JP6289771B1 - 油圧エレベータの油漏れ検出装置 - Google Patents

油圧エレベータの油漏れ検出装置 Download PDF

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Abstract

油圧エレベータの油漏れ検出装置は、油圧エレベータの運転を制御し、かごが走行している場合に走行信号を送信し、かごがドアゾーンに位置する場合にドアゾーン信号を送信し、かごが上昇方向へ走行している場合に上昇運転信号を送信するリレー系制御盤と通信可能に接続され、リレー系制御盤からの、走行信号の受信の有無とドアゾーン信号の受信の有無と上昇運転信号の受信の有無とによって、リレベル動作が行われたリレベル回数をカウントし、設定時間内にリレベル回数が設定回数以上となった場合に油圧エレベータの油漏れを検出する油漏れ判断部を備えて構成されている。

Description

本発明は、リレー系制御盤によって制御される油圧エレベータの油漏れを検出する油漏れ検出装置に関する。
油圧エレベータにおいては、配管、タンク、プランジャ等の部材から油漏れが発生した場合、かごが無制御に降下していく可能性がある。ただし、このような部材から突然に大量の油漏れが発生する可能性は低く、徐々に油漏れの漏れ量が増えていくので、かごが停止している階において、かごのリレベル動作が繰り返し行われる。そこで、一定時間内に規定回数以上のリレベル動作が行われると、油漏れ有りと判断して、油漏れを検出する機能を備えた油圧エレベータが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、リレベル動作とは、かごの停止位置がドアゾーンから外れているときに、その停止位置がドアゾーンに入るように調整するためにかごを上昇方向または下降方向へ走行させる動作を意味する。油圧エレベータにおいて、油漏れが発生している場合、かごの上昇方向へのリレベル動作、すなわち、かごの停止位置がドアゾーンに入るように調整するためにかごを上昇方向へ走行させる動作が繰り返し行われる。
特開昭63−196474号公報
ここで、リレー式シーケンス制御が採用されたリレー系制御盤によって制御される油圧エレベータにおいては、特許文献1に記載の従来技術のように、時間のカウントおよびリレベル回数のカウントを行うためには、リレー、カウンタ、昇降路スイッチ等の機器が必要となる。また、油漏れを検出する機能を備えていない既設のリレー系制御盤に対して油漏れ検出機能を後付けする場合には、リレー系制御盤の改造に多大な時間およびコストがかかってしまうという問題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、既存の機器を流用し新たに追加する機器を可能な限り少なくして油漏れを検出することのできる油圧エレベータの油漏れ検出装置を得ることを目的とする。
本発明における油圧エレベータの油漏れ検出装置は、油圧エレベータの運転を制御し、かごが走行している場合に走行信号を送信し、かごがドアゾーンに位置する場合にドアゾーン信号を送信し、かごが上昇方向へ走行している場合に上昇運転信号を送信するリレー系制御盤と通信可能に接続される油圧エレベータの油漏れ検出装置であって、リレー系制御盤からの、走行信号の受信の有無とドアゾーン信号の受信の有無と上昇運転信号の受信の有無とによって、リレベル回数をカウントし、設定時間内にリレベル回数が設定回数以上となった場合に油圧エレベータの油漏れを検出する油漏れ判断部を備えたものである。
本発明によれば、既存の機器を流用し新たに追加する機器を可能な限り少なくして油漏れを検出することのできる油圧エレベータの油漏れ検出装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1における油圧エレベータの油漏れ検出装置を示す構成図である。 本発明の実施の形態1における油圧エレベータの油漏れ検出装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における油圧エレベータの油漏れ検出装置の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明による油圧エレベータの油漏れ検出装置を、好適な実施の形態にしたがって図面を用いて説明する。なお、図面の説明においては、同一部分または相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における油圧エレベータの油漏れ検出装置2を示す構成図である。なお、図1では、油圧エレベータの運転を制御するリレー系制御盤1も併せて図示している。
