JP6299316B2 - ファン装置およびファン装置を用いた空気調和機 - Google Patents

ファン装置およびファン装置を用いた空気調和機 Download PDF

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本発明は、ファンの重心が偏心したことを検出するファン装置およびそのファン装置を用いた空気調和機に関する。
従来のファン装置は、ファンをファンモータにより回転させることで、流体を所定の方向へ送り出すことができる。この種のファン装置では、ファンの一部に異物が付着したり、ファンが欠損あるいは変形したりすると、ファンの重心が偏心し、ファンの回転に異常を引き起こす。このため、ファンモータは、この状態でファンを回転し続けると、振動が発生して、ファンの羽根が折れたり、またはファンモータ自体やファンモータの取付け台が破損するなどの虞があった。
そこで、特許文献1では、ファンモータに対してコントローラからの回転指令に基づく要求回転数よりも実回転数の方が所定回転数以下であって、その状態が設定時間以上続く場合をファンモータの回転異常として検知している。また、特許文献2では、駆動電流値の変化によってファンモータの異常を検知している。
特開2010−273513号公報 特開平11−248300号公報
このように、上記特許文献1や特許文献2では、ファンモータの回転異常をファンモータの回転数やモータの駆動電流を監視することで検知している。しかしながら、ファンに異物が付着したり、ファンの一部が欠損、あるいは変形することによりファンの重心が偏心し、ファンが1回転する間に回転ムラが生じる。このため、特許文献1や特許文献2のようにファンモータの回転数や駆動電流を監視していても、ファンの重心が偏心し1回転する間に発生する回転ムラを検出することができないという課題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ファンモータにより回転中のファンの重心が偏心したことを検出した時に、モータの回転を停止させる。これにより、ファンの重心が偏心し、ファンモータが1回転する間に発生する回転ムラによる振動でファンやファンモータの破損を未然に防止できるファン装置およびそのファン装置を用いた空気調和機を提供することを目的とする。
上記した課題を解決して、本発明の目的を達成するために、本発明にかかるファン装置は、ファンを回転させるモータと、前記モータが1回転中において所定の機械角毎に回転位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段から出力される位置検出信号に基づいて、前記位置検出信号が出力される時間間隔である区間時間を算出する区間時間算出手段と、前記区間時間算出手段で算出した区間時間で1回転中の最大区間時間に対応する最大区間と最小区間時間に対応する最小区間とのそれぞれが所定の時間または所定の回転回数継続して同じ区間か否か監視する監視手段と、前記区間時間算出手段で算出した区間時間で1回転中の最大区間時間と最小区間時間との区間時間差が所定値以上になるとともに、前記監視手段により監視される該最大区間時間に対応する最大区間と該最小区間時間に対応する最小区間とのそれぞれが前記所定の時間または前記所定の回転回数継続して常に同じ区間であると前記モータを停止するように制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる空気調和機は、上記ファン装置を用いたことを特徴とする。
本発明のファン装置によれば、回転中のファンに異物が付着したり、ファンの欠損や変形によってファンの重心が偏心すると、これを検出してモータを停止することでファン装置の破損が防止できるという効果を奏する。
