JP6294749B2 - 中空ボード - Google Patents

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    • F16B5/04Joining sheets or plates, e.g. panels, to one another or to strips or bars parallel to them by means of riveting

Description

本発明は、中空ボードに関する。
従来から、樹脂製の中空ボードにブラインドリベットを使って装着部品を取り付ける技術が公知である(例えば、特許文献1等参照)。
前記ブラインドリベットは、マンドレルとリベット本体とからなる。前記マンドレルは、棒状に延在する軸部と頭部を有している。前記リベット本体は、円盤状のフランジと筒状のスリーブから構成され、前記マンドレルに挿入および保持されている。
前記ブラインドリベットを使って、樹脂製の中空ボードに装着部品を取り付ける手順を簡単に説明する。まず、中空ボードおよび装着部品のリベット孔に、ブラインドリベットにおけるリベット本体のスリーブを挿入する。次に、マンドレルを軸部側に引くと、頭部がリベット本体のスリーブを引き裂いて分割片が形成される。これらの分割片が径方向の外方に向けて花びら状に拡開し、中空ボードの縦壁部を突き破って中空ボードに締結される。これによって、装着部品を中空ボードに取り付けることができる。
特開2011−157996号公報
しかしながら、従来のブラインドリベットを使用して樹脂製の中空ボードに装着部品を取り付けると、リベット本体の分割片が中空ボードの縦壁部を突き破るときに、中空ボードの表面部材を引き込んで表面に凹部が形成されてしまい、外観上の見栄えが低下するおそれがあった。
そこで、本発明は、ブラインドリベットを使用して樹脂製の中空ボードに装着部品を取り付ける場合に、外観上の見栄えが低下することを抑制する中空ボードを提供することを目的とする。
本発明に係る中空ボードは、内部に中空部を有する中空積層板と、該中空積層板の表面側または裏面側のうちの一方側に取り付ける装着部品と、該装着部品を前記中空積層板の一方側の面に締結して取り付けるリベット本体と、を備える。
前記中空積層板は、前記一方側に配置される平板状の第1板状部材と、該第1板状部材に対して厚さ方向に間隔をおいて他方側に配置される平板状の第2板状部材と、これらの間に配置されて第1板状部材および第2板状部材同士を結合すると共に中空積層板の厚さ方向に延在する縦壁部によって前記中空部が形成される中間部材と、から構成された中空ボードである。
前記リベット本体は、軸方向に沿って延在するマンドレル挿通孔を有する筒状に形成され、径方向に広がるフランジと、該フランジから軸方向に延在する筒状のスリーブと、から構成され、
前記リベット本体のマンドレル挿通孔に挿入されて保持されるマンドレルと前記リベット本体とによってブラインドリベットが構成され、
前記マンドレルは、棒状に延在すると共に軸方向の途中に径寸法が局所的に小さくなる易破断部を有する軸部と、該軸部の先端側に設けられ、前記マンドレル挿通孔よりも大きな径寸法に形成された頭部と、該頭部から先端側に所定長さ分だけ突き出る突出部と、を有する。
前記中空積層板の一方側の面および装着部品には、リベット本体のスリーブの径寸法より大きく、かつ、フランジの径寸法よりも小さいリベット孔が貫通して形成されてなる。
前記中空積層板の一方側の面および装着部品のリベット孔に、ブラインドリベットにおけるリベット本体のスリーブを挿入し、前記マンドレルの突出部の先端面を、中空積層板の他方側の面の内側に突き当て、この状態でマンドレルを軸部側に引くと、頭部がリベット本体のスリーブを引き裂いて分割片が形成され、これらの分割片が径方向の外方に向けて花びら状に拡開し、
この分割片の先端は、拡開時において、中間部材の縦壁部における厚さ方向の中央部よりも第1板状部材側の位置で縦壁部を突き破って中空積層板に締結されることを特徴とする。
本発明に係る中空ボードでは、分割片の先端は、拡開時において、中間部材の縦壁部における厚さ方向の中央部よりも第1板状部材側の位置で縦壁部に突き当たる。こののち、分割片は縦壁部を突き破って中空積層板に締結される。
