JP2000332592A - レベル変換方法及びレベル変換回路 - Google Patents

レベル変換方法及びレベル変換回路

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JP2000332592A
JP2000332592A JP11140858A JP14085899A JP2000332592A JP 2000332592 A JP2000332592 A JP 2000332592A JP 11140858 A JP11140858 A JP 11140858A JP 14085899 A JP14085899 A JP 14085899A JP 2000332592 A JP2000332592 A JP 2000332592A
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    • H03K19/0175Coupling arrangements; Interface arrangements
    • H03K19/0185Coupling arrangements; Interface arrangements using field effect transistors only
    • H03K19/018507Interface arrangements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路内部に負電源を直接使用することなく、
被駆動回路へのDC接続を達成する。 【解決手段】 正電源に接続されたソースホロワ回路1
4の出力にクランプ回路18及びレベルシフト回路16
を接続し、レベルシフト回路16の出力端に伝送線路2
2、終端抵抗24を介して負電源を印加する。ソースホ
ロワ回路14に入力されたCMOSレベルの論理信号を
負電源側へレベルシフトさせる。その際にその信号をク
ランプ回路18でクランプしつつ、レベルシフトされた
信号をレベルシフト回路16でさらに負電源側にレベル
シフトし、ECLレベルの信号を伝送線路22を介して
終端抵抗24の両端に生じさせてECLロジック回路2
6に印加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レベル変換方法
及びレベル変換回路に係り、具体的には、CMOSロジ
ック回路の出力レベルをECLロジック回路の入力レベ
ルに変換するのに好適なレベル変換方法及びレベル変換
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からCMOSロジック回路の出力信
号を伝送線路を経てECLロジック回路へ供給する信号
伝送系が知られている。CMOSロジック回路とECL
ロジック回路とは、それぞれで取り扱う信号のレベル
(以下、論理レベルと略称する。)が相違するので、C
MOSロジック回路から出力された信号を伝送線路を経
てECLロジック回路に供給してそのECLロジック回
路に所定の論理動作を生じさせるには、CMOSロジッ
ク回路から出力された信号の論理レベルをECLロジッ
ク回路の論理レベルに変換して該信号をECLロジック
回路へ供給する必要がある。
【0003】図4は、この種のレベルシフト回路の第1
の従来例である。図4に示す例は、レベルシフト対象と
なる論理信号を出力するCMOSロジック回路12は正
電源VDD(通常5ボルト又は3.3ボルト)と大地電
位との間に接続され、その入力に印加された論理信号に
対してVDDと大地電位との間でのフルスイング動作を
する。そして、レベルシフトされた論理信号を受信する
ECLロジック回路26は、大地電位と負電源V
EE(通常−5.2ボルト又は−4.5ボルト)との間
に接続され、その入力端子に入力論理信号の論理的な判
別を行うのに適合した値として設定されたDCバイパス
を印加した状態において、入力信号に対して大地電位と
負電源VEEとの間の信号レベルで論理動作をする。
【0004】CMOSロジック回路12から伝送線路2
2を経てECLロジック回路26へ供給される論理信号
の論理レベルをECLロジック回路26の論理レベルに
レベルシフトしてECLロジック回路の入力に印加する
のに、ソースフォロワ回路50(nMOSトランジスタ
M50で構成される)の入力端子51がCMOSロジッ
ク回路の出力に接続され、ソースフォロワ回路50の出
力端子53が伝送線路22の送端に接続される。伝送線
路22の受端に終端抵抗24の一端が接続される一方、
その他端が負電源VTT(通常VDD−2ボルト)に接
続された終端抵抗24の両端に論理振幅800ミリボル
トの直流論理レベル(いわゆるPECLレベル)が発生
される。この直流論理レベルをキャパシタを介してEC
Lロジック回路の入力にAC接続することにより、正電
源で論理動作するCMOSロジック回路と負電源で論理
動作するECLロジック回路との信号レベルのインタフ
ェースが取られている、すなわち、CMOSロジック回
