JP6295917B2 - 復号方法、復号装置 - Google Patents

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Description

本発明は、復号技術に関し、特に受信信号を復号する復号方法、復号装置に関する。
モールス通信は、短点(トン)と長点(ツー)とを組み合わせた符号を使用した通信であって、送信する文字に対応して搬送波をオン・オフする一種の振幅変調である。モールス通信の受信装置では、受信信号のレベルがしきい値より高いか低いかによりモールス符号を復調する。一方、受信信号のレベルは、フェージングによって変動する。固定のしきい値で受信信号を復調すると、受信レベルが変動した場合に誤復調が発生するおそれがある。そのため、受信レベルの変動に応じてしきい値が変更される(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−101335号公報
受信信号には雑音成分が含まれており、雑音成分によっても受信特性が影響を受ける。受信特性を向上するために、雑音成分を低減する必要があり、雑音成分を低減するために、フィルタが使用される。そのフィルタのカットオフ周波数は、モールス符号のキーイングスピードに応じて設定されるべきである。カットオフ周波数が固定されている場合、キーイングスピードが変動すると、受信特性が悪化するおそれがある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、情報の速度が変動しても、受信特性の悪化を抑制する技術を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の復号装置は、受信信号の振幅を絶対値化する絶対値化部と、絶対値化部において絶対値化した受信信号を平均化することによって、スライスレベルを生成する生成部と、生成部において生成したスライスレベルと、絶対値化部において絶対値化した受信信号とをもとに、受信信号に含まれる情報の速度を推定する推定部と、推定部において推定した情報の速度をもとに、カットオフ周波数を算出する算出部と、算出部において算出したカットオフ周波数により、絶対値化部において絶対値化した受信信号をフィルタリングすることによって、絶対値化部において絶対値化した受信信号に含まれる雑音成分を低減する低減部と、低減部において雑音成分を低減した受信信号と、生成部において生成したスライスレベルとを比較することによって、受信信号に含まれる情報を再生する判定部と、を備える。絶対値化部において絶対値化する受信信号は、モールス信号であり、推定部において推定する情報の速度は、キーイングスピードであり、判定部において再生する情報は、モールス信号のキャリアあり、キャリアなしのパターンであり、判定部は、推定部において推定したキーイングスピードをもとに、生成部において生成したスライスレベルの値を調節して比較に使用する
本発明の別の態様は、復号装置である。この装置は、受信信号の振幅を絶対値化する絶対値化部と、絶対値化部において絶対値化した受信信号を平均化することによって、スライスレベルを生成する生成部と、生成部において生成したスライスレベルと、絶対値化部において絶対値化した受信信号とをもとに、受信信号に含まれる情報の速度を推定する推定部と、推定部において推定した情報の速度をもとに、カットオフ周波数を算出する算出部と、算出部において算出したカットオフ周波数により、絶対値化部において絶対値化した受信信号をフィルタリングすることによって、絶対値化部において絶対値化した受信信号に含まれる雑音成分を低減する低減部と、低減部において雑音成分を低減した受信信号と、生成部において生成したスライスレベルとを比較することによって、受信信号に含まれる情報を再生する判定部と、を備える。絶対値化部において絶対値化する受信信号は、モールス信号であり、推定部において推定する情報の速度は、キーイングスピードであり、判定部において再生する情報は、モールス信号のキャリアあり、キャリアなしのパターンであり、推定部は、固定のカットオフ周波数により、絶対値化部において絶対値化したモールス信号をフィルタリングすることによって、絶対値化部において絶対値化したモールス信号に含まれる雑音成分を低減する仮低減部と、仮低減部において雑音成分を低減したモールス信号と、生成部において生成したスライスレベルとを比較することによって、モールス信号に含まれるキャリアあり、キャリアなしのパターンを再生する仮判定部と、仮判定部において再生したキャリアあり、キャリアなしのパターンをもとに、キーイングスピードを導出する導出部とを備える
