JP2003259107A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JP2003259107A JP2003259107A JP2002051408A JP2002051408A JP2003259107A JP 2003259107 A JP2003259107 A JP 2003259107A JP 2002051408 A JP2002051408 A JP 2002051408A JP 2002051408 A JP2002051408 A JP 2002051408A JP 2003259107 A JP2003259107 A JP 2003259107A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 原稿の所望の部分のみを出力し、原稿の作成
作業の負担を軽減するとともに、用紙や通信費の無駄を
なくした画像形成装置を提供することである。 【解決手段】 原稿をカラーで読み取るカラースキャナ
15と、カラースキャナ15で読み取った画像を処理す
る画像処理部16と、処理した画像を印刷するプリンタ
18と、処理した画像を送信する網制御部21及びネッ
トワーク制御部22とを備え、読み取った画像の所定色
の情報又は所定色以外の情報を削除し、削除した間隔を
詰める画像処理を行う構成とする。
作業の負担を軽減するとともに、用紙や通信費の無駄を
なくした画像形成装置を提供することである。 【解決手段】 原稿をカラーで読み取るカラースキャナ
15と、カラースキャナ15で読み取った画像を処理す
る画像処理部16と、処理した画像を印刷するプリンタ
18と、処理した画像を送信する網制御部21及びネッ
トワーク制御部22とを備え、読み取った画像の所定色
の情報又は所定色以外の情報を削除し、削除した間隔を
詰める画像処理を行う構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置、複写機、ネットワークスキャナ、ネットワークファ
クシミリ装置、又はそれらの複合機等の画像形成装置に
関するものである。
置、複写機、ネットワークスキャナ、ネットワークファ
クシミリ装置、又はそれらの複合機等の画像形成装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置は、原稿を読み取
り、読み取った画像の全てを印刷したり、送信したりす
るものであった。例えば、複写機は読み取った画像は全
て複写するものであった。また、ファクシミリ装置は、
読み取った画像は全て送信するものであった。
り、読み取った画像の全てを印刷したり、送信したりす
るものであった。例えば、複写機は読み取った画像は全
て複写するものであった。また、ファクシミリ装置は、
読み取った画像は全て送信するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、スキャナが
画像として認識する色の用紙を使用した原稿や、1枚の
原稿の中に複写又は送信する必要のない部分が含まれて
いる原稿の場合、読み取った全ての画像を複写又は送信
してしまうので、用紙の無駄や通信費の無駄が生じてい
た。それとともに、不要な内容を含むため見にくいもの
となっていた。
画像として認識する色の用紙を使用した原稿や、1枚の
原稿の中に複写又は送信する必要のない部分が含まれて
いる原稿の場合、読み取った全ての画像を複写又は送信
してしまうので、用紙の無駄や通信費の無駄が生じてい
た。それとともに、不要な内容を含むため見にくいもの
となっていた。
【0004】また、1枚の原稿の中で複写又は送信した
くない部分があれば、その部分を隠すか、又はその部分
を削除した原稿を作成しなければならなかった。例え
ば、試験問題と模範解答を作成する場合、試験問題の下
欄に模範解答を書き込んでしまうと、試験問題のみを複
写又は送信する際には模範解答を隠す必要があった。ま
た、試験問題と模範解答を別の原稿として作成する必要
があった。
くない部分があれば、その部分を隠すか、又はその部分
を削除した原稿を作成しなければならなかった。例え
ば、試験問題と模範解答を作成する場合、試験問題の下
欄に模範解答を書き込んでしまうと、試験問題のみを複
写又は送信する際には模範解答を隠す必要があった。ま
た、試験問題と模範解答を別の原稿として作成する必要
があった。
【0005】このように、1度作成した原稿を加工した
り編集したりする作業は非常に手間が掛かり煩わしいも
のであった。
り編集したりする作業は非常に手間が掛かり煩わしいも
のであった。
【0006】本発明は、原稿の所望の部分のみを出力