路から出力された論理信号の論理レベルをECLロジッ
ク回路の論理動作に適合した論理レベルにレベルシフト
させている。
【0005】また、図5は、レベルシフト回路の第2の
従来例である。この従来例は、第1の従来例が、AC的
な信号伝達を行う例であったが、第2の従来例は、EC
Lロジック回路へのDC的な信号伝達を行う例である。
すなわち、第1の従来例と同様に構成されるCMOSロ
ジック回路12及びECLロジック回路26の間に配置
され、信号レベルのインタフェースが取られた論理信号
をECLロジック回路の入力にDC的に伝達するように
構成したレベルシフト回路である。ただし、正電源V
DDは、3ボルトとし、負電源は、−4.5ボルトとす
る例である。
【0006】このレベルシフト回路60は、オープンド
レイン回路62と、オープンドレイン回路62の出力端
子63に送端を接続した伝送線路22と、伝送線路22
の受端に接続され、伝送線路22を終端する大地電位と
負電源VTT(−2ボルト)との間を抵抗R61、R6
2でテブナン終端することにより構成されている。テブ
ナン終端とは、抵抗R61と抵抗R62の合成抵抗値を
伝送線路22の特性インピーダンスと等しくすることを
いう。レベルシフト回路60の終端が直接ECLロジッ
ク回路26の入力に接続されている。なお、オープンド
レイン回路62は、CMOSロジック回路12の出力に
接続された入力端子61にゲート電極が接続され、ドレ
イン電極が出力端子63に接続され、ソース電極が負電
源VTTに接続されたnMOSトランジスタM62で構
成されている。このように、オープンドレイン回路62
の出力に接続される伝送線路22を大地電位と負電源V
TTとの間を抵抗R61,R62でテブナン終端し、そ
の終端を直接ECLロジック回路の入力に接続すること
により、上述のECLロジック回路へのDC的な信号伝
達を可能にしている。
【0007】また、図6は、レベルシフト回路の第3の
従来例である。この従来例も、第2の従来例と同様の、
ECLロジック回路へのDC的な信号伝達を行う例であ
る。すなわち、第1の従来例と同様に構成されるCMO
Sロジック回路12及びECLロジック回路26の間に
配置され、信号レベルのインタフェースが取られた論理
信号をECLロジック回路の入力にDC的に伝達するよ
うに構成したレベルシフト回路である。ただし、正電源
DDは5ボルトとし、負電源は−4.5ボルトとする
例である。このレベルシフト回路70は、CMOSロジ
ック回路12の出力端子に入力端子71を接続したnM
OSインバータ72と、インバータ72の出力端子に接
続されたクランプ回路74と、インバータ72の出力端
子に接続されたレベルシフト回路76と、レベルシフト
回路76の出力端子に接続されたソースホロワ回路78
と、ソースホロワ回路78の出力端子79の出力端子に
送端を接続した伝送線路22と、伝送線路22の受端に
一方の端子を接続し、他方の端子を負電源VTT(−2
ボルト)に接続した終端抵抗80とから構成されてい
る。
【0008】nMOSインバータ72は、nMOSトラ
ンジスタM72と抵抗R72とから構成され、nMOS
トランジスタM72のゲートは、入力端子71に接続さ
れ、nMOSトランジスタM72のソースは、大地(G
ND)に接続され、また、nMOSトランジスタM72
のドレインは、抵抗72を介して正電源VDDに接続さ
れている。また、クランプ回路74はPN接合ダイオー
ドD74と抵抗R74とから構成され、PN接合ダイオ
ードD74のアノードは大地に接続され、PN接合ダイ
オードD74のカソードは抵抗R74を介してnMOS
インバータ72の出力端子に接続されている。レベルシ
フト回路76は、正電源VDDと負電源VEEとの間に
NPNバイポーラトランジスタQ76A、抵抗R76
A、NPNバイポーラトランジスタQ76B及び抵抗R
76Bが直列に接続されている。NPNバイポーラトラ
ンジスタQ76Aのベースは、nMOSインバータ72
の出力端子に接続され、NPNバイポーラトランジスタ
Q76Bのベースは、VCS信号が供給される。VCS
信号は、定電流源用のバイアス電圧である。ソースホロ
ワ回路78を構成するNPNバイポーラトランジスタQ
78のベースは、レベルシフト回路76の出力(抵抗R
76AとNPNバイポーラトランジスタQ76Bのコレ
クタとの接続点)に接続され、そのコレクタは大地に接
続され、そのエミッタは、ソースホロワ回路78の出力
端子89となる。そして、ソースホロワ回路78の出力
端子89は、伝送線路22の送端に接続されている。
【0009】このように、CMOSロジック回路12か
ら出力されるフルスイングのCMOS信号の信号レベル
は、nMOSインバータ72とクランプ回路74とで正
電源VDD側から振幅800ミリボルト程度の信号レベ
ルに変換され、レベルシフト回路76で負電源VTT
へのレベルシフトがなされ、ソースホロワ回路78でさ
らに負電源VTT側へレベルシフトされると共にインピ
ーダンス変換され、そのソースホロワ回路78から出力
