JP6298504B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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本発明は、動作電圧が異なる負荷を備えた回路を有し、その回路での回路損失を減少させて低消費電力化を図るとともに、回路の簡素化に寄与する冷蔵庫に関するものである。
冷蔵庫には、各々所定の定格電圧が印加されることにより動作する複数の負荷、例えば、冷気を送風するファンの駆動用モータや、制御用のマイコン等が設けられ、それらの中には、定格電圧が異なるものがある。
従来の冷蔵庫では、出力電圧が一定の定電圧直流電源回路(以下、定電圧電源という)が設けられるとともに、この定電圧電源から各直流負荷への電源供給ラインに、電圧降下素子或いは電圧変換回路が設けられ、これにより各直流負荷に適切な電圧(定格電圧)が印加される。一般には、定電圧電源の出力電圧が、複数の直流負荷の定格電圧のうちの最大の電圧に設定され、これと定格電圧が異なる特定の直流負荷については、その特定の直流負荷ごとに電圧降下素子等が設けられることが多い。このように複数の電圧降下素子等を用いた場合、電圧降下素子等で熱損失などが原因の回路損失が発生し消費電力が大きくなる問題がある。
そのため、特許文献1では定格電圧の異なる直流負荷の同時動作を禁止して、電圧降下素子等による消費電力の増大防止を図っている。
特許第4446948号公報
特許文献1を用いても、マイコンなど常に動作が必要なものは別途の電源回路が必要であり、電圧降下素子等による回路損失は減少しない。また、電圧選択回路が必要となるため回路構成が複雑となるとう問題があった。
本発明は、上記課題を解決するため、回路損失を減少させて低消費電力化を図るとともに、回路の簡素化に寄与する冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明に係る冷蔵庫は、異なる動作電圧で動作する複数の直流負荷を備え、少なくともその中の一つの直流負荷が異なる電圧で動作する直流負荷であり、異なる電圧で動作する直流負荷に直流電圧を印加するものであって出力電圧が可変である可変直流電源回路と、可変直流電源回路の出力電圧を基に可変出力電圧の電圧以下の固定電圧を出力する固定電源回路と、固定電源回路の出力電圧により動作する少なくとも一つの直流負荷とを有する。
また、異なる電圧で動作する直流負荷が送風機であってもよい。
また、可変直流電源回路の出力する電圧として、送風機の低速動作時電圧以下の電圧を含んでいてもよい。
また、可変直流電源回路は、送風機の動作速度変更時に変更する動作電圧の間の中間電圧を出力し、その後に所望の動作電圧を出力してもよい。
また、直流負荷として庫内照明を備え、庫内照明が点灯時に送風機の動作を停止してもよい。
また、可変直流電源回路の出力電圧を基に可変出力電圧よりも高い固定電圧を出力する昇圧回路を備え、昇圧回路の出力電圧で動作する直流負荷を有していてもよい。
本発明の冷蔵庫によれば、異なる動作電圧で動作する複数の直流負荷を備え、少なくともその中の一つの直流負荷が異なる電圧で動作する直流負荷であっても回路損失を減少させて低消費電力化を図るとともに、回路の簡素化を図ることができる。
本発明に用いられる冷蔵庫の正面図である。 本発明に用いられる冷蔵庫の断面図である。 本発明の実施形態1の冷蔵庫のブロック回路図である。 本発明の可変直流電圧制御回路25の回路の一例を示す図である。 本発明の実施形態2の可変直流電圧の制御を示す図である。 本発明の実施形態3の可変直流電圧の制御を示す図である。 本発明の実施形態4の冷蔵庫のブロック回路図である。 本発明の実施形態4の可変直流電圧の制御を示す図である。 本発明の実施形態5の冷蔵庫のブロック回路図である。
図1は、本発明に用いられる冷蔵庫の正面図である。
冷蔵庫1は、貯蔵室として冷蔵室2および冷凍室3を有している。各貯蔵室は用途に応じた温度に設定されており、冷蔵室2は例えば4度に設定され食品、飲料の貯蔵に用いられ、冷蔵室3は例えば−20度に設定され氷、冷凍食品の貯蔵に用いられる。
図2は、図1に示した冷蔵庫の断面図である。
