JP6288036B2 - 画像処理装置、画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿から画像を読み取る機能を備える画像処理装置およびその画像処理装置により実行される画像処理方法に関する。
一般に、スキャナーなどの画像処理装置は、原稿から画像を読み取り、ネットワークを通じて、読み取った画像データを指定された宛先へ送信する機能を備える。
また、前記スキャナーの機能を備える複合機が、読み取った画像データに含まれる文字画像を認識することによって配布先を判定し、判定した前記配布先へ前記画像データを前記ネットワークを通じて送信することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−23292号公報
ところで、小学校などの教育機関において、テストの答案の添削者は、解答の正誤を表すマル印およびバツ印などの採点情報に加え、補足情報を解答用紙に記入する場合が多い。前記補足情報は、例えば、不正解のテスト項目に関する正しい解答の情報および誤答の内容に応じた解説情報などである。
また、添削後の前記解答用紙を受け取った生徒は、不正解のテスト項目の解答のやり直しを行う。その際、前記生徒が、最初は前記補足情報を見ずに前記やり直しを行えることが好ましい場合がある。この場面においては、前記補足情報が前記答案用紙に示されていないことが望ましい。
一方、前記テストの添削に関わっていない前記生徒の保護者などの補助指導者が、添削後の前記テストの前記やり直しについて、前記生徒への指導を行う場合がある。この場合、前記補助指導者が前記補足情報を参照できれば、より適切な指導が行われやすい。この場面においては、前記補足情報が前記答案用紙に示されていることが望ましい。
本発明の目的は、テストの答案用紙などの原稿の画像に、その画像を参照する人に応じて要否が異なる補足情報の画像が含まれる場合に、参照する人に適した内容の原稿画像を提供することができる画像処理装置および画像処理方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像処理装置は、画像読取部と、補足画像検出部と、二次画像生成部と、識別情報取得部と、宛先情報取得部と、データ送信部とを備える。前記画像読取部は、原稿から原画像を読み取り、前記原画像のデータを生成する。前記補足画像検出部は、前記原画像のデータから予め設定された補足画像条件を満たす補足画像を検出する。前記二次画像生成部は、前記原画像から前記補足画像を除去した二次画像のデータを生成する。前記識別情報取得部は、前記原稿の識別情報を取得する。前記宛先情報取得部は、記憶部から、前記識別情報取得部によって得られた前記識別情報に対応する前記第1宛先情報および前記第2宛先情報を取得する。前記記憶部は、前記識別情報の候補と第1宛先情報と第2宛先情報とが対応づけられた宛先情報を予め記憶する。前記データ送信部は、通信媒体を通じて、前記原画像のデータを前記宛先情報取得部によって得られた前記第1宛先情報が表す宛先へ送信し、前記二次画像のデータを前記宛先情報取得部によって得られた前記第2宛先情報が表す宛先へ送信する。
本発明の他の局面に係る画像処理方法は、画像処理装置によって実行され、以下の各工程を含む。当該方法は、原稿から原画像を読み取り、前記原画像のデータを生成する工程を含む。さらに、前記方法は、前記原画像のデータから予め設定された補足画像条件を満たす補足画像を検出する工程を含む。さらに、前記方法は、前記原画像から前記補足画像を除去した二次画像のデータを生成する工程を含む。さらに、前記方法は、前記原稿の識別情報を取得する工程を含む。さらに、前記方法は、記憶部から、取得された前記識別情報に対応する第1宛先情報および第2宛先情報を取得する工程を含む。前記記憶部は、前記識別情報の候補と前記第1宛先情報と前記第2宛先情報とが対応づけられた宛先情報を予め記憶する。さらに、前記方法は、通信媒体を通じて、前記原画像のデータを前記第1宛先情報が表す宛先へ送信し、前記二次画像のデータを前記第2宛先情報が表す宛先へ送信する工程を含む。
本発明によれば、テストの答案用紙などの原稿の画像に、その画像を参照する人に応じて要否が異なる補足情報の画像が含まれる場合に、参照する人に適した内容の原稿画像を提供することができる画像処理装置および画像処理方法を提供することが可能になる。
図1は、実施形態に係る画像処理装置を含む答案管理システムの構成図である。 図2は、実施形態に係る画像処理装置のブロック図である。 図3は、ファイルサーバーのブロック図である。 図4は、第1例に係る添削答案の原画像の図である。 図5は、実施形態に係る画像処理装置における答案分別配信処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図6は、実施形態に係る画像処理装置における答案追送処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施形態に係る画像処理装置における条件設定画面の一例を表す図である。 図8は、第2例に係る添削済み答案の原画像の図である。 図9は、第1例に係る添削済み答案の二次画像の図である。 図10は、実施形態に係る画像処理装置が参照する登録宛先データの構成の一例を表す図である。 図11は、実施形態に係る画像処理装置が記録する追送データの構成の一例を表す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格を有さない。
[答案管理システム100の構成]
まず、図1を参照しつつ、実施形態に係る画像処理装置10を含む答案管理システム100の構成について説明する。
答案管理システム100は、小学校などの教育機関において、教師などの添削者がテストの答案の添削を行った場合に、添削答案を生徒および補助指導者へ配布する作業を支援するシステムである。前記補助指導者は、前記生徒の保護者などである。
