JP6300758B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

この発明は、表示装置に関するものである。
自動車などの車両には、車室内の前部に各種の表示装置(車両用表示装置)が設けられている。
このような表示装置には、ケーシングの内部に、表示器とミラーとを設置し、表示器で表示した画像をミラーで反射させてケーシングの外部へ導くと共に、画像を、ケーシングの外部に設置されたコンバイナーへ投影して、コンバイナーの前方に画像を映し出させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−229782号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された表示装置には、以下のような問題があった。
即ち、ケーシングに対し、ミラーを両面テープや接着剤などで貼り付けて固定していたので、ミラーの貼り付けに手間が掛かっていた。また、両面テープなどを使用することでコストが掛かっていた。しかも、ケーシングに両面テープなどでミラーを貼り付ける固定方法は、両面テープなどの粘着力に依存した取付けとなるので、ミラーの取付状態や保持力が安定せず、また、ケーシングに対するミラーの取付位置精度を十分に高くすることができなかった。なお、ミラーの取付位置がズレた場合には、投影される画像が歪むことになり、また、ミラーの取付状態が安定しない場合には、ケーシングへの振動入力(車両の走行振動など)によって画像が簡単にブレてしまうことになる。
そこで、本発明は、上記した問題点を解決することを、主な目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、
ケーシングの内部に、表示器とミラーとを設置し、前記表示器で表示した画像を前記ミラーで反射させて前記ケーシングの外部へ導くと共に、前記画像を、前記ケーシングの外部に設置されたコンバイナーへ投影して、前記画像を映し出させるようにした表示装置において、
前記ミラーが、画像を反射させる反射部と、該反射部を前記ケーシングに取付ける取付片部と、を有し、
前記ケーシングが、前記ミラーの取付片部を取付ける取付構造部を有すると共に、
該取付構造部は、少なくとも、前記取付片部を圧入する圧入部と、
前記取付片部の圧入部からの外れを防止可能な抜止部と、を有し、
前記ミラーの取付片部が、前記反射部の側面に対し、前記圧入部への圧入方向に間隔を有して一対設けられ、
前記ケーシングの圧入部が、圧入方向の奥側の取付片部に対して設けられ、
圧入方向の手前側の取付片部の表面を保持する保持部が、前記一対の取付片部間の間隔と同じかそれよりも短い長さで前記ケーシングに設けられ、
前記抜止部が、前記保持部に表面を保持された手前側の前記取付片部の頂部の位置を、圧入方向とは反対側に係止可能に設けられたことを特徴としている。
本発明によれば、上記した取付片部取付構造部などの構成によって、コストや手間を掛けずにミラーに対する取付状態や保持力を安定させることができる。また、ケーシングへのミラーの組付作業を容易化すると共に、組付状態のバラ付きなども少なくすることができる。
実施例にかかる表示装置の側面図(縦断面図)である。 図1の斜視図である。 図2の一部を取り外して内部が見え易いようにした拡大図である。 図3のケーシングをミラーの見える方向から見た斜視図である。 ケーシングに対するミラーの取付状態を示す分解斜視図(図4を部分拡大した図)である。 図5のミラー設置部の平面図である。 図6の矢視線に沿った断面図である。 図7のミラーの取付け前の状態を示す図である。 圧入部の拡大図である。 抜止部の拡大図である。 ミラーに対する取付片部の別の設置例を示す正面図である。 幅方向圧入部を示す図6の部分拡大図である。 図12の部分拡大図である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図13は、この実施の形態を説明するためのものである。なお、以下の実施例では、前後方向は、車両前後方向を基準としている。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
自動車などの車両に対し、車室内の前部に、図1(〜図3)に示すような表示装置1(車両用表示装置)を設ける。
この表示装置1を、ケーシング2の内部に、表示器3とミラー4とを設置し、上記表示器3で表示した画像5を上記ミラー4で反射させて上記ケーシング2の外部へ導くと共に、上記画像5を、上記ケーシング2の外部に設置されたコンバイナー6へ投影して、コンバイナー6の前方に上記画像5(の虚像)を映し出させるものとする。
