JP6294026B2 - 音響調整装置 - Google Patents

音響調整装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6294026B2
JP6294026B2 JP2013161774A JP2013161774A JP6294026B2 JP 6294026 B2 JP6294026 B2 JP 6294026B2 JP 2013161774 A JP2013161774 A JP 2013161774A JP 2013161774 A JP2013161774 A JP 2013161774A JP 6294026 B2 JP6294026 B2 JP 6294026B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound
mat
articulation
acoustic
adjustment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013161774A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015031844A5 (ja
JP2015031844A (ja
Inventor
重樹 上田平
重樹 上田平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
inta-man kabusikigaisya
Original Assignee
inta-man kabusikigaisya
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by inta-man kabusikigaisya filed Critical inta-man kabusikigaisya
Priority to JP2013161774A priority Critical patent/JP6294026B2/ja
Priority to US14/444,258 priority patent/US9704466B2/en
Publication of JP2015031844A publication Critical patent/JP2015031844A/ja
Publication of JP2015031844A5 publication Critical patent/JP2015031844A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6294026B2 publication Critical patent/JP6294026B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K11/00Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound in general; Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
    • G10K11/004Mounting transducers, e.g. provided with mechanical moving or orienting device
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K11/00Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound in general; Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
    • G10K11/16Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
    • G10K11/162Selection of materials
    • G10K11/168Plural layers of different materials, e.g. sandwiches
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/20Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
    • H04R1/32Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only
    • H04R1/34Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only by using a single transducer with sound reflecting, diffracting, directing or guiding means
    • H04R1/345Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only by using a single transducer with sound reflecting, diffracting, directing or guiding means for loudspeakers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/02Casings; Cabinets ; Supports therefor; Mountings therein
    • H04R1/026Supports for loudspeaker casings

Description

本発明は、音楽や映画などの再生音の音質を改善する音響調整装置に関する。
