JP6295920B2 - 燃料電池のエンドプレート - Google Patents

燃料電池のエンドプレート Download PDF

Info

Publication number
JP6295920B2
JP6295920B2 JP2014223672A JP2014223672A JP6295920B2 JP 6295920 B2 JP6295920 B2 JP 6295920B2 JP 2014223672 A JP2014223672 A JP 2014223672A JP 2014223672 A JP2014223672 A JP 2014223672A JP 6295920 B2 JP6295920 B2 JP 6295920B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
housing
exhaust
end plate
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014223672A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016091732A (ja
Inventor
訓寛 山浦
訓寛 山浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2014223672A priority Critical patent/JP6295920B2/ja
Priority to US14/919,227 priority patent/US9711811B2/en
Priority to DE102015118419.2A priority patent/DE102015118419A1/de
Publication of JP2016091732A publication Critical patent/JP2016091732A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6295920B2 publication Critical patent/JP6295920B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/04Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
    • H01M8/04082Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration
    • H01M8/04089Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants
    • H01M8/04119Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants with simultaneous supply or evacuation of electrolyte; Humidifying or dehumidifying
    • H01M8/04156Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants with simultaneous supply or evacuation of electrolyte; Humidifying or dehumidifying with product water removal
    • H01M8/04164Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants with simultaneous supply or evacuation of electrolyte; Humidifying or dehumidifying with product water removal by condensers, gas-liquid separators or filters
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/24Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
    • H01M8/2465Details of groupings of fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Description

