JP6292578B2 - 磁気式入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、磁気式入力装置に関し、特に、磁気センサの静電破壊を防止し易い磁気式入力装置に関する。
近年、車両用スイッチ等のように長寿命であることが要求される入力装置には、磁気の変化を利用して回路の切り替え等を行うことができる磁気式入力装置が使用されるようになってきている。従来の磁気式入力装置に関する技術としては、特許文献1が開示されている。図12は、従来の磁気式入力装置の構成を示す説明図(断面模式図)であり、特許文献1に係る磁気式入力装置230の構成を示している。
特許文献1に係る従来の磁気式入力装置230は、図12に示すように、ケース201と移動部材202と磁石203と磁気センサ204と配線基板205と蓋部材206と端子207と電子部品209とばね210とを備えている。ケース201と蓋部材206とは、移動部材202と磁石203と磁気センサ204と配線基板205とを収容するためのハウジングを構成している。
移動部材202は、本体部202aと操作部202bとを有している。本体部202aは、ケース201の内部に収容され、上下方向に往復移動可能に保持されている。操作部202bは、本体部202aの上端部から上方に突出すると共に、ケース201の上端部に形成された図示しない開口部を通して外部に露出し、操作者からの押圧操作を受け付けている。そして、移動部材202は、操作部202bへの押圧操作に対応して下方に移動するようになっている。ばね210は、押圧操作が解除された時に移動部材202が初期位置に復帰するように移動部材202を付勢している。
磁石203は、移動部材202の所定の位置に保持されている。磁気センサ204は、磁石203と対向配置され、配線基板205に取り付けられて位置が固定されている。端子207は、一部が蓋部材206に埋設されて蓋部材206に保持されると共に、配線基板205に取り付けられた磁気センサ204と図示しない外部回路とを接続している。
そして、磁気式入力装置230側では、操作部202bへの押圧操作に対応して移動部材202が下方に移動し、移動部材202の移動に伴う磁石203と磁気センサ204との位置関係の変化に対応して磁気センサ204が抵抗値等の電気特性を変化させている。そして、外部回路側では、磁気センサ204の電気特性の変化に基づいて押圧操作を検出し、押圧操作に対応した回路の切り替え等の入力操作を行っている。
実用新案登録第3181285号公報
このような構成の磁気式入力装置230を静電気が発生し易い環境で使用した場合には、操作部202bから侵入した静電気によって磁石203が帯電し、帯電によって磁石203側に生じた電荷が、磁石203と対向配置された磁気センサ204側に移動する可能性が有った。そして、磁石203から磁気センサ204側への電荷の移動に伴って磁気センサ204を高電圧の電流が流れて、磁気センサ204が静電破壊してしまう可能性が有った。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、磁気センサの静電破壊を抑制することができる磁気式入力装置を提供することにある。
この課題を解決するために、請求項1に記載の磁気式入力装置は、開口部を有するハウジングと、前記ハウジングの内部に往復移動可能に保持された本体部と前記開口部から露出する操作部とを有する移動部材と、
前記移動部材を初期位置に復帰させる導電性を有したばね部材と、
前記移動部材に保持された磁石と、
前記磁石と対向配置された磁気センサと、
前記磁気センサが取り付けられる取付部材と、
前記ハウジングに固定された外部接続用の複数の端子とを備えた磁気式入力装置であっ
て、
前記ばね部材と導通し、前記磁石と当接又は近接するように配置された第1導電部と、
前記複数の端子のうちの少なくとも一つの端子と導通し、前記ばね部材と当接可能に配
置された第2導電部とを有し、前記ばね部材は、上下方向に延びる筒状のコイルばねであり、前記第1導電部は、前記ばね部材の上端部と当接し前記磁石に向かって延出する導電部材であることを特徴とする。
この構成の磁気式入力装置では、操作部から侵入した静電気によって磁石側に生じた電荷を、磁石と当接又は近接する第1導電部を介して磁石からばね部材側に移動させることができる。そして、磁石からばね部材側に移動した電荷を、ばね部材と当接可能に配置された第2導電部を介して、ばね部材から外部接続用の端子側に更に移動させ、端子から磁気式入力装置の外部に逃がすことができる。その結果、操作部から侵入した静電気による磁気センサへの影響を低減し、磁気センサの静電破壊を抑制することができるとともに、第1導電部をばね部材とは別に形成することができるので、第1導電部の形状に関する自由度を高めることができる。また、このような第1導電部を介して磁石からばね部材側に電荷を移動させるので、ばね部材と磁石とを近接配置する必要が無くなり、ばね部材の位置と磁石の位置とに関する自由度を高めることができる。