し、原稿の作成作業の負担を軽減するとともに、用紙や
通信費の無駄をなくした画像形成装置を提供することを
目的とする。
し、原稿の作成作業の負担を軽減するとともに、用紙や
通信費の無駄をなくした画像形成装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、原稿をカラーで読み取るカ
ラースキャナと、該カラースキャナで読み取った画像を
処理する画像処理部とを備え、前記読み取った画像の所
定色の情報又は所定色以外の情報に、所定の画像処理を
行うことを特徴とする。
に本発明の画像形成装置は、原稿をカラーで読み取るカ
ラースキャナと、該カラースキャナで読み取った画像を
処理する画像処理部とを備え、前記読み取った画像の所
定色の情報又は所定色以外の情報に、所定の画像処理を
行うことを特徴とする。
【0008】この構成によると、予め原稿作成時に画像
処理を行う部分と行わない部分とを色分けして作成して
おくことにより、原稿をファクシミリ送信したり複写す
るときに原稿を再編集することなしに所望の画像処理を
行って出力することができ、原稿の作成作業の負担を軽
減することができる。同時に、原稿作成時の用紙の無駄
をなくすことができる。
処理を行う部分と行わない部分とを色分けして作成して
おくことにより、原稿をファクシミリ送信したり複写す
るときに原稿を再編集することなしに所望の画像処理を
行って出力することができ、原稿の作成作業の負担を軽
減することができる。同時に、原稿作成時の用紙の無駄
をなくすことができる。
【0009】なお、上記の画像形成装置において、前記
所定の画像処理を行った画像を印刷する印刷部を備える
ことにより、複写機やプリンタとして利用することがで
きる。
所定の画像処理を行った画像を印刷する印刷部を備える
ことにより、複写機やプリンタとして利用することがで
きる。
【0010】また、上記の画像形成装置において、前記
所定の画像処理を行った画像を送信する通信部を備える
ことにより、ファクシミリ装置、ネットワークスキャ
ナ、又はネットワークファクシミリ装置として利用する
ことができる。
所定の画像処理を行った画像を送信する通信部を備える
ことにより、ファクシミリ装置、ネットワークスキャ
ナ、又はネットワークファクシミリ装置として利用する
ことができる。
【0011】また、上記の画像形成装置において、前記
所定の画像処理は、情報の削除であることにより、原稿
の所望の部分のみを出力できるので、不要な部分を隠し
たり、所望の部分のみを別の原稿として作成する必要が
なく、原稿の作成作業の負担を軽減することができる。
同時に、原稿作成時の用紙の無駄をなくし、ファクシミ
リ送信時の情報量を削減して通信費の無駄をなくすこと
ができる。
所定の画像処理は、情報の削除であることにより、原稿
の所望の部分のみを出力できるので、不要な部分を隠し
たり、所望の部分のみを別の原稿として作成する必要が
なく、原稿の作成作業の負担を軽減することができる。
同時に、原稿作成時の用紙の無駄をなくし、ファクシミ
リ送信時の情報量を削減して通信費の無駄をなくすこと
ができる。
【0012】また、上記の画像形成装置において、前記
所定の画像処理は、情報の削除とともに、削除した間隔
を詰めることにより、必要な部分のみを別の原稿として
作成する必要がなく、原稿の作成作業の負担を軽減する
ことができる。同時に、原稿作成時の用紙の無駄をなく
し、ファクシミリ送信時の情報量を削減して通信費の無
駄をなくすことができる。
所定の画像処理は、情報の削除とともに、削除した間隔
を詰めることにより、必要な部分のみを別の原稿として
作成する必要がなく、原稿の作成作業の負担を軽減する
ことができる。同時に、原稿作成時の用紙の無駄をなく
し、ファクシミリ送信時の情報量を削減して通信費の無
駄をなくすことができる。
【0013】また、上記の画像形成装置において、前記
所定の画像処理は、前記所定色毎に処理機能が設定され
ていることにより、予め原稿作成時に画像処理を行うこ
とを想定して色分けしておくことで、原稿を再編集する
ことなしに所望の画像処理を行って出力することがで
き、原稿の作成作業の負担を軽減することができる。同
時に、原稿作成時の用紙の無駄をなくすことができる。
所定の画像処理は、前記所定色毎に処理機能が設定され
ていることにより、予め原稿作成時に画像処理を行うこ
とを想定して色分けしておくことで、原稿を再編集する
ことなしに所望の画像処理を行って出力することがで
き、原稿の作成作業の負担を軽減することができる。同
時に、原稿作成時の用紙の無駄をなくすことができる。
【0014】また、上記の画像形成装置において、前記
所定色の情報は、出力回数の制限に関する情報とするこ
