JP6298629B2 - データ受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、1対の差動入力端子を共用して、規格の異なる複数の入力信号を受信するデータ受信装置に関するものである。
一般に、差動信号を利用してデータの送受信を行うデータ送受信装置では、インピーダンス整合のために、データ送信装置側およびデータ受信装置側の両方において、例えば、100Ωの終端抵抗を差動信号間に接続する必要がある。
さらに、ICチップの同一の入出力ピンを、規格の異なる複数の送受信信号を処理する複数の回路ブロックで共用する場合には、終端抵抗を差動信号間に接続するか、非接続とするかの切り替えが必要となる場合がある。
この場合の一例として、MIPI(Mobile Industry Processor Interface)規格に対応したデータ送受信装置がある。
図7は、MIPI規格に対応したデータ受信装置の構成を表す一例のブロック図である。MIPI規格では、データの受信モードとして、データを差動入力信号で受信するHS-RXモードと、シングルエンド入力信号で受信するLP-RXモードがある。これに応じて、同図に示すデータ受信装置42は、データを差動入力信号で受信する受信回路HS-RXと、シングルエンド入力信号で受信する受信回路LP-RXとを備えている。
受信回路HS-RXは、HS-RXモードの場合に、1対の差動入力端子(ICチップの入出力ピン)Dp,Dnを介して入力される差動入力信号を受信する。一方、受信回路LP-RXは、LP-RXモードの場合に、同じ差動入力端子Dp,Dnを介して入力されるシングルエンド入力信号を受信する。
この場合、受信回路HS-RXでは、100Ωの終端抵抗RTを差動信号間に接続することが必須であるが、受信回路LP-RXでは、終端抵抗RTを非接続とすることが、MIPI規格で要求されている。
MIPI規格には、切替スイッチとしてNMOS(N型MOSトランジスタ)を用いて、終端抵抗RTの接続/非接続を切り替える終端抵抗切替回路の具体例が示されている。
図8は、MIPI規格に対応した終端抵抗切替回路の構成を表す一例の回路図である。同図において、100Ωの終端抵抗は、50Ωずつの2つの終端抵抗14,16に分割されている。同図に示す終端抵抗切替回路44では、切替信号がH(ハイレベル)の場合にNMOS46,48がオン状態となり、2つの終端抵抗14,16が差動入力信号間に直列に接続される。一方、切替信号がL(ローレベル)の場合にNMOS46,48がオフ状態となり、終端抵抗14,16は非接続となる。
次に、ICチップの同一の入出力ピンを共用し、上述するMIPI規格の2つの受信モードに対応した入力信号の受信に加えて、さらに、LVDS(Low voltage differential signaling)規格に対応した差動入力信号を受信する場合を考える。
この場合、それぞれの規格に対応した入力信号の入力電圧範囲、差動入力信号の振幅(差動振幅)、および、100Ωの終端抵抗の接続/非接続を簡単にまとめると表1のようになる。
また、図9は、MIPIおよびLVDSそれぞれの規格に対応した入力信号の入力電圧範囲および振幅の一例を表す概念図である。
例えば、MIPI規格の高電圧が1.2V、データ受信装置の電源電圧が2.5Vの場合、LVDS規格に対応した入力信号は入力電圧範囲が広いため、MIPI規格の高電圧よりも高くなる場合がある。同図に示す例は、LVDS規格に対応した入力信号の入力電圧範囲は、MIPI規格の高電圧である1.2Vよりも高い、2.3V〜2.4V、差動振幅は、100mVの場合である。
このように、ICチップの同一の入出力ピンを共用して、規格の異なる全ての入力信号を受信しようとすると、終端抵抗の接続/非接続を切り替えることができ、しかも、MIPI規格よりも広い入力電圧を受信できるようにすることが要求される。
