JP6290483B1 - 工事用表示具 - Google Patents

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Abstract

【課題】高所への取付け作業を簡略化すると共に、作業性の移動性の悪さを解消し作業コストの低減を図ることができる工事用表示具を提供する。【解決手段】工事現場の被取付体Qに係止する係止体10を設ける。係止体10の下方に連続し工事作業のメッセージを表示する表示体20を設ける。表示体20の下方に連続する挿入突起体30を設ける。この挿入突起体30を工事現場で使用されている支持材Pの先端に固定するように構成する。挿入突起体30を係止体10の鉛直下方の位置に配置する。挿入突起体30から係止体10までが支持材Pの先端で垂直に支持されるように構成する。【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば改修工事において再利用しなければならないケーブルを間違って切断しないように注意を促すためにケーブル等に係止する工事用表示具に係り、特に、特殊な取付装置を使用せずに床上から高所のケーブル等に取付けることができる工事用表示具に関するものである。
従来の工事用表示具として、特許文献1、2に記載の表示具が提案されている。特許文献1の表示具は、プラスチックシートによって、T字状の止め具を設け、上半分が下半分に重なるように2つに折り曲げ接着することによってその強度を補強し、鉄管やロープに巻き付けて固定する工事用の表示具である。
また、特許文献2に記載の表示具は、電線保護管に巻き付けるもので、電線保護管に巻き付けたときに上下に重なり合う部分を係止するように構成したものである。
これらの表示具は、いずれも作業者が直接ケーブルや電線保護管に装着するものである。そのため、ケーブルや電線保護管等が高所にある場合、作業者は脚立等を使用した高所作業になり、作業時の安全性や脚立運搬時の移動性などに多くの課題が生じている。
そのため、特許文献3に記載の取付装置のように、地上から高所の電線等に表示具を取り付けることが可能な取付装置が提案されている。この取付装置は、地上から高所の電線等に届く長さの棒状部材を備え、この棒状部材の先端に設けた挟持体の中間閉じ部に表示具を仮に挟持し、解除機構に取り付けられた紐体を下方に引くと電線把持部が閉じて、表示具が電線等に取り付けられるように構成したものである。
特許第4605832号公報 特許第4271990号公報 特開2011-244607号公報
特許文献1や特許文献2のように、作業者が直接ケーブルや電線保護管に装着する表示具では、ケーブル等が高所にあると高所作業になるので作業の危険性が高まり、脚立等を運搬しながら移動する際の移動性が劣るなどの不都合が生じる。
一方、特許文献3のような取付装置を使用するには、取付装置の構造が複雑になるので製造コストが増大する上、取付装置の重量も重くなる。そのため、取付装置を運搬しながら作業を行う際の移動性の悪さや、作業コスト上の課題などが残されるものである。
そこで本発明は上述の課題を解消すべく創出されたもので、高所への取付け作業を簡略化すると共に、脚立や特殊な取付装置を運搬しながら行う移動性の悪さを解消し作業コストの低減を図ることができる工事用表示具の提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本発明における第1の手段は、工事現場の被取付体Qに係止する係止体10と、該係止体10の下方に連続し工事作業のメッセージを表示する表示体20と、該表示体20の下方に連続し工事現場で使用されているパイプ材又は棒状材を利用した支持材Pの先端に固定する挿入突起体30とを備え、該挿入突起体30を係止体10の鉛直下方の位置に配置し、支持材Pの先端で挿入突起体30及び係止体10を垂直に支持するように構成したことにある。
第2の手段において、前記支持材Pを電線管とし、前記挿入突起体30は、電線管の先端に挿入可能な太さに形成すると共に、該挿入突起体30の上端部に電線管の開口端部に載置する載置板31を設けたものである。
第3の手段において、前記係止体10はケーブルに係止するフック形状を成し、該係止体10の上端部に係止補助部11を設けたことにある。
本発明の請求項1のごとく、挿入突起体30を係止体10の鉛直下方の位置に配置し、支持材Pの先端で挿入突起体30及び係止体10を垂直に支持するように構成したことにより、工事現場に準備されている支持材Pを利用して既存ケーブル等の被取付体Qに表示具を装着することができる。この結果、高所への取付け作業を簡略化すると共に、作業性の移動性の悪さを解消し作業コストの低減を図ることができる。
請求項2のように、挿入突起体30を電線管の先端に挿入可能な太さに形成すると共に、該挿入突起体30の上端部に電線管の開口端部に載置する載置板31を設けたことで、改修工事の現場に備えられている電線管を支持材Pとして利用することができる。しかも、電線管の端部に載置する載置板31により、安定した状態で支持することができる。したがって、改修工事現場において極めて入手し易く、操作性も良好になる。
請求項3のごとく、係止体10はケーブルに係止するフック形状成し、係止体10の上端部に係止補助部11を設けたことにより、改修工事現場における撤去ケーブルと既存ケーブルとの目印に使用することが可能になる。更に、係止補助部11にナイロンバンドや他の被取付体Qなどを係止することも可能になるので、ケーブル以外にも係止することが可能になるものである。
本発明の一実施例を示す斜視図である。 本発明の使用状態を示し、(イ)はパイプ材にて支持している状態、(ロ)はケーブルに係止している状態を示す正面図である。 本発明の一実施例を示す底面図である。 (イ)、(ロ)は本発明の挿入突起体の他の実施例を示す要部斜視図である。 本発明の他の使用例を示す正面図である。