本発明は、燃料電池本体からの排気をハウジング内に導入して水と分離する気液分離器を備える燃料電池のエンドプレートに関する。
燃料電池装置は、複数のセルを積層することにより形成された燃料電池本体と、燃料電池本体をセルの積層方向において挟持する一対のエンドプレートとを有する燃料電池スタックを備えている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の燃料電池スタックには、燃料電池本体に対して燃料ガス(例えば水素)や酸化剤ガス(例えば空気)を供給する供給通路がそれぞれ形成されている。また、燃料電池スタックには、燃料電池本体からの燃料ガスや酸化剤ガスを排出する排出通路がそれぞれ形成されている。燃料ガスの排出通路には、燃料電池本体からの燃料ガス(以下、排気と称する。)をハウジング内に導入して水と分離する気液分離器が設けられている。この気液分離器は、配管を介してエンドプレートの外側面に連結されている。なお、気液分離器において分離された水は、排水弁を通じてハウジング外の希釈ボックスに排出される。
特開2014―44797号公報
ところで、特許文献1においては、気液分離器がエンドプレートの外側に露出しているため、燃料電池装置の運転が停止され、外気温が氷点下になると、排気に含まれる水蒸気が凝縮し、その凝縮水が凍結することで排水弁が固着することがある。その結果、燃料電池装置の運転を再開する際に、排水弁の固着によってハウジング外に水を排出することができなくなるおそれがある。
本発明の目的は、凝縮水の凍結によってハウジング外に水を排出する排水弁が早期に固着することを抑制することができる燃料電池のエンドプレートを提供することにある。
上記目的を達成するための燃料電池のエンドプレートは、燃料電池本体の一端に設けられる。エンドプレートは、金属材料により形成されたプレート本体と、前記燃料電池本体からの排気をハウジング内に導入して水と分離し、その分離された水を前記ハウジング外に排出する気液分離器と、を備え、前記ハウジングは樹脂材料によって形成され、前記プレート本体に当接されている。
同構成によれば、気液分離器のハウジングがプレート本体に当接されているため、燃料電池本体の熱がハウジングに効果的に伝えられる。このため、ハウジングが外気によって冷やされにくくなる。従って、燃料電池装置の運転が停止された後、ハウジングの温度低下が緩やかになり、排気に含まれる水蒸気が早期に凝縮して凝縮水となること、ひいてはその凝縮水が早期に凍結することが抑制される。
本発明によれば、凝縮水の凍結によってハウジング外に水を排出する排水弁が早期に固着することを抑制することができる。
一実施形態に係る燃料電池のエンドプレートにおける気液分離器を中心とした斜視図。 同実施形態に係る気液分離器のケースを内側から視た図。 同実施形態に係る気液分離器のキャップを内側から視た図。 同実施形態に係る気液分離器の断面図。 図4の5−5線に沿った断面図。 同実施形態に係る燃料電池のエンドプレートの正面図。 同実施形態に係る燃料電池のエンドプレートの背面図。
以下、図1〜図7を参照して、一実施形態について説明する。なお、図1〜図4、図6及び図7における上下方向が鉛直方向の上下方向に対応している。
図1に示すように、燃料電池装置は、車両に搭載されるものであり、複数のセル(図示略)を積層することにより形成された固体高分子形の燃料電池本体91と、燃料電池本体91をセルの積層方向において挟持する一対のエンドプレート10とを備えた燃料電池スタック90を備えている。なお、同図においては、燃料電池本体91の一端に設けられたエンドプレート10のみを燃料電池本体91から離間して示している。
以降においては、このエンドプレート10を中心とした燃料ガスの循環構造について説明する。なお、本実施形態では、燃料ガスとして水素が用いられている。
図1、図2、図5、及び図6に示すように、エンドプレート10は、例えばアルミニウムなどの金属材料により形成されたプレート本体11を有しており、同プレート本体11にはその厚さ方向に貫通する複数の貫通孔14が形成されている。
図1に示すように、燃料電池スタック90には、燃料電池本体91からの燃料ガス(以下、排気と称する。)を排出する排出通路81、及び排出通路81からの排気を水と分離する気液分離器20が設けられている。また、燃料電池スタック90には、気液分離器20とポンプ70とを接続する接続通路83、及びポンプ70と燃料電池本体91とを接続して気液分離器20からの排気を燃料電池本体91に戻す戻し通路85が設けられている。
次に、気液分離器20の構成について説明する。
図1、図4及び図5に示すように、気液分離器20のハウジング21は、いずれも硬質樹脂材料によって形成されたケース30と、ケース30の開口31を覆うキャップ40とを備えている。
図1、図2及び図5に示すように、ケース30は、プレート本体11の貫通孔14に埋設されており、インサート成形によってプレート本体11と一体形成されている。図2、図4及び図5に示すように、エンドプレート10の外側面、すなわち正面には、ケース30の開口31が形成されており、同開口31の周縁にはフランジ32が形成されている。ケース30には、エンドプレート10を貫通するとともに前記排出通路81に接続される排気入口35がフランジ32の内周縁と隣り合って形成されている。
図2、図4及び図5に示すように、ケース30には、キャップ40に対向する対向面33と、同対向面33からキャップ40に向けて延びる正面視略U字状の延設部34とが形成されている。延設部34には、エンドプレート10を貫通するとともに前記接続通路83に接続される排気出口36が形成されている。
図2に示すように、プレート本体11には、フランジ32を囲むようにシート面12が形成されており、同シート面12には複数の雌ねじ孔13a〜13dが互いに間隔をおいて形成されている。
