JP4331007B2 - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

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この発明は、圧縮機→凝縮器→減圧装置→1つあるいは2つの蒸発器の順路にて冷媒回路を形成し、冷却器(蒸発器)にて生成した冷気を庫内に設置された可変速DC(直流)モータより駆動するファンによって強制循環し、かつ、少なくとも冷蔵室および冷凍室を有する冷凍冷蔵庫及び冷凍冷蔵庫の制御方法に関するものである。
従来の冷蔵庫では、庫内に冷気を循環させるための送風機を駆動するDC電動機に流れる電流を検知する手段を備え、DC電動機の運転を制御するための制御手段は、この電流検知手段が検知する電流値に応じて電源回路の出力電圧を調整する(例えば、特許文献1参照)。
また、従来の冷蔵庫のファンモータ制御回路は、圧縮機を駆動するスイッチング素子と、冷蔵庫内ファンモータを駆動するスイッチング素子とを含む、固定の直流電源からの駆動電力を圧縮機と冷蔵庫内ファンモータに供給するものにおいて、圧縮機の回転数指令を付与する冷蔵庫制御回路と、冷蔵庫制御回路からの回転数指令に基づいて圧縮機を駆動するスイッチング素子の出力電圧を制御するチョッパ信号を生成するスイッチング素子制御回路とを備え、チョッパ信号を冷蔵庫内ファンモータを駆動するスイッチング素子に共通に付与する(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−50681号公報 特開平10−160316号公報
従来の冷蔵庫は、供給元のDC電源電圧は、その電圧は供給されるDC電源電圧は最大負荷運転時の作動電圧により決定される。基板の構成として、DC−DC電源の2次側出力電圧を決める設定の抵抗値を1設定とし、出力電圧を1設定に固定している。
従って、低負荷運転時も供給元のDC電源電圧は各アクチュエータ系駆動部品の最大負荷時の電圧により動作している。
従来の冷凍冷蔵庫では、低負荷運転時あるいは省エネ運転時でもアクチュエータ系駆動DC電源電圧の最大負荷時の電圧にて運転しており、消費電力を多く費やしていた。
この発明は、上述のような問題点を解決するためになされたもので、様々な負荷運転時の各アクチュエータ系駆動DC電源電圧の適正化を図り消費電力量を抑制する冷凍冷蔵庫及び冷凍冷蔵庫の制御方法を提供することを目的とする。
この発明に係る冷凍冷蔵庫は、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を順次接続して冷媒回路を形成し、蒸発器にて生成した冷気を庫内に設置された可変速DCモータより駆動する庫内ファンによって強制循環させ、各種アクチュエータ系駆動機を有する冷凍冷蔵庫において、冷凍冷蔵庫の負荷を検知する手段と、検知した負荷に応じて、各アクチュエータ系駆動機へ供給するDC電源電圧を調整する手段とを備えたことを特徴とする。
この発明に係る冷凍冷蔵庫は、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を順次接続して冷媒回路を形成し、蒸発器にて生成した冷気を庫内に設置された可変速DCモータより駆動する庫内ファンによって強制循環させ、各種アクチュエータ系駆動機を有する冷凍冷蔵庫において、冷凍冷蔵庫の負荷を検知する手段と、検知した負荷に応じて、各アクチュエータ系駆動機へ供給するDC電源電圧を調整する手段とを備えたものであり、圧縮機のオン/オフに関わらずDC電源電圧の低電圧化を図ることが可能となり、各アクチュエータDC駆動機の駆動電圧低減による効果により消費電力量の低減が可能となる。
実施の形態1.