しかし、図8に示す終端抵抗切替回路44のように、NMOS46,48で終端抵抗14,16の接続/非接続を切り替える場合、図9に示すような入力電圧範囲の高いLVDS規格の差動入力信号を正常に受信することができない場合がある。
図10は、図8に示す終端抵抗切替回路を使用したデータ受信装置において、図9に示すLVDS規格に対応した差動入力信号を受信した場合を表す一例の回路図である。同図に示すデータ受信装置50は、受信回路12と、終端抵抗14,16と、終端抵抗切替回路52とを備えている。また、終端抵抗切替回路52は、2つのインバータ38,40と、NMOS20とを備えている。
終端抵抗14,16の接続/非接続を切り替えるための信号は、例えば、データ受信装置50の外部から入力される。この信号は、2つのインバータ38,40を介して切替信号として出力される。インバータ38,40は、データ受信装置50の電源IOVDDに供給される電源電圧およびグランドIOGNDに供給されるグランド電圧で動作するため、切替信号のHは2.5V、Lは0Vである。NMOS20は、切替信号に応じてオンオフが制御され、この例では、切替信号がHの場合にオン(接続)状態、Lの場合にオフ(非接続)状態となる。
データ受信装置50では、LVDS規格に対応した、前述の入力電圧範囲が2.3V〜2.4Vの差動入力信号を受信する場合、終端抵抗14,16を接続するために、切替信号はHとされる。切替信号のHは2.5V、差動入力端子PADNの電圧(差動入力信号の低電圧)は2.3Vであるから、NMOS20のゲート−ソース間の電圧Vgsは、2.5V−2.3V=0.2Vとなる。従って、NMOS20のしきい値電圧Vthが0.6Vの場合、Vgs<VthであるからNMOS20はオフ状態となり、終端抵抗14,16は非接続となる。
また、NMOS20のバックゲートはデータ受信装置50のグランドIOGNDに接続されているから0Vであるが、ソースは差動入力端子PADNに接続されているから2.3Vである。そのため、基板バイアス効果により、NMOS20のしきい値電圧Vthは、NMOS20のソースが0Vの場合よりも上昇している。従って、データ受信装置50の電源電圧の2.5Vよりも高い電源電圧で動作する他の回路から、例えば、3.3VのHの切替信号を入力したとしても、NMOS20がオンしないこともあり得る。
このように、NMOS20で終端抵抗14,16の接続/非接続を切り替える場合、LVDS規格に対応した差動入力信号の入力電圧範囲によっては、接続/非接続が意図通り動作せず、差動入力信号を正常に受信することができない場合がある。
また、図11に示すように、MIPI規格のHS-RXモードに対応した、入力電圧範囲が0.1V〜0.3Vの差動入力信号を受信する場合、終端抵抗14,16を接続するために、切替信号はHとされる。切替信号のHは同じく2.5V、差動入力端子PADNの電圧は0.1Vであるから、NMOS20のソース−ゲート間の電圧Vgsは、2.5V−0.1V=2.4Vとなる。従って、NMOS20のしきい値電圧Vthが0.6Vの場合、Vgs>VthとなるからNMOS20はオン状態となり、終端抵抗14,16は差動入力端子PAD,PADN間に接続される。
また、図示しないが、MIPI規格のLP-RXモードに対応した、入力電圧範囲が0V〜1.2Vのシングルエンド入力信号を受信する場合、終端抵抗14,16を非接続とするために、切替信号はLとされる。切替信号がLの場合、差動入力端子PADNの電圧に関係なく、Vgs<VthとなるからNMOS20はオフ状態となり、MIPI規格のLP-RXモードの場合に要求されるように、終端抵抗14,16を非接続とすることができる。
従って、図10に示す終端抵抗切替回路52により対応可能な規格をまとめると表2のようになり、1対の差動入力端子PAD,PADNを共用して、LVDS規格の差動入力信号を受信することはできない。

さらに、終端抵抗切替回路52のNMOS20は、ICチップの入出力ピンを介して、外部と直接つながるため、EOS(Electrical OverStress)対策がされていることが望ましいが、本例では施されていない。