図1に示されるように、答案管理システム100は、画像処理装置10、ファイルサーバー7および情報端末8を含む。ファイルサーバー7は、画像処理装置10からアップロードされるデータを保存し、保存したデータを情報端末8へ送信可能な情報処理装置である。
画像処理装置10は、通信回線101を通じてファイルサーバー7と通信可能である。例えば、通信回線101が、画像処理装置10をノードとするLAN(Local Area Network)102と、LAN102から接続可能なインターネット103とを含むことが考えられる。LAN102およびインターネット103は、通信媒体の一例である。
情報端末8は、前記生徒および前記補助指導者が試用するタブレットコンピューターまたはスマートフォンなどの情報処理装置である。情報端末8は、通信回線101を通じてファイルサーバー7と通信可能である。
例えば、情報端末8は、無線ルーターなどの通信中継器104を通じてインターネット103に接続可能である。情報端末8は、インターネット103を通じてファイルサーバー7からデータをダウンロードすることができる。
[画像処理装置10]
画像処理装置10は、原稿900の画像を読み取り、通信回線101を通じて、読み取った画像のデータを指定された宛先へ送信する機能を備える(図2参照)。以下の説明において、原稿900の画像のことを原画像g0と称する。また、画像処理装置10が原稿900の画像を読み取ることによって得られる原画像g0のデータのことを原画像データD01と称する。
さらに、図2に示される画像処理装置10は、原画像データD01に各種の画像処理を施して加工する機能を備える。以下の説明において、原画像データD01に対する画像処理によって得られる加工後の画像データのことを二次画像データD02と称する。また、二次画像データD02が表す画像のことを二次画像g01と称する。
図2に示される画像処理装置10は、原稿900から画像を読み取る機能およびシート材901へ画像を形成する画像形成装置の機能を兼ね備えた複合機である。なお、画像処理装置10が、画像送信機能を兼ね備えるファクシミリ装置などであることも考えられる。なお、図2において、原稿900およびシート材901が仮想線で示されている。
シート材901に形成される画像は、例えば、原稿900から読み取られた原画像g0、二次画像g01または他の装置から受信される印刷ジョブが表す画像などである。シート材901は、紙、コート紙、ハガキ、封筒、およびOHPシートなどのシート状の画像形成媒体である。
画像処理装置10は、主制御部1、操作表示部2、画像読取部20、読取制御部30、画像形成部40、印刷制御部50、通信部60および画像処理部70などを備える。
主制御部1、読取制御部30、印刷制御部50、通信部60および画像処理部70は、それぞれバス9に接続されおり、バス9を通じて相互にデータの受け渡しが可能である。
画像読取部20は、原稿900に光を走査する不図示の光学系、および原稿900からの反射光の光量を画素ごとに検出して原画像データD01を出力する不図示のイメージセンサーなどを備える。画像読取部20は、原稿900から原画像g0を読み取り、原画像データD01を生成する。
読取制御部30は、画像読取部20を制御して原画像データD01を取得する。さらに、読取制御部30は、バス9を通じて原画像データD01を画像処理部70などの他の機器に転送する。
画像形成部40は、周知の電子写真方式またはインクジェット方式の画像形成処理によってシート材901に画像を形成する。
印刷制御部50は、画像処理部70から印刷用画像データを取得し、前記印刷用画像データに基づく画像をシート材901に形成する処理を画像形成部40に実行させる。
通信部60は、通信回線101を通じてファイルサーバー7などの外部装置との間でデータの送受信を行う。MPU11が実行する前記外部装置との間のデータの送受信は、全て通信部60を通じて行われる。さらに、通信部60は、バス9を通じて主制御部1、読取制御部30および印刷制御部50などの各機器とデータの受け渡しを行う。
画像処理部70は、バス9を通じて他の機器から得た画像データなどに対する各種のデータ処理を実行する。画像処理部70によるデータ処理の対象は、例えば、読取制御部30から得られる原画像データD01またはLAN102を通じて他の装置から得られる前記印刷ジョブなどである。
読取制御部30、印刷制御部50および画像処理部70は、例えばDSP(Digital Signal Processor)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)などによって構成される。
操作表示部2は、ユーザーインターフェイスのデバイスであり、操作部および表示部を含む。前記操作部は、操作に従って情報を入力するデバイスであり、例えばタッチパネルおよび操作ボタンなどを含む。前記表示部は、情報を表示するデバイスであり、例えば液晶表示パネルおよび通知ランプなどを含む。
主制御部1は、画像処理装置10を統括して制御する。例えば、主制御部1は、操作表示部2に操作メニューなどを表示させる。さらに、主制御部1は、操作表示部2に対する操作を通じて入力される入力情報および各種センサーの検出結果に応じて他の制御部に制御指令を出力する。
図2に示されるように、主制御部1は、MPU(Micro Processor Unit)11、RAM(Random Access Memory)12および二次記憶部13などを備える。
MPU11は、各種の演算およびデータ処理を実行するプロセッサーである。RAM12は、MPU11に実行させるためのプログラムを一時記憶する揮発性の主記憶部である。
二次記憶部13は、MPU11が参照する各種情報を記憶するコンピューター読取可能な不揮発性の記憶部である。また、二次記憶部13は、MPU11による各種情報の読み書きが可能な記憶部でもある。二次記憶部13は、MPU11に各種の処理を実行させるためのプログラム、MPU11によって参照される情報および書き込まれる情報を記憶する。
