JP6300122B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
遊技盤に形成された遊技領域に向けて遊技球を発射することによって遊技を行う遊技機であって、
前記遊技領域内に設けられた所定の入球口へ遊技球が入球した場合に、小当り判定を行う小当り判定手段と、
前記小当り判定の結果が小当りであった場合に、所定の可変入球口への入球が可能な小当り遊技を実行する小当り遊技実行手段と、
前記小当り遊技の遊技結果に関する信号を、前記遊技機外に設けられた遊技情報表示装置に出力する出力手段と、
前記可変入球口に遊技球が入球した場合に、前記小当り遊技中であるか否かを判断する判断手段と
を備え、
前記出力手段は、前記可変入球口に遊技球が入球した場合に、前記小当り遊技中であると判断すると、前記小当り遊技の遊技結果に関する信号として、前記小当り遊技の実行中に前記可変入球口へ入球したことを示す信号を出力する
ことを特徴とする。
または、
遊技盤に形成された遊技領域に向けて遊技球を発射することによって遊技を行う遊技機であって、
前記遊技領域内に設けられた所定の入球口へ遊技球が入球した場合に、大当り判定を行う大当り判定手段と、
前記大当り判定の結果が大当りであった場合に、所定の第1可変入球口への入球を可能とする大当り遊技を実行する大当り遊技実行手段と、
前記遊技領域内に設けられた所定の入球口へ遊技球が入球した場合に、小当り判定を行う小当り判定手段と、
前記小当り判定の結果が小当りであった場合に、所定の第2可変入球口への入球を可能とする小当り遊技を実行する小当り遊技実行手段と、
前記小当り遊技の遊技結果に関する信号を、前記遊技機外に設けられた遊技情報表示装置に出力する出力手段と
を備え、
前記出力手段は、前記第2可変入球口に入球したことだけを示す信号を出力する
ことを特徴とする。
A.パチンコ機の装置構成:
A−1.装置前面側の構成:
A−2.遊技盤の構成:
A−3.制御回路の構成:
B.遊技の進行態様:
C.遊技制御処理:
D.信号の外部出力:
E.データ表示機の装置構成:
F.データ表示機での表示内容:
G.変形例:
A−1.装置前面側の構成 :
図1は、本実施例のパチンコ機1の正面図である。図1に示すように、パチンコ機1の前面部には、前面枠4が設けられている。前面枠4の略中央部には窓部4aが形成されており、この窓部4aには合成樹脂製の透明板4bが嵌め込まれている。遊技者は、窓部4a(透明板4b)を通して奥側に配置される遊技盤20(図2参照)の遊技領域を視認可能である。また、前面枠4における窓部4aの右下方には、小窓部4cが形成されており、この小窓部4cには合成樹脂板等の透明板4dが嵌め込まれている。遊技者は、小窓部4c(透明板4d)を通して奥側に配置された遊技盤20のセグメント表示部を視認可能である。セグメント表示部とは、複数のLEDの組合せによって遊技に係る情報を表示する表示部である。セグメント表示部について、詳しくは後述する。
図2は、遊技盤20の盤面構成を示す説明図である。図2に示すように、遊技盤20の中央には略円形状の遊技領域21が形成されている。遊技領域21の周囲には、発射装置ユニット261(図3参照)から発射された遊技球を遊技領域21へ案内する遊技球通路が、外レール22と内レール23とによって形成されている。発射装置ユニット261から発射された遊技球は、この遊技球通路を通過して遊技領域21に放出される。
図3は、本実施例のパチンコ機1における制御回路の構成を示したブロック図である。図示されているようにパチンコ機1の制御回路は、多くの制御基板や、各種基板、中継端子板などから構成されている。詳しくは、遊技の基本的な進行に係る制御を司る主制御基板200と、遊技の演出に係る制御を司るサブ制御基板220と、サブ制御基板220の制御下で画像の表示や音声の出力に係る制御を司る画像音声制御基板230と、サブ制御基板220の制御下でランプの発光に係る制御を司るランプ制御基板226と、遊技球の貸し出しや払い出しに係る制御を司る払出制御基板240と、遊技球の発射に係る制御を司る発射制御基板260などから構成されている。これら制御基板は、各種論理演算および算出演算を実行するCPU(CPU201、221等)や、CPUで実行される各種プログラムやデータが記憶されているROM(ROM202、222等)、プログラムの実行に際してCPUが一時的なデータを記憶するRAM(RAM203、223等)、入出力用回路など、種々の周辺LSIがバスで相互に接続されて構成されている。
本実施例のパチンコ機1では、次のようにして遊技が進行する。上皿部7に遊技球が貯留された状態で発射ハンドル9が回転されると、上皿部7に貯留された遊技球が1球ずつ発射装置ユニット261に供給されて、図2を用いて前述した遊技領域21に発射される。遊技球を打ち出す強さは発射ハンドル9の回転角度に対応するので、遊技者は発射ハンドル9の回転角度を変化させることによって、遊技者は所望する領域に遊技球を流下させることができる。例えば、中央装置40(演出表示装置41)の左方の領域を流下するように遊技球を発射させる左打ちを行ったり、中央装置40(演出表示装置41)の右方の領域を流下するように遊技球を発射させる右打ちを行ったりすることができる。