EOSとは、半導体製品の製造工程や出荷テストにおいて、ICチップの接地とICチップを実装する装置の接地とが異なることなどに起因して、ICチップのピンに過電圧が印加される現象である。例えば、半導体チップの動作電圧(例えば、3.3V)より遥かに大きな+10V〜+20V程度の過電圧が、ミリ秒〜数秒オーダの長い期間印加され、大電流が終端抵抗切替回路52に流れて破壊されることがある。
ここで、本発明に関連性のある先行技術文献として、特許文献1〜6がある。これらはいずれも、過電流や過電圧から回路が破壊されるのを防止するためのものである。
例えば、特許文献1には、サイリスタの過電流破壊を防止するために、過電流がサイリスタに流れる場合に、ツェナーダイオードにより、カソードゲートの電位を固定することが記載されている。
特開平06−112790号公報 特開2002−198440号公報 特開2005−176298号公報 特開2007−292688号公報 特開2009−081307号公報 特開2012−028507号公報
本発明の第1の目的は、前記従来技術の問題点を解消し、1対の差動入力端子を共用して、規格の異なる複数の入力信号を受信することができるデータ受信装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、上記第1の目的に加えて、EOSによる破壊から終端抵抗切替回路や終端抵抗とその配線を保護することができるデータ受信装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、1対の差動入力端子を共用して、規格の異なる3以上の入力信号を受信するデータ受信装置であって、
前記差動入力端子を介して入力される入力信号を受信する受信回路と、
一方の端子が前記差動入力端子のそれぞれに接続された第1および第2の終端抵抗と、
切替信号および反転切替信号に応じて、前記第1および第2の終端抵抗を、前記差動入力端子間に接続するか、非接続とするかを切り替える終端抵抗切替回路と
EOS保護回路とを備え、
前記終端抵抗切替回路は、前記第1および第2の終端抵抗の他方の端子の間に並列に接続されたNMOSおよびPMOSを備え、
前記EOS保護回路は、負のしきい値電圧を持つ第1および第2のネイティブNMOSと、第1および第2のツェナーダイオードとを備え、
前記NMOSのゲートには前記切替信号が入力され、そのバックゲートには前記データ受信装置のグランド電圧が入力され、前記PMOSのゲートには前記反転切替信号が入力され、そのバックゲートには前記データ受信装置の電源電圧が入力され、
前記第1のネイティブNMOSは、前記第1の終端抵抗と前記NMOSおよび前記PMOSとの間に接続され、前記第2のネイティブNMOSは、前記第2の終端抵抗と前記NMOSおよび前記PMOSとの間に接続され、前記第1および第2のネイティブNMOSのゲートには前記データ受信装置の電源電圧が入力され、
前記第1のツェナーダイオードは、前記データ受信装置のグランドから、前記第1の終端抵抗と前記第1のネイティブNMOSとの間のノードに向かって順方向に接続され、前記第2のツェナーダイオードは、前記データ受信装置のグランドから、前記第2の終端抵抗と前記第2のネイティブNMOSとの間のノードに向かって順方向に接続され、
前記第1および第2のツェナーダイオードは、前記データ受信装置の電源電圧よりも高く、EOSにより印加される過電圧よりも低い、あらかじめ設定されたブレークダウン電圧を持つものであり、
前記3以上の入力信号は、前記第1および第2の終端抵抗を、前記差動入力端子間に接続する必要がある2以上の差動入力信号と、前記終端抵抗を非接続とする必要がある1以上のシングルエンド入力信号とを含み、
前記2以上の差動入力信号は、低電圧が前記データ受信装置の電源電圧よりも前記NMOSのしきい値電圧だけ低い電圧よりも高い電圧となる1以上の差動入力信号を含むことを特徴とするデータ受信装置を提供するものである。