[ファイルサーバー7]
図3に示されるように、ファイルサーバー7は、CPU(Central Processing Unit)71、主記憶部72、補助記憶部73および通信部74などを備える。ファイルサーバー7は、例えば、NAS(Network Attached Storage)と称されるネットワークストレージに特化した情報処理装置、または、ネットワークストレージ機能を備えたコンピューターなどである。
CPU71は、各種の演算およびデータ処理を実行するプロセッサーである。主記憶部72は、CPU71に実行させるためのプログラムを一時記憶する揮発性の記憶部である。
補助記憶部73は、CPU71が参照する各種データを記憶するコンピューター読取可能な不揮発性の記憶部である。また、補助記憶部73は、CPU71による各種データの読み書きが可能な記憶部でもある。
補助記憶部73は、CPU71に各種の処理を実行させるためのプログラムも記憶する。なお、例えば、補助記憶部73がハードディスクドライブなどであることが考えられる。
通信部74は、通信回線101を通じて画像処理装置10および情報端末8との間でデータの送受信を行う通信インターフェイスである。CPU71が通信回線101を通じてデータを送信または受信する処理においては、通信部74がCPU71と画像処理装置10および情報端末8との間のデータ通信を中継する。
ところで、小学校などの教育機関において、図4に示されるような添削答案が原稿900として作成される場合がある。図4に示される前記添削答案は、設問情報g1および解答情報g3などの記載を含む。
前記教育機関において、テストの答案の添削者は、解答の正誤を表すマル印およびバツ印などの採点情報g4に加え、補足情報を表す補足画像g5を解答用紙に追記する場合が多い。前記補足情報は、例えば、不正解のテスト項目に関する正しい解答の情報および誤答の内容に応じた解説情報などである。
また、添削後の前記解答用紙を受け取った生徒は、不正解のテスト項目の解答のやり直しを行う。その際、前記生徒が、最初は前記補足情報を見ずに前記やり直しを行えることが好ましい場合がある。この場面においては、補足画像g5が前記答案用紙に示されていないことが望ましい。
一方、前記テストの添削に関わっていない前記生徒の保護者などの補助指導者が、添削後の前記テストの前記やり直しについて、前記生徒への指導を行う場合がある。この場合、前記補助指導者が前記補足情報を参照できれば、より適切な指導が行われやすい。この場面においては、補足画像g5が前記答案用紙に示されていることが望ましい。
画像処理装置10は、テストの答案用紙などの原稿900の画像に、その画像を参照する人に応じて要否が異なる補足情報の画像が含まれる場合に、答案分別配信処理を実行可能である。前記答案分別配信処理が実行されることにより、参照する人に適した内容の原稿画像を提供することが可能になる。
[前記答案分別配信処理]
前記答案分別配信処理の概要は以下の通りである。まず、画像処理装置10は、原稿900から補足画像g5を含む原画像g0を読み取る。さらに、画像処理装置10は、原画像g0から補足画像g5を除去することによって二次画像g01のデータを生成する。さらに、画像処理装置10は、原画像g0のデータと二次画像g01のデータとをそれぞれ異なる宛先へ送信する。
以下、図5に示されるフローチャートを参照しつつ、画像処理装置10が実行する前記答案分別配信処理の手順の一例について説明する。以下の説明において、S101,S102,…は、画像処理装置10のMPU11、読取制御部30および画像処理部70が前記答案分別配信処理において実行する各工程の識別符号を表す。
<工程S101>
前記答案分別配信処理において、まず、MPU11が、条件設定処理を実行する。前記条件設定処理は、操作表示部2に対する操作に従って、補足画像条件を含む各種の条件を設定する処理である。前記補足画像条件は、原画像g0から補足画像g5を検出する処理において判定される条件である。
なお、MPU11が条件設定プログラムPr1を実行することにより、MPU11による前記条件設定処理が実現される。
前記条件設定処理において、MPU11は、例えば図7に示されるような条件設定画面f01を操作表示部2に表示させる。条件設定画面f01は、指定色選択アイコンf1、画像色指定アイコンf2、枠色指定アイコンf3、例外処理選択アイコンf4、追送処理選択アイコンf5、追送日時設定アイコンf6、IDマーク選択アイコンf7、実行アイコンf8および中止アイコンf9などを含む。
指定色選択アイコンf1は、補足画像g5の検出の指定色を予め定められた複数の候補の中から選択する操作を受け付けるアイコンである。画像色指定アイコンf2は、前記指定色が補足画像g5の色であることを指定する操作を受け付けるアイコンである。枠色指定アイコンf3は、前記指定色が補足画像g5を囲む枠の色であることを指定する操作を受け付けるアイコンである。画像色指定アイコンf2および枠色指定アイコンf3は、いずれか一方のみを指定可能なアイコンである。
図4に示される原画像g0において、補足画像g5と、採点情報g4の画像と、その他の画像とが異なる色の画像であることが考えられる。
例えば、図4に示される原画像g0において、補足画像g5の色が青色であり、採点情報g4の画像の色が赤色であり、その他の画像の色が黒色であることなどが考えられる。この場合、条件設定画面f01において、青色が前記指定色として選択され、かつ、画像色指定アイコンf2による指定が選択される。
一方、図8に示されるように、原画像g01において、補足画像g5が青色の枠g50で囲まれており、枠g50の外側の画像が青色ではない場合が考えられる。この場合、条件設定画面f01において、青色が前記指定色として選択され、かつ、枠色指定アイコンf3による指定が選択される。