上述した第1始動口24には左打ちされた遊技球が入球可能となっている。左打ちされた遊技球が第1始動口24に入球し、その入球した遊技球が第1始動口センサー24sによって検知されると、所定の判定乱数(後述する特図当り判定乱数、変動パターン選択乱数など)を取得し、該判定乱数に基づいて大当りであるか外れであるかを判定する大当り判定(以下「特図当り判定」ともいう)を行う。そして、この大当り判定の結果に基づいて、第1の特別図柄(以下「第1特図」という)を変動表示させた後に停止表示させる。また、上述した第2始動口25には右打ちされた遊技球が入球可能となっている。右打ちされた遊技球が第2始動口25に入球し、その入球した遊技球が第2始動口センサー25sによって検知されると、所定の判定乱数(後述する特図当り判定乱数、変動パターン選択乱数など)を取得し、該判定乱数に基づいて大当りであるか外れであるかを判定する大当り判定を行う。さらに、大当り判定の結果、外れであった場合には、該判定乱数に基づいて小当りであるか外れであるかを判定する小当り判定を行う。尚、上述したように、遊技球が第2始動口25に入球した場合も、第1始動口24に入球した場合と同様に大当り判定を行う。従って、第2始動口25への入球に伴う大当り判定も、第1始動口24への入球に伴う大当り判定と同様に、「特図当り判定」と称することがあるものとする。さらには、第2始動口25への入球に伴って行われる小当り判定についても、「特図当り判定」と称することがあるものとする。そして、これらの特図当り判定の結果に基づいて、第2の特別図柄(以下「第2特図」という)を変動表示させた後に停止表示させる。ここで、第1特図、第2特図について説明する。
遊技球が第1始動口24に入球すると、上述したように第1特図についての大当り判定や変動表示が行われるものの、これらの大当り判定や変動表示は、遊技球が第1始動口24に入球後に直ぐに行われるのではなく、取得された判定乱数を第1特図保留として一旦記憶する。そして、所定の条件が成立したら、記憶した第1特図保留に基づいて大当り判定や第1特図の変動表示を行う。このような第1特図保留は4個を上限として記憶される。第1特図保留の記憶数(第1特図保留数)は、セグメント表示部50の第1特図保留表示部53に表示される。すなわち、図4に示すように、第1特図保留表示部53には2個のLEDが配置されており、この第1特図保留表示部53では、2個のLEDのうち1個のLEDを点灯することで第1特図保留数が1個であることを示し、2個のLEDを点灯することで第1特図保留数が2個であることを示し、1個のLEDを点滅することで第1特図保留数が3個であることを示し、2個のLEDを点滅することで第1特図保留数が4個であることを示す。
本実施例のパチンコ機1では、予め記憶された変動パターン選択テーブルを参照して特別図柄の変動パターンが選択される。変動パターンとは、特別図柄(第1特図または第2特図)が変動表示を開始してから停止表示するまでの時間(変動時間)であり、各変動パターンには他の変動パターンと識別するための情報(変動パターンID)が付されている。また、変動パターン選択テーブルとは、複数の変動パターン(変動パターンID、変動時間)に上述した変動パターン選択乱数が割り振られたテーブルである。このような変動パターン選択テーブルを参照して、今回第1特図保留または第2特図保留として読み出した変動パターン選択乱数に対応する変動パターンを、今回の変動パターンとして決定する。
上述した普通図柄作動ゲート27は右打ちされた遊技球が通過可能となっている。右打ちされた遊技球が普通図柄作動ゲート27を通過し、その遊技球がゲートセンサー27sによって検知されると、所定の判定乱数(後述する普図当り判定乱数)を取得し、該判定乱数に基づいて普図当りであるか外れであるかを判定する普図当り判定を行う。そして、この普図当り判定の結果に基づいて、普通図柄を変動表示させた後に停止表示させる。図4に示すように、セグメント表示部50には、普通図柄を表示する普図表示部56が設けられており、普図表示部56には2個のLEDが配置されている。普通図柄は、普図表示部56において、2個のLEDのうち点灯するLEDを切り換えることによって変動表示され、2個のLEDのうち所定のLEDを点灯した状態とすることで停止表示される。本実施例のパチンコ機1では、普通図柄として、2個のLEDのうち左のLEDを点灯させた普図当り図柄と、右のLEDを点灯させた普図外れ図柄の2種類の図柄を停止表示可能である。普図当り判定の結果が普図当りである場合は普通図柄が普図当り図柄で停止表示され、普図当り判定の結果が普図外れである場合は普通図柄が普図外れ図柄で停止表示される。こうして普通図柄を当り図柄または外れ図柄で停止表示したら、停止表示された図柄を確定させるべく、図柄が停止表示された状態を所定の時間が経過するまで維持する表示(確定表示)を行う。そして、普通図柄が普図当り図柄で停止表示された場合は、第2始動口25が開放状態となった後に閉鎖状態となる普図当り遊技が行われる。
