JP6294754B2 - 電磁弁装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば油圧を制御する電磁弁装置に関する。
近年、車両の停車時にエンジンを停止させる所謂アイドリングストップ機能を備えた車両では、図8に示すように、車両始動時に電動オイルポンプ701による昇圧が不十分な初期段階において、車両走行時にアキュームレータ702に蓄圧しておいた油圧を油圧クラッチ703に供給することで、始動応答性を向上させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
すなわち、前記アキュームレータ702に前記電動オイルポンプ701からの油圧を導入する際には、前記アキュームレータ702上流側の一方向弁711を開弁する一方、下流の電磁弁のクラッチ制御弁712を閉弁して前記アキュームレータ702に油圧を導入する。
また、前記アキュームレータ702に蓄圧された油圧を維持する際には、前記アキュームレータ702上流側の前記一方向弁711を閉弁する一方、下流の電磁弁の前記クラッチ制御弁712を閉弁して前記アキュムレータ702で比較的高い油圧を維持する。
そして、車両が、アイドリングストップ状態から始動する際、前記電動オイルポンプ701の加圧が十分となるまでの間、前記アキュームレータ702下流の電磁弁の前記クラッチ制御弁712を励磁・開弁することで、前記アキュームレータ702の油圧を変速機の前記油圧クラッチ703側に開放し、変速機の前記油圧クラッチ703側に前記アキュームレータ702からの油圧を導入し、車両始動時におけるクラッチ応答性を向上せしめるように構成されている。
このような動作を電磁弁を用いて実施する場合、高い圧力に抗して電磁ソレノイドを励磁し、プランジャを移動させ、閉弁している弁部材を押圧することになるが、通常の電磁弁では弁部材を動かす事が困難であり、高吸引力の電磁ソレノイドを用意する必要が有ったが、装置が大型化する上に、起動電力も増加させることとなり、昨今の小型化、省エネルギー化の面で、逆行する事となってしまう。そこで、本出願人は、図9に示される様な変則的な電磁弁801を活用する事を検討した(例えば、特許文献2参照。)。
すなわち、この特許文献2に示された電磁弁装置801は、コイルの励磁により作動するプランジヤ802に一体形成された第1の弁体803と、ばね力によって閉弁側に付勢された第2の弁体804とを備えており、コイルの励磁時に第1の弁体803と第2の弁体804とが順番に開弁することで、前記プランジャ802にかかる圧力を分散し、高圧制御に対応できるように構成されている。
本出願人は、前述の特許文献2に示された電磁弁装置801を特許文献1に示された装置に適応させる事を検討した結果、本出願人は、第一ポート811にアキュムレータを接続するとともに第二ポート812に電動オイルポンプ及び油圧クラッチを接続する事を着想し、これにより、開弁時に前記電動オイルポンプからの元圧を前記アキュムレータに蓄圧するとともに、元圧供給停止時に閉弁作動することで、前記アキュムレータに油圧を保持できるように構成すると共に、前記油圧クラッチを作動する際には、開弁作動することで、前記アキュムレータの油圧を前記油圧クラッチに供給できるように構成するに至った。
特開2006−258279号公報 特開平8−021554号公報
しかしながら、この着想による電磁弁装置801にあっては、第1の弁体803がプランジヤ802に一体形成されているため、前記第1の弁体803による閉弁状態を確実に維持するためには、弁体803と弁体804との高度な同軸度が要求され、また部品設計、加工、組み立てにおいても精度が要求される事となってしまった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、部品、加工、組み立て精度に大きく依存されることなく、弁のシール状態を確実に維持することができる電磁弁装置を提供することを目的としている。
前記課題を解決するために本発明の請求項1の電磁弁装置にあっては、第一ポートと第二ポート間の液体流路に配置され前記第一ポートと前記第二ポートとの間の開弁及び閉弁を行う弁構造体と、該弁構造体を収容する弁構造体収容部と、電磁ソレノイドの励磁により軸方向下方に駆動されるプランジャとを有した電磁弁装置であって、前記弁構造体収容部の前記軸方向上側に前記第一ポートに連通する第一の開口を有した第一シール部を設定する一方、前記弁構造体を、前記弁構造体収容部内で前記軸方向へ移動可能に保持された中空状の第一弁部材と、該第一弁部材内で前記軸方向へ移動可能に保持された第二弁部材とで構成し、前記第一弁部材の前記軸方向上側に、前記第一シール部の全周に密着可能なシール密着部と、前記第一の開口と連通する所定の開口を有した第二シール部