JP2021052448A - 移動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リニアアクチュエータを動力源として移動することができる移動装置を提供する。【解決手段】筐体11は、載置面上で転がり可能である。リニアアクチュエータ12は、直線的に振動可能な可動体を有し、筐体11に固定されている。制御部は、リニアアクチュエータ12の可動体の振動を制御する。移動装置10は、リニアアクチュエータ12の可動体の振動が停止した状態における自装置の姿勢は重力により特定姿勢を示す。リニアアクチュエータ12の可動体の振動方向12aは、特定姿勢における、移動装置10の重心10aを通る鉛直線10bに対してねじれの位置にある方向である。【選択図】図1

Description

本発明は、移動装置に関する。
従来、固定体、可動体及び磁気駆動機構を備えるボイスコイルモータ等のリニアアクチュエータが知られている(例えば特許文献1)。また、このリニアアクチュエータを用いて発生させた振動によりユーザの皮膚を刺激して、ユーザに力覚を提示する触覚デバイスが知られている(例えば特許文献2)。
特開2015−177655号公報 特開2015−230602号公報
しかしながら、従来、リニアアクチュエータは、例えば触覚デバイスにおいてユーザに知覚させる刺激の発生源として用いられているものの、物体を移動させるための動力源としてリニアアクチュエータを用いるという着想はなかった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、リニアアクチュエータを動力源として移動することができる移動装置を提供することを目的としている。
本発明の移動装置は、載置面上で転がり可能な接触部材と、直線的に振動可能な可動体を有し前記接触部材に固定されたリニアアクチュエータと、前記可動体の振動を制御する制御部と、を備え、前記可動体の振動が停止した状態における自装置の姿勢が重力により特定姿勢を示し、前記可動体の振動方向が、前記特定姿勢における、自装置の重心を通る鉛直線に対してねじれの位置にある方向であるものである。
本発明によれば、リニアアクチュエータを動力源として移動することができる移動装置を提供することができる。
本発明の移動装置の一実施例である移動装置10を模試的に示す斜視図である。 移動装置10を模試的に示す正面断面図である。 移動装置10を模試的に示す平面断面図である。 移動装置10の移動過程の一例を模式的に示す正面断面図(その1)である。 移動装置10の移動過程の一例を模式的に示す正面断面図(その2)である。 移動装置10の移動過程の一例を模式的に示す正面断面図(その3)である。 移動装置10の移動過程の一例を模式的に示す正面断面図(その4)である。 移動装置10の移動過程の一例を模式的に示す正面断面図(その5)である。 移動装置10の移動過程の一例を模式的に示す正面断面図(その6)である。 移動装置10の移動過程の一例を模式的に示す正面断面図(その7)である。 移動装置10の変形例1を模式的に示す正面断面図である。 移動装置10の変形例2を模式的に示す正面断面図である。 移動装置10の変形例3を模式的に示す正面断面図である。 移動装置10の変形例4を模式的に示す平面断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(移動装置の構成)
図1は、本発明の移動装置の一実施例である移動装置10を模試的に示す斜視図である。図2は、移動装置10を模試的に示す正面断面図である。図3は、移動装置10を模試的に示す平面断面図である。移動装置10は、筐体11と、リニアアクチュエータ12と、錘13と、不図示の制御部と、を備える。図面においては、リニアアクチュエータ12と錘13とを区別し易いように、錘13を破線で示している。
筐体11は、内部に球状の空間を有する球体(球殻)を半分に切断した形状(半球殻)である。筐体11は、載置面1(地面)上で転がり可能な接触部材(接地部材)を構成する。また、筐体11のうち載置面1と接する外面は、載置面1との間で、後述の移動装置10の移動過程において互いに滑らない程度の摩擦力を有する。
リニアアクチュエータ12は、図示しない固定体、可動体及び磁気駆動機構を備えるボイスコイルモータである。固定体は、筐体11の内部に固定される。可動体は、磁気駆動機構からの駆動によって、固定体に対して直線的に振動(往復運動)可能に設けられている。振動方向12aは、リニアアクチュエータ12の可動体が振動する方向である。
