JP6285072B1 - 装身具ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】開閉式の装身具ケースであって、開いた状態において装身具を安定した姿勢で目視可能に保持できるとともに、サイズの大型化を抑制できる装身具ケースを提供する。【解決手段】装身具ケース1は、装身具を保持する保持部材4と、保持部材4を装身具と共に収容する内部空間5を持ったケース本体2とを有する。ケース本体2は、連結部3を介して開閉自在に連結された第1ケース部10及び第2ケース部20を含む。第1ケース部10及び第2ケース部20は、閉じた状態において内部空間5を形成する。内部空間5に面した第1ケース部10の内面103は、第1ケース部10と第2ケース部20とが開いた状態において保持部材4の一部を差し込み可能な溝120及び130を持つ。保持部材は、溝120及び130に差し込まれた状態で装身具を目視可能に保持し、溝120及び130から引き抜かれた状態で内部空間5に収容される。【選択図】図12

Description

本開示は、ネックレスやピアスなどの装身具を収容する装身具ケースに関するものである。
装身具ケースは、主に装身具を傷や汚れなどから保護しつつ保管するために使用されるが、その他の用途として、装身具を店舗のショーケースなどで展示するために使用されることがある。例えば下記の特許文献1には、箱本体に被さる蓋体を箱本体の裏面側に廻り込ませることが可能な装身具ケースが記載されている。この装身具ケースでは、蓋体を箱本体の裏面に重ねることができるため、ショーケース等に置かれた場合、蓋体が他の装身具の展示を邪魔しなくなるという利点がある。
特開2007−29449号公報
ところで装身具を展示する場合、装身具は平らな面に置くよりも、傾斜した面の高い位置に保持した方が鑑賞し易くなり、見栄えが良くなることが多い。しかしながら、このような斜面を持つ部材を装身具ケースの内部に収容するには、大きな蓋が必要になる。開閉式の大きな蓋は、ショーケース等において展示の邪魔になり易い。そこで、開閉式の蓋の代わりに、取り外し可能な蓋を容器の全体に被せるようにする構造が考えられる。ところが、そのような蓋を持つ構造は、開閉式の蓋を持つ構造に比べて装身具の出し入れが面倒になるとともに、蓋を紛失し易くなる。また、何れの構造においても、斜面の上端の位置が高くなるほど装身具ケースが大きくなり、保管し難くなるという不利益がある。
他方、弾性変形する樹脂などで形成された板状部材を折り曲げることにより、上述した斜面を形成することも考えられる。この板状部材は、蓋を閉じると装身具ケースの中で弾性変形し、蓋を開くと弾性変形する前の状態に戻る。そのため、蓋を開いた状態において所望の斜面を形成できるとともに、装身具ケースのサイズを小型にすることができる。しかしながら、板状部材の斜面の傾斜角は、斜面に保持される装身具の重さに応じて変化する。また、蓋の開閉の繰り返しによる弾性の劣化(塑性変形)によって傾斜角が変化することも考えられる。そのため、装身具を一定の傾斜角で見栄えよく展示することが難しいという不利益がある。
そこで本開示は、開閉式の装身具ケースであって、開いた状態において装身具を安定した姿勢で目視可能に保持できるとともに、サイズの大型化を抑制できる装身具ケースを提供することを目的とする。
本開示の1つの側面に係る装身具ケースは、装身具を保持する保持部材と、前記保持部材を前記装身具と共に収容する内部空間を持ったケース本体とを有する。前記ケース本体は、連結部を介して開閉自在に連結された第1ケース部及び第2ケース部を含む。前記第1ケース部及び前記第2ケース部は、閉じた状態において前記内部空間を形成する。前記内部空間に面した前記第1ケース部の内面は、前記第1ケース部と前記第2ケース部とが開いた状態において前記保持部材の一部を差し込み可能な溝を持つ。前記保持部材は、前記溝に差し込まれた状態で前記装身具を目視可能に保持し、前記溝から引き抜かれた状態で前記内部空間に収容される。
上記装身具ケースによれば、閉じた状態にある前記第1ケース部及び前記第2ケース部の内部には、前記保持部材を前記装身具と共に収容する前記内部空間が形成される。前記内部空間に面した前記第1ケース部の前記内面には、前記溝が設けられており、前記第1ケース部と前記第2ケース部とが開いた状態において、前記保持部材の一部が前記溝に差し込まれる。前記溝に差し込まれた状態の前記保持部材では、前記装身具が目視可能に保持される。前記保持部材を前記内部空間に収容する場合、前記保持部材は前記溝から引き抜かれた状態とされる。そのため、前記保持部材は、変形させることなく前記内部空間に収容可能であり、比較的硬い材料によって形成可能である。従って、前記装身具の重さが異なる場合でも、前記溝に差し込まれた状態の前記保持部材が変形し難くなり、前記装身具が安定した姿勢で保持され易くなる。また、前記保持部材が前記溝から引き抜かれた状態になることで、前記保持部材が前記溝に差し込まれた状態に比べて、前記保持部材の収容に必要な前記内部空間を小型化し易くなる。従って、サイズの大型化が抑制され易くなる。
好適に、前記保持部材は板状の形状を持ってよく、前記保持部材の縁を前記溝に差し込み可能でもよい。前記保持部材が前記溝に差し込まれた状態、かつ、前記第1ケース部と前記第2ケース部とが開いた状態において、前記装身具の少なくとも一部が前記保持部材の表面に位置するとともに、前記保持部材の裏面が前記連結部に臨んでいてよい。