遊技球が普通図柄作動ゲート27を通過すると、普図当り判定や普通図柄の変動表示が行われるものの、これらの普図当り判定や変動表示は、遊技球が普通図柄作動ゲート27を通過後に直ぐに行われるのではなく、取得された判定乱数を普図保留として一旦記憶する。そして、所定の条件が成立したら、記憶した普図保留に基づいて普図当り判定や普通図柄の変動表示を行う。このような普図保留も4個を上限として記憶される。普図保留の記憶数(普図保留数)は、セグメント表示部50の普図保留表示部57に表示される。すなわち、図4に示すように、普図保留表示部57には2個のLEDが配置されており、この普図保留表示部57では、2個のLEDのうち1個のLEDを点灯することで普図保留数が1個であることを示し、2個のLEDを点灯することで普図保留数が2個であることを示し、1個のLEDを点滅することで普図保留数が3個であることを示し、2個のLEDを点滅することで普図保留数が4個であることを示す。尚、本実施例のパチンコ機1では、普図保留が記憶されている場合において、普通図柄の変動表示中、普通図柄の確定表示中、普図当り遊技中の何れでもなければ、最先に記憶された普図保留に係る普図当り判定および普通図柄の変動表示を行う。
上述したように、第1特図または第2特図が何れかの大当り図柄で停止表示されると、大入賞口28が開放状態となるラウンド遊技が複数回行われる大当り遊技を開始する。上述した大入賞口28には右打ちされた遊技球が入球可能となっている。このため、大当り遊技中は右打ちが行われることとなる。
上述したように、第1特図または第2特図が何れかの小当り図柄で停止表示されると、上記大当り遊技(又は上記ラウンド遊技)よりも短い所定時間(1秒)だけ大入賞口28が開放状態となる小当り遊技を開始する。小当り遊技では、小当り遊技の開始に伴って大入賞口28が開放状態とされ、その1秒経過後に閉鎖状態とされて小当り遊技が終了となる。本実施例のパチンコ機1では、遊技球が約0.6秒ごとに1個ずつ発射される。このため、1回の小当り遊技で1〜2個の入球が期待できる。
ここで、本実施例のパチンコ機1では、大当り判定において大当りと判定される確率に係る遊技状態と、第2始動口25への遊技球の入球頻度に係る遊技状態とが適宜設定される。これらのうち大当り判定において大当りと判定される確率に係る遊技状態は、「大当り判定において大当りと判定される確率が低い(99.9分の1の確率である)低確率状態」または「大当り判定において大当りと判定される確率が高い(9.9分の1の確率である)高確率状態」に設定される。また、第2始動口25への遊技球の入球頻度に係る遊技状態は、「第2始動口25への遊技球の入球頻度が低い非電サポ状態」または「第2始動口25への遊技球の入球頻度が高い電サポ状態」に設定される。
本実施例のパチンコ機1では、上述したような遊技の進行に合わせて、演出表示装置41に種々の画像を表示する演出を行う。例えば、演出表示装置41では、第1特図または第2特図の変動表示(図柄変動遊技)に合わせた各種の演出(以下「図柄変動演出」という)が行われる。すなわち、第1特図表示部51または第2特図表示部52にて特別図柄(第1特図または第2特図)の変動表示(図柄変動遊技)の開始タイミングと同期して、演出表示装置41においても3つの識別図柄41a,41b,41cの変動表示を一斉に開始し、その後、特別図柄の変動時間が経過するまで種々の態様で変動表示を行う。そして、特別図柄の変動表示の終了タイミング(特別図柄の停止表示)と同期して3つの識別図柄41a,41b,41cの変動表示を終了する。本実施例のパチンコ機1では、識別図柄として「1」〜「9」までの9つの数字を意匠化した図柄を表示可能である。
図7は、主制御基板200のCPU201が、遊技の進行に係る制御として行う遊技制御処理の大まかな流れを示したフローチャートである。遊技制御処理は、主制御基板200のCPU201によって、所定周期毎(例えば4msec毎)に発生するタイマ割り込みに基づき行われる。以下、フローチャートに従って、主制御基板200のCPU201が行う遊技進行制御処理について説明する。尚、以下の説明では、CPU201の初期化処理や、割り込み禁止処理、割り込み許可処理などの周知の処理については、その説明を省略している。
