JP6288379B2 - 突入電流防止回路 - Google Patents

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Description

本発明は、電子回路への電源投入時に流れる突入電流を抑制するようにした突入電流防止回路に関する。
コンデンサを含む電子回路に電源が投入されると、その直後にはコンデンサを充電するために過渡的に非常に大きな電流、すなわち突入電流が流れる。過大な突入電流が流れると、コンデンサや負荷だけでなく、電源に対しても深刻なダメージを及ぼす恐れがある。
そこで、電源投入時には、電流制限抵抗等の高抵抗素子を電路に挿入して突入電流を抑制し、突入電流が収束した後に高抵抗素子を低抵抗のバイパス素子によりバイパスすることで、高抵抗素子による無用な電力消費を抑えるようにした突入電流防止回路が広く知られている。
上述した突入電流防止回路においては、突入電流が十分に収束する前にバイパス素子によりバイパスすると、突入電流が再度流れてしまうため、高抵抗素子をバイパスするタイミングを適切に制御することが要求される。
突入電流が十分に収束したか否かを判断するためには、コンデンサの充電電圧を検出すれば良い。すなわち、コンデンサの充電電圧を検出してその値が所定値を超えたタイミングでバイパス動作させれば、大きな突入電流が再度流入する恐れはない。
このような原理に基づく突入電流防止回路は、例えば特許文献1に記載されている。
図4は、特許文献1に記載された突入電流防止回路を示している。
図4において、101は直流電源、102はコネクタ、103はバイパス素子としてのFET、104は高抵抗素子としての充電抵抗(電流制限抵抗)、105,106は分圧抵抗、107,109はコンデンサ、108はFET103のゲート電圧制御用のトランジスタ、110は制御回路、111は比較器、112は基準電源、113,114は出力電圧の分圧抵抗、120は負荷である。
この従来技術において、コネクタ102を接続して電源を投入した時には、コンデンサ109が十分に充電されるまでの間、FET103はオフ状態(非導通)であり、コンデンサ109に流れ込む充電電流(突入電流)は充電抵抗104を介して流れるため、突入電流が抑制される。
上記の動作により抑制された電流によってコンデンサ109が次第に充電され、分圧抵抗113,114による分圧値が充電閾値(基準電源112による基準電圧)を超えると比較器111の出力が反転し、トランジスタ108及びFET103がオン状態(導通)になって充電抵抗104をバイパスする。
この従来技術は、コンデンサ109の電圧に相当する分圧値が充電閾値を超えることにより、FET103によるバイパス動作を実行する点を特徴としている。
ところで、図4の回路では、基準電源112による充電閾値を定格入力電圧範囲の下限側に合わせて一意に設定する必要があるため、回路の定格入力電圧範囲が広い場合には、FET103がオフ状態からオン状態になった際の突入電流を十分に抑制できないという問題がある。
例えば、定格入力電圧範囲が5〜6[V]である場合、充電閾値を4.5[V]程度に設定すれば、入力電圧が最大定格電圧の6[V]であったとしても、FET103がオフ状態からオン状態になって充電抵抗104をバイパスする時の同抵抗104の両端電位差(FET103のドレイン−ソース間電圧)は1.5[V]であるため、FET103がオン状態になった際に過大な突入電流が生じることはないと言える。
しかしながら、例えば定格入力電圧範囲が5〜15[V]である場合でも、充電閾値を4.5[V]程度に設定しなければならないので、入力電圧が最大定格電圧の15[V]であった時には、FET103がオフ状態からオン状態になって充電抵抗104をバイパスする時のFET103のドレイン−ソース間電圧は10.5[V]になり、FET103を介して過大な突入電流が流入してしまうという問題がある。
一方、特許文献2には、直流電源電圧をコンバータにより昇圧して出力する昇圧電源装置において、入力電圧が高い場合に昇圧コンバータのスイッチング素子に流れる電流を制限して突入電流を抑制するようにした技術が開示されている。