とを設け、前記第二弁部材が前記第二シール部の全周に対して密着した密着状態と非接触状態とを形成可能に構成するとともに、当該第一弁部材の前記軸方向下側に、前記所定の開口を介して前記第一の開口に連通した第二の開口及び前記軸方向下方へ移動した前記第二弁部材が当接し得る位置規制部を設け、前記電磁ソレノイドの励磁に伴う前記プランジャの前記軸方向下方への初期移動で、前記プランジャが前記第二弁部材を押圧し、該第二弁部材を前記軸方向下方に移動せしめる事により前記第二弁部材と前記第二シール部による密着状態を解除せしめ、前記第一ポートと第二ポート間に第一の流路を形成し、前記電磁ソレノイドの励磁に伴う前記プランジャの前記軸方向下方への更なる移動で、前記第二弁部材が前記位置規制部に当接し、前記第一弁部材を前記軸方向下方へ移動せしめ、前記第一弁部材の前記シール密着部と前記第一シール部との密着状態を解除せしめ、前記第一の流路に加え前記第一ポートと前記第二ポート間に第二の流路を追加形成する。
すなわち、閉弁状態において、プランジャが軸方向下方へ初期移動することで、当該プランジャが第二弁部材を押圧して開作動することで、第一ポートと第二ポート間に第一の流路を形成することができる。
また、前記プランジャの更なる移動により前記第二弁部材が第一弁部材の位置規制部に当接する。すると、当該第一弁部材が移動して開作動するので、前記第一ポートと前記第二ポート間に第二の流路を追加して形成することができる。
このように、前記第二弁部材を開作動する初期段階での操作力を抑えつつ、前記第一流路と前記第二流路とを形成することで、所望の通流量を確保することができる。
そして、前記プランジャが別体からなる前記第一弁部材及び前記第二弁部材を押して、開閉弁を行うので、部品、加工、組み立て精度に依存せず、各弁部材によりシール状態が確実に形成される。
また、請求項2の電磁弁装置においては、前記シール密着部と前記位置規制部とを繋ぐ連結部を前記第二弁部材の外周部に配置するとともに、当該連結部より内側の領域と外側の領域とに流体が流通可能な流通部を設定した。
これにより、弁構造体内を流路とすることができ、蓄圧および蓄圧解放が円滑に行われる。
さらに、請求項3の電磁弁装置では、前記連結部を前記第二弁部材の周方向に間隔をおいて複数設けた。
これにより、複数の連結部の周方向間が流通部となるため、流量の増加が図られる。
加えて、請求項4の電磁弁装置にあっては、前記連結部の外側面は、前記シール密着部の外縁および前記位置規制部の外縁よりも径方向外方に位置している。
これにより、第一シール部を解放した際の流量を増加させやすい。
また、請求項5の電磁弁装置においては、前記シール密着部と前記連結部は、単一の材料にて一繋がりであり、前記連結部と前記位置規制部とが機械的に固定されている。
これにより、組み立て工程の簡素化が図られる。
さらに、請求項6の電磁弁装置では、前記弁構造体を収容する前記弁構造体収容部は、軸方向に沿って伸びる内周円筒面を有しており、前記連結部の外側面で構成される包絡面は、前記内周円筒面と微小間隙を介して伸びる外周円筒面である。
加えて、請求項7の電磁弁装置にあっては、前記シール密着部は、前記第一シール部との接触している部位よりも径方向内側に前記第二弁部材と接触する第二シール部が位置する。
これにより、第一シール部と第二シール部とをそれぞれ独立して構成することができる。このため、それぞれのシール部の気密性が高められる。
また、請求項8の電磁弁装置においては、前記位置規制部は、軸方向視において前記第二弁部材と重なる位置に貫通孔もしくは切り欠きを有する。
すなわち、位置規制部に貫通孔等を設けることで、蓄圧された状態において、前記貫通孔等を通じてオイルが第二弁部材を下方から上方に向けて押すことが容易になるため、外部からの補助なしで蓄圧状態を保つ弁を構成することが可能となる。
さらに、請求項9の電磁弁装置では、前記第二弁部材は、前記位置規制部と接触している状態において、前記軸方向下方からみた際に前記位置規制部との接触部から径方向外方に向かうにつれて前記軸方向上方に傾斜する傾斜部を有する。
すなわち、蓄圧された状態において、傾斜部にオイル圧が加わり第二弁部材を下方から上方に向けて押すことが容易になるため、外部からの補助なしで蓄圧状態を保つ弁を構成することが可能となる。
加えて、請求項10の電磁弁装置にあっては、前記シール密着部を、中心に向かうに従って上方に突出する傘状に形成した。
また、請求項11の電磁弁装置では、前記第二弁部材は、軸方向上方が球状乃至円錐状をなした弾丸状である。
さらに、請求項12の電磁弁装置にあっては、前記第二弁部材は、球状である。
加えて、請求項13の電磁弁装置では、前記第一ポートの圧力が前記第二ポートの圧力より低く、前記電磁ソレノイドの非励磁状態で、前記圧力の差により前記第一弁部材と前記第二弁部材が、前記第一シール部、前記第二シール部に密着し、閉弁状態となされる。