本発明のさらに別の態様は、復号方法である。この方法は、モールス信号の受信信号の振幅を絶対値化するステップと、絶対値化した受信信号を平均化することによって、スライスレベルを生成するステップと、生成したスライスレベルと、絶対値化した受信信号とをもとに、モールス信号のキーイングスピードを推定するステップと、推定したキーイングスピードをもとに、カットオフ周波数を算出するステップと、算出したカットオフ周波数により、絶対値化した受信信号をフィルタリングすることによって、絶対値化した受信信号に含まれる雑音成分を低減するステップと、雑音成分を低減した受信信号と、推定したキーイングスピードをもとにスライスレベルの値を調節して比較することによって、受信信号に含まれるモールス信号のキャリアあり、キャリアなしのパターンを再生するステップと、を備える。
本発明のさらに別の態様もまた、復号方法である。この方法は、モールス信号の受信信号の振幅を絶対値化するステップと、絶対値化した受信信号を平均化することによって、スライスレベルを生成するステップと、生成したスライスレベルと、絶対値化した受信信号とをもとに、モールス信号のキーイングスピードを推定するステップと、推定したキーイングスピードをもとに、カットオフ周波数を算出するステップと、算出したカットオフ周波数により、絶対値化した受信信号をフィルタリングすることによって、絶対値化した受信信号に含まれる雑音成分を低減するステップと、雑音成分を低減した受信信号と、生成したスライスレベルとを比較することによって、受信信号に含まれるモールス信号のキャリアあり、キャリアなしのパターンを再生するステップと、を備える。キーイングスピードを推定するステップは、固定のカットオフ周波数により、絶対値化したモールス信号をフィルタリングすることによって、絶対値化したモールス信号に含まれる雑音成分を低減する仮低減ステップと、仮低減ステップにおいて雑音成分を低減したモールス信号と、スライスレベルとを比較することによって、モールス信号に含まれるキャリアあり、キャリアなしのパターンを再生する仮判定ステップと、を含み、再生したキャリアあり、キャリアなしのパターンをもとに、キーイングスピードを導出する
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、情報の速度が変動しても、受信特性の悪化を抑制できる。
本発明の実施例1に係る受信装置の構成を示す図である。 図1の復号部の構成を示す図である。 図2の復号部に入力される信号を示す図である。 図2の絶対値化部から出力される信号を示す図である。 図2の生成部から出力されるスライスレベルと仮低減部から出力されるキーイングスピード算出用振幅レベルとを示す図である。 図2の仮判定部から出力されるキーイングスピード算出用ベースバンド信号を示す図である。 図2の推定用絶対値化部から出力されるパルス信号を示す図である。 図2のLPFから出力されるDC値を示す図である。 図2の低減部の構成を示す図である。 図2の生成部から出力されるスライスレベルと低減部から出力される本判定用振幅レベルとを示す図である。 図2の判定部から出力される本判定用ベースバンド信号を示す図である。 本発明の実施例2に係る復号部の構成を示す図である。
(実施例1)
本発明を具体的に説明する前に、まず概要を述べる。本発明の実施例1は、モールス信号を受信し、モールス信号を復号する受信装置に関する。モールス信号は、送信装置から送信されているが、モールス信号を生成する際のキーイングスピードは、一般的に大きく変化する。受信装置は、雑音成分の影響を低減するために、モールス信号を復号する際にフィルタリングを実行する。なお、モールス信号の帯域幅は、キーイングスピードに依存する。キーイングスピードが変化する状況下において、フィルタのカットオフ周波数をキーイングスピードに応じて調整せず、幅広いキーイングスピードに対応させる場合、S/N(Signal−to−Noise ratio)が低ければ、低いキーイングスピードにおいて雑音成分の影響が大きくなる。その結果、復号結果が誤る可能性が大きくなる。
