JP6303744B2 - 光ファイバの製造装置および光ファイバの製造方法 - Google Patents

光ファイバの製造装置および光ファイバの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、線引き用加熱炉の下方に配置され、線引きされた光ファイバを所定温度に制御する徐冷用加熱炉を用いた光ファイバの製造装置および光ファイバの製造方法に関する。
光ファイバは、光ファイバ母材(以下、ガラス母材という)を線引き用加熱炉(以下、線引炉という)で加熱溶融し、線引炉の下方から線引きして製造される。
ガラス母材から線引きされた光ファイバは強制冷却装置で強制的に冷却されるが、急激に冷却すると、光ファイバの伝送損失が大きくなる。そのため、例えば、特許文献1,2には、線引炉と強制冷却装置との間に徐冷用加熱炉を設け、その内部に配置された炉心管を保温して光ファイバの伝送損失を抑える技術が開示されている。
特開2010−168247号公報 特開2000−335934号公報
ところで、徐冷用加熱炉の長さ(徐冷に必要な長さ)は数m程度にも及ぶが、小さい加熱炉を当該長さまで積み上げて構成させるのは難しく、また、当該長さに達した徐冷用加熱炉の設置場所や取り回しも困難になる。この点を解消する手法としては、徐冷用加熱炉を複数段のユニットに分け、複数の加熱炉からなる各ユニットを、例えば製造装置のタワーから側方に延びた架台上にそれぞれ載置することが考えられる。
しかしながら、徐冷用加熱炉のユニットを架台上に載置して一列に配置すると、各ユニットの上側とその直上に配置された他のユニットの架台の下側との間には、メンテナンス(各ユニットを持ち上げて移動するなど)を行う時に隙間が必要になる等のため、光ファイバを保温できない領域ができ、この領域で光ファイバが急激に冷却されるという問題がある。
なお、各ユニットには、1000℃以上の設定温度に調整可能な例えば円筒型の加熱部(ヒータ部ともいう)が複数個用いられている。このヒータ部は高額であるので、製造コストの低廉化を図るためには、例えば市販ヒータをそのまま利用したユニットの構成が望まれる。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、光ファイバを保温できない領域を無くし、伝送損失を低下させることが可能な光ファイバの製造装置および光ファイバの製造方法の提供を目的とする。
本発明の一態様に係る光ファイバの製造装置は、光ファイバ母材を加熱線引きする線引き用加熱炉の下方に配置され、線引きされた光ファイバを所定温度に制御する徐冷用加熱炉を用いた光ファイバの製造装置であって、前記徐冷用加熱炉は、筒状のヒータ部が複数に分割されて架台上に載置され、該架台の直上に配置された他の架台との空間を埋めるために、複数に分割された前記ヒータ部の最上段に突き合わせて筒状をなす半割り構造のヒータ部を備える。
上記によれば、光ファイバを保温できない領域における光ファイバの急激な冷却を防止でき、伝送損失を低下させることができる。
本発明の一態様による光ファイバの製造装置の概略構成図である。 図1の徐冷用加熱炉の部分拡大図(1ユニットの図)である。 図2のヒータ部の外観斜視図である。 図2の炉心管接続箇所の拡大図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施形態の内容を列記して説明する。
本発明の一態様に係る光ファイバの製造装置は、(1)光ファイバ母材を加熱線引きする線引き用加熱炉の下方に配置され、線引きされた光ファイバを所定温度に制御する徐冷用加熱炉を用いた光ファイバの製造装置であって、前記徐冷用加熱炉は、筒状のヒータ部が複数に分割されて架台上に載置され、該架台の直上に配置された他の架台との空間を埋めるために、複数に分割された前記ヒータ部の最上段に突き合わせて筒状をなす半割り構造のヒータ部を備える。このように、半割り構造のヒータ部が、ヒータ部の最上段に設けられ、ユニットの上側とその直上に配置された他のユニットの架台の下側との間のような光ファイバを保温できない領域を無くしている。よって、この領域における光ファイバの急激な冷却を防止でき、伝送損失を低下させることができる。
