JP6304128B2 - 画像形成システム - Google Patents

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本発明は、原本に承認印等を重ね合せ印刷する画像形成システムに関する。
従来、特許文献1、2に記載のような装置がある。
特許文献1の装置は、複製が許可されている原稿以外の原稿の複製を不許可とする手段を提供し、不正な複製を防止するものである。
この装置は、複製対象の画像に含まれる二次元コードに基づいて前記複製対象の画像の複製可否を決定するMFPであって、前記複製対象の画像に前記複製対象の画像の複製許可を示す情報を含む二次元コードが含まれる場合に、前記複製対象の画像に関する情報と、前記二次元コードに基づく情報と、前記複製対象の画像の複製指示を行ったユーザーを示す情報とを関連付いた状態で記憶装置によって記憶させるCPUを有する。
従って、複製が許可されていない原稿の複製を防止することができる。
特許文献2の装置は、QRコード(登録商標)とLVBCの両方に対応したMFPに対し、セキュアモードを対応させた場合、LVBCの利用においても利便性が損なわれないようにするものである。
この装置は、原稿を読み取って得られた原稿画像データの出力を当該原稿に付加された2次元コードを用いて制御する装置であって、前記制御に利用する2次元コードを設定する出力制御設定において、出力制御情報を符号化した画像が原稿の一部分に付加される部分コードを検出する部分コード検出設定と、出力制御情報を符号化した画像が原稿の略全面に付加される全体コードを検出する全体コード検出設定の、いずれが設定されているかを判定する判定手段と、部分コード検出設定がなされていると判定された場合には、前記出力制御情報が出力を許可する情報である場合にのみ前記原稿画像データを出力するセキュアモードの設定を可能とし、全体コード検出設定がなされていると判定した場合には、当該セキュアモードの設定を不可能とする制御手段とを有する。
従って、原稿の複写等の制御に2次元コードを利用する場合であっても、利便性を確保しつつMFP等を運用すること
しかし、何れも、二次元コード(2次元コード)を用いて画像データの出力を制御することはできるものの、原本そのものに重ね合せ印刷するものではなく、原本の唯一性の保持に限界があった。
一方、原本等のすでに印刷された紙文書やプレプリント(事前印刷)へ重ね合わせ印刷を行う場合には、紙文書を給紙トレイに設置し、別途準備された重ね合せ画像(オーバーレイ画像)を使って通常印刷するという工程が取られていた。この場合、給紙される紙文書に応じて重ね合せ画像を変更することは困難であった。
特開2009−284472号公報 特開2013−138317号公報
本発明が解決しようとする問題点は、紙文書に応じて重ね合せ画像を変更することは困難であり、原本の唯一性の保持に限界があった点である。
本発明は、原本の唯一性保持の向上を可能にするという目的を、ワークフローを管理するワークフロー管理部と、原稿から画像を読み取る読取部と、前記読み取った画像を解析して記載内容を認識する画像認識部と、前記記載内容の認識に基づいて前記ワークフローとしての記載事項が正しいか否かにより重ね合わせ画像を形成するか否かの判断を行う画像形成判断部と、前記画像形成判断部の判断に応じて前記重ね合わせ画像を形成する重ね合せ画像形成部と、前記重ね合わせ画像を前記原稿に重ね合せ印刷する重ね合せ印刷部とを備え、前記重ね合せ画像形成部は、前記重ね合わせ画像を前記ワークフロー管理部に対するリンク情報に基づき形成し、前記ワークフロー管理部は、前記重ね合せ印刷部が前記原稿に重ね合せ印刷したとき前記ワークフローを開始させることにより実現した。
本発明によれば、画像の解析に基づく判断により重ね合わせ画像を形成するから、原本の記載に応じた重ね合わせ画像を形成して原本そのものに重ね合せ印刷することができ、原本の唯一性の保持が容易である。
画像形成システムの機能ブロック図である。(実施例1) 画像形成システムの構成図である。(実施例1) 印刷装置の概念図である。(実施例1) データベースを示す図表である。(実施例1) 作用を説明する説明図である。(実施例1) 画像形成システムのフローチャートである。(実施例1) 印刷装置の概念図である。(実施例2) 画像形成システムのフローチャートである。(実施例2)
