JP3226688U - マンホール転落防止柵 - Google Patents

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【課題】一人の作業者で組立・分解が可能であり、分解状態における占有スペースが比較的小さく、設置スペースの削減も図ることができるマンホール転落防止柵を提供する。【解決手段】マンホール転落防止柵100は、マンホール鉄蓋の受枠の内側に下縁部10bを嵌入した状態で受枠上に載置される架台10と、受枠の周方向に沿って所定間隔をなすように架台10の外周面10cに取り付けられた複数のポール支持部材11と、複数のポール支持部材11にそれぞれ着脱可能に立設された複数のポール12と、ポール12の外周に設けられた係合部材13、14と、受枠の周方向に隣り合う複数のポール12の間において係合部材13、14に着脱可能に係合して複数のポール12同士を連結する複数の桟部材15と、を備えている。【選択図】図1

Description

本考案は、マンホール内において各種作業を行う場合に、作業者や歩行者などの安全を確保するため、マンホールの開口部の周りを包囲するように設置されるマンホール転落防止柵に関する。
既設のマンホール内において点検作業や補修作業などの各種作業を行う場合、作業者や歩行者などの安全を確保するため、マンホール鉄蓋を開いたときに現れる開口部(受枠内の部分)の周りを包囲するように設置されるマンホール転落防止柵については、従来、様々な構造、機能を有するものが提案されているが、本考案に関連するものとして、例えば、特許文献1に記載された「マンホールガイド」や特許文献2に記載された「マンホール用柵」などがある。
特許文献1に記載された「マンホールガイド」は、人孔開口部上に設置しうる筒状体の周囲数個所に、伸縮自在な支柱の複数本を、それぞれ筒状体軸方向に突出させて止着し、この突出した各支柱間を棒部材により連結して手摺を構成し、各支柱に、支柱の伸張状態を維持するストッパを設けたことを特徴するものである。
特許文献2に記載された「マンホール用柵」は、円形に組立・分解自在とした四つ以上の部材と、組立状態における隣り合う部材に跨がせて取付ける連結材とから構成され、各部材はパイプ或いは棒を組合せてなり、連結材は部材に取付け・取外し自在としたものである。
実開昭60−115950号公報 実開昭55−13719号公報
特許文献1に記載された「マンホールガイド」並びに特許文献2に記載された「マンホール用柵」は何れも複数の構成部材に分解したり、組み立てたりすることができるので、作業現場までの運搬が容易である点においては優れているのであるが、それぞれの構成部材のサイズが比較的大きいので、例えば、自動車に積載して運搬する場合、広いスペースを必要とする。
また、前述したように、前記「マンホールガイド」並びに前記「マンホール用柵」はそれぞれの構成部材のサイズが比較的大きいので、作業現場において、一人の作業者で組み立てたり、分解したりすることが困難である。
そこで、本考案が解決しようとする課題は、一人の作業者で組立・分解が可能であり、分解状態における占有スペースが比較的小さく、設置スペースの削減も図ることができるマンホール転落防止柵を提供することにある。
本考案に係るマンホール転落防止柵は、マンホール鉄蓋の受枠内に少なくとも一部が嵌入した状態で前記受枠上に載置される架台と、
前記受枠の周方向に沿って所定間隔をなすように前記架台に取り付けられた複数のポール支持部材と、
複数の前記ポール支持部材にそれぞれ着脱可能に立設された複数のポールと、
前記ポールの外周に設けられた係合部材と、
前記受枠の周方向に隣り合う複数の前記ポールの間において前記係合部材に着脱可能に係合して複数の前記ポール同士を連結する複数の桟部材と、を備えたことを特徴とする。
前記マンホール転落防止柵においては、前記架台を短円筒状とすることができる。
前記マンホール転落防止柵においては、前記架台の一部に当該架台の中心に向かって凹んだ凹状部を設けることができる。
前記マンホール転落防止柵においては、前記ポール支持部材が、前記ポールの下端部を挿入可能な孔部と、前記孔部に挿入された前記ポールを前記ポール支持部材に着脱可能に係止するネジ部材と、を有するものとすることができる。
前記マンホール転落防止柵においては、前記桟部材が、円弧形状の本体部と、前記本体部の両端に形成されたフック部と、を有し、前記フック部が前記係合部材に開設された開口部に挿入・離脱可能であるようにすることができる。
本考案により、一人の作業者で組立・分解が可能であり、分解状態における占有スペースが比較的小さく、設置スペースの削減も図ることができるマンホール転落防止柵を提供することができる。
本考案の実施形態であるマンホール転落防止柵を示す斜視図である。 図1に示すマンホール転落防止柵を構成する架台の平面図である。 図2に示す架台を同図中の矢線A方向から見た一部省略図である。 図1に示すマンホール転落防止柵を構成するポールの正面図である。 図4に示すポールを同図中の矢線B方向から見た図である。 図1に示すマンホールを構成する桟部材の斜視図である。 図1に示すマンホール転落防止柵を受枠に設置した状態を示す一部省略垂直断面図である。
以下、図1〜図7に基づいて、本考案の実施形態であるマンホール転落防止柵100について説明する。
図1,図7に示すように、本実施形態に係るマンホール転落防止柵100は、架台10と、複数のポール支持部材11と、複数のポール12と、複数の係合部材13,14と、複数の桟部材15と、を備えている。架台10は、マンホール鉄蓋の受枠R(図7参照)の内側に下縁部10bを嵌入した状態で受枠R上に載置されている。複数のポール支持部材11は、受枠Rの周方向に沿って所定間隔をなすように架台10の外周面10cに取り付けられている。複数のポール12は何れも円管形状をなし、複数のポール支持部材11にそれぞれ着脱可能に立設されている。複数の桟部材15は、受枠Rの周方向に隣り合う複数のポール12の間において係合部材13,13(14,14)に着脱可能に係合して複数のポール12同士を連結している。
図1〜図3に示すように、マンホール転落防止柵100を構成する架台10の概形は短円筒状であり、架台10の一部に当該架台10の中心10eに向かって凹んだ凹状部10dが設けられている。架台10の外周面10cの上縁部10a寄りの部分には、複数のポール支持部材11が、受枠Rの周方向(架台10の周方向)に沿って所定間隔をなすように取り付けられている。
