JP6302886B2 - バーナ装置用の機能付加装置 - Google Patents
バーナ装置用の機能付加装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6302886B2 JP6302886B2 JP2015187082A JP2015187082A JP6302886B2 JP 6302886 B2 JP6302886 B2 JP 6302886B2 JP 2015187082 A JP2015187082 A JP 2015187082A JP 2015187082 A JP2015187082 A JP 2015187082A JP 6302886 B2 JP6302886 B2 JP 6302886B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- opening
- swirler
- burner
- register
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 71
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 46
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 42
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 179
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 16
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 13
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 10
- 238000010344 co-firing Methods 0.000 description 7
- 239000000295 fuel oil Substances 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 4
- 239000003350 kerosene Substances 0.000 description 3
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 description 3
- LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N Ethanol Chemical compound CCO LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000002551 biofuel Substances 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000002737 fuel gas Substances 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 239000010902 straw Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Combustion Of Fluid Fuel (AREA)
Description
(第1実施形態)
以下、図1〜図12に基づいて第1実施形態について説明する。
図1〜図3に示すように、バーナ装置30の下部には同装置30を安定状態で設置するための底板301が設けられている。バーナ装置30の風箱31の下部には吸気ダクト311が設けられており、この吸気ダクト311の内部には、ファン(図示しない)が設けられている。このファンは風箱31の外部のモータ34によって回転されて、外部の空気を吸気ダクト311の下部開口から吸い込んで風箱31内に送り込む。
吸気ダクト311からの空気が風箱31内に導入される。そして、風箱31からの空気はレジスタ32を介して、スワラ51内を通り、スワラ51の前端開口面511から火炎保持領域33内に軸線100を中心にして、旋回流として流れるとともに、外側から中心軸線100側に流れ込む再循環流となる。このとき、アトマイザ36から中心軸線100方向に沿って火炎保持領域33内に液体燃料が噴霧される。これと同時に、着火用バーナのノズルにおいてイグナイタにより液体燃料に着火される。そして、その火炎がアトマイザ36からの燃料に伝播される0。このため、前記旋回流及び再循環流をともなう火炎が形成されて、ボイラが加熱される。なお、火炎保持領域33内において、火炎が安定化した状態で、着火用バーナが停止される。
まず、レジスタ32の先端の取り付けフランジ43がボイラの燃焼室90から外され、バーナ装置30が所定の設置位置から作業位置に移動される。そして、レジスタ32の連結フランジ80のボルト45及びナットが取り外されて、レジスタ32の第2部分322が第1部分321から分離される。
次いで、機能付加装置71の一方の連結フランジ80をレジスタ32の第1部分321の連結フランジ44に接合させるとともに、ガス供給管63を前方に向かって突出させて、その先端のガスノズル65を混焼用スワラ85の凹部56内に位置させる。このようにすれば、ガス供給管63のガスノズル65がアトマイザ36の周囲に位置する。そして、ガス供給管63がレジスタ32の第1部分321の内部に挿入されるように、第1部分321を機能付加装置71の側部に位置させる。この状態で、レジスタ32の連結フランジ44と機能付加装置71の連結フランジ80とをボルト45及びナットによって固定する。
前述のように、レジスタ32からスワラ51内を通って火炎保持領域33内にアトマイザ36の中心軸線100を中心にした旋回流が流れて、外側から中心軸線100側に流れ込む再循環流が形成される。このとき、アトマイザ36から中心軸線100方向に沿って火炎保持領域33内に液体燃料が噴霧されるとともに、着火用バーナのノズルと、ガスノズル65のパイロット開口66及び第1〜第3開口67〜69とからガス燃料が噴出される。そして、着火用バーナのノズルからの火炎がアトマイザ36及びガスノズル65からの燃料に伝播される。