また、前記3以上の入力信号は、LVDS規格に対応した1つの差動入力信号と、MIPI規格に対応した1つの差動入力信号および1つのシングルエンド入力信号とからなる3つの入力信号であることが好ましい。
本発明によれば、NMOSに加えて、PMOS(P型MOSトランジスタ)で第1および第2の終端抵抗の接続/非接続を切り替えることにより、1対の差動入力端子を共有して、規格の異なる3以上の入力信号を正常に受信することができる。
また、本発明によれば、EOS保護回路を備えることにより、EOSによる過電圧の印加時に、終端抵抗切替回路や終端抵抗とその配線が破壊されるのを防止することができる。
本発明のデータ受信装置の構成を表す第1の実施形態の回路図である。 図1に示すデータ受信装置において、LVDS規格に対応した差動入力信号を受信した場合を表す一例の概念図である。 本発明のデータ受信装置の構成を表す第2の実施形態の回路図である。 図3に示すPMOSの寄生PNダイオード、および、EOSによる過電圧が差動入力端子PADに印加された場合に流れる電流Ieosの経路を表す概念図である。 図1に示すPMOSの寄生PNダイオード、および、EOSによる過電圧が差動入力端子PADに印加された場合に流れる電流Ieosの経路を表す概念図である。 図4に示すデータ受信装置において、EOSによる過電圧の印加によって流れる電流Ieosの経路のみを表す回路図である。 MIPI規格に対応したデータ受信装置の構成を表す一例のブロック図である。 MIPI規格に対応した終端抵抗切替回路の構成を表す一例の回路図である。 MIPIおよびLVDSそれぞれの規格に対応した入力信号の入力電圧範囲および振幅の一例を表す概念図である。 図8に示す終端抵抗切替回路を使用したデータ受信装置において、図9に示すLVDS規格に対応した差動入力信号を受信した場合を表す一例の回路図である。 図8に示す終端抵抗切替回路を使用したデータ受信装置において、MIPI規格に対応した差動入力信号を受信した場合を表す一例の回路図である。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明のデータ受信装置を詳細に説明する。
図1は、本発明のデータ受信装置の構成を表す第1の実施形態の回路図である。同図に示すデータ受信装置10は、1対の差動入力端子PAD,PADNを共用して、MIPI規格のHS-RXモードに対応した差動入力信号およびLP-RXモードに対応したシングルエンド入力信号、ならびに、LVDS規格に対応した差動入力信号からなる、規格の異なる3つの入力信号を受信するものであり、受信回路12と、終端抵抗14,16と、終端抵抗切替回路18とを備えている。
前述の通り、MIPI規格のHS-RXモードに対応した差動入力信号、および、LVDS規格に対応した差動入力信号を受信する場合、終端抵抗14,16を、差動入力端子PAD,PADN間に接続する必要がある。
一方、MIPI規格のLP-RXモードに対応したシングルエンド入力信号を受信する場合、終端抵抗14,16を非接続とする必要がある。
受信回路12は、図示を省略しているが、差動入力端子PAD,PADNを介して入力される入力信号を受信するものである。
終端抵抗14,16(第1および第2の終端抵抗)は、差動入力信号を受信する場合に、インピーダンス整合のために、差動入力端子PAD,PADN間(差動入力信号間)に接続されるものである。
終端抵抗14,16の一方の端子は、差動入力端子PAD,PANDのそれぞれに接続されている。
終端抵抗切替回路18は、切替信号および反転切替信号に応じて、終端抵抗14,16を、差動入力端子PAD,PADN間に接続するか、非接続とするかを切り替えるものである。
終端抵抗切替回路18は、2つのインバータ38,40と、終端抵抗14,16の接続/非接続の切替スイッチとなるNMOS(N型MOSトランジスタ)20およびPMOS(P型MOSトランジスタ)22とを備えている。