図7に示すように、主制御基板200のCPU201は遊技制御処理を開始すると先ず、出力処理(S100)を行う。本実施例のパチンコ機1では、各種処理において、サブ制御基板220を初めとする各種制御基板に向けて送信する各種コマンドをRAM203に確保された出力バッファに記憶する。出力処理(S100)では、このように出力バッファに記憶された各種コマンドを各種制御基板に向けて送信する。こうすることにより、例えば、サブ制御基板220では、遊技の進行に合わせた演出の制御が行われることになり、払出制御基板240では、払出モーター243を駆動して遊技球の払い出しが行われることとなる。また、遊技に関する情報やパチンコ機1の状態をパチンコ機1の外部で把握することができるように、これらの情報を示す信号を出力する。外部に出力する信号については、後ほど詳しく説明する。
主制御基板200のCPU201は、続いて、入力処理(S200)を行う。本実施例のパチンコ機1では上述したように、第1始動口24、第2始動口25、その他入球口30の何れかに遊技球が入球した場合は3個の遊技球が払い出され、大入賞口28に遊技球が入球した場合は13個の遊技球が払い出される。そこで、入力処理(S200)の処理では、これらの入球を検知するセンサー類(第1始動口センサー24sや、第2始動口センサー25s、大入賞口センサー28s、賞球検知センサー35s等)について、遊技球を検知したか否かを判断する。その結果、遊技球を検知している場合は、払い出す遊技球の数を示す払出コマンドを上述した出力バッファに記憶する。こうして出力バッファに記憶された払出コマンドは次回の出力処理(S100)で払出制御基板240に向けて送信される。
主制御基板200のCPU201は、続いて、乱数更新処理(S300)を行う。本実施例のパチンコ機1では上述したように、特図当り判定や普図当り判定は所定の判定乱数に基づいて行われる。詳しくは、特図当り判定は「特図当り判定乱数」に基づいて行われ、普図当り判定は「普図当り判定乱数」に基づいて行われる。また、本実施例のパチンコ機1における特別図柄の変動表示は変動パターンに基づいて行われるが、この変動パターンは「変動パターン選択乱数」に基づいて選択される。また、本実施例のパチンコ機1では、特図当り判定結果が大当りである場合は、100種類の大当り図柄のうち何れかの大当り図柄が停止表示され、特図当り判定結果が小当りである場合は、100種類の小当り図柄のうち何れかの小当り図柄が停止表示されるが、この大当り図柄または小当り図柄の種類は「図柄選択乱数」に基づいて選択される。乱数更新処理(S300)では、これらの乱数を更新する。尚、これらの乱数の更新は、乱数更新処理(S300)においてだけでなく、遊技制御処理を終了してから次の遊技制御処理を開始する(次のタイマ割り込み)までの期間にも行うこととしてもよい。また、乱数更新の専用回路を設けて、この専用回路で乱数を更新することとしてもよい。
主制御基板200のCPU201は、続いて、ゲートセンサー検出処理(S400)を行う。このゲートセンサー検出処理(S400)では、普図保留を記憶する処理が行われる。すなわち、主制御基板200のCPU201は先ず、ゲートセンサー27sの検知結果に基づいて、遊技球が普通図柄作動ゲート27を通過したか否かを判断する。その結果、遊技球が普通図柄作動ゲート27を通過した場合は、普図保留数が上限値である4個に達しているか否かを判断する。そして、普図保留数が4個に達していなければ、普図当り判定乱数を取得すると共に該普図当り判定乱数を普図保留として記憶する。普図保留は、記憶した順序を識別できるように、RAM203に確保された普図保留記憶領域に記憶される。尚、遊技球が普通図柄作動ゲート27を通過していなかった場合や、普図保留数が既に4個に達していた場合は、新たな普図保留は記憶しない。
主制御基板200のCPU201は、続いて、始動口等センサー検出処理(S450)を行う。この始動口等センサー検出処理(S450)では、第1特図保留、第2特図保留を記憶する処理が行われる。始動口等センサー検出処理(S450)については、後ほど詳しく説明する。
主制御基板200のCPU201は、続いて、普通動作処理(S500)を行う。この普通動作処理(S500)では、普通図柄を変動表示させたり、普図当り遊技を実行したりする処理が行われる。すなわち、主制御基板200のCPU201は先ず、普図当り遊技中、普通図柄の変動表示中、普通図柄の確定表示中の何れかであるか否かを判断する。その結果、普図当り遊技中、普通図柄の変動表示中、普通図柄の確定表示中の何れでもない場合は、上述の普図保留記憶領域に普図保留が記憶されているか否かを判断する。その結果、普図保留記憶領域に普図保留が記憶されている場合は、記憶されている普図保留のうち最先に記憶された普図保留を読み出す。そして、読み出した普図保留、すなわち、普図当り判定乱数に基づいて普図当り判定を行う。
主制御基板200のCPU201は、続いて、特別動作処理(S600)を行う。この特別動作処理(S600)では、特別図柄(第1特図または第2特図)を変動表示させたり、大当り遊技を実行したりする処理が行われる。特別動作処理(S600)については、後ほど詳しく説明する。