された信号は、伝送線路22を経て負電源V に接続
された終端抵抗80で終端される。終端抵抗80にはE
CLロジック回路26が判別可能な信号レベルが現れ、
CMOS信号レベルのECLロジック回路26へのDC
的な信号伝達を可能にしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た第1の従来例にあっては、CMOSロジック回路12
から出力されたCMOS信号の信号レベルは、レベル変
換回路50でレベル変換され、ECLロジック回路26
の入力にAC結合で供給するようにしているから、その
信号伝達に制約が生ずる。例えば、伝達しようとする信
号に対して信号にスクランブルを施す、すなわち、伝送
する信号のマ−ク(高レベル)またはスペース(低レベ
ル)の信号期間が時定数(キャパシタの静電容量と終端
抵抗で決まる時定数)と同程度に長い期間と成らないよ
うにマ−クとスペースとを取り合わせる必要性が生じた
り、8B10Bの符号化方式において、そのマ−ク率
(伝送しようとする信号のマ−クとスペースとの割合)
を50%に維持する必要性が生じたりする。これらの措
置を執る必要性は、ECLロジック回路の入力にAC結
合する場合に、時定数と同程度に長い期間に亘って、同
一符号(例えば、論理0)の信号期間が継続するように
なると、ECLロジック回路26の入力に印加される信
号のレベルがECLロジック回路のバイアス電圧の方へ
推移してしまうため、論理判別が不能になるので、これ
を回避するためである。
【0011】また、上記第2及び第3の従来例では、D
C的な接続を行うために、レベル変換回路に負電源を印
加しなければならないことである。なお、第3の従来例
では、定電流源用バイアス電圧VCSを印加する必要も
あるので、そのための負電源も含む。この負電源の印加
が必要になることは、レベル変換回路をASICの出力
バッファとしてCMOSロジック回路と混載しよう場
合、負電源の供給上その電源のための電源バスをチップ
周辺部に張り巡らせなければならないという電源配分の
問題、正電源VDDと負電源VTTとの間に逆バイアス
のESD(Electro Static Discharge)保護ダイオード
を設けければならないという電源間のESD保護の問
題、正電源VDDと負電源VTTとの投入順序を遵守し
なければならないという電源投入シーケンスの問題が生
じる。
【0012】これらの問題は、第2及び第3の従来例の
レベル変換回路をそのままでは、標準的なASIC設計
手法の中に取り込めないことを示しており、標準的なA
SIC設計手法の中で第2及び第3の従来例のレベル変
換回路を用いるには、上述した問題点の解決を図りつ
つ、標準的なASIC設計手法の中で用いるしか無くな
る。したがって、第2及び第3の従来例のレベル変換回
路は、標準的なASIC設計手法の中で上記の問題が生
じないように特別の手段を講じて初めて標準的なASI
C設計手法の中で用い得るに過ぎないという親和性が低
いという不具合がある。
【0013】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、回路内部への動作電圧の給電を必要とすること
なく、送信ロジック回路の出力を受信ロジック回路の入
力へのDC接続を可能にするレベル変換方法及びレベル
変換回路を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、第1のロジック回路から出
力された第1の論理信号をレベル変換し、前記第1の論
理レベル信号と電圧レベル範囲を異にする第2の論理信
号を第2のロジック回路に供給するレベル変換方法に係
り、前記第1のレベルシフト回路の動作電圧給電端に第
1の電圧を給電した状態において、前記第2の論理レベ
ル信号を前記第2のレベルシフト回路の出力端に接続さ
れた終端抵抗に出力させるのに必要な第2の電圧を該終
端抵抗を介して前記第2のレベルシフト回路の出力端に
給電し、前記第1のロジック回路から出力された前記第
1の論理信号を、前記第2の論理信号の電圧レベル範囲
に至らない中間の電圧レベル範囲の信号にレベルシフト
させ、該レベルシフトにおいて、当該中間の電圧レベル
範囲の信号に対応する前記第2の論理信号が前記第2の
ロジック回路の動作性能を低下させる信号レベルに達す
るとき、当該中間の電圧レベル範囲の信号を、前記信号
レベル未満となるように設定された所定の電圧レベルに
クランプさせ、レベルシフトつれる際に前記クランプを
与えられることがある前記中間の電圧レベル範囲の信号
を前記第2の論理レベル信号にレベルシフトさせること
を特徴としている。
【0015】請求項2記載の発明は、第1の論理信号で
動作する第1のロジック回路と、前記第1の論理レベル
信号と電圧レベル範囲を異にする第2の論理信号で動作
する第2のロジック回路との間に介設され、前記第1の
ロジック回路から出力される前記第1の論理信号を前記
第2の論理信号にレベル変換して前記第2のロジック回
路に供給するレベル変換回路に係り、入力端が前記第1