冷蔵室2と冷凍室3の前面には扉4、5がある。冷蔵室2の扉4の内側には飲料を貯蔵するための飲料棚6が設けられている。冷蔵室2内には、食品を置くための複数の棚7があり、下方に野菜を収納するための野菜収容庫8がある。野菜収容庫8は庫内で前後に動かすことができる。
また、冷蔵室2の側面の背面側には庫内照明9が設けられている。庫内照明9は、扉4が開いた際に点灯し、冷蔵室2内を照らし貯蔵物を見やすくする。庫内照明9は、複数のLEDからなり、LEDは低温状態でも点灯し消費電力が低いため近年よく用いられている。
冷蔵庫1の背面には圧縮機11が設けられ、冷却器12、図示しない凝縮器、膨張器が接続され、これらの中をイソブタン等の冷媒が循環して冷凍サイクルを形成している。各貯蔵室の背後には冷気通路10が設けられ、冷凍サイクルの低温側である冷却器12と熱交換した空気が冷気通路10を介して各貯蔵室に送られる。冷気通路10内には、送風機13が配置され、各貯蔵室へ冷気を送風している。ここでは、送風機13には風量を可変
することができるDCファンが用いられている。送風機13は複数設けられることがある。また、冷気通路10内には図示しないダンパーを用いて冷気のコントロールをしてもよい。
以下、制御回路について図を用いて説明する。
<実施形態1>
図3は本発明の実施形態1の冷蔵庫のブロック回路図である。
図3に示すように、本実施形態1の冷蔵庫の制御回路20は、商用電源と接続されるAC電源21を有し、AC電源21より交流電圧が印加される。印加された交流電圧は整流回路22により直流電圧に変換される。直流電圧は、可変直流電源回路40であるスイッチング電源回路23及び可変直流電圧制御回路25により所望の電圧Vo1に変圧される。
一例として、商用電源が100Vの交流の場合、整流回路22により100Vの直流電圧に変換される。100Vでは一般の直流負荷では電圧が高すぎるため可変直流電源回路40で直流12Vに変圧される。
可変直流電源回路40から出力された電圧Vo1は、直流負荷である送風機13の電源電圧となる。送風機13はDCファンモータ30を有し、DCファンモータ30は駆動回路31により動作する。送風機13はDCファンモータ30の回転数を変えることにより風量を変えることができる。DCファンモータ30の回転数は、電圧Vo1の電圧を変えることにより変更される。
固定電源回路である固定直流電圧回路24は、可変直流電源回路40からの出力電圧Vo1を制御マイコン26の電源電圧である所望の電圧Vo2に変圧する。制御マイコン26の定格電圧は5Vや3.3Vである。入力される電圧Vo1は可変電圧であるため、固定直流電圧回路24としてはDC/DCコンバータや、出力電圧固定タイプのレギュレータを用いて一定の固定電圧を出力する。
制御マイコン26は、冷蔵庫1の制御回路20全体を制御するためのものである。制御マイコン26は、圧縮機10や送風機12、図示しない温度を測定するサーミスタなどのセンサーと接続され、冷蔵庫1を制御している。
制御回路27は、制御マイコン26からの制御信号に基づき、可変直流電圧制御回路25へ可変電圧制御信号28を送り可変直流電圧制御回路25を制御し、DCファンモータ30の回転数を変えることにより送風機12の送風量を制御する。また、制御回路27は、動作制御信号29によりDCファンモータ30のオン・オフの動作を制御する。これらの制御は、サーミスタなどの温度センサーにより冷蔵室2や冷凍室3の温度を測定し必要に応じて制御マイコン26により行われる。
図4は、可変直流電源回路40の一例を示す図である。
可変直流電源回路40は、スイッチング電源回路23及び可変直流電圧制御回路25を有する。可変直流電圧制御回路25は、制御マイコン26の制御に基づきスイッチング電源回路23に調整信号ADJをフィードバックし、スイッチング電源回路23から出力される電圧Vo1の値を制御する。
スイッチング電源回路23はスイッチング電源ICとインダクタからなる。インダクタ
はスイッチングトランスを用いてもよい。本構成により、スイッチング電源回路23での回路損失を減らすことができる。