ここで、分割片が縦壁部を突き破って中空積層板に締結される際には、第2板状部材および表皮材は第1板状部材に向けて引き込まれる。しかし、分割片が拡開するときに縦壁部における高さ方向の中央部よりも第1板状部材側で分割片が縦壁部を突き破るため、第2板状部材を引き込む量が少なくなり、外観上の見栄えの低下が抑制される。
本発明の実施形態に係る中空ボードを配設した車両の後部を後方から見た斜視図である。 図1の中空ボードを示す斜視図であり、裏面を上側に配置して示している。 図2のA−A線による断面図である。 本発明の実施形態に係るブラインドリベットを示す側面図である。 図4のブラインドリベットを構成するマンドレルを示す側面図である。 本発明例に係るブラインドリベットを取付ブラケットおよび中空積層板のリベット孔に挿入した状態を示す断面図である。 図6の状態からマンドレルを引き上げた状態を示す断面図である。 リベット本体のスリーブが引き裂かれて分割片となって拡開し、当該分割片の先端が中空積層板の縦壁部を突き破って締結された状態を示す断面図である。 比較例に係るブラインドリベットを取付ブラケットおよび中空積層板のリベット孔に挿入した状態を示す断面図である。 図9の状態からマンドレルを引き上げた状態を示す断面図である。 リベット本体のスリーブが引き裂かれて分割片となって拡開し、当該分割片の先端が中空積層板の縦壁部を突き破った状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
図1に示すように、本実施形態による車両1の車室内には、前部シート3および後部シート5が配設されており、該後部シート5の後方には、トランクルーム7が配設されている。このトランクルーム7の床面には、スペアタイヤや工具等を収容する収容凹部(図示せず)が設けられており、この収容凹部には、上部開口を覆うデッキボード9(中空ボード)が配設されている。前記デッキボード9は、図2に示すように、平面視が略矩形状に形成されており、後述するように樹脂からなる板状部材に構成されている。なお、図2以降のデッキボード9は、裏面が上側に配置されて表面が下側に配置されるように、上下が逆になって記載されている。
図2に示すように、本実施形態に係るデッキボード9(中空ボード)は、裏面における車幅方向の両端に、取付ブラケット11,13(装着部品)がリベット本体15を介して締結されている。つまり、図2,3に示すように、デッキボード9は、内部に中空部17を有する中空積層板19と、該中空積層板19の裏面に取り付ける取付ブラケット11と、該取付ブラケット11を前記中空積層板19の裏面に締結して取り付けるリベット本体15と、を備えている。なお、リベット本体15には、破断されたマンドレル43の先端が嵌合されている。
前記中空積層板19は、裏面に配置される平板状の第1板状部材23と、該第1板状部材23に対して厚さ方向に間隔をおいて表側に配置される平板状の第2板状部材25と、これらの間に配置されて第1板状部材23および第2板状部材25同士を結合すると共に中空積層板19の厚さ方向に延在する縦壁部27,29によって前記中空部17が形成される中間部材31と、前記第2板状部材25の表側に接合される表皮材33と、から構成されている。
なお、第1板状部材23、第2板状部材25および中間部材31は、樹脂で形成することが好ましい。具体的な材料としては、例えば、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ホモポリプロピレン、ランダムポリプロピレン、ブロック状ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂およびこれらのモノマー共重合体若しくはこれらのモノマーと他のモノマーとの共重合体、ポリ塩化ビニル、塩素化ポリ塩化ビニル、ABS、AAS、AES、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリフッ化ビニリデン、ポリフェニレンサルファイド、ポリサルホン、ポリエーテルケトン及びこれらのコモノマー若しくはコモノマーと他のモノマーとの共重合体等が好ましい。これらの材料は単独で使用しても併用しても良い。以上のように各種の熱可塑性樹脂を用いることができるが、コスト面、成形性、物性、耐低温性、耐熱性等の特性とのバランスを考慮すると、ポリプロピレン系樹脂が好ましい。