近年急速に普及しているスマートフォンは、その性能も日々向上し、一台で様々な需要を満たしている。スピーカーの性能も例外ではなく、スマートフォンから直接音楽を聴くことも多くなっている。実際、ヘッドホンの使用を想定せずに、ステレオのスピーカーを備えた機種も存在する。その場で、気軽に音楽を楽しむことが出来るようになってきている。
一方で、最も音響を重視するコンサートホールや劇場などでは、内部を良い音響空間とするために、壁に囲まれた空間全体の幾何学的な構造や、壁の音響的処置など、徹底した音響設計がなされる。また、一般の家庭でも、ホームシアターなど、音響空間を考慮した部屋を設計する場合もある。例えば、スピーカーを内蔵した壁面パネルなどが提案されている(特許文献1)。
特開平07−129182
しかしながら、スマートフォンなどの携帯機器の音質が良くなっているとは言っても、その筐体が小さいためにどうしても高音域が響きやすく、一般的なスピーカーの音質には届かない。
また、普通の家庭では、音響設計などは全く考慮されない部屋の、たまたま都合の良い場所にステレオやテレビなどが設置される。本格的に音楽を楽しもうとする場合には、手間と費用をかけて様々な工夫を凝らさなければならない。更に、ホームシアターといっても、部屋の大きさなどの制限から、コンサートホールのような大きな空間に比較すれば、やはり音質の改善の余地は残されている。
そこで、本発明の目的は、電子機器から再生される音を改善することのできる音響調整装置を提供することである。
本発明の他の目的は、電子機器で録音を行う際に、録音の記録音質を改善することのできる音響調整装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、電子機器で通話行う際に、音声に乗るノイズの影響を抑えることのできる音響調整装置を提供することである。
で録音を行う際に、録音の記録音質を改善することのできる音響調整装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、家庭内などで普通に利用されるステレオやテレビなどの音質を、手軽に安価に改善することのできる音響調整装置を提供することである。
上記課題の少なくとも1つを解決するために、本発明の音響調整装置は、調音マットと、スピーカーを備えた電子機器を前記調音マットに保持するための保持手段とからなり、前記調音マットは、前記電子機器を保持した状態において、前記スピーカーから出力される音響を調整する調音手段を備えており、前記調音手段は吸音部材を含み、前記吸音部材は複数枚の吸音シートを、接着剤を用い、積層体として一体的に接合することで形成されることを特徴とする。
更に、好ましくは、前記接着剤は接合後も固化することなく、使用時においてその粘性を保持した状態を維持する粘性接着剤であり、前記調音手段として機能する。
更に、好ましくは、前記積層体は、隣接する前記吸音シートの間に樹脂シートを挟んで積層されている。
更に、好ましくは、前記樹脂シートの厚みは0.1mm〜0.5mmであることを特徴とする。
更に、好ましくは、前記樹脂シートには、複数個の開口部が設けられており、前記接着剤はこの開口部においては、前記吸音シートを直接接合し、開口部以外では前記樹脂シートを介して前記吸音層を接合することを特徴とする。
更に、好ましくは、前記電子機器を前記調音マットに保持した状態で、前記調音マットと前記電子機器との間に一定の隙間を確保する手段を更に設けたことを特徴とする。
更に、好ましくは、前記調音マットと前記電子機器との間に一定の隙間を確保する手段は、前記調音マットの表面に設けられた複数の吸盤であることを特徴とする。
更に、好ましくは、前記調音マットは円筒状となっており、前記調音マットと前記電子機器との間に一定の隙間を確保する手段は、前記調音マットの表面から上方へ延びた径の異なる多数の同心円状の円筒壁であることを特徴とする。
更に、好ましくは、前記調音マットと前記電子機器との間の隙間は、3mm乃至7mmである。
更に、好ましくは、前記吸音シートの積層体側面を保持するフレームを更に備えている。
更に、好ましくは、前記フレームは、積層体側面のみを支持する形状であり、前記保持手段の設けられている表面と、その反対側の裏面は開放している。
更に、好ましくは、前記保持手段は、前記調音マットに貼り付けられている袋状のポケットである。
更に、好ましくは、前記保持手段は、面ファスナーを備えたベルトである。
更に、好ましくは、前記保持手段は、前記電子機器よりも小さく、前記電子機器を収納可能な凹部が設けられたスポンジ状保持手段であって、前記調音マットの表面に設けられている。
図1は、本発明の実施例1による音響調整装置を示す斜視図である。 図2は、実施例1の音響調整装置に携帯端末を搭載した状態を示す斜視図である。 図3は、実施例1の音響調整装置の調音マットの構造を示す断面図である。 図4は、図3の調音マットに挿入されているビニールシートに設けられた開口部を示す平面図である。 図5は、実施例1の音響調整装置に携帯端末を搭載する為の保持手段の別の例を示す斜視図である。 図6は、実施例1の音響調整装置に携帯端末を搭載する為の保持手段の更に別の例を示す斜視図である。 図7は、図6の保持手段を示す断面図である。 図8は、図6の保持手段を示す平面図である。 図9は、図6の保持手段に携帯端末を搭載した状態を示す平面図である。 図10は、図6に示した音響調整装置に、携帯端末のコードを逃がす為の切欠きを設けた例を示す斜視図である。 図11は、本発明の実施例1による音響調整装置を支持するスタンド示す斜視図である。 図12は、本発明の実施例2による音響調整装置を示す断面図である。 図13は、実施例2の音響調整装置において、調音マットと携帯端末を離隔する為の凸部を示す平面図である。 図14は、実施例2の音響調整装置において、調音マットと携帯端末を離隔する為の凸部の別の例を示す平面図である。 図15は、実施例2の音響調整装置において、調音マットと携帯端末を離隔する為の凸部の更に別の例を示す断面図である。 