可変直流電圧制御回路25は、シャントレギュレータ(降圧レギュレータ)、抵抗R1からR5、コンデンサC1、選択スイッチSW、及びスイッチング素子を有している。スイッチング素子は、フォトカプラやトランジスタを用いることができる。本回路では、抵抗R4、R5と、抵抗R1からR3の中から選択された抵抗との比により、シャントレギュレータの出力電圧が変更される。その結果は、スイッチング素子により、スイッチング電源回路23のスイッチング電源ICにフィードバックされる。そして、可変直流電源回路40の出力電圧Vo1は所望の電圧に変更される。
抵抗R1からR3は制御回路29からの可変電圧制御信号28に基づき選択スイッチSWにより選択される。コンデンサC1は、可変直流電圧制御回路25の動作安定性のために設けられている。
例えば、抵抗R1を選択した場合は電圧Vo1が送風機13のDCファンモータ30の定格電圧である12VとなりDCファンモータ30が高速回転状態、抵抗R2を選択した場合は電圧Vo1が9.75VとなりDCファンモータ30が中速回転状態、抵抗R3を選択した場合は電圧Vo1が7.5VとなりDCファンモータ30が低速回転状態となるように抵抗値を設定する。これにより、送風機13の送風量の制御が可能となる。なお、ここでは抵抗R1からR3を用いて3種類の回転数を実現できるようにしたが、これに限らない。また、固定抵抗R1からR3の代わりに可変抵抗を用いてもよい。
従来であれば、制御マイコン26は他の直流負荷よりも定格電圧が低いため、別途の電源回路を設ける必要があった。その場合、冷蔵庫の制御回路20全体として多くの電源回路を有することにより回路損失が多く発生してしまう。また、他の直流負荷と同じ電源回路を用いた場合でも、可変電圧で動作させる直流ファン30とは同一の電源回路では動作させることができなかった。
しかし、本実施形態1では簡単な回路構成で異なる直流電圧を用いる直流負荷の定格電圧を得ることができる。特に、可変速度タイプのDCファンモータ30を用いながら、制御マイコン26のような低電圧で動作する直流負荷を用いても電圧ロス(回路損失)が少ない回路を得ることができるため非常に有用である。
<実施形態2>
本実施形態では、冷蔵庫1の制御回路20は実施形態1のものを使用し、詳細な説明は省略する。本実施形態の制御回路20では、可変直流電源回路40から出力される電圧Vo1は変化する。
図5は本発明の実施形態2の可変直流電圧の制御を示す図である。
期間Aは、冷蔵庫1の扉4、5が長い期間開いておらず安定運転状態であり送風機13のDCファンモータ30はオフ状態である。このときの電圧Vo1はLowレベルである。
期間Bでは、冷蔵庫1の扉4、5が開き冷蔵室2、冷凍室3の温度が上がった場合に、急速に冷やすため送風機13の送風量が多くなっている。そのため、電圧Vo1はDCファンモータ30を高速回転させるためにDCファンモータ30の定格電圧であるHighレベルとなっている。Highレベルは例えば12Vである。
期間Cは、冷蔵室2、冷凍室3の温度が下がり、DCファンモータ30の回転を低速回転として送風機13の送風量を抑えた状態である。このときの電圧Vo1はMidレベルである。Midレベルは例えば7.5Vである。
期間Dでは、冷蔵室2、冷凍室3の温度が安定し、送風が必要ない状態である。そのため、再びDCファンモータ30がオフ状態となっている。電圧Vo1はLowレベルである。
期間Aや期間Dでの電圧Vo1の電圧はLowレベルとなっている。このLowレベルは、送風機13のDCファンモータ30の低速状態の電圧以下に設定する。好ましくは、レベル制御マイコン26の動作電圧に設定するとよく、例えば5Vとする。このようにすれば、固定直流電圧回路24での熱損失や、電圧の変換ロスによる回路損失を低減させることができる。
なお、固定直流電圧回路24としてレギュレータを用いる場合は、レギュレータの出力電圧よりも入力電圧を高くする必要がある。レギュレータの入出力差は例えば1.5V程度であり、出力電圧に制御マイコン26の動作電圧となるような入力電圧が必要となる。そのため、制御マイコン26の定格電圧が5Vである場合、固定直流電圧回路24の出力電圧Vo2を5Vとするため、固定直流電圧回路の入力電圧となる電圧Vo1のLowレベルは6.5Vとする。
以上のように、本実施形態では簡単な回路構成で異なる直流電圧を用いる直流負荷の定格電圧を得ることができ、固定直流電圧回路での回路損失を減少させることができる。
<実施形態3>
図6は本発明の実施形態3の可変直流電圧の制御を示す図である。