図5は、特許文献2に記載された昇圧電源装置の回路図であり、昇圧コンバータ150の出力電圧Vが比較器161の閾値V以下である起動時(V≦V)には、比較器161の「Low」レベルの出力信号が反転回路162により「High」レベルに反転されて起動回路140に入力される。起動回路140では、昇圧コンバータ150内のFET151のドレイン電圧Vが比較器141の閾値Vthを超えないように、駆動回路142を介してFET151の動作を制御することにより突入電流を抑制する。
また、V>Vとなった場合には、比較器161の「High」レベルの出力信号が遅延回路163を介して制御回路164に入力されるため、上述の起動回路140に代えて制御回路164がFET151の動作を制御する。
この従来技術では、直流電源131の電圧が高く、FET151のドレイン電圧Vが比較器141の閾値Vthを超える期間が長くなると、起動回路140からFET151に送られるゲートパルスが短くなるように動作し、FET151に過大な電流が流れるのを防止している。
また、特許文献3には、燃料噴射装置用の電磁弁に流れる突入電流を抑制するようにした負荷制御装置が記載されている。図6は、この従来技術を示す回路図である。
図6において、処理回路180は、比較器174の負入力端子の入力電圧を、電磁弁190を起動する際の一定期間W1では高くし、その後の保持期間W2では低くするように分圧制御用スイッチ173を制御し、かつ、上記の期間W1〜 W2にわたり駆動用スイッチング素子177をオンさせるように動作する。なお、171は直流電源、172は分圧抵抗である。
負荷電流検出回路178の出力は比較器174の正入力端子に入力され、比較器174は、正負入力端子の電圧の大小関係に応じた指示信号を制御回路175に出力する。制御回路175は、期間W1ではデューティ制御用スイッチング素子176をオンさせ、期間W2では上記スイッチング素子176をオフさせるように動作し、期間W1における負荷電流Iを第1の電流値以下の第3の電流値に制限し、保持期間W2における負荷電流Iを、第3の電流値以下であって電磁弁190の駆動に必要最小限である第2の電流値に制限する。
特開2009−261166号公報(段落[0043]〜[0049]、図4等) 特開2008−79448号公報(段落[0018]〜[0029]、図1,図2等) 特開2005−158870号公報(段落[0055]〜[0067]、図1〜図5等)
特許文献2に記載された従来技術によれば、起動時の突入電流を抑制することは可能であるが、起動回路140と制御回路163との何れか一方を動作させる原理上、回路の利用率が低く、回路構成やコストの面で無駄があった。
また、特許文献3に記載された従来技術では、短い期間ではあっても起動時の期間W1に大きな電流(第3の電流値)が流れるので、突入電流の抑制という観点からは未だ改良の余地がある。
そこで、本発明の解決課題は、比較的簡単な回路構成により、定格入力電圧範囲に関わらず電源投入時の突入電流を確実に抑制可能とした突入電流防止回路を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、電源入力端子に電源電圧が印加された時に流入する突入電流を高抵抗素子により抑制し、負荷への出力電圧がバイパス閾値を超えた時に、前記高抵抗素子と並列に接続された低抵抗のバイパス素子を動作させて前記高抵抗素子をバイパスするようにした突入電流防止回路において、前記出力電圧に応じて、前記電源電圧を分圧してその分圧点の電圧値により前記バイパス閾値を設定するバイパス閾値設定手段を備えたものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載した突入電流防止回路において、前記バイパス閾値設定手段は、前記負荷への出力電圧相当値と第1の閾値とを比較する第1の比較器と、前記出力電圧相当値が前記第1の閾値を超えた時の前記第1の比較器の出力信号により動作する第1のスイッチング素子と、前記第1のスイッチング素子の動作により前記電源電圧を分圧する分圧回路と、を備え、前記出力電圧相当値が前記第1の閾値を超えた時に、前記分圧回路における分圧点の電圧値を前記バイパス閾値として設定するものである。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載した突入電流防止回路において、前記出力電圧相当値を、前記負荷への出力電圧を分圧した電圧とし、かつ、前記第1の閾値を、定格入電圧範囲の下限値に応じて設定したものである。
