JP6285204B2 - 仕切弁装置 - Google Patents

仕切弁装置

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本発明は、管路に挿入されて該管路を遮断する弁体を有した仕切弁装置に関する。
近年、水道管などの既設流体管の途中に分岐管を設ける分岐管接続工事では、管路を上流側で止水することなく不断水の状態を維持したまま、流体管の周壁を穿孔して、分岐管を接続する工法が採用されている。このような不断水工法では、管路を開閉可能に構成された仕切弁装置を介在させて流体管に分岐管が接続される。
本出願人は、特許文献1〜3において、上記の如き分岐管の接続に使用できる仕切弁装置を提案している。これらの装置は、図9に例示するような板状の弁体92を備え、その弁体92の正面や背面に薄膜状のシールゴム93がライニングされている。管路を遮断する際には、管路の内面と弁体92との間が、管軸方向に圧縮されるシールゴム93を介して密封されるように構成されている。
通常、ダクタイル鋳鉄などの鋳物である弁体92の表面には、防食性を高めるために粉体塗装が施す必要があるものの、シールゴム93をライニングする際の熱影響によって塗膜が損傷するため、これを採用することができなかった。それ故、従来は、砲金などの防食性に優れた材料で弁体を形成することにより粉体塗装を不用にしていたが、材料費などの製造コストが嵩む傾向にあり、特に管径が大きくなるとその傾向が顕著であった。
特開2012−102865号公報 特開2012−102752号公報 特開2011−106572号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、管軸方向に圧縮されるシールゴムを持つ弁体のコストを抑えられる仕切弁装置を提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成できる。即ち、本発明に係る仕切弁装置は、管路に挿入されて前記管路を遮断する弁体を有する仕切弁装置において、前記管路の内面と前記弁体との間が、管軸方向に圧縮されるシールゴムを介して密封されるように構成され、前記弁体が、板状に形成された本体部材と、ゴムがライニングされた芯体を有し、そのライニングされたゴムの少なくとも一部が前記シールゴムとして機能する密封部材とを備え、前記密封部材が、前記本体部材とは別個に設けられ、前記本体部材の正面及び背面の少なくとも一方に取り付け固定されているものである。
この仕切弁装置が有する弁体では、密封部材の芯体にゴムがライニングされ、そのライニングされたゴムの少なくとも一部がシールゴムとして機能する。密封部材は本体部材とは別個に設けられるため、本体部材に熱影響を及ぼすことなくシールゴムをライニングでき、本体部材に粉体塗装が施されていても支障がない。よって、管軸方向に圧縮されるシールゴムがライニングされていながらも、弁体のコストを抑えられる。しかも、密封部材が芯体を含むことによりシールゴムの動きが抑えられ、本体部材から密封部材が離脱したり、シールゴムが千切れたりする不具合を防止できる。
前記芯体が前記管路の内面と前記弁体との間に沿って環状に延び、前記芯体の横断面を取り囲むようにゴムがライニングされていることが好ましい。かかる構成によれば、内部に芯体を有するシールゴムが管路の内面と弁体との間に沿って配置されるため、密封性能を良好に確保することができる。
前記管路の内面と前記弁体との間に沿って環状に延びる周溝が前記本体部材に形成され、前記密封部材が前記周溝に嵌入されていることが好ましい。これにより、密封部材が本体部材の正面や背面から大きく突き出ないように構成でき、本体部材からの密封部材の離脱を防止するうえで都合がよい。
前記本体部材と前記密封部材とが互いのバヨネット爪を係合させるバヨネット構造によって、前記密封部材が前記本体部材に取り付け固定されることが好ましい。かかる構成によれば、簡易な構造に基づき、本体部材に対して密封部材を着脱自在に取り付け固定することができる。
