JP6293581B2 - 力覚提示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザの皮膚を刺激してユーザに力覚を提示する力覚提示装置に関する。
従来、ユーザの皮膚を刺激してユーザに力覚を提示する力覚提示装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の力覚提示装置は、ユーザの指先が接触する受感部と、受感部を移動可能に保持するリターンヨークとを備えている。受感部には、ボビンが固定されており、ボビンには、コイルが巻回されている。リターンヨークには、永久磁石が固定されている。この力覚提示装置では、コイルと永久磁石とから構成される磁気駆動機構によって、リターンヨークに対して感受部を3軸方向へ移動させることが可能となっており、コイルに電流を供給することで、感受部を移動させてユーザに力覚を提示している。
特開2013−149005号公報
近年、力覚提示装置は、ゲーム機の操作ボタン等の様々な用途で使用され始めている。また、近年、力覚提示装置の市場では、ユーザの皮膚を効果的に刺激して、より直感的なリアリティ性の高い力覚をユーザに提示することが可能な力覚提示装置が要求されている。
そこで、本発明の課題は、ユーザの皮膚を効果的に刺激して、より直感的なリアリティ性の高い力覚をユーザに提示することが可能な力覚提示装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の力覚提示装置は、力覚を提示する力覚提示部を有する可動体と、可動体を揺動可能に支持する支持体と、可動体と支持体とを繋ぐ弾性部材と、支持体に対して可動体を揺動させる揺動機構とを備え、可動体は、可動体の重心位置を二次元的または三次元的に変える重心変更機構を備えることを特徴とする。
本発明の力覚提示装置は、力覚提示部を有する可動体を支持体に対して揺動させる揺動機構を備え、可動体は、可動体の重心位置を二次元的または三次元的に変える重心変更機構を備えている。そのため、本発明では、二次元的または三次元的に重心位置が変わる可動体を支持体に対して揺動させることが可能になり、二次元的または三次元的に可動体の重心位置を変えながら、様々な揺動量および揺動周波数で様々な方向へ支持体に対して可動体を揺動させることが可能になる。すなわち、本発明では、力覚提示部を有する可動体を様々な状態で揺動させることが可能になる。したがって、本発明では、力覚提示部に接触するユーザの皮膚に多様な触覚を与えることが可能になり、その結果、ユーザの皮膚を効果的に刺激して、より直感的なリアリティ性の高い力覚をユーザに提示することが可能になる。
本発明において、重心変更機構は、磁性体で形成され可動体の内部に配置される重心変更部材と、重心変更部材を磁気的に吸引するための複数の駆動用コイルとを備え、少なくとも1個の駆動用コイルに電流を供給して重心変更部材を移動させることで、可動体の重心位置を変えることが好ましい。このように構成すると、比較的簡易な構成で、可動体の重心位置を変えることが可能になる。したがって、重心変更機構を小型化することが可能になり、その結果、力覚提示装置を小型化することが可能になる。
本発明において、重心変更機構は、互いに直交する3方向での重心変更部材の往復移動が可能となるように配置される6個の駆動用コイルを備えることが好ましい。このように構成すると、可動体の重心位置を三次元的に変えることが可能になり、可動体の重心位置をより多様な位置へ変えることが可能になる。したがって、力覚提示部を有する可動体をより多様な状態で揺動させることが可能になり、その結果、力覚提示部に接触するユーザの皮膚により多様な触覚を与えることが可能になる。
本発明において、重心変更機構は、たとえば、中空状に形成され重心変更部材が内部に収容される収容部材を備えている。この場合には、収容部材の中で重心変更部材を保持することができる。
本発明において、たとえば、重心変更部材は、固体状に形成され、重心変更機構は、重心変更部材と収容部材とを繋ぐ第2の弾性部材を備えている。この場合には、駆動用コイルに電流が供給されていないときの重心変更部材の位置を安定させることが可能になる。また、この場合には、第2の弾性部材は、たとえば、バネ部材である。
本発明において、重心変更部材は、球状に形成されていることが好ましい。このように構成すると、重心変更部材が可動体の内部で移動しやすくなる。したがって、駆動用コイルに供給される電流の値を小さくしても、可動体の重心位置を容易に変えることが可能になる。また、本発明において、重心変更部材は、磁性流体であっても良い。
