JP6301674B2 - 連結プロテクタおよびプロテクタ付きワイヤハーネス - Google Patents
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Description
この発明により、複数のプロテクタを連結して、広範囲にわたって連続的にワイヤハーネスを所望の形状に保持することができる。
これに対して、プロテクタの挿嵌部を、他のプロテクタの被挿嵌部に挿嵌可能にテーパ形状に形成することで、挿嵌部を被挿嵌部に押し込むだけで、プロテクタ同士を連結することができる。したがって、プロテクタは、爪などの連結手段を備えることなく、簡素な構成で連結することができる。
なお、挿嵌部と被挿嵌部とは、挿嵌状態において、挿嵌部の外面と被挿嵌部の内面とが当接するものであり、互いが相似の関係であれば、略円形や略矩形など、様々な形状に形成することができる。
詳述すると、挿嵌部と被挿嵌部とが相似形状でない場合、例えば、断面略円形に形成した挿嵌部に対して、被挿嵌部が断面略正方形であり、挿嵌状態における挿嵌部と被挿嵌部とが内接する大きさである場合、挿嵌部の外面と被挿嵌部の内面とは点または線で接触する。
この発明により、プロテクタをワイヤハーネスに、より容易に装着することができる。
詳述すると、プロテクタは、対称形状である2分割プロテクタで構成したことにより、ワイヤハーネスに装着する際に、2分割プロテクタの向きを容易に合わせることができる。
この発明により、連結プロテクタ付きワイヤハーネスは、連結プロテクタを装着した範囲を、該連結プロテクタによって、ワイヤハーネスを広範囲にわたって所望の形状に保持して剛性を高めることができるため、例えば、インパネリインフォースにプロテクタ付きワイヤハーネスを搭載する場合、プロテクタ付きワイヤハーネスが撓むことがなく、搭載作業を容易に行うことができる。
図1は、プロテクタ10の斜視図を示し、図2は、中心軸CLに沿って切断したプロテクタ10の縦断面図を示し、図3は、ワイヤハーネス20に分割プロテクタ11,11を装着する様子をあらわす斜視図を示している。
なお、プロテクタ10は、合成樹脂製であり、少なくとも挿嵌部12aと被挿嵌部12bとに弾性を備えている。
したがって、切欠き部14は、分割プロテクタ11に2つずつ形成されており、分割プロテクタ11,11を組み付けたプロテクタ10に、対向する位置に4つ形成されている。
なお、本実施形態におけるワイヤハーネス20は、インパネリインフォース30に搭載するインパネワイヤハーネスであり、図5に示すように、主要な経路である幹線21から枝線22が分岐している。上記切欠き部14は、この枝線22を挿通可能な大きさに形成されている。
なお、リインフォース30は、上述するようなリインフォース30に限らず、様々な形状、形態のリインフォースであってもよい。
プロテクタ付きワイヤハーネス1の製造方法は、ワイヤハーネス20にプロテクタ10を装着する装着作業と、該装着作業で装着された複数のプロテクタ10を連結する連結作業とをこの順に行う。
装着作業を繰り返して、所望の数のプロテクタ10を、挿嵌部12aと被挿嵌部12bとの向きを揃えながら幹線21に装着して、長手方向Lに並べる。
本実施形態におけるプロテクタ10は、長手方向Lにおける一端側に挿嵌部12aを設け、他端側に、他のプロテクタ10の挿嵌部12aを挿嵌可能な被挿嵌部12bを設けたことにより、複数のプロテクタ10を連結して、所望の長さの連結プロテクタ10Aを構成し、広範囲にわたって連続的にワイヤハーネス20を所望の形状に保持することができる。
したがって、プロテクタ10は、爪などの連結手段を備えることなく、簡素な構成で連結することができる。
例えば、剛性を高めたい幹線21の長さに応じた長尺状の長尺プロテクタを製作した場合、異なる車種に搭載されるワイヤハーネスは、剛性を高めたい幹線に、必ず長尺プロテクタを流用できるとは限らない。さらに、長尺プロテクタは、ワイヤハーネスに装着する、または挿通する作業が困難である。
この発明の連結プロテクタ付きワイヤハーネスは、実施形態のプロテクタ付きワイヤハーネス1に対応し、
以下同様に、
プロテクタおよびプロテクタ本体は、プロテクタ10に対応し、
以下同様に、
分割プロテクタおよび2分割プロテクタは、分割プロテクタ11に対応し、
電線は、被覆電線20aに対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
10…プロテクタ
10A…連結プロテクタ
11…分割プロテクタ
12…連結部分
12a…挿嵌部
12b…被挿嵌部
13…ロック構造
13a…ロック部
13b…被ロック部
14…切欠き部
15…当接部
20…ワイヤハーネス
20a…被覆電線
21…幹線
22…枝部
30…インパネリインフォース
31…リインフォース本体
31a…メインパイプ
31b…サブパイプ
31c…テーパ部
32…ブレース
33…エクステンション
L…長手方向
CL…中心軸
Claims (4)
- 複数の電線を束ねて構成したワイヤハーネスの貫通を許容する中空状のプロテクタ本体を有し、
長手方向における一端側に挿嵌部が設けられ、
他端側に、前記長手方向に直交する断面が、前記挿嵌部より大きい被挿嵌部が設けられたプロテクタを、前記長手方向に沿って複数配置し、前記挿嵌部を隣り合う他のプロテクタの前記被挿嵌部へ挿嵌して連結した連結プロテクタであって、
前記プロテクタは、
前記プロテクタ本体が、前記長手方向に沿って、周方向に分割した分割プロテクタを組み合わせて構成され、
前記挿嵌部と前記被挿嵌部とがテーパ状に形成され、
前記分割プロテクタの周方向における中間位置において、前記挿嵌部及び前記被挿嵌部の縁から前記被挿嵌部及び前記挿嵌部に向けてU字状に形成されるとともに、隣り合う他のプロテクタの前記被挿嵌部と前記挿嵌部とで、前記ワイヤハーネスの幹線から分岐する枝線が挿通する切欠き部が形成され、
前記分割プロテクタの前記一端側及び前記他端側に、
組み合せ状態において対向する分割プロテクタと当接する当接部から内側に突出し、対向する分割プロテクタと係止するロック部が備えられ、
前記他端側に備えられた前記ロック部が、
前記一端側に備えられた前記ロック部と前記長手方向に沿って所定の間隔で隔てられるとともに、前記被挿嵌部に形成された前記切欠き部の円頂部分よりも前記一端側に設けられた
連結プロテクタ。 - 前記挿嵌部と前記被挿嵌部とを相似形状に形成した
請求項1に記載の連結プロテクタ。 - 前記分割プロテクタを、対称形状となる2分割プロテクタで構成した
請求項1又は請求項2に記載の連結プロテクタ。 - 請求項1から3のうちいずれか一項に記載の連結プロテクタを前記ワイヤハーネスに装着した
連結プロテクタ付きワイヤハーネス。
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JP2014025848A JP6301674B2 (ja) | 2014-02-13 | 2014-02-13 | 連結プロテクタおよびプロテクタ付きワイヤハーネス |
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JP2014025848A JP6301674B2 (ja) | 2014-02-13 | 2014-02-13 | 連結プロテクタおよびプロテクタ付きワイヤハーネス |
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