磁気駆動機構は、入力された電気信号に応じて、可動体を磁気的に駆動する。例えば、磁気駆動機構は、固定体及び可動体の一方に設けられたコイルと、固定体及び可動体の他方に設けられ上記のコイルと近接する磁石と、により構成される。この場合に、コイルへ入力される電気信号に応じて、コイルが発生させる磁界が変化し、それによって固定体に対して可動体が移動する推力が得られる。
不図示の制御部は、リニアアクチュエータ12の磁気駆動機構(コイル)へ入力する電気信号を制御することにより、リニアアクチュエータ12の可動体の振動を制御する。なお、不図示の制御部は、リニアアクチュエータ12や錘13とともに筐体11の内部に設けられてもよいし、筐体11の外部に設けられて有線又は無線で磁気駆動機構と接続されてもよい。磁気駆動機構へ入力する電気信号の電源は、例えば筐体11の内部に設けられた電池であってもよいし、磁気駆動機構と有線で接続された筐体11の外部の電源であってもよい。
錘13は、筐体11の内部のうち、リニアアクチュエータ12とは異なる位置に設けられている。錘13は、筐体11の内部に設けられた上記の電池であってもよい。重心10aは、移動装置10の重心である。重心10aは、例えば、筐体11内に設けられたリニアアクチュエータ12や錘13の重量や位置等によって決まる。
筐体11の底面は、載置面1上で転がり可能な球面であり、重心10aは筐体11を含む球殻の中心からずれている。したがって、リニアアクチュエータ12の可動体が停止していると、移動装置10の姿勢は、重力によって、重心10aが載置面1に最も近くなる安定姿勢に収束する。すなわち、リニアアクチュエータ12の可動体の振動が停止した状態における移動装置10の姿勢は重力により安定姿勢を示す。以下、この安定姿勢を特定姿勢と称する。
移動装置10が特定姿勢で静止していると、移動装置10に対する外力がない限り、移動装置10は静止し続ける。また、移動装置10を特定姿勢からわずかに回転させると、移動装置10は、筐体11の外面で転がりながら、特定姿勢に収束するように揺れ動き、特定姿勢で静止する。
鉛直線10bは、移動装置10が特定姿勢であるときの、重心10aを通る鉛直線(重力方向の直線)である。リニアアクチュエータ12の振動方向12aは、この鉛直線10bに対してねじれの位置にある直線上にある。すなわち、振動方向12aを含む直線は、鉛直線10bに対して、平行でもなく、交叉もしない。筐体11に対して錘13を設ける位置や錘13の重量は、この振動方向12aと鉛直線10bとが互いにねじれの位置になるように決定される。
リニアアクチュエータ12は、筐体11の転がりに伴う筐体11の回転の中心(筐体11を含む球殻の中心)に対して、上記の特定姿勢において低い位置に設けられている。また、リニアアクチュエータ12は、重心10aに対して、上記の特定姿勢において低い位置に設けられている。
筐体11は、孔11a,11bを有する。孔11a,11bは、鉛直線10bを中心として互いに対称な位置に設けられている。だだし、筐体11は孔11a,11bを有していなくてもよい。
(移動装置の移動過程)
図4〜図10は、移動装置10の移動過程の一例を模式的に示す正面断面図である。図4〜図10において、図1〜図3に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。移動装置10は平らな載置面1に置かれている。図4〜図10において、方向1aは、リニアアクチュエータ12の振動方向12a及び鉛直線10bに対して直交し、載置面1と平行な方向である。まず、図4に示すように、移動装置10が上記の特定姿勢で静止しているとする。
この状態で、図5に示すように、リニアアクチュエータ12の可動体が、振動方向12aの一方向である移動方向12b(図の奥側)に移動したとする。このとき、作用反作用の法則によって、リニアアクチュエータ12の可動体の作用力に対する反作用力12cがリニアアクチュエータ12に発生する。これにより、図5に示すように、移動装置10は移動方向12bの反対方向に傾く。
次に、図6に示すように、リニアアクチュエータ12の可動体が、振動方向12aの他方向である移動方向12dに移動したとする。このとき、作用反作用の法則によって、リニアアクチュエータ12の可動体の作用力に対する反作用力12eがリニアアクチュエータ12に発生する。これにより、図6に示すように、移動装置10は、回転方向10cに回転する。
次に、移動装置10は、図7に示すように、特定姿勢へ向かうように転がる。このとき、リニアアクチュエータ12の可動体が移動方向12bに移動したとする。図7に示す状態において、移動装置10は、図4に示した状態よりも方向1aに移動している。
図4〜図7に示したように、移動装置10が特定姿勢である状態でリニアアクチュエータ12の可動体が移動方向12b,12d,12bの順に移動すると、筐体11の孔11b側が方向1aへ進むように移動装置10が転がる。