また、取付ブラケット11は、図2,3に示すように、平面視で矩形状に形成された平板状の本体部35と、該本体部35における車幅方向中央部から立設された係止部37と、から一体に形成されている。
図4,5に示すように、ブラインドリベット41は、マンドレル43とリベット本体45とによって構成されている。
前記マンドレル43は、棒状に延在すると共に軸方向の途中に径寸法が局所的に小さくなる易破断部47を有する軸部49と、該軸部49の先端側に設けられ、リベット本体45のマンドレル挿通孔51よりも大きな径寸法に形成された頭部53と、該頭部53から先端側に所定長さ分だけ突き出る突出部55と、を有している。この突出部55は、マンドレル43の中心軸方向に沿って延びる円柱状に形成されている。なお、突出部55の長さはLに設定されている。
前記リベット本体45は、径方向に広がる円盤状のフランジ61と、該フランジ61から中心軸方向に延在する筒状のスリーブ63と、から構成されている。また、フランジ61およびスリーブ63には、中心軸方向に沿って延在する円筒状のマンドレル挿通孔51が形成されている。このマンドレル挿通孔51には、前記マンドレル43の軸部49が挿入および保持される。なお、図3に示すように、取付ブラケット11の本体部35、第1板状部材23および中間部材31には、リベット孔65が形成されている。このリベット孔65の孔径は、リベット本体45のスリーブ63の径寸法より大きく、かつ、フランジ61の径寸法よりも小さく設定されている。さらに、リベット本体45の材質は、アルミニウム、鉄および樹脂に限定されず、種々の材質を適用することができる。
次いで、本実施形態に係るデッキボード9に取付ブラケット11を締結する手順について説明する。
まず、本発明例について説明する。図6に示すように、取付ブラケット11の本体部35に形成したリベット孔65Aと、第1板状部材23および中間部材31に形成したリベット孔65B,65Cと、を合致させる。この状態で、それぞれのリベット孔65A〜65Cに、ブラインドリベット41におけるリベット本体45のスリーブ63を挿入し、前記マンドレル43の突出部55の先端面55aを、第2板状部材25の内面25aに突き当てる。
そして、この状態でマンドレル43を軸部側(図6,7の上側)に引くと、図7に示すように、リベット本体45が下降してフランジ61が取付ブラケット35に当接し、頭部53がリベット本体45のスリーブ63を引き裂いて分割片71が形成される。これらの分割片71は、径方向の外方に向けて花びら状に拡開し、中間部材31の縦壁部27,29に突き当たる。ここで、分割片71の先端71aは、中間部材31の縦壁部27,29における高さHの中央H/2よりも上側(裏面側)で縦壁部27,29に突き当たる。
さらに、図8に示すように、マンドレル43を軸部側に更に引き上げると、この分割片71の先端71aは、拡開時において、中間部材31の縦壁部27,29における高さ方向の中央よりも第1板状部材23側(裏側)の位置で縦壁部27,29を突き破って縦壁部27,29の外方に大きく突き出る。このとき、マンドレル43が易破断部47で切断される。これにより、リベット本体45を介して取付ブラケット11が中空積層板19に締結される。なお、図8に示すように、スリーブ63の分割片71が中間部材31の縦壁部27,29を突き破るため、表皮材33および第2板状部材25におけるリベット本体45に対応する部位には、第1板状部材23側(裏側)に向けて若干凹んだ凹部73が形成される。
次いで、比較例について説明する。図9に示すように、この比較例において、マンドレル143には突出部55を設けていない。取付ブラケット11の本体部35に形成したリベット孔65Aと、第1板状部材23および中間部材31に形成したリベット孔65B,65Cと、を合致させる。この状態で、それぞれのリベット孔65A〜65Cに、ブラインドリベット41におけるリベット本体45のスリーブ63を挿入し、リベット本体45のフランジ61を取付ブラケット11の本体部35に当接させる。なお、この状態では、前記マンドレル143の頭部53の先端面も、第2板状部材25の内面25aに当接されている。
そして、この状態でマンドレル143を軸部側(図9,10の上側)に引くと、頭部53がリベット本体45のスリーブ63を引き裂いて分割片71が形成される。これらの分割片71は、径方向の外方に向けて花びら状に拡開し、中間部材31の縦壁部27,29に突き当たる。ここで、分割片71の先端71aは、中間部材31の縦壁部27,29における高さの中央よりも下側(表面側)で縦壁部27,29に突き当たる。
