範囲に包含される。
上述した実施形態は、本発明について、限定というよりはむしろ、あらゆる点において例示であるように意図されている。そのような変種および変更はすべて、以下の特許請求の範囲によって定められるとおりの本発明の技術的範囲および技術的思想に包含されると考えられる。本出願の説明において使用されたいかなる要素、行為、および命令も、とくに明示的に記載されない限りは、本発明に不可欠または必須であると解釈されるべきではない。また、本明細書において使用されるとき、冠詞「a」は、その種目を1つ以上含むことを意図している。
10,150 切削ヘッド
12 回転軸
14 回転の方向
16 ベース面
17.19 第1の距離
18 横領域
21,23 第2の距離
22 上部領域
24 上部歯
26 刃先
28 中央領域
32 周辺部
34,34’,34’’,34b,34c ピーク部
36,92 第1の部位
38,94 第2の部位
42 第1の角度
44,68,98 基準面
46 第2の角度
48 スポーク軸
52,66,78,84,96,102 角度
54 基準半径線
56 中心
58 前面
62 後面
64 平坦領域
72 平坦領域の上部
74 平坦領域の下部
76 面取り面
82 アンダーカット面
86 アンダーカット面の下部
88 アンダーカット面の上部
100 フライス工具
102 インサート式フライス工具
104 第1の部位の前部
106 第1の部位の後部
108 第2の部位の前部
110 第2の部位の後部
151 上部切削歯
171 歯
173 軸
1002,1004 ステップ

Claims (9)

  1. 被加工物から材料を除去すべく軸(12)を中心にして回転するように構成された切削ヘッド(10)であって、
    ベース面(16)と、
    前記ベース面(16)へと接続された横領域(18)と、
    前記横領域(18)へと接続され、中央領域(28)および周辺部(32)を定めている上部領域(22)と、
    前記上部領域(22)に配置された上部歯(24)と、
    を備えており、
    前記上部歯(24)は、前記材料を除去すべく前記被加工物に接触するように構成された刃先(26)を有しており、各々の前記刃先(26)は、前記中央領域(28)から前記周辺部(32)に向かって延びており、軸方向に突き出しているピーク部(34)を備え、
    前記刃先は、平坦領域(64)と、前記平坦領域(64)の下方のアンダーカット面(82)を備え、
    前記平坦領域(64)は、前記切削ヘッド(10)の前記回転の軸(12)に平行な基準面(68)に対して非ゼロの第1の角度(66)に配置され、
    前記アンダーカット面(82)は、前記基準面(68)に対して、前記第1の角度(66)と異なる非ゼロの第2の角度(84)に配置されている、
    切削ヘッド(10)。
  2. 各々の刃先(26)の第1の部位(36)が、前記中央領域(28)と前記ピーク部(34)との間を延びており、
    各々の前記刃先(26)の第2の部位(38)が、前記ピーク部(34)と前記周辺部(32)との間を延びており、
    前記第1の部位(36)は、前記軸(12)に対して垂直な基準面(44)に対して第1の角度(42)に配置され、
    前記第2の部位(38)は、前記基準面(44)に対して第2の角度(46)に配置されている、
    請求項1に記載の切削ヘッド。
  3. 各々の前記刃先の前記第1の部位(36)および前記第2の部位(38)は、前記ピーク部(34)において交わっており、
    各々の前記ピーク部(34)は、前記第1の部位(36)および前記第2の部位(38)と比べて前記ベース面(16)からより大きい距離に位置している、
    請求項1または2に記載の切削ヘッド。
  4. 前記刃先(26)は、共通の第1の角度(42)を有しており、
    前記刃先(26)は、共通の第2の角度(46)を有しており、
    前記ピーク部(34)は、円を定めており、
    各々の前記刃先(26)の前記中央領域(28)との交わりと、各々の前記刃先(26)の前記周辺部(32)との交わりとが、同一平面上にあり、
    前記第1の角度(42)は、前記第2の角度(46)よりも大きく、
    各々の前記上部歯(24)は、前記上部領域(22)の中心(56)から延びる基準半径線(54)に対して非ゼロの角度(52)を形成するスポーク軸(48)を定めており、
    前記スポーク軸(48)は、前記周辺部(32)において前記基準半径線(54)に交わる、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の切削ヘッド。
  5. 各々の前記刃先(26)は、当該切削ヘッド(10)の回転方向(14)を向いた前面(58)と、後面(62)とを備えており、
    前記前面(58)は、前記スポーク軸(48)に平行な前記平坦領域(64)を備え、
    記平坦領域の角度(66)は、当該切削ヘッド(10)の前記回転方向(14)において前記平坦領域(64)の下部(74)が前記平坦領域の上部(72)よりも遅れるように設定されている、
    請求項4に記載の切削ヘッド。
  6. 各々の前記刃先(26)は、前記前面(58)と前記後面(62)との間の面取り面(76)を備え、
    前記面取り面(76)は、当該切削ヘッド(10)の前記回転の軸(12)に平行な前記基準面(68)に対して非ゼロの角度(78)に配置されている、
    請求項5に記載の切削ヘッド。
  7. 前記後面(62)は、当該切削ヘッド(10)の前記回転の軸(12)に直交する基準面(98)に対して非ゼロの第1の部位の角度(96)に配置された第1の部位(92)と、前記基準面(98)に対して非ゼロの第2の部位の角度(102)に配置された第2の部位(94)とを備え、
    前記第1の部位の角度(96)は、前記後面(62)の前記第1の部位(92)の前部(104)が前記後面(62)の前記第1の部位(92)の後部(106)と比べて前記ベース面(16)からより大きな距離に位置するように設定され、
    前記第2の部位の角度(102)は、前記第2の部位(94)の前部(108)が、前記第1の部位(92)の前記後部(106)と交わるとともに、前記第2の部位(94)の後部(110)よりも前記ベース面(16)から大きな距離に位置するように設定されている、
    請求項5または6に記載の切削ヘッド。
  8. 被加工物を切削する方法であって、
    軸を中心にしてフライス工具を回転させるステップと、
    前記フライス工具の上部歯(24)の刃先(26)で前記被加工物から材料を除去するステップと、
    を含み、
    前記刃先(26)は、前記フライス工具の中央領域(28)から前記フライス工具の周辺部(32)に向かって延びており、前記刃先(26)は、前記中央領域(28)と前記周辺部(32)との間に配置された軸方向に突き出したピーク部(34)を備え、
    前記刃先は、平坦領域(64)と、前記平坦領域(64)の下方のアンダーカット面(82)を備え、
    前記平坦領域(64)は、前記フライス工具の前記回転の軸(12)に平行な基準面(68)に対して非ゼロの第1の角度(66)に配置され、
    前記アンダーカット面(82)は、前記基準面(68)に対して、前記第1の角度(66)と異なる非ゼロの第2の角度(84)に配置されている、
    ている方法。
  9. 被加工物を切削する方法であって、
    軸を中心にしてフライス工具を回転させるステップと、
    前記フライス工具の上部歯の刃先(26)で前記被加工物から材料を除去するステップと、
    を含み、
    前記刃先(26)は、前記フライス工具の中央領域(28)から前記フライス工具の周辺部に向かって延びており、
    各々の前記刃先(26)は、前記フライス工具の中心(56)から延びる基準半径線(54)に対して非ゼロの角度(52)を形成するスポーク軸(48)を定めており、
    前記スポーク軸(48)は、前記周辺部(32)において前記基準半径線(54)に交わり、
    前記刃先は、平坦領域(64)と、前記平坦領域(64)の下方のアンダーカット面(82)を備え、
    前記平坦領域(64)は、前記フライス工具の前記回転の軸(12)に平行な基準面(68)に対して非ゼロの第1の角度(66)に配置され、
    前記アンダーカット面(82)は、前記基準面(68)に対して、前記第1の角度(66)と異なる非ゼロの第2の角度(84)に配置されている、
    方法。
JP2015532410A 2013-09-19 2013-09-19 フライス工具および使用方法 Active JP6307084B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/EP2013/069484 WO2014044760A1 (en) 2012-09-20 2013-09-19 Milling cutter and method of use

