JP6300412B2 - 異常検出装置及び異常検出方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、電動機用ブレーキ電源の異常検出装置及び異常検出方法に関する。
専用の電源回路からの電源供給により制動状態を開放するブレーキを有する電動機がある。こうした電動機においては、ブレーキ電源回路(以下、電源回路)への開放指令信号の入力に対する電源回路からの開放アンサー信号の有無によって、電源回路の異常を検出している。また、電源回路にサーキットプロテクタを設け、サーキットプロテクタの故障接点で電源回路の異常を検出する場合もある。
しかしながら、開放アンサー信号の有無やサーキットプロテクタの故障接点による方法では、電源回路とブレーキとの間に断線が生じている場合や、ブレーキを開放できない程度の小さな電流が出力されている場合などには、電源回路の異常を適切に検出できないことがあった。このため、電動機のブレーキに用いられる電源回路では、異常検出の精度の向上が望まれる。
特許第4898159号
本発明の実施形態は、電動機のブレーキに用いられる電源回路の異常を高精度に検出できる異常検出装置及び異常検出方法を提供する。
本発明の実施形態によれば、電流検出部と異常判定回路を備えた異常検出装置が提供される。前記電流検出部は、開放指令信号の入力に応じて電源回路から電動機のブレーキに流れる電流を検出する。前記異常判定回路へは、前記電流検出部で検出された電流値が入力されるとともに、前記開放指令信号が入力され、前記開放指令信号が入力されている状態において、前記電流値が第1閾値より小さい状態である場合に、前記電源回路を異常と判定する。前記電源回路は、前記開放指令信号の入力から所定時間経過するまでの第1区間において、第1電圧を前記ブレーキに供給し、前記所定時間の経過から前記開放指令信号の入力の停止までの第2区間において、前記第1電圧よりも低い第2電圧を前記ブレーキに供給する。前記異常判定回路は、前記第1区間において、前記電流値が前記第1閾値より小さい状態である場合に、前記電源回路を異常と判定し、前記第2区間において、前記電流値が前記第1閾値よりも小さい第2閾値より小さい状態である場合に、前記電源回路を異常と判定する。
電動機のブレーキに用いられる電源回路の異常を高精度に検出できる異常検出装置及び異常検出方法が提供される。
実施形態に係る電動機システムを模式的に表すブロック図である。 図2(a)〜図2(c)は、実施形態に係る電動機システムの動作の一例を模式的に表すグラフ図である。 実施形態に係る電動機システムの動作の一例を模式的に表すフローチャートである。
以下に、各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係る電動機システムを模式的に表すブロック図である。
図1に表したように、電動機システム10は、電動機12と、電源回路14と、制御盤16と、異常検出装置20と、を備える。
電動機12は、電動機本体部30と、ブレーキ32と、を有する。電動機本体部30は、固定子30aと、回転子30bと、を有する。固定子30aは、回転子30bを回転可能に支持する。回転子30bは、電動機本体部30への電源供給により、固定子30aに支持された状態で回転する。
ブレーキ32は、電源回路14と電気的に接続されている。ブレーキ32は、電源回路14からの電源供給によって動作する。ブレーキ32は、電源回路14から電源が供給されていない状態で、回転子30bの回転を制動する。そして、ブレーキ32は、電源回路14からの電源供給に応じて回転子の制動状態を開放する(解除する)。すなわち、ブレーキ32は、いわゆる無励磁動作型(負作動型)である。
ブレーキ32は、例えば、バネなどの弾性体によってブレーキパッドを回転子30bに押し付けることにより、電源を供給されていない状態において回転子30bの回転を制動する。そして、ブレーキ32は、例えば、電磁石によってブレーキパッドの押し付け状態を解除することにより、電源供給に応じて回転子30bの制動状態を開放する。ブレーキ32の構造は、上記に限ることなく、電源供給に応じて回転子30bの制動状態を開放することができる任意の構造でよい。