原本の唯一性保持の向上を可能にするという目的を、原稿から画像を読み取る読取部と、前記読み取った画像を解析して記載内容を認識する画像認識部と、前記記載内容の認識に基づいて前記記載事項が正しいか否かにより重ね合わせ画像を形成するか否かの判断を行う画像形成判断部と、前記画像形成判断部の判断に応じて重ね合わせ画像を形成する重ね合せ画像形成部と、前記重ね合わせ画像を前記原稿に重ね合せ印刷する重ね合せ印刷部とを備え、ワークフローを管理するワークフロー管理部を備えている。前記画像形成判断部は、前記記載内容の認識に基づいて前記ワークフローとしての記載事項が正しいか否かにより前記重ね合わせ画像を形成するか否かの判断を行い、前記重ね合せ画像形成部は、前記重ね合わせ画像を前記ワークフロー管理部に対するリンク情報に基づき形成し、前記ワークフロー管理部は、前記重ね合せ印刷部が前記原稿に重ね合せ印刷したとき前記ワークフローを開始させることにより実現した。
[画像形成システム]
図1は、画像形成システムの機能ブロック図、図2は、画像形成システムの構成図、図3は、印刷装置の概念図、図4は、データベースを示す図表である。
図1のように、画像形成システム1は、読取部3と画像認識部5と画像形成判断部7と重ね合せ画像形成部9と重ね合せ印刷部11とワークフロー管理部13とを備えている。
読取部3は、原稿から画像を読み取るものであり、例えば、後述の印刷装置の給紙パス上の給紙パススキャナー部により、用紙の印刷画像から画像情報を読み取る。
画像認識部5は、読み取った画像を解析して記載内容を認識するものであり、例えば、後述のクラウドの画像認識サーバーが構成する。
画像形成判断部7は、記載内容の認識に基づいて重ね合わせ画像の形成に関する判断を行うものであり、例えば、後述のクラウドの画像認識サーバーが構成する。
重ね合せ画像形成部9は、画像形成判断部7の判断に応じて重ね合わせ画像を形成するものであり、例えば、後述のオーバーレイ生成部が構成する。
重ね合せ印刷部11は、重ね合わせ画像を原稿に重ね合せ印刷するものであり、例えば、後述の印刷部が構成する。
ワークフロー管理部13は、ワークフローを管理するものであり、後述のクラウドのワークフロー管理サーバーが構成する。
図2のように、印刷装置15が、クラウド17にインターネット接続されており、クラウド17には、画像認識サーバー19、バーコード管理サーバー21、ワークフロー管理サーバー23、記憶部25が備えられている。
印刷装置15は、複合機で構成され、スキャナー部15a、画像形成部15b、印刷部15c、給紙部15d、送受信部15eなどの機能部の他、バーコード認識部15f、オーバーレイ生成部15g、給紙パススキャナー部15hを有している。
スキャナー部15aは、読取画面上の原稿を読み取るスキャナーである。
画像形成部15bは、読み取ったデータから印刷画像を形成する回路である。
印刷部15cは、画像形成部15bから印刷画像を受け取り給紙部15dから給紙された用紙に印刷して出力する印刷機構を有するデバイスである。また、本実施例において、印刷部15cは、重ね合せ印刷部11としても機能し、給紙パスを通って給紙された原本としての原稿に重ね合せ画像を重ね合せ印刷する。
給紙部15dは、給紙ユニット(給紙カセットやMPトレイ)を備え、給紙ユニットからローラ−等で形成された給紙パスを通り印刷部15cへの給紙を行なわせる給紙機構を有するデバイスである。
送受信部15eは、ファクシミリデータ等の送受信の他、本実施例ではクラウド17との間で情報の送受信を行なうネットワークインターフェースである。
バーコード認識部15fは、給紙パススキャナー部15hで読み取った原稿に印刷されている「バーコード」を認識し、「バーコード」が指し示すワークフローの状態などの情報をクラウド17から取得する回路である。「バーコード」は、ワークフローの状態を確認するためのものであり、ワークフロー管理サーバー23に対するリンク情報である。
リンク情報としては、ワークフロー管理サーバー23の場所を特定し、ワークフローの状態などの情報に到達できればよく、この限りにおいてマトリクス型二次元コードなど種々のものを採用することができ、或はその他の情報をリンク情報として画像情報に埋め込んでもよい。
オーバーレイ生成部15gは、重ね合せ画像形成部9として機能し、重ね合わせ画像を、リンク情報としての「バーコード」に基づき形成する回路である。
また、オーバーレイ生成部15gは、後述のように、重ね合わせ画像を、開始したワークフローの状態に応じた印影に基づき再度形成する。