そのため、モールス信号におけるキーイングスピードが変化する状況下であっても、雑音成分の影響を低減し、復号の誤り率を改善するために、復号したいモールス信号を聞きながら、キーイングスピードに応じてカットオフ周波数を調整する必要がある。これに対応するために、本実施例に係る受信装置は、モールス信号より算出した絶対値(包絡線)より、モールス信号の通信速度(キーイングスピード)を算出する。また、受信装置は、算出したキーイングスピードをもとに、フィルタ係数、つまりカットオフ周波数を更新する。さらに、受信装置は、このようにリアルタイムに更新されるフィルタ係数にてフィルタリングした絶対値(エンベロープ)をもとに、キャリアありなしを判定する。
図1は、本発明の実施例1に係る受信装置100の構成を示す。受信装置100は、アンテナ10、第1局部発振器12、第1ミキサ14、BPF(Band−Pass Filter)16、増幅部18、第2局部発振器20、第2ミキサ22、LPF(Low−Pass Filter)24、AGC(Automatic Gain Control)26、復調部28、スピーカ30、AD(Analog−To−Digital converter)部32、復号部34、表示部36を含む。
アンテナ10は、図示しない送信装置からのRF(Radio Frequency)信号を受信する。RF信号は、無線周波数帯のモールス信号に相当する。アンテナ10は、受信したRF信号を第1ミキサ14へ出力する。第1局部発振器12は、第1ローカル発振信号を第1ミキサ14へ出力する。第1ミキサ14は、アンテナ10からのRF信号と第1局部発振器12からの第1ローカル発振信号とを乗算することによって、IF(Intermediate Frequency)信号を生成する。IF信号は、中間周波数帯のモールス信号に相当する。第1ミキサ14は、IF信号をBPF16へ出力する。
BPF16は、第1ミキサ14からのIF信号に対してフィルタリングを実行する。BPF16は、フィルタリングを実行したIF信号(以下、これも「IF信号」という)を増幅部18へ出力する。増幅部18は、LNA(Low Noise Amplifier)であり、BPF16からのIF信号を増幅する。増幅部18は、増幅したIF信号(以下、これも「IF信号」という)を第2ミキサ22へ出力する。
第2局部発振器20は、第2ローカル発振信号を第2ミキサ22へ出力する。第2ミキサ22は、増幅部18からのIF信号と第2局部発振器20からの第2ローカル発振信号とを乗算することによって、ベースバンド信号を生成する。第2ミキサ22は、ベースバンド信号をLPF24へ出力する。LPF24は、第2ミキサ22からのベースバンド信号に対してフィルタリングを実行する。LPF24は、フィルタリングを実行したベースバンド信号の低域成分(以下、これも「ベースバンド信号」という)をAGC26へ出力する。
AGC26は、LPF24からのベースバンド信号を増幅する。AGC26は、増幅したベースバンド信号(以下、これも「ベースバンド信号」という)を復調部28へ出力する。復調部28は、AGC26からのベースバンド信号を復調する。復調部28は、復調した信号(以下、「オーディオ信号」という)をスピーカ30へ出力する。スピーカ30は、復調部28からのオーディオ信号を音声として出力する。
AD部32は、復調部28からのオーディオ信号に対してアナログ/デジタル変換を実行する。ここで、AD部32におけるサンプリング周波数Fsは、固定値とされる。AD部32は、デジタル信号に変換したオーディオ信号(以下、「受信信号」という)を復号部34へ出力する。復号部34は、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Pocessor)等で実現されており、AD部32からの受信信号を復号する。復号部34での処理については後述する。復号部34は、処理結果を表示部36へ出力し、表示部36は、処理結果を表示する。
図2は、復号部34の構成を示す。復号部34は、絶対値化部50、生成部52、推定部54、算出部56、低減部58、判定部60、復号処理部62を含む。絶対値化部50は、遅延部70、第1二乗部72、HBT(Hilbert Transformer)74、第2二乗部76、加算部78、平方根部80を含む。推定部54は、仮低減部82、仮判定部84、導出部94を含み、導出部94は、1ポイント遅延部86、減算部88、推定用絶対値化部90、LPF92を含む。