本実施形態において、指定色選択アイコンf1によって設定される前記指定色の条件と、画像色指定アイコンf2または枠色指定アイコンf3によって設定される条件とが、前記補足画像条件である。また、前記指定色の条件および枠色指定アイコンf3によって設定される条件の組合せは、補足画像g5が存在する画像領域を指定する条件の一例である。なお、前記補足画像条件が、予め設定された一定の画像領域を指定する条件であることも考えられる。
例外処理選択アイコンf4は、後述する例外処理を有効にするか無効にするかを選択する操作を受け付けるアイコンである。追送処理選択アイコンf5は、後述する答案追送処理を有効にするか無効にするかを選択する操作を受け付けるアイコンである。
追送日時設定アイコンf6は、前記答案追送処理を実行する日時を設定する操作を受け付けるアイコンである。前記答案追送処理を有効にする選択が行われた場合にのみ、追送日時設定アイコンf6による日時の設定が可能である。
図4に示されるように、前記添削答案の原稿900の原画像g0は、原稿900の識別情報である原稿識別コードg2を含む。本実施形態において、原稿識別コードg2は、前記添削答案における解答情報g3を記入した生徒の識別コードである。
また、図4に示される例では、原画像g0は、原稿識別コードg2の位置を特定する2つのIDマークg20を含む。原稿識別コードg2は、2つのIDマークg20の間に記録されている。
IDマーク選択アイコンf7は、IDマークg20を予め定められた複数の候補の中から選択する操作を受け付けるアイコンである。
実行アイコンf8が操作された場合、MPU11は、各種条件の設定内容を確定し、処理を次の工程へ進める。また、中止アイコンf9が操作された場合、MPU11は、前記答案分別配信処理を中止する。実行アイコンf8が操作される前に、前記添削答案の原稿900が、画像読取部20にセットされる。
<工程S102>
前記条件設定処理においてMPU11が実行アイコンf8の操作を検知すると、読取制御部30が、画像読取部20に原稿900の画像の読取処理を実行させる。これにより、画像読取部20は、前記添削答案の原稿900から原画像g0を読み取り、原画像データD01を生成する。原画像データD01は、画像読取部20から画像処理部70へ転送される。
画像読取部20が、ADF(Auto Document Feeder)によって複数枚の原稿900から複数ページ分の画像を読み取り、複数ページ分の原画像データD01を出力する場合もある。
<工程S103>
次に、画像処理部70の識別コード認識部7aが、原画像データD01から、原画像g0に含まれる原稿識別コードg2を認識する処理を実行する。
工程S103において、画像処理部70は、原画像g0から2つのIDマークg20を検出し、さらに、2つのIDマークg20の間に存在する文字列を原稿識別コードg2として認識する。
識別コード認識部7aは、原画像g0のデータから原稿識別コードg2を表す識別画像を検出することによって原稿識別コードg2を取得する識別情報取得部の一例である。また、原稿識別コードg2を表す文字列の画像が前記識別画像の一例である。
なお、原稿識別コードg2を表す画像が、バーコードの画像またはQRコード(登録商標)の画像などであることも考えられる。この場合、IDマークg20の設定および検出が行われないことも考えられる。
<工程S104>
次に、MPU11が、宛先情報取得処理を実行する。前記宛先情報取得処理は、非一時的およびコンピューター読み取り可能な二次記憶部13から、工程S103で得られた原稿識別コードg2に対応する2つの宛先情報を取得する処理である。
本実施形態において、図10に示されるような構成を有する登録宛先データD1が予め二次記憶部13に記憶されている。登録宛先データD1は、原稿識別コードg2の候補と第1宛先情報D11と第2宛先情報D12とが対応づけられた前記宛先情報の一例である。なお、二次記憶部13は前記宛先情報を予め記憶する記憶部の一例である。
第1宛先情報D11は、前記補助指導者に対応する宛先情報である。前記補助指導者は、前記添削答案における解答情報g3を記入した前記生徒の保護者などである。また、第2宛先情報D12は、前記添削答案における解答情報g3を記入した前記生徒に対応する宛先情報である。
本実施形態において、第1宛先情報D11および第2宛先情報D12は、ファイルサーバー7のアクセス先を表すURLなどの情報である。そのため、登録宛先データD1は、第1宛先情報D11に対応する第1認証情報D13と、第2宛先情報D12に対応する第2認証情報D14とを含む。第1認証情報D13および第2認証情報D14は、ファイルサーバー7にデータを送信する、即ち、アップロードするために必要なパスワードなどの情報である。
また、登録宛先データD1には、原稿識別コードg2に対応づけられた例外指定情報D15が含まれる。例外指定情報D15は、後述する例外処理の要否を表す情報である。図10に示される例において、例外指定情報D15が"OFF"であることは、前記例外処理が不要であることを表し、例外指定情報D15が"ON"であることは、前記例外処理が必要であることを表す。
なお、登録宛先データD1における原稿識別コードg2および例外指定情報D15は、例外対応情報の一例である。また、二次記憶部13は、前記例外対応情報を予め記憶する記憶部の一例である。
前述したように、前記生徒が、最初は補足画像g5を見ずに、不正解のテスト項目の解答のやり直しを行うことが好ましい場合が多い。しかしながら、一部の前記生徒について、教師または保護者などが、補足画像g5を参照しつつ前記やり直しを行うことが望ましいと判断することもある。そのように判断された前記生徒に対応する例外指定情報D15が"ON"に設定される。
