JP6302399B2 - 近距離無線通信部を備える画像形成装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

近距離無線通信部を備える画像形成装置、その制御方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6302399B2
JP6302399B2 JP2014232939A JP2014232939A JP6302399B2 JP 6302399 B2 JP6302399 B2 JP 6302399B2 JP 2014232939 A JP2014232939 A JP 2014232939A JP 2014232939 A JP2014232939 A JP 2014232939A JP 6302399 B2 JP6302399 B2 JP 6302399B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming apparatus
connection method
communication
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014232939A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016093980A (ja
JP2016093980A5 (ja
Inventor
直樹 森田
直樹 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2014232939A priority Critical patent/JP6302399B2/ja
Priority to KR1020150156340A priority patent/KR101935084B1/ko
Priority to US14/938,127 priority patent/US10225715B2/en
Publication of JP2016093980A publication Critical patent/JP2016093980A/ja
Publication of JP2016093980A5 publication Critical patent/JP2016093980A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6302399B2 publication Critical patent/JP6302399B2/ja
Priority to US16/245,530 priority patent/US10659942B2/en
Priority to US16/846,881 priority patent/US11190921B2/en
Priority to US17/517,860 priority patent/US11825393B2/en
Priority to US18/485,829 priority patent/US20240040358A1/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/80Services using short range communication, e.g. near-field communication [NFC], radio-frequency identification [RFID] or low energy communication
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
    • H04W84/12WLAN [Wireless Local Area Networks]