ここで、表示装置1は、例えば、HUD(ヘッドアップディスプレー装置)などとされる。ケーシング2は、樹脂製の筐体とされる(図4参照)。ケーシング2の内部には、前側に、表示器3を設置するための表示器設置部11が設けられると共に、後側に、ミラー4を設置するためのミラー設置部12が設けられる。ミラー4は、表示器3から離れた位置に、表示器3と対向させて配置されると共に、コンバイナー6へ向くように傾斜配置(後傾配置)されている。そして、ケーシング2の上面には、画像5を通すための開口部13が形成される。
表示器3は、例えば、液晶パネルや有機ELパネルなどの表示パネルやプロジェクターなどとすることができる。ミラー4は、樹脂製などの光学部品とされる。ミラー4は、正面視でほぼ横長の長方形状のものなどとされている。ミラー4の設置数は、単数でも複数でも良い。この場合には、ミラー4は、一枚のみ設置されている。画像5は、車両の運転に必要な情報などとされる。
コンバイナー6は、半透過性の反射板とされる。コンバイナー6は、ケーシング2と切り離して設けるようにしても良いが、この場合には、コンバイナー6は、ケーシング2の開口部13に対して開閉可能に取付けられる。この場合、コンバイナー6は、ケーシング2の開口部13の前縁部周辺に対してその前縁部周辺を、車幅方向14の軸をほぼ中心として回動可能に取付けられる。これにより、コンバイナー6は、その前縁部を中心として、後縁部が上下方向15に開閉可能とされる。画像5の虚像は、このコンバイナー6よりも前方の位置に結像される。
以上のような基本的な構成に対し、この実施例では、以下のような構成を備えるようにしている。
(1)取付片部と取付構造部について
図4〜図6(主に、図5参照)に示すように、上記ミラー4が、画像5を反射させる反射部21と、この反射部21を上記ケーシング2に取付ける取付片部22,23と、を有するものとされる。
上記ケーシング2が、上記ミラー4の取付片部22,23を取付ける取付構造部24を有するものとされる。
この取付構造部24は、少なくとも、上記取付片部22,23(この場合には、取付片部22となっている)を圧入する圧入部25と、
上記取付片部22,23(この場合には、取付片部23となっている)の圧入部25からの外れを防止可能な抜止部26と、を有するものとされる。
ここで、反射部21は、ミラー4の主要部を構成するものであり、正面視ほぼ横長の矩形状のもの(反射面)とされている。反射部21の表面には、鏡面反射膜が蒸着などによって形成される。反射部21の表面側は、この場合、コンバイナー6に投影される画像5に生じる歪みを矯正するために必要な形状の自由曲面などとされる。また、反射部21の裏面側は平坦面とされる。取付片部22,23は、反射部21の裏面側の平坦面の部分に対して一体に形成される。取付片部22,23は、反射部21の上下左右の辺のうちの、少なくとも一辺から突設される。
取付構造部24は、ケーシング2における取付片部22,23と対応する位置に設けられる。このうち、圧入部25は、取付片部22,23のいずれかに対して、少なくとも1箇所以上、複数箇所設けることができる。この場合には、圧入部25は奥側(例えば、下側)の取付片部22を軽圧入させるものとされる。
また、抜止部26は、ケーシング2における取付片部22,23と対応する位置に設けられる。このうち、抜止部26は、取付片部22,23のいずれかに対して、少なくとも1箇所以上、複数箇所設けることができる。この場合には、抜止部26は手前側(例えば、上側)の取付片部22を係止するものとされる。
(2)弾性爪片について
図7、図8に示すように(図9、図10の部分拡大図も併せて参照)、上記抜止部26が、上記圧入部25の圧入方向31の手前側の位置に設けられた弾性爪片32とされる。
ここで、圧入方向31は、この場合、ほぼ上下方向15とされる。より具体的には、上下方向15に対して、若干後傾した方向とされる。よって、「圧入部25の圧入方向31の手前側」は、この場合、圧入部25よりもほぼ上方の位置となる。但し、圧入方向31は、ほぼ上下方向15に限るものではない。
弾性爪片32は、その先端に取付片部22,23(この場合には、取付片部23となっている)の頂部23aに係止される爪部36を有している。この爪部36は、取付片部23に確実に係止されて外れ難くなるように、取付片部23の頂部23aとほぼ平行な係止面を有するものなどとされる。
(3)取付片部の片側2個設置について
上記ミラー4の取付片部22,23が、上記反射部21の側面に対し、上記圧入部25への圧入方向31に間隔41を有して一対設けられる。
上記ケーシング2の圧入部25が、圧入方向31の奥側の取付片部22に対して設けられる。
そして、圧入方向31の手前側の取付片部23の表面を保持する保持部42が、上記一対の取付片部22,23間の間隔41と同じかそれよりも短い長さ43で上記ケーシング2に設けられる。
上記抜止部26が、保持部42に表面を保持された手前側の上記取付片部23の頂部23aの位置を、圧入方向31とは反対側に係止可能に設けられる。