マンホール転落防止柵100においては、図2に示すように、5個のポール支持部材11が、架台10の中心10eを基準に、72度間隔をなすように取り付けられているが、ポール支持部材11の個数や配置間隔は限定されない。
図2,図3に示すように、ポール支持部材11は、ポール12の下端部12b(図4参照)を挿入可能な孔部11aと、ポール支持部材11の外周から孔部11a内に向かって進退能に螺着されたネジ部材11bと、を有している。ポール12の下端部12b(図4参照)をポール支持部材11の孔部11a内に挿入し、ネジ部材11bを締め付ければ孔部11aに挿入されたポール12はポール支持部材11に着脱可能に係止される。
図4に示すように、ポール12の外周には、それぞれ複数の係合部材13,14が取り付けられている。ポール12がポール支持部材11に立設された状態において、複数の係合部材13は、ポール12の軸方向の長さの半分よりも低いポール12の下端部12b寄りの位置に取り付けられ、複数の係合部材14は、係合部材13よりも高いポール12の上端部12a寄りの位置に取り付けられている。
図5に示すように、複数の係合部材13,13(14,14)はそれぞれ、ポール12の外周において、ポール12を挟んで対称をなす位置(ポール12を中心に180度離れた位置)に取り付けられている。係合部材13,14はそれぞれポール12の軸心方向(長手方向)と平行方向に貫通する開口部13a,14aが開設されている。
図6に示すように、桟部材15の概形はカスガイ形状をなし、円弧形状の本体部15aと、本体部15aの両端をそれぞれ本体部15aと直角をなす方向に折り曲げて形成されたフック部15b,15bと、を有している。桟部材15のフック部15b,15bは、図4,図5に示す、係合部材13,14に開設された開口部13a,14aに挿入・離脱可能である。
次に、図1〜図7に基づいて、マンホール転落防止柵100の使い方や機能などについて説明する。図1に示すマンホール転落防止柵100は、図2,図3に示す架台10(1台)、図4,図5に示すポール12(5本)並びに図6に示す桟部材15(10本)の状態に分解可能であるため、作業現場まで搬送する際の占有スペースが比較的小さく、例えば、乗用車に積載して搬送することも可能である。
前述した架台10(1台)、ポール12(5本)並びに桟部材15(10本)を作業現場まで運び込んだら、図7に示すように、マンホール鉄蓋(図示せず)が取り外された状態にある受枠R内に架台10を嵌め込む。このとき、マンホール鉄蓋と受枠Rとを連結する蝶番部材(図示せず)と、架台10との接触を回避するため、架台10の凹状部10d(図2参照)が前記蝶番部材の位置に合致するように位置合わせした後、架台10の下縁部10b側を受枠Rの内側に嵌入させ、複数のポール支持部材11の下面11cを受枠R上に載置する。
次に、ポール12の下端部12b(図4参照)を、ポール支持部材11の孔部11a内に挿入し、ネジ部材11bを締め付けることにより、孔部11aに挿入されたポール12をポール支持部材11に起立姿勢で固定する。
この後、桟部材15のフック部15b,15bを、受枠Rの周方向に隣り合う複数のポール12の間において隣り合う係合部材13,13(14,14)の開口部13a,13a(14a,14a)に挿入して複数のポール12同士を連結すると、図1に示すマンホール転落防止柵100が完成する。マンホール転落防止柵100は、受枠Rの周りを全周に亘って包囲するので、マンホール内において各種作業を行う場合に、作業者や歩行者などの安全を確保することができる。
マンホール転落防止柵100を形成する複数の桟部材15はポール12の係合部材13,13(14,14)に着脱可能であるため、マンホール内への作業者の出入りや工具・器具類の出し入れなども容易である。また、マンホール内での作業が終わった後は、前述と逆の作業を行うことによりマンホール転落防止柵100を分解することができる。即ち、マンホール転落防止柵100は一人の作業者で組立・分解が可能である。
また、マンホール転落防止柵100は、図2,図3に示す架台10(1台)、図4,図5に示すポール12(5本)並びに図6に示す桟部材15(10本)の状態に分解可能であるため、分解状態における占有スペースが比較的小さく、作業現場まで搬送したり、撤収撤する場合、あるいは保管場所に収納したりする場合に嵩張らないという長所がある。
さらに、マンホール転落防止柵100は、マンホール鉄蓋の受枠R内に架台10を嵌め込んだ状態で設置することにより、設置スペースの削減も図ることができるので、狭隘な場所でも好適に使用することができる。
なお、図1〜図7に基づいて説明したマンホール転落防止柵100は、本考案に係るマンホール転落防止柵の一例を示すものであり、本考案に係るマンホール転落防止策は前述したマンホール転落防止柵100に限定されるものではない。
本考案に係るマンホール転落防止柵は、マンホール内において各種作業を行う場合の作業者や歩行者などの安全確保手段として、土木建設業などの産業分野において広く利用することができる。
10 架台
10a 上縁部
10b 下縁部
10c 外周面
10d 凹状部
10e 中心
11 ポール支持部材
11a 孔部
11b ネジ部材
11c 下面
12 ポール
12a 上端部
12b 下端部
13,14 係合部材
13a,14a 開口部
15 桟部材
15a 本体部
15b フック部
100 マンホール転落防止柵
R 受枠
本考案に係るマンホール転落防止柵は、マンホール鉄蓋の受枠内に少なくとも一部が嵌入した状態で前記受枠上に載置される架台と、
前記受枠の周方向に沿って所定間隔をなすように前記架台に取り付けられた複数のポール支持部材と、
複数の前記ポール支持部材に立設された複数のポールと、
前記ポールの外周に設けられた係合部材と、
前記受枠の周方向に隣り合う複数の前記ポールの間において前記係合部材に係合して複数の前記ポール同士を連結する複数の桟部材と、を備えたことを特徴とする。
前記マンホール転落防止柵においては、前記ポール支持部材が、前記ポールの下端部を挿入可能な孔部と、前記孔部に挿入された前記ポールを前記ポール支持部材に係止するネジ部材と、を有するものとすることができる。