前記芯体が、前記密封部材のバヨネット爪に対応した突起を有することが好ましく、それにより本体部材に対して密封部材を堅固に取り付け固定することができる。また、前記本体部材のバヨネット爪の係合面が管軸方向に対して傾斜していることが好ましく、それにより本体部材のバヨネット爪の厚みを低減し、延いては弁体の重量を抑えることができる。
本発明に係る仕切弁装置の一例を示す縦断面図 管路を遮断した状態における仕切弁装置の縦断面図 弁体の(A)背面図、(B)正面図、及び、(C)縦断面図 本体部材の(A)背面図、(B)A−A矢視断面図、及び、(C)B−B矢視断面図 密封部材の(A)背面図、(B)C−C矢視断面図、(C)D−D矢視断面図、及び、(D)E−E矢視断面図 密封部材の取り付け構造の他の例を示す断面図(但し、本発明に含まれるもの ではない) 密封部材の取り付け構造の他の例を示す断面図(但し、本発明に含まれるもの ではない) 密封部材の取り付け構造の他の例を示す断面図(但し、本発明に含まれるもの ではない) 板状の弁体の一例を示す図
以下、本発明に係る仕切弁装置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1では、分岐ケース1が既設の水道管K(流体管の一例)を取り囲むようにして装着され、その分岐ケース1の分割面10に端部を挟み込んで仕切弁装置2が接続されている。分岐ケース1は、複数の(本実施形態では2つの)分割体1A,1Bからなる上下2つ割りの割T字管として構成されている。分岐ケース1の分割面10は、締結具11の締め付けによりパッキン12,13を介して水密に閉じられる。
水道管Kの周壁を穿孔したうえで、図1左側に向けられた仕切弁装置2の端部に分岐管(不図示)を接続すると、水道管Kから分岐管に向かう管路が形成され、その管路は仕切弁装置2によって開閉される。仕切弁装置2は、図2のように管路に挿入されてその管路を遮断する弁体22を有する。具体的には、仕切弁装置2は、管路を構成する弁箱21と、その管路を遮断する閉位置と開放する開位置との間で変位する弁体22と、弁体22の変位を操作可能な弁軸23と、開位置の弁体22を収容する弁蓋25とを備える。
弁箱21は、両端部の間が連通可能な管状体により形成され、その上方には弁体22が通過する貫通口24が形成されている。図1では弁体22が開位置にあり、これを下降させて閉位置に変位させると、図2のように管路が遮断される。弁蓋25は、貫通口24を覆うように弁箱21に立設され、頂部23aを突出させた状態で弁軸23を内蔵する。頂部23aには、弁軸23を操作するための治具が取り付けられる。本実施形態の弁蓋25は、弁箱21とは別個に設けられ、弁箱21に対して着脱自在に接合されている。
弁体22は、全体として、図3に示すような板状体により形成されている。弁体22の厚みは、従来のソフトシール仕切弁が備える弁体と比べて大幅に低減されたものとなり、このことは仕切弁装置2の面間寸法を短縮するうえで都合がよい。開位置にある弁体22は、図1のように管軸方向(図1における左右方向)の片側から弁軸23に対向する。本実施形態では、弁体22の背面にシールゴム3が配置されている。ここで、弁体22の正面は上流側(流体管側、即ち水道管K側)を向く面を指し、その背面は下流側(分岐管側)を向く面を指すものとする。
この仕切弁装置2は、管路の内面と弁体22との間(弁箱21と弁体22との間)が、管軸方向に圧縮されるシールゴム3を介して密封されるように構成されている。具体的には、弁箱21の内面に形成された周溝26に弁体22の周縁部が入り込み、その周溝26の溝壁面26aにシールゴム3が管軸方向から押し当たって圧縮される。このため、弁体22を径方向に強く押し付ける必要がなく、弁体22の厚みを低減しながらも密封性能を適切に確保できる。また、管路に略直交する方向に向けて挿入された弁体22の姿勢が安定するとともに、仕切弁装置2における流量を確保するうえでも都合がよい。