この構成によれば、前記第1ケース部と前記第2ケース部とが開いた状態で前記保持部材の縁が前記溝に差し込まれているとき、前記保持部材の裏面が前記連結部に臨んでおり、前記装身具の少なくとも一部が前記保持部材の表面に位置している。そのため、前記装身具が前記連結部によって遮られずに目視し易くなる。
好適に、前記第1ケース部の前記内面は凹部を持ってよい。前記凹部は、底面と、前記底面を囲む内側面とを含んでよい。前記溝は、前記凹部の前記内側面において前記底面から離れる方向に延びて形成されてよい。
この構成によれば、前記凹部の前記内側面に前記溝が形成されており、前記凹部の前記底面から離れる方向に前記溝が延びている。前記保持部材は板状の形状を持つため、前記溝に差し込まれた場合、前記凹部の前記底面から離れる方向に立ち上がった姿勢となる。
好適に、前記内側面の異なる位置に2つの前記溝が形成されてよく、前記2つの溝が互いに対向してよい。前記保持部材は、前記2つの溝の間に挟まれた状態で、前記2つの溝に差し込まれてよい。
この構成によれば、前記溝に差し込まれた前記保持部材の姿勢が安定し易くなる。
好適に、前記溝は、互いに対向する第1面及び第2面を含んでよい。前記底面から離れるにつれて前記第1面と前記第2面との間隔が広がっていてよい。
この構成によれば、前記底面から離れた位置における前記第1面と前記第2面との間隔が広くなるため、前記溝に前記保持部材を差し込み易くなる。また、前記底面に近い位置における前記第1面と前記第2面との間隔が狭くなるため、前記底面に近い位置へ前記保持部材を差し込むことにより、前記保持部材の姿勢が安定し易くなる。
好適に、前記第1面は、前記第2面より前記連結部側に位置してよい。前記保持部材が前記2つの溝に差し込まれた状態において、前記2つの溝の各々における前記第1面と前記保持部材の前記裏面とが面接触可能であってよい。
この構成によれば、前記保持部材を前記連結部側へ傾けた姿勢にした場合に、前記第2面より前記連結部側に位置した前記第1面と、前記連結部に臨んだ前記保持部材の前記裏面とが面接触するため、当該姿勢が安定に保たれ易くなる。
好適に、前記第1ケース部の前記内面は、前記内部空間において前記保持部材が載置される位置を位置決めする位置決め部を持ってよい。
この構成によれば、前記内部空間に収容された前記保持部材が、前記位置決め部により位置決めされた位置に載置される。そのため、前記内部空間における前記保持部材の位置が安定し易くなる。
好適に、前記位置決め部は、前記凹部の周囲の少なくとも一部を囲った段差を含んでよい。
この構成によれば、前記保持部材が前記段差と当接することにより、前記凹部に対して前記保持部材が位置決めされる。
好適に、前記保持部材は、前記位置決め部によって位置決めされた状態において前記凹部の少なくとも一部を覆ってよい。
この構成によれば、前記保持部材によって覆われた凹部の中に装飾具の一部や部品等を置くことが可能になり、前記内部空間において部品等が散らばり難くなる。
好適に、前記保持部材は、前記装身具が備える紐状部分を挟持可能な少なくとも1つの切れ込みを持ってよい。前記保持部材が前記位置決め部により位置決めされた状態において、前記切れ込みを介して前記保持部材の前記裏面側に渡った前記紐状部分の少なくとも一部が前記凹部に載置されてよい。
この構成によれば、前記保持部材が前記位置決め部により位置決めされた状態において、前記切れ込みを介して前記保持部材の前記裏面側に渡った前記紐状部分の少なくとも一部が前記凹部に載置されるため、前記内部空間における前記紐状部分の配置の乱れが生じ難くなり、美観が維持され易くなる。
好適に、前記保持部材は、前記装身具が備えるピンを貫通可能な少なくとも1つの孔を持ってよい。前記保持部材が前記位置決め部により位置決めされた状態において、前記孔を貫通した前記ピンが、前記保持部材の前記裏面から前記凹部に突出してよい。
この構成によれば、前記保持部材が前記位置決め部により位置決めされた状態において、前記保持部材の前記孔を貫通した前記ピンが前記裏面から前記凹部に突出する。そのため、前記裏面から突出した前記ピンの先に止め具などの部品を取り付けても、当該部品が前記凹部の中に入り、当該部品と第1ケース部との間に隙間を確保し易くなる。
好適に、前記第1ケース部は、両端が前記内面に固定された帯状部材を含んでよい。前記保持部材は、前記位置決め部により位置決めされた状態において、前記裏面を前記凹部側に向けて前記内面に載置されてよい。前記帯状部材は、前記位置決め部によって位置決めされた状態の前記保持部材の前記表面を押さえてよい。
この構成によれば、前記位置決め部により位置決めされた状態の前記保持部材が、前記裏面を前記凹部側に向けて前記内面に載置されるとともに、前記表面を前記帯状部材によって押さえられている。そのため、装身具ケースの姿勢が大きく変化しても、前記位置決め部によって位置決めされた前記保持部材の位置が保たれ易くなる。
好適に、前記保持部材は、前記装身具が備える紐状部分を挟持可能な少なくとも1つの切れ込みと、前記装身具が備えるピンを貫通可能な少なくとも1つの孔とを持ってよい。前記帯状部材は、前記保持部材が前記位置決め部により位置決めされた状態の前記保持部材の表面において前記切れ込みと前記孔との間を通ってよい。