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015532894A JP2015532894A (ja) 2015-11-16
JP6307084B2 true JP6307084B2 (ja) 2018-04-04

Family

ID=54605535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015532410A Active JP6307084B2 (ja) 2013-09-19 2013-09-19 フライス工具および使用方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6307084B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002292515A (ja) * 2001-03-29 2002-10-08 Hitachi Tool Engineering Ltd 等高線切削用エンドミル
SE526105C2 (sv) * 2003-02-06 2005-07-05 Seco Tools Ab Fräs med tre konvext krökta skäreggar betning
JP2005118960A (ja) * 2003-10-17 2005-05-12 Nisshin Kogu Kk エンドミル
WO2005089991A1 (en) * 2004-03-12 2005-09-29 Sandvik Intellectual Property Ab Cutting tool and method for cutting material
IL174775A (en) * 2006-04-04 2013-06-27 Hanita Metal Works Ltd Milling face
JP5088678B2 (ja) * 2007-08-31 2012-12-05 日立ツール株式会社 ロングネックラジアスエンドミル

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015532894A (ja) 2015-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6184472B2 (ja) フライスドリル工具
JP2008279547A (ja) 溝加工方法および総形回転切削工具
JP5451831B2 (ja) 繊維強化複合材の穴あけ工具と穴あけ方法
US8826784B2 (en) Airfoil machining method and cutting tools
US9381581B1 (en) End mill
JP2009056533A (ja) ロングネックラジアスエンドミル
JP2010149271A (ja) 角部加工工具
JP2010162677A (ja) 小径cbnボールエンドミル
JP2008036722A (ja) ラジアスエンドミル
CN202010809U (zh) 一种刮面刀具
JP2008279548A (ja) 切削加工方法および総形回転切削工具
JP6307084B2 (ja) フライス工具および使用方法
JP6060027B2 (ja) 切削工具およびその設計方法
WO2018100812A1 (ja) ドリル及びこれを備えた穴開け加工装置
US8689441B2 (en) Method for machining a slot in a turbine engine rotor disk
US9969058B2 (en) System and method for contoured peel grinding
US9421661B2 (en) Airfoil edge form transfer grinding tool
US9694431B2 (en) Milling cutter and method of use
US20200269333A1 (en) Form cutting method
CN203197337U (zh) 焊片式铣刀
TWI503192B (zh) 球頭立銑刀之等高輪廓切削加工特性的決定方法
JP2016159372A (ja) 球面切削加工方法
JP2007245338A (ja) ミリングカッタ
JP5929144B2 (ja) 硬質焼結体ボールエンドミル
KR101851528B1 (ko) 플랫 드릴

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170822

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180309

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6307084

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250