本発明において、弾性部材は、導電性材料で形成されるバネ部材であり、駆動用コイルは、弾性部材に接続され、駆動用コイルには、弾性部材を介して電流が供給されることが好ましい。このように構成すると、可動体と支持体とを繋ぐ弾性部材を利用して、駆動用コイルに電流を供給することが可能になる。したがって、駆動用コイルに電流を供給するための部材が可動体と支持体との間に別途、設けられている場合と比較して、力覚提示装置の構成を簡素化することが可能になる。
本発明において、重心変更機構は、回動中心軸と、可動体の内部に配置され回動中心軸を中心に回動可能な重心変更部材と、回動中心軸を中心にして重心変更部材を回動させる回動機構とを備え、重心変更部材の重心位置は、回動中心軸の軸方向から見たときに回動中心軸からずれていても良い。この場合には、回動中心軸に対する重心変更部材の回転角度によって可動体の重心位置を変えることが可能になる。したがって、可動体の重心位置を精度良く設定することが可能になる。また、この場合には、回動機構は、たとえば、ステッピングモータを備えている。
本発明において、重心変更機構は、回動中心軸の軸方向へ重心変更部材を移動させる移動機構を備えていることが好ましい。このように構成すると、可動体の重心位置を三次元的に変えることが可能になり、可動体の重心位置をより多様な位置へ変えることが可能になる。したがって、力覚提示部を有する可動体をより多様な状態で揺動させることが可能になり、その結果、力覚提示部に接触するユーザの皮膚により多様な触覚を与えることが可能になる。
本発明において、重心変更機構は、固体状の重心変更部材と、互いに直交する3方向のうちの少なくとも2方向で重心変更部材を往復移動させる複数の圧電素子または磁歪素子とを備えていても良い。
本発明において、揺動機構は、たとえば、可動体および支持体のいずれか一方に固定される揺動用磁石と、可動体および支持体のいずれか他方に固定される揺動用コイルとを備えている。また、本発明において、たとえば、力覚提示部の少なくとも一部は、支持体の外部に突出している。
本発明において、支持体は、可動体の揺動範囲を規制する第1規制部を備えることが好ましい。また、本発明において、揺動機構は、所定の第1方向で互いに対向配置される第1揺動用磁石および第1揺動用コイルと、第1方向に直交する第2方向で互いに対向配置される第2揺動用磁石および第2揺動用コイルとを備え、支持体は、第1方向と第2方向とに直交する第3方向での可動体の可動範囲を規制する第2規制部を備えることが好ましい。このように構成すると、支持体に対する可動体の過剰な動きを防止することが可能になる。したがって、可動体と支持体とを繋ぐ弾性部材の損傷を防止することが可能になる。
本発明において、揺動機構の動力で揺動する可動体の揺動周波数は、50Hz以下であることが好ましい。本願発明者の検討によると、可動体の揺動周波数が50Hz以下であれば、力覚提示部に接触するユーザの皮膚に対して効果的な触覚を与えることが可能になる。
以上のように、本発明の力覚提示装置では、ユーザの皮膚を効果的に刺激して、より直感的なリアリティ性の高い力覚をユーザに提示することが可能になる。
本発明の実施の形態にかかる力覚提示装置の縦断面図である。 図1のE−E断面の断面図である。 本発明の実施の形態1にかかる重心変更機構の概略構成を示す斜視図である。 実施の形態1の変形例にかかる収容部材の斜視図である。 本発明の実施の形態2にかかる重心変更機構の概略構成を説明するための縦断面図である。 図5のF−F方向から重心変更部材を示す図である。 本発明の実施の形態3にかかる重心変更機構の概略構成を説明するための平面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
[実施の形態1]
(力覚提示装置の構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかる力覚提示装置1の縦断面図である。図2は、図1のE−E断面の断面図である。図3は、本発明の実施の形態1にかかる重心変更機構8の概略構成を示す斜視図である。
本形態の力覚提示装置1は、ユーザの皮膚を刺激してユーザに力覚を提示するための装置であり、たとえば、ゲーム機の操作ボタン等で使用される。この力覚提示装置1は、ユーザに力覚を提示する力覚提示部2aを有する可動体2と、可動体2を揺動可能に支持する支持体3と、可動体2と支持体3とを繋ぐ弾性部材としてバネ部材4と、支持体3に対して可動体2を揺動させる揺動機構5とを備えている。