また、請求項14の電磁弁装置にあっては、前記第二ポートに油圧を保持する蓄圧手段が連結され、前記第一ポートに油圧を発生する油圧発生手段と油圧供給すべき装置とが連結されたている。
このような使用が実現できる。
さらに、請求項15の電磁弁装置では、前記軸方向に直交する方向の大きさは、前記弁構造体収容部の内径寸法が前記第一弁部材の外径寸法より大きく、且つ、前記第一弁部材の内径寸法が前記第二弁部材の外径寸法より大きくなるように設定した。
すなわち、開弁時に第一の流路と第二の流路が形成され、流量変化が二段階となる。
加えて、請求項16の電磁弁装置にあっては、前記第二弁部材が開弁状態で前記軸方向下側に前記第二ポートに連通する第二弁押し上げ用スペースを備えている。
すなわち、第二ポート側が高圧となった際に、第二弁部材を閉弁方向に押し上げる圧力受け空間を形成することができる。
また、請求項17の電磁弁装置では、前記第二弁押し上げ用スペースは、前記第二弁部材の下側が下方に行くに従い水平方向断面積が小さくなっている事により形成した。
以上説明したように本発明の請求項1の電磁弁装置にあっては、第二弁部材を開作動する初期段階での操作力を抑えつつ、第一流路と前記第二流路とを形成することで、所望の通流量が確保される。
このため、電磁ソレノイドを大型化すること無く、所望の流量を確保することができる。
また、プランジャと第一弁部材及び第二弁部材が別体なので、部品設計、加工、組み立て精度を要することなく、各弁部材による閉弁状態を確実に確保することができる。
したがって、部品、加工、組み立て精度に依存することなく、シール状態の確実な確保が可能な電磁弁装置となり得る。
また、請求項2の電磁弁装置においては、弁構造体内を流路とすることができるので、蓄圧および蓄圧解放を円滑に行うことができる。
さらに、請求項3の電磁弁装置では、複数の連結部の周方向間を流通部とすることができるので、流量の増加を図ることができる。
加えて、請求項4の電磁弁装置にあっては、第一シール部を解放した際の流量を増加させることができる。
また、請求項5の電磁弁装置においては、組み立て工程の簡素化を図ることができる。
加えて、請求項7の電磁弁装置にあっては、第一シール部と第二シール部とをそれぞれ独立して構成することができる。このため、それぞれのシール部の気密性を高めることができる。
また、請求項8の電磁弁装置においては、位置規制部に貫通孔等を設けることで、蓄圧された状態において、前記貫通孔等を通じてオイルを第二弁部材を下方から上方に向けて押すことが容易になる。このため、外部からの補助なしで蓄圧状態を保つ弁を構成することができる。
さらに、請求項9の電磁弁装置では、蓄圧された状態において、傾斜部にオイル圧が加わり第二弁部材を下方から上方に向けて押すことが容易となる。これにより、外部からの補助なしで蓄圧状態を保つ弁を構成することができる。
さらに、請求項15の電磁弁装置では、開弁時に第一の流路と第二の流路が形成され、流量変化が二段階となる。
加えて、請求項16の電磁弁装置にあっては、第二ポート側が高圧となった際に、第二弁部材を閉弁方向に押し上げる圧力受け空間を形成することができる。
本発明の第一の実施の形態を示す断面図である。 同実施の形態を示す要部を示す拡大図である。 同実施の形態の動作を示す説明図である。 図3に続く動作を示す説明図である。 本実施の形態の弁構造体と弁構造体収容部とを水平方向に切断した状態を示す模式断面図である。 本発明の二の実施の形態を示す要部の断面図である。 本発明の第三の実施の形態を示す要部の断面図である。 従来のシステムを示す説明図である。 従来の電磁弁装置を示す説明図である。
(第一の実施の形態)
以下、本発明の第一の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施の形態にかかる電磁弁装置1を示す図であり、該電磁弁装置1は、オートマチックトランスミッションの油圧回路にて油圧を制御するものである。
この電磁弁装置1は、有底円筒状のカバー11を備えており、該カバー11内には、樹脂成形部品12が収容された状態で固定されている。この樹脂成形部品12の下部には、固定板13がインサート成型されており、該固定板13より上端側には、ボビン14が形成されている。前記固定板13の下端側には、ノズル15が設けられており、該ノズル15は、基端側に設けられた鍔部16が前記固定板13と共に前記カバー11にカシメられ固定されている。
前記ボビン14には、巻き線が巻回されコイル21が形成されており、該コイル21の巻き線は、接続端子22に接続されている。これにより、この接続端子22に供給される信号に応じて磁力を発生する電磁ソレノイド23が形成されている。