Description

本発明は、近距離無線通信を備える画像形成装置、その制御方法、及びプログラムに関するものである。
近年、近接無線通信(非接触通信)の1つであるNFC(Near Field Communication)が様々な分野で普及している。NFCは、通信距離が非常に短く、通信を行う機器同士を数cm以内に近づけると無線リンクが接続され、遠ざけると無線リンクが切断される。このように、NFCを搭載した機器同士では、お互いに近づけるだけで通信を行うことが可能となる。そのため、NFCは、ユーザが様々なサービスを簡単に利用するための便利な手段を提供できるものとして、様々な分野で注目を集め、実用化されている。
また、NFCを用いた技術として、情報処理装置間のペアリングだけをNFCで行い、その後は他の接続方法(BlueTooth(登録商標)やWiFi−Direct、無線LAN)に切り替えて(ハンドオーバーして)通信を行う技術がある。このようなハンドオーバーの利用方法として、携帯通信端末を持ったユーザが目の前にあるMFP(MultiFunctionPrinter)と通信を行うため、NFCで携帯通信端末とMFPのペアリングを行い、無線LANで通信する方法が知られている。
しかしNFCで検知したMFPが、ネットワークに接続していないなどの理由で携帯通信端末と無線LANで通信できない場合も考えられる。特許文献1では、携帯通信端末は無線LANで通信可能なMFPをリストアップし、NFCで検知したMFPがリスト内に存在すれば、MFPと無線LANで通信し、リスト内に検知したMFPが存在しなければ、ハンドオーバーを行わない制御が提案されている。
特開2013−187568号公報
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する問題がある。上記従来技術では、MFPと携帯通信端末とがハンドオーバーを行う場合、MFPは、自身が対応する接続方法のうちの1つを、NFCから通信を引き継ぐ接続方法として用いていた。しかし、各接続方法にはそれぞれ、携帯通信端末との通信に使用できない状況が存在する。例えば、無線LANは、携帯通信端末が、MFPが繋がっているネットワークにアクセスする権限を有していない場合には使用できない。したがって、状況に適した接続方法を使用できるよう、ハンドオーバーで通信を引き継ぐ接続方法を選択する方法が必要とされている。
本発明は、上述の問題に鑑みて成されたものであり、接続する装置の状況に応じて、近距離無線通信から切り替える接続方法を好適に選択する仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、画像形成装置であって、近距離無線通信部と、前記画像形成装置が外部のアクセスポイントに接続する第1の無線モードと、前記画像形成装置がアクセスポイントとして動作する第2の無線モードとを有する無線通信部と、前記第1の無線モードに対応し、外部のアクセスポイントの情報を含む第1の接続情報と、前記第2の無線モードに対応する第2の接続情報のいずれを前記近距離無線通信部に書き込むかをユーザが設定するための設定画面を表示する表示手段と、前記第1の接続情報と前記第2の接続情報のうち、前記近距離無線通信部に書き込むと前記設定画面によって設定された接続情報を前記近距離無線通信部に書き込む書込手段とを備え、前記近距離無線通信部に書き込まれている接続情報は、外部装置によって読み取られることを特徴とする。
本発明によれば、接続する装置の状況に応じて、近距離無線通信から切り替える接続方法を好適に選択することができる。
第1の実施形態に係る通信システム100を示す概略図。 第1の実施形態に係る情報処理装置130のハードウェア構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る画像形成装置140のハードウェア構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る通信システム100のソフトウェアの構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係るハンドオーバーで使用する接続方法の設定画面の例を示す図。 第1の実施形態に係る画像形成装置140の接続方法設定部413の処理を示すフローチャート。 第1の実施形態に係る情報処理装置130のNFC通信部213のハンドオーバーでの通信引き継ぎに関する処理を示すフローチャート。 第2の実施形態に係る通信システム100のソフトウェアの構成を示すブロック図。 第2の実施形態に係るユーザ情報管理部813が持つ管理情報の一例を示す図。 第2の実施形態に係る画像形成装置140のユーザ情報管理部813の処理を示すフローチャート。 第3の実施形態に係る通信システム100のソフトウェアの構成を示すブロック図。 第3の実施形態に係る画像形成装置140のNFC制御部1112の処理を示すフローチャート。 第4の実施形態に係る通信システムを示す概略図。 第4の実施形態に係る通信システム100のソフトウェアの構成を示すブロック図。 第4の実施形態に係る画像形成装置140のNFC制御部1412の処理を示すフローチャート。 第5の実施形態に係る通信システム100のソフトウェアの構成を示すブロック図。 第5の実施形態に係る画像形成装置140のNFC制御部1612の処理を示すフローチャート。 画像形成装置140がネットワーク110と有線で接続された場合の通信システム1800を示す概略図。 図18における、ハンドオーバーで使用する接続方法の設定画面の例を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<第1の実施形態>
<システム構成>
以下では、図1乃至図7、図18、図19を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本実施形態における通信システムの構成について説明する。
図中の100は通信システムであり、ネットワーク110、アクセスポイント120、情報処理装置130、及び画像形成装置140から構成される。情報処理装置130は、本実施形態ではスマートフォン等の携帯通信端末を想定している。画像形成装置140は、本実施形態ではMFP(MultiFunctionPrinter)を想定しており、アクセスポイント120を介してネットワーク110と接続される。なお、本発明は、情報処理装置、画像形成装置、アクセスポイントの数などのシステム構成について、図中の構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を損なわない範囲において適宜変更してよい。また、情報処理装置130及び画像形成装置140は、互いに近距離無線通信を行うことができ、画像形成装置140の近傍に情報処理装置130が位置すると当該通信が確立される。
<情報処理装置のハードウェア構成>
次に、図2は、実施例1における情報処理装置130のハードウェア構成について説明する。なお、以下で説明する情報処理装置130の構成は一例であり、本発明の要旨を損なわない範囲において適宜変更してよい。
情報処理装置130は、システム制御部201、通信ユニット202、音声出力部203、音声入力部204、カメラ205、コネクタ206、及びストレージ207を備える。さらに、情報処理装置130は、タッチスクリーンディスプレイ208、ボタン209、加速度センサ210、方位センサ211、ジャイロスコープ212、及びNFC通信部213を備える。
タッチスクリーンディスプレイ208は、文字、画像、図形等のグラフィックを表示し、スクリーンに対して行われた、ユーザ操作(指やスタイラスペンによる、タップ、フリックなど)を検出する。ボタン209は、利用者によって操作され、複数のボタンを有する。システム制御部201は、ボタン209と協働することによってボタンに対する操作(クリック、ダブルクリック、プッシュなど)を検出する。例えば、ボタンには、ホームボタン、パワーオン/オフボタン、音量ボタンなどがある。
通信ユニット202は、通信を行うモジュールである。通信ユニット202によって行われる通信方式は、無線通信規格に従ったものである。例えば、無線通信規格として、2G、3G、4G等の携帯無線通信規格がある。また、その他の無線通信規格として、BuleTooth、WiFi(IEEE802.11)、WiMAX等がある。通信ユニット202は、上述した通信規格の1つ以上の接続方法をサポートすることができる。本実施形態では、通信ユニット202は、携帯無線通信規格と、WiFiとをサポートしているものとする。
NFC通信部213は、近距離でのみ通信可能な電磁界を発生させて、NFC(Near Field Communication)を搭載した機器同士で近接無線通信を可能にする。本実施形態では、NFCに対応したICタグとする。音声出力部203は、システム制御部201から送信される音声信号を音声として出力する。音声入力部204は、利用者等の音声を音声信号へ変換してシステム制御部201へ送信する。
ストレージ207は、プログラム及びデータを記憶する。例えば、制御プログラム、アプリケーション、及び設定データを記憶する。また、ストレージ207は、システム制御部201の処理結果を一時的に記憶する作業領域としても利用される。ストレージ207は、半導体記憶デバイス、及び磁気記憶デバイス等の任意の記憶デバイスを含んでよい。また、ストレージ207は、複数の種類の記憶デバイスを含んでよい。また、ストレージ207は、メモリカード等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせでもよい。ストレージ207に記憶されるプログラムには、フォアグランド又はバックグランドで実行されるアプリケーションと、アプリケーションの動作を支援する制御プログラムとが含まれる。アプリケーションは、例えば、タッチスクリーンディスプレイ208に所定の画面を表示させ、タッチスクリーンディスプレイ208によって検出されるユーザ操作に応じた処理をシステム制御部201に実行させる。