本発明表示具は、例えば改修工事の際に撤去ケーブルや既存ケーブルへ取付けることにより間違って切断しないように注意を促す際に使用する。また、この使用用途は工事に関するものであれば特に限定されない。
本発明は、係止体10、表示体20、挿入突起体30にて構成するもので、例えばポリプロピレン等の合成樹脂材にて形成されるものである(図1参照)。各構成部材を一体成形する他、各構成部材を各別に形成してから組み合わせることも可能である。また、これらの材質は、金属製、紙製などに変更することもできる。
係止体10は、工事現場の電線やケーブルラックの子桁などの被取付体Qに係止する部位である(図1参照)。図示の係止体10は、設置済ケーブルに係止するフック形状を成している。このようなフック形状の係止体10は、ケーブルの他にも比較的多種類の被取付体Qに係止することが可能になる。例えばケーブルラックの子桁に係止することもできる。また、係止体10を別体で設け、表示体20に対する係止体10の向きを平行な位置と直交する位置とに選択できるように設けることも可能である。
更に、この係止体10の上端部に係止補助部11を設けることでナイロンバンド等の緊締具を連結することも可能になる(図1参照)。また、係止補助部11の形状を変更し、他のフック部に係止可能な係止補助部11を設けることもできる。したがって、この係止補助部11を使用すると、より確実な固定が可能になり、被取付体Qの選択範囲を広げることができる。
表示体20は、係止体10の下方に連続形成される部位で、工事作業のメッセージを表示する(図1参照)。図示の表示体20は矩形状を成し、予めメッセージが印刷されたシール等を着脱自在に貼り付けるように構成している。すなわち、表示体20はポリプロピレンにて形成し、粘着剤が塗布されたシール、ステッカー、テープなどを貼り付けるものである。また、この表示体20にメッセージを直接手書きで記入することも可能である。例えば、改修工事で使用する場合、表示体20に示すメッセージとして、残しておくケーブルを示す表示や、撤去するケーブルを示す表示、あるいはどちらか不明なケーブルであることを示す表示になる。尚、図中符号21は補助孔を示し、この補助孔21にナイロンバンド等の緊締具を連結してガス管や冷媒管等の太パイプやその他の部材に係止することも可能になる。
挿入突起体30は、工事現場で使用されているパイプ材又は棒状材を利用した支持材Pの先端に固定する杆状の部位で、表示体20の下方に連続形成されている(図1参照)。そして、この挿入突起体30を係止体10の鉛直下方の位置に配置することで、支持材Pに装着した挿入突起体30から係止体10までが支持材Pの先端で垂直に支持されるように構成している。
この挿入突起体30は、特に、支持材Pとして電線管の先端に挿入可能な太さに形成すると、改修工事現場において最も入手し易い軽量な電線管を支持材Pとして使用することができる。例えば、内径16mm〜17mm程度の厚鋼電線管や薄電線管、ねじなし電線管、硬質ポリ塩化ビニル管などの利用が好ましい。そして、挿入突起体30の上端部に載置板31を設ける。
図示の挿入突起体30は、3枚の帯状板32を長手方向に接合して断面が放射状を成す形状に形成している(図3参照)。このように挿入突起体30を形成することで、支持材P端部の径の違いに対応することが可能になり、挿入突起体30の軽量化を図ることもできる。
また、帯状板32に幅の異なった段部33段部を形成することで、より細い支持材Pを選択して使用することができる(図4(イ)参照)。更に、同図(ロ)は、挿入突起体30の軸芯部に穴部34を形成したものである。この穴部34に工事現場で使用されている全ネジボルト等の先端部を挿入して固定することも可能になる。
本発明の使用方法として、例えば支持材Pとする電線管の端部に挿入突起体30を挿入し垂直に支持しながらケーブル等の被取付体Q近くまで持ち上げる(図2(イ)参照)。更に、被取付体Qに係止体10を係止して支持材Pを下に引き抜くと、被取付体Qに係止体10が係止した状態になる(同図(ロ)参照)。
また、この挿入突起体30を工事現場の仮設用パイプの上端開口部に挿入することも可能である(図5参照)。この場合、挿入突起体30と共に載置板31は仮設用パイプの内部に収納され、表示体20の下端が仮設用パイプの上端開口部に係止する。このような使用により、仮設工事等に関するメッセージを表示体20に表示することが可能になる。
尚、本発明の構成は図示例に限定されるものではなく、係止体10、表示体20、挿入突起体30の形状や材質等は、本発明の要旨を変更しない範囲で任意に変更することができる。
P 支持材
Q 被取付体
10 係止体
11 係止補助部
20 表示体
21 補助孔
30 挿入突起体
31 載置板
32 帯状板
33 段部
34 穴部

Claims (3)

  1. 工事現場の被取付体に係止する係止体と、該係止体の下方に連続し工事作業のメッセージを表示する表示体と、該表示体の下方に連続し工事現場で使用されているパイプ材又は棒状材を利用した支持材の先端に固定する挿入突起体とを備え、該挿入突起体を係止体の鉛直下方の位置に配置し、挿入突起体から係止体までが支持材の先端で垂直に支持されるように構成したことを特徴とする工事用表示具。
  2. 前記支持材を電線管とし、前記挿入突起体は、電線管の先端に挿入可能な太さに形成すると共に、該挿入突起体の上端部に電線管の開口端部に載置する載置板を設けた請求項1記載の工事用表示具。
  3. 前記係止体はケーブルに係止するフック形状を成し、該係止体の上端部に係止補助部を設けた請求項1記載の工事用表示具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4462175A (en) * 1983-02-22 1984-07-31 Romberger Mark W Safety tag holder
JPS6314283U (ja) * 1986-07-14 1988-01-29

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