主制御基板200のCPU201は、続いて、保留数処理(S1100)を行う。この保留数処理(S1100)では、第1特図保留記憶領域に記憶されている第1特図保留の数、および、第2特図保留記憶領域に記憶されている第2特図保留の数を読み出して、これらの数を示す保留数伝達コマンドをRAM203の出力バッファに記憶する。こうして出力バッファに記憶された保留数伝達コマンドも次回の出力処理(S100)でサブ制御基板220に向けて送信される。こうすることによって、サブ制御基板220は、第1特図保留の数や第2特図保留の数に対応する保留図柄を演出表示装置41に表示する等、これらの数に基づいて種々の演出を実行することが可能となる。
始動口等センサー検出処理(S450)では、上述したように第1特図保留、第2特図保留を記憶する処理が行われる。図8には、始動口等センサー検出処理(S450)のフローチャートが示されている。上述したように、第1始動口24への遊技球の入球が第1特図保留を記憶する契機となっている。そこで、図8に示すように、始動口等センサー検出処理(S450)では、先ず第1始動口センサー24sの検知結果に基づいて、第1始動口24に遊技球が入球したか否かを判断する(S451)。第1始動口24に遊技球が入球した場合には(S451:yes)、第1特図保留数が上限値である4個に達しているか否かを判断する(S452)。第1特図保留数が4個に達していなければ(S452:no)、第1特図保留を記憶することができるため、乱数取得処理(S453)を行う。乱数取得処理(S453)では、特図当り判定乱数、変動パターン選択乱数、図柄選択乱数を取得すると共にこれらの乱数を第1特図保留として記憶する。第1特図保留は、記憶した順序を識別できるように、RAM203に確保された第1特図保留記憶領域に記憶される。一方、第1始動口24に遊技球が入球しなかった場合(S451:no)、又は第1特図保留数が上限値である場合には(S452:yes)、乱数取得処理(S453)が行われない。
特別動作処理(S600)では、図7を用いて上述したように特別図柄(第1特図または第2特図)を変動表示させたり、大当り遊技を実行したりする処理が行われる。図9には、特別動作処理(S600)のフローチャートが示されている。特別動作処理(S600)では、先ず特別図柄の状態を示す特別動作ステータスが1であるか否かを判断する(S601)。尚、特別動作ステータスの初期値は1である。特別動作ステータスが1である場合には(S601:yes)、特別図柄の変動表示を開始させる特別図柄待機処理(S700)が行われる。その後、本特別動作処理(S600)を終了する。
特別図柄待機処理では、図9を用いて上述したように特別図柄の変動表示を開始させる処理が行われる。図10および図11には、特別図柄待機処理(S700)のフローチャートが示されている。上述したように、本実施例のパチンコ機1では、第1特図保留よりも第2特図保留が優先的に消化される。このため、図10に示すように、特別図柄待機処理(S700)では、先ず第2特図保留があるか否かを判定する(S701)。第2特図保留がある場合には(S701:yes)、第2特図大当り判定処理(S702)が行われる。第2特図大当り判定処理(S702)では、最先に記憶された第2特図保留の特図当り判定乱数(特図当り判定乱数、図柄選択乱数、変動パターン選択乱数)を読み出す。そして、読み出した第2特図保留に含まれる特図当り判定乱数に基づいて大当り判定を行う。その後、第2特図大当り判定処理(S702)で行われた大当り判定の結果が大当りであったか否かを判定する(S703)。大当りであった場合には(S703:yes)、大当り図柄を停止表示させる図柄変動遊技中であることを示す大当り変動フラグをONにしてから(S704)、停止表示させる大当り図柄の種類を選択するために図柄選択処理(S712)に移る。一方、大当り判定の結果が外れであった場合には(S703:no)、第2特図小当り判定処理(S705)が行われる。第2特図小当り判定処理(S705)では、第2特図大当り判定処理(S702)で読み出した第2特図保留に含まれる特図当り判定乱数に基づいて小当り判定を行う。その後、第2特図小当り判定処理(S705)で行われた小当り判定の結果が小当りであったか否かを判断する(S706)。小当り判定の結果が小当りであった場合には(S706:yes)、小当り図柄を停止表示させる図柄変動遊技中であることを示す小当り変動フラグをONにしてから(S707)、停止表示させる小当り図柄の種類を選択するために図柄選択処理(S712)に移る。また、小当り判定の結果が外れであった場合には(S706:no)、外れの図柄の種類を選択するために図柄選択処理(S712)に移る。