請求項4に係る発明は、請求項2または3に記載した突入電流防止回路において、前記第1の閾値を、前記負荷の最低動作電圧より低く設定したものである。
請求項5に係る発明は、請求項2〜4の何れか1項に記載した突入電流防止回路において、前記負荷への出力電圧と前記バイパス閾値とを比較する第2の比較器と、前記出力電圧が前記バイパス閾値を超えた時の前記第2の比較器の出力信号により動作する第2のスイッチング素子と、を備え、前記第2のスイッチング素子の動作により、前記バイパス素子が前記高抵抗素子をバイパスするものである。
請求項6に係る発明は、請求項5に記載した突入電流防止回路において、前記第2の比較器がヒステリシス特性を有するものである。
請求項7に係る発明は、請求項5または6に記載した突入電流防止回路において、前記第2の比較器の出力信号を遅延させて前記第2のスイッチング素子に加えるための遅延回路を備えたものである。
請求項8に係る発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載した突入電流防止回路において、前記高抵抗素子と前記バイパス素子との並列回路を前記電源入力端子と前記負荷との間にn(nは複数)個直列に接続し、前記バイパス閾値設定手段は、前記電源電圧を分圧する分圧回路におけるn個の分圧点の電圧をn個の前記バイパス閾値として設定し、前記出力電圧が各バイパス閾値を超えた時にn個の前記バイパス素子をそれぞれ動作させて当該バイパス素子に並列接続された前記高抵抗素子をバイパスするものである。
請求項9に係る発明は、請求項5〜7の何れか1項に記載した突入電流防止回路において、前記高抵抗素子と前記バイパス素子との並列回路を前記電源入力端子と前記負荷との間にn(nは複数)個直列に接続し、前記バイパス閾値設定手段は、前記分圧回路におけるn個の分圧点の電圧をn個の前記バイパス閾値としてn個の前記第2の比較器にそれぞれ与え、前記出力電圧が各バイパス閾値を超えた時にn個の前記第2のスイッチング素子をそれぞれオンさせることにより、n個の前記バイパス素子をそれぞれオンさせて当該バイパス素子に並列接続された前記高抵抗素子をバイパスするものである。
本発明によれば、電流制限抵抗等の高抵抗素子をバイパスするタイミングトリガとなるバイパス閾値(コンデンサの充電閾値)を電源電圧の分圧比に応じて設定するため、定格入力電圧範囲に関係なく、高抵抗素子をバイパスした際に生じる過大な突入電流を防止することができる。
本発明の第1実施形態を示す回路図である。 本発明の第2実施形態を示す回路図である。 本発明の第3実施形態の主要部を示す回路図である。 特許文献1に記載された従来技術を示す回路図である。 特許文献2に記載された従来技術を示す回路図である。 特許文献3に記載された従来技術を示す回路図である。
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る突入電流防止回路を示している。図1において、直流電源(図示せず)が接続される電源入力端子1には、高抵抗素子としての電流制限抵抗2を介してコンデンサ3及び負荷4の各一端が接続されている。
電流制限抵抗2の両端は、パイパス素子(バイパス用スイッチング素子)としてのP型MOSFET(以下、単にFETという)5のソースS、ドレインDにそれぞれ接続されている。また、電源入力端子1と接地点との間には、プルアップ用の抵抗6と第2のスイッチング素子7とが直列に接続され、両者の接続点はFET5のゲートGに接続される。