(2)前記徐冷用加熱炉のユニットが複数あり、前記徐冷用加熱炉の内部には筒状の炉心管が一列に設置され、前記ユニットの間では、前記最上段のヒータ部の位置で前記炉心管が分割されている。炉心管は最上段のヒータ部の位置で接続可能に形成されているため、最上段のヒータ部を取り外すことで炉心管を分割することができ、架台へのユニットの取り付けや取り外しが容易になる。
(3)前記徐冷用加熱炉のユニットの間では、前記半割り構造のヒータ部と前記他の架台との間の空間を断熱材で埋めており、光ファイバを保温できない領域を無くしている。
(4)上記の光ファイバの製造装置を用いて光ファイバを製造する光ファイバの製造方法である。上記製造装置を用いることにより、上記と同様に、光ファイバの伝送損失を低下させることができる。
[本発明の実施形態の詳細]
以下、本発明の実施形態に係る光ファイバの製造装置および製造方法の具体例を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一態様による光ファイバの製造装置の概略構成図である。当該製造装置1は、線引き用加熱炉(以下、線引炉という)10、徐冷用加熱炉11、強制冷却装置12、樹脂塗布装置13、樹脂硬化装置14、ガイドローラ15、および巻き取り装置16を備える。
光ファイバ3は、光ファイバ母材(以下、ガラス母材という)2を線引炉10内のヒータ10aで加熱溶融し、線引炉10の下方から線引きされている。ガラス母材2から線引きされた光ファイバ3は、徐冷用加熱炉11で所定温度に制御(徐冷処理ともいう)され、次いで、強制冷却装置12で強制冷却された後、樹脂塗布装置13で紫外線硬化樹脂が塗布され、樹脂硬化装置14でこの樹脂を硬化させる。続いて、樹脂塗布後の光ファイバ4は、ガイドローラ15を経て巻き取り装置16のドラムに巻き取られる。
徐冷用加熱炉11は、線引炉10と強制冷却装置12との間に設けられ、例えば4段の徐冷用加熱炉ユニット20〜23を有している。徐冷用加熱炉11は、光ファイバのレーリー散乱を低減させるために必要な徐冷長さ(例えば5m程度)が得られるように、上下方向に向けて一列に配置されている。徐冷用加熱炉11の温度は、例えば下方に連れて次第に低くなるように制御され、線引きされた光ファイバ3の温度を例えば1350℃程度に制御して強制冷却装置12に送出している。
光ファイバの製造装置はガラス母材2を吊り下げ可能なタワー(図示省略)を有しており、架台18A〜18Dは、例えば鉄などの金属で形成され、上下方向に延びたタワーから側方に延びて徐冷用加熱炉ユニット20〜23を載置できる。詳しくは、上方から架台18A、18B、18C、18Dの順に設けられ、架台18Aが徐冷用加熱炉ユニット20を、架台18Bが徐冷用加熱炉ユニット21を、架台18Cが徐冷用加熱炉ユニット22を、架台18Dが徐冷用加熱炉ユニット23をそれぞれ載置する。
徐冷用加熱炉ユニット20〜23の内部には、線引きされた光ファイバ3を上下方向に沿って通過させる炉心管がそれぞれ設けられている。
各炉心管は例えばカーボンで形成され、図2で説明する炉心管17Cが徐冷用加熱炉ユニット22内に、図2で説明する炉心管17Dが徐冷この用加熱炉ユニット23内にそれぞれ配置される。なお、徐冷用加熱炉ユニット20内や徐冷用加熱炉ユニット21内にもそれぞれ炉心管が配置されている。
最も上の炉心管の上端は徐冷用加熱炉ユニット20から突出し、この炉心管の下端は、架台18Aを通り抜けて徐冷用加熱炉ユニット21の半割りヒータ部50A,50B内に達している。また、その下の炉心管の上端は徐冷用加熱炉ユニット21の半割りヒータ部50A,50B内に配置され、この炉心管の下端は、架台18Bを通り抜けて徐冷用加熱炉ユニット22の半割りヒータ部50A,50B内に達している。図2に示す炉心管17Cの上端は徐冷用加熱炉ユニット22の半割りヒータ部50A,50B内に配置され、炉心管17Cの下端は、架台18Cを通り抜けて徐冷用加熱炉ユニット23の半割りヒータ部50A,50B内に達している。さらに、図2に示す炉心管17Dの上端は徐冷用加熱炉ユニット23の半割りヒータ部50A,50B内に配置され、炉心管17Dの下端は、架台18Dを通り抜けて徐冷用加熱炉ユニット23から突出している。
図2は、図1の徐冷用加熱炉の部分拡大図であり、図3は、図2のヒータ部の外観斜視図である。