前述のごとく、復号部34は、図示しないAD部32からの受信信号を受けつける。図3は、復号部34に入力される信号を示す。横軸が時間を示し、縦軸は受信信号の振幅を示す。図2に戻る。遅延部70は、受信信号を遅延させる。遅延部70は、遅延させた受信信号x(t)を第1二乗部72へ出力する。第1二乗部72は、受信信号x(t)の2乗値x(t)を導出し、2乗値x(t)を加算部78へ出力する。HBT74は、受信信号x(t)をヒルベルト変換し、変換値x(t)’を第2二乗部76へ出力する。第2二乗部76は、変換値x’(t)の2乗値x’(t)を導出し、2乗値x’(t)を加算部78へ出力する。
加算部78は、第1二乗部72からの2乗値x(t)と第2二乗部76からの2乗値x’(t)とを加算し、加算結果を平方根部80へ出力する。平方根部80は、加算部78からの加算結果の平方根を計算することによって、受信信号x(t)の絶対値abs(t)を次のように導出する。
abs(t) = √(x(t)+x’(t))・・・式(1)
なお、絶対値化部50は、以上の処理の代わりに、受信信号の符号が負の場合に、これを正に置き換えることだけを実行してもよい。
このように、絶対値化部50は、受信信号の振幅を絶対値化する。なお、受信信号は、モールス信号である。ここで、モールス信号の通信速度が、キーイングスピードに相当し、短点50個分(1ワード)の1分間当たりの出現回数がWPM(Words Per Minute)として表現される。一般的に利用されるキーイングスピードは、4〜60WPMである。図4は、絶対値化部50から出力される信号を示す。図4は、図3と同様に、横軸が時間を示し、縦軸は振幅を示す。図2に戻る。
生成部52は、絶対値化部50において絶対値化した受信信号を平均化する。ここで、生成部52は、ローパスフィルタによって構成され、そのカットオフ周波数は、固定値であり、後述の仮低減部82を構成するローパスフィルタのカットオフ周波数よりも低く設定される。これは、生成部52において、モールス信号のキャリアあり、なしの期間を含めた平均振幅レベルを求めるためである。生成部52において平均化された受信信号は、スライスレベル200として出力される。
仮低減部82は、ローパスフィルタによって構成されており、固定のカットオフ周波数により、絶対値化部50において絶対値化した受信信号をフィルタリングする。その結果、絶対値化部50において絶対値化した受信信号に含まれる雑音成分が低減される。仮低減部82において雑音成分が低減された受信信号は、キーイングスピード算出用振幅レベル202として出力される。
図5は、生成部52から出力されるスライスレベル200と仮低減部82から出力されるキーイングスピード算出用振幅レベル202とを示す。横軸が時間を示し、縦軸は振幅を示す。前述のごとく、生成部52を構成するローパスフィルタのカットオフ周波数は、仮低減部82を構成するローパスフィルタのカットオフ周波数よりも低く設定されるので、スライスレベル200の方がキーイングスピード算出用振幅レベル202よりも低周波数成分で構成された信号となる。図2に戻る。
仮判定部84は、仮低減部82において生成したキーイングスピード算出用振幅レベル202と、生成部52において生成したスライスレベル200とを比較することによって、モールス信号に含まれるキャリアあり、キャリアなしのパターンを再生する。具体的に説明すると、仮判定部84は、キーイングスピード算出用振幅レベル202がスライスレベル200を上回っていた場合に、モールス符号のキャリアありとして「1」を出力する。一方、仮判定部84は、キーイングスピード算出用振幅レベル202がスライスレベル200以下である場合に、モールス符号のキャリアなしとして「0」を出力する。このキャリアありなしのパターンの信号は、キーイングスピード算出用ベースバンド信号204と呼ばれる。図6は、仮判定部84から出力されるキーイングスピード算出用ベースバンド信号204を示す。横軸が時間を示し、縦軸は振幅を示す。図2に戻る。