とにより、予め原稿作成時に所定色で数字を書き込んで
おくと、その数字の回数だけ複写可能としたり、送信可
能としたりできる。従って、著作権や秘密書類等を保護
することができる。
所定色の情報は、出力回数の制限に関する情報とするこ
とにより、予め原稿作成時に所定色で数字を書き込んで
おくと、その数字の回数だけ複写可能としたり、送信可
能としたりできる。従って、著作権や秘密書類等を保護
することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の画像形成装置の
構成を示すブロック図である。この画像形成装置10は
LAN(Local Area Network)等のネットワークを介し
てパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと記す)と
接続され、スキャナ機能、印刷機能、複写機能、及びフ
ァクシミリ機能を備えた複合機である。11は画像形成
装置10全体の動作を制御するCPU、12は各種制御
プログラム等を記憶したROM、13は画像等を一時記
憶するRAM、14はテンキーやタッチパネル等の操作
手段と液晶ディスプレイ等の表示手段からなる操作表示
部である。
構成を示すブロック図である。この画像形成装置10は
LAN(Local Area Network)等のネットワークを介し
てパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと記す)と
接続され、スキャナ機能、印刷機能、複写機能、及びフ
ァクシミリ機能を備えた複合機である。11は画像形成
装置10全体の動作を制御するCPU、12は各種制御
プログラム等を記憶したROM、13は画像等を一時記
憶するRAM、14はテンキーやタッチパネル等の操作
手段と液晶ディスプレイ等の表示手段からなる操作表示
部である。
【0016】また、15は原稿をカラーで読み取るカラ
ースキャナであり、16は読み取った画像に後述する処
理をする画像処理部、17は送受信する情報の符号化や
復号化を行う圧縮復元部、18は画像処理を行った画像
や受信した画像を用紙にモノクロで印刷するプリンタで
ある。なお、プリンタ18はカラープリンタを用いても
よい。そして、19はファクシミリ送受信を制御する通
信制御部、20はモデム、21は公衆電話網と接続され
る網制御部、22はネットワークインタフェースカード
(NIC)を備えてLAN回線と接続されるネットワー
ク制御部であり、これらは通信部を構成する。
ースキャナであり、16は読み取った画像に後述する処
理をする画像処理部、17は送受信する情報の符号化や
復号化を行う圧縮復元部、18は画像処理を行った画像
や受信した画像を用紙にモノクロで印刷するプリンタで
ある。なお、プリンタ18はカラープリンタを用いても
よい。そして、19はファクシミリ送受信を制御する通
信制御部、20はモデム、21は公衆電話網と接続され
る網制御部、22はネットワークインタフェースカード
(NIC)を備えてLAN回線と接続されるネットワー
ク制御部であり、これらは通信部を構成する。
【0017】次に、画像形成装置10の動作について説
明する。図2は、原稿の一例を示す図である。原稿30
は黒色で記載された試験問題31、32と赤色で記載さ
れた模範解答33、34とから構成されている。今、こ
の原稿30の試験問題31、32の部分のみをファクシ
ミリ送信する場合について説明する。
明する。図2は、原稿の一例を示す図である。原稿30
は黒色で記載された試験問題31、32と赤色で記載さ
れた模範解答33、34とから構成されている。今、こ
の原稿30の試験問題31、32の部分のみをファクシ
ミリ送信する場合について説明する。
【0018】まず、原稿30を画像形成装置10にセッ
トし、操作表示部14を操作してファクシミリ送信キー
(不図示)を選択すると、原稿30がカラースキャナ1
5で読み取られ、その画像がRAM13に記憶される。
そして、画像処理部16により原稿30に使用されてい
る色が判別され、操作表示部14に、判別された色の名
称(図2では黒色と赤色)とその色の画像を送信するか
削除するかを選択する画面(不図示)が表示される。
トし、操作表示部14を操作してファクシミリ送信キー
(不図示)を選択すると、原稿30がカラースキャナ1
5で読み取られ、その画像がRAM13に記憶される。
そして、画像処理部16により原稿30に使用されてい
る色が判別され、操作表示部14に、判別された色の名
称(図2では黒色と赤色)とその色の画像を送信するか
削除するかを選択する画面(不図示)が表示される。
【0019】今、試験問題31、32の部分のみを送信
したいので、操作表示部14を操作して黒色を送信、赤