図16は、実施例2の音響調整装置において、調音マットと携帯端末を離隔する為の凸部の変形例を示す断面図である。 図17は、実施例1の音響調整装置に携帯端末を搭載する為の保持手段の更に別の例を示す斜視図である。 図18は、実施例1の音響調整装置に携帯端末を搭載する為の保持手段の更に別の例を示す斜視図である。 図19は、図18の音響調整装置の保持手段である小型の吸盤を示す斜視図である。 図20は、図18の音響調整装置の平面図である。 図21は、調音マットと携帯端末を離隔する為の別の手段を備えた音響調整装置を示す平面図である。 図22は、図21に示した音響調整装置の調音マットと携帯端末を離隔する為の手段を示す斜視図である。 図23は、図21に示した音響調整装置を示す断面図である。 図24は、本発明の実施例3による音響調整装置を示す斜視図である。 図25は、本発明の実施例3による音響調整装置の使用状態を示す斜視図である。 図26は、本発明の実施例3による音響調整装置の別の例の使用状態を示す斜視図である。 図27は、本発明の実施例4による音響調整装置の使用状態を示す斜視図である。 図28は、本発明の実施例4による音響調整装置の別の例の使用状態を示す斜視図である。 図29は、本発明の実施例4による音響調整装置の変形例を示す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態による音響調整装置について説明する。この音響調整装置は、スピーカーで再生される音響を調整して改善するものである。この音響の調整(以下、調音と呼ぶ)に多くの特徴を有する。
調音の例としては、例えば、高周波成分が強調されやすい小さなスピーカーでは、高周波成分を吸収し、より柔らかで自然な音響に変化させるといったものである。また、高周波成分の反射を抑えて、音の透明度を高めるといっても良い。更に、スマートフォン、テレビなどの対象となるスピーカーを備えた装置とこの音響調整装置との組み合わせた構成において、音響の伝達特性のより望ましい状態を実現(体感的な音響の改善)すること等を、ここでは調音と称する。
図1は、実施例1による音響調整装置を示す斜視図である。この音響調整装置100は、図2に示したように、スマートフォンや携帯電話といった携帯端末または通信機能を持たない携帯型デジタル音楽プレイヤーなどの携帯機器110を載せて使用するものであり、調音マット102と、携帯機器110を挿入するポケット104とからなる。すなわち、ポケット104は、携帯機器110を音響調整装置に保持する保持手段となっている。
また、側面にはフレーム102fが設けられている。このフレーム102fは、側面のみを覆って比較的柔らかい調音マット102を保護するものである。そして、調音マット102の表面と裏面は共に露出しており、完全に開放している。このことは無駄な反射音を生じさせないという意味で重要である。また、ポケット104は、携帯機器110のスピーカー110sは露出するような大きさとなっている。更に、ポケット104には、携帯機器110の録音マイク110mを露出するような窓104wが設けられている。
調音マット102は、直方体の調音材で構成され、スマートフォンや携帯電話といった小型機器から再生される音響に付随しがちな高音域、具体的には帯域500HZ以上の音圧を大幅に低減させることの出来る調音素材(吸音素材でもある)を用いて作成されている。そして、音楽などを視聴する上で重要な成分については自然な状態で維持されるように、その音響特性が調整(調音)されている。この吸音材料の具体的な材料と、調音方法について以下に説明する。
図3は、調音マット102の構造を示す断面図である。ここで、調音マット102は、ニードルフェルト、ベストレイ、ソフトレイ、グラスウール、サーモウール、フェノール樹脂、ポリウレタンといった材質の吸音シート105aを2枚積層させ、間に音波拡散シートとして機能するビニールシート105bを挟んで接着させたものである。吸音シート105aの他の材質としては、繊維状ミネラルウール、グラスファイバーなどがある。
一枚の吸音シート105aの厚みは1〜2cmであり、ビニールシート105bの厚みは0.1mm〜0.5mm程度である。更に、保護および支持用の軟質塩化ビニル樹脂板105cを裏面に設ける。また、内側の面は布105dが貼ってある。全体として、2〜4cm程度の厚みとなる。
縦と横のサイズに関しては、一般には大きい程その効果が向上する。ここでは、スマートフォン用として、横方向のサイズを12cmから15cm、縦方向のサイズを18cmから25cm程度とする。タブレット型携帯端末用であれば、横方向のサイズを15cmから20cm、縦方向のサイズを25cmから30cm程度とする。
ビニールシート105bは、図4の平面図に示したように、多数の円形開口部105hが設けられている。例えば、開口部105hの直径は2cmで、互いの間隔は7cmである。このような開口部105hを設けることで、入力する音波を横方向に散乱させ、吸音シート105aによる吸音効果を高めることが出来る。また、開口部105hは、入力する音波の一部を通過させることにより、反射と透過のバランスを取り再生音の響きを調整するという調音機能も持っている。
また、ビニールシート105bと吸音シート105aとは粘性接着剤によって接着されている。この粘性接着剤は、ビニールシート105bと吸音シート105aとの間に、一定の粘性を保って介在する。また、この粘性接着剤は、開口部115hを介して、吸音シート115a間にも、一定の粘性を保って介在する。すなわち、使用時においても完全に硬化せず、ネバネバした状態を保っているという点が重要である。
このように吸音シート105aの境界で接着剤が粘着状態を維持している為、高周波領域において、音の反射が抑制され、積層体全体として音の吸収と反射を適宜組合わせて適切な特性が得られ、調音効果を高めることができる。このような構造は、国際出願(出願番号:PCT/JP2011/58944)にも記載されている。