図4及び図5に示すように、排気入口35には、排出通路81を通じてハウジング21内に流入する異物を捕捉するフィルタ60が同ハウジング21の内側から内挿されている。
図5に示すように、フィルタ60は、排気入口35に挿通される円筒状の基部61と、同基部61の先端に設けられ、メッシュ状の部位を有する濾過部65とを備えている。基部61及び濾過部65は樹脂材料によって形成されている。基部61の外周面には環状溝62が形成されており、環状溝62にはOリング66が外嵌されている。このOリング66によって基部61の外周面と排気入口35の内周面との間がシールされている。基部61の先端外周面には、環状の拡径部63が形成されている。
図3及び図5に示すように、キャップ40の開口41の周縁にはフランジ42が形成されている。フランジ42における前記雌ねじ孔13a〜13dに対応する位置には、ボルト孔46a〜46dが形成されている。
図1及び図4に示すように、キャップ40には、排気から分離された水をハウジング21外へ排出する排水出口45が形成されている。また、キャップ40には、排水出口45を開閉する排水弁50が設けられている。排水弁50は、図示しない駆動部によって弁体51を図4の左右方向に変位させることによって排水出口45を開閉する。
キャップ40のボルト孔46a〜46dにそれぞれボルト22を挿通し、同ボルト22をそれぞれプレート本体11の雌ねじ孔13a〜13dに螺入することにより、図1に示すようにキャップ40がプレート本体11に締結される。なお、ケース30のフランジ32及びプレート本体11のシート面12とキャップ40のフランジ42との間には、シール部材(図示略)が介設される。
図3及び図4に示すように、キャップ40のフランジ42の内周縁には、3つの規制突部44a〜44cが互いに間隔をおいて形成されている。これら規制突部44a〜44cはキャップ40の底面まで延びている。図5に示すように、規制突部44aはフィルタ60の拡径部63の端面64に当接されている。なお、他の2つの規制突部44b,44cも前記規制突部44aと同様にしてフィルタ60の前記端面64に当接されている(図4参照)。すなわち、これら規制突部44a〜44cの端面は、排気入口35に対するフィルタ60の挿通方向(図5の上下方向)においてフィルタ60の拡径部63の端面64に対向しており、排気入口35からフィルタ60が抜けようとすることが規制突部44a〜44cによって規制されている。
次に、ポンプ70、接続通路83及び戻し通路85の構成について説明する。
図6に示すように、ポンプ70は、駆動部(図示略)を有するポンプ本体71、ポンプ本体71に排気を導入する導入孔73を有する導入部72、及びポンプ本体71からの排気を導出する導出孔75を有する導出部74を備えている。導入部72及び導出部74はいずれも硬質樹脂材料によって形成されている。導入部72及び導出部74は、プレート本体11の貫通孔14にそれぞれ埋設されており、インサート成形によってプレート本体11と一体形成されている。エンドプレート10の外側面には、導入部72及び導出部74の開口が形成されており、これら開口の周縁には、ケース30のフランジ32と同様なフランジが形成されている。ポンプ本体71はボルト(図示略)によりプレート本体11に締結される。
図7に示すように、エンドプレート10の内側面、すなわち背面には、前記ケース30の排気出口36と、ポンプ70の導入孔73とを接続する接続通路83が形成されている。接続通路83は、硬質樹脂材料によって形成されており、インサート成形によってプレート本体11と一体形成されている。接続通路83の底面84は導入孔73に向けて、すなわちポンプ70に向けて登りの傾斜面とされている。また、この底面84には、排気出口36に向けて、すなわち気液分離器20のハウジング21に向けて水が移動することを規制する凸部841が形成されている。
また、エンドプレート10の内側面には、導出孔75を通じてポンプ70から吐出された排気を燃料電池本体91の端面に開口する燃料ガスの供給通路92に向けて戻す戻し通路85が形成されている。戻し通路85は、硬質樹脂材料によって形成されており、インサート成形によってプレート本体11と一体形成されている。戻し通路85の底面86には、導出孔75に向けて、すなわちポンプ70に向けて水が移動することを規制する凸部861が形成されている。
接続通路83及び戻し通路85はいずれも同図の紙面手前側に向けて開口しているが、これらの開口部はエンドプレート10の内側面に隣接する燃料電池本体91の端面によって閉塞される。
次に、本実施形態の作用について説明する。
気液分離器20においては、ハウジング21がエンドプレート10のプレート本体11に当接されていることから、燃料電池本体91の熱がハウジング21に効果的に伝えられる。このため、ハウジング21が外気によって冷やされにくくなる。従って、燃料電池装置の運転が停止された後、ハウジング21の温度低下が緩やかになり、排気に含まれる水蒸気が早期に凝縮して凝縮水となること、ひいてはその凝縮水が早期に凍結することが抑制される。よって、凝縮水の凍結によって排水弁50が早期に固着することを抑制することができる。
また、上記構成によれば、燃料電池装置の運転が再開された後、燃料電池本体91の熱がハウジング21に効果的に伝えられるため、ハウジング21の温度上昇が促進される。このため、凝縮水の凍結により排水弁50が固着している状態から当該固着が解消された正常な状態に早期に復帰することができる。
以上説明した本実施形態に係る燃料電池のエンドプレートによれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)気液分離器20のハウジング21がエンドプレート10のプレート本体11に当接されている。
こうした構成によれば、燃料電池本体91の熱がハウジング21に効果的に伝えられるため、ハウジング21が外気によって冷やされにくくなる。従って、燃料電池装置の運転が停止された後、ハウジング21の温度低下が緩やかになり、排気に含まれる水蒸気が早期に凝縮して凝縮水となること、ひいてはその凝縮水が早期に凍結することが抑制される。よって、凝縮水の凍結によって排水弁50が早期に固着することを抑制することができる。