図1において、リレー系制御盤1は、リレー式シーケンス制御が採用されており、複数のリレー回路によって構成されている既設の制御盤である。リレー系制御盤1は、走行検出部11、ドアゾーン検出部12、上昇運転検出部13、最下階検出部14、最下階呼び部15および走行制御部16を備える。
走行検出部11は、かごが走行していることを検出した場合に、油漏れ検出装置2に走行信号を送信するように構成されている。具体的には、走行検出部11は、例えば、かごが走行しているときにON状態になることで接点信号を走行信号として送信するリレーを用いて構成されている。
ドアゾーン検出部12は、ドアゾーンにかごが位置していることを検出した場合に、油漏れ検出装置2にドアゾーン信号を送信するように構成されている。具体的には、ドアゾーン検出部12は、例えば、ドアゾーンにかごが位置しているときにON状態になることで接点信号をドアゾーン信号として送信するリレーを用いて構成されている。
なお、ドアゾーンとは、乗場ドアがかごドアに連動して開閉するときのかごの停止位置の範囲を意味する。すなわち、かごがドアゾーンに停止している場合、かごドアを開閉すると、乗場ドアもかごドアに連動して開閉する。
上昇運転検出部13は、かごが上昇方向へ走行していることを検出した場合に、油漏れ検出装置2に上昇運転信号を送信するように構成されている。具体的には、上昇運転検出部13は、例えば、かごが上昇方向へ走行しているときにON状態になることで接点信号を上昇運転信号として送信するリレーを用いて構成されている。
最下階検出部14は、かごが最下階に停止していることを検出した場合に、油漏れ検出装置2に最下階信号を送信するように構成されている。具体的には、最下階検出部14は、例えば、かごが最下階に停止しているときにON状態になることで接点信号を最下階信号として送信するリレーを用いて構成されている。
最下階呼び部15は、油漏れ検出装置2から最下階走行信号を受信すると、かごを最下階に走行させて停止させるための最下階呼びを登録する。最下階呼び部15によって最下階呼びが登録されると、走行制御部16は、かごを最下階に走行させて停止させる。
走行制御部16は、かごの走行を制御する。また、走行制御部16は、油漏れ検出装置2から通常走行信号を受信している場合には、かごを走行させることができる一方、通常走行信号を受信していない場合には、かごを走行させることができない。
このように、リレー系制御盤1は、油圧エレベータの運転を制御し、さらに、かごが走行している場合に走行信号を送信し、かごがドアゾーンに位置する場合にドアゾーン信号を送信し、かごが上昇方向へ走行している場合に上昇運転信号を送信し、かごが最下階に停止している場合に最下階信号を送信する。
油漏れ検出装置2は、リレー系制御盤1と通信可能に接続され、油漏れ判断部21と、最下階走行用駆動回路22と、通常走行用駆動回路23と、最下階走行用リレー24aおよび通常走行用リレー24bを有するリレーユニット24とを備える。
油漏れ判断部21は、メモリと、そのメモリに格納されたプログラムを実行するマイクロコンピュータを備えて構成される。油漏れ判断部21は、走行検出部11から送信される走行信号と、ドアゾーン検出部12から送信されるドアゾーン信号と、上昇運転検出部13から送信される上昇運転信号と、最下階検出部14から送信される最下階信号とを入力として、油漏れを検出する。
最下階走行用リレー24aは、オン状態である場合、接点信号を最下階走行信号として最下階呼び部15に送信するように構成されている。通常走行用リレー24bは、オン状態である場合、接点信号を通常走行信号として走行制御部16に送信するように構成されている。
最下階走行用駆動回路22は、油漏れ判断部21からの制御に従って、最下階走行用リレー24aのオンおよびオフを切り替える。通常走行用駆動回路23は、油漏れ判断部21からの制御に従って、通常走行用リレー24bのオンおよびオフを切り替える。
