JP6284834B2 - 水性エポキシ樹脂組成物 - Google Patents
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Description
そこでそれらを改善するため、エポキシ化合物を含有する水性分散体と、水に難溶性の微粉体ジヒドラジド化合物の潜在硬化剤からなることを特徴とする一液加熱硬化型水性エポキシ樹脂組成物(例えば、特許文献1参照)、エポキシ樹脂やグリシジルエーテル基含有ノボラックフェノール樹脂と1級水酸基を有する1級または2級アミン化合物およびフェノール性水酸基を有するフェノール化合物を反応させアミノ基およびエポキシ基を含有しない樹脂を主成分とした水性塗料用樹脂組成物(例えば、特許文献2参照)等が知られている。
本発明の目的は、長期間の貯蔵安定性と低温硬化性が良好で、かつ優れた耐水性を塗膜に与える水性エポキシ樹脂組成物を提供することにある。
なお、本発明における貯蔵安定性に優れるとは、60℃で静置したとき、粘度変化が小さいこと、低温硬化性に優れるとは140℃、20分の焼き付け塗膜が、密着性に優れること、また、耐水性に優れるとは塗膜の水への浸漬時に膨れが小さいことを意味し、それぞれは後述の方法により評価することができる。
(1)貯蔵安定性に優れる。
(2)低温硬化性が良好である。
(3)該組成物を硬化させてなる塗膜は耐水性に優れる。
本発明におけるエポキシ樹脂(A)は、分子内に少なくとも2個のエポキシ基を有するものであり、芳香環含有ポリエポキシド(A1)、脂肪族ポリエポキシド(A2)、脂環含有ポリエポキシド(A3)および複素環含有ポリエポキシド(A4)等が挙げられる。
多価フェノールのポリグリシジルエーテル(A11)を構成する多価フェノールとしては、2価〜10価またはそれ以上の、炭素数(以下Cと略記)6以上かつ数平均分子量[以下Mnと略記。測定は後述の条件でのゲルパーミエイションクロマトグラフィー(GPC)法による。]10,000以下の多価フェノール(ビスフェノールA、−F、−B、−ADおよび−S、ハロゲン化ビスフェノールA、ピロガロール、フェノールノボラック、クレゾールノボラック等)が挙げられ、それらのポリグリシジルエーテルとしては、ビスフェノールA型ポリグリシジルエーテル(ビスフェノールA2モルとエピクロロヒドリン3モルまたはそれ以上との反応から得られるポリグリシジルエーテル)、ビスフェノールF型ポリグリシジルエーテル、ビスフェノールS型ポリグリシジルエーテル、フェノールノボラック型ポリグリシジルエーテル、クレゾールノボラック型ポリグリシジルエーテル等が挙げられる。
その他の2価〜10価またはそれ以上のポリグリシジルエーテルとしては、フェノールとグリオキザール、グルタールアルデヒドもしくはホルムアルデヒドとの縮合反応によって得られるポリフェノールのポリグリシジルエーテル、レゾルシンとアセトンの縮合反応によって得られるポリフェノールのポリグリシジルエーテル等が挙げられる。
脂肪族多価アルコールのポリグリシジルエーテル(A21)を構成する多価アルコールとしては、C2以上かつMn1,000以下の多価アルコール[エチレングリコール、プロピレングリコール、テトラメチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、トリメチロールプロパン、グリセリン、ペンタエリスリトール、ソルビトール(以下それぞれEG、PG、TMG、PEG、PPG、TMP、GR、PE、SOと略記)等]が挙げられ、それらのポリグリシジルエーテルとしては、ジグリシジルエーテル[EGジグリシジルエーテル、PGジグリシジルエーテル、TMGジグリシジルエーテル、PEG(Mn100〜1,000)ジグリシジルエーテル、PPG(Mn100〜1,500)ジグリシジルエーテル等]、トリグリシジルエーテル[TMPトリグリシジルエーテルおよびGRトリグリシジルエーテル等]、4価以上のポリグリシジルエーテル[PEテトラグリシジルエーテル、SOポリグリシジルエーテル、SOポリグリシジルエーテル、ジPEポリグリシジルエーテル、ポリ(重合度2〜20)GRポリグリシジルエーテル等]等が挙げられる。