特別図柄の変動表示が開始されると、図9を用いて上述した変動中処理(S800)が行われる。図13は変動中処理(S800)のフローチャートである。変動中処理(S800)では、変動時間が経過したか否かを判断する(S801)。具体的には、特別図柄の変動表示が開始されてからの時間が、変動パターン選択処理(S713)で選択された変動時間に達したか否かを判断する。変動時間が経過した場合には(S801:yes)、上記図柄選択処理(S712)で選択された図柄が停止表示される(S802)。例えば、特別当り判定の結果が大当りであった場合には上記図柄選択処理(S712)で選択された大当り図柄を停止表示し、特図当り判定の結果が小当りであった場合には上記図柄選択処理(S712)で選択された小当り図柄を停止表示し、特図当り判定の結果が外れであった場合には上記図柄選択処理(S712)で選択された外れ図柄を停止表示する。そして、図柄を確定表示させる確定表示開始処理(S803)が行われる。確定表示開始処理(S803)では、特別図柄を確定表示させるとともに、特別図柄を確定表示させる確定表示時間を設定する。その後、次回の特別動作処理(図9のS600)で特別図柄確定処理(S900)が行われるように、特別動作ステータスを3に更新してから(S802)、本変動中処理(S800)を終了する。一方、変動時間が経過していない場合には(S801:no)、特別図柄の変動表示を継続させるため、そのまま本変動中処理(S800)を終了する。
特別動作ステータスが3に更新されると、図9を用いて上述したように特別図柄の確定表示を行う特別図柄確定処理(S900)が行われる。図14は、特別図柄確定処理のフローチャートである。特別図柄確定処理(S900)では、確定表示開始処理(図13のS803)で設定された確定表示時間が経過したか否かを判定する(S901)。その結果、確定表示時間が経過していない場合には(S901:no)、確定表示を継続させるためにそのまま本特別図柄確定処理(S900)を終了する。確定表示時間が経過すると(S901:yes)、大当り図柄が停止表示(確定表示)されたか否かが判断され(S902)、大当り図柄が停止表示(確定表示)された場合には、大当り遊技開始に向けた処理が行われる。すなわち、大当り遊技における大入賞口28の開放パターン(開放回数、開放時間、閉鎖時間など)を設定する開放パターン設定処理(S903)が行われ、大当り変動フラグをOFFにし、大当り遊技中であることを示す大当りフラグをONにする(S904)。そして、大当り信号の出力開始設定を行う(S905)。これによって、次回の出力処理(図7のS100)で大当り信号の外部出力が開始される。大当り信号の出力開始設定を行った後は、次回の特別動作処理(図9のS600)で特別電動役物処理(S1000)が行われるように、特別動作ステータスを4に更新して(S906)、本特別図柄確定処理(S900)を終了する。
特別動作ステータスが4に更新されると、図9を用いて上述したように大当り遊技または小当り遊技に応じた大入賞口28の開閉動作を行う特別電動役物処理(S1000)が行われる。図15は特別電動役物処理(S1000)のフローチャートである。特別電動役物処理(S1000)では、先ず大当りフラグがONであるか否かを判定する(S1001)。大当りフラグがONである場合には(S1001:yes)、大当り遊技に基づく大入賞口開閉処理(S1002)が行われる。大当り遊技に基づく大入賞口開閉処理(S1002)では、大当りの種別に応じて予め設定された開閉態様となるように大入賞口28が開閉される。本実施例では、上述したラウンド遊技の開始条件の成立に伴って大入賞口28を開放状態とし、ラウンド遊技の終了条件の成立に伴って大入賞口28を閉鎖状態とする。ラウンド遊技の開始条件および終了条件のいずれも成立していない場合には、そのまま大当り遊技に基づく大入賞口開閉処理(S1002)を終了する。大当り遊技に基づく大入賞口開閉処理(S1002)が終了した後は、ラウンド終了条件が成立したか否かを判定する(S1003)。ラウンド終了条件が成立していない場合には(S1003:no)、ラウンド遊技が継続されるように、そのまま本特別電動役物処理(S1000)を終了する。ラウンド終了条件が成立した場合には(S1003:yes)、ラウンドカウンタの値を1減算する(S1004)。そして、大当り遊技の終了条件の成立を判定するために、ラウンドカウンタの値が0になったか否かを判定する(S1005)。ラウンドカウンタの値が0でない場合には(S1005:no)、大当り遊技が継続されるように、そのまま特別電動役物処理(S1000)を終了する。ラウンドカウンタの値が0である場合には(S1005:yes)、大当り遊技が終了となるため、大当りフラグをOFFにし(S1006)、大当り信号の出力終了設定を行う(S1007)。大当り信号の出力終了設定によって、次回の出力処理(図7のS100)で大当り信号の外部出力が終了される。大当り信号の出力終了設定が終了した後、図柄変動遊技の待機状態に戻すために特別動作ステータスを1に更新してから(S1008)、本特別電動役物処理(S1000)を終了する。