以下の説明では、図1等に示すように、互いに直交する3方向のそれぞれをX方向、Y方向およびZ方向とし、X方向を「左右方向」、Y方向を「前後方向」、Z方向を「上下方向」とする。また、Z1方向側を「上」側、Z2方向側を「下」側とする。本形態では、左右方向(X方向)は第1方向であり、前後方向(Y方向)は第1方向に直交する第2方向であり、上下方向(Z方向)は第1方向と第2方向とに直交する第3方向である。
可動体2は、上述の力覚提示部2aに加えて、本体部2bを備えている。力覚提示部2aは、本体部2bの上端面から上側へ突出するように形成されている。また、力覚提示部2aの上端側の一部は、支持体3の外部に突出しており、力覚提示部2aの上端面にユーザの指Fが接触する。なお、本形態では、力覚提示部2aの上端面にユーザの指Fが直接、接触するようになっているが、力覚提示部2aの上端側に別部材が取り付けられても良い。この場合には、この別部材にユーザの指Fが接触する。あるいは、この別部材がユーザによって握られる。
本体部2bは、上下方向から見たときの形状が略正方形状となる四角柱状に形成されている。本体部2bの4つの側面は、前後方向と上下方向とから構成されるYZ平面または上下方向と左右方向とから構成されるZX平面と平行になっている。また、上下方向から見たときの本体部2bの外形は、上下方向から見たときの力覚提示部2aの外形よりも大きくなっている。本体部2bは、中空状に形成されている。
可動体2は、可動体2の重心位置を三次元的に変える(すなわち、可動体2の重心位置を三次元方向で変える)重心変更機構8を備えている。重心変更機構8は、図3に示すように、磁性体で形成され所定の重量を有する重心変更部材9と、中空状に形成され重心変更部材9が内部に配置される収容部材10と、重心変更部材9を磁気的に吸引するための複数の駆動用コイル11とを備えている。また、重心変更機構8は、本体部2bの内部に配置されている。すなわち、重心変更部材9、収容部材10および複数の駆動用コイル11は、可動体2の内部に配置されている。
重心変更部材9は、球状に形成されている。また、重心変更部材9は、軟磁性体で形成されている。収容部材10は、本体部2bに固定されている。この収容部材10は、たとえば、非磁性体で形成されている。また、収容部材10は、たとえば、球状に形成されており、収容部材10の内部には、重心変更部材9が収容される球状の収容空間が形成されている。本形態では、1個の重心変更部材9が収容部材10の内部に収容されている。重心変更部材9は、収容部材10の内部の収容空間において自由に移動できるようになっている。なお、重心変更部材9は、永久磁石であっても良い。
駆動用コイル11は、空芯状に巻回された空芯コイルである。本形態の重心変更機構8は、6個の駆動用コイル11を備えている。6個の駆動用コイル11は、収容部材10の外側に配置されている。具体的には、6個の駆動用コイル11のうちの2個の駆動用コイル11は、左右方向で収容部材10を挟むように配置され、残りの4個のうちの2個の駆動用コイル11は、前後方向で収容部材10を挟むように配置され、残りの2個の駆動用コイル11は、上下方向で収容部材10を挟むように配置されている。すなわち、本形態では、左右方向、前後方向および上下方向の3方向での重心変更部材9の往復移動が可能となるように、6個の駆動用コイル11が配置されている。また、空芯状に巻回された駆動用コイル11は、その巻回の軸方向が球状に形成される収容部材10の中心を通過するように配置されている。6個の駆動用コイル11は、本体部2bに固定されている。
重心変更機構8では、6個の駆動用コイル11のうちの少なくとも1個の駆動用コイル11に電流が供給されると、電流が供給された駆動用コイル11と重心変更部材9の間に生じる磁気的吸引力によって重心変更部材9が移動する。たとえば、左右方向で収容部材10を挟むように配置される2個の駆動用コイル11のうちの一方の駆動用コイル11に電流が供給されると、重力の影響で収容部材10の内部の下端にあった重心変更部材9(図3の破線で示す重心変更部材9)が、電流が供給された駆動用コイル11と重心変更部材9の間に生じる磁気的吸引力によって、図3の二点鎖線で示す位置へ移動する。また、重心変更部材9が移動すると、可動体2の重心位置が変わる。
すなわち、重心変更機構8は、少なくとも1個の駆動用コイル11に電流を供給して重心変更部材9を移動させることで、可動体2の重心位置を変えている。本形態では、収容部材10の内部が球状の収容空間となっているため、6個の駆動用コイル11の通電方向および通電量を調整することで、収容部材10の内部において、三次元の任意の方向へ重心変更部材9を移動させることが可能になる。なお、駆動用コイル11は、たとえば、棒状に形成される軟磁性体に巻回されても良い。