のロジック回路の出力端に接続され、前記第1のロジッ
ク回路から該入力端に入力される第1の論理信号を前記
第2の論理信号の電圧レベル範囲に至らない中間の電圧
レベル範囲の信号にレベルシフトさせて出力端に出力す
る第1のレベルシフト回路と、該第1のレベルシフト回
路の出力端に接続され、該出力端に出力される前記中間
の電圧レベル範囲の信号に対応する前記第2の論理信号
が前記第2のロジック回路の動作性能を低下させる信号
レベルに達するとき、当該中間の電圧レベル範囲の信号
を、前記信号レベル未満となるように設定された所定の
電圧レベルにクランプさせるクランプ回路と、入力端が
前記該第1のレベルシフト回路の出力端に接続され、該
出力端に出力される前記中間の電圧レベル範囲の信号を
前記第2の論理信号にレベルシフトさせて出力端に出力
する第2のレベルシフト回路と、前記第1のレベルシフ
ト回路の動作電圧給電端に第1の電圧が給電された状態
において、前記第2の論理信号を前記第2のレベルシフ
ト回路の出力端に接続された終端抵抗に出力させるのに
必要な第2の電圧を該終端抵抗を介して前記第2のロジ
ック回路の出力端に給電する電源手段とを備えたことを
特徴としている。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項2記載のレ
ベル変換回路に係り、前記第1のレベルシフト回路の動
作電圧給電端は正電源又は負電源に接続され、前記電源
手段は負電源又は正電源に接続されることを特徴として
いる。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項2記載のレ
ベル変換回路に係り、前記第1のレベルシフト回路の動
作電圧給電端は正電源に接続され、前記電源手段は負電
源に接続され、前記第1のレベルシフト回路は、nMO
Sトランジスタを用いたソースホロワ回路であり、前記
クランプ回路は、ダイオード接続のnMOSトランジス
タであり、第2のレベルシフト回路は、ダイオード接続
のnMOSトランジスタであることを特徴としている。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項2記載のレ
ベル変換回路に係り、前記第1のレベルシフト回路の動
作電圧給電端は正電源に接続され、前記電源手段は負電
源に接続され、前記第1のレベルシフト回路は、ソース
ホロワ接続したnMOSトランジスタであり、前記クラ
ンプ回路及び前記第2のレベルシフト回路は、PN接合
ダイオードであることを特徴としている。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項2記載のレ
ベル変換回路に係り、前記第1のレベルシフト回路の動
作電圧給電端は正電源に接続され、前記電源手段は負電
源に接続され、前記第1のレベルシフト回路は、バイポ
ーラトランジスタを用いたエミッタホロワ回路であり、
前記クランプ回路及び前記第2のレベルシフト回路は、
ダイオード接続のバイポーラトランジスタであることを
特徴としている。
【0020】請求項7記載の発明は、請求項2乃至6の
いずれか1に記載のレベル変換回路に係り、前記電源手
段は、送端を前記第2のレベルシフト回路の出力端に接
続した伝送線路と、該伝送線路の受端に一端を接続し、
他端を負電源に接続した終端抵抗とから構成したことを
特徴としている。
【0021】請求項8記載の発明は、請求項4、5又は
6記載のレベル変換回路に係り、前記第1のレベルシフ
ト回路、前記クランプ回路及び前記第2のレベルシフト
回路は同一の半導体基板上に集積されたことを特徴とし
ている。
【0022】また、請求項9記載の発明は、請求項4又
は5記載のレベル変換回路に係り、前記第1のレベルシ
フト回路、前記クランプ回路及び前記第2のレベルシフ
ト回路は同一の半導体基板上にCMOS製造プロセスで
形成されたことを特徴としている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例であるレベル変換回路を
示す図である。この実施例のレベル変換回路は、負電源
を回路内部に直接印加することなく、CMOS信号のレ
ベルをECL信号のレベルに変換する回路であり、この
レベル変換回路10は、ソースホロワ回路14と、レベ
ルシフト回路16と、クランプ回路18と、伝送線路2
2と、終端抵抗24とで構成されている。ソースホロワ
回路14は、nMOSトランジスタM1で構成され、そ
のゲートは、入力端子13を介してCMOSロジック回
路12の出力端子に接続されている。
【0024】レベルシフト回路16は、ゲート電極とド
レイン電極とを短絡したダイオード接続のnMOSトラ
ンジスタM2で構成され、そのドレイン電極は、nMO
SトランジスタM1のソース電極に接続され、ソース電
極は、出力端子19を経て伝送線路22の送端に接続さ
れている。クランプ回路18は、ゲート電極とドレイン
電極とを短絡したダイオード接続のnMOSトランジス
タM3で構成され、短絡された電極は、nMOSトラン