脂肪族ポリグリシジルアミン(A23)としては、2〜6価でC2〜24の脂肪族アミンのポリグリシジルアミン、例えばエチレンジアミンのテトラグリシジルアミンが挙げられる。
装置 :「Alliance」日本ウォーターズ(株)製
カラム :Guardcolumn Super H−L
TSKgel Super H4000
TSKgel Super H3000
TSKgel Super H2000
(上記カラムを直列に接続する。)
溶媒 :テトラヒドロフラン(THF)
基準物質 :ポリスチレン
試料溶液 :0.25重量%のテトラヒドロフラン(THF)溶液
測定温度 :40℃
本発明における1級および/または2級アミノ基含有化合物(B)は、塗膜の耐水性および水性エポキシ樹脂組成物(X)の貯蔵安定性の観点から、1級および/または2級アミノ基を1分子中に好ましくは2〜15個、さらに好ましくは3〜8個有する。
(B1)としては下記(B11)〜(B14)が挙げられる。
(B11)脂肪族ポリアミン(C2〜18)
〔1〕脂肪族ポリアミン〔C2〜6のアルキレンジアミン(例えば、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン)、ポリアルキレン(C2〜C6)ポリアミン[例えば、ジエチレントリアミン、トリメチレンテトラミン、テトラメチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、イミノビスプロピルアミン、ビス(ヘキサメチレン)トリアミン]〕
〔2〕これらのアルキル(C1〜4)置換体〔例えば、ジアルキル(C1〜3)アミノプロピルアミン、トリメチルヘキサメチレンジアミン、2,5−ジメチル−2,5−ヘキサメチレンジアミン、メチルイミノビスプロピルアミン〕
〔3〕脂環または複素環含有脂肪族ポリアミン〔例えば、3,9−ビス(3−アミノプロピル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ[5,5]ウンデカン〕
〔4〕芳香環含有脂肪族アミン(C8〜15)(例えば、キシリレンジアミン、テトラクロル−p−キシリレンジアミン)
1,3−ジアミノシクロヘキサン、イソホロンジアミン、メンセンジアミン、4,4’−メチレンジシクロヘキサンジアミン(水添メチレンジアニリン)
(B13)複素環式ポリアミン(C4〜15)
ピペラジン、N−アミノエチルピペラジン、1,4−ジアミノエチルピペラジン、1,4ビス(2−アミノ−2−メチルプロピル)ピペラジン
〔1〕非置換芳香族ポリアミン
1,2−、1,3−および1,4−フェニレンジアミン、2,4’−および4,4’−ジフェニルメタンジアミン、クルードジフェニルメタンジアミン(ポリフェニルポリメチレンポリアミン)、ジアミノジフェニルスルホン、ベンジジン、チオジアニリン、ビス(3,4−ジアミノフェニル)スルホン、2,6−ジアミノピリジン、m−アミノベンジルアミン、トリフェニルメタン−4,4’,4’’−トリアミン、ナフチレンジアミン
〔2〕核置換アルキル基〔メチル、エチル、n−およびi−プロピル、ブチル等のC1〜C4のアルキル基)を有する芳香族ポリアミン
2,4−および2,6−トリレンジアミン、クルードトリレンジアミン、ジエチルトリレンジアミン、4,4’−ジアミノ−3,3’−ジメチルジフェニルメタン、4,4’−ビス(o−トルイジン)、ジアニシジン、ジアミノジトリルスルホン、1,3−ジメチル−2,4−ジアミノベンゼン、1,3−ジエチル−2,4−ジアミノベンゼン、1,3−ジメチル−2,6−ジアミノベンゼン、1,4−ジエチル−2,5−ジアミノベンゼン、1,4−ジブチル−2,5−ジアミノベンゼン、2,4−ジアミノメシチレン、1,3,5−トリエチル−2,4−ジアミノベンゼン、1,3,5−トリイソプロピル−2,4−ジアミノベンゼン、1−メチル−3,5−ジエチル−2,4−ジアミノベンゼン、1−メチル−3,5−ジエチル−2,6−ジアミノベンゼン、2,3−ジメチル−1,4−ジアミノナフタレン、2,6−ジメチル−1,5−ジアミノナフタレン、2,6−ジイソプロピル−1,5−ジアミノナフタレンおよびこれらの異性体の混合物