携帯機器110で音楽などを再生すると、筐体が小さい為に、高音域の反響が強調される傾向がある。しかし、図2に示したように、音響調整装置100のポケット104に挿入することで高音域成分が吸収されると共に、その反響が抑えられるので、より自然で聴きやすい再生音が得られる。
事実、この音響調整装置を用いた場合、用いない場合と比べて、スマートフォンの音であっても、楽器の音が聞き分けることができた。また、映画の視聴を行なっても、小さな音でも人の声がハッキリと聞き取ることができた。
更に、発明者の実験によれば、携帯機器110を音響調整装置100のポケット104に挿入した状態で録音を行った場合、その録音状態が改善することが確認された。すなわち、所望の音声と共に録音されてしまうノイズ成分または当該音声スペクトルの歪成分が減少し、その記録音質が良くなるという効果もある。これにより例えば音声認識を利用した場合でも、認識エラーを低減することができ、その有用性を向上させることができた。
このように録音状態が改善するということは、通話の際の環境も改善するということを意味する。すなわち、発話音声と共にマイクへ入力されてしまうノイズ成分または当該音声スペクトルの歪成分が減少し、相手側で聞こえる音声の質が向上する。更に、発話側の音声は相手側へ伝わるだけではなく、発話側でも再生される。従って、相手側からの音声(再生音)に乗る発話側音声のノイズレベルも抑制され、それに伴い自分の声の調整がしやすくなる。これにより、更なる通話環境の改善が期待される。
なお、ポケット104は透明なビニールシートで作成されており、携帯機器110の画面が見えるようになっている。しかし、質感のある布製としてもよい。また、図5に示したように、上部と下部のみで固定するようにしてもよい。この場合、上部は面ファスナーを備えたベルト106とすると、携帯機器110の形状の違いを吸収できる。
更に、図6の斜視図や図7の断面図に示したように、調音マット102と同じ形状のスポンジ層112を、調音マット102に重ねるように貼り付け、柔らかなスポンジ層112の凹部108に携帯機器110を嵌めこむようにしてもよい。凹部108の深さは、概ね嵌めこむ携帯機器110の厚みと同程度で良い。
この場合、スポンジ層112の凹部108は、図8や図9に示したように、四隅に切り込み108cを入れて携帯機器110の嵌めこみを容易にする構造となっている。この切り込み108cによって、携帯機器110の大きさの違いを吸収することができ、より多くの機種に対応可能となっている。また、図10に示したように、携帯機器110のコード110pを逃がす為の切欠き108pを設けても良い。
なお、図6では省略しているが、この場合も、図1のフレーム102fと同様のフレーム108fが設けられている。図7の断面図に示したように、フレーム108fは、調音マット102とスポンジ層112からなる直方体の側面を覆っている。図10に示したような切欠き108pを設ける場合は、フレーム108fの側にも、この切欠き108pに対応する位置に切欠きを設けて、携帯機器110のコード110pを逃がすようにする。
携帯機器110を載せた音響調整装置100は、そのまま横にしても良いし、壁などに立て掛けるようにして利用しても良い。また、図11に示したように、スタンド120に置いても良い。なお、この音響調整装置は、音楽の視聴以外でも、語学の勉強、受験の授業視聴、ゲームなど幅広い活用ができる。
この実施例は、実施例1による音響調整装置と比較して、携帯機器の保持手段の構成のみが異なる。以下、実施例1と相違する構成を中心に説明する。
本発明者の実験によれば、調音マット102に携帯機器110が接している場合よりも、若干離れている場合の方が、体感的に音の輪郭が明瞭になることが分かった。そこで、実施例2では、調音マット102と携帯機器110の間に、隙間が生じるような構造となっている。
図12に、この実施例による音響調整装置の断面図を示す。ここでポケット104の内側に対向する調音マット102の表面には、多数の凸部104rが設けられている。この凸部104rにより、携帯機器110をポケット104に挿入した場合、調音マット102と携帯機器110の間に、隙間が形成される。
この凸部104rは、例えばポケット104のビニールシートと同じ材質で形成され、図13の平面図に示したように、携帯機器110を支持するように互いに離隔して設けられている。また、図14の平面図に示したように、上下(図では左右)2本の長方形の凸部104r'としても良い。更に、図15の断面図に示したように、断面波型のスポンジ層104pをポケット104の内側に対向する調音マット102の表面に貼り付けても良い。いずれも、形成すべき隙間の大きさに対応して、その高さ(厚み)は3mm乃至7mm、例えば5mmとする。
また、図16に示したように、ポケット104の内の凸部の高さ(厚み)を上下(図では左右)で変えることで、通常は上(図では右)側に位置する携帯機器110のスピーカーを調音マット102から離隔するようにしても良い。この図では、図14の長方形の凸部を、より厚い凸部104bとより薄い凸部104sとしているが、他の形態でも同様にできる。例えば、図24では、図6のスポンジ層112の凹部108の底部を斜めにして、断面波型としている。
このような構成により、調音マット102と携帯機器110の間に空気の隙間が介在することになる。この空気の隙間は、音波の反射や干渉に影響し、結果的に音響の調整機能を果たすこととなり、体感的に音質の改善に至ると考えられる。
ポケット104の内の凸部の高さ(厚み)を上下(図では左右)で変えることで、通常は上(図では右)側に位置する携帯機器110のスピーカーを調音マット102から離隔するようにしても良い。この図では、図14の長方形の凸部を、より厚い凸部104bとより薄い凸部104sとしているが、他の形態でも同様にできる。例えば、図24では、図6のスポンジ層112の凹部108の底部を斜めにして、断面波型としている。