1ポイント遅延部86は、キーイングスピード算出用ベースバンド信号204を入力し、1ポイントだけ遅延させる。ここで、1ポイントとは、サンプリング間隔の1ポイントであり、サンプリング間隔は、AD部32でのサンプリング周波数の逆数で示される。なお、サンプリング周波数は、WPMの最大値よりも十分高い周波数、例えば、10〜20倍に設定される。1ポイント遅延部86は、遅延させたキーイングスピード算出用ベースバンド信号204を減算部88へ出力する。減算部88は、キーイングスピード算出用ベースバンド信号204から、1ポイント遅延部86によって遅延させたキーイングスピード算出用ベースバンド信号204を減算する。減算結果は、「1」、「0」、「−1」のいずれかになる。減算部88は、減算結果を推定用絶対値化部90へ出力する。
推定用絶対値化部90は、減算部88からの減算結果を受けつけ、減算結果を絶対値化する。つまり、推定用絶対値化部90は、減算結果が負であった場合に符号を反転することによって、減算結果が「1」、「0」のいずれかになる。これは、パルス信号206と呼ばれ、パルス信号206は、キーイングスピード算出用ベースバンド信号204の「0」、「1」が変動したタイミングを示す。推定用絶対値化部90は、パルス信号206をLPF92へ出力する。図7は、推定用絶対値化部90から出力されるパルス信号206を示す。横軸が時間を示し、縦軸は振幅を示す。パルス信号206の値は、「1」、「0」のいずれかになる。図2に戻る。
LPF92は、推定用絶対値化部90からの絶対値を積分する。積分の期間は、WPMの50〜200倍に設定される。この積分は、パルスカウント検波を実行することに相当し、その結果、キーイングスピードに応じたDC値208が導出される。DC値208は、モールス信号に含まれる短点の割合を60%とし、短点期間をTdとすると、次のように示される。
DC=0.6/(Td*Fs)・・・(式2)
図8は、LPF92から出力されるDC値208を示す。横軸が時間を示し、縦軸はキーイングスピードを示す。DC値208が高いときはキーイングスピードが大きくなり、DC値208が低いときはキーイングスピードが小さくなる。図2に戻る。このように1ポイント遅延部86からLPF92によって構成される導出部94は、仮判定部84からのキーイングスピード算出用ベースバンド信号204をもとに、キーイングスピードを導出する。また、推定部54は、生成部52において生成したスライスレベル200と、絶対値化部50において絶対値化した受信信号とをもとに、受信信号に含まれる情報の速度、つまりキーイングスピードを推定する。
算出部56は、LPF92からのDC値208、つまり推定部54において推定したキーイングスピードをもとに、低減部58を構成するローパスフィルタのカットオフ周波数を算出する。カットオフ周波数を算出することは、ローパスフィルタのフィルタ係数を更新することに相当する。なお、フィルタ係数は、ローパスフィルタの構成に依存するので、これは低減部58において説明する。算出部56は、フィルタ係数、つまりカットオフ周波数を低減部58へ出力する。
低減部58は、算出部56からのフィルタ係数、つまりカットオフ周波数を受けつける。低減部58は、ローパスフィルタによって構成される。図9は、低減部58の構成を示す。低減部58は、第1加算器110、第2加算器112、遅延器114、第1乗算器116、第2乗算器118を含む。このようなローパスフィルタは一次のフィルタである。算出部56からのフィルタ係数は、第2乗算器118に設定すべき係数aと第1乗算器116に設定すべき係数bとを含む。係数a、係数bは、次のように示される。
a=(2*π*Fc)/Fs/(2+(2*π*Fc)/Fs)・・・(式3)
b=(2−(2*π*Fc)/Fs)/(2+(2*π*Fc)/Fs)・・・(式4)
ここで、Fcはカットオフ周波数を示す。カットオフ周波数は次のように示される。
Fc=1/(Td*2)・・・(式5)
カットオフ周波数Fcは、DC値208を使用すると次のように示される。
Fc=(DC*Fs)/1.2・・・(式6)
なお、前述の算出部56は、式6によってFcを導出してから、式3、式4によって、aとbとを算出している。