次に、移動装置10は、図7に示す状態まで転がった勢いによってさらに転がり、図8に示すように、図6に示した状態とは反対側(図の奥側)に傾く。また、このタイミングにおいて、リニアアクチュエータ12の可能体が移動方向12dに移動したとする。このとき、作用反作用の法則によって、リニアアクチュエータ12の可動体の作用力に対する反作用力がリニアアクチュエータ12に発生する。これにより、移動装置10はさらに(図の奥側に)傾く。
次に、リニアアクチュエータ12の可動体が、移動方向12bに移動したとする。このとき、作用反作用の法則によって、リニアアクチュエータ12の可動体の作用力に対する反作用力12eがリニアアクチュエータ12に発生する。これにより、図9に示すように、移動装置10は、回転方向10dに回転する。
次に、移動装置10は、図10に示すように、特定姿勢へ向かうように転がる。このとき、リニアアクチュエータ12の可動体が移動方向12bに移動したとする。図10に示す状態において、移動装置10は、図4に示した状態と同じ姿勢になっているとともに、図4に示した状態よりも方向1aに移動している。
図7〜図10に示したように、移動装置10が特定姿勢である状態(図7の状態)でリニアアクチュエータ12の可動体が移動方向12b,12d,12bの順に移動すると、筐体11の孔11a側が方向1aへ進むように移動装置10が転がる。
そして、図10に示した状態において、図5〜図9に示した例と同様にリニアアクチュエータ12の可動体が振動すると、図5〜図9に示した移動装置10の動作が繰り返され、移動装置10が方向1aにさらに移動する。
したがって、不図示の制御部によってリニアアクチュエータ12の可動体を振動方向12aに振動させることにより、移動装置10は、筐体11の孔11b側が方向1aへ進む転がりと、筐体11の孔11aが方向1a側へ進む転がりと、を繰り返しながら方向1aに移動する。すなわち、移動装置10は、方向1aを前方とすると、左右に揺れ動きながら前進する。
(可動体の振動周期)
図5〜図9においては、移動装置10が特定姿勢であるときに可動体を移動方向12bに移動させ、移動装置10が傾いてから特定姿勢に戻るまでの期間に可動体の移動方向が2回切り替わるという、移動装置10の転がり周期に同期した周期で可動体の振動させる場合について説明したが、可動体の振動周期はこれに限らない。例えば、可動体の振動周期は、上記の周期よりも短い周期であってもよい。
移動装置10の移動速度は、移動装置10の重量や重心10a、リニアアクチュエータ12の位置、可動体の振動方向12aや重量、及び可動体の振動周期や振幅などの組み合わせによって決まる。例えば、移動装置10の作成後に、可動体の振動周期を変化させながら移動装置10の移動速度を測定することで、移動装置10の移動速度が所望の移動速度になる可動体の振動周期を導出することができる。また、可動体の振動周期の振幅を可変にすることにより、移動装置10の移動速度を可変にしてもよい。
また、移動装置10は、移動装置10の姿勢を検出する姿勢センサを備え、不図示の制御部は、姿勢センサの検出結果に基づいて、移動装置10の転がり周期に同期してリニアアクチュエータ12の可動体の振動を制御してもよい。これにより、より効率よく移動装置10を移動させることが可能になる。
(移動装置の変形例)
図11は、移動装置10の変形例1を模式的に示す正面断面図である。図11において、図8に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。筐体11の形状が半球殻である場合について説明したが、筐体11の形状は半球殻に限らない。例えば、図11に示すように、筐体11の形状は、内部に球状の空間を有する球体(球殻)であってもよい。
図12は、移動装置10の変形例2を模式的に示す正面断面図である。図12において、図1〜図3に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。筐体11の底面が球面である場合について説明したが、筐体11の底面の形状はこれに限らない。
例えば、筐体11は、7以上の面を有する中空の多面体であってもよいし、図12に示すように7以上の面を有する中空の多面体を切断して得られる形状であってもよい。また、図示しないが、筐体11は、中空の卵形、長球形、円柱形などの形状であってもよい。すなわち、筐体11は、載置面1に対して転がり可能な各種の形状とすることができる。
図13は、移動装置10の変形例3を模式的に示す正面断面図である。図13において、図2に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。筐体11に1個のリニアアクチュエータ(リニアアクチュエータ12)を設ける構成について説明したが、筐体11に複数のリニアアクチュエータを設けた構成としてもよい。例えば、図13に示すように、筐体11はリニアアクチュエータ12に加えてリニアアクチュエータ14を備えていてもよい。