支持体3は、可動体2の下面および側面を覆うケース体14と、可動体2の上面側を覆うカバー15とを備えている。ケース体14は、底部14aと筒部14bとを有する底付きの略四角筒状に形成されている。底部14aは、ケース体14の下面を構成している。底部14aの上面には、ストッパ16が固定されている。本形態では、ストッパ16の上面に可動体2の下端が接触すると、上下方向での可動体2の移動範囲が規制される。具体的には、ストッパ16の上面に可動体2の下端が接触すると、ユーザの指Fが可動体2を押し込む方向である下方向への可動体2の移動範囲が規制される。本形態のストッパ16は、上下方向での可動体2の移動範囲を規制する第2規制部である。
カバー15は、筒部14bの上端に固定されている。カバー15の中心には、上下方向に貫通する貫通孔15aが形成されている。力覚提示部2aの上端側の一部は、貫通孔15aを通過して支持体3の外部に突出している。すなわち、力覚提示部2aの上端側部分は、貫通孔15aの中に配置されている。本形態では、貫通孔15aの縁に力覚提示部2aの上端側部分が接触すると、可動体2の揺動範囲が規制される。本形態のカバー15は、可動体2の揺動範囲を規制する第1規制部である。
バネ部材4は、たとえば、板バネ、線バネあるいは引張りコイルバネである。このバネ部材4は、金属等の導電性を有する導電性材料で形成されている。また、バネ部材4は、可動体2に固定される可動体固定部と、支持体3に固定される支持体固定部と、可動体固定部と支持体固定部とを繋ぐ腕部とを備えている。可動体固定部には、駆動用コイル11が電気的に接続されている。本形態では、支持体3側に配置される電源(図示省略)からバネ部材4を介して駆動用コイル11に電流が供給される。
揺動機構5は、可動体2の本体部2bの4つの側面のそれぞれに固定される4個の揺動用磁石18と、ケース体14の筒部14bの4つの内側面のそれぞれに固定される4個の揺動用コイル19とを備えている。揺動用磁石18は、たとえば、略長方形の平板状に形成された永久磁石である。揺動用コイル19は、たとえば、空芯状に巻回された空芯コイルである。揺動用磁石18と揺動用コイル19とは、互いに対向するように配置されている。本形態では、左右方向で互いに対向配置される揺動用磁石18、揺動用コイル19のそれぞれは第1揺動用磁石、第1揺動用コイルであり、前後方向で互いに対向配置される揺動用磁石18、揺動用コイル19のそれぞれは第2揺動用磁石、第2揺動用コイルである。
揺動用コイル19に電流が供給されると、可動体2の上下方向の軸が上下方向に対して傾くように、可動体2が揺動する。本形態では、揺動機構5の動力で揺動する可動体2の揺動周波数は、50Hz以下となっている。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、力覚提示装置1は、力覚提示部2aを有する可動体2を支持体3に対して揺動させる揺動機構5を備え、可動体2は、可動体2の重心位置を三次元的に変える重心変更機構8を備えている。そのため、本形態では、三次元的に重心位置が変わる可動体2を支持体3に対して揺動させることが可能になり、三次元的に可動体2の重心位置を変えながら、様々な揺動量および揺動周波数でかつ様々な方向へ支持体3に対して可動体2を揺動させることが可能になる。すなわち、本形態では、力覚提示部2aを有する可動体2を様々な状態で揺動させることが可能になる。したがって、本形態では、力覚提示部2aに接触するユーザの指Fに多様な触覚を与えることが可能になり、その結果、ユーザの皮膚を効果的に刺激して、より直感的なリアリティ性の高い力覚をユーザに提示することが可能になる。
特に本形態では、左右方向、前後方向および上下方向の3方向での重心変更部材9の往復移動が可能となるように、6個の駆動用コイル11が配置されており、かつ、収容部材10の内部が球状の収容空間となっているため、上述のように、6個の駆動用コイル11の通電方向および通電量を調整することで、収容部材10の内部において、三次元の任意の方向へ重心変更部材9を移動させることが可能となっている。したがって、本形態では、可動体2の重心位置をより多様な位置へ変えることが可能になり、力覚提示部2aを有する可動体2をより多様な状態で揺動させることが可能になる。その結果、本形態では、力覚提示部2aに接触するユーザの指Fにより多様な触覚を与えることが可能になる。
また、本形態では、揺動機構5の動力で揺動する可動体2の揺動周波数が50Hz以下となっているため、本願発明者の検討によると、力覚提示部2aに接触するユーザの指Fに対して効果的な触覚を与えることが可能になる。したがって、本形態では、ユーザの皮膚をより効果的に刺激することが可能になる。