この電磁ソレノイド23内には、固定鉄心としてのコア31が内嵌されており、該コア31は、下端部が前記固定板13に内嵌した状態で位置決め固定されている。前記コア31は、固定された状態において、その上端部が前記電磁ソレノイド23の上端面より突出する長さに設定されており、当該コア31の上端面は、磁力による吸引面を構成している。
前記電磁ソレノイド23と前記カバー11の端部との間には、前記コア31に吸引されて上下移動する可動板41が収容されている。該可動板41は、前記電磁ソレノイド23の上端面に沿って延在する円板状に形成されており、当該可動板41の外周面は、前記カバー11の内側面に近接するように構成されている。これにより、前記可動板41の外周面は、前記カバー11との間で磁束の受け渡しを行う受渡部を構成している。
前記可動板41の中央部には、円柱状の上部ロッド51が固定されており、該上部ロッド51は、前記コア31内に上下動自在に挿入されている。前記上部ロッド51の下端には、下部ロッド52が前記上部ロッド51の延長上に設けられており、該下部ロッド52と前記上部ロッド51と前記可動板41とによってプランジャ53が構成され、該プランジャ53は、前記電磁ソレノイド23の励磁により当該プランジャ53の移動軸方向である軸方向54下方に駆動されるように構成されている。
前記ノズル15には、基端側に設けられた大径部61と、先端側に設けられた小径部62とが形成されている。前記大径部61の基端側には、余剰油圧を逃がすドレン通路63が形成されており、該ドレン通路63は、左右に解放されている。前記ノズル15の基端面中央には、基端側座繰り穴が設けられており、該基端側座繰り穴には、内嵌部材64が内嵌された状態で固定されている。該内嵌部材64は、筒状に形成されており、その先端側には、基端側弁室65が形成されている。
この内嵌部材64には、前記下部ロッド52が前記軸方向54へ移動自在に挿入されており、該下部ロッド52の先端からは、当該下部ロッド52より小径の軸部71が延出している。該軸部71には、圧力保持弁72が形成されており、該圧力保持弁72は、前記基端側弁室65内で前記軸方向54に移動できるように構成されている。
前記圧力保持弁72は、図2に示すように、前記軸部71の先端側から上方へ向かうに従って大径となるテーパー状の第一テーパー弁体81と、該第一テーパー弁体81の基端より上方へ向かうに従って小径となるテーパー状の第二テーパー弁体82とからなり、前記第一テーパー弁体81と前記第二テーパー弁体82とは、隣接して一体形成されている。
これらのテーパー弁体81,82が形成された前記軸部71の先端には、該軸部71より小径のプッシャー91が当該軸部71の延長上に形成されている。
前記基端側弁室65の底面には、基端側連通穴101が開設されており、該基端側連通穴101の外周部には、前記第一テーパー弁体81が離着座するすり鉢状の第一テーパー弁シール部102が形成されている。また、前記基端側弁室65の天面には、前記第二テーパー弁体82が離着座するすり鉢状の第二テーパー弁シール部103が前記内嵌部材64の貫通穴の外周部に形成されている。
この基端側弁室65の先端側には、第一ポート201が設けられており、該第一ポート201は、前記ノズル15を横断するように形成されている。該ノズル15の先端には、先端側座繰り穴が設けられており、該先端側座繰り穴によって先端側弁室202が形成されている。
該先端側弁室202と前記第一ポート201との間には、隔壁211が形成されており、該隔壁211には、前記第一ポート201と前記先端側弁室202とを連通するとともに、前記プランジャ53の前記プッシャー91が挿通可能な第一の開口212が設けられている。前記隔壁211の下面には、第一シール部213が前記第一の開口212の開口縁部に形成されており、前記第一シール部213は、すり鉢状に形成されている。
前記先端側弁室202には、弁構造体221が収容されており、該弁構造体221は、前記先端側弁室202の下端部に装着されたCリング203によって抜け止めされている。これにより、前記弁構造体221は、前記隔壁211と前記ノズル15の前記小径部62と前記Cリング203とによって包囲されており、これらによって前記弁構造体221を収容する弁構造体収容部222が形成されている。
前記ノズル15の先端には、第二ポート231が開口しており、該第二ポート231は、前記先端側弁室202に連通している。これにより、該前端側弁室202に収容された前記弁構造体221は、前記第一ポート201と前記第二ポート231間の流路上に配置され、前記第一ポート201と前記第二ポート231間を開弁及び閉弁するように構成されている。
前記弁構造体221は、前記弁構造体収容部222内で前記軸方向54へ移動可能に保持された中空状の第一弁部材251と、該第一弁部材251内で前記軸方向54へ移動可能に保持された第二弁部材252とで構成されている。