弁体22は、板状に形成された本体部材4と、芯体62を有する密封部材6とを備え、本体部材4とは別個に設けられた密封部材6が、その本体部材4の背面に取り付け固定されている。芯体62にはゴム61がライニングされ、そのライニングされたゴム61の一部がシールゴム3として機能する。密封部材6が本体部材4とは別個の部材であるため、本体部材4に熱影響を及ぼすことなくシールゴム3(ゴム61)をライニングすることが可能となる。それ故、本体部材4の表面に粉体塗装が施されていても特に支障はなく、弁体22のコスト低減に資する。
図4に示すように、本体部材4は、円板状のボディ41と、そのボディ41から上方に突出したヘッド42とを有する。ボディ41は、止水に適した剛性を有する金属により形成され、例えばダクタイル鋳鉄により形成される。シールゴム3は密封部材6に付帯するものであり、本体部材4のボディ41には止水に供されるゴムがライニングされていない。シールゴム3は、本体部材4の径方向の端面には存在せず、本実施形態では、弁体22の背面(本体部材4の背面)において、その端面から少し内周側に配置されている(図3(A)参照)。
ヘッド42には弁軸23が連結され、その弁軸23に対して、開位置にある弁体22が管軸方向から対向する。弁軸23は、弁体22の変位方向に沿って延在する雄ねじ部材であり、この弁軸23に螺合した雌ねじこま27が、管軸方向に遊びをもった状態でヘッド42に嵌め込まれる。弁軸23を回転操作することで雌ねじこま27が上下動し、それに連動して弁体22が昇降する。このように、弁体22は、弁軸23に螺合によって連結され、弁軸23の回転に応じて閉位置と開位置との間を変位する。
図5に示すように、密封部材6及びその骨格となる芯体62は環状に設けられ、これらは管路の内面と弁体22との間に沿って延びる。芯体62は、ゴム61よりも硬質の材料、例えばダクタイル鋳鉄などの金属材により形成される。図5(B)〜(D)のように、ゴム61は芯体62の横断面を取り囲むようにライニングされ、そのゴム61の一部がシールゴム3として機能する。シールゴム3は、管路の遮断に寄与する領域に沿って環状に延び、弁体22の径方向に隆起部を並べたリップ状に形成されている。これにより、シールゴム3が円滑に圧縮され、弁体22の変位に伴う剥離や千切れを防止できる。
密封部材6は、芯体62を具備しない場合(ゴム61のみで形成される場合)に比べて少量のゴム61を有する。しかも、図2のように弁体22が閉位置にある状態では、溝壁面26aと芯体62との間の狭い空間においてシールゴム3の動きが抑えられ、水圧によりシールゴム3が千切れるなどの不具合を防止できる。また、密封部材6が芯体62を備えているために、本体部材4と密封部材6との間に水が回り込んでも密封部材6が容易く動かず、本体部材4から密封部材6が離脱する不具合も防止できる。
本体部材4の背面には、管路の内面と弁体22との間に沿って環状に延びる周溝43が形成され、その周溝43に密封部材6が嵌入されている。周溝43の深さDは芯体62の厚みTに対して十分に大きく、弁体22の背面から芯体62が大きく突き出ないように設定され、本実施形態では弁体22の背面に対して芯体62が略面一に配置されている。密封部材6は周溝43の壁面に係合し、それにより密封部材6が本体部材4に取り付け固定される。
本実施形態では、本体部材4と密封部材6とが互いのバヨネット爪44,63を係合させるバヨネット構造によって、密封部材6が本体部材4に取り付け固定される。本体部材4には、図4のように円弧形状をした複数のバヨネット爪44が、周溝43の内周側の壁面を外周側に突出させて形成されている。密封部材6には、図5のように円弧形状をした複数のバヨネット爪63が、内周側に突出して形成されている。周方向に隣り合うバヨネット爪44の間には、密封部材6のバヨネット爪63の侵入を許容する円弧状の隙間45が形成されている。