MPU11が情報取得プログラムPr2を実行することにより、工程S104の処理が実現される。情報取得プログラムPr2を実行するMPU11は、前記宛先記憶部から第1宛先情報D11および第2宛先情報D12を取得する宛先情報取得部の一例である。さらに、情報取得プログラムPr2を実行するMPU11は、工程S103の処理によって得られた原稿識別コードg2に対応する例外指定情報D15を取得する例外指定情報取得部の一例でもある。
<工程S105>
次に、画像処理部70の補足画像検出部7bが、工程S101で設定された前記補足画像条件を満たす補足画像g5を原画像データD01から検出する。
例えば、条件設定画面f01の画像色指定アイコンf2による指定が選択された場合、画像処理部70は、原画像g0における前記指定色の画像を補足画像g5として検出する。
一方、条件設定画面f01の枠色指定アイコンf3による指定が選択された場合、画像処理部70は、まず、原画像g0における前記指定色の画像を枠g50の画像として検出する。さらに、画像処理部70は、枠g50の内側の画像を補足画像g5として検出する。
<工程S106>
続いて、画像処理部70の二次画像生成部7cが、原画像g0から補足画像g5を除去した二次画像g01のデータを生成する。条件設定画面f01の枠色指定アイコンf3による指定が選択された場合、二次画像生成部7cは、原画像g0から枠g50の画像も除去する。
図9は、図4または図8に示される原画像g0のデータを元にした工程S106の処理により得られる二次画像g01の一例を示す。二次画像g01は採点情報g4の画像を含む。そのため、二次画像g01の参照によって不正解のテスト項目を確認することができる。
<工程S107>
次に、MPU11が、通信回線101を通じて、原画像データD01を工程S104の処理で得られた第1宛先情報D11が表す宛先へ送信する。第1宛先情報D11が表す宛先は、ファイルサーバー7の補助記憶部73における予め割り当てられた記憶領域である。
工程S107において、MPU11は、工程S104の処理で得られた第1認証情報D13をファイルサーバー7へ送信することにより、ファイルサーバー7に認証処理を要求する。MPU11は、ファイルサーバー7から前記認証処理が成功した旨の応答を受信したときに、原画像データD01をファイルサーバー7へ送信する。
一方、ファイルサーバー7において、CPU71が、アップロードプログラムPr11を実行することにより、アップロード処理を実行する。前記アップロード処理において、CPU71は、画像処理装置10から第1認証情報D13を受信する。さらに、CPU71は、受信した第1認証情報D13に基づく認証処理を実行する。
前記認証処理において、CPU71は、受信した第1認証情報D13と予め補助記憶部73に記憶された認証データベースに含まれる登録認証情報とを照合することにより、認証の成否を判定する。さらに、CPU71は、認証の判定結果を画像処理装置10へ送信する。
前記認証処理が成功した場合、CPU71は、画像処理装置10から原画像データD01を受信し、受信データを補助記憶部73に保存する。これにより、原画像データD01が、補助記憶部73において第1認証情報D13に対応するユーザーごとに予め割り当てられた記憶領域に保存される。本実施形態において、第1認証情報D13に対応するユーザーは、原稿900の元になる答案を作成した生徒の保護者などの前記補助指導者である。
<工程S108>
また、MPU11は、工程S101において、例外処理選択アイコンf4の操作によって前記例外処理が有効に設定されているか否かを判定する(図7参照)。
<工程S109>
前記例外処理が有効に設定されている場合、MPU11は、工程S104で得られた例外指定情報D15が、前記例外処理が不要であることを表しているか否かを判定する。なお、工程S104で得られた例外指定情報D15は、原画像g0に含まれる原稿識別コードg2に対応する例外指定情報D15である。
例外指定情報D15が、前記例外処理が必要であることを表している場合、MPU11は、後述する工程S113へ処理を移行させる。
<工程S110>
例外指定情報D15が、前記例外処理が不要であることを表している場合、または、前記例外処理が有効に設定されている場合、MPU11は、工程S110の処理を実行する。工程S110において、MPU11は、通信回線101を通じて、二次画像データD02を工程S104の処理で得られた第2宛先情報D12が表す宛先へ送信する。第2宛先情報D12が表す宛先は、ファイルサーバー7の補助記憶部73における予め割り当てられた記憶領域である。
工程S110において、MPU11は、工程S104の処理で得られた第2認証情報D14をファイルサーバー7へ送信することにより、ファイルサーバー7に認証処理を要求する。MPU11は、ファイルサーバー7から前記認証処理が成功した旨の応答を受信したときに、二次画像データD02をファイルサーバー7へ送信する。
MPU11がデータ送信プログラムPr3を実行することにより、工程S107〜110の処理が実現される。工程S107,S110において、MPU11は、通信回線101を通じて、原画像データD01を第1宛先情報D11が表す宛先へ送信し、二次画像データD02を第2宛先情報D12が表す宛先へ送信する。データ送信プログラムPr3を実行するMPU11は、データ送信部の一例である。
一方、ファイルサーバー7において、CPU71が、アップロードプログラムPr11を実行することにより、前記アップロード処理を実行する。前記アップロード処理において、CPU71は、画像処理装置10から第2認証情報D14を受信する。さらに、CPU71は、受信した第2認証情報D14に基づく前記認証処理を実行する。
前記認証処理において、CPU71は、受信した第2認証情報D14と前記認証データベースに含まれる前記登録認証情報とを照合することにより、認証の成否を判定する。さらに、CPU71は、認証の判定結果を画像処理装置10へ送信する。