スイッチング素子7はバイポーラトランジスタであり、そのベースには第2の比較器8の出力信号が加えられている。この比較器8の正入力端子にはコンデンサ3の一端の電圧(出力電圧)Vが加わっている。
一方、電源入力端子1と接地点との間には、入力電圧(電源電圧)Vを分圧する抵抗9,10と、バイポーラトランジスタである第1のスイッチング素子11とが直列に接続されており、抵抗9,10同士の接続点すなわち分圧点は、前記比較器8の負入力端子に接続されている。
また、コンデンサ3の一端と接地点との間には、出力電圧Vを分圧する抵抗12,13が直列に接続されており、抵抗12,13同士が接続された分圧点の電圧(出力電圧相当値)Vcdは第1の比較器14の正入力端子に加えられている。なお、比較器14の負入力端子には、基準電源15の基準電圧Vrefが加えられており、この比較器14の出力信号が前記スイッチング素子11のベースに与えられている。
ここで、符号16は、分圧用の抵抗9,10,12,13、スイッチング素子11、比較器14及び基準電源15からなるバイパス閾値設定手段であり、その主要部は、例えば汎用的なICによって構成可能である。
このバイパス閾値設定手段16は、出力電圧Vの大きさに応じて、抵抗9,10からなる分圧回路により入力電圧Vを分圧してその分圧点の電圧Vidを第2の比較器8の閾値(バイパス閾値)として設定するように動作するものである。
第2の比較器8は、コンデンサ3の電圧Vと、入力電圧Vを抵抗9,10により分圧して設定された電圧、すなわちバイパス閾値Vidとの比較結果に応じて「High」レベルまたは「Low」レベルの信号を出力し、第2のスイッチング素子7をオン・オフ制御する。抵抗9,10による分圧比は任意であるが、FET5によるバイパス動作時の突入電流を抑制する観点から、抵抗9,10の抵抗値をそれぞれR,R10とすると、R10/(R+R10)が概ね0.9(90[%])程度になるように各抵抗値を選定すれば良い。
第1の比較器14は、コンデンサ3の電圧Vを抵抗12,13により分圧した出力電圧相当値Vcdと基準電圧Vrefとの比較結果に応じて「High」レベルまたは「Low」レベルの信号を出力し、第1のスイッチング素子11をオン・オフ制御する。ここで、抵抗12,13の分圧比は、負荷4の最低動作電圧よりも低い電圧Vに相当する電圧Vcdが発生した時にスイッチング素子11をオンできることが望ましい。
次に、この第1実施形態の動作を説明する。
いま、回路に電源が投入されて入力電圧Vが印加されたとすると、電流制限抵抗2により大きさが制限された電流によってコンデンサ3の充電が開始される。充電に伴って徐々に上昇していく出力電圧Vの分圧値Vcdと基準電圧Vrefとの大小関係が、Vcd≦Vrefである期間は、比較器14の出力信号は「Low」レベルであり、スイッチング素子11はオフ状態を保つ。
このため、比較器8の負入力端子の電圧Vidは抵抗9によって電源入力端子1にプルアップされることになり、入力電圧Vと等しくなる。
この時、明らかにV>VであるからVid>Vとなり、比較器8の出力信号は「Low」レベルになってスイッチング素子7はオフ状態となる。これにより、FET5のゲートGは抵抗6によって入力電圧Vにプルアップされるため、FET5のゲートG−ソースS間電圧は概ね0[V]となり、FET5はオフ状態を維持する。
次に、コンデンサ3の充電が進行し、Vcd>Vrefとなるほどに電圧Vが上昇した時の動作を説明する。
この場合、Vcd>Vrefであるから、比較器14の出力信号は「High」レベルとなり、スイッチング素子11がオン状態になる。ここで、理解を容易にするため、スイッチング素子11のコレクタ−エミッタ間電圧を0[V]と仮定すると、抵抗9,10による分圧点の電圧Vidは各抵抗9,10の抵抗値R,R10によって決まる値となる。例えば、抵抗値Rを1[kΩ]、抵抗値R10を9[kΩ]とした場合には、入力電圧Vの90[%]の電圧Vidがバイパス閾値として比較器8の負入力端子に印加される。