(1)機能付加装置71がバーナ装置30の円筒状のレジスタ32に着脱可能に接続される接続部72を備えている。接続部72にはレジスタ32内の燃焼領域に配置されるガスノズル65が設けられ、外周側にはガスノズル65にガスを供給する導入管83が設けられている。そして、接続部72をレジスタ32に接続した状態で、導入管83からガスノズル65を介して燃焼領域にガス燃料が供給される。このため、機能付加装置71をレジスタ32に組み込むことにより、アトマイザ36による燃焼機能に加えて、ガスノズル65による燃焼機能を加えることができて、バーナ装置30に混焼機能を付加できる。
次に、本発明の第2実施形態を図14〜図22に基づいて第1実施形態と相違する部分を中心に説明する。
すなわち、図14及び図15に示すように、風箱(図示しない)の内部にはバッファ室315が設けられており、その後壁にはガス供給源(図示しない)に連結された導入管83が接続されている。この導入管83を介してバッファ室315にガスが供給される。バッファ室315の後部には外側室316が隣接され、その外側室316には吸引装置(図示しない)に連結された吸引管84が接続されている。そして、外側室316に漏洩されたガスが吸引管84を介して吸引される。なお、前記風箱は、後部のフランジ318と前部の連結フランジ44との間に設けられる。
図15,図17及び図18に示すように、前記バッファ室315の前壁の内周側及び外周側には、それぞれ5本のガス供給管97,98が等間隔をおいて支持され、それらの先端にはそれぞれガスノズル(以下、それぞれ外周側ノズル及び内周側ノズルという)88,99が取り付けられている。外周側ノズル99は内周側ノズル88より太く、前記第1実施形態のガスノズル65と同じ構成であり、同外周側ノズル99のパイロット開口66等の各開口の配置も第1実施形態のガスノズル65と同様である。図17及び図19に示すように、内周側ノズル88には、その先端部の周面にひとつの開口881が形成されている。この開口881はアトマイザ36を中心とした半径線103上において中心方向を指向するとともに、前方に向かって中心軸線100に対して30〜60度の角度の範囲内の方向を指向している。
図19から明らかなように、風箱31内からの空気はレジスタ32を介して、間隙95及び内外のスワラ85,91内を通り、スワラ85,91の前端開口面から火炎保持領域33を含む燃焼室90内に軸線100を中心にして、旋回流として流れるとともに、燃焼室90内において外側から中心軸線100側に流れ込む再循環流となる。そして、アトマイザ36から中心軸線100方向に沿って火炎保持領域33内に液体燃料が噴霧されるとともに、着火用バーナにおいてイグナイタにより燃料に対する着火が行なわれる。そして、その火炎がアトマイザ36からの燃料に伝播される。このため、前記旋回流及び再循環流をともなう火炎が形成される。この状態で、内外のノズル88,99からガスが噴出されて、燃焼室90内において再循環流とともに火炎が形成され、ボイラが加熱される。
前記環状室76には前記導入部73を構成する導入管183が固定されており、この導入管183はガスの供給源(図示しない)と連通されている。そして、導入管83からのガスが環状室76及びガス供給管971,981を経て、各ノズル88,99の各開口から燃焼室90に向かって噴出される。
(12)機能付加装置71に外周側ノズル99と内周側ノズル88とを設けたことにより、燃焼室90内に大量の燃料ガスを供給できて、中型及び大型のバーナ装置30における実施に好適である。
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、以下のような変更態様で具体化してもよい。
・パイロット火炎用ガス開口を前記中心角θ1内に位置するように複数設けてもよい。
・機能付加装置71を既存のバーナ装置ではなく、新規のバーナ装置にその製造工程において組み込んでもよい。
前記実施形態から把握される技術的思想は以下の通りである。
(A)円筒状をなし、先端位置に火炎保持領域が形成されるレジスタに請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の機能付加装置を設けたバーナ装置において、
前記燃料ノズルの先端に形成されたパイロット火炎用ガス開口が、スワラの火炎保持領域側の開口面より下流の位置に向けてガスを噴出するようにした機能付加装置を設けたバーナ装置。
(B)パイロット火炎用ガス開口は、そのガス噴出方向が軸方向下流向きに対し、中心軸側へ傾斜している前記(A)項に記載の機能付加装置を設けたバーナ装置。
(C)パイロット火炎用ガス開口がガスノズルの外周面に位置している請求項1〜3,前記(A)項,(B)項のうちのいずれか一項に記載の機能付加装置を設けたバーナ装置。
(I)ガスノズルの先端を球面状にした請求項1〜3,前記(A)〜(G)項のうちのいずれか一項に記載の機能付加装置を設けたバーナ装置。
(I)円筒状をなし、先端位置に火炎保持領域が形成されるレジスタを有するバーナ装置において、前記レジスタをその長さ方向において第1部分と第2部分とに分割して構成するとともに、第1部分または第2部分と交換して機能付加装置を設けたバーナ装置。
Claims (3)
- バーナ装置の筒状のレジスタの部分に着脱可能に設けられる接続部と、
その接続部に支持され、前記レジスタ内の燃焼領域に配置される燃料ノズルと、
前記接続部の外周側に設けられ、前記燃料ノズルに連通する導入管と
を備え、
前記接続部を前記レジスタに接続した状態で、前記導入管から燃料ノズルを介して前記燃焼領域に燃料を供給できるようにした
バーナ装置用の機能付加装置。 - 前記接続部は、
前記レジスタに接続されてレジスタの一部を構成するとともに、先端に前記燃料ノズルを有する燃料管を支持する接続筒と、供給室を隔てて前記接続筒の外周側に位置するとともに、前記導入管を連結した外側筒とを備え、
前記導入管からの燃料が前記供給室を介して前記燃料管に供給されるようにした請求項1に記載のバーナ装置用の機能付加装置。 - 前記接続部の両側に、前記レジスタのフランジに連結されるフランジを設けた請求項1または2に記載のバーナ装置用の機能付加装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015187082A JP6302886B2 (ja) | 2015-09-24 | 2015-09-24 | バーナ装置用の機能付加装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015187082A JP6302886B2 (ja) | 2015-09-24 | 2015-09-24 | バーナ装置用の機能付加装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018038564A Division JP6567714B2 (ja) | 2018-03-05 | 2018-03-05 | バーナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017062066A JP2017062066A (ja) | 2017-03-30 |