NMOS20およびPMOS22は、終端抵抗14,16の他方の端子の間に並列に接続されている。NMOS20のゲートには切替信号が入力され、そのバックゲートにはデータ受信装置10のグランド電圧が入力されている。また、PMOS22のゲートには反転切替信号が入力され、そのバックゲートにはデータ受信装置10の電源電圧が入力されている。
終端抵抗14,16の、差動入力端子PAD,PADN間への接続/非接続を切り替えるための信号は、例えば、データ受信装置10の外部から入力される。この信号は、インバータ38により反転されて前述の反転切替信号として出力され、さらに、インバータ40により反転されて前述の切替信号として出力される。
本実施形態の場合、切替信号がH(ハイレベル)、つまり、反転切替信号がL(ローレベル)の場合に、終端抵抗14,16は差動入力端子PAD,PADN間に接続され、その逆の場合に非接続とされる。
次に、データ受信装置10の動作を説明する。
インバータ38,40は、データ受信装置10の電源電圧およびグランド電圧で動作するため、図2に示すように、切替信号および反転切替信号のHは2.5V、Lは0Vである。
NMOS20およびPMOS22は、それぞれ、切替信号および反転切替信号に応じてオンオフが制御される。本実施形態の場合、NMOS20およびPMOS22は、切替信号がH、反転切替信号がLの場合にオン(接続)状態、切替信号がL、反転切替信号がHの場合にオフ(非接続)状態となる。
データ受信装置10では、図2に示すように、例えば、LVDS規格に対応した、入力電圧範囲が2.3V〜2.4Vの差動入力信号を受信する場合、終端抵抗14,16を接続するために、切替信号がH、反転切替信号がLとされる。
この場合、図10に示す従来のデータ受信装置の場合と同じように、ゲート−ソース間の電圧Vgsが、NMOS20のしきい値電圧Vthより低くなるため、NMOS20はオフ状態となってしまう。
一方、反転切替信号はLで0V、差動入力端子PADの電圧(差動入力信号の高電圧)は2.4Vであるから、PMOS22のゲート−ソース間の電圧Vgsは、0V−2.4V=−2.4Vとなる。従って、PMOS22のしきい値電圧Vthが−0.6Vの場合、Vgs<VthであるからPMOS22はオン状態となり、終端抵抗14,16は差動入力端子PAD,PADN間に接続される。
また、PMOS22のバックゲートはデータ受信装置10の電源IOVDDに接続されているから2.5Vであるが、ソースは差動入力端子PADに接続されているから2.4Vである。そのため、基板バイアス効果により、PMOS22のしきい値電圧Vthは、PMOS22のソースが2.5Vの場合よりも下降している。しかし、PMOS22のゲート−ソース間の電圧Vgsは、PMOS22のしきい値電圧Vthよりも十分に低いため、反転切替信号がLの場合、PMOS22はオン状態となる。
このように、NMOS20に加えて、PMOS22で終端抵抗14,16の接続/非接続を切り替えることにより、LVDS規格に対応した差動入力信号の入力電圧範囲が高く、NMOS20がオン状態となることができない場合でも、PMOS22がオン状態となるため、終端抵抗14,16を接続することができるため、差動入力信号を正常に受信することができる。
また、例えば、MIPI規格のHS-RXモードに対応した、入力電圧範囲が0.1V〜0.2Vの差動入力信号を受信する場合、終端抵抗14,16を接続するために、切替信号がH、反転切替信号がLとされる。
この場合、反転切替信号のLは同じく0V、差動入力端子PADの電圧は0.1Vであるから、PMOS22のソース−ゲート間の電圧Vgsは、0V−0.1V=-0.1Vとなる。従って、PMOS22のしきい値電圧Vthが−0.6Vの場合、Vgs>VthとなるからPMOS22はオフ状態となる。
しかし、NMOS20は、図11に示す従来の終端抵抗切替回路の場合と同様に動作してオン状態となり、終端抵抗14,16は差動入力端子PAD,PADN間に接続される。