色を削除と選択する。続いて、送信キー(不図示)を選
択すると、送信が完了する。図3に、送信された画像4
0を示す。赤色で記載された模範解答33、34の部分
が削除され、黒色で記載された試験問題31、32の部
分のみが送信される。
したいので、操作表示部14を操作して黒色を送信、赤
色を削除と選択する。続いて、送信キー(不図示)を選
択すると、送信が完了する。図3に、送信された画像4
0を示す。赤色で記載された模範解答33、34の部分
が削除され、黒色で記載された試験問題31、32の部
分のみが送信される。
【0020】一方、上記の選択操作において、黒色部分
を削除、赤色部分を送信と選択すると、模範解答33、
34の部分のみを送信することができ、黒色部分、赤色
部分ともに送信を選択すると、原稿30全体を送信する
ことができる。
を削除、赤色部分を送信と選択すると、模範解答33、
34の部分のみを送信することができ、黒色部分、赤色
部分ともに送信を選択すると、原稿30全体を送信する
ことができる。
【0021】なお、上記の実施形態においては、文字の
色に黒と赤を用いたが、用いる色には特に限定はなく、
画像形成装置10が認識できる色であればよい。
色に黒と赤を用いたが、用いる色には特に限定はなく、
画像形成装置10が認識できる色であればよい。
【0022】また、上記の実施形態においては、原稿3
0をファクシミリ送信する場合について説明したが、原
稿30を複写、原稿30をパソコンへ送信する場合も同
様に所望の色の部分のみを送信したり削除したりするこ
とができる。
0をファクシミリ送信する場合について説明したが、原
稿30を複写、原稿30をパソコンへ送信する場合も同
様に所望の色の部分のみを送信したり削除したりするこ
とができる。
【0023】このように、試験問題31、32と模範解
答33、34の両方が記載された原稿30の所望の部分
のみを出力できるので、試験問題31、32の部分のみ
を出力するために模範解答33、34部分を隠したり、
試験問題31、32と模範解答33、34を別の原稿と
して作成する必要がなく、原稿30の作成作業の負担を
軽減することができる。同時に、原稿作成時の用紙の無
駄をなくし、ファクシミリ送信時の情報量を削減して通
信費の無駄をなくすことができる。
答33、34の両方が記載された原稿30の所望の部分
のみを出力できるので、試験問題31、32の部分のみ
を出力するために模範解答33、34部分を隠したり、
試験問題31、32と模範解答33、34を別の原稿と
して作成する必要がなく、原稿30の作成作業の負担を
軽減することができる。同時に、原稿作成時の用紙の無
駄をなくし、ファクシミリ送信時の情報量を削減して通
信費の無駄をなくすことができる。
【0024】なお、画像形成装置10の動作順序は、複
写や送信等の出力条件を全て設定してから、最後に原稿
を読み取るようにしてもよい。これにより、原稿中の出
力する部分のみを読み取ることが可能となり、読み取り
速度が速くなるとともに、RAM13の容量を有効に使
うことができる。
写や送信等の出力条件を全て設定してから、最後に原稿
を読み取るようにしてもよい。これにより、原稿中の出
力する部分のみを読み取ることが可能となり、読み取り
速度が速くなるとともに、RAM13の容量を有効に使
うことができる。
【0025】なお、ユーザは、出力する際に削除する所
定色を予め登録しておき、読み取った画像中に所定色が
あればその部分を削除して出力するようにしてもよい。
更に、複数の所定色に対して異なった画像処理を登録
し、それぞれの画像処理を行って出力するようにしても
よい。画像処理の例としては、所定色部分の削除・取出
し、高解像・低解像処理、写真モード、拡大・縮小、太
線などがある。
定色を予め登録しておき、読み取った画像中に所定色が
あればその部分を削除して出力するようにしてもよい。
更に、複数の所定色に対して異なった画像処理を登録
し、それぞれの画像処理を行って出力するようにしても
よい。画像処理の例としては、所定色部分の削除・取出
し、高解像・低解像処理、写真モード、拡大・縮小、太
線などがある。
【0026】また、原稿を読み取り所定色を判断する方
法としては、例えば、ラインで読み取り、ライン毎に色
の割合を算出して所定色を判断する方法がある。また、
1枚の原稿を全て読み取った後に、領域で色の分布を算
出し、所定色を判断する方法もある。そして、複数の色
が混在し所定色の判断が困難なときは、予め決められた
優先順位に基づいて所定色を判断してもよい。
法としては、例えば、ラインで読み取り、ライン毎に色
の割合を算出して所定色を判断する方法がある。また、
1枚の原稿を全て読み取った後に、領域で色の分布を算