請求項2に記載の磁気式入力装置は、前記磁石と前記第1導電部との間の距離は、前記磁石と前記磁気センサとの間の距離よりも小さいことを特徴とする。
この構成の磁気式入力装置では、磁石と第1導電部との間の距離を、磁石と磁気センサとの間の距離よりも小さくすることによって、操作部から侵入した静電気によって磁石側に生じた電荷を、磁気センサ側に移動するよりもばね部材側に移動し易くすることができる。その結果、磁石からばね部材側へ電荷を更に移動し易くすることができ、磁気センサの静電破壊を更に抑制することができる。
請求項3に記載の磁気式入力装置は、前記ばね部材は、上下方向に延びる筒状のコイルばねであり、前記第1導電部は、前記ばね部材の上端部側の外周部であることを特徴とする。
この構成の磁気式入力装置では、ばね部材の上端部側の外周部が第1導電部となっているので、ばね部材と第1導電部とを一体的に形成することができる。その結果、磁気式入力装置の部品点数を少なくし、組み立てを簡単にすることができる。また、通常、静電気によって一方の導電部材に生じた電荷は、互いの距離が小さくなる他方の導電部材の凸部に集中して移動するので、第1導電部が凹凸を有した形状である方が、凹凸の無い形状であるよりも、磁石からばね部材側に電荷が移動し易くなる。それに対して、この構成の磁気式入力装置では、ばね部材は、上下方向に延びる筒状のコイルばねであり、コイルばねは、細長い線材を巻き回して形成される。そのため、ばね部材の上端部側の外周部である第1導電部は凹凸を有した形状となる。その結果、磁石からばね部材側へ電荷を更に移動し易くすることができ、磁気センサの静電破壊を更に抑制することができる。
請求項4に記載の磁気式入力装置は、前記ばね部材の上端部側には座巻き部が形成され、前記座巻き部の外周部が前記第1導電部となっていることを特徴とする。
この構成の磁気式入力装置では、移動部材の移動に対応してばね部材が弾性変形しても、ばね部材の上端部の座巻き部は変形しない。そのため、座巻き部の外周部を第1導電部とすることによって、磁石と第1導電部との位置関係を安定させ易くなる。その結果、磁石からばね部材側へ電荷を安定して移動させることができ、磁気センサの静電破壊を更に抑制することができる。
請求項5に記載の磁気式入力装置は、前記移動部材は、前記ばね部材の上端部を保持す
る保持部と、前記保持部と隣接して形成され前記磁石を収容する収容部と、前記保持部側
の空間と前記収容部側の空間とを繋ぐ開口部とを有していることを特徴とする。
この構成の磁気式入力装置では、収容部は保持部と隣接して形成されているので、保持部がばね部材の上端部を保持し、収容部が磁石を収容することによって、ばね部材の上端部と磁石とを近接配置することができ、磁石と第1導電部とを当接又は近接させ易くなる。しかも、磁石と第1導電部とを当接させる場合には、移動部材の開口部から保持部側に磁石を露出させることによって、磁石と第1導電部とを更に当接させ易くなる。また、磁石と第1導電部とを近接させる場合には、移動部材の開口部の周囲の肉厚によって磁石と第1導電部との距離を規制することができ、磁石と第1導電部との距離を安定させ易くなる。
請求項6に記載の磁気式入力装置は、前記ハウジングは、前記複数の端子及び前記第2
導電部が埋設される底部を有し、前記第2導電部は、一部が前記底部の上面に露出して前
記ばね部材の下端部を載置可能な載置面を構成していることを特徴とする。
この構成の磁気式入力装置では、ばね部材の下端部を載置面に載置し、ばね部材の下端部と載置面とを当接させることによって、ばね部材と第2導電部とを導通させることができる。しかも、ばね部材の反発力を利用してばね部材の下端部と載置面とを圧接させることによって、ばね部材と第2導電部との導通を安定させることができる。その結果、ばね部材から端子側へ安定して電荷を移動させることができ、磁気センサの静電破壊を更に抑制することができる。
本発明によれば、磁気センサの静電破壊を抑制することができる磁気式入力装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る磁気式入力装置の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る磁気式入力装置の外観図(正面図及び側面図)であり、図2(a)は磁気式入力装置の正面図であり、図2(b)は磁気式入力装置の側面図である。 本発明の第1実施形態に係る磁気式入力装置の分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る移動部材の構造を示す斜視図であり、図4(a)は移動部材を前方から見た斜視図であり、図4(b)は後方から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る取付部材及び端子の構造を示す斜視図であり、図5(a)は取付部材を前方から見た斜視図であり、図5(b)は後方から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る磁気式入力装置の内部構造を示す第1の説明図(断面模式図)である。 