制御プログラムは、例えば、OSである。アプリケーション及び制御プログラムは、通信ユニット202による無線通信を介してストレージ207にインストールされる。制御プログラムは、情報処理装置130を稼働させるための各種制御に関する機能を提供する。制御プログラムは、例えば、通信ユニット202、音声出力部203、及び音声入力部204等を制御することによって、通話を実現させる。
システム制御部201は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。システム制御部201は、通信ユニット202等の他の構成要素が統合されたSoC(System−on−a−chip)等の集積回路であってもよい。システム制御部201は、情報処理装置130の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。具体的には、システム制御部201は、ストレージ207に記憶されているデータを必要に応じて参照しつつ、ストレージ207に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行する。そしてシステム制御部201は、タッチスクリーンディスプレイ208及び通信ユニット202等を制御することによって各種機能を実現する。システム制御部201は、タッチスクリーンディスプレイ208、ボタン209、加速度センサ210等の各種検出部の検出結果に応じて、制御を変更することもある。また、システム制御部201は、NFC通信部213に対する読み取り/書き込みも行う。
カメラ205は、物体を撮影するアウトカメラである。コネクタ206は、他の装置が接続される端子である。コネクタ206は、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)、ライトピーク(サンダーボルト)又はイヤホンマイクコネクタのような汎用的な端子でもよい。コネクタ206は、Dockコネクタのような専用に設計された端子でもよい。コネクタ206に接続される装置には、例えば、外部ストレージ、スピーカ、通信装置が含まれる。
加速度センサ210は、情報処理装置130に働く加速度の方向及び大きさを検出する。方位センサ211は、地磁気の向きを検出する。ジャイロスコープ212は、情報処理装置130の回転を検出する。加速度センサ210、方位センサ211及びジャイロスコープ212の検出結果は、情報処理装置130の位置及び姿勢の変化を検出するために、組み合わせて利用される。
<画像形成装置のハードウェア構成>
次に、図3を参照して、本実施形態における画像形成装置140のハードウェア構成について説明する。なお、以下で説明する画像形成装置140の構成は一例であり、本発明の要旨を損なわない範囲において適宜変更してよい。
画像形成装置140は、システム制御部301、ROM302、RAM303、スキャナー304、操作部305、表示部306、及び通信制御部307を備える。さらに、画像形成装置140は、外部記憶装置制御部308、外部記憶装置309、NFC通信部310、印刷制御部311、及びシステムバス312を備える。
システム制御部301は、CPUなどの処理装置であって、画像形成装置140が行う各種処理を実行する機能を有する。ROM302は、不揮発性記憶装置であって、画像形成装置140の各種制御プログラムや初期設定値が格納される。本実施形態においては、画像形成装置140が有するソフトウェアは、ROM302に記録され、必要に応じてRAM303に格納されて実行される。RAM303は、揮発性記憶装置であって、画像形成装置140が行う各種処理のワークエリアとして使用される。本実施形態においては、画像形成装置140が有するソフトウェアは、RAM303に格納されて実行される。
スキャナー304は、紙(記録媒体)に印字された画像を読み込むための画像読み取り部である。多くの場合、スキャナー304にはオプションとしてオートドキュメントフィーダが装着されており、複数枚の原稿を自動的に読み込むことができる。操作部305は、ボタン等の入力装置であり、システム制御部301は常に入力の状態を監視している。表示部306は、LEDやLCD等の表示装置であり、システム制御部301の制御に従い表示を行っている。
通信制御部307は、USBやネットワークなどのコネクタとその制御装置であり、システム制御部301からの制御に従い、外部との入出力の制御を行っている。本実施形態では、通信制御部307はUSB通信及び、有線/無線LAN、WiFi−Direct(WiFi機器自身がアクセスポイントの役割も行える規格)などのネットワーク通信に対応しているものとする。外部記憶装置制御部308は、ハードディスクなどの外部記憶装置309に対する入出力などの制御を行っている。NFC通信部310は、近距離でのみ通信可能な電磁界を発生させて、NFCを搭載した機器同士で近接無線通信を可能にする。本実施形態では、RFIDリーダー/ライターとする。
印刷制御部311は、不図示の紙搬送系やレーザビーム制御系、定着器系などの実際に用紙に画像を印字するための装置や、印刷の成功やエラー発生等を検知する検知装置、システム制御部301と通信するためのシリアル通信装置などを有する。システムバス312は、前述のシステム制御部301、ROM302、RAM303、スキャナー304、操作部305、表示部306、通信制御部307、外部記憶装置制御部308、NFC通信部310、及び印刷制御部311が配置されたバスである。
<ソフトウェア構成>
次に、図4を参照して、本実施形態に係る通信システム100のソフトウェアの構成について説明する。なお、以下で説明するソフトウェア構成は一例であり、本発明の要旨を損なわない範囲において適宜変更してよい。
情報処理装置130は、アプリケーション400を有する。アプリケーション400は、ストレージ207に格納され、必要に応じてシステム制御部201により実行される。アプリケーション400は、通信制御部401、及びNFC制御部402から構成される。NFC制御部402は、NFC通信部213を用いて、画像形成装置140のNFC通信部310との通信を行う。本実施形態では、NFC制御部402は、NFC通信部310と通信を行うことで、ハンドオーバーで通信を切り替えるために必要な情報(以下、接続情報と称する。)を取得する。通信制御部401は、通信ユニット202を介して、NFC制御部402が取得した接続情報に基づいて、画像形成装置140の通信制御部411と通信を行う。
画像形成装置140は、通信制御部411、NFC制御部412、及び接続方法設定部413から構成される。通信制御部411は、通信制御部307を介して、通信制御部401との通信を行う。接続方法設定部413は、ハンドオーバーで用いる接続方法をユーザ入力により設定することができる。具体的には、接続方法設定部413は、ユーザが操作部305より接続方法の設定を呼び出した場合、設定画面(図5)を表示部306に表示させ、設定画面でユーザが指定した接続方法を、ハンドオーバーで用いる接続方法としてRAM303に記憶する。
NFC制御部412は、ハンドオーバーで用いる接続方法と、接続方法に関する接続情報とをNFC通信部310のICタグに書き込む。これは画像形成装置140の電源起動時、又はハンドオーバーで用いる接続方法が変更される度に行われる。NFC制御部412が書き込む接続情報は、情報処理装置130がハンドオーバーで通信を切り替えるために必要な情報である。本実施形態では、WiFi−Directが設定された場合の接続情報は、例えば、通信制御部307が有するWiFi−Direct用アクセスポイント名等となる。また、無線LANが設定された場合の接続情報は、例えば、画像形成装置140が利用しているアクセスポイント120の名前及び画像形成装置140のIPアドレス等となる。
なお、本発明によれば、NFC制御部412がICタグに接続方法及び接続情報を書き込む際のデータ形式は、本発明の要旨を損なわない限り、どのような形式であってもよい。例えば、NDEF(NfcDataExchangeFormat)のような一般的な形式であってもよいし、NFC制御部402及びNFC制御部412の間でのみ通用する独自の形式であってもよい。本実施形態では、ICタグの特定の番地に接続方法と接続情報とを書き込むという独自形式を用いる。
<設定画面>
次に、図5を参照して、本実施形態におけるハンドオーバーで使用する接続方法の設定画面について説明する。接続方法の設定画面500は、OKボタン501、接続方法チェックボックス502、AP設定チェックボックス503、接続中AP表示ボックス504、及びAP入力ボックス505から構成される。
接続方法チェックボックス502は、利用可能な接続方法の中からユーザが1つの接続方法を選択可能に表示制御したUIを表示部に表示する。本実施形態では、接続方法チェックボックス502は、WiFi−Directと、無線LANとが選択可能である。つまり、ユーザは、WiFi−Directと、無線LANとの何れか1つを接続方法として選択することができる。
また、本実施形態では、画像形成装置140のWiFi−Directが利用できない場合は、図19の接続方法チェックボックス1902に示すように、WiFi−Directのボックスをグレイアウトで表示し、選択不可に制御する。なお、図19は、図18で示す画像形成装置140が無線通信機能を有しておらず、ネットワーク110と有線で接続している通信システム1800における、接続方法の設定画面の具体例1900を示す。図18及び図19の詳細な説明は、図1及び図5と同様のため、省略する。