図1〜4は実施の形態1を示す図で、図1は冷凍冷蔵庫の構成を示す模式図、図2は冷凍サイクルを示す図、図3はDC電源電圧の調整の制御の一例を示すフローチャート図、図4は基板の概念図である。
図1において、冷凍サイクルの一部を構成する圧縮機1は、冷凍冷蔵庫の最下部に位置する。冷気を生成する冷却器2(蒸発器)は、可変速DCモータ3aにより駆動される庫内ファン3とともに冷却室に設けられる。冷却器2で生成された冷気は、冷蔵室風路4から冷蔵室用ダンパ4aを介して冷蔵室6へ送られる。また、冷却器2で生成された冷気は、冷凍室用風路5から冷凍室用ダンパ5aを介して冷凍室8へ送られる。冷蔵室6と冷凍室8との間に野菜室7が設けられる。
制御基板9は、例えば冷蔵室内温度検知用サーミスタ10、冷凍室内温度検知用サーミスタ11の出力から温度を検出する温度検出手段12、冷蔵室用ダンパ4a、冷凍室用ダンパ5aを制御して庫内温度を調節する庫内温度調節手段13、マイコン14を備える。
図2に示すように、冷凍冷蔵庫の冷媒回路50は構成される。圧縮機1から高圧、高温の冷媒ガスを吐出し、凝縮器30で液化し、減圧装置40で減圧して低圧にの二相冷媒とし、冷却器2(蒸発器)で冷凍冷蔵庫の冷却室の空気と熱交換を行い気化して圧縮機1に戻る。尚、冷却器2(蒸発器)は、1つのものを示したが、2つでもよい。
図1に示す冷凍冷蔵庫は、例えば、外気温度、庫内負荷量に応じて、庫内温度調節手段13により、庫内ファン3、冷蔵室用ダンパ4a、冷凍室用ダンパ5a等各アクチュエータ系駆動機をDC電源電圧により駆動し、負荷状況に応じて圧縮機1の回転数および庫内ファン3の速度を変更し、適正な運転を実施している。
図3のDC電源電圧の調整の制御の一例を示すフローチャートにおいて、例えば、圧縮機回転数の変更有無判定を実施し(ステップ101)、変更有る場合は回転数の判定を実施し(ステップ102、103)、任意の設定回転数範囲外の場合、適正な電源電圧へと調整を行う(ステップ104、105)。
外気温度上昇、あるいは庫内負荷増加、あるいは圧縮機1の連続運転時間等により現状の負荷を検知し、圧縮機回転数を変更する場合、圧縮機回転数判定を実施し、適正なDC電源電圧に調整する。
基板構成として、1設定の抵抗値設定から、マイコンからの信号によるトランジスタのON/OFFで数種類の抵抗値の設定を切り替えることのできる回路を付加し、出力電圧を変更する。
図4の基板の概念図において、マイコン14からの信号により、トランジスタ15のON/OFF切替によりDC/DCコンバータ16へ入力する電圧を切替え、その出力のアクチュエータ系駆動DC電源電圧を各アクチュエータ系駆動機へ供給する。
トランジスタ15とDC/DCコンバータ16が、各アクチュエータ系駆動機へ供給するDC電源電圧を調整する手段に相当する。
また、圧縮機回転数に対応したマップを持ち、1対1にてDC電源電圧を調整してもよい。
また、圧縮機停止中に外気温度や庫内負荷に変動あった場合、次回圧縮機起動時に上記制御を実施してもよい。
また、圧縮機停止中に外気温度や庫内負荷に変動があり、外気温度や庫内負荷が任意の設定値に対して設定範囲内の場合、その時点にてDC電源電圧を調整してもよい。あるいは次回圧縮機起動時にDC電源電圧を調整してもよい(詳細は後述の実施の形態5〜8に記載)。
上記のように構成すると、庫内負荷や外気温や運転状態に応じたアクチュエータ系駆動DC電源電圧の最適化により、圧縮機1のON/OFFに関わらず、DC電源電圧の低電圧化を図ることが可能となり、各アクチュエータDC駆動機の駆動電圧低減による効果により消費電力量の低減が可能となる。
実施の形態2.
実施の形態2は、軽負荷運転時にアクチュエータ系駆動DC電源電圧を最低電圧に調整することを特徴としている。
図5は実施の形態2を示す図で、冷凍冷蔵庫の制御を示すフローチャートである。先ず、軽負荷運転実施判定を行い(ステップ201)、軽負荷運転実施中であれば、DC電源電圧を最低電圧へと調整を行う(ステップ202)。
次に、省エネ運転中断の場合(ステップ203)、圧縮機回転数の変更有無を判定し(ステップ204)、圧縮機回転数の変更有りの場合、圧縮機回転数判定を実施し(ステップ205、206)、適正なDC電源電圧へ調整実施する(ステップ207、208)。
また、圧縮機回転数に対応したマップを持ち、1対1にてDC電源電圧を調整してもよい。
また、圧縮機1の運転によらずに、軽負荷運転実施と判断した場合は、DC電源電圧を最低電圧に調整してもよい。軽負荷運転解除時は、圧縮機運転中ならば上記制御を実施、圧縮機停止中ならば、軽負荷運転解除と同時にDC電源電圧を適正値に調整する。
上記のように構成すると、圧縮機1のON/OFFによらず、軽負荷運転時に各アクチュエータDC駆動機の駆動電圧低減により消費電力量を最大限に低減することが可能となる。実機効果としてDC電源電圧を13.2Vから11.5Vに変更した際、約0.5%の省エネ効果が得られる。
実施の形態3.