架台18Dに載置される徐冷用加熱炉ユニット23を例に挙げて説明すると、この徐冷用加熱炉ユニット23は、例えば円筒型に形成された5つのヒータ部40と、例えば半円筒型の半割り構造で形成された1つの半割りヒータ部50A,50Bとで構成されている。
図3(A)に示すように、ヒータ部40は円筒状のヒータ本体41を有する。ヒータ本体41の上下方向の長さは例えば250mm程度で形成され、ヒータ本体41の内壁面42には、発熱体43が敷設されている。
図2に示すように、各ヒータ部40は、上下方向に向けて一列に配置された状態で例えばステンレス製のケーシング24内に収容されている。
ケーシング24の上下端には開口部25a,25bがそれぞれ形成され、また、ケーシング24の下端は架台18Dに固定されている。
一方、半割りヒータ部50Aおよび50Bは、突き合わせて円筒型のヒータ部を構成することができ、図3(B)に示すように、半割りヒータ部50A,50Bは、円筒を、その半径方向に直交する軸線に沿って例えば2分割した形状のヒータ本体51をそれぞれ有する。
ヒータ本体51は、例えば上下方向の長さが250mm程度で形成され、ヒータ本体51の内壁面52にも、発熱体53が敷設されている。図2に示すように、半割りヒータ部50A,50Bの下端は、ケーシング24で支持されている。なお、図2に示した半割りヒータ部50A,50Bは、ヒータ部40と同じ大きさで形成しても、異なる大きさとしてもよい。
そして、半割りヒータ部50A,50Bは、5つのヒータ部40を収容したケーシング24の上側とその直上に配置された架台18Cの下側との間に設置されている。架台18Cと半割りヒータ部50A,50Bとの間には、ユニット間用断熱材35が嵌め込まれている。なお、このユニット間用断熱材35が本発明の「半割り構造ヒータ部50A,50Bと架台18Dの直上に配置された他の架台18Cとの間の空間を埋める断熱材」に相当する。
このように、半割り構造の半割りヒータ部50A,50Bが、円筒型のヒータ部40を有する徐冷用加熱炉ユニット23のケーシング24の上側と架台18Cの下側との間に設けられ、且つ半割りヒータ部50A,50Bと架台18Cとの間の空間が、ユニット間用断熱材35などで埋められており、従来のような光ファイバを保温できない領域を無くしている。よって、この領域における光ファイバの急激な冷却を防止でき、伝送損失を低下させることができる。
なお、架台18Dに載置される徐冷用加熱炉ユニット23のケーシング24の上側と架台18Cの下側との距離、図2に示した架台18Cに載置される徐冷用加熱炉ユニット22のケーシング24の上側と架台18Bの下側との距離、また、この架台18Bに載置される徐冷用加熱炉ユニット21のケーシング24の上側と架台18Aの下側との距離は、それぞれ1つの半割りヒータ部50A,50Bが収まるように、例えば300mm程度に統一されている。
また、架台18Cに載置される徐冷用加熱炉ユニット22は、3つのヒータ部40と、半割り構造で形成された1つの半割りヒータ部50A,50Bとで構成される。これらヒータ部40、半割りヒータ部50A,50Bの構造は、上記徐冷用加熱炉ユニット23と同じであるので、詳細な説明は省略するが、これら半割りヒータ部50A,50Bは、3つのヒータ部40を収容したケーシング24の上側とその直上に配置された架台18Bの下側との間に設置され、且つ半割りヒータ部50A,50Bと架台18Bとの間の空間が、上記同様断熱材で埋められており、従来のような光ファイバを保温できない領域を無くしている。
なお、架台18Bに載置される徐冷用加熱炉ユニット21は徐冷用加熱炉ユニット22と同じ構造であり、この徐冷用加熱炉ユニット21の場合にも、従来のような光ファイバを保温できない領域を無くしている。また、架台18Aに載置される徐冷用加熱炉ユニット20は、線引炉10の直下に配置されるため、徐冷用加熱炉ユニット21,22から半割りヒータ部50A,50Bおよびユニット間用断熱材35などを省略した構造である。
図4は、図2の炉心管接続箇所の拡大図であり、上述した各半割りヒータ部50A,50Bの内部には、接続治具60が設置されている。
架台18Dに載置される徐冷用加熱炉ユニット23と徐冷用加熱炉ユニット22との間を例に挙げて説明すると、接続治具60は、接続部材61を有し、炉心管17Cと炉心管17Dとを接続する。