本発明の空気調和機によれば、室外機の室外熱交換器用のファンの重心が偏心すると、これを検出してファンモータを停止させることで、室外機の破損が防止できるという効果を奏する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るファン装置の外観図である。 図2は、図1のファン装置の機能ブロック図である。 図3は、ファン装置のファンの重心が偏心したと判定されない状態でのモータの区間時間差を示す図である。 図4は、ファン装置のファンの重心が偏心したと判定される状態でのモータの区間時間差を示す図である。 図5は、ファン装置を用いた空気調和機の動作を説明するフローチャートである。 図6は、本発明の第2の実施形態に係る空気調和機の室外機の外観図である。 図7は、本発明の第2の実施形態に係る空気調和機の概略構成を示すブロック図である。
以下に、本発明にかかるファン装置およびそれを用いた空気調和機の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るファン装置の外観図である。第1の実施形態にかかるファン装置100は、図1に示すように、ここでは送風機用のファンとしてのプロペラファンであるファン14と、ファン14を回転駆動させるファンモータ12と、ファンモータ12を制御する制御部10(図2参照)とを備えている。ファン14は、同一形状の3枚の羽根で構成され、その重心が回転軸と一致しているため、回転中に回転ムラによる振動を発生させずに送風を行なうことができる。しかし、ファン14の羽根の一部に着霜などの異物が付着したり、ファンの一部が欠損、あるいは変形したりすることでファン14の重心が偏心すると、1回転する間に回転ムラが生じ、回転中に振動が発生するようになる。この振動が軽微なうちは良いが、大きい振動が継続するとファン14の羽根が折れたり、またはモータ12自体やファンモータ12を取付けている台などが破損したりすることがある。
図2は、図1のファン装置の機能ブロック図である。第1の実施形態に係るファン装置100は、図2に示すように、制御手段としての制御部10によってファンモータ12の回転制御を行うことでファン14を回転させている。ファンモータ12は、ここではブラシレスDCモータからなるモータ12aと、モータ12aに対して駆動電圧を印加することでモータ12aを回転駆動させる駆動回路12bと、モータ12aのロータの回転位置を検出する位置検出手段としての位置検出回路12cとを備えている。位置検出回路12cは、例えばファンモータ12に内蔵されたホール素子を用いることができ、既存の構成を利用しての本発明の実施が可能である。また、制御部10は、モータ12aが1回転中において所定の機械角毎に回転位置を検出する位置検出回路12cから出力される位置検出信号に基づいて、前記位置検出信号が出力される時間間隔である区間時間を算出する区間時間算出部10aと、算出した各区間時間を記憶し、記憶した各区間時間の中で最大値(MAX)と最小値(MIN)との差を演算する区間時間差演算部10bと、算出された区間時間差が所定値以上になるとファン14の重心が偏心したと判定を行う偏心判定部10cと、偏心判定部10cによりファン14の重心が偏心したと判定されるまでは通常のモータの駆動制御を行うが、ファン14の重心が偏心したと判定されるとモータを停止させる制御を行うモータ制御部10dとを備えている。
図3は、ファン装置のファン14の重心が偏心したと判定されない状態でのモータの区間時間差を示す図であり、横軸はファンモータ12の1回転の機械角360°を30°毎に分割した区間を表し、縦軸は区間時間を表している。ここではモータ12aの極数が4極として1回転を12区間に等分したが、モータ12aの極数に応じて区間数は変わる。モータ12aの回転中に位置検出回路12cから出力される位置検出信号は、区間時間算出部10aによって区間毎に要する区間時間を算出し、図3に示すように、最大値(MAX)と最小値(MIN)との区間時間差d1(MAX−MIN)を区間時間差演算部10bで演算する。偏心判定部10cは、予め定めておいた所定値Svと区間時間差d1とを比較し、Sv>d1であればファン14の重心が偏心したと判定しない。このため、モータ制御部10dは、通常のモータ駆動制御を継続する。