この構成によれば、前記保持部材が前記位置決め部により位置決めされた状態の前記保持部材の表面において前記切れ込みと前記孔との間を前記帯状部材が通っている。そのため、前記保持部材の表面が前記帯状部材で押さえられた状態であっても、前記紐状部分を前記切れ込みに挟持させることが可能であり、また、前記孔に前記装身具の前記ピンを貫通させることが可能である。
本開示に係る装身具ケースによれば、開閉式の装身具ケースであって、開いた状態において装身具を安定した姿勢で目視可能に保持できるとともに、サイズの大型化を抑制できる。
図1は、閉じた状態の装身具ケースの一例を示す斜視図である。 図2A〜図2Dは、閉じた状態の装身具ケースの一例を示す図である。図2Aは平面図であり、図2Bは正面図であり、図2Cは右側面図であり、図2Dは底面図である。 図3は、開いた状態の装身具ケースの一例を示す斜視図である。 図4A〜図4Bは、開いた状態の装身具ケースの一例を示す図である。図4Aは正面図であり、図4Bは背面図である。 図5A〜図5Bは、開いた状態の装身具ケースの一例を示す図である。図5Aは平面図であり、図5Bは底面図である。 図6A〜図6Bは、開いた状態の装身具ケースの一例を示す図である。図6Aは左側面図であり、図6BはA−A線断面図である。 図7A〜図7Dは、保持部材の一例を示す図である。図7Aは平面図であり、図7Bは正面図であり、図7Cは側面図であり、図7Dは底面図である。 図8は、保持部材が外された状態の装身具ケースの一例を示す斜視図である。 図9A〜図9Bは、保持部材が外された状態の装身具ケースの一例を示す図である。図9Aは平面図であり、図9BはB−B線断面図である。 図10は、保持部材を溝に差し込んだ状態の装身具ケースの一例を示す斜視図である。 図11A〜図11Bは、保持部材が溝に差し込まれた状態の装身具ケースの一例を示す図である。図11Aは正面図であり、図11Bは平面図である。 図12A〜図12Bは、保持部材が溝に差し込まれた状態の装身具ケースの一例を示す図である。図12Aは左側面図であり、図12BはC−C線断面図である。 図13は、保持部材に装身具が保持された例を示す図である。 図14は、保持部材に装身具が保持された他の例を示す図である。
以下、本実施形態に係る装身具ケースについて図面を参照しながら説明する。
図1及び図2A〜図2Dは、閉じた状態の装身具ケース1の一例を示す図である。図1は斜視図であり、図2Aは平面図であり、図2Bは正面図であり、図2Cは右側面図であり、図2Dは底面図である。
また、図3、図4A〜図4B、図5A〜図5B及び図6A〜図6Bは、開いた状態の装身具ケース1の一例を示す図である。図3は斜視図であり、図4Aは正面図であり、図4Bは背面図であり、図5Aは平面図であり、図5Bは底面図であり、図6Aは左側面図であり、図6BはA−A線断面図である。
以下の説明における上下左右の方向は、正面図(図2B)の上下左右の方向と同じである。また、前方向は正面図(図2B)の奥から手前に向かう方向を意味し、後方向は正面図(図2B)の手前から奥に向かう方向を意味する。
本実施形態に係る装身具ケース1は、装身具を内部に収容することができる開閉式のケースであって、装身具を保持する保持部材4と、保持部材4を装身具と共に収容する内部空間5を持ったケース本体2とを有する。
ケース本体2は、連結部3を介して開閉自在に連結された第1ケース部10及び第2ケース部20を含む。第1ケース部10及び第2ケース部20は、閉じた状態において内部空間5を形成する(図2B,図2C)。
閉じた状態にあるケース本体2は、図1の例において、概ね直方体の形状を持つ。第1ケース部10は下側に位置し、第2ケース部20は上側に位置する。第1ケース部10は、直方体の底面を形成する底面部101と、底面部101の縁を囲んで底面部101より上方に延設された側面部102とを含む。第2ケース部20は、直方体の天面を形成する天面部201と、天面部201の縁を囲んで天面部201より下方に延設された側面部202とを含む。閉じた状態において、側面部102の上端と側面部202の下端とが当接する。
連結部3は、図6Aに示すように、側面部102の後方上側の外縁と側面部202の後方下側の外縁とがほぼ接した状態を保ちつつ、第1ケース部10と第2ケース部20とを開閉自在に連結する。例えば連結部3は、第1ケース部10と第2ケース部20とを回転自在に連結するヒンジと、ヒンジの回転を付勢する弾性部材とを含む。弾性部材は、例えばヒンジの回転軸を囲むように配置された筒状の板バネであり、開状態のときは更に開く方向へヒンジの回転を付勢し、閉状態のときは更に閉じる方向へヒンジの回転を付勢する。
第1ケース部10と第2ケース部20との間には、例えば図3に示すように、連結部3を正面側から隠す布状のカバー31が設けられている。カバー31の一端はケース部10に固定され、カバー31の他端は第2ケース部20に固定される(図6B)。
第1ケース部10は、後述の凹部110や溝120,130などが形成された内ケース部材105を含む(図6B)。内ケース部材105の上側は、内部空間5に面した内面103となっている(図3)。内ケース部材105の連結部3側(後方側)の端部は、底面部101の内側に立設されたリブ171によって押さえられている(図6B)。カバー31の一端が、リブ171と内ケース部材105との間に挟まれている。内ケース部材105の連結部3側の端部と側面部102との隙間には、連結部3を構成する部品(ヒンジ等)の一部が配置される。