この第二弁部材252は、球状に形成されており、前記軸方向54上方が球状を成すように構成されている。なお、前記第二弁部材252は、前記軸方向54上方が円錐状であっても良く、当該第二弁部材252は、前記軸方向54上方が球状乃至円錐状をなした弾丸状であることが望ましい。
前記第一弁部材221の前記軸方向54上側には、前記隔壁211に設けられた前記第一シール部213の全周に密着可能なシール密着部261が形成されている。該シール密着部261は、当該第一弁部材251の中心に向かうに従って上方へ向けて傾斜した斜面で構成されており、当該第一弁部材251の中心に向かうに従って上方に突出する傘状に形成されている。
前記シール密着部261の内側には、前記第一の開口212と連通する所定の開口271が形成されており、当該第一弁部材251の上部内側面には、前記第二弁部材252が離着座する第二シール部272が前記所定の開口271の開口縁部に形成されている。これにより、前記シール密着部261は、前記第一シール部213との接触している部位よりも径方向273内側に前記第二弁部材252と接触する前記第二シール部272が位置するように構成されており、前記第二弁部材252が前記第二シール部272の全周に対して密着した密着状態と非接触状態とを形成可能に構成されている。
前記第一弁部材251は、下方に向けて開放されており、この開放部分には、円板状のストッパ281が内嵌されている。これにより、前記第一弁部材251の前記軸方向54下側には、図3及び図4に示すように、前記軸方向54下方へ移動した前記第二弁部材252が当接する位置規制部282が設定されている。
前記ストッパ281の中央には、図2に示したように、円形の貫通穴291が設けられており、該貫通穴291によって前記所定の開口271を介して前記第一の開口212に連通する第二の開口が構成されている。これにより、前記位置規制部282が設定された前記ストッパ281には、前記軸方向視において前記第二弁部材252と重なる位置に前記貫通孔291が設けられている。なお、本実施の形態では、前記ストッパ281に円形の貫通孔291を設けた場合について説明するが、切り欠きで構成しても良い。
前記第一弁部材251は、前記シール密着部261と前記位置規制部282とを繋ぐ複数の連結部301,・・・を備えており、各連結部301,・・・は、前記第二弁部材252を包囲するように該第二弁部材252の外周部に配置されている。
前記各連結部301,・・・は、前記第二弁部材252の周方向に間隔をおいて設けられており、前記各連結部301,・・・の外側面は、前記シール密着部261の外縁および前記位置規制部282の外縁よりも前記径方向273外方に位置するように構成されている。
前記各連結部301,・・・の間には、側部開口部311,・・・が設けられており、各側部開口部311,・・・によって、前記所定の開口271を介して前記第一の開口212に連通した前記第二の開口が構成されている。
前記弁構造体221を収容する前記弁構造体収容部222は、前記軸方向54に沿って伸びる内周円筒面321を有しており、前記連結部301の外側面で構成される包絡面は、前記内周円筒面321と微小間隙を介して伸びる外周円筒面322を有している。
また、前記軸方向54に直交する方向の大きさは、前記弁構造体収容部222の内径寸法が前記第一弁部材251の外径寸法より大きくなるように設定されており、前記第一弁部材251の内径寸法が前記第二弁部材252の外径寸法より大きくなるように設定されている。これにより、前記各連結部301,・・・より内側の領域と外側の領域とに流体が流通可能な流通部が形成されている。
このような第一弁部材251は、前記シール密着部261と前記連結部301,・・・とが単一の材料によって一体形成された一繋がりであり、前記各連結部301,・・・の下端部に前記位置規制部282を構成する前記ストッパ281が圧入及びカシメにより機械的に固定されている。
前記第二弁部材252は、図4に示したように、前記位置規制部282と接触している状態において、前記軸方向54下方からみた際に前記位置規制部282との接触部から前記径方向273外方に向かうにつれて前記軸方向54上方に傾斜する傾斜部401を有している。これにより、前記第二弁部材252は、その下側が下方に行くに従い水平方向断面積が小さくなるように構成されており、前記第二弁部材252が開弁状態において、前記軸方向54下側に前記第二ポート231に連通する第二弁押し上げ用スペース402が形成されるように構成されている。