AP設定チェックボックス503、504は、接続方法チェックボックス502で無線LANを選択すると設定可能になるものであり、無線LAN接続する際に使用するAPの設定方法を選択可能なUIを提供するものである。なお、画像形成装置140がネットワーク110に接続するためのAP情報を有していない場合、ユーザが手動でAP情報を入力する項目504のみが選択可能となる。そして、画像形成装置140がアクセスポイント120と接続している場合など、画像形成装置140がネットワーク110に接続するためのAP情報を有する場合は、その情報を利用する項目503も選択可能となる。また、画像形成装置140がネットワーク110に接続するためのAP情報を有する場合は、その情報を接続中のAP表示ボックス505に表示する。本実施形態では、画像形成装置140が使用中のAP情報を用いるか、ユーザが手動で入力したAP情報を用いるかを選択可能としている。
また、本実施形態では、図18で示す通信システム1800のように画像形成装置140がアクセスポイント120の情報を有していない場合も想定される。その場合、図19のAP設定チェックボックス1903及び接続中AP表示ボックス1905で示すように、接続中のAPを使う設定をグレイアウトで表示し、選択不可に制御する。AP設定チェックボックス503でAP情報をユーザが入力することを選択した場合、ユーザはAP入力ボックス505にAP情報を入力する。そして、ユーザは、OKボタン501を押下することで設定終了を指示することができる。
<画像形成装置の処理>
次に、図6を参照して、本実施形態における、画像形成装置140の接続方法設定部413の処理手順について説明する。本処理は、画像形成装置140の操作部305から、接続方法の設定画面の呼び出しが指示された際に開始される。なお、以下で説明する処理は、システム制御部301がROM302、外部記憶装置309に格納されている制御プログラムをRAM203に読み出して実行することにより実現される。
S601で、接続方法設定部413は、通信制御部307が有する情報を参照して、ハンドオーバーでの通信引き継ぎに利用できる接続方法を確認して、S602に移行する。本実施形態では、通信制御部307がサポートする接続方法のうち、無線LAN及びWiFi−Directが利用可能な接続方法となる。続いて、S602で、接続方法設定部413は、表示部306に前述の図5の設定画面を表示し、S603へ移行する。つまり、ここでは、通信制御部307がサポートする接続方法を選択可能に設定画面を表示する。
S603で、接続方法設定部413は、設定確定を意味するOKボタン501が押下されたか否かを判定する。押下されていなければS603の判定を繰り返し、押下されるとS604に移行する。S604で、接続方法設定部413は、OKボタン501が押下された際に接続方法の設定画面500に入力された接続方法を、ハンドオーバーで用いる接続方法としてRAM303に記憶する。そしてS605へ移行する。S605で、接続方法設定部413は、NFC通信部310のICタグに、ハンドオーバーで用いる接続方法及び接続情報を書き込み、処理を終了する。
<情報処理装置の処理>
次に、図7を参照して、本実施形態における情報処理装置130のNFC通信部213のハンドオーバーでの通信引き継ぎに関する処理手順について説明する。本処理は情報処理装置130のNFC通信部213と画像形成装置140のNFC通信部310が接近し、NFCによる通信が始まった際に開始される。なお、以下で説明する処理は、システム制御部201がストレージ207に格納されている制御プログラムを読み出して実行することにより実現される。
S701で、アプリケーション400は、NFC制御部402を介してNFC通信部310のICタグの読み取りを行う。読み取りが完了するとS702へ移行する。S702で、アプリケーション400は、読み取ったデータ内にハンドオーバーで通信を切り替えるための接続方法及び接続情報があるか否かを判定する。接続方法及び接続情報があればS703へ移行し。そうでなければハンドオーバーを行わず本処理を終了する。
S703で、アプリケーション400は、ICタグから読み取った接続方法が、通信ユニット202でサポートしている接続方法であるか否かを判定する。接続方法をサポートしていればS704へ移行し、そうでなければハンドオーバーを行わず本処理を終了する。S704で、アプリケーション400は、ICタグから読み取った接続方法と接続情報に基づいて、通信制御部401を介して画像形成装置140との通信を開始し、NFCから接続方法に通信を切り替える(ハンドオーバーを実行する)。つまり、ここでは、NFCから無線LAN若しくはWiFi−Directによる通信に切り替えるか、又は、NFCから接続方法を切り替えることなく処理を終了する。その後本処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る画像形成装置は、ハンドオーバーで通信を切り替える接続方法を任意で設定できるため、ユーザは通信システム100の状況に適した接続方法を用いることができる。
<第2の実施形態>
以下では、図8乃至図10を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、接続方法の設定画面を用意した上記第1の実施形態とは異なり、予め登録されている管理情報と、ユーザ入力されたユーザ情報とを用いて、ユーザ情報に応じた接続方法と接続情報をICタグに書き込む例について説明する。以下では、上記第1の実施形態との差異を主に説明し、上記第1の実施形態と同様の部分については説明を省略する。本実施形態における通信システムの概略は、上記第1の実施形態で説明した図1と同様である。ただし、ネットワーク110について、本実施形態では、限られたユーザしかアクセス権限を持たないネットワークであるとする。情報処理装置130、及び画像形成装置140のハードウェア構成は、上記第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
<ソフトウェア構成>
図8を参照して、本実施形態における通信システム100のソフトウェアの構成について説明する。情報処理装置130は、上記第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
画像形成装置140は、通信制御部811、NFC制御部812、ユーザ情報管理部813、及びユーザ情報入力部814から構成される。通信制御部811は、通信制御部307を介して、通信制御部401との通信を行う。NFC制御部812は、ユーザ情報管理部813からの通知を受けて、ハンドオーバーで用いる接続方法と、接続方法に関する接続情報とをNFC通信部310のICタグに書き込む。ICタグへの書き込みについては、上記第1の実施形態と同様のため説明を省略する。
ユーザ情報入力部814は、表示部306にユーザ情報入力を促す画面を表示し、操作部305からのユーザ情報の入力を受け付ける。ユーザ情報入力部814は、ユーザ情報の入力を受け付けると、ユーザ情報管理部813へ通知する。本実施形態では、ユーザ情報はユーザ名であるとする。ユーザ情報管理部813は、ユーザ情報と、ハンドオーバーで利用可能な接続方法とを紐付けた管理情報を有する。当該情報は、RAM303に記憶してもよく、またネットワークを介してサーバ等の外部の記憶装置に記憶してもよい。本実施形態では、通信制御部307がサポートする接続方法のうち、無線LAN及びWiFi−Directがハンドオーバーで利用可能な接続方法となる。
本実施形態では、ユーザ情報管理部813は、図9で示す管理情報を有し、RAM303に記憶しているものとする。そして、ユーザ情報管理部813は、ユーザ情報入力部814からのユーザ情報の通知を受けて、管理情報と照らし合わせて、ネットワークへのアクセス権を有するか否かを判定する。当該判定結果に従ってハンドオーバーで用いる接続方法を選択し、NFC制御部812に選択した接続方法を通知する。本実施形態では、ネットワーク110にアクセスする権限を有するユーザであれば接続方法として無線LANが選択され、それ以外のユーザであればWiFi−Directが選択される。
<管理情報>
図9を参照して、ユーザ情報管理部813が有する管理情報の一例について説明する。本実施形態では、ユーザ名と、ネットワーク110へのアクセス権とを紐付けて管理している。図9の例では、ユーザAはアクセス権を有しており、ユーザBはアクセス権を有していない。したがって、接続方法としては、ユーザAは無線LANが選択され、ユーザBはWiFi−Directが選択される。
<画像形成装置の処理>
図10を参照して、本実施形態における画像形成装置140のユーザ情報管理部813の処理手順について説明する。本処理は、ユーザ情報入力部814からユーザ情報管理部813へユーザ情報が通知された際に開始される。なお、以下で説明する処理は、システム制御部301がROM302、外部記憶装置309に格納されている制御プログラムをRAM203に読み出して実行することにより実現される。
S1001で、ユーザ情報管理部813は、ユーザ情報入力部814から通知されたユーザ情報が含むユーザ名と、ユーザ情報管理部813が管理する管理情報内のユーザ名とを比較し、S1002へ移行する。S1002で、ユーザ情報管理部813は、S1001で比較した結果、通知されたユーザ名と、同じユーザ名の項目が管理情報内にあるか否かを判定する。有ればS1003へ移行し、無ければS1005へ移行する。例えば本実施形態の場合、通知されたユーザ名が「ユーザA」又は「ユーザB」であれば同じユーザ名の項目が管理情報内に有りと判定され、「ユーザC」であれば無いと判定される。
