JP6295108B2 - 金属溶湯濾過カートリッジおよび金属溶湯濾過装置 - Google Patents

金属溶湯濾過カートリッジおよび金属溶湯濾過装置 Download PDF

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Description

開示の実施形態は、金属溶湯濾過カートリッジおよび金属溶湯濾過装置に関する。
従来、向かい合う一対の側板の間に複数のチューブが配置された金属溶湯濾過カートリッジを備え、金属溶湯に含まれる介在物を除去する金属溶湯濾過装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2007−169709号公報
ここで、濾過効率を高めるために予め定められたスペースに多くのチューブを配置しようとすると、チューブの両端部分を保持する側板の強度低下に繋がる。このため、従来の金属溶湯濾過カートリッジには、かかるチューブの適正な配置の点で改善の余地がある。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、側板の強度を維持しつつ、濾過効率を高めることができる金属溶湯濾過カートリッジおよび金属溶湯濾過装置を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る金属溶湯濾過カートリッジは、複数のチューブと一対の側板とを備える。複数のチューブはそれぞれ、一方の端部が開放されて他方の端部が閉塞された有底円筒状のチューブである。一対の側板には、前記複数のチューブに対応する複数の凹部が、前記複数のチューブのそれぞれの両端がそれぞれ挿入されて保持されるように互いに向かい合う面にそれぞれ形成されている。ここで、前記一対の側板のうち一方に形成された、前記凹部の深さに対する隣り合う前記凹部同士の間隔の比は0.33以上0.67以下であり、前記一対の側板のうち一方に形成された、隣り合う前記凹部同士の間隔は10mm以上20mm以下である。
実施形態の一態様によれば、側板の強度を維持しつつ、濾過効率を高めることができる。
図1は、実施形態に係る金属溶湯濾過装置の構成の概要を示す側断面図である。 図2Aは、図1のA−A’線断面図である。 図2Bは、図1のB−B’線断面図である。 図3は、図1のC−C’線断面拡大図である。 図4は、実施形態に係る金属溶湯濾過カートリッジにおいて適用される、側板に形成された凹部同士の間隔と側板の破壊強度との相関を模式的に例示したグラフである。 図5は、実施形態に係る金属溶湯濾過カートリッジにおいて適用される、側板に形成された凹部同士の間隔と凹部の占有率との相関を模式的に例示したグラフである。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する金属溶湯濾過カートリッジおよび金属溶湯濾過装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、特に断りがない限り後述する各部材の寸法および各部材間の寸法比は金属溶湯の濾過に使用されていない状況下での値である。
まず、実施形態に係る金属溶湯濾過装置の構成の概要について図1を用いて説明する。図1は、実施形態に係る金属溶湯濾過装置1の構成の概要を示す側断面図である。なお、説明を分かりやすくするために、図1には、鉛直上向きを正方向とし、鉛直下向きを負方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を図示している。かかる直交座標系は、後述の説明に用いる他の図面でも示す場合がある。
図1に示すように、実施形態に係る金属溶湯濾過装置1は、入湯口2と、濾過室3と、金属溶湯濾過カートリッジ4と、出湯室5と、出湯口6とを備える。
ここで、入湯口2にはアルミニウムやアルミニウム合金などの金属を溶解させた金属溶湯が供給される。また、入湯口2から供給された金属溶湯は、濾過室3に配置された金属溶湯濾過カートリッジ4を通過させることで濾過されて金属溶湯に含まれる酸化物などの介在物等が除去される。そして、金属溶湯濾過カートリッジ4で濾過された金属溶湯は、出湯室5を経由して出湯口6から排出された後、金属溶湯を貯留する貯湯装置や金属溶湯を用いて加工する金属加工装置等に送られる。