出し、所定色を判断する方法もある。そして、複数の色
が混在し所定色の判断が困難なときは、予め決められた
優先順位に基づいて所定色を判断してもよい。
【0027】次に、上記の実施形態を応用した他の出力
形式について説明する。図4は、原稿の一例を示す図で
ある。原稿50〜52は黒色で記載された試験問題53
〜56と赤色で記載された模範解答57〜60とから構
成されている。
形式について説明する。図4は、原稿の一例を示す図で
ある。原稿50〜52は黒色で記載された試験問題53
〜56と赤色で記載された模範解答57〜60とから構
成されている。
【0028】例えば、この原稿50〜52の試験問題5
3〜56の部分のみをファクシミリ送信する場合、上記
の実施形態と同様に操作表示部14を操作して黒色を送
信、赤色を削除と選択する。続いて、送信キー(不図
示)を選択すると、送信が完了する。図5に、送信され
た画像70を示す。赤色で記載された模範解答57〜6
0の部分が削除され、削除した部分を詰めて編集され、
黒色で記載された試験問題53〜56の部分のみが送信
される。図5では1枚の用紙に編集されている。
3〜56の部分のみをファクシミリ送信する場合、上記
の実施形態と同様に操作表示部14を操作して黒色を送
信、赤色を削除と選択する。続いて、送信キー(不図
示)を選択すると、送信が完了する。図5に、送信され
た画像70を示す。赤色で記載された模範解答57〜6
0の部分が削除され、削除した部分を詰めて編集され、
黒色で記載された試験問題53〜56の部分のみが送信
される。図5では1枚の用紙に編集されている。
【0029】このように、削除した部分を詰めて編集す
ることにより、試験問題53〜56と模範解答57〜6
0を別の原稿として作成する必要がなく、原稿の作成作
業の負担を軽減することができる。同時に、原稿作成時
の用紙の無駄をなくし、ファクシミリ送信時の情報量を
削減して通信費の無駄をなくすことができる。
ることにより、試験問題53〜56と模範解答57〜6
0を別の原稿として作成する必要がなく、原稿の作成作
業の負担を軽減することができる。同時に、原稿作成時
の用紙の無駄をなくし、ファクシミリ送信時の情報量を
削減して通信費の無駄をなくすことができる。
【0030】なお、原稿作成時に記載内容をグループ毎
に異なった色で記載することにより、読み取った画像を
所定色毎に並べ直して出力することもできる。図6は、
原稿の一例を示す図である。原稿80〜82は黒色で記
載された文章83〜85と赤色で記載された文章86〜
88と青色で記載された文章89〜91とから構成され
ている。この原稿80〜82を画像形成装置10にセッ
トして出力すると、図7に示す画像100〜102に編
集される。画像100には原稿中の黒色の文章83〜8
5、画像101には原稿中の赤色の文章86〜88、画
像102には原稿中の青色の文章89〜91がそれぞれ
並べられ、所定色毎に1枚の用紙に編集される。
に異なった色で記載することにより、読み取った画像を
所定色毎に並べ直して出力することもできる。図6は、
原稿の一例を示す図である。原稿80〜82は黒色で記
載された文章83〜85と赤色で記載された文章86〜
88と青色で記載された文章89〜91とから構成され
ている。この原稿80〜82を画像形成装置10にセッ
トして出力すると、図7に示す画像100〜102に編
集される。画像100には原稿中の黒色の文章83〜8
5、画像101には原稿中の赤色の文章86〜88、画
像102には原稿中の青色の文章89〜91がそれぞれ
並べられ、所定色毎に1枚の用紙に編集される。
【0031】また、本発明の画像形成装置10は、原稿
の所定色の情報について出力回数を制限することができ
る。例えば、原稿の読み取り領域内に黄色で10と記載
しておくと、10枚まで複写可能に制御したり、10回
まで送信可能に制御したりする。なお、色に対する制限
内容は予め登録しておけばよい。また、この所定色の情
報は出力しないことが望ましい。このように、原稿の複
写枚数や送信回数を制限することにより、著作権や秘密
書類等を保護することができる。
の所定色の情報について出力回数を制限することができ
る。例えば、原稿の読み取り領域内に黄色で10と記載
しておくと、10枚まで複写可能に制御したり、10回
まで送信可能に制御したりする。なお、色に対する制限
内容は予め登録しておけばよい。また、この所定色の情
報は出力しないことが望ましい。このように、原稿の複
写枚数や送信回数を制限することにより、著作権や秘密
書類等を保護することができる。
【0032】本発明の画像形成装置は、カラースキャナ
を備えていれば特に限定はなく、例えば、ファクシミリ