ここで、一対の取付片部22,23は、別個に設けても良い。または、大きな1つの取付片部を設けると共にその途中にスリットを設けて分割したようなものとしても良い。一対の取付片部22,23は、圧入方向31の長さを同じにしても良いし、または、圧入方向31の長さを異ならせても良い。圧入部25は、奥側の取付片部22(の奥側の部分)を肉厚方向44に対して圧入させるようになっている。そのために、圧入部25は、取付片部22を、肉厚方向44に対して挟着可能な挟着部45を有すると共に、挟着部45の内側奥部に、取付片部22の肉厚よりも僅かに狭い間隔に設定された一対の圧入用突起部46を有するものとされる。挟着部45は、その内側が取付片部22を導入し易くするための導入テーパ形状を有している。
また、保持部42は、弾性爪片32との間で手前側の取付片部23を保持するものとされる。保持部42の上部と手前側の取付片部23の下部とには、奥下がりのガイドテーパ部47,48が形成される。このガイドテーパ部47,48は、一対の取付片部22,23の間(の間隔41)の部分を保持部42へ嵌め合わせた後で、一対の取付片部22,23をほぼ下方へ向けて案内するためのものである。
そして、弾性爪片32は、手前側の取付片部23の裏面側にて、保持部42よりも上側の位置から、保持部42よりも下側の位置を通って手前側の取付片部23の頂部23aに達する上下折り返し形状などとされることにより(折返部49)、大きく弾性変形し得るようになっている。上記した爪部36は、弾性爪片32の上方へ向けて延びる先端部に設けられる。
(4)取付片部の左右対称配置について
図5に示すように、上記ミラー4の取付片部22,23が、上記反射部21に対して左右対称に配置される。
ここで、図11に示すように、ミラー4の取付片部22,23は、反射部21に対して左右対称とならないように配置することもできる。しかし、図5に示すように、ミラー4の取付片部22,23は、反射部21に対して左右対称に配置するのが最も好ましい。
(5)幅方向の位置決めについて
図5、図6に示すように、上記ミラー4の圧入方向31の奥側となる辺部51に対し、上記ミラー4の幅方向に対する位置決めが可能な幅方向位置決部53が設けられる。
ここで、ミラー4の幅方向は、上記した車幅方向14とほぼ一致するように設置される。幅方向位置決部53は、ミラー4の奥側となる辺部51における幅方向の中央部に設けられる。幅方向位置決部53は、取付片部22,23と同様の突片とされる。これに対し、ケーシング2には、幅方向位置決部53を収容保持可能なスリット状の収容穴55が設けられる。なお、幅方向位置決部53は、構造的には、ミラー4の幅方向の中間部に対して、中央部よりも左右のどちらか一方に偏った位置に設けることもできる。また、幅方向位置決部53は、複数設けることもできる。また、幅方向位置決部53は、収容穴55を圧入部25などとすることにより、上記した取付片部22として使用することもできる。
(6)幅方向の圧入について
図12、図13に示すように、上記ケーシング2の取付構造部24と、上記ミラー4の取付片部22,23(この場合には、取付片部23となっている)との間に、上記ミラー4の幅方向に対する圧入が可能な幅方向圧入部61が設けられる。
ここで、幅方向圧入部61は取付片部23を、軽圧入させるものとなっている。幅方向圧入部61は、上記した保持部42や圧入部25など、取付構造部24のどの部分に対して設けるようにしても良いが、この場合には、保持部42の側部に、手前側の取付片部23の側面に対して外側から圧接されるように設けられている。幅方向圧入部61は、左右一対設けられる。この幅方向圧入部61は、図13に示すように、保持部42と手前側の取付片部23との、一方に設けられたテーパ部65と、他方に設けられた平行部66とを有するものとされている。なお、幅方向圧入部61は、取付片部22,23に対して、少なくとも1箇所以上、複数箇所設けることができる。
<作用>以下、この実施例の作用について説明する。
表示装置1は、ケーシング2の内部に設置した表示器3が表示した画像5をミラー4で反射させて上記ケーシング2の外部へと導き、ケーシング2の外部に設置されたコンバイナー6へ投影することで、コンバイナー6の前方に画像5(の虚像)を映し出すことができる。このような表示装置1は、例えば、ヘッドアップディスプレー装置などとして使用することができる。
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(効果1)