前記認証処理が成功した場合、CPU71は、画像処理装置10から二次画像データD02を受信し、受信データを補助記憶部73に保存する。これにより、二次画像データD02が、補助記憶部73において第2認証情報D14に対応するユーザーごとに予め割り当てられた記憶領域に保存される。本実施形態において、第2認証情報D14に対応するユーザーは、原稿900の元になる答案を作成した生徒である。
<工程S111>
次に、MPU11は、工程S101において、追送処理選択アイコンf5の操作によって前記答案追送処理が有効に設定されているか否かを判定する(図7参照)。前記答案追送処理が無効に設定されている場合、前記答案分別配信処理が終了する。
<工程S112>
前記答案追送処理が有効に設定されている場合、MPU11は、追送データD2を二次記憶部13へ記録する。工程S112の処理が行われた後、前記答案分別配信処理が終了する。
図11に示されるように、追送データD2は、相互に対応づけられた原稿識別コードg2、原画像データD01および日時情報D21を含む。追送データD2の原稿識別コードg2は、第2宛先情報D12が表す宛先へ送信された二次画像データD02に対応する原稿識別コードg2である。
原稿識別コードg2は、登録宛先データD1において、二次画像データD02の送信先である第2宛先情報D12と対応づけられている。従って、追送データD2の原稿識別コードg2は、二次画像データD02の送信先を特定可能な送信先情報の一例である。
追送データD2の二次画像データD02は、第2宛先情報D12が表す宛先へ送信された二次画像データD02である。また、追送データD2の日時情報D21は、工程S101において、条件設定画面f01の追送日時設定アイコンf6の操作により設定された日時の情報である。
MPU11が原画像記録プログラムPr4を実行することにより、工程S112の処理が実現される。原画像記録プログラムPr4を実行するMPU11は、原画像データD01およびその送信先を特定可能な前記送信先情報を二次記憶部13へ記憶させる原画像記録部の一例である。二次記憶部13は、非一時的およびコンピューター読み取り可能な原画像記憶部の一例である。
<工程S113>
例外指定情報D15が、前記例外処理が必要であることを表している場合、MPU11は、工程S113の処理を実行する。工程S113の処理が行われた後、前記答案分別配信処理が終了する。
工程S113において、MPU11は、通信回線101を通じて、原画像データD01を工程S104の処理で得られた第2宛先情報D12が表す宛先へ送信する。この場合、二次画像データD02はファイルサーバー7へ送信されない。第2宛先情報D12が表す宛先は、ファイルサーバー7の補助記憶部73における予め割り当てられた記憶領域である。
工程S113において、MPU11は、工程S104の処理で得られた第2認証情報D14をファイルサーバー7へ送信することにより、ファイルサーバー7に認証処理を要求する。MPU11は、ファイルサーバー7から前記認証処理が成功した旨の応答を受信したときに、原画像データD01をファイルサーバー7へ送信する。
MPU11がデータ送信プログラムPr3を実行することにより、工程S110,S113の処理が実現される。MPU11は、前記例外処理が不要であることを表す例外指定情報D15が得られた場合には、二次画像データD02を第2宛先情報D12が表す宛先へ送信する(S110)。一方、MPU11は、前記例外処理が必要であることを表す例外指定情報D15が得られた場合には、二次画像データD02に代えて原画像データD01を第2宛先情報D12が表す宛先へ送信する(S113)。
一方、ファイルサーバー7のCPU71が、画像処理装置10の工程S113の処理に対応して、アップロードプログラムPr11を実行する。これにより、CPU71は、前記認証処理および原画像データD01の受信処理を実行する。その結果、原画像データD01が、補助記憶部73において第2認証情報D14に対応するユーザーごとに予め割り当てられた記憶領域に保存される。
前記答案分別配信処理が終了すると、原稿900の元になる答案を作成した前記生徒は、情報端末8を操作することによって二次画像データD02を情報端末8にダウンロードすることが可能になる。さらに、前記生徒は、情報端末8の表示部に表示された二次画像g01を参照しつつ、不正解のテスト項目の解答のやり直しを行うことができる。その際、前記生徒は、補足画像g5を参照できない。
但し、補足画像g5の参照が必要であると予め判断された一部の前記生徒については、その生徒に対応する例外指定情報D15が"ON"に設定されている。そのような生徒は、例外的に、原画像データD01を情報端末8にダウンロードすることが可能になる。
また、前記答案分別配信処理が終了すると、前記生徒の保護者などの前記補助指導者は、情報端末8を操作することによって原画像データD01を情報端末8にダウンロードすることが可能になる。さらに、前記補助指導者は、情報端末8の表示部に表示された原画像g0の補足画像g5を参照しつつ、前記生徒に対して不正解のテスト項目に関する適切な指導を行うことができる。
なお、ファイルサーバー7のCPU71は、ダウンロードプログラムPr12を実行することにより、情報端末8からの要求に応じて補助記憶部73内の原画像データD01および二次画像データD02を情報端末8へ送信する。その際、CPU71は、画像処理装置10との間で行われる前記認証処理と同様に、情報端末8との間で前記認証処理を実行する。
[前記答案追送処理]
前記答案追送処理は、予め定められた追送条件が成立したときに、追送データD2に含めて保存された原画像データD01を、それに対応する第2宛先情報D12の宛先へ送信する処理である。
図6に示されるフローチャートを参照しつつ、画像処理装置10のMPU11が実行する前記答案追送処理の手順の一例について説明する。以下の説明において、S201,S202,S203は、MPU11が前記答案追送処理において実行する各工程の識別符号を表す。なお、工程S201〜S203の処理は、二次画像データD02が第2宛先情報D12が表す宛先へ送信された後に実行される。