S1003で、ユーザ情報管理部813は、通知されたユーザ名に紐付けられたネットワークアクセス権の情報を参照する。アクセス権が有ればS1004へ、無ければS1005へ移行する。例えば本実施形態の場合、通知されたユーザ名が「ユーザA」ならアクセス権が有ると判定され、「ユーザB」ならアクセス権が無いと判定される。
S1004で、ユーザ情報管理部813は、接続方法として無線LANを選択し、S1006へ移行する。S1005で、ユーザ情報管理部813は、接続方法としてWiFi−Directを選択し、S1006へ移行する。S1006で、ユーザ情報管理部813は、前ステップで選択した接続方法をNFC制御部812に通知し、本処理を終了する。
なお、本実施形態は、ハンドオーバーで利用可能な接続方法が2種類であるため、管理情報は片方の接続方法に関する権限の有無のみを管理し、もう片方の接続方法は、管理している接続方法が使えない場合に用いるものとしている。しかし、本発明は、本実施例で示すような接続方法が2種類の場合に限ったものではなく、本発明の要旨を損ねない範囲で、管理情報の構成及びユーザ情報管理部813の処理は適宜変更してよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、ハンドオーバーで通信を切り替える接続方法として、ユーザ毎に適した接続方法を用いることができる。
<第3の実施形態>
以下では、図11及び図12を参照して、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態は、上記第1及び第2の実施形態とは異なり、情報処理装置130がハンドオーバーで利用したい接続方法を画像形成装置140に通知し、画像形成装置140が通知された接続方法に応じた接続情報をICタグに書き込む。以下では、上記第1の実施形態との差異を主に説明し、上記第1の実施形態と同様の部分については説明を省略する。本実施形態における通信システムの概略は、上記第1の実施形態で説明した図1と同様である。また、情報処理装置130及び画像形成装置140のハードウェア構成は上記第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
<ソフトウェア構成>
図11を参照して、本実施形態における通信システム100のソフトウェア構成について説明する。情報処理装置130は、アプリケーション1100を有する。アプリケーション1100は、ストレージ207に格納され、必要に応じてシステム制御部201により実行される。アプリケーション1100は、通信制御部1101、NFC制御部1102、及び接続方法選択部1103から構成される。接続方法選択部1103は、ハンドオーバーで用いる接続方法をユーザ入力に従って選択し、選択された接続方法を画像形成装置140に通知する。
具体的には、接続方法選択部1103は、ハンドオーバーで用いることができる接続方法のリストを持っており、ユーザがアプリケーション1100に接続方法の選択を指示した際に、リストをタッチスクリーンディスプレイ208に表示する。当該リストは、アプリケーション1100が予め持っていてもよく、また、アプリケーション1100が情報処理装置130や画像形成装置140がサポートする接続方法を参照して動的に作成してもよい。本実施形態では、上記リストはアプリケーション1100が予め有しているものであり、リスト内の項目として無線LANとWiFi−Directとを含むものとする。
そして、接続方法選択部1103は、表示された接続方法の中からユーザが選択した接続方法を、NFC制御部1102を介して画像形成装置140に通知する。本実施形態では、接続方法の通知は、NFC通信部310のICタグの特定の番地に接続方法の情報を書き込むものとする。NFC制御部1102は、NFC通信部213を用いて、画像形成装置140のNFC通信部310との通信を行う。本実施形態では、NFC制御部1102は、NFC通信部310と通信を行うことで、接続方法の通知や、接続情報の取得を行う。
通信制御部1101は、通信ユニット202を介して、NFC制御部1102が取得した接続情報に基づいて、通信制御部1111との通信を行う。画像形成装置140は、通信制御部1111、及びNFC制御部1112から構成される。通信制御部1111は、通信制御部307を介して、通信制御部1101との通信を行う。NFC制御部1112は、定期的にNFC通信部310を参照して、NFC制御部1102から接続方法が通知されたか否かを確認する。
本実施形態では、接続方法の通知の確認は、NFC通信部310のICタグの特定の番地に書き込まれた、接続方法を示す情報に変化があったか確認するものとする。さらにNFC制御部1112は、通知された接続方法に画像形成装置140が対応できるか確認し、対応可能と判断すれば、接続方法に関する接続情報をNFC通信部310のICタグに書き込む。本実施形態では、NFC制御部1112は、通知された接続方法が、通信制御部307がサポートするネットワーク接続方法の中に存在すれば、対応できると判断する。
<画像形成装置の処理>
図12を参照して、本実施形態における、画像形成装置140のNFC制御部1112の処理手順について説明する。本処理は、画像形成装置140の電源起動時に開始される。本処理は画像形成装置140の動作中は、常に処理が行われているものとする。なお、以下で説明する処理は、システム制御部301がROM302、外部記憶装置309に格納されている制御プログラムをRAM203に読み出して実行することにより実現される。
S1201で、NFC制御部1112は、接続方法の通知が行われたか判定するため、ICタグを確認する。そしてS1202へ移行する。S1202で、NFC制御部1112は、接続方法の通知が行われたか否かを判定する。通知が行われていればS1203へ移行し、通知がなければS1201へ移行する。
S1203で、NFC制御部1112は、通知された接続方法に、画像形成装置140が対応できるか否かを判定する。対応可能であればS1204へ移行し、対応不可能であればS1201へ移行する。本実施例では、図11のNFC制御部1112の説明で記載した通り、通信制御部307がサポートする接続方法が通知されれば対応可能となる。S1204で、NFC制御部1112は、接続方法に応じた接続情報をICタグに書き込み、S1201へ移行する。ICタグへの書き込みについては、上記第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態によれば、情報処理装置130からハンドオーバーで用いる接続方法を指示することで、情報処理装置130のユーザに適した接続方法を用いることができる。
<第4の実施形態>
以下では、図13乃至図15を参照して、本発明の第4の実施形態について説明する。本実施形態は、上記第1乃至第3の実施形態とは異なり、画像形成装置140がサポートする接続方法の中から、状況に適した接続方法を自動で選択する。具体的には、通信が終了する通知を受けた場合には、アクセス権を有していなくても通信が可能なWiFi−Directをデフォルトで選択するように制御し、他の接続方法での通信が要求された場合には接続方法を切り替えるように制御する。以下では、上記第1の実施形態との差異を主に説明し、上記第1の実施形態と同様の部分については説明を省略する。
<システム構成>
図13を参照して、本実施形態における通信システムについて説明する。図中の100は通信システムであり、ネットワーク110、アクセスポイント120、情報処理装置130、及び画像形成装置140から構成される。ネットワーク110、アクセスポイント120、情報処理装置130、及び画像形成装置140は、上記第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。印刷指示装置1301は、ネットワーク110を介して画像形成装置140と通信可能に接続されており、ユーザの操作に応じて画像形成装置140へ印刷データを送信する。
情報処理装置130、及び画像形成装置140のハードウェア構成は上記第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。ただし、本実施形態における通信制御部307は、サポートしているネットワーク接続方法のうち、どれか1つを用いて通信を行っている場合には、他のネットワーク接続方法が利用できないものとする。
<ソフトウェア構成>
図14を参照して、本実施形態における通信システム100のソフトウェア構成について説明する。情報処理装置130は、アプリケーション400を有する。アプリケーション400は、通信制御部401、及びNFC制御部402から構成される。アプリケーション400、通信制御部401、及びNFC制御部402は上記第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
画像形成装置140は、通信制御部1411、及びNFC制御部1412から構成される。通信制御部1411は、通信制御部307を介して、通信制御部401又は印刷指示装置1301との通信を行う。また、通信制御部1411は、通信を開始する際、使用する接続方法をNFC制御部1412に通知する。また、通信制御部1411は、通信を終了した際、通信終了をNFC制御部1412に通知する。NFC制御部1412は、通信制御部1411からの接続方法の通知を受けて、ハンドオーバーで用いるのに最も適した接続方法を選択し、選択した接続方法と接続情報をNFC通信部310のICタグに書き込む。