電動機12は、例えば、誘導電動機である。すなわち、電動機12は、ブレーキ付きの誘導電動機である。電動機12は、例えば、同期電動機などの他の交流電動機でもよいし、直流電動機などでもよい。
電源回路14は、電源4と電気的に接続されている。電源回路14は、電源4から供給される電源を電動機12のブレーキ32の動作に必要な電源に変換し、変換後のブレーキ解放動作に必要な電源をブレーキ32に供給する。
この例において、電源4は、交流電源である。電源4は、例えば、200V(実効値)〜400V(実効値)の交流電源である。電源回路14は、例えば、電源4から供給された交流電源を直流電源に変換してブレーキ32に供給する。電源回路14は、例えば、電源4から供給された交流電源をブレーキ解放動作に必要な直流電源に変換してブレーキ32に供給する。電源4は、単相交流でもよいし、三相交流でも良い。この例において、ブレーキ32は、直流駆動である。
この例では、電源4と電源回路14との間に、スイッチング素子18が設けられている。電源回路14は、スイッチング素子18を介して電源4と電気的に接続される。スイッチング素子18は、電源4の電源を電源回路14に供給するオン状態と、電源4から電源回路14への電源供給を遮断するオフ状態と、を切り替える。スイッチング素子18は、例えば、IGBTやパワーMOSFETなどの半導体スイッチでもよいし、リレーや開閉器などの機械式スイッチでもよい。
スイッチング素子18は、例えば、電源4と電気的に接続された第1主端子と、電源回路14と電気的に接続された第2主端子と、第1主端子と第2主端子との間に流れる電流を制御する制御端子と、を有する。なお、オフ状態は、例えば、電源回路14が動作しない程度の小さい電流が各主端子間に流れる状態でもよい。オン状態は、換言すれば、各主端子間に電流が流れる第1状態である。オフ状態は、換言すれば、各主端子間に流れる電流が第1状態よりも小さい第2状態である。
制御盤16は、電源回路14と電気的に接続されている。制御盤16は、電源回路14に開放指令信号OCSを入力する。電源回路14は、制御盤16からの開放指令信号OCSの入力に応じて、ブレーキ32に電力を供給する。制御盤16は、例えば、外部からの指示に応じて開放指令信号OCSを電源回路14に入力する。開放指令信号OCSは、例えば、制御盤16に操作部を設け、操作部の操作に応じて電源回路14に入力してもよい。開放指令信号OCSは、例えば、プログラムに基づく制御に応じて電源回路14に入力してもよい。開放指令信号OCSは、制御盤16からに限ることなく、他の装置などから電源回路14に入力してもよい。
異常検出装置20は、電流検出部22と、異常判定回路24と、を有する。電流検出部22は、電源回路14からブレーキ32に供給される電流を検出する。電流検出部22は、異常判定回路24と電気的に接続されている。電流検出部22は、電流の検出結果を異常判定回路24に入力する。電流検出部22には、例えば、変流器が用いられる。電流検出部22は、例えば、ブレーキ32に供給される電流を非接触で検出する。電流検出部22は、これに限ることなく、ブレーキ32に供給される電流を検出可能な任意の素子でよい。
異常判定回路24には、電流検出部22で検出された電流の電流値が入力されるとともに、開放指令信号OCSが入力される。この例では、異常判定回路24が、制御盤16内に設けられている。制御盤16から電源回路14に入力される開放指令信号OCSが、異常判定回路24にも入力される。異常判定回路24は、制御盤16と別に設けてもよい。異常判定回路24を制御盤16と別に設ける場合には、例えば、異常判定回路24を制御盤16に電気的に接続し、制御盤16から異常判定回路24に開放指令信号OCSを入力する。異常判定回路24は、例えば、制御盤16のプロセッサ内に設けられた1つの論理ブロックでもよい。
異常判定回路24は、電流検出部22で検出された電流と開放指令信号OCSとを基に、電源回路14の異常を検出する。異常判定回路24は、検出された電流の電流値に対して所定の閾値を設定する。異常判定回路24は、開放指令信号OCSが入力されている状態において、検出された電流の電流値が閾値より小さい場合に、電源回路14を異常と判定する。これにより、電源回路14の異常が検出される。