油漏れ判断部21は、油漏れを検出した場合、最下階走行用駆動回路22を制御することで、最下階走行用リレー24aをオフからオンへ切り替える。
この場合、最下階走行信号が最下階呼び部15に送信されるので、最下階呼び部15は、最下階走行信号の受信に伴い、最下階呼びを登録する。この場合、走行制御部16は、かごを最下階に停止させる。
このように、油漏れ判断部21は、油漏れを検出した場合、かごが最下階で停止した状態となるようにリレー系制御盤1を制御する。
油漏れ判断部21は、最下階走行信号を最下階呼び部15に送信し、かごが最下階に停止した後、通常走行用駆動回路23を制御することで、通常走行用リレー24bをオンからオフへ切り替える。
この場合、通常走行信号が走行制御部16に送信されなくなるので、走行制御部16は、通常走行信号を受信しなくなることに伴い、かごの走行が制御不可となる。すなわち、リレー系制御盤1は、油漏れ検出装置2から通常走行信号を受信しない限り、かごを走行させることができず、その結果、エレベータの運転が停止状態となる。
このように、油漏れ判断部21は、油漏れを検出した場合、かごを走行させることができないようにリレー系制御盤1を制御する。すなわち、油漏れ判断部21は、かごが最下階に着床した後に、リレー系制御盤1への通常走行信号の送信を停止することで、保守員が到着するまでかごの通常走行ができないようにかごを制止させることが可能となる。
次に、油漏れ検出装置2の動作について、図2および図3を参照しながら説明する。図2および図3は、本発明の実施の形態1における油圧エレベータの油漏れ検出装置2の動作を示すフローチャートである。なお、図2および図3は、1つのフローチャートを2つの図面に分けて記載したものである。また、図2および図3に示すフローチャートの処理は、予め設定された周期ごとに実行される。さらに、油漏れ判断部21のマイクロコンピュータは、メモリに格納されたプログラムに従って、図2および図3に示すフローチャートの処理を実行する。
ステップS1において、油漏れ判断部21は、かご制止フラグが「1」であるか否かを判断する。かご制止フラグが「1」であると判断された場合には、処理がステップS3へと進み、かご制止フラグが「0」であると判断された場合には、処理がステップS2へと進む。
ステップS2において、油漏れ判断部21は、通常走行用駆動回路23を制御することで、通常走行用リレー24bをON状態にし、処理がステップS4へと進む。
ステップS3において、油漏れ判断部21は、通常走行用駆動回路23を制御することで、通常走行用リレー24bをOFF状態にし、処理が終了となる。
ステップS4において、油漏れ判断部21は、油漏れ検出フラグが「1」であるか否かを判断する。油漏れ検出フラグが「1」であると判断された場合には、処理がステップS25へと進み、油漏れ検出フラグが「0」であると判断された場合には、処理がステップS5へと進む。
このように、かご制止フラグが「0」である場合、通常走行用リレー24bがON状態であるので、かごの通常走行が可能な状態である。また、かご制止フラグが「1」である場合、通常走行用リレー24bがOFF状態であるので、かごの走行が阻止されている状態である。
ステップS5において、油漏れ判断部21は、油漏れ監視モードがONであるか否かを判断する。油漏れ監視モードがONであると判断された場合には、処理がステップS10へと進み、油漏れ監視モードがOFFであると判断された場合には、処理がステップS6へと進む。
ステップS6において、油漏れ判断部21は、リレー系制御盤1からドアゾーン信号を受信しているか否かを判断する。リレー系制御盤1からドアゾーン信号を受信していると判断された場合には、処理がステップS7へと進み、そうでないと判断された場合には、処理がステップS9へと進む。
ステップS7において、油漏れ判断部21は、リレー系制御盤1から走行信号を受信しているか否かを判断する。リレー系制御盤1から走行信号を受信していると判断された場合には、処理がステップS9へと進み、そうでないと判断された場合には、処理がステップS8へと進む。