<工程S201>
前記答案追送処理において、MPU11は、前記追送条件が成立するか否かを判定する処理を随時実行する。例えば、MPU11は、1つ以上の追送データD2が追送データD2に含まれる限り、一定周期で工程S201の処理を実行する。
本実施形態において、前記追送条件は、原画像データD01に関連づけて記録された日時情報D21が表す日時が到来したという条件である。日時情報D21は、図5の工程S112において追送データD2の一部として記録された情報である(図11参照)。
複数の原画像データD01が追送データD2に含まれる場合、MPU11は、原画像データD01各々について、工程S201〜S204の処理を実行する。
MPU11が追送条件判定プログラムPr5を実行することにより、工程S201の処理が実現される。追送条件判定プログラムPr5を実行するMPU11は追送条件判定部の一例である。
<工程S202>
前記追送条件が成立すると、MPU11は、登録宛先データD1を記憶する二次記憶部13から、成立した前記追送条件の日時情報D21に対応する原画像データD01および第2宛先情報D12を取得する。
MPU11が追送画像取得プログラムPr6を実行することにより、工程S202の処理が実現される。追送画像取得プログラムPr6を実行するMPU11は、原画像データD01および前記送信先情報を取得する追送画像取得部の一例である。
<工程S203>
次に、MPU11は、通信回線101を通じて、工程S202で得られた原画像データD01をこれに対応する宛先へ送信する。ここで、原画像データD01の送信の宛先は、工程S202で得られた第2宛先情報D12が表す宛先であり、原画像データD01に対応する原稿識別コードg2によって特定される宛先である。
<工程S204>
さらに、MPU11は、第2宛先情報D12の宛先への送信が完了した原画像データD01を、追送データD2から削除する。工程S204の処理が行われた後、前記答案追送処理が終了する。
MPU11がデータ送信プログラムPr3を実行することにより、工程S203,S204の処理が実現される。工程S203,S204の処理は、前記追送条件が成立した場合に実行される。
なお、MPU11は、1つ以上の原画像データD01が追送データD2に残っている場合に、前記答案追送処理を随時実行する。
前記答案追送処理が終了すると、原稿900の元になる答案を作成した前記生徒は、情報端末8を操作することによって原画像データD01を情報端末8にダウンロードすることが可能になる。但し、このダウンロードは、前記生徒が不正解のテスト項目の解答のやり直しを行うための一定の期間が経過した後に可能になる。これにより、前記生徒は、情報端末8の表示部に表示された原画像g0の補足画像g5を参照することにより、不正解のテスト項目の正解または補足説明などを確認することができる。
以上に示されるように、本実施形態によれば、テストの答案用紙などの原稿900の画像に補足画像g5が含まれる場合に、その画像を参照する人に適した内容の原稿画像を提供することができる。
[応用例]
以上に示された画像処理装置10において、登録宛先データD1および追送データD2の一方または両方が、画像処理装置10が通信可能な他の装置の記憶部に記憶されることが考えられる。
例えば、登録宛先データD1が、LAN102内の他のコンピューターが備える記憶装置、または、ファイルサーバー7の補助記憶部73に記憶されていることが考えられる。この場合、画像処理装置10のMPU11は、図4の工程S104において、LAN102または通信回線101を通じて第1宛先情報D11および第2宛先情報D12などを取得する。
また、追送データD2が、LAN102内の他のコンピューターが備える記憶装置、または、ファイルサーバー7の補助記憶部73に保存されることが考えられる。この場合、画像処理装置10のMPU11は、図4の工程S112において、LAN102または通信回線101を通じて、前記他のコンピューターまたはファイルサーバー7に対し、追送データD2を送信し、さらにそのデータの保存を要求する。
また、答案管理システム100において、メールサーバーがファイルサーバー7として採用されることも考えられる。この場合、第1宛先情報D11および第2宛先情報D12は、前記補助指導者および前記生徒のメールアドレスである。そして、図4の工程S107,S110,S113および図6の工程S203において、画像処理装置10のMPU11が、原画像データD01または二次画像データD02を電子メールの添付データとして送信する。また、情報端末8は、原画像データD01または二次画像データD02が添付された前記電子メールのデータを前記メールサーバーからダウンロードする。
また、前記追送条件が、原画像データD01および二次画像データD02がそれぞれ第1宛先情報D11および第2宛先情報D12の宛先へ送信された時点から、予め設定された期間が経過した、という条件であることも考えられる。この場合、図7に示される条件設定画面f01において、前記期間の情報が、日時情報D21の代わりに設定される。
また、前記追送条件が、操作表示部2に対して予め定められた追送開始の操作が行われた、という条件であることも考えられる。
また、第1宛先情報D11,第2宛先情報D12,第1認証情報D13および第2認証情報D14と、例外指定情報D15とが、それぞれ原稿識別コードg2に対応づけられた別個のデータとして二次記憶部13などに記憶されていることも考えられる。
また、図5に示される前記答案分別配信処理において、工程S108の処理が省略されること、または工程S108,S109,S113の処理が省略されることも考えられる。また、図5の工程S111,S112の処理および前記答案追送処理(工程S201〜S204))が省略されることも考えられる。