さらに、図11に示すように、マンドレル143を軸部側に更に引き上げると、この分割片71の先端71aは、拡開時において、中間部材31の縦壁部27,29における高さ方向の中央よりも第2板状部材25側(表側)の位置で縦壁部27,29を突き破って縦壁部27,29の外方に大きく突き出る。このとき、マンドレル143が易破断部47で切断される。これにより、リベット本体45を介して取付ブラケット11が中空積層板19に締結される。なお、図11に示すように、スリーブ63の分割片71が中間部材31の縦壁部27,29を突き破るため、表皮材33および第2板状部材25におけるリベット本体45に対応する部位には、第1板状部材23側(裏側)に向けて凹んだ凹部173が形成される。この凹部173は、図8の凹部73よりも表皮材33の表面からの深さが大きくなっている。
以上より、図8と図11とを比較すれば明らかなように、本発明例の方が比較例よりも、表皮材33の表面に形成される凹部73の深さが小さくなって見栄えが良い。
以下に、本実施形態による作用効果を説明する。
本実施形態に係るデッキボード9(中空ボード)は、内部に中空部17を有する中空積層板19と、該中空積層板19の裏面側に取り付ける取付ブラケット11(装着部品)と、該取付ブラケット11を前記中空積層板19の裏面に締結して取り付けるリベット本体45と、を備えている。
前記中空積層板19は、裏面側(一方側)に配置される平板状の第1板状部材23と、該第1板状部材23に対して厚さ方向(高さ方向)に間隔をおいて表面側(他方側)に配置される平板状の第2板状部材25と、これらの間に配置されて第1板状部材23および第2板状部材25同士を結合すると共に中空積層板19の厚さ方向に延在する縦壁部27,29によって前記中空部17が形成される中間部材31と、から構成されている。
前記リベット本体45は、軸方向に沿って延在するマンドレル挿通孔51を有する筒状に形成され、径方向に広がるフランジ61と、該フランジ61から軸方向に延在する筒状のスリーブ63と、から構成される。
前記リベット本体45のマンドレル挿通孔51に挿入されて保持されるマンドレル43と前記リベット本体45とによってブラインドリベット41が構成される。
前記マンドレル43は、棒状に延在すると共に軸方向の途中に径寸法が局所的に小さくなる易破断部47を有する軸部49と、該軸部49の先端側に設けられ、前記マンドレル挿通孔51よりも大きな径寸法に形成された頭部53と、該頭部53から先端側に所定長さ分だけ突き出る突出部55と、を有する。
前記中空積層板19の裏面側および取付ブラケット11には、リベット本体45のスリーブ63の径寸法より大きく、かつ、フランジ61の径寸法よりも小さいリベット孔65が貫通して形成されている。
前記中空積層板19の裏面側および取付ブラケット11のリベット孔65に、ブラインドリベット41におけるリベット本体45のスリーブ63を挿入し、前記マンドレル43の突出部55の先端面55aを、中空積層板19の表側の面の内側に突き当て、この状態でマンドレル43を軸部側に引くと、頭部53がリベット本体45のスリーブ63を引き裂いて分割片71が形成され、これらの分割片71が径方向の外方に向けて花びら状に拡開し、
この分割片71の先端71aは、拡開時において、中間部材31の縦壁部27,29における厚さ方向の中央部よりも第1板状部材23側の位置で縦壁部27,29を突き破って中空積層板19に締結される。
このように、本実施形態では、図7に示すように、分割片71の先端71aは、拡開時において、中間部材31の縦壁部27,29における厚さ方向の中央部よりも第1板状部材23側の位置で縦壁部27,29に突き当たる。こののち、図8に示すように、分割片71は縦壁部27,29を突き破って中空積層板19に締結される。
ここで、分割片71が縦壁部27,29を突き破って中空積層板19に締結される際には、第2板状部材25および表皮材33は第1板状部材23に向けて引き込まれる。しかし、分割片71が拡開するときに縦壁部27,29における高さ方向の中央部よりも第1板状部材23側で突き破るため、図8に示すように第2板状部材25および表皮材33を引き込む量が少なくなり、外観上の見栄えが向上する。