また、実施形態に係る金属溶湯濾過カートリッジ4は、複数のチューブ9と、チューブ9を挟んで互いに向かい合うように配置された一対の側板7,8とを備える。入湯口2から出湯口6に向けて流動するように形成された金属溶湯の流路において、側板7はチューブ9から見て上流側、つまり入湯口2側に配置されている。ここで、金属溶湯は、チューブ9の側面からチューブ9の内部へ流入し、側板8に設けられた穴を経由して出湯室5へ流出する。また、側板8はチューブ9から見て下流側、つまり出湯口6側に配置されている。このため、以下、実施形態に係る金属溶湯濾過カートリッジ4の説明において、側板7側を「入湯口側」、側板8側を「出湯口側」と称して互いに区別する場合がある。
また、チューブ9の入湯口側の端部は、側板7のうちチューブ9を保持する側の面(以下、「チューブ保持面」という)10に挿入されて保持されている。同様に、チューブ9の出湯口側の端部は、側板8のチューブ保持面15に挿入されて保持されている。
このような金属溶湯濾過カートリッジ4の構成について、図2A,Bを用いてさらに説明する。図2Aは、図1に示す金属溶湯濾過カートリッジ4のA−A’線断面図、図2Bは、図1に示す金属溶湯濾過カートリッジ4のB−B’線断面図である。
図2Aに示すように、側板7には、外周が円形状のチューブ9の入湯口側の端部を保持するための凹部11が複数形成されている。複数の凹部11はそれぞれ、凹部11の開口直径dがチューブ9の断面直径Dよりも例えば2mm程度大きくなるように形成されている。そして、凹部11の中央部分に挿入されたチューブ9の外周部分と凹部11の周壁12との間に生じる環状の隙間には接合材13が配置されている。なお、接合材13については図3を用いて後述する。
また、側板7に形成された複数の凹部11は、隣り合う凹部11同士の間隔が所定値aとなるように等間隔に形成されている。ここで「隣り合う凹部11同士の間隔」とは、隣り合う凹部11の周壁12同士において、チューブ9の径方向、すなわちチューブ9の長手方向に垂直な断面、に沿った長さのうち最短のものをいう。また、図2Aには、複数の凹部11の配置領域Sを示している。なお、この配置領域Sについては図5を用いた説明において後述する。
一方、図2Bに示すように、側板8には、チューブ9の出湯口側の端部を保持するための凹部16が複数形成されている。また、複数の凹部16はそれぞれ、凹部16の開口直径dがチューブ9の断面直径Dよりも大きくなるように形成されている。なお、本実施形態では、凹部16の開口直径dは凹部11の開口直径dに等しい。
そして、凹部16の中央部分に挿入されたチューブ9の外周部分と凹部16の周壁17との間に生じる環状の隙間には接合材18が配置されている。なお、接合材18については図3を用いて後述する。
また、側板8に形成された複数の凹部16は、隣り合う凹部16同士の間隔が所定値bとなるように等間隔に配置されている。ここで、「隣り合う凹部16同士の間隔」とは、隣り合う凹部16の周壁17同士において、チューブ9の径方向、すなわちチューブ9の長手方向に垂直な断面、に沿った長さのうち最短のものをいう。なお、本実施形態では、間隔bは間隔aに等しい。
また、上述したように隣り合う凹部11同士、凹部16同士がそれぞれ等間隔に形成されたことにより、隣り合うチューブ9同士もまた等間隔に配置され、ここでは計18本のチューブ9がいわゆる千鳥配列を構成している。
実施形態に係る金属溶湯濾過カートリッジ4では、間隔aおよびbがそれぞれ小さくなるように側板7,8をそれぞれ作製すればするほど、隣り合うチューブ9同士の間隔が狭くなる。このため、単位容積あたりのチューブ9の配置数を増やすことができ、実施形態に係る金属溶湯濾過カートリッジ4における単位容積あたりの濾過効率を向上させることができる。しかし、上述した間隔a,bには適正な範囲が存在する。そこで、この点について図3を用いてさらに説明する。