この電磁弁装置1の前記第一ポート201には、図1に示したように、油圧を供給する油圧発生手段としてのオイルポンプと、油圧を利用して作動する油圧供給すべき装置としての油圧クラッチが接続されるように構成されており、前記第二ポート213には、油圧を保持する蓄圧手段としてのアキュムレータが接続されるように構成されている。
これにより、前記基端側弁室65では、前記電磁ソレノイド23非励磁状態において、前記第一ポート201より油圧が加えられ、該第一ポート201側の油圧が、大気開放された前記ドレン通路63側より高くなった際には、図1及び図2に示したように、その差圧を受けて前記圧力保持弁72が前記軸方向54上方へ後退するように構成されており、この際に前記圧力保持弁72の前記第二テーパー弁体82が前記第二テーパー弁シール部103に着座して前記第一ポート201と前記ドレン通路63との連通を遮断するように構成されている。
このとき、前記弁構造体221を構成する前記第一弁部材251及び前記第二弁部材252は、前記第一ポート201から油圧を受けて、前記第二ポート231側である前記軸方向54下方へ移動して開弁するように構成されており(図示省略)、前記第一ポート201から供給された油圧を前記アキュムレータに導入できるように構成されている。
そして、車両の停車時にエンジンを停止させる所謂アイドリングストップ時など前記オイルポンプが停止して前記第一ポート201の油圧が前記第二ポート231の油圧より低くなった際には、図2に示したように、前記弁構造体221を構成する前記第一弁部材251及び前記第二弁部材252が前記第二ポート231から油圧を受けて、前記第一ポート201側である前記軸方向54上方へ移動して閉弁するように構成されており、前記アキュムレータに導入された油圧を保持できるように構成されている。すなわち、前記第一ポート201の圧力が前記第二ポート231の圧力より低く、かつ前記電磁ソレノイド23が非励磁状態の場合、前記圧力の差によって前記第一弁部材251が前記第一シール部213に、前記第二弁部材252が前記第二シール部272に密着して閉弁状態となるように構成されている。
次に、前記オイルポンプが停止した状態において前記油圧クラッチに油圧を供給する際には、図1及び図3に示したように、前記電磁ソレノイド23を通電して励磁することで、前記プランジャ53の前記軸方向54下方への移動を開始する。
すると、前記電磁弁構造体221にあっては、図3に示したように、前記プランジャ53の前記軸方向54下方への初期移動によって、前記プッシャー91が前記第二弁部材252を押圧し、該第二弁部材252を前記軸方向54下方に移動することで、前記第二弁部材252と前記第二シール部272による密着状態を解除する。これにより、前記第一ポート201と第二ポート231間に第一の流路501が形成されるように構成されている。
そして、前記プランジャ53がさらに前記軸方向54下方へ移動すると、図4に示したように、前記第二弁部材252が前記位置規制部282に当接し、前記第一弁部材251が前記第二弁部材252と共に前記軸方向54下方へ移動することで、前記第一弁部材251の前記シール密着部261と前記第一シール部213との密着状態が解除される。これにより、前記第一ポート201と前記第二ポート231間には、図4及び図5に示すように、前記第一の流路501に加えて第二の流路511が追加形成されるように構成されている。
このとき、前記基端側弁室65においては、図4に示したように、前記圧力保持弁72が前記軸方向54下方へ移動することで、当該圧力保持弁72の前記第一テーパー弁体81が前記第一テーパー弁シール部102に着座して前記第一ポート201と前記ドレン通路63との連通を遮断するように構成されている(図1参照)。
以上の構成にかかる本実施の形態にあっては、弁構造体221が閉弁状態において、プランジャ53が軸方向54下方へ初期移動することにより、当該プランジャ53が第二弁部材252を押圧して開作動することで、第一ポート201と第二ポート231間に第一の流路501を形成することができる。
また、前記プランジャ53の更なる移動により前記第二弁部材252が第一弁部材251の位置規制部282に当接する。すると、当該第一弁部材251が前記軸方向54下方移動して開作動するので、前記第一ポート201と前記第二ポート231間に第二の流路511を追加して形成することができる。
このように、前記第二弁部材252を開作動する初期段階では、前記第一の流路501のみを形成するため、その操作力を抑えることができる。
その後、前記第二の流路511を追加して形成することで、前記第一流路501と前記第二流路511からなる流路を形成できる。これにより、所望の通流量を確保することができる。
このため、電磁ソレノイド23を大型化すること無く、所望の流量を確保することができる。
そして、前記プランジャ53と前記第一弁部材251及び前記第二弁部材252が別部材で構成されているため、部品設計、加工、組み立て精度を要することなく、各弁部材251,252の閉弁時でのシール状態を確実に確保することができる。