本発明の第1実施形態に係る磁気式入力装置の内部構造を示す第2の説明図(断面模式図)である。 本発明の第1実施形態に係る磁気式入力装置の内部構造を示す第3の説明図(断面模式図)である。 本発明の第1実施形態に係る磁気式入力装置の内部構造を示す第4の説明図(断面模式図及び位置関係を示す説明図)であり、図9(a)は磁気式入力装置の断面模式図であり、図9(b)はばね部材と磁石と磁気センサとの位置関係を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係る磁気式入力装置の内部構造を示す説明図(断面模式図)である。 本発明の変形例に係る取付部材及び端子の構造を示す斜視図であり、図11(a)は取付部材を前方から見た斜視図であり、図11(b)は後方から見た斜視図である。 従来の磁気式入力装置の構成を示す説明図(断面模式図)である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、本実施形態の各図における方向は、X1を左、X2を右、Y1を前、Y2を後、Z1を上、Z2を下として説明を進める。
まず、本発明の第1実施形態に係る磁気式入力装置1の構成について、図1ないし図9を用いて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る磁気式入力装置の斜視図である。図2は、本発明の第1実施形態に係る磁気式入力装置の外観図(正面図及び側面図)である。図2(a)は、磁気式入力装置1の正面図であり、図2(b)は、磁気式入力装置1を左から見た側面図である。図3は、本発明の第1実施形態に係る磁気式入力装置の分解斜視図である。図4は、本発明の第1実施形態に係る移動部材の構造を示す斜視図である。図4(a)はばね部材30と磁石40とを取り付けた状態の移動部材20を前方から見た斜視図であり、図4(b)は後方から見た斜視図である。図5は、本発明の第1実施形態に係る取付部材及び端子の構造を示す斜視図である。図5(a)は磁気センサ60と端子70とを取り付けた状態の取付部材50を前方から見た斜視図であり、図5(b)は後方から見た斜視図である。
図6は、本発明の第1実施形態に係る磁気式入力装置の内部構造を示す第1の説明図であり、図2(a)のA1−A1断面に対応する内部構造を示す断面模式図である。図7は、本発明の第1実施形態に係る磁気式入力装置の内部構造を示す第2の説明図であり、図2(a)のA2−A2断面に対応する内部構造を示す断面模式図である。図8は、本発明の第1実施形態に係る磁気式入力装置の内部構造を示す第3の説明図であり、図2(b)のA3−A3断面に対応する内部構造を示す断面模式図である。図9は、本発明の第1実施形態に係る磁気式入力装置の内部構造を示す第4の説明図である。図9(a)は、図2(b)のA4−A4断面に対応する内部構造を示す断面模式図であり、図9(b)は、図9(a)に示すばね部材30と磁石40と磁気センサ60との位置関係を示す説明図である。
本発明の第1実施形態に係る磁気式入力装置1は、磁気の変化を利用して回路の切り替え等を行うことができる磁気式入力装置であり、車両用スイッチ等に使用される。磁気式入力装置1は、図1ないし図3に示すように、ハウジング10と、移動部材20と、ばね部材30と、磁石40と、取付部材50と、磁気センサ60と、2つの端子70と、遮蔽板80と、防水カバー90とを備えている。
ハウジング10は、図3に示すように、ケース部材11と蓋部材12とを組み合わせて構成される。ケース部材11は、合成樹脂でできた略直方体の部材であり、上面と前面と背面と左右の側面とを有している。ケース部材11の内部には、図6ないし図9に示すように、移動部材20やばね部材30や磁石40や取付部材50や磁気センサ60や遮蔽板80等を収容するための空間が形成され、ケース部材11の下端部は開放状態となっている。そして、ケース部材11の上端部がハウジング10の上端部13となっている。また、ハウジング10の上端部13の所定の位置には、図3に示すように、略円形の開口部14が形成されている。
蓋部材12は、合成樹脂でできた略長方形の板状の部材であり、上面と下面とを有している。蓋部材12は、図6ないし図9に示すように、ケース部材11の下端部に嵌め込まれてハウジング10の底部15となっている。また、ハウジング10の底部15の上面側の所定の位置には、図5に示すように、ばね部材30を載置可能な載置面16が形成されている。尚、ケース部材11と蓋部材12とは、接着や溶着等の方法によって一体化されている。
移動部材20は、合成樹脂でできた部材であり、図3に示すように、本体部21と操作部22とを有している。本体部21は、ハウジング10の内部の空間に往復移動可能に保持されている。本体部21をハウジング10の内部の空間に往復移動可能に保持する方法は公知なので、詳細な説明は省略するが、本実施形態では、本体部21は、ハウジング10の上端部13と底部15との間を上下方向に往復移動するようにハウジング10に保持されている。
操作部22は、図3に示すように、本体部21の上端部から上方に突出する略円柱状の部分である。操作部22は、図1に示すように、ハウジング10の開口部14から露出して操作者からの下方への押圧操作を受け付けている。図示しないが、操作部22が下方に押圧されると、移動部材20全体が下方に移動する。
本体部21には、図3及び図4に示すように、保持部23と収容部24と開口部25とが形成されている。保持部23は、操作部22の下方となる位置において本体部21に形成された切り欠き部である。収容部24は、本体部21の前端部側から後方に向かって本体部21を貫通する略直方体の穴部であり、保持部23の左側に保持部23と隣接して形成されている。開口部25は、収容部24の右側の内側面を切り欠いて形成された開口部であり、保持部23側の空間と収容部24側の空間とを繋いでいる。尚、保持部23には、本体部21の上部から下方へ突出する規制突起26が設けられている。
ばね部材30は、図3に示すように、上下方向に延びる円筒状のコイルばねである。ばね部材30は、断面が円形状のステンレス等の弾性と導電性とを有した金属でできた線材を巻き回して形成される。ばね部材30の上端部と下端部とは、上下に隣接して位置する線材が隙間なく巻かれて、ばね部材30が弾性変形(伸縮)しても変形(伸縮)しない座巻き部となっている。ばね部材30の上端部側の座巻き部の外周部は、磁石40と近接する第1導電部31となっている。
また、ばね部材30は、図6ないし図8に示すように、移動部材20の本体部21とハウジング10の底部15との間に配置されている。そして、ばね部材30の上端部が移動部材20の保持部23に保持され、ばね部材30の下端部がハウジング10の底部15の載置面16の上に載置されている。そして、ばね部材30は、自身の反発力を利用して移動部材20を上方に付勢し、操作部22に対する押圧操作が解除された時に、移動部材20を上方に移動させて初期位置に復帰させている。尚、図7及び図8に示すように、移動部材20の本体部21に設けられた規制突起26が、コイルばねであるばね部材30の中空部に挿入され、ばね部材30の上下方向と交差する方向(横方向)への不所望の動きを規制している。
磁石40は、鉄やネオジム等の金属でできた磁石である。磁石40は、図3に示すように、略直方体の形状をしており、上面と下面と前面と背面と左右の側面とを有している。そして、磁石40は、図4に示すように、圧入等の方法によって移動部材20の収容部24に収容されると共に収容部24に保持(固定)され、押圧操作や押圧操作の解除に伴って移動部材20と共に上下に移動するようになっている。また、磁石40は、前面側と後面(背面)側とが異なる磁極となるように着磁されており、背面から後方に向かって磁場を形成するようになっている。
取付部材50は、略長方形の板面を有した配線基板である。取付部材50は、図5に示すように、ハウジング10の底部15の所定の位置に固定されている。取付部材50の所定の位置には配線電極51(配線パターン)が形成され、また、容量素子等の電子部品52が取り付けられている。
磁気センサ60は、磁気抵抗効果素子を用いたセンサ装置であり、磁気抵抗効果素子と磁気抵抗効果素子から得られる信号を処理する電子回路とを内蔵している。磁気センサ60は、図6及び図9に示すように、磁石40の背面と対向するように取付部材50の所定の位置に、半田付け等の方法によって取り付けられている。以下、磁気センサ60が、磁石40の背面と対向するように取付部材50の所定の位置に取り付けられていることを、磁気センサ60が、磁石40と対向配置されていると略称する。
磁気センサ60は、取付部材50の配線電極51や電子部品52等と共に、磁場を検出するための検出回路を形成し、磁石40が形成する磁場を検出すると共に、検出した磁場の向きや強さに対応して端子間電流等の電気特性を変化させている。
尚、図9(b)に示すように、磁石40の右側面とばね部材30の第1導電部31との間の最近接位置どうしの距離を、磁石40と第1導電部31との間の距離d1とし、磁石40の背面と磁気センサ60との間の最近接位置どうしの距離を、磁石40と磁気センサ60との間の距離d2とすると、本実施形態では、磁石40と第1導電部31との間の距離d1が、磁石40と磁気センサ60との間の距離d2よりも小さくなるように、第1導電部31を含むばね部材30の位置と磁石40の位置と磁気センサ60の位置とが設定されている。
端子70は、鉄や銅等の導電性を有した金属でできた外部接続用の端子である。2つの端子70は、図5に示すように、左右に並べて配置されている。端子70の中央部はそれぞれハウジング10の底部15に埋設されてハウジング10に固定されている。また、端子70の上端部側はそれぞれハウジング10の底部15から上方に突出し、下端部側はそれぞれハウジング10の底部15から下方に突出している。以下、2つの端子70のうち、左側の端子70を第1端子71とし、右側の端子70を第2端子72として説明を進める。
第1端子71の上端部側は、配線電極51のうちの接地用電極51aと電気的に接続されている。そして、第1端子71の下端部側は、図示しない外部回路の接地用の端子と接続される。第2端子72の上端部側は、配線電極51のうちの信号伝達用電極51bと電気的に接続されている、そして、第2端子72の下端部側は、図示しない外部回路の信号入力用の端子と電気的に接続される。外部回路側では、第1端子71と第2端子72とを介して前述した検出回路から伝達される電気信号に基づいて回路の接続の切り替え等を行っている。
尚、第1端子71と第2端子72とには、それぞれ前方へ突出する突出部が形成されている。この突出部が取付部材50の貫通孔に挿入された後に、かしめ等の手段によって貫通孔に固着される。第1端子71と第2端子72とは、このようにして取付部材50に固定されている。
また、第1端子71の右側には、端子70と同じ材質でできた第2導電部73が第1端子71と隣接して配置されている。そして、図5に示すように、第2導電部73の上端部側は、接地用電極51aを介して第1端子71の上端部側と導通している。また、第2導電部73の下端部側は、ハウジング10の底部15に埋設されると共に、一部が底部15の上面側に露出して載置面16を構成している。
より詳細には、第2導電部73は、前方及び上方に延出するL字形状をした金属からなり、前方に延出する部分の上面が底部15から露出している。そして、第2導電部73も第1端子71や第2端子72と同様の方法によって取付部材50に固定されている。そして、第1端子71と第2端子72と第2導電部73とが取付部材50に固定されることによって、蓋部材12と取付部材50とが第1端子71と第2端子72と第2導電部73とを介して一体化されている。尚、図5(b)等に示すように、端子70の底部15から上方に突出する部分と第2導電部73の底部15から上方に突出する部分との間には、蓋部材12と一体的に形成された絶縁部が介在している。
そして、ばね部材30の下端部を載置面16に載置し、ばね部材30と載置面16とを当接させることによって、ばね部材30と第2導電部73とを導通させている。しかも、ばね部材30の反発力を利用してばね部材30と載置面16とを圧接させることによって、ばね部材30と第2導電部73との導通を安定させている。
遮蔽板80は、磁気センサ60の左右方向と後方とを覆うように配置されて外部から磁気センサ60に向かう磁気を遮蔽している。防水カバー90は、ハウジング10の開口部14と移動部材20の操作部22との隙間を覆うように取り付けられて開口部14からの水分の侵入を防いでいる。遮蔽板80や防水カバー90の材質や構造については公知なので、詳細な説明は省略する。磁気式入力装置1は、このような構成となっている。
次に、磁気センサ60に対する静電破壊の防止方法について説明する。本実施形態の磁気式入力装置1では、図4に示すように、移動部材20には、保持部23と収容部24とが開口部25を介して隣接して形成されている。そして、ばね部材30の上端部を保持部23に保持させ、磁石40を収容部24に収容して保持させることによって、ばね部材30の上端部側の外周部である第1導電部31と磁石40とを近接させている。尚、磁石40の一部(右側面)は、開口部25を介して保持部23側に露出し、磁石40と第1導電部31とは、その間に何も存在しない状態で対向している。
また、本実施形態の磁気式入力装置1では、ばね部材30の下端部を載置面16に載置し、ばね部材30の下端部と載置面16とを当接させることによって、ばね部材30と第2導電部73とを導通させている。しかも、ばね部材30の反発力を利用してばね部材30と載置面16とを圧接させることによって、ばね部材30と第2導電部73との導通を安定させている。また、第2導電部73と第1端子71とは接地用電極51aを介して導通しているので、ばね部材30と第2導電部73とを導通させることによって、ばね部材30と第1端子71とが導通する。
本実施形態では、このようにして、磁石40と第1導電部31とを近接させている。そして、磁石40と近接する第1導電部31を介して、操作部22から侵入した静電気によって帯電した磁石40からばね部材30側に電荷を移動し易くしている。また、ばね部材30と当接可能に配置された第2導電部73を介して、ばね部材30と外部接続用の第1端子71とを導通させ、ばね部材30から第1端子71側に電荷を移動し易くしている。そして、第1端子71から磁気式入力装置1の外部に静電気による電荷を逃がすことによって、操作部22から侵入した静電気による磁気センサ60への影響を低減し、磁気センサ60の静電破壊を抑制している。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態の磁気式入力装置1では、操作部22から侵入した静電気によって磁石40側に生じた電荷を、磁石40と近接する第1導電部31を介して磁石40からばね部材30側に移動させることができる。そして、磁石40からばね部材30側に移動した電荷を、ばね部材30と当接可能に配置された第2導電部73を介して、ばね部材30から外部接続用の第1端子71側に更に移動させ、第1端子71から磁気式入力装置1の外部に逃がすことができる。その結果、操作部22から侵入した静電気による磁気センサ60への影響を低減し、磁気センサ60の静電破壊を抑制することができる。
また、本実施形態の磁気式入力装置1では、磁石40と第1導電部31との間の距離d1を、磁石40と磁気センサ60との間の距離d2よりも小さくすることによって、操作部22から侵入した静電気によって磁石40側に生じた電荷を、磁気センサ60側に移動するよりもばね部材30側に移動し易くすることができる。その結果、磁石40からばね部材30側へ電荷を更に移動し易くすることができ、磁気センサ60の静電破壊を更に抑制することができる。
磁石40と第1導電部31との間の距離d1は、磁気式入力装置1の使用環境や各部材の材質等に合わせて適宜設定して構わないが、例えば、磁石40と第1導電部31との間の距離d1は、磁気センサ60と磁石40との間の距離d2の十%程度かそれ以下となるように設定される。尚、磁石40と第1導電部31との間の距離d1が、磁気センサ60と磁石40との間の距離d2よりも小さいということは、磁石40と第1導電部31との間の距離d1が0(ゼロ)である場合、すなわち、磁石40と第1導電部31とが当接している場合も含む。
また、本実施形態の磁気式入力装置1では、ばね部材30の上端部側の外周部が第1導電部31となっているので、ばね部材30と第1導電部31とを一体的に形成することができる。その結果、磁気式入力装置1の部品点数を少なくし、組み立てを簡単にすることができる。
また、通常、静電気によって一方の導電部材に生じた電荷は、互いの距離が小さくなる他方の導電部材の凸部に集中して移動するので、第1導電部31が凹凸を有した形状である方が、凹凸の無い形状であるよりも、磁石40からばね部材30側に電荷が移動し易くなる。それに対して、本実施形態の磁気式入力装置1では、ばね部材30は、上下方向に延びる円筒状のコイルばねであり、断面が円形状の金属でできた線材を巻き回して形成される。そのため、ばね部材30の上端部側の外周部である第1導電部31は凹凸を有した形状となる。その結果、磁石40からばね部材30側へ電荷を更に移動し易くすることができ、磁気センサ60の静電破壊を更に抑制することができる。
また、本実施形態の磁気式入力装置1では、ばね部材30の上端部側の座巻き部の外周部が第1導電部31となっている。移動部材20の移動に対応してばね部材30が弾性変形しても、座巻き部は変形しない。そのため、座巻き部の外周部を第1導電部31とすることによって、磁石40と第1導電部31との位置関係を安定させ易くなる。その結果、磁石40からばね部材30側へ電荷を安定して移動させることができ、磁気センサ60の静電破壊を更に抑制することができる。
また、本実施形態の磁気式入力装置1では、保持部23と収容部24とが開口部25を介して隣接して形成されているので、保持部23がばね部材30の上端部を保持し、収容部24が磁石40を収容して保持することによって、ばね部材30の上端部と磁石40とを近接配置することができ、磁石40と第1導電部31とを近接させ易くなる。しかも、磁石40と第1導電部31とを近接させる場合には、移動部材20の開口部25の周囲の肉厚によって磁石40と第1導電部31との距離を規制することができ、磁石40と第1導電部31との距離d1を安定させ易くなる。
また、本実施形態の磁気式入力装置1では、ばね部材30の下端部を載置面16に載置し、ばね部材30の下端部と載置面16とを当接させることによって、ばね部材30と第2導電部73とを導通させることができる。しかも、ばね部材30の反発力を利用してばね部材30の下端部と載置面16とを圧接させることによって、ばね部材30と第2導電部73との導通を安定させることができる。その結果、ばね部材30から第1端子71側へ安定して電荷を移動させることができ、磁気センサ60の静電破壊を更に抑制することができる。
尚、本実施形態では、磁石40と第1導電部31とを近接させていたが、磁石40と第1導電部31とを当接させても構わない。磁石40と第1導電部31とを当接させることによって、磁石40と第1導電部31とを導通させることができ、本実施形態と同様に、操作部22から侵入した静電気によって磁石40側に生じた電荷を、磁石40からばね部材30側に移動させることができる。その結果、本実施形態と同様に、操作部22から侵入した静電気による磁気センサ60への影響を低減し、磁気センサ60の静電破壊を抑制することができる。
また、磁石40と第1導電部31とを当接させる場合でも、保持部23がばね部材30の上端部を保持し、収容部24が磁石40を収容して保持することによって、ばね部材30の上端部と磁石40とを近接配置することができ、磁石40と第1導電部31とを当接させ易くなる。そして、移動部材20の開口部25から保持部23側に磁石40の右側面を露出させることによって、磁石40と第1導電部31とを更に当接させ易くなる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、本実施形態において、前述した第1実施形態と同一の構成である場合、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
まず、本発明の第2実施形態に係る磁気式入力装置101の構成について、図10を用いて説明する。図10は、本発明の第2実施形態に係る磁気式入力装置の内部構造を示す説明図であり、図8と同様の断面位置に対応した磁気式入力装置101の内部構造を示す断面模式図である。
本発明の第2実施形態に係る磁気式入力装置101は、第1実施形態と同様に、ハウジング10と、移動部材20と、ばね部材30と、磁石40と、取付部材50と、磁気センサ60と、2つの端子70と、遮蔽板80と、防水カバー90とを備えている。2つの端子70は、第1端子71と第2端子72とである。
但し、本実施形態では、ばね部材30の上端部側に配置された導電部材を更に備え、その導電部材が、第1実施形態の第1導電部31に対応する第1導電部131となっている。第1導電部131は、図10に示すように、左右方向に延びる金属板の左端部側を下方に折り曲げたような形状をしている。第1導電部131の右端部は、ばね部材30の上端部と保持部23の天井面との間に配置され、ばね部材30の上端部と当接している。そして、第1導電部131の右端部とばね部材30の上端部とを当接させることによって、第1導電部131とばね部材30とを導通させている。第1導電部131の左端部は、磁石40に向かって延出し、開口部25から露出する磁石40の右側面と当接している。そして、第1導電部131の左端部と磁石40の右側面とを当接させることによって、第1導電部131と磁石40とを導通させている。
また、本実施形態では、第1実施形態と同様に、第2導電部73が第1端子71と導通すると共に、第2導電部73の一部が底部15の上面側に露出して載置面16を構成している。そして、ばね部材30の下端部と載置面16とを当接させることによって、ばね部材30と第2導電部73とを導通させ、第2導電部73を介してばね部材30と第1端子71とを導通させている。
本実施形態では、このようにして、第1導電部131を介して磁石40とばね部材30とを導通させ、操作部22から侵入した静電気によって帯電した磁石40からばね部材30側に電荷を移動させている。そして、第1実施形態と同様に、第2導電部73を介してばね部材30から第1端子71側に電荷を移動させ、第1端子71から磁気式入力装置101の外部に逃がしている。そして、それによって、操作部22から侵入した静電気による磁気センサ60への影響を低減し、磁気センサ60の静電破壊を抑制している。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態の磁気式入力装置101では、ばね部材30及び磁石40と当接する第1導電部131を介して、操作部22から侵入した静電気によって帯電した磁石40からばね部材30側に電荷を移動させることができる。そして、第1実施形態と同様に、第2導電部73を介してばね部材30から第1端子71側に電荷を移動させ、第1端子71から磁気式入力装置101の外部に逃がすことができる。その結果、操作部22から侵入した静電気による磁気センサ60への影響を低減し、磁気センサ60の静電破壊を抑制することができる。
また、本実施形態の磁気式入力装置101では、第1導電部131をばね部材30とは別に形成することができるので、第1導電部131の形状に関する自由度を高めることができる。また、このような第1導電部131を介して磁石40からばね部材30側に電荷を移動させるので、ばね部材30と磁石40とを近接配置する必要が無くなり、ばね部材30の位置と磁石40の位置とに関する自由度を高めることができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更することができる。以下、本発明の変形例について、図11を用いて説明する。図11は、本発明の変形例に係る取付部材及び端子の構造を示す斜視図である。図11(a)は磁気センサ60と端子70とを取り付けた状態の取付部材50を前方から見た斜視図であり、図11(b)は後方から見た斜視図である。
例えば、本発明の実施形態において、蓋部材12と取付部材50とは一体に形成されていても構わない。図11に示す変形例では、蓋部材12と取付部材50とは、同じ材質の合成樹脂を用いて一体に形成されている。また、配線電極51は、端子70や第2導電部73と同じ材質の金属を用いて端子70や第2導電部73と共に形成された後に、射出成型等の方法によって取付部材50や蓋部材12と一体化され、それによって、取付部材50の所定の位置に配置されている。
また、図示しないが、本発明の実施形態において、ハウジング10は円柱状やそれ以外の外形をしていても構わない。また、ばね部材30は、板ばね等を用いた部材であっても構わない。また、磁気センサ60は、ホール素子を用いたセンサや電磁誘導を利用したセンサ等であっても構わない。また、端子70の数は3本以上であっても構わない。また、端子70は、ハウジング10の下方ではなく、左方向や右方向に突出していても構わない。
また、本発明の実施形態において、第2導電部73は、第1端子71と一体で形成され、配線電極51を介さないで、第1端子71と直接導通していても構わない。また、第2導電部73は、載置面16の一部を構成していても構わないし、載置面16全体を構成していても構わない。また、外部回路に影響を与えない場合、第2導電部73が第1端子71ではなく、第2端子72と導通していても構わない。
また、本発明の実施形態において、磁気式入力装置1(又は磁気式入力装置101)の使用環境によっては、遮蔽板80や防水カバー90は無くても構わない。
1 磁気式入力装置
10 ハウジング
11 ケース部材
12 蓋部材
13 上端部
14 開口部
15 底部
16 載置面
20 移動部材
21 本体部
22 操作部
23 保持部
24 収容部
25 開口部
26 規制突起
30 ばね部材
31 第1導電部
40 磁石
50 取付部材
51 配線電極
51a 接地用電極
51b 信号伝達用電極
52 電子部品
60 磁気センサ
70 端子
71 第1端子
72 第2端子
73 第2導電部
80 遮蔽板
90 防水カバー
101 磁気式入力装置
131 第1導電部

Claims (6)

  1. 開口部を有するハウジングと、
    前記ハウジングの内部に往復移動可能に保持された本体部と前記開口部から露出する操
    作部とを有する移動部材と、
    前記移動部材を初期位置に復帰させる導電性を有したばね部材と、
    前記移動部材に保持された磁石と、
    前記磁石と対向配置された磁気センサと、
    前記磁気センサが取り付けられる取付部材と、
    前記ハウジングに固定された外部接続用の複数の端子とを備えた磁気式入力装置であっ
    て、
    前記ばね部材と導通し、前記磁石と当接又は近接するように配置された第1導電部と、
    前記複数の端子のうちの少なくとも一つの端子と導通し、前記ばね部材と当接可能に配
    置された第2導電部とを有し、前記ばね部材は、上下方向に延びる筒状のコイルばねであり、前記第1導電部は、前記ばね部材の上端部と当接し前記磁石に向かって延出する導電部材であることを特徴とする磁気式入力装置。
  2. 前記磁石と前記第1導電部との間の距離は、前記磁石と前記磁気センサとの間の距離よ
    りも小さいことを特徴とする請求項1に記載の磁気式入力装置。
  3. 前記ばね部材は、上下方向に延びる筒状のコイルばねであり、
    前記第1導電部は、前記ばね部材の上端部側の外周部であることを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載の磁気式入力装置。
  4. 前記ばね部材の上端部側には座巻き部が形成され、
    前記座巻き部の外周部が前記第1導電部となっていることを特徴とする請求項3に記載
    の磁気式入力装置。
  5. 前記移動部材は、
    前記ばね部材の上端部を保持する保持部と、
    前記保持部と隣接して形成され前記磁石を収容する収容部と、
    前記保持部側の空間と前記収容部側の空間とを繋ぐ開口部とを有していることを特徴と
    する請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の磁気式入力装置。
  6. 前記ハウジングは、
    前記複数の端子及び前記第2導電部が埋設される底部を有し、
    前記第2導電部は、
    一部が前記底部の上面に露出して前記ばね部材の下端部を載置可能な載置面を構成して
    いることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の磁気式入力装置。
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