図4は、ファン装置のファン14の重心が偏心したと判定される状態でのモータの区間時間差を示す図である。図3と図4の区間時間の変動幅の差が生じる理由は、ファン14に異物が付着したり、ファンの一部が欠損、あるいは変形したりすることでファン14の重心が偏心するためである。ファン14の重心が偏心すると、モータ12aが1回転する間に回転ムラが生じ、区間時間の最大値(MAX)と最小値(MIN)との区間時間の差が大きくなる。特に、ファン14の偏心の度合いが大きくなるに従って区間時間差も大きくなる傾向にある。このため、図2に示す区間時間差演算部10bが図4に示す区間時間差d2を算出すると、偏心判定部10cは、所定値Svと区間時間差d2とを比較し、Sv≦d2になるとファン14の重心が偏心したと判定する。この場合、モータ制御部10dは、モータ12aを停止するように駆動回路12bを制御する。なお、所定値Svは、個々のファン14のサイズや形状、材質、あるいはファン14の回転速度などに応じて、許容できない振動が生じるか否かを判断する基準となるため、固定の値ではなく、状況に応じて適宜設定するとよい。また、誤判定を防止するために、区間時間差が所定値Sv以上である状態が、所定の回転回数または所定の時間を継続した時にファン14の重心が偏心したと判定してもよい。
図5は、ファン装置を用いた空気調和機の動作を説明するフローチャートである。第1の実施形態にかかるファン装置の動作は、図5のステップS2〜ステップS8の間の動作となる。ファンモータ12のモータ12aによりファン14の回転を開始すると、図5に示すように、モータ12aが1回転中において所定の機械角毎に回転位置を検出する位置検出回路12cから出力される位置検出信号に基づいて、位置検出信号が出力される時間間隔である区間時間を区間時間算出部10aで1回転中全ての区間の算出が行われる(ステップS2)。
続いて、区間時間差演算部10bは、区間時間の最大値(MAX)と最小値(MIN)との区間時間の差(MAX−MIN)を算出する処理を行い(ステップS3)、算出された区間時間差が所定値Sv以上か否かを偏心判定部10cで判定する(ステップS4)。区間時間差が所定値Sv未満であれば(ステップS4でNo)、区間時間差が所定値Sv以上の状態での回転回数Nをクリアにして(ステップS5)、ステップS2に戻る。
ステップS4において、区間時間差が所定値Sv以上であった場合は(ステップS4でYes)、区間時間差が所定値Sv以上の状態での回転回数Nをインクリメント、即ち、前回までの回転回数Nに1を加算して(ステップS6)、ステップS7に進む。
ステップS7において、区間時間差が所定値Sv以上である状態での回転回数Nが所定の回転回数Rsに達したか否かを偏心判定部10cで判定する。回転回数Nが所定の回転回数Rsに達していない場合は(ステップS7でNo)、ステップS2に戻る。所定値Sv以上の区間時間差が所定の回転回数Rsに達した場合(ステップS7でYes)、偏心判定部10cは、ファン14の重心が偏心したと判定し、モータ制御部10dを介してファンモータ12を停止させる(ステップS8)。
なお、上記のファン14の重心が偏心した判定は、誤判定を防止するために、回転回数Nが所定の回転回数Rsに達したか否かでファン14の重心が偏心したか判定しているが、回転回数でなく区間時間差が所定値Sv以上である状態が所定時間以上継続したかで判定してもよい。
また、上記のファン14の重心が偏心した判定は、区間時間差が所定値Sv以上である状態が所定の回転回数、あるいは所定時間継続したか否かで判定しているが、更に、判定の精度を上げるために区間時間差を算出する最大区間と最小区間が常にそれぞれ同じ区間か否か監視し、同じ区間であれば、風などの気流による回転ムラでなく、ファン14の重心が偏心したと判断してもよい。
このように、第1の実施形態にかかるファン装置100は、回転中のファンに異物が付着したり、ファンの一部の欠損や変形したりしてファンの重心が偏心して回転ムラを起こし、振動が発生する状況の中で、ファンモータ12の破損につながる振動が生じる虞がある場合、モータ12aの回転の区間時間差に基づいてこれを直ちに検知してファンモータ12を停止させるので、ファンモータ12やその取付け台等の破損を未然に防ぐことができる。また、ハードウェア構成は、既存のものがそのまま利用できるため、コスト増加を招くことなく実現できるという利点がある。
(第2の実施の形態)