実施の形態3は、温度調節スイッチと連動しアクチュエータ系駆動DC電源電圧を調整する手段を設けたことを特徴としている。
図6、7は実施の形態3を示す図で、図6は冷凍冷蔵庫の構成を示す模式図、図7は冷凍冷蔵庫の制御の一例を示すフローチャート図である。図6において、温度調節スイッチ(スイッチ)17は庫外(例えば扉の前面)に設置されている。但し、庫内に温度調節スイッチ17を設けてもよい。その他の構成は図1と同様である。
図7において、例えば、温度調節スイッチ変更有無の判定を実施し(ステップ301)、温度調節スイッチ変更有の場合は、温度調節スイッチの位置判定を実施し(ステップ302、303)、任意に設定した温度調節スイッチ位置より低めの位置に設定した場合、変更と同時にDC電源電圧の調整を実施する(ステップ304)。
また、任意に設定した温度調節スイッチ位置より高めの位置に設定した場合、変更と同時にDC電源電圧の調整を実施する(ステップ305)。
また、任意に設定した温度調節スイッチ位置範囲内の場合、次回圧縮機起動時の圧縮機回転数の変更有無を判定し(ステップ306)し、変更ある場合は圧縮機回転数の判定を実施し(ステップ307、308)、各々に最適なDC電源電圧に調整する(ステップ304、305)。
上記のように構成すると、圧縮機の温度調節スイッチ17の各々の設定位置に対し、各アクチュエータDC駆動機のDC電源電圧を各々に最適な状態に設定可能となり、無駄のない効率的な運転が可能となる。
実施の形態4.
実施の形態4は、貯氷量を検知する手段を設け、所定量以上にてアクチュエータ系駆動DC電源電圧を調整する手段を設けたことを特徴としている。
図8〜10は実施の形態4を示す図で、図8、9は冷凍冷蔵庫の構成を示す模式図、図10は冷凍冷蔵庫の制御の一例を示すフローチャート図である。
図8に示すように、貯氷室18は、切替室19に隣接し、冷蔵室6と野菜室7との間に位置する。
貯氷室18には、図9に示すように、上部に製氷皿20があり、その下方に氷23を貯える貯氷箱22があり、製氷皿20と貯氷箱22との間に検氷レバー21(貯氷量を検知する手段)が設けられ、貯氷室扉24を備える。
製氷皿20に給水し、任意の設定温度に到達時、あるいは任意の設定時間到達時に製氷皿20内に生成した氷23を貯氷箱22に貯える。その後ある任意の時間経過後、検氷レバー21を動作させ、検氷レバー21の動作角度により貯氷箱22内の貯氷量を検知する。
図10において、例えば、貯氷量検知手段が任意の時定数により貯氷量の検知を実施し(ステップ401)、貯氷を検知した場合、任意の所定量判定を実施し(ステップ402)、貯氷量が所定量以上の場合、適正な電源電圧への調整を実施する(ステップ403)。
その後、任意の設定時間経過後(ステップ404)、再度貯氷量検知を実施し(ステップ405)、所定量以下の場合は再度DC電源電圧を元の設定に調整を実施し(ステップ406)、任意の設定時間経過後(ステップ407)、同様の制御を繰り返す。
貯氷量検知(ステップ405)にて、所定量以上の場合は図示aにて示す制御を繰り返し実施する。
また、DC電源電圧調整を数段階に分割し、きめ細かく適正設定を実施しても良い(フローチャートにて点線bで示す制御を繰り返し実施し、最低電圧となったところで実線aに移行する)。
上記のように構成すると、例えば、貯氷量が所定量以上の場合、DC電源電圧の低電圧化を実施により、庫内・機械室ファン回転数の低回転側運転による消費電力量の低減を実現し、かつ、貯氷室18への供給風量を最適化することにより、風量最適化による氷の昇華防止を図ることが可能となる。また本制御は圧縮機1のON/OFFによらない。
実施の形態5.