〔3〕イミノ基を有する芳香族ポリアミン[上記〔1〕〜〔2〕の芳香族ポリアミンの−NH2の一部または全部が−NH−R’(R’はアルキル基、例えばメチル、エチル等の
低級アルキル基)で置き換ったもの]
4,4’−ジ(メチルアミノ)ジフェニルメタン、1−メチル−2−メチルアミノ−4−アミノベンゼン
(B2)には、C2〜20のヒドロキシルアミン、前記アミン化合物(B1)のアルキレンオキシド(以下AOと略記)付加物、およびこれらの混合物等が含まれる。
ロピルアミン、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン]、芳香族アミン[C6〜12、例えば、アニリン、トルイジン、キシリレンジアミン]、脂環含有アミン[C4〜10、例えば、シクロペンチルアミン、シクロヘキシルアミン]、複素環含有アミン[C4〜10、例えば、ピペラジン]および前記ヒドロキシルアミンのAO付加物が挙げられる。AO付加
モル数は1〜10モルが好ましい。
Mn400〜20,000のもの、例えば前記エポキシ樹脂(A)1当量と前記(B1)1.1〜2当量またはそれ以上の反応物(ビスフェノールA型ポリグリシジルエーテル1モルとキシリレンジアミン2モルの付加反応物、ビスフェノールA型ポリグリシジルエーテル1モルとジエチレントリアミン1.5モルの付加反応物、クレゾールノボラック型ポリグリシジルエーテル1モルとエチレンジアミン3モルの付加反応物等);
Mn200〜20,000のもの、例えばジカルボン酸(テレフタル酸等)と過剰(カルボキシル基1当量当たり1.1〜2当量)の前記(B1)(ヘキサメチレンジアミン等)との縮合反応により得られるポリアミドアミン;
Mn4,000〜20,000のもの、例えばポリエーテルポリオール(ポリテトラメチレングリコール等)のシアノエチル化物の水添化物;
Mn1,000〜20,000のもの、例えばアクリロニトリルと前記(B1)(アルキレンジアミン、ポリアルキレンポリアミン等)の反応物。
本発明における中和剤(C)としては、下記の(C1)〜(C3)およびこれらの混合物が挙げられる。
(C1)炭酸(塩)
(C1)としては、例えば炭酸、炭酸水素アンモニウム、炭酸アンモニウムが挙げられる。ここにおいて炭酸(塩)は炭酸および/または炭酸塩を意味する。なお、炭酸とは後述の水性媒体中に炭酸ガス(二酸化炭素)を溶解させることで生じるものである。(C1)のうち、好ましいのは炭酸である。
(C2)カルボン酸(塩)
(C2)は、C1〜10(好ましくはC1〜4)のカルボン酸(塩)であり、下記(C21)〜(C23)が挙げられる。ここにおいてカルボン酸(塩)とはカルボン酸および/またはカルボン酸塩を意味する。
(C21)カルボン酸
(C21)としては、例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、エナント酸、カプリル酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸、安息香酸、サリチル酸、フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、没食子酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、フマル酸、マレイン酸、ピルビン酸、アコニット酸が挙げられる。
(C22)カルボン酸アンモニウム塩
(C22)としては、前記(C21)のアンモニウム塩が挙げられる。
(C23)カルボン酸金属塩