図6は、本発明の第2の実施形態に係る空気調和機の室外機の外観図であり、図7は、本発明の第2の実施形態に係る空気調和機の概略構成を示すブロック図である。上記第1の実施形態のファン装置を用いた第2の実施形態にかかる空気調和機20は、図7に示すように、室外機30と、室内機40と、空気調和機20の運転を操作するリモコン50とを備えている。
リモコン50は、ユーザが空気調和機の運転開始・停止や運転モードの切り換え、温度設定などの操作を行うものである。室内機40内には、室内熱交換器42および室内ファン42aが組み込まれている。室内ファン42aは、ここではクロスフローファンが用いられ、これが回転することによって気流を生成する。室内機40には、室内ファン42aの働きにより室内空気が吸い込まれ、吸い込まれた室内空気は室内熱交換器42を通過することで冷媒と熱交換され、冷気または暖気が生成される。この室内熱交換器42を通り抜けた後の冷気または暖気の気流は、不図示の吹出口から室内に吹き出される。
室外機30は、図7に示すように、四方弁34、圧縮機32、室外熱交換器36、および膨張弁38、などが組み込まれ、四方弁34、圧縮機32、室外熱交換器36、膨張弁38、および室内熱交換器42が冷媒管60で順次接続され冷凍サイクル39を構成している。冷媒管60の中を流れる冷媒は、圧縮機32によって圧縮された後、四方弁34の切り換えによって室外熱交換器36あるいは、室内熱交換器42に流入し冷媒と熱交換を行うことで、空気調和機20を冷房運転あるいは暖房運転することができる。
図7に示す空気調和機20に用いられるファン装置は、室外機30の室外熱交換器36に送風を行なうファン14と、ファン14を回転するファンモータ12と、ファンモータ12を制御する制御部10とで構成され、図6に示す空気調和機の室外機30内に配置されている。制御部10は、ここでは室外機30全体を制御する手段としての駆動制御装置18の一部を構成しているが、駆動制御装置18とは別に設けても良い。そして、駆動制御装置18には、室外熱交換器36が着霜したことを検知する着霜検知手段としての室外熱交換器温度センサ15および外気温度センサ16がそれぞれ接続されている。
まず、空気調和機20が暖房運転に設定されると、図7に示すように、四方弁34が実線で接続されるように切り換えられ、圧縮機32によって生成された高温高圧の冷媒が圧縮機32の吐出管32aから室内熱交換器42に供給される。冷媒は、室内熱交換器42、膨張弁38および室外熱交換器36を順番に流通する。室内熱交換器42では、冷媒の熱エネルギーが周囲の空気に放出され、暖気が生成される。暖気は、室内ファン42aの働きで室内空間に吹き出される。冷媒は、膨張弁38で低圧まで減圧され、室外熱交換器36において室外の空気から吸熱する。その後、冷媒は、四方弁34を介して圧縮機32の吸入管32bから圧縮機32に戻される。この暖房運転中に外気の温度が下がると室外熱交換器36に霜が付きやすくなり、霜が付くと熱交換効率(暖房効率)が著しく低下するため除霜する必要がある。このような条件下では、室外熱交換器36に送風するファン14にも着霜の可能性があるため、着霜によりファン14の重心が偏心し、振動が発生した場合はこれを検出して振動の発生を防止する必要がある。
そこで、第2の実施形態にかかる空気調和機20の動作を図5のフローチャートで説明する。なお、ステップS1からステップS8までは、第1の実施形態の説明と同じため省絡し、ステップS9から説明する。
ここで、図7に示す室外機30の駆動制御装置18は、現在の運転モードが暖房運転中か否かを判定し(ステップS9)、暖房運転中であれば(ステップS9でYes)、室外機30のファン14の重心が着霜により偏心した可能性があるため、着霜する可能性があるか否かを検知する(ステップS10)。例えば、駆動制御装置18は、通常の除霜運転を開始する条件として、暖房運転時間が30分経過したのち、室外熱交換器温度センサ15で検出した冷媒温度が−5℃、外気温度センサ16で検出した外気温度が0℃以下の低い状態が10分以上継続した場合に、室外熱交換器36が着霜したと判断し、除霜運転を開始するが、ここでは、除霜運転の開始する条件を満たす前にファン14の重心が偏心したと判定されファンモータ12が停止するが、このファンモータ12の停止が、着霜によるものの可能性があるため、除霜運転を開始する条件を緩和して、室外熱交換器温度センサ15で検出した冷媒温度が0℃以下、外気温度センサ16で検出した外気温度が0℃以下の場合(ステップS10でYes)、駆動制御装置18は、除霜運転を開始する(ステップS11)。なお、上記した除霜運転開始条件やファン14に着霜している可能性があると判断する条件は、一例を示したに過ぎず、種々の条件が採用可能である。