実施の形態5は、扉開閉を検知する手段を設け、扉開閉と同時にアクチュエータ系駆動DC電源電圧を調整する手段を設けたことを特徴としている。
図11、12は実施の形態5を示す図で、図11は冷凍冷蔵庫の構成を示す模式図、図12は冷凍冷蔵庫の制御の一例を示すフローチャート図である。
図11に示すように、例えば、冷蔵室6の扉近傍に、扉開閉検知手段25を備える。扉開閉検知手段25は、扉開閉により発生する電気的な信号をマイコン14に入力し、扉開閉を判定する。
扉開閉検知手段25の設置場所は庫外・庫内に選らず、設置個数も任意でよい。
図12において、例えば、扉開閉検知手段25より扉開閉実施の検知を実施し(ステップ501)、扉開閉実施有りの場合、扉開閉と同時にDC電源電圧を高電圧側に調整する(ステップ502)。
任意の設定時間経過後(ステップ503)、再度扉開閉実施有無判定を実施し(ステップ504)、扉開閉無い場合は、DC電源電圧を元の状態に再調整し(ステップ505)、必要最小限の期間のみ電源電圧を上昇し、ロスを最低限に抑える。
扉開閉実施有の場合は、図示aにて示す制御を繰り返し実施する。
また、DC電源電圧調整を数段階に分割し、きめ細かく適正設定を実施し、ロスを最低限に抑える制御を実施しても良い(フローチャートにて点線bで示す制御を繰り返し実施し、最低電圧となったところで実線aに移行する)。
上記のように構成すると、例えば、開閉により庫内の冷気が外部に漏洩し、庫内温度上昇による負荷増に対応し、必要最低限の期間のみDC電源電圧を増加側へ調整し、庫内・機械室ファン回転数を高回転側にて運転することにより、DC電源電圧が高電圧状態で運転する期間を従来よりも短縮することによる消費電力量の低減を実現し、かつ、冷却時間の短縮、庫内食品の劣化防止および鮮度低下防止を図ることが可能となる。また本制御は圧縮機のON/OFFによらない。
実施の形態6.
実施の形態6は、外気温度検知手段を設け、所定温度範囲内にてアクチュエータ系駆動DC電源電圧を調整する手段を設けたことを特徴としている。
図13、14は実施の形態6を示す図で、図13は冷凍冷蔵庫の構成を示す模式図、図14は冷凍冷蔵庫の制御の一例を示すフローチャート図である。
図13に示すように、冷凍冷蔵庫の外部の任意の位置に外気温度検知用サーミスタ(外気温度検知手段)を設ける。
図14において、例えば、外気温度検知用サーミスタにより外気温度判定を実施し(ステップ601)、外気温度が任意の所定温度範囲内の場合、電源電圧の調整を実施する(ステップ602)。
任意の設定時間経過後(ステップ603)、外気温度判定を実施し(ステップ604)、外気温度が任意の所定温度範囲外の場合は、DC電源電圧を元の状態に再調整する(ステップ605)。
外気温度が任意の所定温度範囲内の場合は、図示aにて示す制御を繰り返し実施する。
また、DC電源電圧調整を数段階に分割し、きめ細かく適正設定を実施しても良い(フローチャートにて点線bで示す制御を繰り返し実施し、最低あるいは最高電圧となったところで実線aに移行する)。
上記のように構成すると、例えば、外気温度の所定範囲を高めに設定した場合、必要最低限の期間のみDC電源電圧を増加側へ調整し、庫内・機械室ファン回転数を高回転側にて運転することにより、DC電源電圧が高電圧状態で運転する期間を従来よりも短縮することによる消費電力量の低減を実現し、かつ、風量増加による冷却時間の短縮、庫内食品の劣化・鮮度低下を防止を図ることが可能となる。
また、例えば、外気温度の所定範囲を低めに設定した場合、DC電源電圧を最低電圧側に調整することによる各アクチュエータDC駆動機の駆動電圧低減により消費電力量を最大限に低減することが可能となる。
また、外気温度の所定範囲を中間温度域に設定した場合、庫内食品の劣化・鮮度低下の防止を図ると共に、消費電力の低減を図ることが可能となる(低減幅は前述記載のものよりやや少量)。
また本制御は圧縮機のON/OFFによらない。
実施の形態7.