本形態では、重心変更機構8は、収容部材10の内部に配置される重心変更部材9と、重心変更部材9を磁気的に吸引するための6個の駆動用コイル11とを備え、少なくとも1個の駆動用コイル11に電流を供給して重心変更部材9を移動させることで、可動体2の重心位置を変えている。そのため、本形態では、比較的簡易な構成で、可動体2の重心位置を変えることが可能になる。したがって、本形態では、重心変更機構8を小型化することが可能になり、その結果、力覚提示装置1を小型化することが可能になる。
本形態では、重心変更部材9は、球状に形成されている。そのため、本形態では、重心変更部材9が収容部材10の内部で移動しやすくなる。したがって、本形態では、駆動用コイル11に供給される電流の値を小さくしても、可動体2の重心位置を容易に変えることが可能になる。特に本形態では、収容部材10の内部が球状の収容空間となっているため、駆動用コイル11に供給される電流の値をより小さくしても、可動体2の重心位置を容易に変えることが可能になる。
本形態では、バネ部材4の可動体固定部に、駆動用コイル11が電気的に接続されており、支持体3側に配置される電源からバネ部材4を介して駆動用コイル11に電流が供給される。すなわち、本形態では、可動体2と支持体3とを繋ぐバネ部材4を利用して、駆動用コイル11に電流を供給している。そのため、本形態では、駆動用コイル11に電流を供給するための部材が可動体2と支持体3との間に別途、設けられる場合と比較して、力覚提示装置1の構成を簡素化することが可能になる。
本形態では、カバー15によって可動体2の揺動範囲が規制され、ストッパ16によって上下方向での可動体2の移動範囲が規制されている。そのため、本形態では、支持体3に対する可動体2の過剰な動きを防止することが可能になり、その結果、可動体2と支持体3とを繋ぐバネ部材4の損傷を防止することが可能になる。
(実施の形態1の変形例)
実施の形態1では、収容部材10は、球状に形成されているが、収容部材10は、球状以外の形状に形成されても良い。たとえば、収容部材10は、図4(A)に示すように、有底円筒状に形成される6個の円筒部10aの開口部側同士が1箇所で繋がる形状であっても良い。この場合には、6個の円筒部10aのうちの2個の円筒部10aは、その軸方向と左右方向とが一致するように同軸上に配置され、残りの4個の円筒部10aのうちの2個の円筒部10aは、その軸方向と前後方向とが一致するように同軸上に配置され、残りの2個の円筒部10aは、その軸方向と上下方向とが一致するように同軸上に配置される。この場合には、重心変更部材9の移動方向が左右方向、前後方向および上下方向となるため、重心変更部材9の移動方向を規制することが可能になる。
また、たとえば、収容部材10は、図4(B)に示すように、中空の八面体状に形成されても良い。この場合には、たとえば、八面体状の収容部材10の6個の頂点によって形成される3本の対角線(すなわち、互いに直交する3本の対角線)のそれぞれが、左右方向、前後方向または上下方向と一致するように、収容部材10が配置される。
実施の形態1では、重心変更部材9は、収容部材10の内部の収容空間において自由に移動できるようになっている。この他にもたとえば、重心変更部材9は、第2の弾性部材を介して収容部材10と繋がれても良い。すなわち、重心変更機構8は、重心変更部材9と収容部材10とを繋ぐ第2の弾性部材を備えていても良い。この場合には、第2の弾性部材は、たとえば、板バネ、線バネあるいは引張りコイルバネ等のバネ部材である。また、この場合には、駆動用コイル11に電流が供給されていないときの重心変更部材8の位置を安定させることが可能になる。また、実施の形態1において、重心変更機構8は、収容部材10を備えていなくても良い。この場合には、バネ部材等の弾性部材によって、本体部2bと重心変更部材9とを繋げば良い。
実施の形態1では、重心変更機構8は、左右方向、前後方向および上下方向の3方向での重心変更部材9の往復移動が可能となるように、6個の駆動用コイル11を備えている。この他にもたとえば、重心変更機構8は、左右方向および前後方向の2方向での重心変更部材9の往復移動が可能となるように4個の駆動用コイル11を備えていても良いし、前後方向および上下方向の2方向での重心変更部材9の往復移動が可能となるように4個の駆動用コイル11を備えていても良いし、上下方向および左右方向の2方向での重心変更部材9の往復移動が可能となるように4個の駆動用コイル11を備えていても良い。すなわち、重心変更機構8は、可動体2の重心位置を二次元的に(二次元方向で)変えても良い。