第2ケース部20の天面部201の内側には、例えば図3に示すように、装飾用の内張り203が施されている。内張り203の連結部3側の端部は、天面部201の内側に立設されたリブ271によって押さえられている(図6B)。カバー31の他端が、リブ271と内張り203との間に挟まれている。内張り203の連結部3側の端部と側面部202との隙間には、連結部3を構成する部品の一部が配置される。内張り203の左上隅と右下隅には、ジュエリーの保証書等を挟んで保持するための帯状の保持具204,205が設けられている(図4A)。
上述した図3から図6Bまでの図面において、保持部材4は第1ケース部10の内面103に載置されているが、保持部材4は第1ケース部10から取り外すことも可能である。また第1ケース部10から取り外した保持部材4は、第1ケース部10の後述する溝120,130に差し込むことも可能である。
図7A〜図7Dは、保持部材4の一例を示す図である。図7Aは平面図であり、図7Bは正面図であり、図7Cは側面図であり、図7Dは底面図である。
保持部材4は、例えば図7A〜図7Dに示すように、板状の形状を持つ。図7Bの例において、保持部材4の平面視の外形は、6つの辺(401〜406)を持つ線対称な6角形である。上辺401及び下辺402は平行であり、上辺401が下辺402に比べて短い。上側辺403及び上側辺405は同じ長さを持ち、上辺401の両端に接している。下側辺404及び下側辺406が同じ長さを持ち、下辺402の両端に接している。下側辺404及び下側辺406は、下辺402に対してそれぞれ垂直であり、上側辺403及び上側辺405に比べて短い。
下側辺404から下側辺406までの矩形の範囲は、上側辺403から下側辺406までの台形の範囲に比べて厚い(図7C)。比較的厚い下側辺404付近の縁と下側辺406付近の縁とが、後述する溝120及び130にそれぞれ差し込まれる。
保持部材4は、ネックレスなどの装身具が備える紐状部分を挟持可能な切れ込み41及び42を持つ。図7Bの例において、切れ込み41及び42は上辺401に設けられており、上辺401に対してほぼ垂直に延びている。
また保持部材4は、ピアスなどの装身具が備えるピンを貫通可能な孔43をもつ。図7Bの例において、孔43は、切れ込み41及び42の先端よりも上辺401から離れた場所に位置する。
図8及び図9A〜図9B、は、保持部材4が外された状態の装身具ケース1の一例を示す図である。図8は斜視図であり、図9Aは平面図であり、図9BはB−B線断面図である。この状態における正面図、背面図、底面図及び左側面図は、それぞれ図4A、図4B、図5B及び図6Aと同じである。
図10、図11A〜図11B及び図12A〜図12Bは、保持部材4が溝120,130に差し込まれた状態の装身具ケース1の一例を示す図である。図10は斜視図であり、図11Aは正面図であり、図11Bは平面図であり、図12Aは左側面図であり、図12BはC−C線断面図である。この状態における背面図及び底面図は、それぞれ図4B及び図5Bと同じである。
内部空間5に面した第1ケース部10の内面103は、第1ケース部10と第2ケース部20とが開いた状態において保持部材4の一部を差し込み可能な溝120及び130を持つ(図8,図9)。この溝120及び130には、図10に示すように、保持部材4の縁を差し込むことができる。
第1ケース部10の内面103は、図8の例において、下側に凹んだ凹部110を持つ。凹部110は、下側の底面112と、この底面112を囲む内側面111とを含む。底面112は、底面部101の外面とほぼ平行であり、内側面111は底面112に対して概ね垂直である。溝120及び130は、この内側面111において底面112から離れる方向に延びて形成されている。
図9Aの例において、2つの溝120及び130は、内側面111の互いに対向する位置に形成されている。溝120は右側の内側面111に形成され、右方向へ窪んでいる。溝130は左側の内側面111に形成され、左方向へ窪んでいる。保持部材4は、図10に示すように、2つの溝120及び130の間に挟まれた状態で、2つの溝120及び130に差し込まれる。
図9Aの例において、溝120は、互いに対向する2つの面(第1面121及び第2面122)を含む。溝120に保持部材4の縁を差し込んだ場合、図12Bに示すように、第1面121は保持部材4の裏面411に面し、第2面122は保持部材4の表面410に面する。すなわち、第1面121は第2面122より連結部3側(後ろ側)に位置する。第1面121及び第2面122は、図9Bに示すように、底面112から離れるにつれて互いの間隔が広がっている。第1面121及び第2面122は、何れも、底面112に垂直な方向に対してやや後ろ側に傾斜している。この傾斜の角度は、第1面121の方が第2面122より大きい。
溝130も、上述した溝120と同様に、互いに対向する2つの面(第1面131及び第2面132)を含む。第1面131及び第2面132についての説明は、上記の溝120の説明における第1面121を第1面131と読み替え、第2面122を第2面132と読み替えたものと同じである。
保持部材4が2つの溝120及び130に差し込まれた場合、図12Bに示すように、2つの溝120及び130の各々における第1面121及び131と保持部材4の裏面411とが面接触可能である。第1面121及び131と保持部材4の裏面411とが面接触した状態において、保持部材4はやや後方に傾斜した姿勢となる。