本実施形態では、NFC制御部1412は、通信制御部307がサポートする接続方法の中から、ハンドオーバーで用いた際に情報処理装置130のユーザが利用できる可能性が最も高く、かつ、接続方法を用いることで不都合が発生しない接続方法を選択する。つまり、NFC制御部1412は、通常は情報処理装置130のユーザがネットワーク110へのアクセス権を持っていなくても通信可能なWiFi−Directを選択する。したがって、単なる通信の終了を受信した場合には、WiFi−Directが選択される。一方、通信制御部1411から無線LANでの接続が通知された場合のみ、ハンドオーバーでWiFi−Directを使用することで現在通信中の無線LAN通信が中断することを避けるため、無線LANを選択する。即ち、通信制御部1411から無線LANでの接続が通知された場合とは、例えば現在無線LAN通信を行っている状況を想定しており、当該接続方法を維持することを想定している。このように、本願発明によれば、画像形成装置140は、現在の通信状況に応じて接続方法を選択する。
<画像形成装置の処理>
図15を参照して、本実施形態における画像形成装置140のNFC制御部1412の処理手順について説明する。本処理は、通信制御部1411から接続方法の通知を受けた際に開始される。なお、以下で説明する処理は、システム制御部301がROM302、外部記憶装置309に格納されている制御プログラムをRAM203に読み出して実行することにより実現される。
S1501で、通信制御部1411は、受信した通知が通信の終了であるか否かを判定する。通信終了であればS1504へ移行し、それ以外ならS1502へ移行する。S1502で、通信制御部1411は、通知された接続方法が無線LANであるか否かを判定する。無線LANであればS1503へ移行し、それ以外ならS1504へ移行する。S1503で、通信制御部1411は、接続方法として無線LANを選択し、S1505へ移行する。
一方、S1504で、通信制御部1411は、接続方法としてWiFi−Directを選択し、S1505へ移行する。S1505で、通信制御部1411は、前ステップ(S1503又はS1504)で選択した接続方法と、接続方法に対応する接続情報をICタグに書き込む。ICタグへの書き込みの詳細は上記第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態によれば、通常は情報処理装置130が最も利用できる可能性が高い接続方法をハンドオーバーで用いつつ、当該接続方法を利用することで不都合が発生する場合は別の接続方法を用いて不都合を回避することができる。
<第5の実施形態>
以下では、図16及び図17を参照して、本発明の第5の実施形態について説明する。本実施形態は、上記第1乃至第4の実施形態の変形例であり、通信制御部307がサポートする接続方法が何らかの理由で利用できなくなった場合、利用可能な接続方法の中から代わりの接続方法を選択するものである。本実施形態は、上記第1の実施形態との差異を中心とした記載を行い、上記第1の実施形態と同様の部分については説明を省略する。本実施形態における通信システムの概略図は、上記第1の実施形態と同様に、図1で示すものとする。また、情報処理装置130、及び画像形成装置140のハードウェア構成は上記第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。
<ソフトウェア構成>
図16を参照して、本実施形態における通信システム100のソフトウェアの構成について説明する。情報処理装置130は、アプリケーション400を有する。アプリケーション400は、通信制御部401、及びNFC制御部402から構成される。アプリケーション400、通信制御部401、及びNFC制御部402は、上記第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。画像形成装置140は、通信制御部1611、NFC制御部1612、及び接続方法監視部1613から構成される。
接続方法監視部1613は、通信制御部307を用いて、通信制御部307がサポートする接続方法が利用可能な状態か否か監視する。具体的には、コネクタやアクセスポイント120との接続状況、画像形成装置140の機体設定における機能の有効/無効などを常時監視している。例えば、コネクタからLANケーブルが抜ければ有線LANが利用不可、アクセスポイント120との接続が切れれば無線LANが利用不可、画像形成装置140の機体設定でWiFi−Directが無効にされればWiFi−Directが利用不可、となる。そして接続方法監視部1613は、接続方法の利用可能状況に変化があれば、それをNFC制御部1612に通知する。通信制御部1611は、通信制御部307を介して、通信制御部401との通信を行う。NFC制御部1612は、ハンドオーバーで用いる接続方法と、接続方法に関する接続情報をNFC通信部310のICタグに書き込む。
また、NFC制御部1612は、接続方法監視部1613から通知を受けた際、ハンドオーバーで用いる接続方法として選択している接続方法が利用不可であるか確認する。そして、利用不可であれば、選択した接続方法が利用不可となった旨を表示部306に表示しつつ、必要に応じて利用可能な接続方法の中から適切な接続方法を再選択して、ICタグに接続方法及び接続情報を書き込む。また、NFC制御部1612は、利用可能な接続方法が残っていなければ、ICタグから接続方法及び接続情報を消去する。本実施形態では、通信制御部307がサポートする接続方法のうち、ハンドオーバーで用いることができる接続方法が無線LANとWiFi−Directの2つである。よって、どちらか一方が利用不可となった場合、他方が利用可能であれば、そちらが接続方法として再選択される。
<画像形成装置の処理>
図17を参照して、本実施形態における画像形成装置140のNFC制御部1612の処理手順について説明する。本処理は、接続方法監視部1613から利用可能状況の通知を受けた際に開始される。なお、以下で説明する処理は、システム制御部301がROM302、外部記憶装置309に格納されている制御プログラムをRAM203に読み出して実行することにより実現される。
S1701で、接続方法監視部1613は、全ての接続方法が利用不可と通知されたか否かを判定する。全て利用不可ならS1705へ移行し、そうでなければS1702へ移行する。S1702で、接続方法監視部1613は、選択した接続方法が利用不可と通知されたか確認する。利用不可であればS1703へ移行し、利用可能であればS1707へ移行する。なお、選択した接続方法は、上記第1乃至第4の実施形態で選択した接続方法であり、後述のS1704で再選択する接続方法とは異なる。
S1703で、接続方法監視部1613は、表示部306に選択した接続方法が利用できなくなった旨を表示する。そしてS1704へ移行する。S1704で、接続方法監視部1613は、接続方法を再選択してROM302に記憶する。そして、再選択した接続方法と対応する接続情報をICタグに書き込み、本処理を終了する。本実施形態では、無線LANとWiFi−Directのうち、接続方法として選択していた方が利用不可となり、もう片方が利用可能な場合に本ステップを通過する。よって、本ステップでは利用可能な方を接続方法として再選択し、再選択した接続方法と接続情報をICタグに書き込む。
S1705で、接続方法監視部1613は、表示部306に選択した接続方法が利用できなくなった旨を表示し、S1706へ移行する。S1706で、接続方法監視部1613は、ハンドオーバーを行うことができないので、ICタグから接続方法と接続情報を消去する。そして本処理を終了する。一方、S1707で、接続方法監視部1613は、接続方法を再選択して、接続方法と接続情報をICタグに書き込み、本処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、画像形成装置140の接続方法が利用できなくなった場合も、適切な接続方法を用いてハンドオーバーを行うことができる。
<その他の実施形態>
本発明は、上記実施形態に限らず様々な変形が可能である。例えば、図18で示す通信システム1800のような、画像形成装置140がアクセスポイント120を介さずネットワーク110と有線LANで繋がっている場合が考えられる。この場合、画像形成装置140は、ハンドオーバーで用いる接続方法として、無線LANの代わりに有線LANを用いることができる。しかし、ハンドオーバーで用いる接続方法として有線LANを用いる場合も、情報処理装置130は無線通信でネットワーク110に接続するため、接続情報としてネットワーク110に繋がったアクセスポイント120の情報を書き込む必要がある。けれど、画像形成装置140は、アクセスポイント120を介さずに有線でネットワーク110と繋がっているため、画像形成装置140のネットワーク設定からアクセスポイント120の情報を取得することはできない。
そこで本実施形態では、画像形成装置140が有線LANでネットワーク110と繋がっている場合に接続情報として用いるアクセスポイントの情報を、画像形成装置140に設定する構成を設ける。具体的には、ユーザが操作部305からハンドオーバー用アクセスポイントの設定を指示した場合、画像処理装置140は、表示部306にアクセスポイント情報入力画面を表示して、ユーザからのアクセスポイント情報の入力を受け付ける。画像形成装置140は、ハンドオーバーで有線LANを用いる際に、接続情報としてユーザから入力されたアクセスポイント情報を用いるものとする。なお、アクセスポイント情報入力画面は、アクセスポイントを入力するためだけの画面であってもよいし、例えば図5や図19に示すような接続方法選択の一部として入力を可能としたものであってもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:通信システム、110:ネットワーク、120:アクセスポイント、130:情報処理装置、140:画像形成装置、400:アプリケーション、401:通信制御部、402:NFC制御部、411:通信制御部、412:NFC制御部