更に、図18に示したように、上記実施例と同様の調音マット102を用い、その表面に直径1cm〜2cm程度の小型の吸盤121を複数設けることもできる。この吸盤121に、携帯機器110の裏面を貼り付けるようにすれば、任意の場所、任意の姿勢での利用が容易になる。この吸盤121としては、図19に示したような一般的なポリ塩化ビニル製の吸盤パーツを用いることができる。すなわち、このような吸盤パーツ121を保持手段とすることで、図20に示したように、携帯機器110を調音マット102から3mm乃至7mm、例えば5mm程度離して固定的に支持できる。
更に、上記実施例で用いたような直方体の調音マット102に代えて、図21に示したような円形(円筒状)の調音マット132を用いて、音響調整装置130を構成することもできる。ここで、円筒状調音マット132の上面には、等間隔で多数のロッド134が植設されている。このロッド134は、ポリ塩化ビニル製であり、図22に示したように直径5mmの細長い円筒形をしている。そして、その外側には更にABS樹脂製の円筒外壁136が設けられている。
ロッド134の高さは、中心で2cmであり、図23の断面図に示したように周囲に向かって低くなっている。円筒外壁136に最も近いロッド134では、高さ5mmとなっている。
その更に外側の円筒外壁136は半径10cm、高さ3cmとなっており、図23に示したように、円筒状調音マット132と整合する外周を持っている。この音響調整装置130に携帯機器110を載置すると、図示の通り円筒外壁136によって、携帯機器110のズレ落ちが防止される。
図24は、実施例3による音響調整装置を示す斜視図である。この音響調整装置200は、調音パネル202と、この調音ユニットを直立に支持する支持部材であるスタンド204とからなる。この調音パネル202は、調音素材を主体に構成され、そのサイズを除いて実施例1の調音マット102と同じものである。
この音響調整装置200は、吸音性能が優れているため、調音パネルの向こう側に空間が広がっているような効果をもたらす。従って、スピーカーの後ろ側に置くことにより、小さな部屋であっても奥行きのある音響を楽しむことが出来る。
例えば、図25に示したようにステレオシステムのスピーカー210の後ろ側に置いて使用したり、図26に示したように、テレビ260の後ろ側に置いて使用したりする。ステレオスピーカー用の場合、調音パネル202Sの大きさは、高さと幅の両方についてスピーカー210の大きさの1.5倍から2倍程度であれば良い。
また、テレビ用の場合、調音パネル202Tの大きさは、高さと幅の両方について左右のスピーカー260L、260Rの左端から右端までの距離の1.5倍から2倍程度であれば良い。また、テレビ用の場合、調音パネル202はテレビ260の大きさの1.5倍から2倍程度の大きさとする。例えば、40インチのテレビであれば、60インチから80インチ程度の大きさとする。
図27は、実施例3による音響調整装置を示す斜視図である。この音響調整装置300は、スピーカー210の背面側だけではなく、側面をも覆うような構造となっている。すなわちこの音響調整装置300の調音パネル302は、後方パネル302B、左パネル302L、右パネル302Rからなり、実施例2の調音パネル202と同様の調音材で形成される。
後方パネル302Bの大きさは、実施例1の調音パネル202よりはやや小さめで、高さと幅の両方についてスピーカー210の大きさの1.3倍から1.2倍程度の大きさとする。これは、左パネル302Lおよび右パネル302Rが、横方向の音響の調音を行うためである。左パネル302Lおよび右パネル302Rの大きさ(音響調整装置300の奥行き)は、スピーカー210の奥行きと同程度で良い。
図28に示したように、この実施例3による音響調整装置を更に大きくして、テレビ260の背面および側面を覆うことができるようにして、テレビからの音響を改善することも出来る。更に、図29に示したように、上側と下側にもパネル302U、302Dを設けて箱型にしても良い。
本発明による音響調整装置を利用すれば、スマートフォンなどのスピーカーを備えた携帯機器110の音質を向上させることができ、ヘッドホンなどを用いなくとも、音楽などをより良く楽しむことができる。
また、上記の携帯機器に限らず、腕時計型端末、カメラや小型ビデオ再生機、ラジオ、携帯型デジタル音楽プレイヤー、ICレコーダー、プロジェクターなどの小型スピーカーが内蔵されているデバイス全般にも適用可能で、本発明による音響調整装置を利用することにより、音質の改善が可能である。
更に、本発明による音響調整装置を利用すれば、スマートフォンなどの録音マイクを備えた携帯機器110で録音を行う際に、その録音の記録音質を改善することができる。これにより音声認識を利用した場合でも、認識エラーを低減することができ、その有用性を向上させることができる。
また、本発明による音響調整装置を利用すれば、特別な工夫をしなくても、家庭内でテレビやステレオなどをより良い音で楽しむことができる。
100 音響調整装置
102 調音マット
102f フレーム
104 ポケット
104b 凸部
104p スポンジ層
104r 凸部
104s 凸部
104w 窓
105a 吸音シート
105b ビニールシート
105c 軟質塩化ビニル樹脂板
105d 布
105h 円形開口部
106 ベルト
108 凹部
108c 切り込み
108f フレーム
108p 切欠き
110 携帯機器
110s スピーカー
110m 録音マイク
112 スポンジ層
120 スタンド
121 吸盤
130 音響調整装置
132 円筒状調音マット
132 調音マット
134 円筒壁
136 円筒外壁
200 音響調整装置
202 調音パネル
202S 調音パネル
202T 調音パネル
204 スタンド
210 スピーカー
260 テレビ
300 音響調整装置
302 調音パネル
302B 後方パネル
302L 左パネル
302R 右パネル

Claims (14)

  1. 調音マットと、