保持部材4は、ケース本体2の内部空間5に収容される場合、図3に示すように、溝120,130から引き抜かれた状態とされて、第1ケース部10の内面103に載置される。内面103は、内部空間5において保持部材4が載置される位置を位置決めする位置決め部140を持つ。位置決め部140は、例えば図8に示すように、凹部110の周囲を囲った段差である。凹部110の内側面111の上縁部と位置決め部140(段差)との間には、底面112とほぼ平行な載置面141が形成されている。保持部材4を載置面141に載置させるために、保持部材4の縁と位置決め部140(段差)とを当接させることによって、保持部材4の前後左右の位置が位置決めされる。保持部材4は、位置決め部140によって位置決めされた位置に載置された状態おいて、凹部110のほぼ全体を覆う(図3)。
第1ケース部10は、位置決め部140によって位置決めされた保持部材4の表面410を押さえる帯状部材150を含む。帯状部材150の両端は、内面103に固定されており、図8の例では位置決め部140の段差に固定される。図6Bに示すように、保持部材4は裏面411を凹部110側(下側)に向けて内面103(載置面141)に載置されるとともに、帯状部材150と載置面141との間に挟み込まれる。帯状部材150は、位置決め部140によって位置決めされた状態の保持部4の表面410において切れ込み41及び42と孔43との間を通っており、これらを表面410側から塞いでいない。
図13は、保持部材4に装身具としてネックレス7が保持された例を示す図であり、図10の斜視図において保持部材4にネックレス7が保持されたものである。図13の例では、拡大鏡保持孔160に筒状の拡大鏡9が保持されている。
図14は、保持部材4に装身具としてピアス8が保持された例を示す図であり、図12Bの断面図において保持部材4にピアス8が保持されたものである。
図13及び図14に示すように、保持部材4は、第1ケース部10の溝120及び130に差し込まれた状態で、装身具を目視可能に保持する。すなわち、保持部材4が溝120及び130に差し込まれた状態、かつ、第1ケース部10と第2ケース部20とが開いた状態において、装身具の少なくとも一部が保持部材4の表面410に位置するとともに、保持部材4の裏面411が連結部3に臨んでいる。これにより、保持部材4に保持される装身具の主要部が、連結部3と反対の方向(前方)に向かって展示される。
他方、保持部材4がケース本体2の内部空間5に収容される場合、保持部材4の切れ込み41及び42を介して保持部材4の表面410側から裏面411側に渡ったネックレス7の紐状部分71(図13)の少なくとも一部が、凹部110に載置される。これにより、装身具の余分な紐状部分が凹部110の中に載置され、保持部材4によって覆われた状態となる。
また、保持部材4がケース本体2の内部空間5に収容される場合、保持部材4の表面410側から貫通したピアス8のピン81(図14)が、保持部材4の裏面411から凹部110に突出する。これにより、ピン81の尖端に装着される止め具82など(図14)が凹部110の中に入り、第1ケース部10と止め具82との間に隙間が確保される。
(まとめ)
本実施形態に係る装身具ケース1において、閉じた状態にある第1ケース部10及び第2ケース部20の内部には、保持部材4を装身具と共に収容する内部空間5が形成される。内部空間5に面した第1ケース部10の内面103には、溝120及び130が設けられており、第1ケース部10と第2ケース部20とが開いた状態において、保持部材4の一部が溝120及び130に差し込まれる。溝120及び130に差し込まれた状態の保持部材4では、装身具が目視可能に保持される。内部空間5に保持部材4を収容する場合、保持部材4は溝120及び130から引き抜かれた状態とされる。そのため、保持部材4は、変形させることなく内部空間5に収容可能であり、比較的硬い材料によって形成可能である。従って、装身具の重さが異なる場合でも、溝120及び130に差し込まれた状態の保持部4を変形し難くすることが可能となり、装身具を安定した姿勢で目視可能に保持できる。また、保持部材4が溝120及び130から引き抜かれた状態になることで、保持部材4が溝120及び130に差し込まれた状態に比べて、保持部材4の収容に必要な内部空間5のサイズが小さくなる。従って、装身具ケース1のサイズの大型化を抑制できる。
本実施形態に係る装身具ケース1では、第1ケース部10と第2ケース部20とが開いた状態で保持部材4の縁が溝120及び130に差し込まれているとき、保持部材4の裏面411が連結部3に臨んでおり、装身具の少なくとも一部が保持部材4の表面410に位置している。そのため、装身具が連結部3によって遮られずに目視し易くなる。
本実施形態に係る装身具ケース1では、凹部110の内側面111に溝120及び130が形成されており、凹部110の底面112から離れる方向に溝120及び130が延びている。保持部材4は板状の形状を持つため、溝120及び130に差し込まれた場合、凹部110の底面112から離れる方向に立ち上がった姿勢となる。従って、保持部材4に保持される装身具を目立たせることができる。