異常判定回路24は、スイッチング素子18の制御端子と電気的に接続されている。異常判定回路24は、例えば、制御端子に入力する電圧により、スイッチング素子18のオン状態とオフ状態とを切り替える。
異常判定回路24は、電源回路14の異常を検出した場合、スイッチング素子18をオフ状態にし、電源回路14への電源供給を停止させる。これにより、異常判定回路24は、電源回路14の異常を検出した場合に、電源回路14からブレーキ32への電源の供給を停止させる。換言すれば、異常判定回路24は、電源回路14の異常を検出した場合に、電源回路14の動作を停止させる。すなわち、異常判定回路24は、電源回路14の異常を検出した場合、ブレーキ32によって回転子30bの回転を制動する。
なお、ブレーキ32への電源供給の停止は、上記に限ることなく、例えば、電源回路14への開放指令信号OCSの入力を停止させることで行ってもよい。また、例えば、電源回路14と電動機12との間にスイッチング素子18を設け、スイッチング素子18をオフ状態にすることによって行ってもよい。
例えば、異常判定回路24が電源回路14の異常を検出した場合には、電動機12の電動機本体部30への電源供給を停止させる。これにより、ブレーキ32で制動された状態で、回転子30bに駆動力が加わり続けてしまうことを抑制することができる。例えば、電動機12の故障を抑制することができる。又は、本来ブレーキが動作すべきタイミングで、動作しない事に起因する事故を防ぐことができる。
異常判定回路24は、例えば、電源回路14の異常を検出した場合に、電源回路14の異常を報知してもよい。報知の態様は、ベル・ブザーなどの音やランプ表示などの光など、異常の報知が可能な任意の態様でよい。また、報知は、オペレータなどに対する報知でもよいし、制御盤16などの他のコントローラなどに対する報知でもよい。例えば、異常の検出を制御盤16に報知し、この報知に応答して制御盤16に電動機本体部30への電源供給を停止させてもよい。
図2(a)〜図2(c)は、実施形態に係る電動機システムの動作の一例を模式的に表すグラフ図である。
図2(a)〜図2(c)の横軸は、時間tである。
図2(a)の縦軸は、電源回路14及び異常判定回路24に入力される開放指令信号OCSである。
図2(b)の縦軸は、電源回路14からブレーキ32に供給される電力の電圧Vである。
図2(c)の縦軸は、電流検出部22で検出された電流Iである。
図2(a)及び図2(b)に表したように、電源回路14は、開放指令信号OCSの入力から所定時間経過するまでの第1区間T1において、第1電圧V1をブレーキ32に供給する。そして、電源回路14は、所定時間の経過から開放指令信号OCSの入力の停止までの第2区間T2において、第2電圧V2をブレーキ32に供給する。第2電圧V2の電圧値は、第1電圧V1の電圧値よりも低い。第1区間T1の所定時間は、例えば、1秒である。
第1電圧V1は、ブレーキ32を起動させるための、いわゆるフォーシング電圧である。第2電圧V2は、ブレーキ32を開放状態で保持するための、いわゆる保持電圧である。第1電圧V1は、例えば、100Vである。第2電圧V2は、例えば、24Vである。第1電圧V1及び第2電圧V2の値は、上記に限ることなく、ブレーキ32に対応させて任意に設定すればよい。また、例えば、フォーシング電圧と保持電圧との差が小さい場合などには、第2電圧V2に切り替えることなく、第1電圧V1を印加し続けてもよい。
図2(c)に表したように、異常判定回路24は、第1区間T1において、第1閾値Ip1を設定する。異常判定回路24は、第2区間T2において、第2閾値Ip2を設定する。第2閾値Ip2は、第1閾値Ip1よりも小さい。第1閾値Ip1は、例えば、ブレーキ32に第1電圧V1を印加した時の定格電流に応じて設定される。第2閾値Ip2は、例えば、ブレーキ32に第2電圧V2を印加した時の定格電流に応じて設定される。
異常判定回路24は、第1区間T1において、電流検出部22で検出された電流Is(以下、フォーシング電流Isと称す)の電流値が、第1閾値Ip1より小さい場合に、電源回路14を異常と判定する。