また、図示しないが、MIPI規格のLP-RXモードに対応した、入力電圧範囲が0V〜1.2Vのシングルエンド入力信号を受信する場合、終端抵抗14,16を非接続とするために、切替信号はL、反転切替信号はHとされる。
切替信号がL、反転切替信号がHの場合、差動入力端子PAD及びPADNの電圧に関係なく、NMOS20はVgs<Vth、PMOS22はVgs>Vthとなるから、NMOS20およびPMOS22はオフ状態となり、終端抵抗14,16を非接続とすることができる。
従って、図1に示す終端抵抗切替回路18により対応可能な規格をまとめると表3のようになり、1対の差動入力端子PAD,PADNを共用して、MIPI規格の入力信号はもちろん、LVDS規格の差動入力信号も受信することできる。
次に、本発明の第2の実施形態のデータ受信装置について説明する。
図3は、本発明のデータ受信装置の構成を表す第2の実施形態の回路図である。同図に示すデータ受信装置24は、図1に示すデータ受信装置10において、さらに、EOS保護回路26を備えるものである。
EOS保護回路26は、終端抵抗切替回路18や終端抵抗とその配線を、EOSの過電圧および過電流による破壊から保護するものであり、2つのネイティブNMOS28,30(第1および第2のネイティブNMOS)と、2つのツェナーダイオード32,34(第1および第2のツェナーダイオード)とを備えている。
ネイティブNMOS28,30は、負のしきい値電圧を持つNMOSである。
ネイティブNMOS28は、終端抵抗14とNMOS20およびPMOS22との間に接続され、ネイティブNMOS30は、終端抵抗16とNMOS20およびPMOS22との間に接続されている。また、ネイティブNMOS28,30のゲートにはデータ受信装置24の電源電圧が入力されている。
なお、ネイティブNMOS28,30のしきい値電圧は負であれば何ら限定されない。
ツェナーダイオード32,34は、データ受信装置24の電源電圧よりも高く、EOSにより印加される過電圧よりも低い、あらかじめ設定された所定の電圧(ブレークダウン電圧)を持ち、ブレークダウン電圧がカソードに印加された場合にブレークダウンして、その両端の電圧を、ブレークダウン電圧に固定するものである。
ツェナーダイオード32は、データ受信装置24のグランドIOGNDから、終端抵抗14とネイティブNMOS28との間のノードに向かって順方向に接続されている。また、ツェナーダイオード34は、データ受信装置24のグランドIOGNDから、終端抵抗16とネイティブNMOS30との間のノードに向かって順方向に接続されている。
なお、ツェナーダイオード32,34のブレークダウン電圧は、データ受信装置24の電源電圧よりも高く、EOSにより印加される過電圧よりも低い電圧であれば何ら限定されない。
次に、データ受信装置24に、EOSが印加された場合の動作を説明する。
図4に示すように、通常動作時には、データ受信装置24の電源電圧として、例えば、3.3V、グランド電圧として、0Vが供給される。
この場合、ツェナーダイオード32,34はブレークダウンしない。また、ネイティブNMOS28,30のゲートはデータ受信装置24の電源電圧に固定されるため、ネイティブNMOS28,30は強いオン状態となる。
従って、ESO保護回路26はデータ受信装置10の通常動作を妨げない。
続いて、EOSによる過電圧が差動入力端子PAD,PADNに印加された場合について説明する。EOSによる過電圧の印加は、下記(1)〜(3)の条件を想定している。
(1)差動入力端子PAD=+10V、かつ、差動入力端子PADN=オープン、または、差動入力端子PAD=オープン、かつ、差動入力端子PADN=+10V。
(2)データ受信装置24のグランド電圧=0V。
(3)データ受信装置24の電源電圧=0V〜通常動作電圧(例えば、3.3V)、または、オープン。