図2に戻る。低減部58は、算出部56において算出したカットオフ周波数により、絶対値化部50において絶対値化した受信信号をフィルタリングすることによって、絶対値化部50において絶対値化した受信信号に含まれる雑音成分を低減する。これは、算出されたキーイングスピードに最適に調整されたカットオフ周波数のローパスフィルタによって、絶対値に含まれる雑音成分を緩和することに相当する。雑音成分が低減された受信信号は、本判定用振幅レベル210と呼ばれる。図10は、生成部52から出力されるスライスレベル200と低減部58から出力される本判定用振幅レベル210とを示す。横軸が時間を示し、縦軸が振幅を示す。図2に戻る。
判定部60は、生成部52からのスライスレベル200を受けつけるとともに、低減部58からの本判定用振幅レベル210を受けつける。判定部60は、本判定用振幅レベル210とスライスレベル200とを比較することによって、受信信号に含まれる情報、モールス信号のキャリアあり、キャリアなしのパターンを再生する。具体的に説明すると、判定部60は、本判定用振幅レベル210がスライスレベル200を上回っていた場合に、モールス符号のキャリアありとして「1」を出力する。一方、判定部60は、本判定用振幅レベル210がスライスレベル200以下である場合に、モールス符号のキャリアなしとして「0」を出力する。このようなモールス信号のキャリアあり、キャリアなしのパターンは、本判定用ベースバンド信号212と呼ばれる。判定部60は、本判定用振幅レベル210を復号処理部62へ出力する。図11は、判定部60から出力される本判定用ベースバンド信号212を示す。横軸が時間を示し、縦軸が振幅を示す。図2に戻る。
復号処理部62は、判定部60からの本判定用振幅レベル210を受けつけ、本判定用振幅レベル210におけるキャリアありの期間より長点、短点を判定することによって、モールス符号を取得する。さらに、復号処理部62は、取得したモールス信号を文字に変換する。復号処理部62は、変換した文字を表示部36に出力する。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
本実施例によれば、キーイングスピードを推定し、キーイングスピードに応じてカットオフ周波数を算出するので、キーイングスピードに応じたカットオフ周波数を設定できる。また、キーイングスピードに応じたカットオフ周波数が設定されるので、受信信号におけるキーイングスピードが変化する場合でも、受信信号に適したフィルタリングを実行できる。また、キーイングスピードに応じたカットオフ周波数が設定されるので、キーイングスピードが変動しても、受信特性の悪化を抑制できる。また、キャリアあり、キャリアなしのパターンとその遅延信号との差分をもとに、キャリアあり、キャリアなしの変化の頻度を導出するので、キーイングスピードを算出できる。また、幅広いキーイングスピードに対応する場合に、S/Nが低い状況においても、キーイングスピードに対応した調整を行うことなく誤り率を改善できる。また、復号したいモールス信号を聞きながら、キーイングスピードに対応したカットオフ周波数の調整を不要にできる。
(実施例2)
次に本発明の実施例2を説明する。実施例1では、復調された音声(オーディオ信号)が受信信号とされている。この信号は、復調の前段階においてAGCによってレベルが管理されている。一定以上のレベルの信号が入力されている場合、AGCの増幅率が小さくなるので、オーディオ信号のレベルはほぼ一定になる。一方、モールス信号のキャリアがなくなった場合、リリース動作として、AGCの増幅率が大きくなるように回復する。増幅率が大きくなることによって、雑音レベルも大きくなるが、雑音レベルが音声レベルに近くなると、低減部から出力される本判定用振幅レベルが雑音レベルによって大きくなり、適切にキャリアありなし判定ができなくなるおそれがある。このような条件で、図1のAGC26より前の段からの信号が受信信号として使用されればよいが、オーディオ信号を使用する場合に対して、実施例2に係る受信装置では、スライスレベルをキーイングスピードによって重みづけすることで適切に処理する。実施例2に係る受信装置100の構成は、図1と同様のタイプであり、ここでは差異を中心に説明する。
図12は、本発明の実施例2に係る復号部34の構成を示す。復号部34の構成要素は、図2と同様である。ここでは、LPF92からのDC値208が、判定部60に入力される。判定部60は、LPF92からのDC値208、つまり推定部54において推定したキーイングスピードをもとに、生成部52において生成したスライスレベル200の値を調節する。具体的に説明すると、判定部60は、キーイングスピードがしきい値よりも高い場合、スライスレベル200に対する重みづけは行わず、スライスレベル200をそのまま比較に使用する。一方、判定部60は、キーイングスピードがしきい値以下の場は、スライスレベル200の値に対して係数を乗算する。係数は、「1」以上、「2」未満である。また、判定部60は、係数を乗算したスライスレベル200を比較に使用する。