Claims (9)

  1. 画像形成装置であって、
    近距離無線通信部と、
    前記画像形成装置が外部のアクセスポイントに接続する第1の無線モードと、前記画像形成装置がアクセスポイントとして動作する第2の無線モードとを有する無線通信部と、
    前記第1の無線モードに対応し、外部のアクセスポイントの情報を含む第1の接続情報と、前記第2の無線モードに対応する第2の接続情報のいずれを前記近距離無線通信部に書き込むかをユーザが設定するための設定画面を表示する表示手段と、
    前記第1の接続情報と前記第2の接続情報のうち、前記近距離無線通信部に書き込むと前記設定画面によって設定された接続情報を前記近距離無線通信部に書き込む書込手段とを備え、
    前記近距離無線通信部に書き込まれている接続情報は、外部装置によって読み取られることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置において前記第2の無線モードを利用できない場合、前記表示手段は、前記近距離無線通信部に書き込む接続情報としてユーザが前記第2の接続情報を設定できない状態で前記設定画面を表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1の接続情報には、前記画像形成装置が接続中のアクセスポイントの情報が含まれることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1の接続情報には、ユーザに設定されたアクセスポイントの情報が含まれることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2の接続情報には、前記第2の無線モードに対応するアクセスポイントの情報が含まれることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記近距離無線通信部は、NFCに基づく通信を実行することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2の無線モードは、Wi−Fi Directによる無線通信を実行するモードであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 近距離無線通信部と、画像形成装置が外部のアクセスポイントに接続する第1の無線モードと、前記画像形成装置がアクセスポイントとして動作する第2の無線モードとを有する無線通信部と、を備える前記画像形成装置の制御方法であって、
    選択手段が、前記第1の無線モードに対応し、外部のアクセスポイントの情報を含む第1の接続情報と、前記第2の無線モードに対応する第2の接続情報のいずれを前記近距離無線通信部に書き込むかをユーザが設定するための設定画面を表示する表示工程と、
    書込手段が、前記第1の接続情報と前記第2の接続情報のうち、前記近距離無線通信部に書き込むと前記設定画面によって設定された接続情報を前記近距離無線通信部に書き込む書込工程とを実行し、
    前記近距離無線通信部に書き込まれている接続情報は、外部装置によって読み取られることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  9. 近距離無線通信部と、画像形成装置が外部のアクセスポイントに接続する第1の無線モードと、前記画像形成装置がアクセスポイントとして動作する第2の無線モードとを有する無線通信部と、を備える前記画像形成装置の制御方法における各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記制御方法は、
    選択手段が、前記第1の無線モードに対応し、外部のアクセスポイントの情報を含む第1の接続情報と、前記第2の無線モードに対応する第2の接続情報のいずれを前記近距離無線通信部に書き込むかをユーザが設定するための設定画面を表示する表示工程と、
    書込手段が、前記第1の接続情報と前記第2の接続情報のうち、前記近距離無線通信部に書き込むと前記設定画面によって設定された接続情報を前記近距離無線通信部に書き込む書込工程とを含み、
    前記近距離無線通信部に書き込まれている接続情報は、外部装置によって読み取られることを特徴とするプログラム。
JP2014232939A 2014-11-17 2014-11-17 近距離無線通信部を備える画像形成装置、その制御方法、及びプログラム Active JP6302399B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014232939A JP6302399B2 (ja) 2014-11-17 2014-11-17 近距離無線通信部を備える画像形成装置、その制御方法、及びプログラム
KR1020150156340A KR101935084B1 (ko) 2014-11-17 2015-11-09 화상 형성 장치, 그 제어 방법 및 기억 매체
US14/938,127 US10225715B2 (en) 2014-11-17 2015-11-11 Image forming apparatus, method of controlling the same, and storage medium
US16/245,530 US10659942B2 (en) 2014-11-17 2019-01-11 Image forming apparatus that performs handover, method of controlling the same, and storage medium
US16/846,881 US11190921B2 (en) 2014-11-17 2020-04-13 Image forming apparatus that performs handover, method of controlling the same, and storage medium
US17/517,860 US11825393B2 (en) 2014-11-17 2021-11-03 Image forming apparatus that performs handover, method of controlling the same, and storage medium
US18/485,829 US20240040358A1 (en) 2014-11-17 2023-10-12 Image forming apparatus that performs handover, method of controlling the same, and storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014232939A JP6302399B2 (ja) 2014-11-17 2014-11-17 近距離無線通信部を備える画像形成装置、その制御方法、及びプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016093980A JP2016093980A (ja) 2016-05-26
JP2016093980A5 JP2016093980A5 (ja) 2016-09-15
JP6302399B2 true JP6302399B2 (ja) 2018-03-28