実施の形態7は、庫内温度検知手段を設け、所定温度範囲内にてアクチュエータ系駆動DC電源電圧を調整する手段を設けたことを特徴としている。
実施の形態7の冷凍冷蔵庫の構成は図1と同様であり、冷蔵室内温度検知用サーミスタ10、冷凍室内温度検知用サーミスタ11を備える。
図15は実施の形態7を示す図で、冷凍冷蔵庫の制御の一例を示すフローチャート図である。図において、圧縮機運転判定を実施し(ステップ701)、圧縮機運転中であれば、冷蔵室用ダンパ(Rダンパ)開判定を実施する(ステップ702)。冷蔵室内温度検知用サーミスタ10(室内温度検知手段)より冷蔵室内温度(Rth)判定を実施し(ステップ703)、並びに冷凍室内温度検知用サーミスタ11(室内温度検知手段)より冷凍室内温度(Fth)判定を実施する(ステップ704)。冷蔵室内温度並びに冷凍室内温度が任意の所定温度範囲内の場合、電源電圧の調整を実施する(ステップ705)。
その後、任意の設定時間経過後(ステップ706)、再度冷蔵室ダンパ開判定を実施し(ステップ707)、かつ、冷蔵室内温度検知用サーミスタ10より冷蔵室内温度判定を実施し(ステップ708)、並びに冷凍室内温度検知用サーミスタ11より冷凍室内温度判定を実施する(ステップ709)。
冷蔵室内温度並びに冷凍室内温度が任意の所定温度範囲内の場合、図示aにて示す制御を繰り返し実施する。
また、DC電源電圧調整を数段階に分割し、きめ細かく適正設定を実施しても良い(フローチャートにて点線bで示す制御を繰り返し実施し、最低あるいは最高電圧となったところで実線aに移行する)。
冷蔵室内温度並びに冷凍室内温度が任意の所定温度範囲外の場合、電源電圧を元の設定へと調整を実施する(ステップ710)。
冷蔵室ダンパ開判定(ステップ702,707)にて、閉状態と判定された場合、冷凍室内温度判定を実施し(ステップ711)、任意の所定温度範囲内の場合は、DC電源電圧の調整を実施する(ステップ712)。
任意の設定時間経過後(ステップ713)、再度冷凍室内温度判定を実施し(ステップ714)、任意の所定温度範囲外の場合はDC電源電圧を元の設定(ステップ711直前の設定)に調整する(ステップ715)。
任意の所定温度範囲内の場合は、圧縮機運転判定を実施し(ステップ716)、圧縮機運転状態と判定した場合、図示cにて示す制御を繰り返し実施する。
また、DC電源電圧調整を数段階に分割し、きめ細かく適正設定を実施しても良い(フローチャートにて点線cで示す制御を繰り返し実施し、最低あるいは最高電圧となったところで実線dに移行する)。
圧縮機停止状態と判定した場合は、DC電源電圧を初期値の状態に調整し(ステップ717)、再度圧縮機運転判定を実施後(ステップ701)、同様の制御を実施する。
また、制御上、ステップ702、ステップ706、ステップ713は省略しても良い。
上記のように構成すると、例えば、冷蔵室6および冷凍室8にて、共に冷却する場合、冷凍室8のみ冷却する場合とフェーズを分割し、各々の状態にて最適なDC電源電圧に調整することによる効率的な運転が可能となり、従来よりも消費電力量の低減が可能となる。
また、区画された部屋数が増加した場合、各々の部屋に温度検知手段を設けることにより、更にフェーズを分割することが可能となり、同様な効率的な運転が可能となる。
実施の形態8.