(C23)としては、前記(C21)のトリウム塩、チタン塩、マンガン塩、タンタル塩、亜鉛塩、クロム塩、鉄塩、カドミウム塩、コバルト塩、ニッケル塩、スズ塩、鉛塩、銅塩等が挙げられる。
(C3)(C1)以外の無機酸(塩)
(C3)としては、例えば塩酸、リン酸、硫酸、硝酸、塩化アンモニウム、リン酸アンモニウム、リン酸二水素アンモニウム、リン酸水素二アンモニウム、硫酸アンモニウム、硫酸水素アンモニウム、硝酸アンモニウム等が挙げられる。
本発明における硬化剤(D)は前記1級および/または2級アミノ基含有化合物(B)並びに前記中和剤(C)からなる。
(1)(B)と(C)とを、例えば水性媒体中で、混合してなる反応物および/または解離したもの[後述の硬化剤(D)の水性組成物(D0)]。
(2)(B)と(C)とを、例えば水性媒体中で、混合した後、水性媒体を除去したもの。
上記(1)、(2)のうち、工業上の観点から好ましいのは(1)である。
ここにおいて該中和率(%)は、次式にて算出できる。
中和率(%)=100×[(α)の合計]/[(β)の合計]
但し、
(α)=[炭酸(塩)(C1)が有する酸の価数]×[炭酸(塩)(C1)の重量]/[炭酸(塩)(C1)の分子量]
(β)=[(B)が有する1、2、および3級アミノ基の数]×[(B)の重量]
/[(B)の分子量]
本発明における水性媒体としては、公知の水性媒体、例えば、水および親水性有機溶媒[C1〜4の低級アルコール(メタノール、エタノールおよびイソプロパノール等)、C3〜6のケトン(アセトン、メチルエチルケトン等)、C2〜6のグリコール(エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコールおよびトリエチレングリコール等)およびそのモノアルキル(C1〜2)エーテル、並びにジメチルホルムアミド等]等が挙げられる。これらは2種以上を併用してもよい。水性媒体のうち、安全性等の観点から好ましいのは、水、および水と親水性有機溶媒の混合溶媒であり、さらに好ましいのは水である。
本発明の水性エポキシ樹脂組成物(X)は、前記エポキシ樹脂(A)と、前記硬化剤(D)とを、水性媒体中に含有してなる。
該(X)の具体的な製造方法としては、例えば(A)の水性組成物(A0)と(D)の水性組成物(D0)とを混合する方法、(A)の水性組成物(A0)と(D)とを混合する方法が挙げられる。
[i]エポキシ樹脂(A)に、必要により有機溶剤を加えて、さらに必要により界面活性剤を加えたものを、例えば35〜45℃で撹拌しながら、水性媒体を徐々に加え転相乳化する。次に、必要に応じて加熱しながら減圧することで、有機溶剤を留去してエポキシ樹脂(A)の水性分散体(A01)を得る。
[ii]必要により有機溶剤を加えた(A)に、必要により界面活性剤を添加した水性媒体を加えて、通常の分散機により分散させ、必要に応じて有機溶剤を留去して、(A)の水性分散体(A01)を得る。
[iii]エポキシ樹脂(A)と水性媒体とを混合し、必要により有機溶剤、界面活性剤を加えてエポキシ樹脂(A)の水性媒体溶液(A02)を得る。
上記[i]〜[iii]のうち、工業上の観点から好ましいのは[i]の方法である。
[i]前記(B)と(C)とを、必要により有機溶剤、界面活性剤を加えた水性媒体中で撹拌、混合して、硬化剤(D)の水性分散体(D01)を得る。
[ii]前記(B)と(C)とを、必要により有機溶剤、界面活性剤を加えた水性媒体中で、撹拌、混合して、硬化剤(D)の水性媒体溶液(D02)を得る。
[iii]硬化剤(D)に、必要により有機溶剤、界面活性剤を加えて、例えば35〜45℃で撹拌しながら、水性媒体を徐々に加え転相乳化する。次に、必要に応じて加熱しながら減圧することで、有機溶剤を留去して硬化剤(D)の水性分散体(D01)を得る。
[iv]硬化剤(D)に、必要により有機溶剤、界面活性剤を加えた水性媒体を加えて、通常の分散機により分散させ、必要に応じて有機溶剤を留去して、(D)の水性分散体(D01)を得る。