    スピーカーを備えた電子機器を前記調音マットに保持するための保持手段とからなり、
    前記調音マットは、前記電子機器を保持した状態において、前記スピーカーから出力される音響を調整する調音手段を備えており、
    前記調音手段は吸音部材を含み、前記吸音部材は複数枚の吸音シートを、接着剤を用い、積層体として一体的に接合することで形成されることを特徴とする音響調整装置。
  2. 前記接着剤は接合後も固化することなく、使用時においてその粘性を保持した状態を維持する粘性接着剤であり、前記調音手段として機能することを特徴とする請求項に記載の音響調整装置。
  3. 前記積層体は、隣接する前記吸音シートの間に樹脂シートを挟んで積層されていることを特徴とする請求項に記載の音響調整装置。
  4. 前記樹脂シートの厚みは0.1mm〜0.5mmであることを特徴とする請求項に記載の音響調整装置。
  5. 前記樹脂シートには、複数個の開口部が設けられており、前記接着剤はこの開口部においては、前記吸音シートを直接接合し、開口部以外では前記樹脂シートを介して前記吸音シートを接合することを特徴とする請求項に記載の音響調整装置。
  6. 前記電子機器を前記調音マットに保持した状態で、前記調音マットと前記電子機器との間に一定の隙間を確保する手段を更に設けたことを特徴とする請求項に記載の音響調整装置。
  7. 前記調音マットと前記電子機器との間に一定の隙間を確保する手段は、前記調音マットの表面に設けられた複数の吸盤であることを特徴とする請求項に記載の音響調整装置。
  8. 前記調音マットは円筒状となっており、前記調音マットと前記電子機器との間に一定の隙間を確保する手段は、前記調音マットの表面から上方へ延びた多数のロッドからなり、このロッドは前記調音マットの中心で最も長く、周囲に向かって徐々に短くなっていることを特徴とする請求項に記載の音響調整装置。
  9. 前記調音マットと前記電子機器との間の隙間は、3mm乃至7mmであることを特徴とする請求項に記載の音響調整装置。
  10. 前記吸音シートの積層体側面を保持するフレームを更に備えたことを特徴とする請求項に記載の音響調整装置。
  11. 前記フレームは、積層体側面のみを支持する形状であり、前記保持手段の設けられている表面と、その反対側の裏面は開放していることを特徴とする請求項10に記載の音響調整装置。
  12. 前記保持手段は、前記調音マットに貼り付けられている袋状のポケットであることを特徴とする請求項11に記載の音響調整装置。
  13. 前記保持手段は、面ファスナーを備えたベルトであることを特徴とする請求項11に記載の音響調整装置。
  14. 前記保持手段は、前記電子機器よりも小さく、前記電子機器を収納可能な凹部が設けられたスポンジ状保持手段であって、前記調音マットの表面に設けられていることを特徴とする請求項11に記載の音響調整装置。
JP2013161774A 2013-08-02 2013-08-02 音響調整装置 Active JP6294026B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013161774A JP6294026B2 (ja) 2013-08-02 2013-08-02 音響調整装置
US14/444,258 US9704466B2 (en) 2013-08-02 2014-07-28 Sound control apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013161774A JP6294026B2 (ja) 2013-08-02 2013-08-02 音響調整装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015031844A JP2015031844A (ja) 2015-02-16
JP2015031844A5 JP2015031844A5 (ja) 2016-09-15
JP6294026B2 true JP6294026B2 (ja) 2018-03-14

Family

ID=52426648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013161774A Active JP6294026B2 (ja) 2013-08-02 2013-08-02 音響調整装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9704466B2 (ja)
JP (1) JP6294026B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104777699B (zh) * 2015-04-17 2017-12-05 上海东方传媒技术有限公司 吸音灯光箱
USD998614S1 (en) * 2018-01-18 2023-09-12 Clinton Electronics Corporation Portrait public view monitor
KR102594035B1 (ko) * 2018-08-06 2023-10-25 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치
USD972641S1 (en) * 2020-04-17 2022-12-13 Solum Co., Ltd. Electronic shelf label
USD946655S1 (en) * 2020-04-17 2022-03-22 Solum Co., Ltd. Electronic shelf label
USD946656S1 (en) * 2020-04-17 2022-03-22 Solum Co., Ltd. Electronic shelf label