異常判定回路24は、第2区間T2において、電流検出部22で検出された電流Ir(以下、保持電流Irと称す)の電流値が、第2閾値Ip2より小さい場合に、電源回路14を異常と判定する。
また、異常判定回路24は、タイマ機能を有する。異常判定回路24は、フォーシング電流Isの電流値が第1閾値Ip1より小さいの状態が第1時間h1継続された場合に、電源回路14を異常と判定する。第1時間h1は、第1区間T1の時間よりも短い任意の値に設定される。例えば、第1区間T1が1秒である場合、第1時間h1は、0.5秒程度に設定される。これにより、例えば、フォーシング電流Isの立ち上がりの遅れを、電源回路14の異常として検出してしまうことなどを抑制することができる。例えば、電源回路14の異常の検出精度を高めることができる。
異常判定回路24は、保持電流Irの電流値が第2閾値Ip2より小さい状態が第2時間h2継続された場合に、電源回路14を異常と判定する。第2時間h2は、例えば、3秒以下程度に設定される。これにより、例えば、電源4の瞬時電圧低下などにともなう一時的な保持電流Irの低下を異常として検出してしまうことを抑制することができる。例えば、電源回路14の異常の検出精度をより高めることができる。
次に、本実施形態に係る電動機システム10の作用について説明する。
図3は、実施形態に係る電動機システムの動作の一例を模式的に表すフローチャートである。
図3に表したように、異常検出装置20の異常判定回路24は、開放指令信号OCSが入力されると、第1区間T1であるか否かの判定を行う(ステップS01)。
異常判定回路24は、例えば、開放指令信号OCSの入力のタイミングから計時を開始し、所定時間未満である場合に、第1区間T1と判定し、所定時間以上である場合に、第2区間T2と判定する。異常判定回路24は、例えば、開放指令信号OCSの入力のタイミングから1秒未満である場合に、第1区間T1と判定し、1秒以上である場合に、第2区間T2と判定する。
異常判定回路24は、第1区間T1であると判定すると、電流検出部22で検出された電流を基に、フォーシング電流Isの電流値が第1閾値Ip1より小さいか否かを判定する(ステップS02)。
異常判定回路24は、ステップS01において第2区間T2であると判定した場合、及び、ステップS02においてフォーシング電流Isの電流値が第1閾値Ip1以上と判定した場合、電流検出部22で検出された電流を基に、保持電流Irの電流値が第2閾値Ip2より小さいか否かを判定する(ステップS03)。
異常判定回路24は、保持電流Irの電流値が第2閾値Ip2以上と判定した場合、電源回路14が正常であると判定する(ステップS04)。
異常判定回路24は、ステップS02においてフォーシング電流Isの電流値が第1閾値Ip1より小さいと判定した場合、フォーシング電流Isの電流値が第1閾値Ip1より小さい状態が第1時間h1継続されたか否かを判定する(ステップS05)。
異常判定回路24は、第1閾値Ip1より小さいと判定したタイミングから第1時間h1の経過の前に、フォーシング電流Isの電流値が第1閾値Ip1以上となった場合には、ステップS01に戻り、再び第1区間T1であるか否かを判定する。
一方、異常判定回路24は、フォーシング電流Isの電流値が第1閾値Ip1より小さい状態が第1時間h1継続されたと判定した場合、電源回路14が異常であると判定する(ステップS06)。
また、異常判定回路24は、ステップS03において保持電流Irの電流値が第2閾値Ip2より小さいと判定した場合、保持電流Irの電流値が第2閾値Ip2より小さい状態が第2時間h2継続されたか否かを判定する(ステップS07)。
異常判定回路24は、第2閾値Ip2より小さいと判定したタイミングから第2時間h2の経過の前に、保持電流Irの電流値が第2閾値Ip2以上となった場合には、ステップS03に戻り、再び保持電流Irの電流値が第2閾値Ip2より小さいか否かを判定する。そして、異常判定回路24は、保持電流Irの電流値が第2閾値Ip2より小さい状態が第2時間h2継続されたと判定した場合、電源回路14が異常であると判定する。