また、上記構成によれば、燃料電池装置の運転が再開された後、燃料電池本体91の熱がハウジング21に効果的に伝えられるため、ハウジング21の温度上昇が促進される。このため、凝縮水の凍結により排水弁50が固着している状態から当該固着が解消された正常な状態に早期に復帰することができる。
(2)ハウジング21は、エンドプレート10を貫通する排気入口35が形成され、プレート本体11と一体形成されたケース30と、ケース30の開口31を覆うとともに、分離された水をハウジング21外へ排出する排水出口45が形成されたキャップ40と、を備えている。
こうした構成によれば、気液分離器のハウジングがエンドプレートとは別に設けられる構成とは異なり、エンドプレートを貫通する排出通路と、気液分離器のハウジングとを配管により接続する必要がなくなる。従って、エンドプレート10が適用される燃料電池スタック90の部品点数を削減することができ、その構成を簡易なものとすることができる。
(3)ケース30は、キャップ40に対向する対向面33からキャップ40に向けて延びる延設部34を有しており、延設部34には、エンドプレート10を貫通する排気出口36が形成されている。
ハウジング21内において水と分離された排気は、排気出口36を通じてポンプ70に向けて、すなわち燃料電池本体91に向けて戻される。このとき、上記構成によれば、図5に実線矢印にて示すように、ハウジング21内の排気がケース30の対向面33に衝突しやすくなる。このため、排気に含まれている水が対向面33によって分離されやすくなる。従って、気液分離器20の性能を向上させることができる。
(4)エンドプレート10の背面には、排気出口36とポンプ70とを接続する接続通路83が形成されており、接続通路83の底面84がポンプ70に向けて登りの傾斜面とされている。
ハウジング21内において水と分離された排気は、ポンプ70によって吸引されることにより、排気出口36を通じて接続通路83内に流入する。この排気には気液分離器20において分離することができなかった水が含まれている。上記構成によれば、接続通路83内に流入した水はその底面84を伝ってポンプ70に向けて移動しにくくなり、ハウジング21に向けて流れ落ちやすくなる。このため、燃料電池装置の運転が停止された後にポンプ70に水が溜まることを抑制することができる。従って、水の凍結によってポンプ70が固着することを抑制することができる。
(5)接続通路83の底面84には、気液分離器20のハウジング21に向けて水が移動することを規制する凸部841が形成されている。
燃料電池装置の運転が停止された後に、接続通路83内の水が気液分離器20のハウジング21に戻ると、同ハウジング21内に溜まる水の量が増えることとなる。そのため、ハウジング21内に溜まった水の凍結によって排水弁50が固着しやすくなる。
この点、上記構成によれば、接続通路83内の水がその底面84を伝ってハウジング21に向けて移動することが凸部841によって規制される。このため、ハウジング21内に溜まる水の量が増えることを抑制することができ、水の凍結によって排水弁50が固着することを抑制することができる。
(6)エンドプレート10の背面には、ポンプ70から吐出された排気を燃料電池本体91に向けて戻す戻し通路85が形成されており、戻し通路85の底面86には、ポンプ70に向けて水が移動することを規制する凸部861が形成されている。
ポンプ70に溜まった水の凍結によってポンプ70が固着するおそれがある。この点、上記構成によれば、戻し通路85内の水がその底面86を伝ってポンプ70に向けて移動することが凸部861によって規制される。このため、ポンプ70に水が溜まることを抑制することができ、水の凍結によってポンプ70が固着することを抑制することができる。
(7)接続通路83及び戻し通路85がエンドプレート10のプレート本体11と一体形成されているため、エンドプレート10が適用される燃料電池スタック90の部品点数を削減することができ、その構成を簡易なものとすることができる。
なお、上記実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・戻し通路85の底面86に凹部を形成し、同凹部によって気液分離器20のハウジング21に向けて水が移動することを規制するようにしてもよい。
・接続通路83の底面84に凹部を形成し、同凹部によってポンプ70に向けて水が移動することを規制するようにしてもよい。
・戻し通路85や接続通路83に設けられた凸部861,841などの規制部を省略することもできる。
・接続通路83の底面84を水平面にすることもできる。
・気液分離器20の排気出口36を対向面33のみを貫通するように形成することもできる。
・ケース30をプレート本体11とは別体にて形成し、同ケース30をプレート本体11に当接させるようにしてもよい。
10…エンドプレート、11…プレート本体、12…シート面、13a〜13d…雌ねじ孔、14…貫通孔、20…気液分離器、21…ハウジング、22…ボルト、30…ケース、31…開口、32…フランジ、33…対向面、34…延設部、35…排気入口、36…排気出口、40…キャップ、41…開口、42…フランジ、44a〜44c…規制突部、45…排水出口、46a〜46d…ボルト孔、50…排水弁、51…弁体、60…フィルタ、61…基部、62…環状溝、63…拡径部、64…端面、65…濾過部、66…Oリング、70…ポンプ、71…ポンプ本体、72…導入部、73…導入孔、74…導出部、75…導出孔、81…排出通路。83…接続通路、84…底面、841…凸部(規制部)、85…戻し通路、86…底面、861…突部(規制部)、90…燃料電池スタック、91…燃料電池本体、92…供給通路。