USD972640S1 (en) * 2020-04-17 2022-12-13 Solum Co., Ltd. Electronic shelf label
USD947285S1 (en) * 2020-07-28 2022-03-29 Shenzhen Zhenyuexing Molding Co., Ltd. Advertising machine
CN113421566B (zh) * 2021-08-20 2021-11-12 航天科工通信技术研究院有限责任公司 基于风噪用便携式语音减噪装置

Family Cites Families (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2552309A (en) * 1947-10-10 1951-05-08 Rca Corp Acoustic diaphragm and baffle
US3443661A (en) * 1968-06-28 1969-05-13 Budd Co Package for radio
US4493471A (en) * 1983-02-14 1985-01-15 Mcinnis Donald E Sound speaker stand for attenuating vibrations
US5138656A (en) * 1991-05-31 1992-08-11 Abraham Shanes Intercom with transducer enclosure to attenuate resonant frequencies
US5197707A (en) * 1991-07-29 1993-03-30 Kohan Barry A Isolation platform and method
JPH0549081A (ja) * 1991-08-09 1993-02-26 Pioneer Electron Corp スピーカシステム
US5360108A (en) * 1993-08-24 1994-11-01 Sedi S.R.L. Electronic device shock absorber
JP2696801B2 (ja) 1993-10-29 1998-01-14 日本コロムビア株式会社 音響パネル
AU726119B2 (en) * 1996-09-27 2000-11-02 Pandrol Limited Elastic pad, especially under-rail
US5929395A (en) * 1997-12-29 1999-07-27 Bizlewicz; F. Peter Vibrational energy absorption platform
US6012542A (en) * 1999-06-15 2000-01-11 Accordino; John A. Bass amplifying system for radios
US7325649B1 (en) * 1999-09-23 2008-02-05 Farnsworth & Budge, Llc Loudspeaker with progressively damped acoustical chamber
US20040213405A1 (en) * 1999-11-09 2004-10-28 Bud Wilcox Portable phone holder
US20010039200A1 (en) * 2000-04-20 2001-11-08 Henry Azima Portable communications equipment
DE10037594A1 (de) * 2000-08-02 2002-02-14 Sebert Schwingungstechnik Gmbh Gerät der Audioelektrik oder -elektronik oder Komponente desselben
US6845841B2 (en) * 2001-07-06 2005-01-25 Aluralex Acoustics Acoustic isolator
JP2004159683A (ja) * 2002-11-08 2004-06-10 Akio Hiratsuka 折畳式携帯電話機用収納ケース
US7140586B2 (en) * 2004-04-27 2006-11-28 Belkin Corporation Apparatus capable of holding an object
EP1788835B1 (en) * 2004-09-27 2013-07-31 Panasonic Corporation Loudspeaker system
WO2007054878A1 (en) * 2005-11-09 2007-05-18 Nxp B.V. Arrangement for optimizing the frequency response of an electro-acoustic transducer
TWM295979U (en) * 2005-12-30 2006-08-21 Inventec Appliances Corp Display rack for portable electronic device
US7778431B2 (en) * 2006-03-24 2010-08-17 Sony Ericsson Mobile Communications, Ab Sound enhancing stands for portable audio devices
USD563431S1 (en) * 2006-08-08 2008-03-04 Lifepod Llc Carrying case with integrated speaker system and portable media player with control window
USD605188S1 (en) * 2008-09-24 2009-12-01 Richard J. Martinez Suction cup holder for a cellular telephone