図3は、図1のC−C’線断面拡大図である。なお、図3は上述した間隔aおよびbがそれぞれ明確となるよう、隣り合う2つのチューブ9の断面の径方向の幅がそれぞれ断面直径と等しくなる位置において水平方向に切断したものである。
図3に示すように、側板7のチューブ保持面10側に設けられ、開口直径d、深さwの円筒状の空間を有する複数の凹部11は、隣り合う凹部11同士が間隔aとなるように等間隔にそれぞれ形成されている。また、側板8のチューブ保持面15側に設けられ、開口直径d、深さwの円筒状の空間を有する複数の凹部16は、隣り合う凹部16同士が間隔bとなるように等間隔にそれぞれ形成されている。なお、本実施形態では、凹部11の深さwと凹部16の深さwとは等しい。
側板8にはまた、一端が凹部16の底面16aの中央部分に形成され、チューブ9の長手方向に側板8を貫通する貫通孔20が形成されている。側板7,8には、側板8にのみ貫通孔20が形成されていることを除き、凹部11および16がほぼ同形状となるようにそれぞれ形成されており、チューブ保持面10,15は、チューブ9を挟んで面対称となるように互いに向かい合って配置されている。
ここで、凹部11,16の形状を規定するに当たり、凹部11の深さwに対する隣り合う凹部11同士の間隔aの比(a/w)および凹部16の深さwに対する隣り合う凹部16同士の間隔bの比(b/w)には実用上適正な範囲が存在することがシミュレーションおよび実験の結果から明らかとなった。
すなわち、a/wおよびb/wが適正範囲未満、つまり深さwおよびwのある値に対して間隔aおよびbの値が小さくなり過ぎると、側板7の隣り合う凹部11間および側板8の隣り合う凹部16間の強度が低下してチューブ9が脱落する懸念がある。一方、a/wおよびb/wが適正範囲を超える、つまり深さwおよびwのある値に対して間隔aおよびbの値が大きくなり過ぎると、金属溶湯の濾過終了後、実施形態に係る金属溶湯濾過カートリッジ4の内部に残留する金属溶湯の量(以下、「残湯量」という)が増大する。このため、溶湯のロスや金属溶湯濾過カートリッジ4の交換の手間など実用上の不具合が生じるという懸念が生じる。
ここで、シミュレーションおよび実験の結果得られたa/wおよびb/wの適正範囲は0.33以上0.67以下である。a/wおよびb/wがそれぞれ0.33以上0.67以下となるように凹部11,16をそれぞれ形成させた側板7,8を金属溶湯濾過カートリッジ4に適用することにより、側板7,8の強度を維持しつつ、残湯量の増大を抑制することで濾過効率を高めることができる。
なお、側板7に形成された凹部11の深さwおよび側板8に形成された凹部16の深さwには実用的に適正な値が存在する。深さwおよびwが適正値未満となると、側板7,8やチューブ9が膨張および収縮を繰り返すことによりチューブ9が凹部11,16から脱落する懸念がある。また、深さwおよびwが適正値を超えると、凹部11,16の存在により側板7,8の厚みが部分的に薄くなり、側板7,8の強度が低下する懸念がある。実験の結果、深さw,wは、例えば、30mm程度に設計される。
また、実施形態に係る金属溶湯濾過カートリッジ4では、側板7に形成された隣り合う凹部11同士の間隔a、および、側板8に形成された隣り合う凹部16同士の間隔bは、いずれも10mm以上であることが好ましい。これらの点について、図4を用いて説明する。図4は、実施形態に係る金属溶湯濾過カートリッジ4において適用される、側板の表面に形成された凹部同士の間隔に対する側板の破壊強度との相関を模式的に例示したグラフである。
なお、破壊強度測定用に加工される材料として、幅640mm、高さ630mm、厚さ50mmの炭化ケイ素質耐火物プレートを使用した。かかる耐火物プレートの一方面に、開口直径dが102mm、深さwが30mmの凹部16を、凹部16同士の間隔bがそれぞれ4mm、14mm、24mmとなるように等間隔に合計18ヶ所(図2B参照)にそれぞれ形成させた。そして、凹部16の底面16aの中央部分を一端、耐火物プレートの他方面を他端とし、耐火物プレートを厚さ方向に貫通する開口直径が60mmの貫通孔20を形成した。つまり、破壊試験に適用された耐火物プレートは、図3に示す側板8に相当する。