本実施形態では、冷蔵庫1の制御回路20は実施形態1のものを使用し、詳細な説明は省略する。本実施形態の制御回路20では、可変直流電源回路40から出力される電圧Vo1は変化する。
電圧Vo1は、送風機13のDCファンモータ30の回転速度に合わせて変化する。電圧Vo1のLowレベルはDCファン30の低速回転状態に対応した電圧であり、例えば7.5Vである。電圧Vo1のHighレベルはDCファンモータ30の高速回転状態に対応した電圧であり、例えば12Vである。
DCファンモータ30が低速回転から高速回転に変化するとき、可変直流電源回路40は出力電圧Vo1を上昇させるが、瞬時に変化させるとDCファンモータ30からの負荷が急に大きくなる。そのため、過電流が流れ、ヒューズなどの過電流保護回路や過負荷保護回路が動作する可能性がある。
また、DCファンモータ30が高速回転から低速回転に変化するとき、スイッチング電源回路23は出力電圧Vo1を下降させるが、瞬時に変化させるとDCファンモータ30からの負荷が急に小さくなり不安定な動きをすることがある。
そのため、図6に示すようにDCファンモータ30が低速回転から高速回転に変化するタイミングE、高速回転から低速回転に変化するタイミングFにおいて、電圧Vo1をHighレベルとLowレベルの間の電圧であるMidレベルにし、DCファンモータ30の負荷の変化を緩やかにし、上記不具合が発生しないようにする。Midレベルは、例えば9.75Vである。なお、Midレベルは、HighレベルとLowレベルの中央値で
ある必要はなく、変化を緩和できる程度の値であればよい。
なお、図4に示す可変直流電圧制御回路25でR1からR3の代わりに可変抵抗を用いた場合、電圧Vo1をHighレベルからLowレベルに切り替える際に可変抵抗を緩やかに変化させることにより、DCファンモータ30の負荷の急速な変化を防止することができ、本実施形態と同じ効果を得ることができる。
以上のように、本実施形態では簡単な回路構成で異なる直流電圧を用いる直流負荷の定格電圧を得ることができ、さらに回路の信頼性を向上させることができる。
<実施形態4>
図7は本発明の実施形態4の冷蔵庫のブロック回路図であり、図8は可変直流電圧の制御を示す図である。
実施形態1と同じ部分は同じ参照符号を振り説明を省略する。本実施形態では、冷蔵室2内の庫内照明9を構成する白色LED32の動作について説明する。
庫内照明9を白色LED32で構成する場合、複数の白色LED32を使うのが一般的である。回路の単純化、各白色LED32の明るさの均等化などのために白色LED32を直列接続して駆動回路32により駆動することがある。その場合、送風機13のDCファンモータ30の定格電圧である12Vよりも高い電圧を必要とする場合がある。そのような場合の制御回路20の動作について図7と図8を用いて説明する。
図8の期間Aでは、DCファンモータ30および白色LED32ともに動作しておらず電圧Vo1はOFFレベルである。OFFレベルは制御マイコン26の動作電圧である5Vなどである。図8の期間Bでは、DCファンモータ30が動作しており、電圧Vo1は12VなどのDCファンモータの定格電圧であるONレベルとなっている。
そして、白色LED32を動作させるときは、まず制御マイコン26は、DCファンモータ30の駆動回路31に対し、制御信号29としてオフ信号を送り、DCファンモータ30を停止させる。
次に、制御マイコン26は可変直流電源回路40の可変直流電圧制御回路25に対し電圧を上昇させる制御を行う。可変直流電圧制御回路25の説明は実施形態1で行ったため、ここでは省略する。その結果、スイッチング電源回路23から出力される電圧Vo1の電圧が所望の電圧に変わる。例えば、庫内照明9として5つの白色LED32を用いたとき、各白色LEDの動作電圧が3Vであれば電圧Vo1をLED電圧として15Vとする。
そして、制御マイコン26は白色LED32の駆動回路33に対し、制御信号34としてオン信号を送り白色LED32を動作させる。この一連の動作が図8の期間BからCの間で行われる。そして、期間Cで庫内照明9は点灯した状態となる。なお、消灯時は図8の期間CからDの間に上記と逆の動作をさせればよい。