実施の形態1では、収容部材10の内部に1個の重心変更部材9が収容されているが、収容部材10の内部に収容される重心変更部材9は2個以上であっても良い。また、実施の形態1では、重心変更部材9は、球状に形成されているが、重心変更部材9は、球状以外の様々な形状に形成されても良い。たとえば、重心変更部材9は、円柱状や立方体状等に形成されても良い。また、重心変更部材9は、固体状に形成されていなくても良い。すなわち、重心変更部材9は、磁性流体であっても良い。また、実施の形態1では、可動体2と支持体3とを繋ぐバネ部材4を介して駆動用コイル11に電流が供給されているが、バネ部材4とは別に、駆動用コイル11に電流を供給するための部材が可動体2と支持体3との間に設けられても良い。
[実施の形態2]
図5は、本発明の実施の形態2にかかる重心変更機構8の概略構成を説明するための縦断面図である。図6は、図5のF−F方向から重心変更部材29を示す図である。
実施の形態1の重心変更機構8は、磁性体で形成される重心変更部材9と、重心変更部材9を磁気的に吸引するための複数の駆動用コイル11とを備えている。これに対して、本形態の重心変更機構8は、回動中心軸28と、所定の重量を有し回動中心軸28を中心に回動可能な重心変更部材29と、回動中心軸28を中心にして重心変更部材29を回動させる回動機構(図示省略)とを備えている。回動中心軸28の少なくとも一部と重心変更部材29とは、本体部2bの内部に配置されている。すなわち、回動中心軸28の少なくとも一部と重心変更部材29とは、可動体2の内部に配置されている。
回動中心軸28は、可動体2が揺動していないときに、その軸方向と上下方向とが一致するように配置されている。この回動中心軸28は、たとえば、図示を省略する軸受を介して可動体2の本体部2bに回動可能に保持されている。重心変更部材29は、たとえば、平板状に形成されている。重心変更部材29には、回動中心軸28が挿通されて固定される貫通孔29aが形成されている。また、重心変更部材29は、貫通孔29aから回動中心軸28の軸方向に直交する方向の一方側へ延びるように形成されており、重心変更部材29の厚さ方向(図6の紙面垂直方向)から見たときに、重心変更部材29の重心は、貫通孔29aの中心と一致していない。すなわち、重心変更部材29の重心位置は、回動中心軸28の軸方向から見たときに回動中心軸28からずれている。なお、回動中心軸28の軸方向から見たときに重心変更部材29の重心位置が回動中心軸28からずれているのであれば、重心変更部材29は、平板状以外の様々な形状に形成されても良い。
回動機構は、重心変更部材29を回動させる駆動源として、たとえば、モータを備えている。このモータは、たとえば、ステッピングモータである。このステッピングモータは、所定の動力伝達機構を介して回動中心軸28に連結されており、回動機構は、回動中心軸28と一緒に重心変更部材29を回動させる。なお、回動中心軸28は、可動体2の本体部2bに固定されていても良い。この場合には、ステッピングモータは、所定の動力伝達機構を介して重心変更部材29に連結される。
本形態の重心変更機構8では、回動中心軸28の軸方向から見たときに、重心変更部材29の重心位置が回動中心軸28からずれているため、回動中心軸28を中心にして重心変更部材29を所定角度だけ回動させると、可動体2の重心位置が二次元的に変わる。そのため、本形態では、二次元的に重心位置が変わる可動体2を支持体3に対して揺動させることが可能になり、二次元的に可動体2の重心位置を変えながら、様々な揺動量および揺動周波数でかつ様々な方向へ支持体3に対して可動体2を揺動させることが可能になる。したがって、本形態でも、実施の形態1と同様に、力覚提示部2aに接触するユーザの指Fに多様な触覚を与えることが可能になり、その結果、ユーザの皮膚を効果的に刺激して、より直感的なリアリティ性の高い力覚をユーザに提示することが可能になる。
また、本形態では、回動中心軸28に対する重心変更部材29の回転角度によって可動体2の重心位置を変えることができるため、実施の形態1と比較して、可動体2の重心位置を精度良く設定することが可能になる。特に本形態では、ステッピングモータを駆動源として重心変更部材29を回動させているため、可動体2の重心位置をより精度良く設定することが可能になる。