なお、終端抵抗切替回路18の対称性から、差動入力端子PAD,PADNに印加する、EOSによる過電圧は、例えば、差動入力端子PAD=+10V、かつ、差動入力端子PADN=オープンの条件の場合のみを考えれば十分である。
図1に示すデータ受信装置10において、EOSによる+10Vの過電圧が差動入力端子PADに印加された場合、以下の(1)および(2)の問題が発生する場合がある。
(1)EOSによる+10Vの過電圧が差動入力端子PADに印加されると、NMOS20およびPMOS22にも過電圧が印加され、破壊される恐れがある。
(2)図5に示すように、PMOS22の寄生PNダイオード36を介して、終端抵抗切替回路18に大電流が流れ、終端抵抗14や配線が熱破壊される恐れがある。
上記問題(1)について、EOSによる+10Vの過電圧が差動入力端子PADに印加された場合、図4に示すように、データ受信装置24では、ツェナーダイオード32がブレークダウンして、その両端の電圧はブレークダウン電圧に固定される。そのため、ネイティブNMOS28、NMOS20およびPMOS22に印加される電圧は最大でもツェナーダイオード32のブレークダウン電圧に抑えられる。
従って、ツェナーダイオード32のブレークダウン電圧を適宜設定することにより、EOSによる過電圧が印加されるミリ秒〜数秒の比較的短い期間であれば、ネイティブNMOS28、NMOS20およびPMOS22が破壊されるのを防止することができる。
なお、ネイティブNMOS28,30,NMOS20およびPMOS22に印加される電圧を低減するために、ツェナーダイオード32,34を使用することは必須ではない。被保護回路であるネイティブNMOS28,30、NMOS20およびPMOS22に過電圧がかかることを防止することができればよく、ツェナーダイオード32,34の代わりに、例えば、ダイオードストリングや、その他の同様の機能を備える回路を使用してもよい。
続いて、上記問題(2)について、終端抵抗切替回路18にPMOS22を使用すると、図5に示すように、PMOS22のソースおよびドレインからデータ受信装置10の電源IOVDDに向かって前述の寄生PNダイオード36が形成される。
そのため、データ受信装置24では、上記(2)の場合にEOSによる過電圧の印加によって流れる電流Ieosは、図4に示すように、差動入力端子PAD、終端抵抗14、ネイティブNMOS28、PMOS22、PMOS22の寄生PNダイオード36、データ受信装置10の電源IOVDDからなる経路で流れる。
図6は、図4に示すデータ受信装置において、EOSによる過電圧の印加によって流れる電流Ieosの経路のみを表す回路図である。ネイティブNMOS28のゲートの電圧はデータ受信装置24の電源電圧である。また、前述の経路に電流Ieosが流れる場合、ネイティブNMOS28のソースの電圧は、データ受信装置24の電源電圧Viovddよりも、寄生PNダイオード36のしきい値電圧Vth_diodeだけ高い電圧(Viovdd+Vth_diode)となる。そのため、EOSによる過電圧の印加時において、ネイティブNMOS28のゲート−ソース間電圧Vgsは、Vgs=Viovdd−(Viovdd+Vth_diode)=−Vth_diodeとなる。
従って、ネイティブNMOS28は、オフ状態または弱いオン状態となり、高抵抗となるため、電流Ieosが流れる経路に大電流が流れることを回避することができ、熱破壊を防止することができる。
このように、EOS保護回路26を備えることにより、EOSによる過電圧の印加時に、終端抵抗切替回路18や終端抵抗とその配線が破壊されるのを防止することができる。
EOSによる+10Vの過電圧が差動入力端子PADNに印加される場合も同様に、EOS保護回路26のネイティブNMOS30およびツェナーダイオード34により、終端抵抗切替回路18や終端抵抗とその配線が破壊されるのを防止することができる。