ジスタM1のソース電極に接続されている。そのソース
電極は、大地(GND)に接続されている。伝送線路2
2の受端は、終端抵抗24の一端に接続され、その他端
は負電源VTTに接続されている。終端抵抗24に現れ
る信号がECLロジック回路26の入力に印加される。
【0025】次に、図1を参照して、この実施例の動作
について説明する。CMOSロジック回路12から出力
されるCMOSレベルの信号は、ソースホロワ回路14
のソースホロワ動作により低インピーダンスに変換され
ると共に、CMOSレベルの信号は、正電源の電圧V
DDからnMOSトランジスタM1のしきい値電圧とド
レイン電流に対応するゲート・ソース間電圧だけ低い電
圧へレベルシフトされる。そして、ソースホロワ回路1
4から出力された電圧信号の電圧レベルは、クランプ回
路18によって大地電位から一定の電圧レベル(ダイオ
ード1段分低い電圧)にクランプされつつ、レベルシフ
ト回路16(ダイオードとして動作しているnMOSト
ランジスタM2)により、さらに低い電圧レベルへレベ
ルシフトされる。レベルシフト回路16から出力される
信号は、伝送線路22を経て終端抵抗24に、ECLロ
ジック回路26が判別可能な信号レベル(通常、高レベ
ルが−0.9ボルトで,低レベルが−1.7ボルトの信
号レベル)に変換される。
【0026】このように、この実施例の構成によれば、
CMOSロジック回路12から出力されるCMOSレベ
ルの信号は、ソースホロワ回路14の出力信号をクラン
プ回路18により一定の電圧レベルにクランプされつ
つ、レベルシフト回路16でさらにレベルシフトされて
伝送線路22を経て終端抵抗24で終端された後に、E
CLロジック回路26に印加されるから、終端された信
号をECL回路にDC接続することがてきる。したがっ
て、伝送する信号に対して、スクランブルの処理や、信
号の符号化の処理、例えば、8B10Bの符号化におい
てマ−ク率を50%にする処理を不要となる。それ故、
伝送する信号に制約が課せられることも無くなり、信号
は、冗長となる信号分を含まないので、信号のオーバー
ヘッドは無くなる。また、負電源VTTの電圧が終端抵
抗24を介してレベル変換回路の能動素子に供給する構
成となっているから、レベル変換回路に負電源の電圧を
直接印加する構成においては必要であった電源分配、電
源間のEDS保護及び電源投入シーケンスの遵守の問題
は無くなり、ゲートアレイ等で用いられる標準的なAS
IC設計手法と馴染み易く、それとの親和性が高く、A
SICの出力バッファとして用いられるCMOSロジッ
ク回路との混載が容易になる。
【0027】さらに、クランプ回路18のクランプ作用
がソースホロワ回路14の出力に働くので、nMOSト
ランジスタM1が、その製造バラツキによるしきい値電
圧の減少や、VDD、温度等の使用環境条件の変動に起
因して高レベル出力が過度に上昇するのを抑えることが
でき、これにより、ECLロジック回路の入力バッファ
を構成するバイポーラトランジスタが飽和領域に突入し
て速度が低下してしまうのを防止することができる。
【0028】◇第2実施例 図2は、この発明の第2実施例であるレベル変換回路を
示す図である。この実施例の構成が、第1実施例のそれ
と大きく異なる点は、第1実施例のレベルシフト回路を
ダイオードで構成し、クランプ回路をダイオードで構成
した点である。すなわち、この実施例のレベル変換回路
16Aは、2つのダイオードを直列接続し、クランプ回
路18Aは、1つのダイオードで構成している。なお、
これ以外の点では、この例の構成は、第1実施例と同一
の構成であるので、図2においては、図1の構成部分と
同一の各部には同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0029】次に、図2を参照して、この実施例の動作
について説明する。CMOSロジック回路12から出力
されるCMOSレベルの信号が、ソースホロワ回路14
によって低インピーダンスに変換され、CMOSレベル
の信号は、正電源の電圧VDDからnMOSトランジス
タM1のしきい値電圧及びドレイン電流に対応するゲー
ト・ソース間電圧だけ低い電圧へレベルシフトされるこ
とは、第1実施例と同じである。ソースホロワ回路14
から出力された信号の電圧レベルは、さらに、クランプ
回路18Aによって大地電位からダイオード1段分の電
圧(通常−0.8ボルト程度)にクランプされつつ、レ
ベルシフト回路16A(ダイオードD1、D2)によ
り、ダイオード2段分(通常1.6ボルト程度)だけ低
い電圧レベルへレベルシフトされる。
【0030】レベルシフト回路16Aから出力される信
号は、伝送線路22を経て終端抵抗24に、ECLロジ
ック回路26が判別可能な信号レベル(通常、高レベル
が−0.9ボルトで,低レベルが−1.7ボルトの信号
レベル)に変換される。このように、この実施例の構成
によれば、CMOSロジック回路12から出力されるC
MOSレベルの信号は、ソースホロワ回路14の出力信