図4中、横軸は側板に形成される凹部同士の間隔を示す。また、縦軸は、上述のように作製した耐火物プレートの両端を支持して3点曲げ試験を行い、試験片が二つ以上に破壊するときの荷重(単位:kgf=約9.8N)を、耐火物プレートの破壊強度として示したものである。なお、図4では、凹部同士の間隔を同じように作製した5つの被験試料(側板)における破壊強度の平均値を算出し、それぞれ表示している。
事前のシミュレーションおよび実験の結果、実施形態に係る金属溶湯濾過カートリッジ4では、側板8にかかる3点曲げ強度が1.0トン以上だと破損するという結果が得られた。このため、側板8の性能としては1.5倍の安全率を考慮して3点曲げ強度が1.5トン以上、つまり破壊強度が1.5×10kgf(約1.47×10N)以上であることが好ましい。
ここで、図4を参照すると、図示した範囲では、凹部同士の間隔が広くなるほど側板の破壊強度が高くなるようにほぼ比例的に変化する。そして、上述した破壊強度1.5×10kgfは、凹部同士の間隔を10mmとして形成した場合の側板の強度に相当する。つまり、図3に示す側板8に形成される凹部16同士の間隔bを10mm以上とすることにより、側板8の適切な破壊強度が確保される。
同様に、図3に示す側板7に形成される凹部11同士の間隔aを10mm以上とすることにより、側板7の適切な破壊強度が確保される。このため、かかる側板7,8を適用した金属溶湯濾過カートリッジ4では、チューブ9を適切に保持することができる。
また、実施形態に係る金属溶湯濾過カートリッジ4では、側板7に形成された隣り合う凹部11同士の間隔aは20mm以下であり、側板8に形成された隣り合う凹部16同士の間隔bは20mm以下であることが好ましい。これらの点について、図5を用いて説明する。
図5は、実施形態に係る金属溶湯濾過カートリッジ4において適用される、側板に形成された凹部同士の間隔と凹部の占有率との相関を模式的に例示したグラフである。ここで「凹部の占有率」とは、側板7を例にとると、側板7の一方面に形成された複数の凹部11の断面積の総和を、例えば複数の凹部11の周壁12に外接する長方形として仮想的に囲んだ複数の凹部11の配置領域S(図2A参照)の面積で除した百分率をいう。
図5に示すように、凹部同士の間隔が広くなるほど凹部の占有率が低くなり、金属溶湯濾過カートリッジ4に配置された複数のチューブ9の間に形成されるスペースが増大する。そして、凹部の占有率が低くなり過ぎると、金属溶湯濾過カートリッジ4内部に残留する金属溶湯の残湯量が増大し、実用上好ましくない。
実施形態に係る金属溶湯濾過カートリッジ4では、実験の結果および実用上の観点から凹部11,16の占有率の好ましい下限値は57%程度であることが明らかとなった。すなわち、凹部11,16の占有率が57%未満だと、金属溶湯濾過カートリッジ4内部に残留する残湯量が増大し、残湯量が少ない場合と比較して金属溶湯の廃棄量の増大につながる懸念がある。さらに、金属溶湯濾過カートリッジ4内部の残湯により荷重が増加することで金属溶湯濾過カートリッジ4の交換の際に過度な手間がかかる懸念がある。これに対し、凹部11,16の占有率が57%以上だと、残湯量の増大を抑制することができるため、結果として濾過効率を高めることができ、金属溶湯濾過カートリッジ4の交換も円滑に実施することができる。
図5を参照すると、上述した凹部の占有率が57%とは凹部同士の間隔を20mmとした場合に相当する。つまり、側板7,8に形成される凹部11または16同士の間隔a,bを20mm以下とすることにより、残湯量の増大を抑制することで濾過効率を高めることができる。
図4,5を用いて説明したように、間隔a,bがそれぞれ10mm以上20mm以下となるように凹部11,16をそれぞれ形成させた側板7,8を金属溶湯濾過カートリッジ4に適用することにより、側板7,8の強度と複数のチューブ9による濾過効率とのバランスを適切に維持することができる。