装置、複写機、プリンタ、ネットワークスキャナ、ネッ
トワークファクシミリ装置、又はそれらの複合機に利用
することができる。
を備えていれば特に限定はなく、例えば、ファクシミリ
装置、複写機、プリンタ、ネットワークスキャナ、ネッ
トワークファクシミリ装置、又はそれらの複合機に利用
することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、読み取った画像の所定
色の情報又は所定色以外の情報に、所定の画像処理を行
うことにより、予め原稿作成時に画像処理を行う部分と
行わない部分とを色分けして作成しておくことにより、
原稿をファクシミリ送信したり複写するときに原稿を再
編集することなしに所望の画像処理を行って出力するこ
とができ、原稿の作成作業の負担を軽減することができ
る。同時に、原稿作成時の用紙の無駄をなくすことがで
きる。
色の情報又は所定色以外の情報に、所定の画像処理を行
うことにより、予め原稿作成時に画像処理を行う部分と
行わない部分とを色分けして作成しておくことにより、
原稿をファクシミリ送信したり複写するときに原稿を再
編集することなしに所望の画像処理を行って出力するこ
とができ、原稿の作成作業の負担を軽減することができ
る。同時に、原稿作成時の用紙の無駄をなくすことがで
きる。
【0034】また本発明によれば、読み取った画像の所
定色の情報又は所定色以外の情報を削除したり、削除し
た後に間隔を詰めることにより、原稿の所望の部分のみ
を出力できるので、不要な部分を隠したり、所望の部分
のみを別の原稿として作成する必要がなく、原稿の作成
作業の負担を軽減することができる。同時に、原稿作成
時の用紙の無駄をなくし、ファクシミリ送信時の情報量
を削減して通信費の無駄をなくすことができる。
定色の情報又は所定色以外の情報を削除したり、削除し
た後に間隔を詰めることにより、原稿の所望の部分のみ
を出力できるので、不要な部分を隠したり、所望の部分
のみを別の原稿として作成する必要がなく、原稿の作成
作業の負担を軽減することができる。同時に、原稿作成
時の用紙の無駄をなくし、ファクシミリ送信時の情報量
を削減して通信費の無駄をなくすことができる。
【0035】また本発明によれば、所定の画像処理は、
所定色毎に処理機能が設定されていることにより、予め
原稿作成時に画像処理を行うことを想定して色分けして
おくことで、原稿を再編集することなしに所望の画像処
理を行って出力することができ、原稿の作成作業の負担
を軽減することができる。同時に、原稿作成時の用紙の
無駄をなくすことができる。
所定色毎に処理機能が設定されていることにより、予め
原稿作成時に画像処理を行うことを想定して色分けして
おくことで、原稿を再編集することなしに所望の画像処
理を行って出力することができ、原稿の作成作業の負担
を軽減することができる。同時に、原稿作成時の用紙の
無駄をなくすことができる。
【0036】また本発明によれば、所定色の情報は、出
力回数の制限に関する情報であることにより、予め原稿
作成時に所定色で数字を書き込んでおくと、その数字の
回数だけ複写可能としたり、送信可能としたりできる。
従って、著作権や秘密書類等を保護することができる。
力回数の制限に関する情報であることにより、予め原稿
作成時に所定色で数字を書き込んでおくと、その数字の
回数だけ複写可能としたり、送信可能としたりできる。
従って、著作権や秘密書類等を保護することができる。
【図1】 本発明の画像形成装置の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】 原稿の一例を示す図である。
【図3】 図2の原稿を画像処理した画像を示す図で
ある。
ある。
【図4】 原稿の一例を示す図である。
【図5】 図4の原稿を画像処理した画像を示す図で
ある。
ある。
【図6】 原稿の一例を示す図である。
【図7】 図6の原稿を編集した画像を示す図であ
る。
る。
10 画像形成装置
15 カラースキャナ
16 画像処理部
18 プリンタ(印刷部)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 曽根 正樹
大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号
京セラミタ株式会社内
(72)発明者 西山 昌宏
大阪府大阪市中央区玉造1丁目2番28号
京セラミタ株式会社内
Fターム(参考) 5B057 AA11 BA02 CA01 CC03 CD02
CE20
5C076 AA02 AA13 CA10
5C077 LL16 LL18 MP08 PP19 PP21
PP28 PP31 PQ08 TT06