号がクランプ回路18Aにより一定の電圧レベルにクラ
ンプされ、かつレベルシフト回路16Aでさらにレベル
シフトされて伝送線路22を経て終端抵抗24で終端さ
れた後、ECLロジック回路26に印加されるから、終
端された信号をECL回路にDC接続することがてき
る。
【0031】したがって、伝送する信号に対して、スク
ランブルの処理や、伝送する信号の符号化、例えば、8
B10Bの符号化においてマ−ク率を50%にする処理
を不要となる。それ故、伝送する信号に制約が課せられ
ることも無くなり、信号は、冗長となる信号分を含まな
いので、信号のオーバーヘッドは無くなる。また、負電
源VTTの電圧が終端抵抗24を介してレベル変換回路
の能動素子に供給する構成となっているから、レベル変
換回路に負電源の電圧を直接印加する構成においては必
要であった電源分配、電源間のEDS保護及び電源投入
シーケンスの遵守の問題は無くなり、ゲートアレイ等で
用いられる標準的なASIC設計手法と馴染み易く、そ
れとの親和性が高く、ASICの出力バッファとして用
いられるCMOSロジック回路との混載が容易になる。
【0032】さらに、クランプ回路18Aのクランプ作
用がソースホロワ回路14の出力に働くので、nMOS
トランジスタM1が、その製造バラツキによってそのし
きい値電圧の減少や、VDD、温度などの使用環境条件
の変動に起因する高レベル出力が過度に上昇するのを抑
えることができ、これにより、ECLロジック回路の入
力バッファを構成するバイポーラトランジスタが飽和領
域に突入して速度が低下してしまうのを防止することが
できる。
【0033】◇第3実施例 図3は、この発明の第3実施例であるレベル変換回路を
示す図である。この実施例の構成が、第1実施例のそれ
と大きく異なる点は、第1実施例のレベルシフト回路及
びクランプ回路のいずれをも、バイポーラトランジスタ
で構成した点である。すなわち、この実施例のレベル変
換回路10Bは、エミッタホロワ回路14Bと、レベル
シフト回路16Bと、クランプ回路18Bとで構成され
ている。エミッタホロワ回路14Bは、NPNバイポー
ラトランジスタQ1で構成されている。レベルシフト回
路16Bは、ベースとコレクタとを短絡した4つのNP
NバイポーラトランジスタQ21、Q22、Q23、Q
24を直列に接続して構成されている。クランプ回路1
8Bは、ベースとコレクタとを短絡した1つのNPNバ
イポーラトランジスタQ3で構成され、その短絡点は、
レベルシフト回路16BのNPNバイポーラトランジス
タQ22とNPNバイポーラトランジスタQ23との接
続点に接続される一方、エミッタは大地(GND)に接
続されている。
【0034】次に、図3を参照して、この実施例の動作
について説明する。CMOSロジック回路12から出力
されるCMOSレベルの信号は、エミッタホロワ回路1
4Bによって低インピーダンスに変換され、CMOSレ
ベルの信号は、正電源の電圧VDDからNPNバイポー
ラトランジスタQ1のオン電流に対応するベース・エミ
ッタ間電圧だけ低い電圧へレベルシフトされる。そし
て、エミッタホロワ回路14Bから出力された信号の電
圧レベルは、さらに、クランプ回路18Bによって大地
電位からダイオード1段分の電圧(通常−0.8ボルト
程度)にクランプされつつ、レベルシフト回路16B
(ダイオード接続の4つのNPNバイポーラトランジス
タQ21、Q22、Q23及びQ24)により、ダイオ
ード4段分(通常3.2ボルト程度)だけ低い電圧レベ
ルへレベルシフトされる。
【0035】レベルシフト回路16Bから出力される信
号は、伝送線路22を経て終端抵抗24に、ECLロジ
ック回路26が判別可能な信号レベル(通常、高レベル
が−0.9ボルトで,低レベルが−1.7ボルトの信号
レベル)に変換される。このように、この実施例の構成
によれば、CMOSロジック回路12から出力されるC
MOSレベルの信号は、エミッタホロワ回路14Bの出
力信号がクランプ回路18Bにより一定の電圧レベルに
クランプされつつ、レベルシフト回路16Bでさらにレ
ベルシフトされて伝送線路22を経て終端抵抗24で終
端された後、ECLロジック回路26に印加されるか
ら、終端された信号をECL回路にDC接続することが
てきる。
【0036】したがって、伝送する信号に対して、スク
ランブルの処理や、信号の符号化処理、例えば、8B1
0Bの符号化においてマ−ク率を50%にする処理が不
要となる。それ故、伝送する信号に制約が課せられるこ
とも無くなり、信号は、冗長となる信号分を含まないの
で、信号のオーバーヘッドは無くなる。また、負電源V
TTの電圧が終端抵抗24を介してレベル変換回路の能
動素子に供給する構成となっているから、レベル変換回
路に負電源VTTの電圧を直接印加する構成においては
必要であった電源分配、電源間のEDS保護及び電源投
入シーケンスの遵守の問題は無くなり、ゲートアレイ等
で用いられる標準的なASIC設計手法と馴染み易く、
それとの親和性が高く、ASICの出力バッファとして