なお、図9〜図11で説明したように、分割片71が拡開するときに縦壁部27,29における高さ方向の中央部よりも第2板状部材25側で突き破る場合は、図11に示すように第2板状部材25および表皮材33を引き込む量が大きくなり、外観上の見栄えが低下する。
本発明は、前述した実施形態に限定されず、本発明の技術思想に基づいて種々の変更および変形が可能である。例えば、実施形態において、取付ブラケット11は、デッキボードの裏面に取り付けたが、表面に別の装着部品を取り付けてもよい。また、本実施形態では、樹脂製の中空積層板19を用いたが、紙製のダンボールやペーパーハニカム等の縦壁部を有する中空積層板を用いても良い。このように、中空積層板の材質は、樹脂、紙、および金属等の種々のものを適用することができる。また、ブロー成形や真空成形によるコア材を有する中空ボードを用いてもよい。
即ち、中空積層板19は、図示しないが、例えば以下のような構造体とすることができる。
(1)押出し成形で一体にフルート状に成形した構造板のプラスチックダンボール(商品名:ダンプレート、スミパネル)
(2)波形に成形されたシートを2枚のシートで挟んだ構造板
(3)円柱状に成形されたシートを2枚のシートで挟んだ構造体のプラスチックダンボール(商品名:プラパール、メイトーン)
(4)円錐台形に成形された2枚のシートの凸部の先端同士を溶着した構造体を2枚のシートで挟んだ4層の構造板のプラスチックダンボール(商品名:ツインコーン)
(5)押出し成形されたシートを成形し、折り畳み六角形の構造体に2枚のシートを挟んだプラスチックダンボール(商品名:テクセル)
9 デッキボード(中空ボード)
11 取付ブラケット(装着部品)
17 中空部
19 中空積層板
23 第1板状部材
25 第2板状部材
27,29 縦壁部
31 中間部材
41 ブラインドリベット
43 マンドレル
45 リベット本体
47 易破断部
49 軸部
51 マンドレル挿通孔
53 頭部
55 突出部
61 フランジ
63 スリーブ
65 リベット孔
71 分割片
71a 先端

Claims (1)

  1. 内部に中空部を有する中空積層板と、該中空積層板の表面側または裏面側のうちの一方側に取り付ける装着部品と、該装着部品を前記中空積層板の一方側の面に締結して取り付けるリベット本体と、を備え、
    前記中空積層板は、前記一方側に配置される平板状の第1板状部材と、該第1板状部材に対して厚さ方向に間隔をおいて他方側に配置される平板状の第2板状部材と、これらの間に配置されて第1板状部材および第2板状部材同士を結合すると共に中空積層板の厚さ方向に延在する縦壁部によって前記中空部が形成される中間部材と、から構成された中空ボードであって、
    前記リベット本体は、軸方向に沿って延在するマンドレル挿通孔を有する筒状に形成され、径方向に広がるフランジと、該フランジから軸方向に延在する筒状のスリーブと、から構成され、
    前記リベット本体のマンドレル挿通孔に挿入されて保持されるマンドレルと前記リベット本体とによってブラインドリベットが構成され、
    前記マンドレルは、棒状に延在すると共に軸方向の途中に径寸法が局所的に小さくなる易破断部を有する軸部と、該軸部の先端側に設けられ、前記マンドレル挿通孔よりも大きな径寸法に形成された頭部と、該頭部から先端側に所定長さ分だけ突き出る突出部と、を有し、
    前記中空積層板の一方側の面および装着部品には、リベット本体のスリーブの径寸法より大きく、かつ、フランジの径寸法よりも小さいリベット孔が貫通して形成されてなり、
    前記中空積層板の一方側の面および装着部品のリベット孔に、ブラインドリベットにおけるリベット本体のスリーブを挿入し、前記マンドレルの突出部の先端面を、中空積層板の他方側の面の内側に突き当て、この状態でマンドレルを軸部側に引くと、頭部がリベット本体のスリーブを引き裂いて分割片が形成され、これらの分割片が径方向の外方に向けて花びら状に拡開し、
    この分割片の先端は、拡開時において、中間部材の縦壁部における厚さ方向の中央部よりも第1板状部材側の位置で縦壁部を突き破って中空積層板に締結されることを特徴とする中空ボード。
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