つまり、オーバーレイ生成部15gは、クラウド17から送信されたバーコード情報、承認の印影情報を受け取り、バーコード情報、印影情報を元に、「バーコード」の画像、印影の画像を重ね合せ画像としてそれぞれ形成する。重ね合せ画像は、原本としての原稿に重ねて印刷したとき、例えば、本実施例では「バーコード」、又は「承認」の印影を規定の箇所に印刷するものとして作成される。
給紙パススキャナー部15hは、後述のように給紙パスに配置されて読取部3として機能し、給紙ユニット(給紙カセットやMPトレイ)にセットされた原稿が給紙パスで給紙されるとき原稿から画像を読み取るスキャナーであり、読み取った画像データは、制御部により送受信部15dを介してクラウド17に送信される。
画像認識サーバー19は、画像認識部5として機能し、給紙パススキャナー部15hが読み取って送信された画像情報から、例えば、OCR(Optical Character Recognition)技術、ICR(Intelligent Character Recognition)技術、フォーム認識技術等を用いて画像認識を行う。この画像認識により罫線や文字などの画像認識が行われ、原稿の名前、写真などが認識される。
また、画像認識サーバー19は、画像形成判断部7として機能し、記載内容の認識に基づいてワークフローとしての記載事項が正しいか否かにより重ね合わせ画像を形成するか否かの判断を行う。例えば、画像認識サーバー19は、認識された画像から、「名前が記されているか?」、「写真が添付されているか?」などのチェックを行なう。
さらに、画像認識サーバー19は、ワークフローの開始後にワークフローの状態に応じて重ね合わせ画像を形成するための判断を行う。例えば、ワークフローが承認済みか、承認不可かの判断により「承認」の印影を選択して形成する判断を行う。
バーコード管理サーバー21は、画像認識サーバー19によるワークフローとしての記載事項が正しいか否かのチェックの結果、記載事項に問題がなければ「バーコード」を生成し、記憶部25のデータベースに登録後、印刷装置15に送信する。記憶部25は、ハードディスクドライブ(HDD)などで構成されている。
ワークフロー管理サーバー23は、ワークフローの状態を管理し、また、本実施例では、印刷部15cが重ね合せ印刷部として原稿に重ね合せ画像を重ね合せ印刷したとき、ワークフローを開始する。
そして、原本に重ね合わせ印刷された「バーコード」をモバイル端末27のカメラにより撮影してワークフロー管理サーバー23にリンクさせワークフローの状態をモバイル端末27に表示させる構成としている。
また、原本に重ね合わせ印刷された「バーコード」を印刷装置15の給紙パススキャナー部15hにより認識させてワークフロー管理サーバー23にリンクさせ、ワークフローの状態を印刷装置15に表示させる構成としている。
図3は、印刷装置の概念図である。
図3のように、本実施例の印刷装置15では、2段の給紙カセット15i、15jの内、下段の給紙カセット15jの給紙パス15kに給紙パススキャナー部15hを設けている。給紙パススキャナー15hは、給紙カセット15jにセットされた原稿を給紙するときに読み取れればよく、給紙パス15k上のどこにあってもよい。
従って、給紙カセット15jに原稿をセットすることで給紙カセット15jから給紙パス15kを通って送り出される原稿の画像を給紙パススキャナー部15hにより読み取ることができる。
図4のデータベースを示す図表のように、記憶部25に記憶されているデータは、バーコード、管理ID、ワークフローの状態、ワークフローが承認されている場合に登録される「承認」印影の関係が記録されている。図4の例では、管理ID0001に対して、ワークフローの状態として承認済み、ワークフローが承認済みであることを示すバーコード、及び「承認」印影が関連付けられている。また、管理ID0002に対して、ワークフローの状態として否決、及びワークフローが否決されたことを示すバーコードが関連付けられている。また、管理ID0003に対して、ワークフローの状態として回覧流、及びワークフローが否決されたことを示すバーコードが関連付けられている。
図5は、作用を説明する説明図である。
図1、図2、図3、図5のように、印刷装置15の給紙カセット15jに原稿(原本)29aをセットし、印刷指示を行うと原稿が給紙カセット15jから給紙パス15kを通って送り出される。
給紙パス15kにおいて、まず、給紙パススキャナー部15hが原本29aを読み取り、画像データがクラウド17に送信される。
クラウド17では、画像認識サーバー19が記載内容の確認を行い、問題なければバーコード管理サーバー21が「バーコード」生成し、記憶部25のデータベースに登録の後、印刷装置15へ送信する。