したがって、部品、加工、組み立て精度に依存することなく、シール状態の確実な確保が可能な電磁弁装置1となり得る。
また、前記弁構造体221内を流路とすることができるので、蓄圧および蓄圧解放を円滑に行うことができる。
さらに、前記弁構造体221を構成する複数の連結部301,・・・の周方向間を流通部とすることができるので、流量の増加を図ることができる。
加えて、前記連結部301,・・・の外側面は、前記シール密着部261の外縁および前記位置規制部282の外縁よりも径方向外方に位置している。これにより、前記第一シール部213を解放した際の流量を増加させることができる。
また、前記第一弁部材251は、前記シール密着部261と前記連結部301,・・・とが単一の材料によって一体形成された一繋がりであり、前記各連結部301,・・・の下端部に前記位置規制部282を構成する前記ストッパ281が圧入及びカシメにより機械的に固定されている。
これにより、組み立て工程の簡素化を図ることができる。
さらに、前記シール密着部261は、前記第一シール部213との接触している部位よりも前記径方向273内側に前記第二弁部材252と接触する第二シール部272が位置する。
これにより、前記第一シール部213と前記第二シール部272とをそれぞれ独立して構成することができる。このため、それぞれのシール部213,272の気密性を高めることができる。
また、前記位置規制部282は、軸方向視において前記第二弁部材252と重なる位置に貫通孔291(切り欠きでも良い。)を有している。
このため、蓄圧された状態において、前記貫通孔291等を通じてオイルが前記第二弁部材252を下方から上方に向けて押すことが容易になる。よって、外部からの補助なしで蓄圧状態を保つ弁を構成することが可能となる。
さらに、前記第二弁部材252は、前記位置規制部282と接触している状態において、前記軸方向54下方からみた際に前記位置規制部282との接触部から径方向273外方に向かうにつれて前記軸方向54上方に傾斜する傾斜部401を有する。
これにより、蓄圧された状態において、前記傾斜部401にオイル圧が加わり前記第二弁部材252を下方から上方に向けて押すことが容易となる。したがって、外部からの補助なしで蓄圧状態を保つ弁を構成することができる。
加えて、前記軸方向54に直交する方向の大きさは、前記弁構造体収容部222の内径寸法が前記第一弁部材251の外径寸法より大きく、且つ、前記第一弁部材251の内径寸法が前記第二弁部材252の外径寸法より大きくなるように設定されている。
これにより、開弁時に前記第一の流路501と前記第二の流路511が形成され、流量変化を二段階とすることができる。
加えて、前記第二弁部材252が開弁状態において、前記軸方向54下側に前記第二ポート231に連通する第二弁押し上げ用スペース402を形成することができる。
このため、前記第二ポート231側が高圧となった際に、前記第二弁部材252を閉弁方向に押し上げる圧力受け空間を形成することができる。
(第二の実施の形態)
図6は、第二の実施の形態を示す図であり、前記第一弁部材251の底面角部より上方内側へ向けて延出する支持片2001,・・・を設けて、前記第二ポート231側が高圧となった際に、前記第二弁部材252を閉弁方向に押し上げる前記第二弁押し上げ用スペース402からなる圧力受け空間を形成しても良い。
(第三の実施の形態)
図7は、第三の実施の形態を示す図であり、前記第一弁部材251の水平断面は、多角形であっても良い。
なお、本実施の形態では、水平断面が正六角形の場合を例に挙げて図示した。
1 電磁弁装置
23 電磁ソレノイド
54 軸方向
201 第一ポート
212 第一の開口
213 第一シール部
221 弁構造体
222 弁構造体収容部
231 第二ポート
251 第一弁部材
252 第二弁部材
261 シール密着部
271 所定の開口
272 第二シール部
273 径方向
282 位置規制部
291 貫通孔
301 連結部
311 側部開口
321 内周円筒面
322 外周円筒面
402 傾斜部
501 第一の流路
511 第二の流路

Claims (17)

  1. 第一ポートと第二ポート間の液体流路に配置され前記第一ポートと前記第二ポートとの間の開弁及び閉弁を行う弁構造体と、該弁構造体を収容する弁構造体収容部と、電磁ソレノイドの励磁により軸方向下方に駆動されるプランジャとを有した電磁弁装置であって、
    前記弁構造体収容部の前記軸方向上側に前記第一ポートに連通する第一の開口を有した第一シール部を設定する一方、
    前記弁構造体を、前記弁構造体収容部内で前記軸方向へ移動可能に保持された中空状の第一弁部材と、該第一弁部材内で前記軸方向へ移動可能に保持された第二弁部材とで構成し、