隙間45にバヨネット爪63を侵入させて密封部材6を周溝43に嵌入した後、その密封部材6を回転させるとバヨネット爪63がバヨネット爪44に係合し、本体部材4に密封部材6が取り付け固定される。本実施形態では、本体部材4を背面から見て密封部材6を反時計回りに回転させることで、取り付け固定が行われる。密封部材6が必要以上に回転しないようにするべく、バヨネット爪63における図5の時計回り方向の先端部では、バヨネット爪63を覆うゴム61の厚みが比較的大きく、Tb<Tdの関係となるように形成されている。
芯体62は、密封部材6のバヨネット爪63に対応した突起62aを有する。即ち、芯体62には、円弧形状をした複数の突起62aが内周側に突出して形成されており、それらがゴム61で被覆されることによりバヨネット爪63が構成されている。かかる構成によれば、芯体62を内部に有するバヨネット爪63がバヨネット爪44に係合するため、本体部材4に対して密封部材6を堅固に取り付け固定することができる。
本実施形態では、密封部材6のバヨネット爪63に係合する本体部材4のバヨネット爪44の係合面44aが管軸方向に対して傾斜し、具体的には図4(B)のように本体部材4の表面側に向かって外周側に傾斜している。このため、バヨネット爪44の厚みを低減し、延いては弁体22の重量を低減できる。これに対し、係合面44aが径方向(図4の上下方向)に延びる形状であれば、特に本体部材4が鋳物である場合においてバヨネット爪44の厚みを相応に確保する必要が生じ、弁体22の重量増を招来する恐れがある。
この仕切弁装置2では、弁体22の周縁部が周溝26に入り込むことで、シールゴム3による密封状態が得られる。周溝26の溝幅を弁体22の厚みよりも適度に大きく設定しておくことで、弁体22の周縁部が周溝26に円滑に入り込み、管路を遮断する際のトルクを軽減できる。しかし、その反面、シールゴム3が管軸方向に圧縮されにくくなるため、この仕切弁装置2では、閉位置にある弁体22を管軸方向に押圧してシールゴム3の圧縮を促す突起5を、弁箱21の内面に設けている。
図2の拡大図のように、周溝26の溝壁面26bには突起5が設けられており、これが弁体22の周縁部の正面を管軸方向に(本実施形態では分岐管側に)押圧して、シールゴム3の圧縮を促すように構成されている。また、弁体22の正面には、弁体22の変位方向に沿って傾斜した傾斜面46が形成され、これらに突起5が摺接することで弁体22が徐々に押圧される。これによりシールゴム3が少しずつ圧縮され、シールゴム3の損傷やトルクの増大を防止できる。
弁体22の正面には、管軸方向に突出したガイド部47が形成されている。ガイド部47の外面は、弁体22の変位方向に沿って傾斜しており、弁箱21におけるガイド部47との接触部位には、ガイド部47の外面と合致した傾斜を持つ傾斜面28が形成されている。かかる構成によれば、弁体22を閉位置に移行する際に、ガイド部47と傾斜面28との接触により弁体22を案内して適切に位置決めすることができる。
仕切弁装置2により管路を遮断した状態では、傾斜面28や突起5が弁体22を管軸方向に押圧し、シールゴム3が溝壁面26aに強く押し当たることから、弁箱21の内部で弁体22が管軸方向に挟まれるようにして固定される。このため、管路の内面と弁体22との間を管軸方向に圧縮されるシールゴム3により密封する構造と相俟って、水道管Kからの水圧を利用して水密性を良好に保持できる。また、密封部材6を回転させる力が作用しないため、水圧によって密封部材6が本体部材4から離脱することはない。
前述の実施形態では、本体部材4の背面に密封部材6を取り付け固定する例を示したが、これに限られず、本体部材の正面に、或いは本体部材の正面と背面の両方に、密封部材を取り付け固定する構造でもよい。その場合、シールゴムは弁体の正面又は両面に配置され、例えば、本出願人による上記特許文献1,3に開示される装置が利用される。即ち、上記特許文献1,3の仕切弁装置が備える弁体に対し、本体部材と密封部材とを組み合わせてなる上記の如き構造を適用することができる。また、それらの構造は、後述する構造と併用することも可能である。