JP6302886B2 true JP6302886B2 (ja) | 2018-03-28 |
Family
ID=58429531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015187082A Active JP6302886B2 (ja) | 2015-09-24 | 2015-09-24 | バーナ装置用の機能付加装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6302886B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108895439B (zh) * | 2018-05-04 | 2019-11-26 | 台州市金算子知识产权服务有限公司 | 一种冒泡式混合燃料锅炉及其方法 |
CN109506363B (zh) * | 2018-11-26 | 2021-04-30 | 尚丹 | 一种双重加热的天然气锅炉及其工作方法 |
CN113464942A (zh) * | 2021-01-29 | 2021-10-01 | 杭州富尔顿热能设备有限公司 | 一种双燃料燃烧器喷头 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB735409A (en) * | 1952-09-12 | 1955-08-17 | Babcock & Wilcox Ltd | Improvements in fuel burner means |
JPS4712522U (ja) * | 1971-03-12 | 1972-10-14 | ||
JPS4940272A (ja) * | 1972-08-26 | 1974-04-15 | ||
US4341512A (en) * | 1980-07-31 | 1982-07-27 | Hauck Manufacturing Company | Burner |
JP4383364B2 (ja) * | 2004-06-15 | 2009-12-16 | ボルカノ株式会社 | 混焼用バーナ |
JP5308237B2 (ja) * | 2009-05-28 | 2013-10-09 | 金子農機株式会社 | 旋回燃焼装置 |
JP5487918B2 (ja) * | 2009-11-30 | 2014-05-14 | 株式会社Ihi | 多燃料用バーナ装置 |
-
2015
- 2015-09-24 JP JP2015187082A patent/JP6302886B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017062066A (ja) | 2017-03-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6567714B2 (ja) | バーナ装置 | |
RU2459146C2 (ru) | Горелка | |
JP5513756B2 (ja) | クラウン混合孔を備えた燃焼器キャップ | |
JP4383364B2 (ja) | 混焼用バーナ | |
JP5678603B2 (ja) | 微粉炭バーナ | |
JP2009192214A (ja) | ガスタービンエンジン用の燃料ノズル及びその製造方法 | |
JP6302886B2 (ja) | バーナ装置用の機能付加装置 | |
RU2604230C1 (ru) | Углубленное расположение топливного инжектора | |
JP2020101338A (ja) | スワール角調整機構及びそれを備えたバーナシステム | |
KR102318108B1 (ko) | 혼소용 버너 장치 | |
JP5658126B2 (ja) | 油焚きバーナ、固体燃料焚きバーナユニット及び固体燃料焚きボイラ | |
JP6243485B2 (ja) | 混焼用バーナ装置及びボイラ | |
JP2002235909A (ja) | 燃焼装置 | |
JP6502462B2 (ja) | 混焼用バーナ装置及びボイラ | |
CN209857038U (zh) | 火焰稳定器以及锅炉用燃烧器 | |
KR100594382B1 (ko) | 복합가스 연소용 버너 | |
JP2010127518A (ja) | バーナチップ | |
JP4402683B2 (ja) | 燃焼装置 | |
JP2019211095A (ja) | 油焚きバーナおよび多管式貫流ボイラ | |
JP5832624B2 (ja) | 油焚きバーナ、固体燃料焚きバーナユニット及び固体燃料焚きボイラ | |
JP2021127870A (ja) | バーナ装置用のスロート部材および縮流スワラ | |
KR20040082222A (ko) | 가스용 버너기의 예혼합구조 | |
JP5406819B2 (ja) | ガスバーナ | |
JP4131064B2 (ja) | バーナ | |
KR960007913Y1 (ko) | 가스버너용 보염판 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170322 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180130 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180305 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6302886 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |