JP6291672B2 - エアバッグケース - Google Patents

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本発明は、車両のエアバッグケースに関する。
車両の側面衝突において、乗員を保護する手段であるサイドエアバッグに関して、下記特許文献1には、乗員の肩部、胸部及び腰部が保護できるサイドエアバッグが提案されている。
特開2013−159305号公報
一般的に、乗員の肩部は胸部と比較して横幅が広いため、ドアトリムと乗員との間の隙間は肩部横が狭くなる。上記特許文献1に開示される従来技術では、この点が考慮されていないため、サイドエアバッグを、適切に展開できない可能性がある。
そこで、本発明では、乗員の肩部横により適切に展開させることができるエアバッグケースを提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係るエアバッグケースは、
車両幅方向外側を向く第1壁、車両幅方向内側を向く第2壁、車両後方側を向く第3壁を備え、乗員の肩部から腰部に相当する高さを有し、サイドエアバッグを収納するエアバッグケースであって、
前記第1壁における、車両上下方向上側かつ車両前方側の角部を含む第1範囲を囲い、前記サイドエアバッグの展開反力により切欠状となる、第1脆弱部と、
前記第2壁における、車両上下方向下側かつ車両前方側の角部を含む第2範囲を囲い、前記展開反力により切欠状となる、第2脆弱部とを備え、
前記第1脆弱部と前記第2脆弱部とは、車両上下方向における位置が重複しないことを特徴とする。
上記課題を解決する第の発明に係るエアバッグケースは、
上記第の発明に係るエアバッグケースにおいて、
前記第1脆弱部及び前記第2脆弱部は、前記展開反力により破断する破断部が配設されて
いることを特徴とする。
上記課題を解決する第の発明に係るエアバッグケースは、
上記第の発明に係るエアバッグケースにおいて、
前記第1脆弱部の破断に際し、切断されない程度の強度を有し、前記第1範囲と該第1範囲以外の範囲の前記第1壁とを連結する、第1連結部と、
前記第2脆弱部の破断に際し、切断されない程度の強度を有し、前記第2範囲と該第2範囲以外の範囲の前記第2壁とを連結する、第2連結部と
を備える
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第の発明に係るエアバッグケースは、
上記第の発明に係るエアバッグケースにおいて、
前記第1脆弱部は、車両上下方向に第1辺と、車両前後方向に第2辺とを備え、
前記第2脆弱部は、車両上下方向に第3辺と、車両前後方向に第4辺とを備え、
前記第1辺及び前記第3辺は、前記展開反力により破断する破断部が配設され、前記第2辺及び前記第4辺は、前記展開反力により折れ曲がるヒンジ部である
または前記第2辺及び前記第4辺は、前記展開反力により破断する破断部が配設され、前記第1辺及び前記第3辺は、前記展開反力により折れ曲がるヒンジ部である
ことを特徴とする。
本発明に係るエアバッグケースによれば、乗員の肩部横にサイドエアバッグをより適切に展開させることができる。
本発明の実施例1に係るエアバッグケースの斜視図である。 本発明の実施例1に係るエアバッグケース及びその周辺の、車両上下方向に垂直な断面図である。 車両の側面衝突時における、本発明の実施例1に係るエアバッグケースの斜視図である。 車両の側面衝突時における、本発明の実施例1に係るエアバッグケース及びその周辺の、車両上下方向に垂直な乗員肩部付近の断面図である。 車両の側面衝突時における、本発明の実施例1に係るエアバッグケース及びその周辺の、車両上下方向に垂直な乗員腹部又は腰部付近の断面図である。 本発明の実施例2に係るエアバッグケースの斜視図である。 図6のa‐a矢視図である。(a)は、第2辺(又は第4辺)の一例を示すものであり、(b)は、第2辺(又は第4辺)の他の例を示すものである。 車両の側面衝突時における、本発明の実施例2に係るエアバッグケースの斜視図である。
[実施例1]
車両用シート10は、乗員が座るシートクッション(図示せず)と、そのシートクッションの後方から上方へ延び乗員の背もたれとなるシートバック24とを備えている。車両用シート10は、シートバック24が車両前方を向く姿勢で配置されている。
シートバック24は、主に乗員の背もたれとなる部分のシードパッド28、シートパッド28の車両幅方向について両側に設けられた一対のサイドサポート部27、それらの表面を覆うシート表皮23などで構成されている。シートバック24について、シートパッド28は背もたれとして乗員の上半身を後方から支えるとともに、両サイドサポート部16はシートパッド28の前面よりも前方へ突出しており、シート10に座った乗員を車両幅方向で保持する。
本発明の実施例1に係るエアバッグケースについて、まず、図1、2を用いて説明する。図1は、本発明の実施例1に係るエアバッグケース(エアバッグケース11)の斜視図である。図2は、エアバッグケース11及びその周辺の、車両上下方向に垂直な断面図である。
エアバッグケース11は、車両幅方向外側を向く壁(第1壁11‐1)、第1壁11‐1と対向しほぼ同一の形状の車両幅方向内側を向く壁(第2壁11‐2)、及び、第1壁11−1と第2壁11−2の後端を繋ぐ車両後方側を向く壁(第3壁11‐3)の、3つの壁と、第3壁11‐3と対向し車両前方側を向く壁部の無い(全面が車両前方側に向けて開口している)開口部11‐4とを備え、上端部から下端部にかけて乗員の肩部から腰部に相当する高さを有する、上面視において略コ字状のものである。また、エアバッグケース11は、折り畳まれた状態で格納されたサイドエアバッグ21及びサイドエアバッグ21を膨張展開させるためのガスを供給するためのインフレータ25を収納している。
そして、エアバッグケース11は、車両用シート10の側面であり、サイドサポート部27(シートバック24)の車両幅方向外側かつシートフレーム26の車両前方側に配設されたシートサイドサポートフレーム22に、車両幅方向外側から固定され、シート表皮23に覆われて配設されている。
さらに、エアバッグケース11は、第1脆弱部12a、第2脆弱部12b、第1連結部13a及び第2連結部13bを有する。
第1脆弱部12aは、第1壁11‐1において、車両上下方向上側かつ車両前方側の角部(図1中のA)を含む第1所定範囲を囲うように、破断する部分(破断部)となる複数の微小な孔が配設されている部分である。特に、第1脆弱部12aは、車両上下方向に平行な辺と、車両前後方向に平行な辺とを備える形状とするのが望ましい。なお、ここでの第1所定範囲とは、乗員の肩部横に相当する範囲を指す。
第2脆弱部12bは、第2壁11‐2において、車両上下方向下側かつ車両前方側の角部(図1中のB)を含む第2所定範囲を囲うように、破断する部分(破断部)となる複数の微小な孔が配設されている部分である。特に、第2脆弱部12bは、車両上下方向に平行な辺と、車両前後方向に平行な辺とを備える形状とするのが望ましい。なお、ここでの第2所定範囲とは、乗員の腹部横及び腰部横に相当する範囲を指す。
上述の複数の微小な孔は、第1脆弱部12a及び第2脆弱部12bが、サイドエアバッグ21の展開反力によりエアバッグケース11の内側から外側へ破断する程度の強度となるように、配設されるものとする。これにより、第1脆弱部12a及び第2脆弱部12bは、車両の側面衝突時のサイドエアバッグ21の展開反力により切欠状となる。また、対向する第1壁11‐1と第2壁11‐2にそれぞれ設けられた第1脆弱部12aと第2脆弱部12bとの車両上下方向における位置(高さ)は重複しないようにする。
第1連結部13aは、第1脆弱部12aの破断に際し、切断されない程度の強度を有し、第1壁の車両幅方向外側の面で上記第1所定範囲と該第1所定範囲以外の範囲(第1壁11‐1の第1所定範囲を除く略L字状)の第1壁11‐1とを連結するものである。第1連結部13aには、索状部材である紐やワイヤを用いるのが望ましい。
第2連結部13bは、第2脆弱部12bの破断に際し、切断されない程度の強度を有し、第2壁の車両幅方向内側の面で上記第2所定範囲と該第2所定範囲以外の範囲(第2壁11‐2の第2所定範囲を除く略L字状)の第2壁11‐2とを連結するものである。第2連結部13bには、第1連結部13aと同様、索状部材である紐やワイヤを用いるのが望ましい。
ここで、図3は、車両の側面衝突時における、エアバッグケース11の斜視図である。図4は、車両の側面衝突時における、エアバッグケース11及びその周辺の、車両上下方向に垂直な乗員肩部付近の断面図である。図5は、車両の側面衝突時における、エアバッグケース11及びその周辺の、車両上下方向に垂直な乗員腹部又は腰部付近の断面図である。
図3に示すように、上記構成としたエアバッグケース11は、車両の側面衝突時に、サイドエアバッグ21の展開反力により、第1脆弱部12aが破断し、第1壁11‐1において、第1所定範囲に相当する第1ケース片14aがエアバッグケース11の外側(車両幅方向外側)へ切り離される。また、第2脆弱部12bが破断し、第2壁11‐2において、第2所定範囲に相当する第2ケース片14bが第1ケース片14aとは逆方向のエアバッグケース11の外側(車両幅方向内側)へ切り離される。
そして、サイドエアバッグ21は、第1壁11‐1における第1所定範囲に相当する箇所(第1ケース片14aが切り離され、壁がない箇所)と、第2壁11‐2における第2所定範囲に相当する箇所(第2ケース片14bが切り離され、壁がない箇所)、第1壁11‐1と第2壁11‐2に挟まれ車両前方に向かって開口している開口部11‐4とから、シート表皮23の所定の位置23aを破って膨張展開しようとする。
これにより、図4に示すように、サイドエアバッグ21上部(乗員の肩部横)は、より車両幅方向外側にも膨張展開する。また、図5に示すように、サイドエアバッグ21下部(乗員の胸部横及び腰部横)は、より車両幅方向内側にも膨張展開する。
したがって、エアバッグケース11は、上記第1脆弱部12aを備えることにより、車両のサイドドアを車室内側から覆うドアトリムと乗員の間の隙間が比較的狭くなる乗員の肩部横の空間にも、サイドエアバッグ21を、より車両幅方向外側に向けて適切に展開させることが可能となる。
一方、乗員の腹部及び腰部は肩部と比較してドアトリムと乗員の間の隙間は広くなる。そのためエアバッグケース11は、上記第2脆弱部12bを備えることにより、乗員の腹部横及び腰部横の空間に、サイドエアバッグ21を、より車両幅方向内側に向けて適切に展開させることが可能となる。
なお、図3に示すように、第1ケース片14a及び第2ケース片14bは、第1連結部13a及び第2連結部13bによって、エアバッグケース11本体と連結されていることで、サイドエアバッグ21の展開反力により、第1脆弱部12a及び第2脆弱部12bが破断した際に、飛散しないようにすることができる。
また、エアバッグケース11は、車両幅方向外側を向く第1壁11‐1、車両幅方向内側を向く第2壁11‐2、及び、車両後方側を向く第3壁11‐3の、3つの壁を備えるものとしたが、本実施例はこれに限定されるものではなく、エアバッグケース11を、全面が壁で覆われた筐体としてもよい。その場合、上記壁11‐1,11‐2,11‐3以外の壁は、ケース片14a,14bと同様に、サイドエアバッグ21の展開反力により、エアバッグケース11から切り離されるものとする。この点においては、下記実施例2においても同様である。
[実施例2]
本発明の実施例2に係るエアバッグケースは、本発明の実施例1に係るエアバッグケースのうち、第1脆弱部及び第2脆弱部を変更したものである。以下、本発明の実施例2に係るエアバッグケースについて、本発明の実施例1に係るエアバッグケースと相違する部分を中心に説明する。
本発明の実施例2に係るエアバッグケースについて、図6〜8を用いて説明する。図6は、本発明の実施例2に係るエアバッグケース(エアバッグケース31)の斜視図である。図7は、図6のa‐a矢視図である。図7(a)は、後述の第2辺(又は第4辺)の一例を示すものであり、図7(b)は、後述の第2辺(又は第4辺)の他の例を示すものである。図8は、車両の側面衝突時における、エアバッグケース31の斜視図である。
エアバッグケース31は、第1脆弱部32a及び第2脆弱部32bを有する。
第1脆弱部32aは、エアバッグケース31の車両幅方向外側を向く第1壁31‐1において、車両上下方向に平行な第1辺32a‐1と、車両前後方向に平行な第2辺32a‐2とを備え、車両上下方向上側かつ車両前方側の角部(図6中のC)を含む第1所定範囲を囲んでいる。なお、実施例1と同様、第1所定範囲は、乗員の肩部横に相当する範囲を指す。
第1辺32a‐1は、破断する部分(破断部)となる複数の微小な孔が配設されており、第2辺32a‐2は、図7(a)又は図7(b)に示すように、第1壁31‐1が厚み方向に片側又は両側から窪んでいる。
第2脆弱部32bは、エアバッグケース31の車両幅方向内側を向く第2壁31‐2において、車両上下方向に平行な第3辺32b‐1と、車両前後方向に平行な第4辺32b‐2とを備え、車両上下方向上側かつ車両前方側の角部(図6中のD)を含む第2所定範囲を囲んでいる。なお、実施例1と同様、第2所定範囲は、乗員の腹部横及び腰部横に相当する範囲を指す。
第3辺32b‐1は、破断する部分(破断部)となる複数の微小な孔が配設されており、第4辺32b‐2は、図7(a)又は図7(b)に示すように、第2壁31‐2が厚み方向に片側又は両側から窪んでいる。
上述の複数の微小な孔は、第1辺32a‐1及び第3辺32b‐1が、サイドエアバッグ(実施例1におけるサイドバッグ21に相当)の展開反力により破断するように、配設されるものとする。
また、上述の第2辺32a‐2及び第4辺32b‐2が他の部分の厚みよりも薄肉とし、サイドエアバッグの展開反力により薄肉部分を支点に折れ曲がるヒンジ部となるように設定する。
これにより、第1脆弱部32a及び第2脆弱部32bは、車両の側面衝突時のサイドエアバッグの展開反力により切欠状となる。また、第1脆弱部32aと第2脆弱部32bとは、車両上下方向における位置が重複しないようにする。
ここで、図8は、車両の側面衝突時における、エアバッグケース31の斜視図である。図8に示すように、上記構成としたエアバッグケース31は、車両の側面衝突時に、サイドエアバッグの展開反力により、第1辺32a‐1が破断し、第2辺32a‐2が折れ曲がることで、第1壁31‐1において、車両上下方向上側かつ車両前方側の角部を含む第1所定範囲に相当する第1ケース片34aが、切り出される。
また、第3辺32b‐1が破断し、第4辺32b‐2が折れ曲がることで、第2壁31‐2において、車両上下方向上側かつ車両前方側の角部を含む第2所定範囲に相当する第2ケース片34bが、切り出される。
そして、サイドエアバッグは、第1壁31‐1における第1所定範囲に相当する箇所(第1ケース片34aが切り出され、壁がない箇所)と、第2壁31‐2における第2所定範囲に相当する箇所(第2ケース片34bが切り出され、壁がない箇所)とから、膨張展開しようとする。
これにより、実施例1に係るエアバッグケースと同様に、サイドエアバッグ上部(乗員の肩部横)は、より車両幅方向外側に膨張展開する(図4参照)。また、サイドエアバッグ下部(乗員の胸部横及び腰部横)は、より車両幅方向内側に膨張展開する(図5参照)。
したがって、エアバッグケース31は、上記第1脆弱部32aを備えることにより、車両のサイドドアを車室内側から覆うドアトリムと乗員の間の隙間が比較的狭くなる乗員の肩部横の空間に、サイドエアバッグを、より車両幅方向外側に向けて適切に展開させることが可能となる。
また、エアバッグケース11は、上記第2脆弱部32bを備えることにより、乗員の腹部横及び腰部横の空間に、サイドエアバッグを、より車両幅方向内側に向けて適切に展開させることが可能となる。
また、図8に示すように、エアバッグケース31では、第1ケース片34a及び第2ケース片34bは、実施例1における第1連結部13a及び第2連結部13bを設けることなく、サイドエアバッグの展開反力により、第1脆弱部32a及び第2脆弱部32bが破断した際に、飛散しないようにすることができる。
なお、上述では、第1辺32a‐1を破断部とし、第2辺32a‐2をヒンジ部となるように設定し、また、第3辺32b‐1を破断部とし、第4辺32b‐2をヒンジ部となるように設定するものとしたが、本実施例はこれに限定されるものではない。例えば、第2辺32a‐2を破断部とし、第1辺32a‐1をヒンジ部となるように設定し、また、第4辺32b‐2を破断部とし、第3辺32b‐1をヒンジ部となるように設定するものとしてもよい。
以上、本発明に係るエアバッグケースについて、各実施例により説明したが、換言すれば、本発明に係るエアバッグケースは、車両幅方向外側を向く第1壁、車両幅方向内側を向く第2壁、及び、車両後方側を向く第3壁を備え、乗員の肩部から腰部に相当する長さを有し、車両のサイドエアバッグを収納するエアバッグケースであって、第1壁における、車両上下方向上側かつ車両前方側の角部を含む乗員の肩部横の第1範囲を囲い、サイドエアバッグの展開反力により切欠状となる、第1脆弱部を備えるものである。よって、本発明に係るエアバッグケースでは、乗員の肩部横により適切に展開させることができる。
また、本発明に係るエアバッグケースは、第2壁における、車両上下方向下側かつ車両前方側の角部を含む乗員の腹部横及び腰部横の第2範囲を囲い、展開反力により切欠状となる、第2脆弱部を備え、第1脆弱部と第2脆弱部とは、車両上下方向における位置が重複しないものである。よって、本発明に係るエアバッグケースでは、乗員の腹部及び腰部横により適切に展開させることができる。
本発明は、車両のサイドエアバッグを収納するエアバッグケースとして好適である。
10 車両用シート
11,31 エアバッグケース
11‐1,31‐1 第1壁
11‐2,31‐2 第2壁
11‐3 第3壁
11‐4 第4壁
12a,32a 第1脆弱部
12b,32b 第2脆弱部
13a 第1連結部
13b 第2連結部
14a,34a 第1ケース片
14b,34b 第2ケース片
21 サイドエアバッグ
22 シートサイドサポートフレーム
23 シート表皮
24 シートバック
25 インフレータ
26 シートフレーム
27 サイドサポート部
28 シートパッド
32a‐1 第1辺
32a‐2 第2辺
32b‐1 第3辺
32b‐2 第4辺

Claims (4)

  1. 車両幅方向外側を向く第1壁、車両幅方向内側を向く第2壁、車両後方側を向く第3壁を備え、乗員の肩部から腰部に相当する高さを有し、サイドエアバッグを収納するエアバッグケースであって、
    前記第1壁における、車両上下方向上側かつ車両前方側の角部を含む第1範囲を囲い、前記サイドエアバッグの展開反力により切欠状となる、第1脆弱部と、
    前記第2壁における、車両上下方向下側かつ車両前方側の角部を含む第2範囲を囲い、前記展開反力により切欠状となる、第2脆弱部とを備え、
    前記第1脆弱部と前記第2脆弱部とは、車両上下方向における位置が重複しない
    ことを特徴とするエアバッグケース。
  2. 前記第1脆弱部及び前記第2脆弱部は、前記展開反力により破断する破断部が配設されている
    ことを特徴とする請求項に記載のエアバッグケース。
  3. 前記第1脆弱部の破断に際し、切断されない程度の強度を有し、前記第1範囲と該第1範囲以外の範囲の前記第1壁とを連結する、第1連結部と、
    前記第2脆弱部の破断に際し、切断されない程度の強度を有し、前記第2範囲と該第2範囲以外の範囲の前記第2壁とを連結する、第2連結部と
    を備える
    ことを特徴とする請求項に記載のエアバッグケース。
  4. 前記第1脆弱部は、車両上下方向に第1辺と、車両前後方向に第2辺とを備え、
    前記第2脆弱部は、車両上下方向に第3辺と、車両前後方向に第4辺とを備え、
    前記第1辺及び前記第3辺は、前記展開反力により破断する破断部が配設され、前記第2辺及び前記第4辺は、前記展開反力により折れ曲がるヒンジ部である
    または前記第2辺及び前記第4辺は、前記展開反力により破断する破断部が配設され、前記第1辺及び前記第3辺は、前記展開反力により折れ曲がるヒンジ部である
    ことを特徴とする請求項に記載のエアバッグケース。
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