比較器8の正入力端子には電圧Vが入力されているので、上記の抵抗値R,R10の例によれば、VがVの90[%]以下である時には、比較器8の出力信号は「Low」レベルとなり、スイッチング素子7はオフ状態を維持する。VがVの90[%]を超えると比較器8の出力信号が反転して「High」レベルとなり、スイッチング素子7がオン状態になる。理解を容易にするため、スイッチング素子7のコレクタ−エミッタ間電圧を0[V]と仮定すると、この時、FET5のゲートG−ソースS間電圧は−V[V]となるのでFET5がオン状態になり、電流制限抵抗2をバイパスする。
例えば、定格入力電圧範囲が5〜15[V]、抵抗値R,R10の比を1:9とした場合、入力電圧Vが5[V]の場合に電圧Vはその90[%](4.5[V])以上であるから、FET5がオフ状態からオン状態になる時の電流制限抵抗2の両端電位差(FET5のドレインD−ソースS間電圧)は最大でも0.5[V]であり、また、入力電圧Vが15[V]の場合に電圧Vはその90[%](13.5[V])以上であるから、同様に電流制限抵抗2の両端電位差は最大でも1.5[V]である。従って、FET5がオン状態に移行した際に、過大な電流がコンデンサ3や負荷4に流入することはない。
以上のように、第1実施形態によれば、FET5によるバイパス動作のトリガ条件となるバイパス閾値を、入力電圧Vの分圧比に応じて設定できるため、定格入力電圧範囲が広い場合でもバイパス動作時の突入電流を確実に抑制することができる。
次いで、本発明の第2実施形態を図2に基づいて説明する。
図2において、図1と同一の機能を有する部分については同一の参照符号を付して説明を省略し、以下では図1と異なる部分を中心に説明する。
図2において、FET5のドレインDと比較器8の正入力端子との間には抵抗19が接続され、比較器8の正入力端子と出力端子との間には抵抗20が接続されている。これらの抵抗19,20はその抵抗値の比によって比較器8にヒステリシス特性を付与するためのものである。
また、比較器8の出力端子とスイッチング素子7との間には、遅延回路を構成するダイオード21、コンデンサ22及び抵抗23,24が接続されている。
更に、FET5のソースS−ゲートG間にはツェナーダイオード18が図示の極性で接続され、そのアノードとスイッチング素子7のコレクタとの間には抵抗17が接続されている。
なお、ツェナーダイオード18は、入力過電圧に対してFET5を保護する用途を持ち、抵抗17は入力過電圧が生じた際にツェナーダイオード18を保護する用途を持つものであり、何れも本発明の主要な回路動作を左右するものではない。
前述した第1実施形態では、FET5がオン状態になるためのバイパス閾値を抵抗9,10の抵抗値R,R10に基づく分圧比のみによって定めているが、この第2実施形態では、抵抗19,20の抵抗値をそれぞれR19,R20とした場合、{R10/(R+R10)}×{(R19+R20)/R20}が概ね0.9(90[%])程度になるように抵抗19,20を選定する。
これらの抵抗19,20によって比較器8にヒステリシス特性を付与することにより、例えば、電圧Vがノイズなどの影響でバイパス閾値を跨ぐように繰り返し変動したとしても、FET5がオン・オフ動作を繰り返す恐れは少なくなる。
更に、比較器8の出力側に、ダイオード21、コンデンサ22及び抵抗23,24からなる遅延回路を設ければ、例えば、Vcd<Vrefとなるほどに電圧Vが単調低下した場合に、負荷4が動作を続けている期間はFET5のオン状態を維持して電力を供給することが可能になる。
次に、この第2実施形態の動作を説明する。
電源が投入された直後において、電圧Vの分圧値Vcdと基準電圧Vrefとの大小関係がVcd≦Vrefである期間の動作は第1実施形態と同様であり、比較器14の出力信号は「Low」レベルであってスイッチング素子11はオフ状態である。また、比較器8の負入力端子の電圧Vidは入力電圧Vに等しくなる。