CN102422653B (zh) * 2009-03-20 2014-09-17 麦耶声音实验室股份有限公司 带有被动低频方向性控制的扬声器
US8387790B2 (en) * 2010-11-12 2013-03-05 General Motors Llc Holder for a telecommunications device
CA2835178A1 (en) * 2011-04-08 2012-10-11 House 119 Inc. Sound absorbing member lamination structure
US8857559B2 (en) * 2011-06-14 2014-10-14 Chris Reviel Speaker cabinet and method for fabrication
CN103718567B (zh) * 2011-07-21 2017-09-08 喜恩吉股份有限公司 安装自共振型发声扬声器的方法
US20130032432A1 (en) * 2011-08-02 2013-02-07 Slotta Mark R Slip Resistant Cover For Portable Electronics
KR101890145B1 (ko) * 2011-09-20 2018-08-22 삼성전자주식회사 스피커 음 증폭 경로를 갖는 휴대 단말기용 보호 케이스
US8522917B1 (en) * 2012-05-25 2013-09-03 Kwang J Oh Cell phone sound amplifying extend cup
US8885338B1 (en) * 2012-06-15 2014-11-11 Timothy E. Simpson Computer tablet holder
US20150041244A1 (en) * 2013-08-07 2015-02-12 Rackel Industries Limited Universal Tablet Holder
JP2015089137A (ja) * 2013-11-01 2015-05-07 イノチップ テクノロジー シーオー エルティディー 音響増幅箱及びこれを備える音響増幅装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9704466B2 (en) 2017-07-11
US20150034413A1 (en) 2015-02-05
JP2015031844A (ja) 2015-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6294026B2 (ja) 音響調整装置
US7162048B2 (en) Structure around a speaker unit and applied electric or electronic apparatus thereof
FI126874B (fi) Laite äänen kokonaisvaltaiseen aistimiseen
US9942640B2 (en) Sound output apparatus, sound output method and image display apparatus
JP2008516509A (ja) パネル音響トランスデューサを有する表示装置及び透光性パネル音響トランスデューサ
KR19990044032A (ko) 라우드스피커를 포함한 디스플레이 스크린
US11005984B2 (en) Audio device with a stiffening structure
US10149044B2 (en) Vibration damping structure for audio device
US20060239479A1 (en) Transmission of acoustic vibrations to a surface over the display of a mobile device
US11564023B2 (en) Display apparatus and electromagnetic actuator
US20110158448A1 (en) Speakerbox
US9363588B2 (en) Panel-form loudspeaker
JP5588752B2 (ja) 透明音響壁体
KR20220043000A (ko) 사운드박스 어셈블리, 디스플레이 장치, 오디오 출력 방법 및 장치
JP2007251421A (ja) 映像音声出力装置
KR101614509B1 (ko) 진동식 음향 출력장치
JP2002281579A (ja) スピーカユニットの周辺構造及び電気電子応用機器
JP3115814U (ja) 枕用スピーカ装置
JP7108762B2 (ja) スピーカシステム、表示装置、テレビジョン装置
JP3178937U (ja) 携帯電話機用ケース
JP2014007444A (ja) 電子機器、制御方法及び制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160727

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160727

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170707

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170721

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6294026

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350