本実施形態に係る装身具ケース1では、互いに対向する2つの溝120及び130の間に挟まれた状態で、保持部材4が2つの溝120及び130に差し込まれる。そのため、溝120及び130に差し込まれた保持部材4の姿勢を安定させることができる。
本実施形態に係る装身具ケース1では、底面112から離れた位置における第1面121(131)と第2面122(132)との間隔が広くなるため、保持部材4を溝120(130)へ差し込み易くすることができる。また、底面112に近い位置における第1面121(131)と第2面122(132)との間隔が狭くなるため、底面112に近い位置へ保持部材4を差し込むことにより、保持部材4の姿勢を安定させることができる。
本実施形態に係る装身具ケース1では、保持部材4を連結部3側へ傾けた姿勢にした場合に、第2面122(132)より連結部3側に位置した第1面121(131)と、連結部3に臨んだ保持部材4の裏面411とが面接触するため、この姿勢を安定に保ち易くなる。また、保持部材4を連結部3側へ傾けた姿勢にすることで、表面410側に位置する装身具を鑑賞し易くなる。従って、装身具を鑑賞し易くなる保持部材4の姿勢を安定に保つことができる。
本実施形態に係る装身具ケース1では、内部空間5に収容された保持部材4が、位置決め部140により位置決めされた位置に載置される。そのため、内部空間5における保持部材4の位置を安定に保つことができる。
本実施形態に係る装身具ケース1では、凹部110の周囲の少なくとも一部が位置決め部140としての段差により囲われる。そのため、保持部材4がこの段差と当接することにより、凹部110に対して保持部材4を有効に位置決めできる。
本実施形態に係る装身具ケース1では、位置決め部140により位置決めされた状態の保持部材4によって、凹部110の少なくとも一部が覆われる。そのため、保持部材4によって覆われた凹部110の中に装飾具の一部や部品等を置くことが可能になり、内部空間5において部品等を散らばり難くすることができる。
本実施形態に係る装身具ケース1では、保持部材4が位置決め部140により位置決めされた状態において、切れ込み41及び42を介して保持部材4の裏面411側に渡った装身具(ネックレス等)の紐状部分の少なくとも一部が凹部110に載置される。そのため、内部空間5における紐状部分の配置の乱れが生じ難くなり、美観を維持できる。
本実施形態に係る装身具ケース1では、保持部材4が位置決め部140により位置決めされた状態において、保持部材4の孔43を貫通した装身具(ピアス等)のピンが保持部材4の裏面411から凹部110に突出する。そのため、裏面411から突出したピンの先に止め具などの部品を取り付けても、当該部品が凹部110の中に入り、当該部品と第1ケース部10との間に隙間を確保できる。これにより、保持部材4を位置決め部140によって位置決めされた状態に保つことができる。
本実施形態に係る装身具ケース1では、位置決め部140により位置決めされた状態の保持部材4が、裏面411を凹部110側に向けて第1ケース部10の内面103に載置されるとともに、表面410を帯状部材150によって押さえられている。そのため、装身具ケースの姿勢が大きく変化しても(例えば上下が逆さまになっても)、位置決め部140によって位置決めされた保持部材4の位置を保つことができる。
本実施形態に係る装身具ケース1では、位置決め部140により位置決めされた状態の保持部材4の表面において切れ込み41及び42と孔43との間を帯状部材150が通っている。そのため、保持部材4の表面が帯状部材150で押さえられた状態であっても、装身具の紐状部分を切れ込み41及び42に挟持させることが可能であり、また、孔43に装身具のピンを貫通させることが可能である。
なお、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、種々のバリエーションを含んでいる。
例えば上述した実施形態において、保持部材は2つの溝(120、130)に差し込まれるが、溝の数は任意であり、1つでも3以上でもよい。
また、上述した実施形態において、凹部の内側面に溝が形成されているが、他の本実施形態では、凹部の底面に溝が形成されてもよい。
1…装身具ケース、2…ケース本体、10…第1ケース部、101…底面部、102,202…側面部、103…内面、105…内ケース部材、110…凹部、111…内側面、112…底面、120,130…溝、121,131…第1面、122,131…第2面、140…位置決め部、141…載置面、150…帯状部材、160…拡大鏡保持孔、171,271…リブ、20…第2ケース部、201…天面部、203…内張り、204,205…保持具、3…連結部、31…カバー、4…保持部材、41,42…切れ込み、43…孔、401…上辺、402…下辺、403,405…上側辺、404,406…下側辺、410…表面、411…裏面、5…内部空間、7…ネックレス、71…紐状部分、8…ピアス、81…ピン、82…止め具、9…拡大鏡

Claims (14)

  1. 装身具を保持する保持部材と、
    前記保持部材を前記装身具と共に収容する内部空間を持ったケース本体とを有し、
    前記ケース本体は、連結部を介して開閉自在に連結された第1ケース部及び第2ケース部を含み、
    前記第1ケース部及び前記第2ケース部は、閉じた状態において前記内部空間を形成し、
    前記内部空間に面した前記第1ケース部の内面は、前記第1ケース部と前記第2ケース部とが開いた状態において前記保持部材の一部を差し込み可能な溝を持ち、