ステップS8において、油漏れ判断部21は、油漏れ監視モードをONにし、処理が終了となる。
ステップS9において、油漏れ判断部21は、油漏れ監視モードをOFFにし、処理が終了となる。
このように、油漏れ判断部21は、油漏れ検出フラグが「0」である場合、すなわち、油漏れが検出されていない場合、リレー系制御盤1からのドアゾーン信号の受信の有無と、走行信号の受信の有無とによって、油漏れ監視モードをONまたはOFFに設定する。
すなわち、油漏れ判断部21は、油漏れ監視モードがOFFであり、リレー系制御盤1からドアゾーン信号を受信し、かつ走行信号を受信していない場合、かごがドアゾーン内に停止していると判断し、油漏れ監視モードをONに設定する。
一方、油漏れ判断部21は、リレー系制御盤1からドアゾーン信号を受信し、かつ走行信号を受信していれば、かごがドアゾーン内を走行中であると判断し、油漏れ監視モードをOFFに設定する。また、油漏れ判断部21は、リレー系制御盤1からドアゾーン信号を受信していなければ、かごがドアゾーン外に位置すると判断し、油漏れ監視モードをOFFに設定する。
上記のように油漏れ監視モードを設けて構成することで、エレベータの通常運転を実施しながら油漏れの監視を行うモードに切り替えることができる。
ステップS10において、油漏れ判断部21は、リレベルラッチモードがONであるか否かを判断する。リレベルラッチモードがONであると判断された場合には、処理がステップS16へと進み、リレベルラッチモードがOFFであると判断された場合には、処理がステップS11へと進む。
このように、油漏れ判断部21は、かごがドアゾーン内に停止している場合、すなわち、油漏れ監視モードがONに設定されている場合、リレベルラッチモードがONに設定されているかOFFに設定されているかを判断する。
ステップS11において、油漏れ判断部21は、リレー系制御盤1から走行信号を受信しているか否かを判断する。リレー系制御盤1から走行信号を受信していると判断された場合には、処理がステップS12へと進み、そうでないと判断された場合には、処理がステップS24へと進む。
ステップS12において、油漏れ判断部21は、リレー系制御盤1から上昇運転信号を受信しているか否かを判断する。リレー系制御盤1から上昇運転信号を受信していると判断された場合には、処理がステップS13へと進み、そうでないと判断された場合には、処理がステップS20へと進む。
ステップS13において、油漏れ判断部21は、リレベルラッチモードをONにし、処理がステップS14へと進む。
ステップS14において、油漏れ判断部21は、リレベル回数が「0」であるか否かを判断する。リレベル回数が「0」であると判断された場合には、処理がステップS15へと進み、そうでないと判断された場合には、処理が終了となる。
ステップS15において、油漏れ判断部21は、タイマーを0からスタートさせ、処理が終了となる。
このように、油漏れ判断部21は、油漏れ監視モードがONであり、リレベルラッチモードがOFFである場合、リレー系制御盤1からの走行信号の受信の有無と、上昇運転信号の受信の有無によって、リレベルラッチモードをONまたはOFFに設定する。
すなわち、油漏れ判断部21は、油漏れ監視モードがONであり、リレベルラッチモードがOFFであり、リレー系制御盤1から走行信号を受信し、上昇運転信号を受信している場合、かごが上昇方向に走行していると判断し、リレベルラッチモードをONに設定する。また、油漏れ判断部21は、リレベルラッチモードをONに設定し、さらに、リレベル回数が「0」である場合、設定時間を計測するタイマーをスタートさせる。
上記のようにリレベルラッチモードを設けて構成することで、エレベータの通常運転を実施しながらリレベル回数の監視を行うことができる。
ステップS16において、油漏れ判断部21は、リレー系制御盤1からドアゾーン信号を受信しているか否かを判断する。リレー系制御盤1からドアゾーン信号を受信していると判断された場合には、処理がステップS17へと進み、そうでないと判断された場合には、処理がステップS19へと進む。
ステップS17において、油漏れ判断部21は、リレー系制御盤1から走行信号を受信しているか否かを判断する。リレー系制御盤1から走行信号を受信していると判断された場合には、処理が終了となり、そうでないと判断された場合には、処理がステップS18へと進む。