以上のように、本実施例のパチンコ機1では、大当り遊技中だけでなく小当り遊技中にも大入賞口28に入球させることができる。1回の小当り遊技では1〜2個程度の遊技球しか入球させることができないものの、小当り遊技が実行される度に繰り返し入球させることで多くの賞球が期待できる。このため、小当り遊技の遊技結果に関連する情報を遊技者に認識させることで、小当り遊技に対する関心を高め、遊技の興趣を高めることができると考えられる。そこで、本実施例のパチンコ機1では、上述したように小当り遊技中に小当り遊技中であることを示す小当り信号を出力しているが、さらに小当り遊技中の入球に応じた情報を遊技者に提供するために以下のような構成をとっている。
本実施例のパチンコ機1では、上述した小当り信号や小当り中大入球信号など、主に遊技に関する情報をパチンコ機1の外部で管理することができるように、遊技に関する情報などがパチンコ機1の外部に出力される。図18は、パチンコ機1および上述した排出球計数器42から遊技に関する情報を含む信号が出力され、これらの信号が中継装置80を経由してデータ表示機70に入力される様子を概念的に示した説明図である。ここで、パチンコ機1および排出球計数器42から外部に出力される信号について説明する。尚、小当り信号および小当り中大入球信号については説明済みであるため、ここでの説明は省略する。
図19は、上述したデータ表示機70の正面図である。図19に示すように、データ表示機70の略中央には液晶表示部71が設けられている。液晶表示部71では、パチンコ機1での遊技に関する各種情報が表示される。液晶表示部71の周囲には、左右上方にまたがって、パチンコ機1の遊技状態などを示すランプ72が設けられている。液晶表示部71の下方には、遊技ホールの従業員を呼び出すための呼出ボタン73が設けられている。呼出ボタン73が操作された場合には、従業員のインカムを通じて呼出ボタン73が操作されたデータ表示機70への音声案内がされるとともに、ランプ72が赤色で点灯される。また、呼出ボタン73の右方には、液晶表示部71の表示内容を切り替えるための操作ボタン74が設けられている。
図20および図21は、データ表示機70の液晶表示部71で表示される内容の一例を示したものである。図20では、3セット目のセット遊技であって、7回目の高確率状態かつ電サポ状態における表示内容が示されている。図20に示すように、液晶表示部71の上部には、何セット目であるかを示す情報と、何回目のどのような遊技状態であるか(大当り遊技であるか、高確率状態かつ電サポ状態であるか)を示す情報とが表示されている。その下方左部には、今回のセット遊技において小当り遊技中に遊技球が大入賞口28に入球した数が表示されるとともに、遊技球を模した絵柄が入球した数だけ表示されている。このため、小当り中において大入賞口28に入球した数が遊技者に対して一層印象付けられるようになっている。また、その右方には、今回のセット遊技における小当り回数(小当り遊技の実行回数)、今回のセット遊技における現在の連続入球回数(「現在の連続入球回数」)、今回のセット遊技における入球率(「3セット目入球率」)が表示されている。今回のセット遊技における現在の連続入球回数は、小当り遊技中に遊技球が1個以上入球した場合に成功、1個も入球しなかった場合に失敗とし、連続して成功している回数を示す情報である。また、今回のセット遊技における入球率は、小当り遊技中に遊技球が1個以上入球した場合に成功、1個も入球しなかった場合に失敗とし、今回のセット遊技における成功率を示す情報である。
上記実施例では、小当り遊技中における大入賞口28への入球を示す信号を出力するために、大入賞口28に遊技球が入球した場合に小当り遊技中であるか否かを判定し、小当り遊技中である場合に小当り中大入球信号を出力するようにしたが別の構成を採用してもよい。変形例では、その一例について説明する。尚、上記実施例と共通する部分については説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
また、上述した実施例または変形例のパチンコ機は、次のような遊技機として把握することもできる。すなわち、
<把握例1>
遊技盤に形成された遊技領域に向けて遊技球を発射することによって遊技を行う遊技機であって、
前記遊技領域内に設けられた所定の入球口へ遊技球が入球した場合に、小当り判定を行う小当り判定手段と、
前記小当り判定の結果が小当りであった場合に、所定の可変入球口への入球を可能とする小当り遊技を実行する小当り遊技実行手段と、
前記小当り遊技の遊技結果に関する信号を遊技機外に出力する出力手段と
を備えることを特徴とする遊技機。