Claims (4)

  1. 燃料電池本体の一端に設けられるエンドプレートであって、
    金属材料により形成されたプレート本体と、
    前記燃料電池本体からの排気をハウジング内に導入して水と分離し、その分離された水を前記ハウジング外に排出する気液分離器と、を備え、
    前記ハウジングは樹脂材料によって形成され、前記プレート本体に当接され、
    前記ハウジングは、前記エンドプレートを貫通する排気入口が形成され、前記プレート本体と一体形成されたケースと、前記ケースの開口を覆うとともに、分離された水を前記ハウジング外へ排出する排水出口が形成されたキャップと、を備え、
    前記ケースは、前記キャップに対向する対向面と、同対向面から前記キャップに向けて延びる延設部とを有し、
    前記延設部には、前記エンドプレートを貫通する排気出口が形成されている、
    燃料電池のエンドプレート。
  2. 燃料電池本体の一端に設けられるエンドプレートであって、
    金属材料により形成されたプレート本体と、
    前記燃料電池本体からの排気をハウジング内に導入して水と分離し、その分離された水を前記ハウジング外に排出する気液分離器と、を備え、
    前記ハウジングは樹脂材料によって形成され、前記プレート本体に当接され、
    前記ハウジングは、前記エンドプレートを貫通する排気入口が形成され、前記プレート本体と一体形成されたケースと、前記ケースの開口を覆うとともに、分離された水を前記ハウジング外へ排出する排水出口が形成されたキャップと、を備え、
    前記ケースは、前記エンドプレートを貫通する排気出口を有し、
    前記排気出口と、排気を吸引するとともに前記燃料電池本体に向けて吐出するポンプとを接続する接続通路が形成され、
    前記接続通路の底面が前記ポンプに向けて登りの傾斜面とされている、
    料電池のエンドプレート。
  3. 前記接続通路の底面には、前記ハウジングに向けて水が移動することを規制する規制部が形成されている、
    請求項に記載の燃料電池のエンドプレート。
  4. 前記ケースは、前記エンドプレートを貫通する排気出口を有し、
    前記排気出口と、排気を吸引するとともに前記燃料電池本体に向けて吐出するポンプとを接続する接続通路が形成され、
    前記ポンプから吐出された排気を前記燃料電池本体に向けて戻す戻し通路が形成され、
    前記戻し通路の底面には、前記ポンプに向けて水が移動することを規制する規制部が形成されている、
    請求項〜請求項のいずれか一項に記載の燃料電池のエンドプレート。
JP2014223672A 2014-10-31 2014-10-31 燃料電池のエンドプレート Active JP6295920B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014223672A JP6295920B2 (ja) 2014-10-31 2014-10-31 燃料電池のエンドプレート
US14/919,227 US9711811B2 (en) 2014-10-31 2015-10-21 End plate of fuel cell
DE102015118419.2A DE102015118419A1 (de) 2014-10-31 2015-10-28 Endplatte einer brennstoffzelle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014223672A JP6295920B2 (ja) 2014-10-31 2014-10-31 燃料電池のエンドプレート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016091732A JP2016091732A (ja) 2016-05-23
JP6295920B2 true JP6295920B2 (ja) 2018-03-20