図3に戻り、チューブ9は、凹部16に挿入された出湯口側端部9bが開放され、凹部11に挿入された入湯口側端部9aが閉塞された外周直径がDの有底円筒状を有している。また、隣り合うチューブ9同士は、間隔eとなるように互いに等間隔で配置されている。ここで「隣り合うチューブ9同士の間隔」とは、隣り合うチューブ9同士において、チューブ9の径方向、すなわちチューブ9の長手方向に垂直な断面、に沿った長さのうち最短のものをいう。
本実施形態では、間隔eは側板7側における接合材13の幅cと凹部11同士の間隔aと接合材13の幅cとの和、すなわちa+2cに等しい。間隔eはまた、側板8側における接合材18の幅cと凹部16同士の間隔bと接合材18の幅cとの和、すなわちb+2cにも等しい。
また、側板7の凹部11には、凹部11の底面11aを覆うようにパッキン14が配置されている。パッキン14の厚みtは、凹部11の深さwよりも幅tだけ小さく形成されており、チューブ9の入湯口側端部9aは凹部11内に配置されたパッキン14に接するように挿入されている。
一方、側板8の凹部16には、凹部16の底面16aを覆うようにパッキン19が配置されている。パッキン19の厚みtは、凹部16の深さwよりも幅tだけ小さく形成されており、チューブ9の出湯口側端部9bは凹部16内に配置されたパッキン19に接するように挿入されている。
また、凹部16に挿入されたパッキン19はチューブ9の長手方向に開口された環状構造を有しており、貫通孔20と出湯口側端部9bとを連通させるように構成されている。そして、チューブ9の外周面9cから流入し、介在物等が除去されながら内周面9dを通過した金属溶湯は、出湯口側端部9bからパッキン19および貫通孔20を順に経由して出湯室5側に排出される。
また、凹部11に挿入されたパッキン14およびチューブ9の入湯口側端部9aと凹部11の周壁12との間に形成された幅c、深さtの矩形断面を有する環状の隙間を埋めるように接合材13が配置され、側板7とチューブ9とが接合されている。そして、凹部16に挿入されたパッキン19およびチューブ9の出湯口側端部9bと凹部16の周壁17との間に形成された幅c、深さtの矩形断面を有する環状の隙間を埋めるように接合材18が配置され、側板8とチューブ9とが接合されている。
ここで、側板7,8はいずれも、珪酸塩結合系または窒化珪素結合系の炭化珪素質耐火物プレートである。側板7,8は、いずれも同一の組成で構成されても良く、それぞれ異なる組成であっても良い。また、側板7,8の厚みは、いずれも同じであっても良く、それぞれ異なっていても良い。側板7,8が同一の組成の場合、例えば、側板8の厚みを側板7の厚みよりも厚くなるように形成すると、貫通孔20の存在による側板8の強度低下を抑制することができるため、より好ましい。
このような側板7,8の熱膨張係数(800℃での平均線膨張係数(×10−6/K))はいずれも、4.5以上4.7以下程度である。なお、特に断りのない限り、各部材の熱膨張係数は、JIS R1618:2002に規定するファインセラミックスの熱膨張の測定方法により測定された値である。
また、チューブ9は、アルミナ質、炭化珪素質などのセラミックチューブである。耐アルミ反応性等の観点から、アルミナ骨材をガラスボンドで結合させて焼成したアルミナ質ポーラスチューブ製のセラミックチューブが好ましい。また、硼酸アルミニウム(9Al・2B)の針状結晶で表面が覆われたセラミックチューブは、アルミニウム溶湯に対し優れた耐食性を示すためさらに好ましい。このようなチューブ9の熱膨張係数(800℃での平均線膨張係数(×10−6/K))は7.2以上7.8以下程度である。
また、パッキン14,19はいずれも、金属溶湯の設定温度などの環境条件による膨張や収縮などのチューブ9の長手方向の寸法変化を主として吸収し、チューブ9と側板7,8との密着性を保持する部材である。パッキン14,19の具体例としては、アルミナファイバーなどのセラミックファイバー製のものが挙げられる。パッキン14,19はいずれも同一の組成で構成されても良く、それぞれ異なる組成であっても良い。
ここで、パッキン14の厚みtとパッキン19の厚みtは同一であっても良く、異なっていても良い。また、例えば、チューブ9の形状等の影響により入湯口側端部9a側と出湯口側端部9b側とでチューブ9の長手方向の膨張・収縮の程度が異なる場合には、かかる点を考慮した上で厚みt,tをそれぞれ決定することができる。