ミラー4に対して取付片部22,23を設けると共に、ケーシング2に対して取付構造部24を設けた。これにより、取付構造部24に取付片部22,23を装着するだけでケーシング2へのミラー4の固定が可能となり、例えば、これまでのように、ケーシング2に両面テープや接着剤などでミラー4を貼り付けて固定したりする必要がなくなるため、その分、ミラー4の貼り付けの手間を削減することができる。また、両面テープなどを使用しないことによるコスト削減を図ることができる。しかも、ケーシング2に両面テープなどでミラー4を貼り付ける固定方法と比べて、両面テープなどの粘着力に依存しなくて済むので、ミラー4に対する取付状態や保持力が安定し、また、ケーシング2に対するミラー4の取付位置精度を格段に向上することができる。よって、投影される画像5が歪んだり、ケーシング2への振動入力によって画像5が簡単にブレたりするような不具合をなくすことができる。
なお、ミラー4の取付位置がズレた場合には、投影される画像5が歪むことになり、また、ミラー4の取付状態が安定しない場合には、ケーシング2への振動入力によって画像5が簡単にブレてしまうことになる。
そして、取付構造部24が圧入部25と抜止部26とを備えるようにした。これにより、圧入部25へ取付片部22を圧入して、抜止部26で取付片部23を押えることで、ミラー4をケーシング2に対して確実に固定することが可能となる。
この際、圧入部25へ取付片部22を圧入することで、ミラー4のガタ止めを行うことができる。また、抜止部26で取付片部23を押さえることで、圧入部25からの取付片部22の(圧入方向31とは反対方向への)抜けを確実に防止すると共にミラー4のガタ付きを押えることができる。更に、取付片部22が圧入部25へ所要量圧入された時に、取付片部23が抜止部26で押さえられることになるので、これによって、取付片部22の圧入量を一定に規定することができる。
なお、取付片部22,23は、ミラー4の少なくとも2つの辺に対して、それぞれ少なくとも1個以上有していれば良い。
(効果2)
抜止部26を弾性爪片32とすると共に、この弾性爪片32を圧入部25の圧入方向31の手前側となる位置に形成した。抜止部26は、弾性爪片32とされることで、大きく弾性変形できるものとなるため、ケーシング2に対してミラー4を組付けできる方向に制約が有るような場合でも、弾性爪片32の弾性変形能力を最大限に活用することで、上記した制約の範囲内で、圧入部25に圧入された取付片部22,23などを抜止部26で押える構造を成立させることが可能となる。
これによって、例えば、取付片部22を圧入部25へ圧入する際には、弾性爪片32が弾性変形によって大きく退避され、また、取付片部22の圧入部25への圧入後には、弾性爪片32がその弾性によって退避状態が復帰されて、弾性爪片32で取付片部23を圧入方向31とは反対側に移動不能に係止し、更に、圧入方向31に押圧保持させるようにすることができ、ミラー4を組付けできる方向に制約があっても対応することが可能となる。
(効果3)
ミラー4の反射部21の側面に対し、取付片部22,23が圧入方向31に対して片側二箇所設けられ、これに対応させて圧入部25が奥側の取付片部22に対して設けられるようにした。また、手前側の取付片部23については、保持部42を設けてその表面を面直方向に保持すると共に、抜止部26で、その頂部23aを係止するようにした。これにより、ミラー4を片側二箇所の取付片部22,23を用いて圧入方向31に安定して支持することができる。
また、取付片部22,23を圧入方向31に対して片側二箇所設けたことにより、組付けを二箇所に分けて行わせることができるので、それぞれの組付け範囲を狭くでき、その分、組付け精度を高めることができる。
そして、保持部42を、一対の取付片部22,23間の間隔41と同じかそれよりも短い長さ43にした。これにより、ミラー4の一対の取付片部22,23間の部分を、ケーシング2の保持部42へ圧入方向31とほぼ直交する方向から通すようにセットすることで、ケーシング2の圧入部25にミラー4の取付片部22を容易に圧入することができるようになり、しかも、短いストロークでミラー4をケーシング2に組付けることができるようになる。
その結果、ケーシング2へのミラー4の組付作業を容易化すると共に、組付状態のバラ付きなども少なくすることができる。
(効果4)
ミラー4の取付片部22,23を、反射部21に対して左右対称に配置した。これにより、ミラー4を左右均等に保持して安定して固定することができるようになる。
なお、ケーシング2の取付構造部24については、左右対称の取付片部22,23に合わせて左右対称に配置させるようにする。
(効果5)
ミラー4の圧入方向31の奥側となる辺部51に幅方向位置決部53を設けた。この幅方向位置決部53により、ミラー4の幅方向に対する位置決めを行うことができる。また、幅方向位置決部53を、ミラー4の圧入方向31の奥側となる辺部51に設けたことにより、ミラー4の圧入方向31に対する誤組付け(天地逆取付け)をなくすことができる。また、幅方向位置決部53は、ミラー4の面外方向への押えにもなるので、幅方向位置決部53によって、ミラー4の面外方向の変形を防止できる効果も期待できる。
(効果6)