Family

ID=55962839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014232939A Active JP6302399B2 (ja) 2014-11-17 2014-11-17 近距離無線通信部を備える画像形成装置、その制御方法、及びプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (5) US10225715B2 (ja)
JP (1) JP6302399B2 (ja)
KR (1) KR101935084B1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6668610B2 (ja) * 2014-06-19 2020-03-18 株式会社リコー プログラム、情報処理装置、情報処理システム、及び情報処理方法
JP6341786B2 (ja) * 2014-07-24 2018-06-13 キヤノン株式会社 印刷装置、印刷装置の制御方法、プログラム及び印刷システム
US9800762B2 (en) * 2015-03-03 2017-10-24 Ricoh Company, Ltd. Non-transitory computer-readable information recording medium, information processing apparatus, and communications system
KR102341149B1 (ko) * 2015-04-28 2021-12-20 삼성전자주식회사 전자 장치 운용 방법 및 이를 지원하는 전자 장치
US10397837B2 (en) * 2015-05-22 2019-08-27 Lg Electronics Inc. Method and device for performing session handover in wireless communication system
JP6714813B2 (ja) * 2015-11-27 2020-07-01 セイコーエプソン株式会社 電子機器、無線通信方法、及びプログラム
JP6766645B2 (ja) * 2016-12-28 2020-10-14 ブラザー工業株式会社 通信装置
JP6991765B2 (ja) * 2017-07-25 2022-01-13 キヤノン株式会社 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP7027084B2 (ja) * 2017-09-14 2022-03-01 キヤノン株式会社 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
CN109062581B (zh) * 2018-07-18 2023-07-25 珠海奔图电子有限公司 终端设备侧的驱动程序的处理方法、装置和设备
JP7155000B2 (ja) * 2018-12-27 2022-10-18 キヤノン株式会社 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
JP7087053B2 (ja) * 2020-12-18 2022-06-20 キヤノン株式会社 放射線撮影装置、放射線撮影システム、放射線撮影方法、及びプログラム

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20050130647A1 (en) * 2003-10-22 2005-06-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Wireless lan system, communication terminal and communication program
JP2009211644A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Seiko Epson Corp カートリッジ回収用システム及びカートリッジ回収用システムの制御方法
WO2011065007A1 (ja) * 2009-11-30 2011-06-03 パナソニック株式会社 携帯型通信装置、通信方法、集積回路、プログラム
KR101807286B1 (ko) * 2011-02-11 2017-12-08 삼성전자주식회사 근거리 통신을 이용한 휴대 단말기의 기능 수행 방법 및 장치
JP2013157736A (ja) * 2012-01-27 2013-08-15 Canon Inc 通信装置、通信装置の制御方法、プログラム
JP5941300B2 (ja) * 2012-03-05 2016-06-29 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム
JP5857850B2 (ja) * 2012-03-30 2016-02-10 ブラザー工業株式会社 通信装置
US8995903B2 (en) 2012-07-25 2015-03-31 Gopro, Inc. Credential transfer management camera network
KR101975992B1 (ko) * 2012-09-26 2019-05-08 에이치피프린팅코리아 유한회사 Wi­Fi Direct를 지원하는 화상형성장치 및 그것의 인터넷 접속 제어 방법
JP6169868B2 (ja) * 2013-03-19 2017-07-26 Necプラットフォームズ株式会社 無線通信装置、通信システム及び通信方法
JP5838988B2 (ja) * 2013-03-28 2016-01-06 ブラザー工業株式会社 通信プログラムおよび通信装置
KR102039522B1 (ko) * 2013-06-03 2019-11-26 휴렛-팩커드 디벨롭먼트 컴퍼니, 엘.피. 근거리 무선 통신(nfc)을 이용한 nfc 태그의 기록방법 및 장치
JP6264815B2 (ja) * 2013-09-30 2018-01-24 ブラザー工業株式会社 通信装置
JP6207330B2 (ja) * 2013-10-02 2017-10-04 キヤノン株式会社 通信装置、データ処理装置、その制御方法、プログラム
JP6071949B2 (ja) * 2014-06-25 2017-02-01 キヤノン株式会社 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム
US9635491B2 (en) * 2014-07-10 2017-04-25 Sap Se Transient mobile application capture in a restricted area
JP6190342B2 (ja) * 2014-09-04 2017-08-30 キヤノン株式会社 通信システム、通信装置及びその制御方法、並びにプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US10225715B2 (en) 2019-03-05
US20240040358A1 (en) 2024-02-01
US20200245116A1 (en) 2020-07-30
US20220060874A1 (en) 2022-02-24
JP2016093980A (ja) 2016-05-26
KR101935084B1 (ko) 2019-01-03
US10659942B2 (en) 2020-05-19
KR20160058685A (ko) 2016-05-25
US20190149971A1 (en) 2019-05-16
US20160142581A1 (en) 2016-05-19
US11825393B2 (en) 2023-11-21
US11190921B2 (en) 2021-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6302399B2 (ja) 近距離無線通信部を備える画像形成装置、その制御方法、及びプログラム
USRE49283E1 (en) Mobile terminal device, and method and computer readable medium for the same
US10868939B2 (en) Image processing apparatus having connection information transmission, method of controlling the same, and storage medium
US20220039020A1 (en) Information processing apparatus, method of controlling information processing apparatus, and storage medium
US9575701B2 (en) Image forming apparatus using Wi-Fi handover technique, control method therefor, and storage medium
US10353653B2 (en) Information processing terminal, information processing method, and non-transitory computer-readable medium for specifying a position of a printer, measuring a distance range in plural communication modes
US10491764B2 (en) Information-processing apparatus, control method of information-processing apparatus, program, recording medium, portable terminal, and information-processing system
US20140268209A1 (en) Information processing apparatus, information processing terminal, and method of controlling the same
US10496344B2 (en) Printing apparatus capable of performing near field wireless communication, method for controlling printing apparatus, and storage medium
US20160301815A1 (en) Information processing system, mobile terminal, and method of controlling the same
US10306101B2 (en) Information processing apparatus capable of establishing connection with internet based on first communication method and connection with external apparatus based on second communication method in parallel, and control method
KR20160012924A (ko) 직접 무선통신기능을 갖는 인쇄장치, 인쇄장치의 제어 방법 및 기억매체
US20230229367A1 (en) Information processing apparatus having a plurality of lines, control method therefor, and storage medium
US10251039B2 (en) Information processing apparatus, method for controlling information processing apparatus, and storage medium
JP2015103975A (ja) 画像読取システム、画像読取装置、情報処理装置、それらの制御方法、及びプログラム
JP2017118279A (ja) 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160727

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160727

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170428

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170623

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171127

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20171204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180302

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6302399

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151