印刷装置15では受信した「バーコード」を元にオーバーレイ生成部15gが重ね合わせ画像を生成し、印刷部15cが原本29aに印刷し、原本29bとする。
この際、ワークフローが開始される。記載事項に漏れや誤りが認識されたら、印刷装置15のフロントパネルなどに警告を表示し、通常のコピー印刷が行われてもよいし、印刷自体を中止してもよい。
こうして得られたバーコード付き原稿29bをモバイル端末27で撮影すると、モバイル端末27は、撮影された画像を印刷装置15に送信する。印刷装置15のバーコード認識部15fは、撮影された画像から「バーコード」を認識し、この「バーコード」が指し示すワークフローの状態などの情報をクラウド17のワークフロー管理サーバー23から取得してモバイル端末27に送信し、モバイル端末27にワークフロー状態などの情報を表示させる。なお、パーソナルコンピュータからワークフローを確認してもよい。
仮にワークフローが承認済みだった場合、再び原本29bを印刷装置15の給紙カセット15jに設置すると前記同様に給紙パススキャナー部15hが読み取った「バーコード」をバーコード認識部15fが認識し、「バーコード」が指し示すワークフローの状態に対応する印影情報をクラウド17から取得する。こうして得られた印影情報を元にオーバーレイ生成部15gが重ね合わせ画像を生成し、原本29cに印刷する。詳細には、オーバーレイ生成部15gは、印影情報が「承認」印影であれば、「承認」印影の画像を重ね合せ画像としてそれぞれ形成する。
なお、原本29a、29b、29cに示す「原本」の文字は、説明上使用しているものであり、実際には存在しない。
クラウド17上に送信された情報は「写し」として任意のタイミングで印刷し複製29dを得ることができる。このとき「写し」を強調するための地紋が併せて印刷されるのがよい。図5では「Copy」の文字が印刷されている。
承認済みの「バーコード」を不正に使い回せないように「承認」印の印刷は、一度だけ行うという制限等を設けるのがよい。
[画像形成処理]
図6は、画像形成システムのフローチャートである。なお、符号については、図1、図2を適宜参照する。
ステップS1(以下、ステップSを「S」と略称する。)では、「原本設置」により、印刷装置13の給紙カセット15jに原稿をセットし、スタートボタンを押すとS2に移行する。
S2では、「原稿読み込み」により、給紙パス15kにおいて、まず、給紙パススキャナー部15hが原本29aを読み取り、画像データがクラウド17に送信され、S3に移行する。
S3では、「記事正しいか?」の判断により、クラウド17の画像認識サーバー19において記載事項が正しいか否かを判断し、正しければ(YES)、S4に移行し、正しくなければ(NO)、S5に移行する。
S5では、「フロントパネルに警告」により、印刷装置15のフロントパネルなどに警告が表示され、処理は終了する。この処理終了により通常のコピー印刷が行われる。印刷を中止してもよい。
S4では、「バーコード発行」により、クラウド17のバーコード管理サーバー21が管理IDを含む「バーコード」を発行し、S6に移行する。
S6では、「バーコードを原本に印刷」により、オーバーレイ生成部15gが、発行された「バーコード」を元に重ね合わせ画像を作成し、印刷部15cが原本29aに印刷する。この印刷により、ワークフロー管理サーバー23がワークフローを開始させる。
得られたバーコード付き原稿29bをモバイル端末27で撮影すると、モバイル端末27は、撮影された画像を印刷装置15に送信する。印刷装置15のバーコード認識部15fは、撮影された画像から「バーコード」を認識し、この「バーコード」指し示すワークフローの状態などの情報をクラウド17のワークフロー管理サーバー23から取得てモバイル端末27に送信し、ワークフロー状態などの情報をモバイル端末27に表示させる。なお、パーソナルコンピュータからワークフローを確認してもよい。
S7では、「原本設置」により、仮にワークフローが承認済みだった場合、再び原本29bを印刷装置15の給紙カセット15jに設置し、スタートボタンを押すと、S8に移行する。
S8では、「バーコード読み込み」により、給紙パス15kにおいて給紙パススキャナー部15hが読み取った「バーコード」をバーコード認識部15fが認識し、「バーコード」が指し示すワークフローの状態などの情報をクラウド17から取得し、S9に移行する。
S9では、「承認済みか?」の判断により、ワークフローの状態などの情報から承認済みであれば(YES)、S10に移行し、「回覧中」など承認済みでなければ(NO)、S5に移行する。