用いられるCMOSロジック回路との混載が容易にな
る。さらに、クランプ回路18Bのクランプ作用がレベ
ルシフト回路16B中のNPNバイポーラトランジスタ
Q2のエミッタから出力される信号に働くので、レベル
シフト回路16Bを構成するNPNバイポーラトランジ
スタQ24に現れる高レベルの電圧が、大地電位からダ
イオード1段分低い電圧(通常−0.8ボルト)よりも
上昇するのを防止することができ、これにより、ECL
ロジック回路の入力バッファを構成するバイポーラトラ
ンジスタが飽和領域に突入して速度が低下してしまうの
を防止することができる。
【0037】以上、この発明の実施例を図面を参照して
詳述してきたが、この発明の具体的な構成は、これらの
実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱
しない範囲の設計の変更等があってもそれらはこの発明
に含まれる。例えば、第1乃至第3の実施例において
は、レベル変換回路をCMOSロジック回路とECLロ
ジック回路との間に設ける例について説明したが、いず
れの実施例に示すレベル変換回路もTTLロジック回路
とGaAsロジック回路との間に設けることもできる
し、CMOSロジック回路とGaAsロジック回路との
間に設けることもできる。また、TTLロジック回路と
GaAsロジック回路との間に設けることもできる。ま
た、上述した変形を含めて、論理レベルの信号を送信す
る送信ロジック回路と該信号を受信する受信ロジック回
路との間の距離が短い場合には、伝送線路22を用いる
ことなく、送信ロジック回路の出力端に終端抵抗の一端
を接続し、外終端抵抗の他端を負電源VTTに接続する
構成でもよい。
【0038】また、第1及び第2の実施例において、n
MOSトランジスタをバイポーラトランジスタで代替す
ることもできる。また、第3の実施例において、バイポ
ーラトランジスタをユニポーラトランジスタで代替する
こともできる。そして、レベルシフト回路16、16
A、16Bのトランジスタ数も各実施例でのトランジス
タ数以外のトランジスタ数としてもよい。さらに、いず
れの実施例においても、また、いずれの変形において
も、ロジック回路の大地電位をその他の電位(電圧)に
してそれぞれのレベル変換回路を構成するようにしても
よい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、回路内部への動作電圧の給電を必要とすること
なく、送信ロジック回路の出力を受信ロジック回路の入
力へのDC接続が可能になる。そのDC接続において、
レベル変換回路内に動作電圧を直接給電する構成におい
ては必要であった電源分配、電源間のESD保護及び電
源投入シーケンス遵守の問題は無くなり、標準的なAS
IC設計手法との親和性が高く、CMOSロジック回路
等とECLロジック回路等との混載が容易になる。ま
た、DC接続により、ECLロジック回路等における論
理判別が不能になるのを回避する特別の信号処理が不要
になる。また、クランプ回路によりECLロジック回路
等に入力される信号レベルをその動作性能の低下(トラ
ンジスタを飽和領域で動作させること)を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例であるレベル変換回路を
示す図である。
【図2】この発明の第2実施例であるレベル変換回路を
示す図である。
【図3】この発明の第3実施例であるレベル変換回路を
示す図である。
【図4】従来のレベル変換回路の第1の例を示す図であ
る。
【図5】従来のレベル変換回路の第2の例を示す図であ
る。
【図6】従来のレベル変換回路の第3の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10、10A、10B レベル変換回路 12 CMOSロジック回路 14、14A、14B ソースホロワ回路(第1の
レベルシフト回路) 16、16A、16B レベルシフト回路(第2の
レベルシフト回路) 18、18A、18B クランプ回路 22 伝送線路 24 終端抵抗 26 ECLロジック回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のロジック回路から出力された第1
    の論理信号をレベル変換し、前記第1の論理レベル信号
    と電圧レベル範囲を異にする第2の論理信号を第2のロ
    ジック回路に供給するレベル変換方法であって、 前記第1のレベルシフト回路の動作電圧給電端に第1の
    電圧を給電した状態において、前記第2の論理レベル信
    号を前記第2のレベルシフト回路の出力端に接続された
    終端抵抗に出力させるのに必要な第2の電圧を該終端抵
    抗を介して前記第2のレベルシフト回路の出力端に給電
    し、 前記第1のロジック回路から出力された前記第1の論理
    信号を、前記第2の論理信号の電圧レベル範囲に至らな
    い中間の電圧レベル範囲の信号にレベルシフトさせ、 該レベルシフトにおいて、当該中間の電圧レベル範囲の