除霜運転は、冷凍サイクル39を暖房運転から冷房運転に切換える。つまり、図7に示す四方弁34を点線の如く切換えることにより、圧縮機32によって生成された高温高圧の冷媒が圧縮機32の吐出管32aから室外熱交換器36に供給される。冷媒は、室外熱交換器36、膨張弁38および室内熱交換器42を順番に流通する。室外熱交換器36では、高温の冷媒によって温められる。冷媒は、膨張弁38で低圧まで減圧され、室内熱交換器42において周囲の空気から吸熱する。室内熱交換器42で吸熱した冷媒は、四方弁34を介して圧縮機32の吸入管32bから圧縮機32に戻される。このように、除霜運転では、暖房運転における冷媒の流れを逆にすることで、高温の冷媒によって室外交換器36を温め、室外熱交換器36およびファン14に着霜した霜を溶かすようにする。
また、ステップS9で暖房運転中でない場合(ステップS9でNo)、あるいは、ステップS10で着霜条件を満たさない場合(ステップS10でNo)は、着霜以外の原因でファン14の重心が偏心になっていると考えられる。このため、駆動制御装置18は、空気調和機20の運転を停止させる(ステップS12)。
以上説明したように、第2の実施形態にかかる空気調和機20によれば、エアコン運転開始後に、ファン装置の回転中のファン14の重心が偏心したか否かを1回転中の区間時間差に基づいてファン14の重心が偏心していると判定し、その状態が所定の間継続した場合は、ファンモータ12を停止させることで、振動の発生によるファン装置の破損を未然に防止することができる。
また、第2の実施形態にかかる空気調和機20によれば、ファンモータ12の停止後に、暖房運転中で着霜する可能のある環境下で上記ファン14の重心が偏心した場合は、その偏心の原因が着霜によるものと考えられるため、除霜運転を開始してファン14の着霜を溶かすことでファン14の重心の偏心を解消することができる。
10 制御部
10a 区間時間算出部
10b 区間時間差演算部
10c 偏心判定部
10d モータ制御部
12 ファンモータ
12a モータ(ブラシレスDCモータ)
12b 駆動回路
12c 位置検出回路
14 ファン(プロペラファン)
15 室外熱交換器温度センサ
16 外気温度センサ
20 空気調和機
30 室外機
32 圧縮機
32a 吐出管
32b 吸入管
34 四方弁
36 室外熱交換器
36a 室外ファン
38 膨張弁
39 冷凍サイクル
40 室内機
42 室内熱交換器
42a 室内ファン
50 リモコン
60 冷媒管

Claims (2)

  1. ファンを回転させるモータと、
    前記モータが1回転中において所定の機械角毎に回転位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段から出力される位置検出信号に基づいて、前記位置検出信号が出力される時間間隔である区間時間を算出する区間時間算出手段と、
    前記区間時間算出手段で算出した区間時間で1回転中の最大区間時間に対応する最大区間と最小区間時間に対応する最小区間とのそれぞれが所定の時間または所定の回転回数継続して同じ区間か否か監視する監視手段と、
    前記区間時間算出手段で算出した区間時間で1回転中の最大区間時間と最小区間時間との区間時間差が所定値以上になるとともに、前記監視手段により監視される該最大区間時間に対応する最大区間と該最小区間時間に対応する最小区間とのそれぞれが前記所定の時間または前記所定の回転回数継続して常に同じ区間であると前記モータを停止するように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とするファン装置。
  2. 請求項に記載のファン装置を用いたことを特徴とする空気調和機。
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