S10では、「原本に承認印印刷」により、前記のようにクラウド17から取得して得られた印影情報(ここでは「承認」印影)を元にオーバーレイ生成部15gが重ね合わせ画像を生成し、印刷部15cが原本29cに重ね合わせ印刷し、処理は終了する。
このように、本発明実施例では、給紙パス15k上にある給紙パススキャナー部15hの付属した印刷装置15において、原稿を給紙カセット15jに設置することで原本自身にオーバーレイ印刷(重ね合わせ印刷)が可能となる。
原本の記載内容の解析と原本への印刷を共に行うことができ、原本の記載内容に問題がなければその証明として、ドキュメントを特定するための「バーコード」を原本自身に重ね合わせ印刷することができる。
また、同様に給紙パススキャナー部15hより「バーコード」を読み取ることにより関連情報を取得し、原本に再び追加情報を印刷することができる。
例えば承認ワークフローがあったとして、「バーコード」をモバイル端末27搭載のカメラで撮影することでワークフローの現在の状態が容易に確認できる効果がある。
また「バーコード」を給紙パススキャナー部15hで読み取ることで承認済みのドキュメントに対して承認印を重ね合わせ印刷することもできる。これにより、紙文書を電子化(PDF化)後に送信し、承認者が電子署名して返送し、それを再び紙に印刷する場合に比べ、原本の唯一性が向上する。
また原本を重視する業務形態において申請者と承認者が遠い距離を隔てる場合、原本を郵送して承認後に返送する場合に比べても手間が減少するという効果がある。
図7、図8は、実施例2に係り、図7は、印刷装置の概念図、図8は、画像形成システムのフローチャートである。
本実施例では、「バーコード」、「承認」の印影を、印刷装置15Aの一度の操作で重ね合わせ印刷するようにした。本実施例においても、基本的には、実施例1と同様の画像形成システム1である。
本実施例の画像形成判断部7としての画像認識サーバー19は、「バーコード」の取得と並行してワークフローの状態に応じて重ね合わせ画像を形成するための判断を行い、重ね合せ画像形成部9としてのオーバーレイ生成部15gは、重ね合わせ画像をワークフローの状態に応じた印影を「バーコード」と合わせ、これらに基づき形成する。
なお、重ね合わせ画像をワークフローの状態に応じた印影にのみ基づいて形成する構成としてもよい。
本実施例では、図7のように、印刷装置15Aが、例えば3段の給紙カセット15i、15j、15lを備え、最下段の給紙カセット15lの給紙パス15Akに給紙パススキャナー部15Ahを備えた。
給紙パス15Akには、レジストローラー15Akaが備えられている。このレジストローラー15Akaは、給紙の停止制御を行うものであり、通常は、転写部にトナー画像が到着するタイミングと、転写部に用紙を供給するタイミングとを合わせるために用紙の搬送及び停止を制御部の制御により行わせる。本実施例では、さらに、給紙パススキャナー部15Ahが給紙パス15Ak上の原稿を実施例1同様に読み取り、この読取後の原稿の搬送を一時停止させる機能を備えた。
この原稿の停止により、クラウド17の画像認識サーバー19が記載内容の確認を行い、記載が正しい場合、ワークフローが承認済みの場合、例えば印刷装置15Aが「バーコード」、「承認」の印影をそれぞれ取得し、或は記事に問題ありなどの判断を取得することになる。
つまり、図8のように、実施例1と同一のS2,S3の間に新たにS12を追加し、実施例1のS7、S8を省き、S9の後にS13を追加し、S13の次に、実施例1のS10に代えたS14を設けた。
従って、S2の「原本読み込み」の次に、S12の「原本待機」によりレジストローラー15Akaが原本の送りを停止させ、S3に移行する。
次いで、S3、S4が実施例1とほぼ同様に処理される。但し、S4にて「バーコード」が発行されるとワークフロー管理サーバー23がワークフローを開始させ、S9に移行する。
S9では、実施例1とほぼ同様に処理され、S5又はS13に移行する。
S13では、「原本送り再開」により、レジストローラー15Akaが再稼働し、停止されていた原本の送りが開始され、S14に移行する。
S14では、「原本にバーコード及び承認印を印刷」により、前記のようにクラウド17から取得して得られた「バーコード」及び「承認」印影などを元にオーバーレイ生成部15gが重ね合わせ画像を生成し、印刷部15cが原本に重ね合わせ印刷し、処理は終了する。
従って、本実施例では、原本を給紙カセット或はMPトレイに一度セットするだけで「バーコード」及び「承認」印影を原本に印刷することができ、より円滑な承認が可能となる。その他、実施例1と同様な作用効果を奏することができる。