    前記保持部材は、前記溝に差し込まれた状態で前記装身具を目視可能に保持し、前記溝から引き抜かれた状態で前記内部空間に収容され
    前記保持部材は板状の形状を持ち、
    前記保持部材の縁を前記溝に差し込み可能であり、
    前記保持部材が前記溝に差し込まれた状態、かつ、前記第1ケース部と前記第2ケース部とが開いた状態において、前記装身具の少なくとも一部が前記保持部材の表面に位置するとともに、前記保持部材の裏面が前記連結部に臨んでおり、
    前記第1ケース部の前記内面は凹部を持ち、
    前記凹部は、底面と、前記底面を囲む内側面とを含み、
    前記溝は、前記凹部の前記内側面において前記底面から離れる方向に延びて形成され、
    前記内側面の異なる位置に2つの前記溝が形成されており、
    前記2つの溝が互いに対向し、
    前記保持部材は、前記2つの溝の間に挟まれた状態で、前記2つの溝に差し込まれる、
    装身具ケース。
  2. 前記溝は、互いに対向する第1面及び第2面を含み、
    前記底面から離れるにつれて前記第1面と前記第2面との間隔が広がっている、
    請求項に記載の装身具ケース。
  3. 前記第1面は、前記第2面より前記連結部側に位置し、
    前記保持部材が前記2つの溝に差し込まれた状態において、前記2つの溝の各々における前記第1面と前記保持部材の前記裏面とが面接触可能である、
    請求項に記載の装身具ケース。
  4. 前記第1ケース部の前記内面は、前記内部空間において前記保持部材が載置される位置を位置決めする位置決め部を持つ、
    請求項1乃至3の何れか一項に記載の装身具ケース。
  5. 前記位置決め部は、前記凹部の周囲の少なくとも一部を囲った段差を含む、
    請求項に記載の装身具ケース。
  6. 装身具を保持する保持部材と、
    前記保持部材を前記装身具と共に収容する内部空間を持ったケース本体とを有し、
    前記ケース本体は、連結部を介して開閉自在に連結された第1ケース部及び第2ケース部を含み、
    前記第1ケース部及び前記第2ケース部は、閉じた状態において前記内部空間を形成し、
    前記内部空間に面した前記第1ケース部の内面は、前記第1ケース部と前記第2ケース部とが開いた状態において前記保持部材の一部を差し込み可能な溝を持ち、
    前記保持部材は、前記溝に差し込まれた状態で前記装身具を目視可能に保持し、前記溝から引き抜かれた状態で前記内部空間に収容され
    前記保持部材は板状の形状を持ち、
    前記保持部材の縁を前記溝に差し込み可能であり、
    前記保持部材が前記溝に差し込まれた状態、かつ、前記第1ケース部と前記第2ケース部とが開いた状態において、前記装身具の少なくとも一部が前記保持部材の表面に位置するとともに、前記保持部材の裏面が前記連結部に臨んでおり、
    前記第1ケース部の前記内面は凹部を持ち、
    前記凹部は、底面と、前記底面を囲む内側面とを含み、
    前記溝は、前記凹部の前記内側面において前記底面から離れる方向に延びて形成され、
    前記第1ケース部の前記内面は、前記内部空間において前記保持部材が載置される位置を位置決めする位置決め部を持ち、
    前記位置決め部は、前記凹部の周囲の少なくとも一部を囲った段差を含む、
    装身具ケース。
  7. 前記保持部材は、前記位置決め部によって位置決めされた状態において前記凹部の少なくとも一部を覆う、
    請求項4乃至6の何れか一項に記載の装身具ケース。
  8. 前記保持部材は、前記装身具が備える紐状部分を挟持可能な少なくとも1つの切れ込みを持ち、
    前記保持部材が前記位置決め部により位置決めされた状態において、前記切れ込みを介して前記保持部材の前記裏面側に渡った前記紐状部分の少なくとも一部が前記凹部に載置される、
    請求項に記載の装身具ケース。
  9. 装身具を保持する保持部材と、
    前記保持部材を前記装身具と共に収容する内部空間を持ったケース本体とを有し、
    前記ケース本体は、連結部を介して開閉自在に連結された第1ケース部及び第2ケース部を含み、
    前記第1ケース部及び前記第2ケース部は、閉じた状態において前記内部空間を形成し、
    前記内部空間に面した前記第1ケース部の内面は、前記第1ケース部と前記第2ケース部とが開いた状態において前記保持部材の一部を差し込み可能な溝を持ち、
    前記保持部材は、前記溝に差し込まれた状態で前記装身具を目視可能に保持し、前記溝から引き抜かれた状態で前記内部空間に収容され
    前記保持部材は板状の形状を持ち、
    前記保持部材の縁を前記溝に差し込み可能であり、
    前記保持部材が前記溝に差し込まれた状態、かつ、前記第1ケース部と前記第2ケース部とが開いた状態において、前記装身具の少なくとも一部が前記保持部材の表面に位置するとともに、前記保持部材の裏面が前記連結部に臨んでおり、
    前記第1ケース部の前記内面は凹部を持ち、
    前記凹部は、底面と、前記底面を囲む内側面とを含み、
    前記溝は、前記凹部の前記内側面において前記底面から離れる方向に延びて形成され、
    前記第1ケース部の前記内面は、前記内部空間において前記保持部材が載置される位置を位置決めする位置決め部を持ち、