また、接合材13,18はそれぞれ、チューブ9と側板7,8とを接合させることにより金属溶湯濾過カートリッジ4の形状を適切に保持する。接合材13,18はいずれも、環境条件によるチューブ9の主として径方向の膨張や収縮などの寸法変化を吸収し、チューブ9と側板7,8との密着性を保持する弾性部材である。特に出湯口6側に配置された接合材18には、チューブ9で適切に濾過されていない金属溶湯を出湯室5に流入させないというショートパス防止機能がさらに要求される。
ところで、金属溶湯濾過カートリッジ4による金属溶湯の濾過は、例えば、アルミニウム溶湯の場合、700℃前後で実施される。このため、金属溶湯濾過カートリッジ4を備える金属溶湯濾過装置1は、予めヒータ等により金属溶湯の流動性に影響を及ぼさない程度に温度上昇をさせた後で金属溶湯が供給される。
複数の部材で構成された金属溶湯濾過カートリッジ4では、特に熱膨張係数の異なる部材の接合部分およびその近傍において、各部材が受ける熱応力に伴う剥離や破断などの影響が懸念される。そして、上述したように、金属溶湯濾過カートリッジ4を構成する側板7,8の熱膨張率とチューブ9の熱膨張係数とは相違しているため、側板7,8とチューブ9との間に配置される接合材13,18の選定にあたり、熱膨張係数の調整も重要な要素となる。
このような接合材13,18として、接合材13,18と接触する側板7,8の熱膨張係数よりも高くチューブ9の熱膨張係数よりも低い熱膨張係数を有する耐熱性素材が適用される。より具体的には、接合材13,18の熱膨張係数(800℃での平均線膨張係数(×10−6/K))は、いずれも5.0以上7.1以下程度である。
ここで、接合材13,18の熱膨張係数がチューブ9の熱膨張係数以上だと、例えばチューブ9および接合材13,18のチューブ9の径方向の膨張に伴う寸法変化が、側板7,8の膨張に伴う寸法変化を超えてしまう懸念がある。その結果、凹部11の周壁12の近傍や凹部16の周壁17の近傍で側板7,8、チューブ9もしくは接合材13,18のいずれかに不具合が生じる可能性があり、または接合材13,18と側板7,8もしくはチューブ9との接合部分が剥離すると、金属溶湯濾過カートリッジ4として適切に機能することができないおそれがある。
一方、接合材13,18の熱膨張係数が接合材13,18と接触する側板7,8の熱膨張係数以下だと、例えばチューブ9の収縮に伴う寸法変化に接合材13,18の収縮に伴う寸法変化が追従できない懸念がある。その結果、例えば接合材13,18が剥離または破断して側板7,8と接合材13,18との間またはチューブ9と接合材13,18との間に隙間が生じてしまうと、金属溶湯濾過カートリッジ4として適切に機能することができないおそれがある。
これに対し、接合材13,18と接触する側板7,8の熱膨張係数よりも高くチューブ9の熱膨張係数よりも低い熱膨張係数を有する接合材13,18を適用することにより、温度変化の顕著な条件下においても金属溶湯濾過カートリッジ4として適切に機能することができる。
このような接合材13の具体例としては、ファイバー系素材が挙げられる。接合材13として用いうるファイバー系素材の具体的な組成としては、例えば、アルミナ−シリカ系のセラミックファイバーと無機バインダーを含有したものが挙げられる。より具体的には、例えば、セラミックファイバーを10質量%〜20質量%含有し、トータルのアルミナ(Al)の含有率が80質量%以上であり、シリカ(SiO)が10質量%以上のものが挙げられるが、これに限定されない。
また、接合材18の具体例としては、モルタル系素材が挙げられる。接合材18として用いうるモルタル系素材の具体的な組成としては、例えば、アルミナ(Al)を主成分とし、焼結助剤としてシリカ系化合物(例えば、SiO)、ホウ酸系化合物(例えば、B)、リン酸系化合物(例えば、HPO)を添加したものが挙げられる。また、800〜850℃程度の温度範囲で所望の焼結強度を有するモルタル系素材が好ましい。なお、モルタル系素材の熱膨張率は、例えば、アルミナの配合量を40質量%以上96質量%以下の範囲で増減させることにより変更させることが可能であるが、これに限定されず、いかなる手法により熱膨張率を上述した適切な範囲に調製しても良い。