接続部材61は、例えば筒状に形成され、その内側に、炉心管17C,17Dの外径よりも小径の狭窄部分を有しており、この狭窄部分の中央には貫通穴が形成されている。接続部材61の狭窄部分の上端が炉心管17Cの下端を支持し、この狭窄部分の下端が炉心管17Dの上端に対峙している。
なお、徐冷用加熱炉ユニット20内の炉心管と徐冷用加熱炉ユニット21内の炉心管とを接続する接続治具や、徐冷用加熱炉ユニット21内の炉心管と炉心管17Cとを接続する接続治具も、上記の接続治具60と同じ構造であるので、詳細な説明は省略する。
次に、徐冷用加熱炉ユニット20〜23を新たな徐冷用加熱炉ユニット20〜23に交換する方法を、架台18Dに載置される徐冷用加熱炉ユニット23を交換する場合を例に挙げて説明する。
まず、半割り構造の半割りヒータ部50A,50Bをその径方向にそれぞれスライドさせ、徐冷用加熱炉ユニット23のケーシング24の上端部から取り外す。次いで、炉心管17Dをケーシング24内から上方あるいは下方へ引き抜いた後、このケーシング24を、半割り構造の半割りヒータ部50A,50B等を配置していたスペースに向けて持ち上げ、その後水平方向にスライドさせて架台18Dから取り外す。
続いて、徐冷用加熱炉ユニット23の新たなヒータ部40が収容されたケーシング24を架台18D上に降ろし、炉心管17Dをケーシング24内に上方あるいは下方から挿入した後、新たな半割り構造の半割りヒータ部50A,50B等をその径方向にそれぞれスライドさせてケーシング24の上端部に取り付ける。
このように、炉心管17C,17D等は徐冷用加熱炉ユニット20〜23毎に設けられ、半割り構造の半割りヒータ部50A,50Bの位置で接続可能に形成されているため、半割りヒータ部50A,50Bを取り外すことで炉心管を分割することができ、徐冷用加熱炉の取り付けや取り外しが容易になる。
また、半割り構造の半割りヒータ部50A,50Bとし、且つ半割りヒータ部50A,50Bと架台18Cとの間の空間がユニット間用断熱材35などで埋められているので、円筒型のヒータ部40が収容されたケーシング24を架台18D上に載置した後に、その直上の架台18Cの下側とケーシング24の上側との領域を埋めることができ、従来のような光ファイバを保温できない領域を無くしている。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1…光ファイバの製造装置、2…光ファイバ母材、3…線引き直後の光ファイバ、4…樹脂塗布後の光ファイバ、10…線引炉、10a…ヒータ、11…徐冷用加熱炉、12…強制冷却装置、13…樹脂塗布装置、14…樹脂硬化装置、15…ガイドローラ、16…巻き取り装置、17C,17D…炉心管、18A〜18D…架台、20〜23…徐冷用加熱炉ユニット、24…ケーシング、25a,25b…開口部、35…ユニット間用断熱材、40…ヒータ部、41,51…ヒータ本体、42,52…内壁面、43,53…発熱体、50A,50B…半割りヒータ部、60…接続治具、61…接続部材。

Claims (4)

  1. 光ファイバ母材を加熱線引きする線引き用加熱炉の下方に配置され、線引きされた光ファイバを所定温度に制御する徐冷用加熱炉を用いた光ファイバの製造装置であって、
    前記徐冷用加熱炉は、筒状のヒータ部が複数に分割されて架台上に載置され、該架台の直上に配置された他の架台との空間を埋めるために、複数に分割された前記ヒータ部の最上段に突き合わせて筒状をなす半割り構造のヒータ部を備える、光ファイバの製造装置。
  2. 前記徐冷用加熱炉のユニットが複数あり、前記徐冷用加熱炉の内部には筒状の炉心管が一列に設置され、前記ユニットの間では、前記最上段のヒータ部の位置で前記炉心管が分割されている、請求項1に記載の光ファイバの製造装置。
  3. 前記徐冷用加熱炉のユニットの間では、前記半割り構造のヒータ部と前記他の架台との間の空間を断熱材で埋める、請求項1又は2に記載の光ファイバの製造装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の光ファイバの製造装置を用いて光ファイバを製造する光ファイバの製造方法。
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