このように動作させれば、白色LED32用の電圧として、DCファンモータ30の定格電圧よりも高い電圧を使った場合でも、白色LED32用の電圧からDCファンモータ12用の電圧に下降する必要がないため回路損失を減少させることができる。また、直列接続でLEDを動作させることができるため、回路の単純化や各LEDの輝度ムラを減少させることができる。
庫内照明9は、冷蔵室2の扉4が開いた状態のときに動作するだけであり、かつ扉4が開いた状態で送風機13を動作させても冷気が外へでるだけであるため、DCファンモータ30と白色LED32を同時に動作しないようにしても問題ない。
なお、白色LED32を並列接続させた場合などDCファンモータ30の動作電圧以下で動作させる場合は上記のような処置は不要である。
以上のように、本実施形態では簡単な回路構成で異なる直流電圧を用いる直流負荷の定格電圧を得ることができ、さらに回路損失を防止することにより消費電力の低減を図ることができる。
<実施形態5>
図9は本発明の実施形態5の冷蔵庫のブロック回路図である。
実施形態1と同じ部分は同じ参照符号を振り説明を省略する。本実施形態では、冷蔵庫1内に高電圧低電流の直流負荷35を備えた場合について説明する。
冷蔵庫1内に高電圧低電流負荷35を備えることがある。このような場合、従来はDCファンモータ30などを動作させるための電源以外にスイッチング電源回路を設けることがあった。あるいは、スイッチング電源回路は共通なものとし、そのスイッチング電源回路の出力電圧を高電圧低電流負荷35に合わせ、電圧降下素子等を用いて電圧を下げてDCファンモータ30などを動作させていた。しかし、このような場合は、熱損失などの回路損失が発生してしまう。
そこで、本実施形態では、高電圧低電流負荷35を有する場合、スイッチング電源回路23からの出力電圧Vo1をDC/DCコンバータなどの昇圧直流電圧回路38を用いて動作させる。
制御マイコン26は、高電圧低電流負荷35の駆動回路36に対し、オン・オフ制御信号37を送り、高電圧低電流負荷35制御する。昇圧直流電圧回路38は変換効率による回路損失はあるが、低電流の負荷を駆動すればよいだけであるので熱損失などの他の回路損失は低減させることができるため、上述した従来技術よりも回路損失を低減させることができる。
なお、昇圧直流電圧回路38でも回路損失が発生するため、常に動作させる必要はなく、昇圧直流電圧回路38の前にスイッチング素子を設け、必要に応じて動作するようにしても良い。
以上のように、本実施形態では簡単な回路構成で異なる直流電圧を用いる直流負荷の定格電圧を得ることができ、回路損失を減少させることができる。
本発明は、複数の直流負荷を用いた制御回路に関し、特にDCファンモータなどの可変電圧の直流負荷を用いた制御回路を有する冷蔵庫に関する。
1 冷蔵庫
2 冷蔵室
3 冷凍室
9 庫内照明
13 送風機
20 制御回路
23 スイッチング電源回路
24 固定直流電圧回路(固定直流電源回路)
25 可変力流電圧制御回路
26 制御マイコン
27 制御回路
30 DCファンモータ
32 白色LED
35 高電圧低電流負荷
38 昇圧直流電圧回路
40 可変直流電源回路

Claims (3)

  1. 異なる動作電圧で動作する負荷を備え、前記負荷に電圧を印加するものであって出力電圧が可変である可変電圧電源回路と、
    前記可変電圧電源回路の出力電圧を基に固定電圧を出力する固定電源回路と、
    前記固定電源回路の出力電圧により動作する制御回路と、
    を有し、
    前記制御回路は、前記可変電圧電源回路の出力電圧を変更するときに、変更する電圧の間の中間電圧を出力し、その後に所望の出力電圧を出力することを特徴とする冷蔵庫
  2. 前記制御回路は、前記負荷の駆動回路を制御して前記負荷をオフした後に、前記可変電圧電源回路の出力電圧を可変することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫
  3. 前記可変電圧電源回路の出力する電圧として、前記負荷の動作電圧の内で最も低い電圧以下の電圧を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫
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