また、接合材13の寸法を規定するチューブ9の外周面9cと凹部11の周壁12との間の幅c、および接合材18の寸法を規定するチューブ9の外周面9cと凹部16の周壁17との間の幅c、はいずれも同一であっても良く、それぞれ異なっていても良い。また、例えば、チューブ9の形状によって入湯口側端部9a側と出湯口側端部9b側とでチューブ9の径方向の膨張・収縮の程度が異なる場合には、かかる点も考慮した上で幅c,cをそれぞれ決定することができる。
なお、接合材13,18を使用してチューブ9と側板7,8とを接合させる手法は、接合材13,18の材料特性に応じて適宜選定することができる。例えば、接合材13が適用時には流動性を有する場合、チューブ9と凹部11の周壁12との間に形成された環状の隙間に接合材13を充填し、乾燥または加熱などにより接合材13を硬化させてチューブ9と側板7とを接合させることができる。また、予めチューブ9の入湯口側端部9aに接合材13を塗布したチューブ9を凹部11に挿入させた後、乾燥または加熱などにより接合材13を硬化させてチューブ9と側板7とを接合させても良い。
一方、例えば、接合材18が適用時においても流動性を有しない場合、チューブ9と凹部16の周壁17との間に形成された環状の隙間に適合するように予め加工された接合材18を挿入し、加熱や圧縮などによりチューブ9と側板8とを接合させることができる。
上述してきたように、金属溶湯濾過カートリッジは、複数のチューブと一対の側板とを備える。複数のチューブはそれぞれ、一方の端部が開放されて他方の端部が閉塞された有底円筒状のチューブである。一対の側板には、複数のチューブに対応する複数の凹部が、複数のチューブのそれぞれの両端がそれぞれ挿入されて保持されるように互いに向かい合う面にそれぞれ形成されている。そして、一対の側板のうち一方に形成された、凹部の深さに対する隣り合う凹部同士の間隔の比は0.33以上0.67以下であり、一対の側板のうち一方に形成された、隣り合う凹部同士の間隔は10mm以上20mm以下である。
したがって、実施形態に係る金属溶湯濾過カートリッジおよび金属溶湯濾過装置によれば、側板の強度を維持しつつ、濾過効率を高めることができる。
なお、上述した実施形態では、a/wおよびb/wはいずれも同じ値として規定したが、異なる値であっても良い。a/wおよびb/wが互いに異なる場合、a/wまたはb/wが0.33以上0.67以下であれば良いが、a/wおよびb/wの両方が0.33以上0.67以下であることがより好ましい。
また、上述した実施形態では、深さw,wをいずれも同じ値として規定したが、異なる値であっても良い。例えば、25mm以上35mm以下の範囲で深さw,wを互いに異ならせることができる。
また、上述した実施形態では、間隔a,bをいずれも同じ値として規定したが、異なる値であっても良い。間隔a,bが互いに異なる場合、少なくとも間隔bが10mm以上20mm以下であることが好ましく、間隔aおよびbの両方が10mm以上20mm以下であることがより好ましい。
また、上述した実施形態では、接合材13,18は、それぞれ異なる耐熱性素材として説明したが、同一または同種の組成で構成されても良い。例えば接合材13,18の双方をモルタル系素材としても良く、また、接合材13,18の双方をファイバー系素材としても良い。また、接合材13と18とを入れ替えても良い。
また、上述した実施形態では、接合材13,18として適用される耐熱性素材は、この接合材13または18と接触する側板7または8の熱膨張係数よりも高くチューブ9の熱膨張係数よりも低い熱膨張係数を有するとして説明したが、耐熱性素材の種類によってはこれに限定されない。例えば、凹部11,16内において、チューブ9や側板7,8との間に形成された隙間に適合するように変形することができるファイバー系素材などの多孔質の耐熱性素材では、上述した熱膨張係数に限定されることなく適用することができる。