図1のAGC26より前の段の信号に対する仮想のスライスレベルは、フェージング等がない条件下において、キャリアレベルと雑音レベルの中間レベルになるが、オーディオ信号のスライスレベルは、キーイングスピードが低くなるほど、AGC26のリリース動作によって雑音レベルの上昇の影響を大きく受ける。ここでは、キーイングスピードが低くなると、係数を乗算することによってスライスレベル200の値を大きくするので、雑音レベル上昇の影響が低減される。
本実施例によれば、キーイングスピードをもとに、スライスレベルの値を調節するので、キーイングスピードが低くなっても、雑音成分の影響を低減できる。また、雑音成分の影響が低減されるので、受信特性の悪化を抑制できる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明の実施例1、2において、復号部34は、復調部28によってオーディオ信号に変換された信号に対して処理を実行している。しかしながらこれに限らず例えば、復号部34は、LPF24からのベースバンド信号や増幅部18からのIF信号に対して処理を実行してもよい。本変形例によれば、構成の自由度を拡大できる。
本発明の実施例1、2において、復号部34は、モールス信号に対して処理を実行し、キーイングスピードを導出している。しかしながらこれに限らず例えば、復号部34は、モールス信号以外の情報に対して処理を実行し、情報の速度を導出してもよい。本変形例によれば、復号部34の適用範囲を拡大できる。
10 アンテナ、 12 第1局部発振器、 14 第1ミキサ、 16 BPF、 18 増幅部、 20 第2局部発振器、 22 第2ミキサ、 24 LPF、 26 AGC、 28 復調部、 30 スピーカ、 32 AD部、 34 復号部、 36 表示部、 50 絶対値化部、 52 生成部、 54 推定部、 56 算出部、 58 低減部、 60 判定部、 62 復号処理部、 70 遅延部、 72 第1二乗部、 74 HBT、 76 第2二乗部、 78 加算部、 80 平方根部、 82 仮低減部、 84 仮判定部、 86 1ポイント遅延部、 88 減算部、 90 推定用絶対値化部、 92 LPF、 94 導出部、 100 受信装置。

Claims (5)

  1. 受信信号の振幅を絶対値化する絶対値化部と、
    前記絶対値化部において絶対値化した受信信号を平均化することによって、スライスレベルを生成する生成部と、
    前記生成部において生成したスライスレベルと、前記絶対値化部において絶対値化した受信信号とをもとに、受信信号に含まれる情報の速度を推定する推定部と、
    前記推定部において推定した情報の速度をもとに、カットオフ周波数を算出する算出部と、
    前記算出部において算出したカットオフ周波数により、前記絶対値化部において絶対値化した受信信号をフィルタリングすることによって、前記絶対値化部において絶対値化した受信信号に含まれる雑音成分を低減する低減部と、
    前記低減部において雑音成分を低減した受信信号と、前記生成部において生成したスライスレベルとを比較することによって、受信信号に含まれる情報を再生する判定部と、
    を備え、
    前記絶対値化部において絶対値化する受信信号は、モールス信号であり、
    前記推定部において推定する情報の速度は、キーイングスピードであり、
    前記判定部において再生する情報は、モールス信号のキャリアあり、キャリアなしのパターンであり、
    前記判定部は、前記推定部において推定したキーイングスピードをもとに、前記生成部において生成したスライスレベルの値を調節して比較に使用することを特徴とする復号装置。
  2. 受信信号の振幅を絶対値化する絶対値化部と、
    前記絶対値化部において絶対値化した受信信号を平均化することによって、スライスレベルを生成する生成部と、