なお、本発明に係る画像処理装置は、各請求項に記載された発明の範囲において、以上に示された実施形態及び応用例を自由に組み合わせること、或いは実施形態及び応用例を適宜、変形する又は一部を省略することによって構成されることも可能である。
1 :主制御部
2 :操作表示部
7 :ファイルサーバー
8 :情報端末
9 :バス
10 :画像処理装置
11 :MPU
12 :RAM
13 :二次記憶部(宛先記憶部、例外対応記憶部、原画像記憶部)
20 :画像読取部
30 :読取制御部
40 :画像形成部
50 :印刷制御部
60 :通信部
70 :画像処理部
7a :識別コード認識部
7b :補足画像検出部
7c :二次画像生成部
71 :CPU
72 :主記憶部
73 :補助記憶部
74 :通信部
100 :答案管理システム
101 :通信回線
103 :インターネット
104 :通信中継器
900 :原稿
901 :シート材
D01 :原画像データ
D02 :二次画像データ
D1 :登録宛先データ
D11 :第1宛先情報
D12 :第2宛先情報
D13 :第1認証情報
D14 :第2認証情報
D15 :例外指定情報
D2 :追送データ
D21 :日時情報
Pr1 :条件設定プログラム
Pr2 :情報取得プログラム
Pr3 :データ送信プログラム
Pr4 :原画像記録プログラム
Pr5 :追送条件判定プログラム
Pr6 :追送画像取得プログラム
Pr11 :アップロードプログラム
Pr12 :ダウンロードプログラム
f01 :条件設定画面
f1 :指定色選択アイコン
f2 :画像色指定アイコン
f3 :枠色指定アイコン
f4 :例外処理選択アイコン
f5 :追送処理選択アイコン
f6 :追送日時設定アイコン
f7 :IDマーク選択アイコン
f8 :実行アイコン
f9 :中止アイコン
g0 :原画像
g01 :二次画像
g1 :設問情報
g2 :原稿識別コード
g20 :IDマーク
g3 :解答情報
g4 :採点情報
g5 :補足画像
g50 :枠

Claims (6)

  1. 原稿から原画像を読み取り、前記原画像のデータを生成する画像読取部と、
    前記原画像のデータから予め設定された補足画像条件を満たす補足画像を検出する補足画像検出部と、
    前記原画像から前記補足画像を除去した二次画像のデータを生成する二次画像生成部と、
    前記原稿の識別情報を取得する識別情報取得部と、
    前記識別情報の候補と第1宛先情報と第2宛先情報とが対応づけられた宛先情報を予め記憶する記憶部から、前記識別情報取得部によって得られた前記識別情報に対応する前記第1宛先情報および前記第2宛先情報を取得する宛先情報取得部と、
    通信媒体を通じて、前記原画像のデータを前記宛先情報取得部によって得られた前記第1宛先情報が表す宛先へ送信し、前記二次画像のデータを前記宛先情報取得部によって得られた前記第2宛先情報が表す宛先へ送信するデータ送信部と、を備える画像処理装置。
  2. 前記識別情報取得部は、前記原画像のデータから前記識別情報を表す識別画像を検出することによって前記識別情報を取得する、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記補足画像条件が、前記補足画像の色または前記補足画像が存在する画像領域を指定する条件である、請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記識別情報の候補と例外処理の要否を表す例外指定情報とが対応づけられた例外対応情報を予め記憶する記憶部から、前記識別情報取得部によって得られた前記識別情報に対応する前記例外指定情報を取得する例外指定情報取得部を備え、
    前記データ送信部は、前記例外処理が不要であることを表す前記例外指定情報が得られた場合には、前記二次画像のデータを前記第2宛先情報が表す宛先へ送信し、前記例外処理が必要であることを表す前記例外指定情報が得られた場合には、前記二次画像のデータに代えて前記原画像のデータを前記第2宛先情報が表す宛先へ送信する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記第2宛先情報が表す宛先へ送信された前記二次画像のデータに対応する前記原画像のデータおよびその送信先を特定可能な送信先情報を原画像記憶部へ記憶させる原画像記録部と、
    前記二次画像のデータが前記第2宛先情報が表す宛先へ送信された後、予め定められた追送条件が成立するか否かを判定する追送条件判定部と、
    前記追送条件が成立した場合に、前記原画像記憶部から前記原画像のデータおよび前記送信先情報を取得する追送画像取得部と、を備え、
    前記追送条件が成立した場合に、前記データ送信部は、前記通信媒体を通じて、前記追送画像取得部により得られた前記原画像のデータを、これに対応する前記送信先情報によって特定される宛先へ送信する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 画像処理装置により実行される画像処理方法であって、
    原稿から原画像を読み取り、前記原画像のデータを生成する工程と、
    前記原画像のデータから予め設定された補足画像条件を満たす補足画像を検出する工程と、
    前記原画像から前記補足画像を除去した二次画像のデータを生成する工程と、
    前記原稿の識別情報を取得する工程と、
    前記識別情報の候補と第1宛先情報と第2宛先情報とが対応づけられた宛先情報を予め記憶する記憶部から、取得された前記識別情報に対応する前記第1宛先情報および前記第2宛先情報を取得する工程と、
    通信媒体を通じて、前記原画像のデータを前記第1宛先情報が表す宛先へ送信し、前記二次画像のデータを前記第2宛先情報が表す宛先へ送信する工程と、を含む画像処理方法。
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