実施の形態8は、冷却器温度を検知する手段を設け、所定温度範囲内にてアクチュエータ系駆動DC電源電圧を調整する手段を設けたことを特徴としている。
図16、17は実施の形態8を示す図で、図16は冷凍冷蔵庫の構成を示す模式図、図17は冷凍冷蔵庫の制御の一例を示すフローチャート図である。
図16に示すように、冷却器2に冷却器温度検知用サーミスタ27(冷却器温度を検知する手段)を設けて、冷却器2の温度を検出する。
図17において、例えば、冷却器温度検知用サーミスタ27により冷却器温度判定を実施し(ステップ801)、冷却器温度が任意の所定温度範囲内の場合、電源電圧の調整を実施する(ステップ802)。
その後、任意の設定時間経過後(ステップ803)、再度冷却器温度判定を実施し(ステップ804)、任意の所定温度範囲外の場合、DC電源電圧を元の状態に調整する(ステップ805)。
冷却器温度が任意の所定温度範囲内の場合、図示aにて示す制御を繰り返し実施する。
また、DC電源電圧調整を数段階に分割し、きめ細かく適正設定を実施しても良い(フローチャートにて点線bで示す制御を繰り返し実施し、最低電圧あるいは最高電圧となったところで実線aに移行する)。
上記のように構成すると、例えば、冷却器温度の所定範囲を低めに設定した場合(冷却器内部の冷媒過多状態)、必要最低限の期間のみDC電源電圧を増加側へ調整し、庫内・機械室ファン回転数を高回転側にて運転することにより、DC電源電圧が高電圧状態で運転する期間を従来よりも短縮することによる消費電力量の低減を実現し、かつ、風量増加による冷却時間の短縮、並びに液バックによる圧縮機負荷増加あるいは故障に対する保護を図ることが可能となる。
また、例えば、冷却器温度の所定範囲を高めに設定した場合(冷却器内部の冷媒不足状態)、DC電源電圧を最低電圧側に調整することによる各アクチュエータDC駆動機の駆動電圧低減により消費電力量を最大限に低減することが可能となり、ファン速度を低回転側に切替ることにより、吹出し温度を低下し、冷却時間の短縮並びにファン運転時の入力低減により、更なる消費電力量の低減を図ることが可能となる。
また、冷却器温度の所定範囲を中間温度域に設定した場合、適正風量による冷却時間の短縮、圧縮機の保護、消費電力の低減を図ることが可能となる(低減幅は前述記載のものよりやや少量)。
実施の形態9.
実施の形態9は、圧縮機の吸入管温度を検知する手段を設け、所定温度範囲内にてアクチュエータ系駆動DC電源電圧を調整する手段を設けたことを特徴とする。
図18、19は実施の形態9を示す図で、図18は冷凍冷蔵庫の構成を示す模式図、図19は冷凍冷蔵庫の制御の一例を示すフローチャート図である。
図18に示すように、圧縮機1の吸入管28に吸入管温度検知用サーミスタ29(圧縮機の吸入管温度を検知する手段)を取り付ける。
図19において、吸入管温度検知用サーミスタ29により吸入管温度判定を実施し(ステップ901)、吸入管温度が任意の所定温度範囲内の場合、DC電源電圧の調整を実施する(ステップ902)。
その後、任意の設定時間経過後(ステップ903)、再度吸入管温度判定を実施し(ステップ904)、任意の所定範囲外の場合、DC電源電圧を元の状態に調整する(ステップ905)。
吸入管温が任意の所定温度範囲内の場合、図示aにて示す制御を繰り返し実施する。
また、DC電源電圧調整を数段階に分割し、きめ細かく適正設定を実施しても良い(フローチャートにて点線bで示す制御を繰り返し実施し、最低電圧あるいは最高電圧となったところで実線aに移行する)。
上記のように構成すると、例えば、吸入管温度の所定範囲を低めに設定した場合(冷却器内部の冷媒過多状態)、圧縮機回転数を低下し、かつ必要最低限の期間のみDC電源電圧を増加側へ調整し、庫内・機械室ファン回転数を高回転側にて運転することにより、DC電源電圧が高電圧状態で運転する期間を従来よりも短縮することによる消費電力量の低減を実現し、かつ、風量増加による冷却時間の短縮、並びに液バックによる圧縮機負荷増加あるいは故障に対する保護を図ることが可能となる。
また、例えば、吸入管温度の所定範囲を高めに設定した場合(冷却器内部の冷媒不足状態)、圧縮機回転数を若干増加し、DC電源電圧を最低電圧側に調整することによる各アクチュエータDC駆動機の駆動電圧低減により消費電力量を最大限に低減することが可能となり、ファン速度を低回転側に切替ることにより、吹出し温度を低下し、冷却時間の短縮並びにファン運転時の入力低減により、更なる消費電力量の低減を図ることが可能となる。