ステップS18において、油漏れ判断部21は、リレベルラッチモードをOFFにし、リレベル回数を+1だけカウントアップし、処理がステップS22へと進む。
このように、油漏れ判断部21は、油漏れ監視モードがONであり、リレベルラッチモードがONである場合、リレー系制御盤1からのドアゾーン信号の受信の有無と、走行信号の受信の有無とによって、リレベルラッチモードをOFFに設定し、リレベル回数のカウント値を+1カウントアップする。
すなわち、油漏れ判断部21は、油漏れ監視モードがONであり、リレベルラッチモードがONであり、リレー系制御盤1からドアゾーン信号を受信し、走行信号を受信していない場合、かごがドアゾーン内に停止し、かごの上昇方向へのリレベル動作が1回分終了したと判断し、リレベルラッチモードをOFFに設定し、かごの上昇方向へのリレベル動作が行われた回数に相当するリレベル回数を+1カウントアップする。
ステップS19において、油漏れ判断部21は、リレベルラッチモードをOFFにし、油漏れ監視モードをOFFにし、タイマーの計測値をクリアして0に戻し、リレベル回数をクリアして0に戻し、処理が終了となる。
このように、油漏れ判断部21は、かごがドアゾーン外に位置する場合、かごが通常走行していると判断し、レベルラッチモードをOFFにし、油漏れ監視モードをOFFにし、タイマーをクリアし、リレベル回数をクリアする。また、油漏れ監視モードがOFFになれば、油漏れの監視から、エレベータの通常運転に復帰することができる。
ステップS20において、油漏れ判断部21は、リレー系制御盤1からドアゾーン信号を受信しているか否かを判断する。リレー系制御盤1からドアゾーン信号を受信していると判断された場合には、処理が終了となり、そうでないと判断された場合には、処理がステップS21へと進む。
ステップS21において、油漏れ判断部21は、リレベルラッチモードをOFFにし、油漏れ監視モードをOFFにし、タイマーの計測値をクリアして0に戻し、リレベル回数をクリアして0に戻し、処理が終了となる。
このように、油漏れ判断部21は、リレベルラッチモードがOFFであり、かごがドアゾーン内で下降方向に走行している場合、かごの下降方向へのリレベル動作が行われていると判断し、リレベルラッチモードをOFFのままにする。
また、油漏れ判断部21は、リレベルラッチモードがOFFであり、かごがドアゾーン外で下降方向に走行している場合、かごが通常走行していると判断し、リレベルラッチモードをOFFにし、油漏れ監視モードをOFFにし、タイマーをクリアし、リレベル回数をクリアする。
ステップS22において、油漏れ判断部21は、タイマーによって計測された設定時間内にリレベル回数が設定回数以上となったか否かを判定する。設定時間内にリレベル回数が設定回数以上となったと判断された場合には、ステップS23へと進み、そうでないと判断された場合には、処理が終了となる。なお、設定時間および設定回数は、予め設定される。
ステップS23において、油漏れ判断部21は、油漏れ有りと判断して、油漏れを検出し、油漏れ検出フラグを「1」にし、最下階走行用駆動回路22を制御することで、最下階走行用リレー24aをON状態にし、処理が終了となる。
ここで、油漏れ判断部21は、油漏れ監視モードがONであり、かごがドアゾーン内に位置し、かごの上昇方向へのリレベル動作が繰り返し行われている場合、油漏れ有りと判断できる。したがって、油漏れ判断部21は、設定時間内にリレベル回数が設定回数以上となった場合、油漏れを検出し、最下階走行用リレー24aをON状態にする。
以上のステップS1〜S23から分かるように、油漏れ判断部21は、リレー系制御盤1からの、走行信号の受信の有無とドアゾーン信号の受信の有無と上昇運転信号の受信の有無とによって、リレベル回数をカウントし、設定時間内にリレベル回数が設定回数以上となった場合に油圧エレベータの油漏れを検出する。
ステップS24において、油漏れ判断部21は、リレー系制御盤1からドアゾーン信号を受信しているか否かを判断する。リレー系制御盤1からドアゾーン信号を受信していると判断された場合には、処理が終了となり、そうでないと判断された場合には、処理がステップS23へと進む。