    前記生成部において生成したスライスレベルと、前記絶対値化部において絶対値化した受信信号とをもとに、受信信号に含まれる情報の速度を推定する推定部と、
    前記推定部において推定した情報の速度をもとに、カットオフ周波数を算出する算出部と、
    前記算出部において算出したカットオフ周波数により、前記絶対値化部において絶対値化した受信信号をフィルタリングすることによって、前記絶対値化部において絶対値化した受信信号に含まれる雑音成分を低減する低減部と、
    前記低減部において雑音成分を低減した受信信号と、前記生成部において生成したスライスレベルとを比較することによって、受信信号に含まれる情報を再生する判定部と、
    を備え、
    前記絶対値化部において絶対値化する受信信号は、モールス信号であり、
    前記推定部において推定する情報の速度は、キーイングスピードであり、
    前記判定部において再生する情報は、モールス信号のキャリアあり、キャリアなしのパターンであり、
    前記推定部は、
    固定のカットオフ周波数により、前記絶対値化部において絶対値化したモールス信号をフィルタリングすることによって、前記絶対値化部において絶対値化したモールス信号に含まれる雑音成分を低減する仮低減部と、
    前記仮低減部において雑音成分を低減したモールス信号と、前記生成部において生成したスライスレベルとを比較することによって、モールス信号に含まれるキャリアあり、キャリアなしのパターンを再生する仮判定部と、
    前記仮判定部において再生したキャリアあり、キャリアなしのパターンをもとに、キーイングスピードを導出する導出部とを備えることを特徴とする復号装置。
  3. 前記判定部は、前記推定部において推定したキーイングスピードをもとに、前記生成部において生成したスライスレベルの値を調節して比較に使用することを特徴とする請求項2に記載の復号装置。
  4. モールス信号の受信信号の振幅を絶対値化するステップと、
    絶対値化した受信信号を平均化することによって、スライスレベルを生成するステップと、
    生成したスライスレベルと、絶対値化した受信信号とをもとに、モールス信号のキーイングスピードを推定するステップと、
    推定したキーイングスピードをもとに、カットオフ周波数を算出するステップと、
    算出したカットオフ周波数により、絶対値化した受信信号をフィルタリングすることによって、絶対値化した受信信号に含まれる雑音成分を低減するステップと、
    雑音成分を低減した受信信号と、推定したキーイングスピードをもとにスライスレベルの値を調節して比較することによって、受信信号に含まれるモールス信号のキャリアあり、キャリアなしのパターンを再生するステップと、
    を備えることを特徴とする復号方法。
  5. モールス信号の受信信号の振幅を絶対値化するステップと、
    絶対値化した受信信号を平均化することによって、スライスレベルを生成するステップと、
    生成したスライスレベルと、絶対値化した受信信号とをもとに、モールス信号のキーイングスピードを推定するステップと、
    推定したキーイングスピードをもとに、カットオフ周波数を算出するステップと、
    算出したカットオフ周波数により、絶対値化した受信信号をフィルタリングすることによって、絶対値化した受信信号に含まれる雑音成分を低減するステップと、
    雑音成分を低減した受信信号と、生成したスライスレベルとを比較することによって、受信信号に含まれるモールス信号のキャリアあり、キャリアなしのパターンを再生するステップと、
    を備え、
    前記キーイングスピードを推定するステップは、
    固定のカットオフ周波数により、絶対値化したモールス信号をフィルタリングすることによって、絶対値化したモールス信号に含まれる雑音成分を低減する仮低減ステップと、
    前記仮低減ステップにおいて雑音成分を低減したモールス信号と、前記スライスレベルとを比較することによって、モールス信号に含まれるキャリアあり、キャリアなしのパターンを再生する仮判定ステップと、
    を含み、
    再生したキャリアあり、キャリアなしのパターンをもとに、キーイングスピードを導出することを特徴とする復号方法。
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