ケーシング2の取付構造部24と、ミラー4の取付片部22,23との間に、幅方向圧入部61を設けた。これにより、ミラー4の幅方向に対する圧入が可能となる。よって、ミラー4の幅方向に対する振動にも強くなり、幅方向のガタ付きを防止することができると共に、ミラー4の幅方向に対する位置決めも行わせることができる。よって、全体として保持力が向上され、ガタ付き防止や位置決め精度についても一層向上させることができる。
また、奥側の取付片部22を肉厚方向44に対し圧入させ、手前側の取付片部23を幅方向に対して圧入させることで、取付片部22,23を各方向に対してバランス良く保持することができる。
以上、実施例を図面により詳述してきたが、実施例は例示にしか過ぎないものである。よって、本発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、複数の実施例や変形例が開示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
1 表示装置
2 ケーシング
3 表示器
4 ミラー
5 画像
6 コンバイナー
21 反射部
22 取付片部
23 取付片部
23a 頂部
24 取付構造部
25 圧入部
26 抜止部
31 圧入方向
32 弾性爪片
41 間隔
42 保持部
43 長さ
53 幅方向位置決部
61 幅方向圧入部

Claims (5)

  1. ケーシングの内部に、表示器とミラーとを設置し、前記表示器で表示した画像を前記ミラーで反射させて前記ケーシングの外部へ導くと共に、前記画像を、前記ケーシングの外部に設置されたコンバイナーへ投影して、前記画像を映し出させるようにした表示装置において、
    前記ミラーが、画像を反射させる反射部と、該反射部を前記ケーシングに取付ける取付片部と、を有し、
    前記ケーシングが、前記ミラーの取付片部を取付ける取付構造部を有すると共に、
    該取付構造部は、少なくとも、前記取付片部を圧入する圧入部と、
    前記取付片部の圧入部からの外れを防止可能な抜止部と、を有し、
    前記ミラーの取付片部が、前記反射部の側面に対し、前記圧入部への圧入方向に間隔を有して一対設けられ、
    前記ケーシングの圧入部が、圧入方向の奥側の取付片部に対して設けられ、
    圧入方向の手前側の取付片部の表面を保持する保持部が、前記一対の取付片部間の間隔と同じかそれよりも短い長さで前記ケーシングに設けられ、
    前記抜止部が、前記保持部に表面を保持された手前側の前記取付片部の頂部の位置を、圧入方向とは反対側に係止可能に設けられたことを特徴とする表示装置。
  2. ケーシングの内部に、表示器とミラーとを設置し、前記表示器で表示した画像を前記ミラーで反射させて前記ケーシングの外部へ導くと共に、前記画像を、前記ケーシングの外部に設置されたコンバイナーへ投影して、前記画像を映し出させるようにした表示装置において、
    前記ミラーが、画像を反射させる反射部と、該反射部を前記ケーシングに取付ける取付片部と、を有し、
    前記ケーシングが、前記ミラーの取付片部を取付ける取付構造部を有すると共に、
    該取付構造部は、少なくとも、前記取付片部を圧入する圧入部と、
    前記取付片部の圧入部からの外れを防止可能な抜止部と、を有し、
    前記ミラーの圧入方向の奥側となる辺部に対し、前記ミラーの幅方向に対する位置決めが可能な幅方向位置決部が設けられたことを特徴とする表示装置。
  3. ケーシングの内部に、表示器とミラーとを設置し、前記表示器で表示した画像を前記ミラーで反射させて前記ケーシングの外部へ導くと共に、前記画像を、前記ケーシングの外部に設置されたコンバイナーへ投影して、前記画像を映し出させるようにした表示装置において、
    前記ミラーが、画像を反射させる反射部と、該反射部を前記ケーシングに取付ける取付片部と、を有し、
    前記ケーシングが、前記ミラーの取付片部を取付ける取付構造部を有すると共に、
    該取付構造部は、少なくとも、前記取付片部を圧入する圧入部と、
    前記取付片部の圧入部からの外れを防止可能な抜止部と、を有し、
    前記ケーシングの取付構造部と、前記ミラーの取付片部との間に、前記ミラーの幅方向に対する圧入が可能な幅方向圧入部が設けられたことを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の表示装置であって、
    前記抜止部が、前記圧入部の圧入方向の手前側の位置に設けられた弾性爪片であることを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1ないし請求項のいずれか1項に記載の表示装置であって、
    前記ミラーの取付片部が、前記反射部に対して左右対称に配置されたことを特徴とする表示装置。
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