なお、実施の形態2において、重心変更機構8は、上下方向へ重心変更部材29を移動させる(より具体的には、回動中心軸28の軸方向へ重心変更部材29を移動させる)移動機構を備えていても良い。この移動機構は、たとえば、回転型のモータと、回転型のモータの動力を上下方向の動力に変換して回動中心軸28または重心変更部材29に伝達する動力伝達機構とから構成されている。また、この移動機構は、上下方向へ重心変更部材29を移動させるボイスコイルモータであっても良いし、上下方向へ重心変更部材29を移動させる圧電素子や磁歪素子であっても良い。重心変更機構8が移動機構を備える場合には、可動体2の重心位置を三次元的に変えることが可能になるため、可動体2の重心位置をより多様な位置へ変えることが可能になる。したがって、力覚提示部2aを有する可動体2をより多様な状態で揺動させることが可能になり、その結果、力覚提示部2aに接触するユーザの皮膚により多様な触覚を与えることが可能になる。
また、実施の形態2では、回動中心軸28は、可動体2が揺動していないときに、その軸方向と上下方向とが一致するように配置されているが、回動中心軸28は、可動体2が揺動していないときに、その軸方向と左右方向とが一致するように、あるいは、その軸方向と前後方向とが一致するように配置されても良い。また、実施の形態2において、重心変更機構8は、2個以上の重心変更部材29を備えていても良い。
[実施の形態3]
図7は、本発明の実施の形態3にかかる重心変更機構8の概略構成を説明するための平面図である。
実施の形態1の重心変更機構8は、磁性体で形成される重心変更部材9と、重心変更部材9を磁気的に吸引するための複数の駆動用コイル11とを備え、実施の形態2の重心変更機構8は、回動中心軸28と、回動中心軸28を中心に回動可能な重心変更部材29と、回動中心軸28を中心にして重心変更部材29を回動させる回動機構とを備えている。これに対して、本形態の重心変更機構8は、所定の重量を有する固体状の重心変更部材39と、左右方向および前後方向の2方向で重心変更部材39を往復移動させる複数の圧電素子40とを備えている。
具体的には、本形態の重心変更機構8は、左右方向へ重心変更部材39を往復移動させる2個の圧電素子40と、前後方向へ重心変更部材39を往復移動させる2個の圧電素子40との合計4個の圧電素子40を備えている。重心変更部材39および圧電素子40は、本体部2bの内部に配置されている。すなわち、重心変更部材39および圧電素子40は、可動体2の内部に配置されている。圧電素子40の一端は、重心変更部材39に固定され、圧電素子40の他端は、本体部2bに固定されている。なお、1個の圧電素子40によって、左右方向へ重心変更部材39を往復移動させても良いし、1個の圧電素子40によって、前後方向へ重心変更部材39を往復移動させても良い。
本形態の重心変更機構8では、圧電素子40を変形させることで、可動体2の重心位置を二次元的に変えることができる。そのため、本形態では、実施の形態2と同様に、二次元的に重心位置が変わる可動体2を支持体3に対して揺動させることが可能になり、二次元的に可動体2の重心位置を変えながら、様々な揺動量および揺動周波数でかつ様々な方向へ支持体3に対して可動体2を揺動させることが可能になる。したがって、本形態でも、実施の形態1、2と同様に、力覚提示部2aに接触するユーザの指Fに多様な触覚を与えることが可能になり、その結果、ユーザの皮膚を効果的に刺激して、より直感的なリアリティ性の高い力覚をユーザに提示することが可能になる。
なお、実施の形態3の重心変更機構8は、上下方向へ重心変更部材39を移動させる移動機構を備えていても良い。この移動機構は、たとえば、実施の形態2において重心変更部材29を上下方向へ移動させる移動機構と同様に構成される。また、実施の形態3の重心変更機構8は、前後方向および上下方向の2方向で重心変更部材39を往復移動させる複数の圧電素子40を備えていても良いし、上下方向および左右方向の2方向で重心変更部材39を往復移動させる複数の圧電素子40を備えていても良い。また、実施の形態3の重心変更機構8は、圧電素子40に代えて、磁歪素子を備えていても良い。
[他の実施の形態]
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態では、可動体2の本体部2bに揺動用磁石18が固定され、ケース体14の筒部14bに揺動用コイル19が固定されている。この他にもたとえば、本体部2bに揺動用コイル19が固定され、筒部14bに揺動用磁石18が固定されても良い。
1 力覚提示装置
2 可動体
2a 力覚提示部
3 支持体
4 バネ部材(弾性部材)
5 揺動機構
8 重心変更機構
9 重心変更部材
10 収容部材
11 駆動用コイル
15 カバー(第1規制部)
16 ストッパ(第2規制部)
18 揺動用磁石
19 揺動用コイル