このような遊技機によれば、小当り遊技の遊技結果に関する信号が遊技機外に出力される。ここで、小当り遊技とは、例えば小当り遊技が開始されてから終了するまでに獲得された賞球数などのように、小当り遊技の終了によって得られる結果に限らず、小当り遊技中の可変入球口への入球などのように、小当り遊技の遊技中に得られる結果であっても構わない。このような小当り遊技の遊技結果に関する信号を遊技機外に出力すれば、遊技機外の装置(例えば、遊技機外に設けられた遊技情報表示装置)によって小当り遊技の遊技結果に関する情報を表示させることが可能となり、小当り遊技が行われたことを遊技者に気付かせることができる。その結果、小当り遊技に対する遊技者の関心を高め、遊技の興趣を向上させることができる。
<把握例2>
また、上述した遊技機は、
前記出力手段は、前記小当り遊技の遊技結果に関する信号を、該遊技機と共に設けられた遊技情報表示装置に向けて出力する
こととしてもよい。
こうすれば、遊技機と共に設けられた遊技情報表示装置にて、小当り遊技の遊技結果に関する情報を表示させることができる。
<把握例3>
また、上述した遊技機は、
前記出力手段は、前記小当り遊技の実行中に前記可変入球口へ遊技球が入球した場合に、前記小当り遊技の遊技結果に関する信号として、前記小当り遊技の実行中に該可変入球口へ遊技球が入球したことを示す信号を出力する
こととしてもよい。
こうすれば、遊技機外の装置において、小当り遊技の実行中に可変入球口へ遊技球が入球したことを判定することができる。このため、その判定結果を用いて、小当り遊技中における可変入球口への入球数や、入球率などを算出し、遊技情報表示装置などで表示させることができる。これによって遊技者は小当り遊技中における成果を認識しやすくなるため、小当り遊技に対する関心をより一層高め、遊技の興趣を向上させることができる。
<把握例4>
また、小当り遊技の実行中に可変入球口への遊技球が入球したことを示す信号を出力する本発明の遊技機において、
前記可変入球口は、前記小当り遊技中は入球可能であるが、前記小当り遊技以外では入球不可能となる可変入球口であり、
前記出力手段は、前記小当り遊技の遊技結果に関する信号として、前記小当り遊技の実行中に前記可変入球口へ遊技球が入球したことを示す信号を出力する
こととしてもよい。
こうすれば、可変入球口への入球は、すべて小当り遊技中の入球となる。このため、可変入球口への入球が小当り遊技中であるか否かを判定することなく、可変入球口に入球した場合に、小当り遊技の実行中に可変入球口へ遊技球が入球したことを示す信号を出力することができる。よって、可変入球口への入球が小当り遊技中であるか否かの判定を要する構成と比較して、遊技機の処理負担を軽減することができる。
<把握例5>
また、上述した遊技機は、
前記出力手段は、前記小当り遊技の遊技結果に関する信号として、前記小当り遊技が実行されたことを示す信号を出力する
こととしてもよい。
こうすれば、遊技機外の装置にて、小当り遊技が実行された回数を判定することができる。このため、その判定結果を用いて、小当り遊技が実行された回数を遊技情報表示装置などで表示させることができる。これによって、小当り遊技が何度も実行されていることを遊技者に認識させやすくなるため、小当り遊技に対する関心をより一層高め、遊技の興趣を向上させることができる。
Claims (2)
- 遊技盤に形成された遊技領域に向けて遊技球を発射することによって遊技を行う遊技機であって、
前記遊技領域内に設けられた所定の入球口へ遊技球が入球した場合に、小当り判定を行う小当り判定手段と、
前記小当り判定の結果が小当りであった場合に、所定の可変入球口への入球が可能な小当り遊技を実行する小当り遊技実行手段と、
前記小当り遊技の遊技結果に関する信号を、前記遊技機外に設けられた遊技情報表示装置に出力する出力手段と、
前記可変入球口に遊技球が入球した場合に、前記小当り遊技中であるか否かを判断する判断手段と
を備え、
前記出力手段は、前記可変入球口に遊技球が入球した場合に、前記小当り遊技中であると判断すると、前記小当り遊技の遊技結果に関する信号として、前記小当り遊技の実行中に前記可変入球口へ入球したことを示す信号を出力する
ことを特徴とする遊技機。 - 遊技盤に形成された遊技領域に向けて遊技球を発射することによって遊技を行う遊技機であって、
前記遊技領域内に設けられた所定の入球口へ遊技球が入球した場合に、大当り判定を行う大当り判定手段と、
前記大当り判定の結果が大当りであった場合に、所定の第1可変入球口への入球を可能とする大当り遊技を実行する大当り遊技実行手段と、
前記遊技領域内に設けられた所定の入球口へ遊技球が入球した場合に、小当り判定を行う小当り判定手段と、
前記小当り判定の結果が小当りであった場合に、所定の第2可変入球口への入球を可能とする小当り遊技を実行する小当り遊技実行手段と、
前記小当り遊技の遊技結果に関する信号を、前記遊技機外に設けられた遊技情報表示装置に出力する出力手段と
を備え、
前記出力手段は、前記第2可変入球口に入球したことだけを示す信号を出力する
ことを特徴とする遊技機。
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