ここで、リレベル回数が設定回数に至らない場合であっても、油漏れ判断部21は、走行信号およびドアゾーン信号を受信していなければ、無制御でかごが降下している可能性があるので、油漏れを検出する。
ステップS25において、油漏れ判断部21は、リレー系制御盤1から走行信号を受信しているか否かを判断する。リレー系制御盤1から走行信号を受信していると判断された場合には、処理が終了となり、そうでないと判断された場合には、処理がステップS26へと進む。
ステップS26において、油漏れ判断部21は、リレー系制御盤1から最下階信号を受信しているか否かを判断する。リレー系制御盤1から最下階信号を受信していると判断された場合には、処理がステップS27へと進み、そうでないと判断された場合には、処理が終了となる。
ステップS27において、油漏れ判断部21は、かご制止フラグを「1」にし、最下階走行用駆動回路22を制御することで、最下階走行用リレー24aをOFF状態にし、処理が終了となる。
このように、油漏れ判断部21は、油漏れを検出した場合、かごを最下階で停止させた後にかごの走行が阻止されている状態とする。
以上、本実施の形態1によれば、油圧エレベータの油漏れ検出装置は、リレー系制御盤からの、走行信号の受信の有無とドアゾーン信号の受信の有無と上昇運転信号の受信の有無とによって、リレベル回数をカウントし、設定時間内にリレベル回数が設定回数以上となった場合に油圧エレベータの油漏れを検出するように構成されている。
上記の油漏れ検出装置は、既設のリレー制御盤から出力される各種信号を利用して油漏れを検出する構成となっている。したがって、上記のように油漏れ検出装置を構成することで、既存の機器を流用し新たに追加する機器を可能な限り少なくして油漏れを検出することができる。

Claims (5)

  1. 油圧エレベータの運転を制御し、かごが走行している場合に走行信号を送信し、前記かごがドアゾーンに位置する場合にドアゾーン信号を送信し、前記かごが上昇方向へ走行している場合に上昇運転信号を送信するリレー系制御盤と通信可能に接続される油圧エレベータの油漏れ検出装置であって、
    前記リレー系制御盤からの、前記走行信号の受信の有無と前記ドアゾーン信号の受信の有無と前記上昇運転信号の受信の有無とによって、リレベル回数をカウントし、設定時間内に前記リレベル回数が設定回数以上となった場合に前記油圧エレベータの油漏れを検出する油漏れ判断部を備えた
    油圧エレベータの油漏れ検出装置。
  2. 前記油漏れ判断部は、
    油漏れ監視モードがOFFであり、前記ドアゾーン信号を受信し、前記走行信号を受信していない場合、前記油漏れ監視モードをONに設定し、
    前記油漏れ監視モードがONであり、リレベルラッチモードがOFFであり、前記走行信号を受信し、前記上昇運転信号を受信している場合、前記リレベルラッチモードをONに設定し、
    前記油漏れ監視モードがONであり、前記リレベルラッチモードがONであり、前記ドアゾーン信号を受信し、前記走行信号を受信していない場合、前記リレベルラッチモードをOFFに設定し、前記リレベル回数を+1カウントアップする
    請求項1に記載の油圧エレベータの油漏れ検出装置。
  3. 前記油漏れ判断部は、
    前記油漏れ監視モードがONであり、前記リレベルラッチモードがOFFであり、前記走行信号を受信し、前記上昇運転信号を受信している場合、前記リレベルラッチモードをONに設定し、さらに、前記リレベル回数が「0」である場合、前記設定時間を計測するタイマーをスタートさせる
    請求項2に記載の油圧エレベータの油漏れ検出装置。
  4. 前記油漏れ判断部は、
    前記油漏れを検出した場合、前記かごが最下階で停止した状態となるように前記リレー系制御盤を制御する
    請求項1から3のいずれか1項に記載の油圧エレベータの油漏れ検出装置。
  5. 前記油漏れ判断部は、
    前記油漏れを検出した場合、前記かごを走行させることができないように前記リレー系制御盤を制御する
    請求項1から4のいずれか1項に記載の油圧エレベータの油漏れ検出装置。
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