5C079 LA02 LA10 LA31 LA39 LA40
MA02 NA18 NA25 PA01
Claims (7)
- 【請求項1】 原稿をカラーで読み取るカラースキャナ
と、該カラースキャナで読み取った画像を処理する画像
処理部とを備え、 前記読み取った画像の所定色の情報又は所定色以外の情
報に、所定の画像処理を行うことを特徴とする画像形成
装置。 - 【請求項2】 前記所定の画像処理を行った画像を印刷
する印刷部を備えたことを特徴とする請求項1記載の画
像形成装置。 - 【請求項3】 前記所定の画像処理を行った画像を送信
する通信部を備えたことを特徴とする請求項1又は2記
載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記所定の画像処理は、情報の削除であ
ることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の画像
形成装置。 - 【請求項5】 前記所定の画像処理は、情報の削除とと
もに、削除した間隔を詰めることを特徴とする請求項1
〜3の何れかに記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記所定の画像処理は、前記所定色毎に
処理機能が設定されていることを特徴とする請求項1〜
3の何れかに記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記所定色の情報は、出力回数の制限に
関する情報であることを特徴とする請求項1〜3の何れ
かに記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002051408A JP2003259107A (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002051408A JP2003259107A (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003259107A true JP2003259107A (ja) | 2003-09-12 |
Family
ID=28663383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002051408A Pending JP2003259107A (ja) | 2002-02-27 | 2002-02-27 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003259107A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011077705A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Sharp Corp | 画像処理装置及び画像処理方法 |
JP2013026900A (ja) * | 2011-07-22 | 2013-02-04 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像処理装置および画像形成装置 |
JP2017073715A (ja) * | 2015-10-09 | 2017-04-13 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法 |
-
2002
- 2002-02-27 JP JP2002051408A patent/JP2003259107A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011077705A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Sharp Corp | 画像処理装置及び画像処理方法 |
JP2013026900A (ja) * | 2011-07-22 | 2013-02-04 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像処理装置および画像形成装置 |
JP2017073715A (ja) * | 2015-10-09 | 2017-04-13 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050112 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050215 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050927 |