28 回動中心軸
29 重心変更部材
39 重心変更部材
40 圧電素子
X 第1方向
Y 第2方向
Z 第3方向

Claims (18)

  1. 力覚を提示する力覚提示部を有する可動体と、前記可動体を揺動可能に支持する支持体と、前記可動体と前記支持体とを繋ぐ弾性部材と、前記支持体に対して前記可動体を揺動させる揺動機構とを備え、
    前記可動体は、前記可動体の重心位置を二次元的または三次元的に変える重心変更機構を備えることを特徴とする力覚提示装置。
  2. 前記重心変更機構は、磁性体で形成され前記可動体の内部に配置される重心変更部材と、前記重心変更部材を磁気的に吸引するための複数の駆動用コイルとを備え、少なくとも1個の前記駆動用コイルに電流を供給して前記重心変更部材を移動させることで、前記可動体の重心位置を変えることを特徴とする請求項1記載の力覚提示装置。
  3. 前記重心変更機構は、互いに直交する3方向での前記重心変更部材の往復移動が可能となるように配置される6個の前記駆動用コイルを備えることを特徴とする請求項2記載の力覚提示装置。
  4. 前記重心変更機構は、中空状に形成され前記重心変更部材が内部に収容される収容部材を備えることを特徴とする請求項2または3記載の力覚提示装置。
  5. 前記重心変更部材は、固体状に形成され、
    前記重心変更機構は、前記重心変更部材と前記収容部材とを繋ぐ第2の弾性部材を備えることを特徴とする請求項4記載の力覚提示装置。
  6. 前記第2の弾性部材は、バネ部材であることを特徴とする請求項5記載の力覚提示装置。
  7. 前記重心変更部材は、球状に形成されていることを特徴とする請求項2から6のいずれかに記載の力覚提示装置。
  8. 前記重心変更部材は、磁性流体であることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の力覚提示装置。
  9. 前記弾性部材は、導電性材料で形成されるバネ部材であり、
    前記駆動用コイルは、前記弾性部材に接続され、
    前記駆動用コイルには、前記弾性部材を介して電流が供給されることを特徴とする請求項2から8のいずれかに記載の力覚提示装置。
  10. 前記重心変更機構は、回動中心軸と、前記可動体の内部に配置され前記回動中心軸を中心に回動可能な重心変更部材と、前記回動中心軸を中心にして前記重心変更部材を回動させる回動機構とを備え、
    前記重心変更部材の重心位置は、前記回動中心軸の軸方向から見たときに前記回動中心軸からずれていることを特徴とする請求項1記載の力覚提示装置。
  11. 前記回動機構は、ステッピングモータを備えることを特徴とする請求項10記載の力覚提示装置。
  12. 前記重心変更機構は、前記回動中心軸の軸方向へ前記重心変更部材を移動させる移動機構を備えることを特徴とする請求項10または11記載の力覚提示装置。
  13. 前記重心変更機構は、固体状の重心変更部材と、互いに直交する3方向のうちの少なくとも2方向で前記重心変更部材を往復移動させる複数の圧電素子または磁歪素子とを備えることを特徴とする請求項1記載の力覚提示装置。
  14. 前記揺動機構は、前記可動体および前記支持体のいずれか一方に固定される揺動用磁石と、前記可動体および前記支持体のいずれか他方に固定される揺動用コイルとを備えることを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載の力覚提示装置。
  15. 前記力覚提示部の少なくとも一部は、前記支持体の外部に突出していることを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載の力覚提示装置。
  16. 前記支持体は、前記可動体の揺動範囲を規制する第1規制部を備えることを特徴とする請求項1から15のいずれかに記載の力覚提示装置。
  17. 前記揺動機構は、所定の第1方向で互いに対向配置される第1揺動用磁石および第1揺動用コイルと、前記第1方向に直交する第2方向で互いに対向配置される第2揺動用磁石および第2揺動用コイルとを備え、
    前記支持体は、前記第1方向と前記第2方向とに直交する第3方向での前記可動体の可動範囲を規制する第2規制部を備えることを特徴とする請求項1から16のいずれかに記載の力覚提示装置。
  18. 前記揺動機構の動力で揺動する前記可動体の揺動周波数は、50Hz以下であることを特徴とする請求項1から17のいずれかに記載の力覚提示装置。
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