なお、図6のステップS9において、ワークフローの状態が「否決」であれば、前記のようにクラウド17から取得して得られた印影情報(ここでは「否決」印影)を元にオーバーレイ生成部15gが重ね合わせ画像を生成し、印刷部15cが原本29cに重ね合わせ印刷し、処理は終了してもよい。この場合、図4のデータベースにおいて、管理ID0002に対して、ワークフローの状態として否決、ワークフローが否決されたことを示すバーコード、及び「否決」印影が関連付けられているが関連付けられる。
1 画像形成システム
3 読取部
5 画像認識部
7 画像形成判断部
9 重ね合せ画像形成部
10 リンク情報付加部
11 重ね合せ印刷部
13 ワークフロー管理部
15 印刷装置
15c 印刷部
19 画像認識サーバー
21 バーコード管理サーバー
23 ワークフロー管理サーバー
25 記憶部

Claims (6)

  1. ワークフローを管理するワークフロー管理部と、
    原稿から画像を読み取る読取部と、
    前記読み取った画像を解析して記載内容を認識する画像認識部と、
    前記記載内容の認識に基づいて前記ワークフローとしての記載事項が正しいか否かにより重ね合わせ画像を形成するか否かの判断を行う画像形成判断部と、
    前記画像形成判断部の判断に応じて前記重ね合わせ画像を形成する重ね合せ画像形成部と、
    前記重ね合わせ画像を前記原稿に重ね合せ印刷する重ね合せ印刷部と、
    を備え、
    前記重ね合せ画像形成部は、前記重ね合わせ画像を前記ワークフロー管理部に対するリンク情報に基づき形成し、
    前記ワークフロー管理部は、前記重ね合せ印刷部が前記原稿に重ね合せ印刷したとき前記ワークフローを開始させることを特徴とする画像形成システム。
  2. 請求項1記載の画像形成システムであって、
    前記画像形成判断部は、前記ワークフローの開始後に前記ワークフローの状態に応じて前記重ね合わせ画像を形成するための判断を行い、
    前記重ね合せ画像形成部は、前記重ね合わせ画像を前記開始したワークフローの状態に応じた印影に基づき再度形成し、
    前記重ね合せ印刷は、再度形成した前記重ね合わせ画像を前記原稿に重ね合せ印刷する、
    ことを特徴とする画像形成システム。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成システムであって、
    前記リンク情報をモバイル端末のカメラにより撮影して前記ワークフロー管理部にリンクさせ前記ワークフローの状態を前記モバイル端末に表示させる、
    ことを特徴とする画像形成システム。
  4. 画像形成システムであって、
    ワークフローを管理するワークフロー管理部と、
    原稿から画像を読み取る読取部と、
    前記読み取った画像を解析して記載内容を認識する画像認識部と、
    前記記載内容の認識に基づいて前記ワークフローとしての記載事項が正しいか否かにより重ね合わせ画像を形成するか否かの判断を行う画像形成判断部と、
    前記画像形成判断部の判断に応じて前記重ね合わせ画像を形成する重ね合せ画像形成部と、
    前記重ね合わせ画像を前記原稿に重ね合せ印刷する重ね合せ印刷部と、
    を備え、
    前記画像形成判断部は、前記ワークフローの状態に応じて前記重ね合わせ画像を形成するための判断を行い、
    前記重ね合せ画像形成部は、前記重ね合わせ画像を前記ワークフローの状態に応じた印影に基づき形成する、
    ことを特徴とする画像形成システム。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成システムであって、
    前記重ね合せ画像形成部と重ね合せ印刷部とは、印刷装置が構成し、
    前記読取部は、前記印刷装置の給紙パス上に備えた給紙パススキャナー部であり、
    前記重ね合せ印刷部は、前記給紙パスを通って給紙された前記原稿に重ね合せ印刷する、
    ことを特徴とする画像形成システム。
  6. 請求項5記載の画像形成システムであって、
    前記ワークフロー管理部に対するリンク情報を前記給紙パススキャナー部により認識して前記ワークフロー管理部にリンクさせ前記ワークフローの状態を前記印刷装置に表示させる、
    ことを特徴とする画像形成システム。
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