リニアアクチュエータ14は、鉛直線10bを中心としてリニアアクチュエータ12と対称に設けられた、リニアアクチュエータ12と同様のリニアアクチュエータである。振動方向14aは、リニアアクチュエータ14の可動体が振動する方向である。不図示の制御部は、リニアアクチュエータ12,14の各可動体を個別に制御可能である。図13に示す例では、リニアアクチュエータ14は、図1〜図3に示した錘13としての機能も有しており、錘13は移動装置10から省かれている。
リニアアクチュエータ12の可動体を振動させ、リニアアクチュエータ14の可動体を停止させる制御を行うと、移動装置10は、図4〜図10に示したように方向1aへ移動する。また、リニアアクチュエータ14の可動体を振動させ、リニアアクチュエータ12の可動体を停止させる制御を行うと、移動装置10は、方向1aとは反対の方向(図13の右方向)に移動する。このように、筐体11の異なる位置に複数のリニアアクチュエータを設けることにより、移動装置10を複数の方向に移動させることが可能になる。
図14は、移動装置10の変形例4を模式的に示す平面断面図である。図14において、図1〜図3,図13に示した部分と同様の部分については同一の符号を付して説明を省略する。図14に示すように、筐体11はリニアアクチュエータ12,14〜16を備えてもよい。なお、図14に示す例では筐体11の孔11a,11bを省略している。
リニアアクチュエータ12,14〜16は、鉛直線10bを中心として対称に設けられている。リニアアクチュエータ15,16は、リニアアクチュエータ12と同様のリニアアクチュエータである。振動方向15a,16aは、それぞれリニアアクチュエータ15,16の可動体が振動する方向である。
不図示の制御部は、リニアアクチュエータ12,14〜16の各可動体を個別に制御可能である。これにより、リニアアクチュエータ12,14〜16の各可動体のうちいずれ振動させるかによって、移動装置10を4方向に移動させることができる。また、リニアアクチュエータ12,14〜16のうち複数のリニアアクチュエータの可動体を振動させることで、移動装置10の複雑な移動や動きを実現することができる。
図11から図14に示した各変形例は、組み合わせることも可能である。例えば、図13,図14に示したようにリニアアクチュエータを複数設ける構成において、筐体11の形状を図11,図12に示したような筐体11の形状としてもよい。
振動方向12aが特定姿勢において水平になるようにリニアアクチュエータ12を設ける構成について説明したが、このような構成に限らない。例えば、振動方向12aが、特定姿勢において、鉛直線10bとはねじれの位置であり、かつ水平でない方向になるようにリニアアクチュエータ12を設けてもよい。
(本形態の主な効果)
以上のように、本形態の移動装置10によれば、リニアアクチュエータ12の可動体の振動方向12aが、移動装置10の特定姿勢における、重心10aを通る鉛直線10bに対してねじれの位置になっている。これにより、リニアアクチュエータ12の可動体が振動すると、鉛直線10b及び可動体の振動方向12aと直交する方向(方向1a)へ向かって、左右に揺れ動きながら移動することができる。
したがって、リニアアクチュエータ12の可動体の振動を継続させることによって移動装置10が移動することができる。このため、移動装置10は、リニアアクチュエータ12を動力源として移動することができる。リニアアクチュエータ12を動力源として移動することで、例えば、移動装置10を玩具に適用した場合に、リニアアクチュエータ12の振動に応じて揺れ動きながら移動するという、興趣のある移動が実現できる。
また、筐体11に対して、特定姿勢における鉛直線10bを挟んでリニアアクチュエータ12の反対側に固定された錘13を備えてもよい。これにより、リニアアクチュエータ12の可動体の振動方向12aが特定姿勢における鉛直線10bに対してねじれの位置になるようにリニアアクチュエータ12を設けることが容易になる。
また、筐体11の底面が曲面であってもよい。これにより、転がりが円滑になるため、移動に対する抵抗力が少なくなり、より効率よく移動することができる。
また、移動装置10は、複数のリニアアクチュエータ12,14(リニアアクチュエータ12,14,15,16)を備え、制御部がリニアアクチュエータ12,14(リニアアクチュエータ12,14,15,16)のそれぞれの可動体の振動を個別に制御してもよい。これにより、移動装置10は、複数の方向に移動することができる。