    前記第一弁部材の前記軸方向上側に、前記第一シール部の全周に密着可能なシール密着部と、前記第一の開口と連通する所定の開口を有した第二シール部とを設け、前記第二弁部材が前記第二シール部の全周に対して密着した密着状態と非接触状態とを形成可能に構成するとともに、当該第一弁部材の前記軸方向下側に、前記所定の開口を介して前記第一の開口に連通した第二の開口及び前記軸方向下方へ移動した前記第二弁部材が当接し得る位置規制部を設け、
    前記電磁ソレノイドの励磁に伴う前記プランジャの前記軸方向下方への初期移動で、前記プランジャが前記第二弁部材を押圧し、該第二弁部材を前記軸方向下方に移動せしめる事により前記第二弁部材と前記第二シール部による密着状態を解除せしめ、前記第一ポートと第二ポート間に第一の流路を形成し、
    前記電磁ソレノイドの励磁に伴う前記プランジャの前記軸方向下方への更なる移動で、前記第二弁部材が前記位置規制部に当接し、前記第一弁部材を前記軸方向下方へ移動せしめ、前記第一弁部材の前記シール密着部と前記第一シール部との密着状態を解除せしめ、前記第一の流路に加え前記第一ポートと前記第二ポート間に第二の流路を追加形成することを特徴とした電磁弁装置。
  2. 前記シール密着部と前記位置規制部とを繋ぐ連結部を前記第二弁部材の外周部に配置するとともに、当該連結部より内側の領域と外側の領域とに流体が流通可能な流通部を設定したことを特徴とする請求項1記載の電磁弁装置。
  3. 前記連結部を前記第二弁部材の周方向に間隔をおいて複数設けたことを特徴とする請求項2記載の電磁弁装置。
  4. 前記連結部の外側面は、前記シール密着部の外縁および前記位置規制部の外縁よりも径方向外方に位置していることを特徴とした請求項3記載の電磁弁装置。
  5. 前記シール密着部と前記連結部は、単一の材料にて一繋がりであり、前記連結部と前記位置規制部とが機械的に固定されていることを特徴とした請求項2、3又は4記載の電磁弁装置。
  6. 前記弁構造体を収容する前記弁構造体収容部は、軸方向に沿って伸びる内周円筒面を有しており、前記連結部の外側面で構成される包絡面は、前記内周円筒面と微小間隙を介して伸びる外周円筒面であることを特徴とした請求項2から5にいずれか記載の電磁弁装置。
  7. 前記シール密着部は、前記第一シール部との接触している部位よりも径方向内側に前記第二弁部材と接触する第二シール部が位置することを特徴とした請求項1から6にいずれか記載の電磁弁装置。
  8. 前記位置規制部は、軸方向視において前記第二弁部材と重なる位置に貫通孔もしくは切り欠きを有することを特徴とした請求項1から7にいずれか記載の電磁弁装置。
  9. 前記第二弁部材は、前記位置規制部と接触している状態において、前記軸方向下方からみた際に前記位置規制部との接触部から径方向外方に向かうにつれて前記軸方向上方に傾斜する傾斜部を有することを特徴とした請求項1から8にいずれか記載の電磁弁装置。
  10. 前記シール密着部を、中心に向かうに従って上方に突出する傘状に形成したことを特徴とする請求項1から9にいずれか記載の電磁弁装置。
  11. 前記第二弁部材は、軸方向上方が球状乃至円錐状をなした弾丸状であることを特徴とした請求項1から10にいずれか記載の電磁弁装置。
  12. 前記第二弁部材は、球状であることを特徴とする請求項11記載の電磁弁装置。
  13. 前記第一ポートの圧力が前記第二ポートの圧力より低く、前記電磁ソレノイドの非励磁状態で、前記圧力の差により前記第一弁部材と前記第二弁部材が、前記第一シール部、前記第二シール部に密着し、閉弁状態となされることを特徴とした請求項1から12にいずれか記載の電磁弁装置。
  14. 前記第二ポートに油圧を保持する蓄圧手段が連結され、前記第一ポートに油圧を発生する油圧発生手段と油圧供給すべき装置とが連結されたことを特徴とする請求項1から13にいずれか記載の電磁弁装置。
  15. 前記軸方向に直交する方向の大きさは、前記弁構造体収容部の内径寸法が前記第一弁部材の外径寸法より大きく、且つ、前記第一弁部材の内径寸法が前記第二弁部材の外径寸法より大きくなるように設定したことを特徴とする請求項1から14にいずれか記載の電磁弁装置。
  16. 前記第二弁部材が開弁状態で前記軸方向下側に前記第二ポートに連通する第二弁押し上げ用スペースを備えたことを特徴とする請求項1から15にいずれか記載の電磁弁装置。
  17. 前記第二弁押し上げ用スペースは、前記第二弁部材の下側が下方に行くに従い水平方向断面積が小さくなっている事により形成したことを特徴とする請求項16記載の電磁弁装置。
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