この時、V>VであるからVid>Vとなり、比較器8の出力信号は「Low」レベルになってスイッチング素子7はオフ状態となる。よって、FET5のゲートGは抵抗17,6によって入力電圧Vにプルアップされ、FET5のゲートG−ソースS間電圧は概ね0[V]になるため、FET5はオフ状態を維持する。
次に、コンデンサ3の充電が進行し、Vcd>Vrefとなるほどに電圧Vが上昇した時の動作を説明する。
cd>Vrefになると比較器14の出力信号は「High」レベルとなり、スイッチング素子11はオン状態となる。第1実施形態と同様にスイッチング素子11のコレクタ−エミッタ間電圧を0[V]と仮定すると、分圧点の電圧Vidは抵抗9,10による分圧値となり、例えば抵抗9の抵抗値Rを1[kΩ]、抵抗10の抵抗値R10を3[kΩ]とすると、入力電圧Vの75[%]の電圧が比較器8の負入力端子にバイパス閾値として印加される。この時、比較器8の出力信号が「Low」レベルから「High」レベルに反転するようであれば、ヒステリシス用の抵抗19,20の抵抗値R19,R20と併せて抵抗値R,R10を選定し直せば良い。
コンデンサ3の電圧Vが更に上昇し、上述した入力電圧Vの75[%]の電圧と抵抗19,20により設定されるヒステリシス電圧とを加えた電圧を超えた時には、比較器8の出力信号が「Low」レベルから「High」レベルに反転する。
例えば、抵抗値R19を8[kΩ]、抵抗値R20を4[kΩ]とした場合には、{R10/(R+R10)}×{(R19+R20)/R20}が0.9(90[%])になるので、コンデンサ3の電圧Vが入力電圧Vの90[%]以上にまで上昇すると、比較器8の出力信号が「Low」レベルから「High」レベルに反転し、ダイオード21を介して遅延回路内のコンデンサ22が充電され、スイッチング素子7がオン状態になる。なお、図2にはコンデンサ22の充電抵抗が図示されていないが、FET5のオン動作を更に遅延させたい場合には、ダイオード21のカソードとコンデンサ22の一端との間に所定の抵抗値を持つ充電抵抗を挿入すれば良い。
比較器8の出力信号が「High」レベルになってスイッチング素子7がオン状態に移行した場合、前記同様にスイッチング素子7のコレクタ−エミッタ間電圧を0[V]と仮定すると、FET5のゲートG−ソースS間電圧は−V[V]になるので、FET5がオン状態になり、電流制限抵抗2をバイパスする。
以上のように、この第2実施形態においても、FET5によるバイパス動作のトリガ条件となるバイパス閾値を、入力電圧Vの分圧比に応じて設定できるため、定格入力電圧範囲が広い場合でもバイパス動作時の突入電流を確実に抑制することができる。
次いで、この第2実施形態において、入力電圧Vが低下した場合の動作を説明する。
入力電圧Vが定格入力範囲内にある時は、FET5がオン状態になるため、V,Vの大小関係は、厳密にはV>Vであるが概ね等しい値となる。この時、スイッチング素子11もまたオン状態にあるため、その範囲内では、分圧点の電圧Vidは常にコンデンサ3の電圧Vより低くなる。
従って、入力電圧Vが定格入力範囲内において低下したとしても、比較器8の出力信号が「High」レベルから「Low」レベルに反転することはないので、FET5はオン状態を維持する。
ここで、図2における負荷4に相当する部品には、一般に最低動作電圧が規定されているが、実際には、この最低動作電圧より若干低い電圧が印加された場合でも負荷4は動作可能である。このため、電圧Vが負荷4の定格入力範囲を下回るほどに低下した場合、負荷4が動作しているにも関わらずFET5がオフ状態になってしまう事態を回避する必要があり、図2における遅延回路は上記の点を考慮して設けられている。
すなわち、電圧Vが、例えばVcd<Vrefとなるほどまで低下した時には、比較器14の出力信号が「High」レベルから「Low」レベルに反転する。この時、スイッチング素子11がオフ状態になることで、比較器8の負入力端子には抵抗9を介して入力電圧Vが印加される。
前述したごとく、V>Vであるから、比較器8の出力信号は「High」レベルから「Low」レベルに反転するが、遅延回路内のコンデンサ22及び抵抗23,24の値を適宜、設定すれば所望の遅延時間だけFET5のオン状態を保持することができ、負荷4の駆動状態を維持することができる。