また、リニアアクチュエータ12の振動方向12aは、上記の特定姿勢に水平になるようにしてもよい。これにより、移動装置10は、揺れ動きながら、カーブせずに方向1aに向かって移動することができる。
以上説明してきたように、本明細書には以下の事項が開示されている。
(1)
載置面上で転がり可能な接触部材と、
直線的に振動可能な可動体を有し前記接触部材に固定されたリニアアクチュエータと、
前記可動体の振動を制御する制御部と、を備え、
前記可動体の振動が停止した状態における自装置の姿勢が重力により特定姿勢を示し、
前記可動体の振動方向が、前記特定姿勢における、自装置の重心を通る鉛直線に対してねじれの位置にある方向である移動装置。
(1)のように構成すると、リニアアクチュエータの可動体が振動すると、特定姿勢における鉛直線及び可動体の振動方向と直交する方向へ向かって、左右に揺れ動きながら移動することができる。このため、可動体の振動を継続させることによって自装置が移動することができる。
(2)
(1)記載の移動装置であって、
前記可動体が振動すると、前記特定姿勢における前記鉛直線及び前記振動方向と直交する方向へ向かって、左右に揺れ動きながら移動する移動装置。
(2)のように構成すると、可動体の振動を継続させることによって自装置が移動することができる。
(3)
(1)又は(2)記載の移動装置であって、
前記接触部材に対して、前記特定姿勢における前記鉛直線を挟んで前記リニアアクチュエータの反対側に固定された錘を備える移動装置。
(3)のように構成すると、可動体の振動方向が特定姿勢における鉛直線に対してねじれの位置になるようにリニアアクチュエータを設けることが容易になる。
(4)
(1)から(3)のいずれか1つに記載の移動装置であって、
前記接触部材のうち載置面と接する底面は曲面である移動装置。
(4)のように構成すると、転がりが円滑になるため、移動に対する抵抗力が少なくなり、効率よく移動することができる。
(5)
(1)から(4)のいずれか1つに記載の移動装置であって、
前記接触部材に固定された前記リニアアクチュエータが複数設けられており、
前記制御部は、前記リニアアクチュエータのそれぞれの前記可動体の振動を個別に制御する移動装置。
(5)のように構成すると、複数の方向に移動することができる。
(6)
(1)から(5)のいずれか1つに記載の移動装置であって、
前記振動方向は、前記特定姿勢における水平方向である移動装置。
(6)のように構成すると、揺れ動きながら1つの方向に向かって移動することができる。
1 載置面
1a 方向
10 移動装置
10a 重心
10b 鉛直線
10c,10d 回転方向
11 筐体
11b,11a 孔
12,14〜16 リニアアクチュエータ
12a,14a,15a,16a 振動方向
12b,12d 移動方向
12c,12e 反作用力
13 錘

Claims (6)

  1. 載置面上で転がり可能な接触部材と、
    直線的に振動可能な可動体を有し前記接触部材に固定されたリニアアクチュエータと、
    前記可動体の振動を制御する制御部と、を備え、
    前記可動体の振動が停止した状態における自装置の姿勢が重力により特定姿勢を示し、
    前記可動体の振動方向が、前記特定姿勢における、自装置の重心を通る鉛直線に対してねじれの位置にある方向である移動装置。
  2. 請求項1記載の移動装置であって、
    前記可動体が振動すると、前記特定姿勢における前記鉛直線及び前記振動方向と直交する方向へ向かって、左右に揺れ動きながら移動する移動装置。
  3. 請求項1又は2記載の移動装置であって、
    前記接触部材に対して、前記特定姿勢における前記鉛直線を挟んで前記リニアアクチュエータの反対側に固定された錘を備える移動装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載の移動装置であって、
    前記接触部材のうち載置面と接する底面は曲面である移動装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項記載の移動装置であって、
    前記接触部材に固定された前記リニアアクチュエータが複数設けられており、
    前記制御部は、前記リニアアクチュエータのそれぞれの前記可動体の振動を個別に制御する移動装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項記載の移動装置であって、
    前記振動方向は、前記特定姿勢における水平方向である移動装置。
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