    前記保持部材は、前記位置決め部によって位置決めされた状態において前記凹部の少なくとも一部を覆い、
    前記保持部材は、前記装身具が備える紐状部分を挟持可能な少なくとも1つの切れ込みを持ち、
    前記保持部材が前記位置決め部により位置決めされた状態において、前記切れ込みを介して前記保持部材の前記裏面側に渡った前記紐状部分の少なくとも一部が前記凹部に載置される、
    装身具ケース。
  10. 前記保持部材は、前記装身具が備えるピンを貫通可能な少なくとも1つの孔を持ち、
    前記保持部材が前記位置決め部により位置決めされた状態において、前記孔を貫通した前記ピンが、前記保持部材の前記裏面から前記凹部に突出する、
    請求項7乃至9の何れか一項に記載の装身具ケース。
  11. 装身具を保持する保持部材と、
    前記保持部材を前記装身具と共に収容する内部空間を持ったケース本体とを有し、
    前記ケース本体は、連結部を介して開閉自在に連結された第1ケース部及び第2ケース部を含み、
    前記第1ケース部及び前記第2ケース部は、閉じた状態において前記内部空間を形成し、
    前記内部空間に面した前記第1ケース部の内面は、前記第1ケース部と前記第2ケース部とが開いた状態において前記保持部材の一部を差し込み可能な溝を持ち、
    前記保持部材は、前記溝に差し込まれた状態で前記装身具を目視可能に保持し、前記溝から引き抜かれた状態で前記内部空間に収容され
    前記保持部材は板状の形状を持ち、
    前記保持部材の縁を前記溝に差し込み可能であり、
    前記保持部材が前記溝に差し込まれた状態、かつ、前記第1ケース部と前記第2ケース部とが開いた状態において、前記装身具の少なくとも一部が前記保持部材の表面に位置するとともに、前記保持部材の裏面が前記連結部に臨んでおり、
    前記第1ケース部の前記内面は凹部を持ち、
    前記凹部は、底面と、前記底面を囲む内側面とを含み、
    前記溝は、前記凹部の前記内側面において前記底面から離れる方向に延びて形成され、
    前記第1ケース部の前記内面は、前記内部空間において前記保持部材が載置される位置を位置決めする位置決め部を持ち、
    前記保持部材は、前記位置決め部によって位置決めされた状態において前記凹部の少なくとも一部を覆い、
    前記保持部材は、前記装身具が備えるピンを貫通可能な少なくとも1つの孔を持ち、
    前記保持部材が前記位置決め部により位置決めされた状態において、前記孔を貫通した前記ピンが、前記保持部材の前記裏面から前記凹部に突出する、
    装身具ケース。
  12. 前記第1ケース部は、両端が前記内面に固定された帯状部材を含み、
    前記保持部材は、前記位置決め部により位置決めされた状態において、前記裏面を前記凹部側に向けて前記内面に載置され、
    前記帯状部材は、前記位置決め部によって位置決めされた状態の前記保持部材の前記表面を押さえる、
    請求項4乃至11の何れか一項に記載の装身具ケース。
  13. 装身具を保持する保持部材と、
    前記保持部材を前記装身具と共に収容する内部空間を持ったケース本体とを有し、
    前記ケース本体は、連結部を介して開閉自在に連結された第1ケース部及び第2ケース部を含み、
    前記第1ケース部及び前記第2ケース部は、閉じた状態において前記内部空間を形成し、
    前記内部空間に面した前記第1ケース部の内面は、前記第1ケース部と前記第2ケース部とが開いた状態において前記保持部材の一部を差し込み可能な溝を持ち、
    前記保持部材は、前記溝に差し込まれた状態で前記装身具を目視可能に保持し、前記溝から引き抜かれた状態で前記内部空間に収容され
    前記保持部材は板状の形状を持ち、
    前記保持部材の縁を前記溝に差し込み可能であり、
    前記保持部材が前記溝に差し込まれた状態、かつ、前記第1ケース部と前記第2ケース部とが開いた状態において、前記装身具の少なくとも一部が前記保持部材の表面に位置するとともに、前記保持部材の裏面が前記連結部に臨んでおり、
    前記第1ケース部の前記内面は凹部を持ち、
    前記凹部は、底面と、前記底面を囲む内側面とを含み、
    前記溝は、前記凹部の前記内側面において前記底面から離れる方向に延びて形成され、
    前記第1ケース部の前記内面は、前記内部空間において前記保持部材が載置される位置を位置決めする位置決め部を持ち、
    前記第1ケース部は、両端が前記内面に固定された帯状部材を含み、
    前記保持部材は、前記位置決め部により位置決めされた状態において、前記裏面を前記凹部側に向けて前記内面に載置され、
    前記帯状部材は、前記位置決め部によって位置決めされた状態の前記保持部材の前記表面を押さえる、
    装身具ケース。
  14. 前記保持部材は、
    前記装身具が備える紐状部分を挟持可能な少なくとも1つの切れ込みと、
    前記装身具が備えるピンを貫通可能な少なくとも1つの孔と
    を持ち、
    前記帯状部材は、前記保持部材が前記位置決め部により位置決めされた状態の前記保持部材の表面において前記切れ込みと前記孔との間を通っている、
    請求項12又は13に記載の装身具ケース。
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