前述の実施形態では、弁箱21の周溝26に弁体22の周縁部を入り込ませてシールゴム3を管軸方向に圧縮する例を示したが、これに限られるものではない。例えば、閉位置にある弁体の周縁部に対向するように周方向に延びた鍔状突起を弁箱の内面に形成し、その鍔状突起を利用してシールゴムを管軸方向に圧縮してもよい。一対の鍔状突起の間に弁体の周縁部を入り込ませるように構成すれば、上述した突起やガイド部を設けることもできる。
前述の実施形態では、本体部材4に形成された周溝43を利用してバヨネット構造を構成した例を示したが、そのような周溝を利用することなくバヨネット構造を構成することも可能である。また、本発明に含まれるものではないが、バヨネット構造ではない他の構造、例えば図6〜8に示すような構造を利用して、密封部材を本体部材に取り付け固定しても構わない。図6〜8では、それぞれ本体部材の周溝に密封部材を嵌入し、その周溝の壁面に密封部材を係合させている。
図6では、密封部材75を周溝53に嵌入した後、その周溝53の開口を狭めるようにプレス加工で折り曲げられた折り曲げ部51が密封部材75に係合する。図7では、密封部材76を周溝54の奥に押し込む際に、その密封部材76の芯体77の折り曲げ部77aが折り曲げられ、その折り曲げ部77aが周溝54の爪54aに係合する。図8では、芯体79の突部79aを弾性変形させることにより密封部材78が周溝55に嵌入され、嵌入後は突部79aが周溝55の爪55aに係合する。
前述の実施形態では、流体管として水道管を例に挙げたが、これに限られるものではなく、水以外の各種の液体や気体、若しくは、液体と気体とが混在した流体などに用いられる流体管でも構わない。また、本発明は、不断水工法により分岐管を接続する工事で使用される仕切弁装置に限られず、その他の工事で使用される仕切弁装置であってもよい。
本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。
1 分岐ケース
2 仕切弁装置
3 シールゴム
4 本体部材
6 密封部材
21 弁箱
22 弁体
23 弁軸
25 弁蓋
26 周溝
26a 溝壁面
26b 溝壁面
43 周溝
44 バヨネット爪
44a 係合面
63 バヨネット爪
K 水道管(流体管の一例)

Claims (5)

  1. 管路に挿入されて前記管路を遮断する弁体を有する仕切弁装置において、
    前記管路の内面と前記弁体との間が、管軸方向に圧縮されるシールゴムを介して密封されるように構成され、
    前記弁体が、板状に形成された本体部材と、ゴムがライニングされた芯体を有し、そのライニングされたゴムの少なくとも一部が前記シールゴムとして機能する密封部材とを備え、
    前記密封部材が、前記本体部材とは別個に設けられ、前記本体部材の正面及び背面の少なくとも一方に取り付け固定されていて、
    前記本体部材と前記密封部材とが互いのバヨネット爪を係合させるバヨネット構造によって、前記密封部材が前記本体部材に取り付け固定されていることを特徴とする仕切弁装置。
  2. 前記芯体が前記管路の内面と前記弁体との間に沿って環状に延び、前記芯体の横断面を取り囲むようにゴムがライニングされている請求項1に記載の仕切弁装置。
  3. 前記管路の内面と前記弁体との間に沿って環状に延びる周溝が前記本体部材に形成され、前記密封部材が前記周溝に嵌入されている請求項1又は2に記載の仕切弁装置。
  4. 前記芯体が、前記密封部材のバヨネット爪に対応した突起を有する請求項1〜3いずれか1項に記載の仕切弁装置。
  5. 前記本体部材のバヨネット爪の係合面が管軸方向に対して傾斜している請求項1〜4いずれか1項に記載の仕切弁装置。
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