Claims (5)

  1. マンホール鉄蓋の受枠内に少なくとも一部が嵌入した状態で前記受枠上に載置される架台と、
    前記受枠の周方向に沿って所定間隔をなすように前記架台に取り付けられた複数のポール支持部材と、
    複数の前記ポール支持部材にそれぞれ着脱可能に立設された複数のポールと、
    前記ポールの外周に設けられた係合部材と、
    前記受枠の周方向に隣り合う複数の前記ポールの間において前記係合部材に着脱可能に係合して複数の前記ポール同士を連結する複数の桟部材と、を備えたマンホール転落防止柵。
  2. 前記架台が短円筒状をなす請求項1記載のマンホール転落防止柵。
  3. 前記架台の一部に当該架台の中心に向かって凹んだ凹状部を設けた請求項1または2記載のマンホール転落防止柵。
  4. 前記ポール支持部材が、前記ポールの下端部を挿入可能な孔部と、前記孔部に挿入された前記ポールを前記ポール支持部材に着脱可能に係止するネジ部材と、を有する請求項1〜3の何れかの項に記載のマンホール転落防止柵。
  5. 前記桟部材が、円弧形状の本体部と、前記本体部の両端に形成されたフック部と、を有し、前記フック部が前記係合部材に開設された開口部に挿入・離脱可能である請求項1〜4の何れかの項に記載のマンホール転落防止柵。
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