Family

ID=55753864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014223672A Active JP6295920B2 (ja) 2014-10-31 2014-10-31 燃料電池のエンドプレート

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9711811B2 (ja)
JP (1) JP6295920B2 (ja)
DE (1) DE102015118419A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6295921B2 (ja) * 2014-10-31 2018-03-20 トヨタ紡織株式会社 燃料電池の気液分離器
JP6187433B2 (ja) * 2014-11-14 2017-08-30 トヨタ自動車株式会社 気液分離器および燃料電池システム
JP6237582B2 (ja) * 2014-11-14 2017-11-29 トヨタ自動車株式会社 気液分離器および燃料電池システム
JP6743776B2 (ja) * 2017-07-06 2020-08-19 トヨタ自動車株式会社 燃料電池モジュール

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100685068B1 (ko) * 2001-09-27 2007-02-22 지멘스 악티엔게젤샤프트 연료 셀 블록
JP4974875B2 (ja) * 2007-12-28 2012-07-11 トヨタ自動車株式会社 圧縮機の固定構造体
JP5103411B2 (ja) * 2009-01-26 2012-12-19 本田技研工業株式会社 燃料電池スタック
JP5941791B2 (ja) * 2012-08-24 2016-06-29 本田技研工業株式会社 燃料電池システム

Also Published As

Publication number Publication date
US20160126567A1 (en) 2016-05-05
JP2016091732A (ja) 2016-05-23
US9711811B2 (en) 2017-07-18
DE102015118419A1 (de) 2016-05-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6295920B2 (ja) 燃料電池のエンドプレート
JP4613125B2 (ja) イオン交換式フィルタ
KR101123688B1 (ko) 오일필터를 가지는 오일통
US9997793B2 (en) Gas-liquid separator including filter at emission inlet for fuel cell
CA2602153A1 (en) Fuel cell and fuel cell separator having a cooling medium regulating portion
US9722260B2 (en) Fuel cell ion exchanger and fuel cell system
KR20160111357A (ko) 응축수 배출 장치
JP6397989B2 (ja) オイルミストフィルタ及びオイルセパレータ
JP2009501407A (ja) 蓄電池
US20200003092A1 (en) Oil sump
JP2010281461A (ja) 空気調和機の室外機
JP6796856B2 (ja) 蒸気トラップ
US20160341480A1 (en) Condenser and turbine equipment
US9995433B2 (en) Oil cleaner with heated evaporation surface, to remove water and volatiles
US20160111748A1 (en) Oxidation gas discharging structure
JP2018110676A (ja) 減圧沸騰用蒸気回収ユニット
JP2009228570A (ja) エンジン排気ガスドレン水フィルタ
KR101694546B1 (ko) 라디에이터 캡
JP6388857B2 (ja) 燃料電池システム
JP2020136151A (ja) 燃料電池システム及び気液分離器
CN219452249U (zh) 一种曲轴箱盖结构及发动机
JP2014173576A (ja) 自吸式ポンプ
WO2021095663A1 (ja) イオン交換器
JP2013181495A (ja) 気液分離装置
KR200404680Y1 (ko) 보일러 하이드로블록의 기수분리용 가이드 설치구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180205

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6295920

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250