    信号に対応する前記第2の論理信号が前記第2のロジッ
    ク回路の動作性能を低下させる信号レベルに達すると
    き、当該中間の電圧レベル範囲の信号を、前記信号レベ
    ル未満となるように設定された所定の電圧レベルにクラ
    ンプさせ、 レベルシフトつれる際に前記クランプを与えられること
    がある前記中間の電圧レベル範囲の信号を前記第2の論
    理レベル信号にレベルシフトさせることを特徴とするレ
    ベル変換方法。
  2. 【請求項2】 第1の論理信号で動作する第1のロジッ
    ク回路と、前記第1の論理レベル信号と電圧レベル範囲
    を異にする第2の論理信号で動作する第2のロジック回
    路との間に介設され、前記第1のロジック回路から出力
    される前記第1の論理信号を前記第2の論理信号にレベ
    ル変換して前記第2のロジック回路に供給するレベル変
    換回路であって、 入力端が前記第1のロジック回路の出力端に接続され、
    前記第1のロジック回路から該入力端に入力される第1
    の論理信号を前記第2の論理信号の電圧レベル範囲に至
    らない中間の電圧レベル範囲の信号にレベルシフトさせ
    て出力端に出力する第1のレベルシフト回路と、 該第1のレベルシフト回路の出力端に接続され、該出力
    端に出力される前記中間の電圧レベル範囲の信号に対応
    する前記第2の論理信号が前記第2のロジック回路の動
    作性能を低下させる信号レベルに達するとき、当該中間
    の電圧レベル範囲の信号を、前記信号レベル未満となる
    ように設定された所定の電圧レベルにクランプさせるク
    ランプ回路と、 入力端が前記該第1のレベルシフト回路の出力端に接続
    され、該出力端に出力される前記中間の電圧レベル範囲
    の信号を前記第2の論理信号にレベルシフトさせて出力
    端に出力する第2のレベルシフト回路と、 前記第1のレベルシフト回路の動作電圧給電端に第1の
    電圧が給電された状態において、前記第2の論理信号を
    前記第2のレベルシフト回路の出力端に接続された終端
    抵抗に出力させるのに必要な第2の電圧を該終端抵抗を
    介して前記第2のロジック回路の出力端に給電する電源
    手段とを備えたことを特徴とするレベル変換回路。
  3. 【請求項3】 前記第1のレベルシフト回路の動作電圧
    給電端は正電源又は負電源に接続され、前記電源手段は
    負電源又は正電源に接続されることを特徴とする請求項
    2記載のレベル変換回路。
  4. 【請求項4】 前記第1のレベルシフト回路の動作電圧
    給電端は正電源に接続され、前記電源手段は負電源に接
    続され、前記第1のレベルシフト回路は、nMOSトラ
    ンジスタを用いたソースホロワ回路であり、前記クラン
    プ回路は、ダイオード接続のnMOSトランジスタであ
    り、第2のレベルシフト回路は、ダイオード接続のnM
    OSトランジスタであることを特徴とする請求項2記載
    のレベル変換回路。
  5. 【請求項5】 前記第1のレベルシフト回路の動作電圧
    給電端は正電源に接続され、前記電源手段は負電源に接
    続され、前記第1のレベルシフト回路は、ソースホロワ
    接続したnMOSトランジスタであり、前記クランプ回
    路及び前記第2のレベルシフト回路は、PN接合ダイオ
    ードであることを特徴とする請求項2記載のレベル変換
    回路。
  6. 【請求項6】 前記第1のレベルシフト回路の動作電圧
    給電端は正電源に接続され、前記電源手段は負電源に接
    続され、前記第1のレベルシフト回路は、バイポーラト
    ランジスタを用いたエミッタホロワ回路であり、前記ク
    ランプ回路及び前記第2のレベルシフト回路は、ダイオ
    ード接続のバイポーラトランジスタであることを特徴と
    する請求項2記載のレベル変換回路。
  7. 【請求項7】 前記電源手段は、送端を前記第2のレベ
    ルシフト回路の出力端に接続した伝送線路と、該伝送線
    路の受端に一端を接続し、他端を負電源に接続した終端
    抵抗とから構成したことを特徴とする請求項2乃至6の
    いずれか1に記載のレベル変換回路。
  8. 【請求項8】 前記第1のレベルシフト回路、前記クラ
    ンプ回路及び前記第2のレベルシフト回路は同一の半導
    体基板上に集積されたことを特徴とする請求項4、5又
    は6記載のレベル変換回路。
  9. 【請求項9】 前記第1のレベルシフト回路、前記クラ
    ンプ回路及び前記第2のレベルシフト回路は同一の半導
    体基板上にCMOS製造プロセスで形成されたことを特
    徴とする請求項4又は5記載のレベル変換回路。
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