次に、図3は本発明の第3実施形態の主要部を示す回路図である。
この第3実施形態は、定格入力電圧範囲が非常に広い場合を想定したものであり、第1,第2実施形態における第2の比較器8、第2のスイッチング素子7、電流制限抵抗2及びFET5を複数段設け、コンデンサ3の電圧Vの大きさに応じてFET5を順次オンさせることにより、バイパス動作時の突入電流を抑制するものである。
図3において、電源入力端子1とコンデンサ3の一端との間には、n(nは複数)個の電流制限抵抗2〜2が直列に接続され、各抵抗2〜2にはFET5〜5がそれぞれ並列に接続されている。
コンデンサ3側のFET5のドレインDは、電流制限抵抗2〜2に対応して設けられたn個の第2の比較器8〜8の正入力端子にそれぞれ接続され、比較器8〜8の負入力端子は、電源入力端子1と接地点との間に接続された分圧用の抵抗9〜9と抵抗10との直列回路における抵抗相互間の分圧点にそれぞれ接続されている。
また、第2の比較器8〜8の出力端子は、n個の第2のスイッチング素子7〜7のベースにそれぞれ接続され、これらのスイッチング素子7〜7のコレクタは抵抗6〜6を介してFET5のソースSに接続されている。また、スイッチング素子7〜7のエミッタは全て接地されている。
なお、バイパス閾値設定手段16Aの構成は、分圧用の抵抗9〜9の直列回路を除けば第1,第2実施形態と同一であるため、ここでは説明を省略する。
この第3実施形態では、電源投入後にコンデンサ3の電圧Vが徐々に上昇していくにつれて(入力電圧Vと電圧Vとの差が小さくなるにつれて)、FET5〜5は、5→5n-1→……→5→5という順にオン状態となる。
例えば、抵抗9〜9の直列回路の合成抵抗値と抵抗10の抵抗値との比を9:1とした場合、入力電圧Vが5[V]の時に抵抗9,10同士の接続点の電圧 idn は0.5[V]であり、この電圧Vidnが比較器8の負入力端子にバイパス閾値として加わる。このため、コンデンサ3の電圧Vが0.5[V]を超えた時点で比較器8の出力信号が「High」レベルになり、スイッチング素子7がオン状態になってFET5もオン状態になる。この時点で、FET5のソースS−ドレインD間の電圧は僅かな値である。
また、抵抗9〜9,10による分圧点の電圧はVidn→Vidn−1→……→Vid2→Vid1という順で高くなっていくので、コンデンサ3の電圧Vが上昇するにつれて比較器は8→8n−1→……→8→8という順で出力信号が「High」レベルになり、FETも5→5n−1→……→5→5という順でオン状態になる。
すなわち、コンデンサ3の電圧Vの上昇と共に電流制限抵抗が2→2n−1→……→2→2という順でバイパスされていき、電圧Vが抵抗9,9による分圧点の電圧Vid1を超えた時点で、全ての電流制限抵抗2〜2がバイパスされる。
従って、分圧用の抵抗9,〜9,10の値を適切に選定すれば、全ての電流制限抵抗がバイパスされた場合の電流制限抵抗2〜2の直列回路の両端電位差を小さくすることができ、過大な突入電流がコンデンサ3や負荷4に流入することはない。
入力電圧Vが極めて大きい場合には、その大きさに応じて分圧点の電圧Vid1〜Vidnもそれぞれ大きくなるが、入力電圧Vが小さい場合と同様の動作により、電流制限抵抗2〜2の直列回路の両端電位差は小さい値になるため、バイパス動作によりFET5〜5を介して流れる電流を低減して突入電流の発生を防止することができる。
なお、この第3実施形態においても、第2実施形態と同様に、第2の比較器8〜8にヒステリシス特性を持たせても良いし、第2の比較器8〜8と第2のスイッチング素子7〜7との間に遅延回路を挿入しても良い。
本発明は、電源からの定格入力電圧範囲が広く、負荷に所定の大きさの直流電圧を供給する用途を持つ各種の直流電源装置として利用することができる。
1:電源入力端子
2,2〜2:電流制限抵抗
3:コンデンサ
4:負荷
5,5〜5:FET
7,7〜7,11:スイッチング素子
6,6〜6,9,9〜9,10,12,13,17,19,20,23,24:抵抗