異常判定回路24は、電源回路14を異常と判定した場合、スイッチング素子18をオフ状態にし、電源回路14からブレーキ32への電源の供給を停止させる。これにより、電源回路14の異常が検出された場合には、ブレーキ32によって回転子30bの回転を制動する。
このように、本実施形態に係る異常検出装置20では、ブレーキ32に供給される電流を電流検出部22で検出し、検出された電流を基に、電源回路14の異常を検出する。これにより、例えば、電源回路14とブレーキ32との間に断線が生じている場合や、ブレーキ32を開放できない程度の小さな電流が出力されている場合などにおいても、電源回路14の異常を適切に検出することができる。例えば、電源回路14とブレーキ32との間の断線を電源回路14の異常として検出することができる。従って、本実施形態に係る異常検出装置20では、電源回路14の異常を高精度に検出することができる。
また、上記のように、フォーシング電流Isの電流値が第1閾値Ip1より小さい状態が第1時間h1継続された場合に、電源回路14を異常と判定する。そして、保持電流Irの電流値が第2閾値Ip2より小さい状態が第2時間h2継続された場合に、電源回路14を異常と判定する。これにより、電源回路14の異常をより高精度に検出することができる。
例えば、電動機システム10をアーク炉に用いた場合には、電源回路14の異常によりブレーキ32が正常に動作せず、電極が炉体に接触してしまうことを抑制することができる。例えば、電極の折損を抑制することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
4…電源、10…電動機システム、12…電動機、14…電源回路、16…制御盤、18…スイッチング素子、20…異常検出装置、22…電流検出部、24…異常判定回路、30…電動機本体部、32…ブレーキ

Claims (4)

  1. 開放指令信号の入力に応じて電源回路から電動機のブレーキに供給される電流を検出する電流検出部と、
    前記電流検出部で検出された電流の電流値が入力されるとともに、前記開放指令信号が入力され、前記開放指令信号が入力されている状態において、前記電流値が第1閾値より小さい状態である場合に、前記電源回路を異常と判定する異常判定回路と、
    を備え
    前記電源回路は、前記開放指令信号の入力から所定時間経過するまでの第1区間において、第1電圧を前記ブレーキに供給し、前記所定時間の経過から前記開放指令信号の入力の停止までの第2区間において、前記第1電圧よりも低い第2電圧を前記ブレーキに供給し、
    前記異常判定回路は、前記第1区間において、前記電流値が前記第1閾値より小さい状態である場合に、前記電源回路を異常と判定し、前記第2区間において、前記電流値が前記第1閾値よりも小さい第2閾値より小さい状態である場合に、前記電源回路を異常と判定する異常検出装置。
  2. 前記異常判定回路は、前記第1区間において、前記電流値が前記第1閾値より小さい状態が第1時間継続された場合に、前記電源回路を異常と判定し、前記第2区間において、前記電流値が前記第2閾値より小さい状態が第2時間継続された場合に、前記電源回路を異常と判定する請求項1記載の異常検出装置。
  3. 前記異常判定回路は、前記電源回路の異常を判定した場合に、前記電源回路から前記ブレーキへの電源の供給を停止させる請求項1又は2に記載の異常検出装置。
  4. 開放指令信号の入力に応じて電源回路から電動機のブレーキに供給される電流を検出する工程であって、前記電源回路は、前記開放指令信号の入力から所定時間経過するまでの第1区間において、第1電圧を前記ブレーキに供給し、前記所定時間の経過から前記開放指令信号の入力の停止までの第2区間において、前記第1電圧よりも低い第2電圧を前記ブレーキに供給する工程と、
    前記開放指令信号が前記電源回路に入力されている状態において、前記第1区間において、前記電流値が前記第1閾値より小さい状態である場合に、前記電源回路を異常と判定し、前記第2区間において、前記電流値が前記第1閾値よりも小さい第2閾値より小さい状態である場合に、前記電源回路を異常と判定する工程と、
    を備えた異常検出方法。
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