また、吸入管温度の所定範囲を中間温度域に設定した場合、適正風量による冷却時間の短縮、圧縮機の保護、消費電力の低減を図ることが可能となる(低減幅は前述記載のものよりやや少量)。
実施の形態1を示す図で、冷凍冷蔵庫の構成を示す模式図である。 実施の形態1を示す図で、冷凍サイクルを示す図である。 実施の形態1を示す図で、DC電源電圧の調整の制御の一例を示すフローチャート図である。 実施の形態1を示す図で、基板の概念図である。 実施の形態2を示す図で、冷凍冷蔵庫の制御を示すフローチャートである。 実施の形態3を示す図で、冷凍冷蔵庫の構成を示す模式図である。 実施の形態3を示す図で、冷凍冷蔵庫の制御の一例を示すフローチャート図である。 実施の形態4を示す図で、冷凍冷蔵庫の構成を示す模式図である。 実施の形態4を示す図で、冷凍冷蔵庫の構成を示す模式図である。 実施の形態4を示す図で、冷凍冷蔵庫の制御の一例を示すフローチャート図である。 実施の形態5を示す図で、冷凍冷蔵庫の構成を示す模式図である。 実施の形態5を示す図で、冷凍冷蔵庫の制御の一例を示すフローチャート図である。 実施の形態6を示す図で、冷凍冷蔵庫の構成を示す模式図である。 実施の形態6を示す図で、冷凍冷蔵庫の制御の一例を示すフローチャート図である。 実施の形態7を示す図で、冷凍冷蔵庫の制御の一例を示すフローチャート図である。 実施の形態8を示す図で、冷凍冷蔵庫の構成を示す模式図である。 実施の形態8を示す図で、冷凍冷蔵庫の制御の一例を示すフローチャート図である。 実施の形態9を示す図で、冷凍冷蔵庫の構成を示す模式図である。 実施の形態9を示す図で、冷凍冷蔵庫の制御の一例を示すフローチャート図である。
符号の説明
1 圧縮機、2 冷却器、3 庫内ファン、3a 可変速DCモータ、4 冷蔵室用風路、4a 冷蔵室用ダンパ、5 冷凍室用風路、5a 冷凍室用ダンパ、6 冷蔵室、7 野菜室、8 冷凍室、9 制御基板、10 冷蔵室内温度検知用サーミスタ、11 冷凍室内温度検知用サーミスタ、12 温度検出手段、13 庫内温度調節手段、14 マイコン、15 トランジスタ、16 DC/DCコンバータ、17 温度調節スイッチ、18 貯氷室、19 切替室、20 製氷皿、21 検氷レバー、22 貯氷箱、23 氷、24 貯氷室扉、25 扉開閉検知手段、26 外気温度検知用サーミスタ、27 冷却器温度検知用サーミスタ、28 吸入管、29 吸入管温度検知用サーミスタ、30 凝縮器、40 減圧装置、50 冷媒回路。

Claims (4)

  1. 圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を順次接続して冷媒回路を形成し、前記蒸発器にて生成した冷気を庫内に設置された可変速DCモータより駆動する庫内ファンによって強制循環させるとともに前記庫内ファン、庫内への冷気の供給を制御するダンパ等の各種アクチュエータ系駆動機を有する冷凍冷蔵庫において、
    庫内に設置したサーミスタの出力から温度を検出する温度検出手段、庫内への冷気の供給を制御するダンパを制御して庫内温度を調節する庫内温度調節手段、マイクロコンピュータを備え、前記マイクロコンピュータからの信号によりトランジスタのON/OF切替によりDC/DCコンバータへ入力する電圧を切り替え、その出力の各アクチュエータ系駆動DC電源電圧を前記各種アクチュエータ系駆動機へ供給する制御基板と、
    外気温度上昇あるいは庫内負荷増加あるいは前記圧縮機の連続運転時間等により現状の負荷を検知し、前記圧縮機の回転数を変更する場合、前記圧縮機の回転数判定を実施し、前記各種アクチュエータ系駆動機へ供給するDC電源電圧を調整する手段と
    を備えたことを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  2. 軽負荷運転時は前記各種アクチュエータ系駆動機へ供給するDC電源電圧を低電圧側に調整することを特徴とする請求項1記載の冷凍冷蔵庫。
  3. 温度調節スイッチを設け、前記温度調節スイッチと連動して、前記各種アクチュエータ系駆動機へ供給するDC電源電圧を調整する手段を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の冷凍冷蔵庫。
  4. 貯氷量を検知する手段を設け、前記貯氷量が所定量以上にて前記各種アクチュエータ系駆動機へ供給するDC電源電圧を調整する手段を設けたことを特徴とした請求項1又は請求項2記載の冷凍冷蔵庫。
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