8,8〜8,14:比較器
15:基準電源
16,16A:バイパス閾値設定手段
18:ツェナーダイオード
21:ダイオード
22:コンデンサ
G:ゲート
S:ソース
D:ドレイン

Claims (9)

  1. 電源入力端子に電源電圧が印加された時に流入する突入電流を高抵抗素子により抑制し、負荷への出力電圧がバイパス閾値を超えた時に、前記高抵抗素子と並列に接続された低抵抗のバイパス素子を動作させて前記高抵抗素子をバイパスするようにした突入電流防止回路において、
    前記出力電圧に応じて、前記電源電圧を分圧してその分圧点の電圧値により前記バイパス閾値を設定するバイパス閾値設定手段を備えたことを特徴とする突入電流防止回路。
  2. 請求項1に記載した突入電流防止回路において、
    前記バイパス閾値設定手段は、
    前記負荷への出力電圧相当値と第1の閾値とを比較する第1の比較器と、
    前記出力電圧相当値が前記第1の閾値を超えた時の前記第1の比較器の出力信号により動作する第1のスイッチング素子と、
    前記第1のスイッチング素子の動作により前記電源電圧を分圧する分圧回路と、を備え、
    前記出力電圧相当値が前記第1の閾値を超えた時に、前記分圧回路における分圧点の電圧値を前記バイパス閾値として設定することを特徴とする突入電流防止回路。
  3. 請求項2に記載した突入電流防止回路において、
    前記出力電圧相当値を、前記負荷への出力電圧を分圧した電圧とし、かつ、前記第1の閾値を、定格入電圧範囲の下限値に応じて設定したことを特徴とする突入電流防止回路。
  4. 請求項2または3に記載した突入電流防止回路において、
    前記第1の閾値を、前記負荷の最低動作電圧より低く設定したことを特徴とする突入電流防止回路。
  5. 請求項2〜4の何れか1項に記載した突入電流防止回路において、
    前記負荷への出力電圧と前記バイパス閾値とを比較する第2の比較器と、
    前記出力電圧が前記バイパス閾値を超えた時の前記第2の比較器の出力信号により動作する第2のスイッチング素子と、を備え、
    前記第2のスイッチング素子の動作により、前記バイパス素子が前記高抵抗素子をバイパスすることを特徴とする突入電流防止回路。
  6. 請求項5に記載した突入電流防止回路において、
    前記第2の比較器がヒステリシス特性を有することを特徴とする突入電流防止回路。
  7. 請求項5または6に記載した突入電流防止回路において、
    前記第2の比較器の出力信号を遅延させて前記第2のスイッチング素子に加えるための遅延回路を備えたことを特徴とする突入電流防止回路。
  8. 請求項1〜4の何れか1項に記載した突入電流防止回路において、
    前記高抵抗素子と前記バイパス素子との並列回路を前記電源入力端子と前記負荷との間にn(nは複数)個直列に接続し、
    前記バイパス閾値設定手段は、前記電源電圧を分圧する分圧回路におけるn個の分圧点の電圧をn個の前記バイパス閾値として設定し、
    前記出力電圧が各バイパス閾値を超えた時にn個の前記バイパス素子をそれぞれ動作させて当該バイパス素子に並列接続された前記高抵抗素子をバイパスすることを特徴とする突入電流防止回路。
  9. 請求項5〜7の何れか1項に記載した突入電流防止回路において、
    前記高抵抗素子と前記バイパス素子との並列回路を前記電源入力端子と前記負荷との間にn(nは複数)個直列に接続し、
    前記バイパス閾値設定手段は、前記分圧回路におけるn個の分圧点の電圧をn個の前記バイパス閾値としてn個の前記第2の比較器にそれぞれ与え、
    前記出力電圧が各バイパス閾値を超えた時にn個の前記第2のスイッチング素子をそれぞれオンさせることにより、n個の前記バイパス素子をそれぞれオンさせて当該バイパス素子に並列接続された前記高抵抗素子をバイパスすることを特徴とする突入電流防止回路。
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