なお、本発明は、1対の差動入力端子PAD,PADNを共用して、終端抵抗14,16を、差動入力端子PAD,PADN間に接続する必要がある2以上の差動入力信号と、終端抵抗14,16を非接続とする必要がある1以上のシングルエンド入力信号とを含む、規格の異なる3以上の入力信号を受信することも可能である。
この場合、PMOS22が必要となるのは、2以上の差動入力信号は、低電圧VILがデータ受信装置10の電源電圧ViovddよりもNMOS20のしきい値電圧Vthだけ低い電圧Viovdd-Vthよりも高い電圧(VIL>Viovdd-Vth)となる1以上の差動入力信号を含む場合である。
本発明は、基本的に以上のようなものである。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
10,24,42,50 データ受信装置
12 受信回路
14,16 終端抵抗
18,44,52 終端抵抗切替回路
20,46,48 NMOS(N型MOSトランジスタ)
22 PMOS(P型MOSトランジスタ)
26 EOS保護回路
28,30 ネイティブNMOS
32,34 ツェナーダイオード
36 寄生PNダイオード
38,40 インバータ

Claims (2)

  1. 1対の差動入力端子を共用して、規格の異なる3以上の入力信号を受信するデータ受信装置であって、
    前記差動入力端子を介して入力される入力信号を受信する受信回路と、
    一方の端子が前記差動入力端子のそれぞれに接続された第1および第2の終端抵抗と、
    切替信号および反転切替信号に応じて、前記第1および第2の終端抵抗を、前記差動入力端子間に接続するか、非接続とするかを切り替える終端抵抗切替回路と
    EOS保護回路とを備え、
    前記終端抵抗切替回路は、前記第1および第2の終端抵抗の他方の端子の間に並列に接続されたNMOSおよびPMOSを備え、
    前記EOS保護回路は、負のしきい値電圧を持つ第1および第2のネイティブNMOSと、第1および第2のツェナーダイオードとを備え、
    前記NMOSのゲートには前記切替信号が入力され、そのバックゲートには前記データ受信装置のグランド電圧が入力され、前記PMOSのゲートには前記反転切替信号が入力され、そのバックゲートには前記データ受信装置の電源電圧が入力され、
    前記第1のネイティブNMOSは、前記第1の終端抵抗と前記NMOSおよび前記PMOSとの間に接続され、前記第2のネイティブNMOSは、前記第2の終端抵抗と前記NMOSおよび前記PMOSとの間に接続され、前記第1および第2のネイティブNMOSのゲートには前記データ受信装置の電源電圧が入力され、
    前記第1のツェナーダイオードは、前記データ受信装置のグランドから、前記第1の終端抵抗と前記第1のネイティブNMOSとの間のノードに向かって順方向に接続され、前記第2のツェナーダイオードは、前記データ受信装置のグランドから、前記第2の終端抵抗と前記第2のネイティブNMOSとの間のノードに向かって順方向に接続され、
    前記第1および第2のツェナーダイオードは、前記データ受信装置の電源電圧よりも高く、EOSにより印加される過電圧よりも低い、あらかじめ設定されたブレークダウン電圧を持つものであり、
    前記3以上の入力信号は、前記第1および第2の終端抵抗を、前記差動入力端子間に接続する必要がある2以上の差動入力信号と、前記終端抵抗を非接続とする必要がある1以上のシングルエンド入力信号とを含み、
    前記2以上の差動入力信号は、低電圧が前記データ受信装置の電源電圧よりも前記NMOSのしきい値電圧だけ低い電圧よりも高い電圧となる1以上の差動入力信号を含むことを特徴とするデータ受信装置。
  2. 前記3以上の入力信号は、LVDS規格に対応した1つの差動入力信号と、MIPI規格に対応した1つの差動入力信号および1つのシングルエンド入力信号とからなる3つの入力信号である請求項に記載のデータ受信装置。
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