なお、間隔a,bや厚みt,tが互いに異なるなど、接合材13,18の幅c,cや厚みt,tが互いに異なる場合には、かかる点も合わせて接合材13,18の選定を考慮することが好ましい。
また、上述した実施形態では、チューブ9の有底側の端面9aを平面として図示したが、曲面であっても良い。また、上述した実施形態では、1つの金属溶湯濾過カートリッジ4に配置されるチューブ9は18本として説明したが、例えば7,8,11,14,22,28本など、いかなる本数を配置しても良い。また、上述した実施形態では、1つの金属溶湯濾過装置1に配置される金属溶湯濾過カートリッジ4は1つとして説明したが、複数であっても良い。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 金属溶湯濾過装置
2 入湯口
3 濾過室
4 金属溶湯濾過カートリッジ
5 出湯室
6 出湯口
7,8 側板
9 チューブ
9a 入湯口側端部
9b 出湯口側端部
9c 外周面
9d 内周面
10,15 チューブ保持面
11,16 凹部
11a,16a 底面
12,17 周壁
13,18 接合材
14,19 パッキン
20 貫通孔

Claims (9)

  1. 一方の端部が開放されて他方の端部が閉塞された有底円筒状の複数のチューブと、
    前記複数のチューブに対応する複数の凹部が、前記複数のチューブのそれぞれの両端がそれぞれ挿入されて保持されるように互いに向かい合う面にそれぞれ形成された一対の側板と
    を備え、
    前記一対の側板のうち一方に形成された、前記凹部の深さに対する隣り合う前記凹部同士の間隔の比は0.33以上0.67以下であり、
    前記一対の側板のうち一方に形成された、隣り合う前記凹部同士の間隔は10mm以上20mm以下であること
    を特徴とする金属溶湯濾過カートリッジ。
  2. 前記一対の側板のうち、前記チューブの前記一方の端部を保持する一方の側板は、前記凹部の底面の中央部分に、前記チューブの長手方向に前記一方の側板を貫通する貫通孔を有し、
    前記一方の側板は、前記チューブの前記他方の端部を保持する他方の側板よりも厚いことを特徴とする請求項1に記載の金属溶湯濾過カートリッジ。
  3. 前記チューブの一端は、前記一対の側板のうち一方と前記凹部に配置された接合材を介して接合されており、
    前記接合材の熱膨張係数は、前記接合材と接触する前記側板の熱膨張係数よりも高く前記チューブの熱膨張係数よりも低いこと
    を特徴とする請求項1または2に記載の金属溶湯濾過カートリッジ。
  4. 前記接合材の熱膨張係数(×10−6/K)は5.0以上7.1以下であることを特徴とする請求項に記載の金属溶湯濾過カートリッジ。
  5. 前記接合材により前記側板と接合される前記チューブの一端は、端部が開放された開口側の端部であり、
    前記接合材はモルタル系素材であること
    を特徴とする請求項またはに記載の金属溶湯濾過カートリッジ。
  6. 前記接合材により前記側板と接合される前記チューブの一端は、端部が閉塞された有底状側の端部であり、
    前記接合材はファイバー系素材であること
    を特徴とする請求項またはに記載の金属溶湯濾過カートリッジ。
  7. 前記接合材により前記チューブと接合される前記側板は炭化ケイ素質耐火物プレートであることを特徴とする請求項のいずれか1つに記載の金属溶湯濾過カートリッジ。
  8. 前記複数のチューブはセラミックチューブであることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の金属溶湯濾過カートリッジ。
  9. 金属溶湯が供給される入湯口と、
    前記入湯口から供給された前記金属溶湯を濾過する金属溶湯濾過カートリッジと、
    前記金属溶湯濾過カートリッジを通過した前記金属溶湯を排出する出湯口と
    を備え、
    前記金属溶湯濾過カートリッジが、請求項1からのいずれか1つに記載の金属溶湯濾過カートリッジであること
    を特徴とする金属溶湯濾過装置。
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