上記[i]〜[iv]のうち、工業上の観点から好ましいのは[i]、[ii]の方法である。
なお、(A0)、(D0)が、それぞれ(A)、(D)の水性分散体である場合、該メジアン粒子径(単位:μm。以下において数値のみを示すことがある)は、(X)のハンドリング性および貯蔵安定性の観点から、好ましくは0.1〜50、さらに好ましくは0.2〜20である。該メジアン粒子径は、光散乱理論を応用したレーザー回折・散乱式粒度分布測定装置[商品名「LA−700」、(株)堀場製作所製]を用いて測定できる。後述の実施例におけるメジアン粒子径は上記方法に従った。
なお、(X)の重量に基づく、(A)および(D)の合計重量は、必要により水性媒体を加える、または留去することで適宜調整できる。
また、(A)と(D)との当量比[(A)/(D)]は塗膜の耐水性の観点から0.3〜1.5が好ましく、さらに好ましくは0.6〜1.2、とくに好ましくは0.9〜1.1である。該当量比[(A)/(D)]は、(A)のエポキシ当量と、(D)を構成する(B)の活性水素当量とから算出できる。
本発明の水性エポキシ樹脂組成物(X)には、本発明の効果を阻害しない範囲で必要により、界面活性剤、充填剤、防腐剤、耐熱安定剤、耐候安定剤、着色剤、増粘剤、レベリング剤、消泡剤、粘弾性調整剤および動的表面張力調整剤からなる群から選ばれる1種または2種以上の添加剤(E)を含有させることができる。
なお、該(E)は、上記(X)の製造工程の任意の段階で添加することができる。
添加剤(E)全体の含有量は、添加剤添加後の水性エポキシ樹脂組成物(X)の全重量に基づいて、通常30%以下、好ましくは0.1〜20%、さらに好ましくは0.2〜10%である。
(E1)の含有量は、添加剤添加後の水性エポキシ樹脂組成物(X)の全重量に基づいて、通常10%以下、好ましくは0.1〜3%である。
(E2)の含有量は、添加剤添加後の水性エポキシ樹脂組成物(X)の全重量に基づいて、通常10%以下、好ましくは0.1〜3%である。
(E3)の含有量は、添加剤添加後の水性エポキシ樹脂組成物(X)の全重量に基づいて、通常10%以下、好ましくは0.1〜3%である。
(E4)の含有量は、添加剤添加後の水性エポキシ樹脂組成物(X)の全重量に基づいて、通常10%以下、好ましくは0.1〜3%である。
(E5)の含有量は、添加剤添加後の水性エポキシ樹脂組成物(X)の全重量に基づいて、通常10%以下、好ましくは0.5〜3%である。
染料としては、ニグロシン系、アニリン系等が挙げられる。
(E6)の含有量は、添加剤添加後の水性エポキシ樹脂組成物(X)の全重量に基づいて、通常30%以下、好ましくは1〜10%である。
(E7)の含有量は、添加剤添加後の水性エポキシ樹脂組成物(X)の全重量に基づいて、通常10%以下、好ましくは0.1〜5%である。
(E8)の含有量は、添加剤添加後の水性エポキシ樹脂組成物(X)の全重量に基づいて、通常6%以下、好ましくは0.5〜3%である。
(E9)の含有量は、添加剤添加後の水性エポキシ樹脂組成物(X)の全重量に基づいて、通常6%以下、好ましくは0.5〜3%である。
(E10)の含有量は、添加剤添加後の水性エポキシ樹脂組成物(X)の全重量に基づいて、通常10%以下、好ましくは0.1〜5%である。
(E11)の含有量は、添加剤添加後の水性エポキシ樹脂組成物(X)の全重量に基づいて、通常20%以下、好ましくは0.1〜10%である。
(E12)の含有量は、添加剤添加後の水性エポキシ樹脂組成物(X)の全重量に基づいて、通常5%以下、好ましくは0.05〜1%である。
本発明の塗膜は、前記水性エポキシ樹脂組成物(X)を硬化させてなる。該(X)は、従来の水性塗料用塗装設備、または溶剤塗料用塗装設備である、スプレー塗装機を使用して塗装することができ、新規の設備を必要としない。
塗装方法としては、被塗装物に対して、前記(X)を、ウェット膜厚(塗布直後の膜厚)が、塗装効果および工業上の観点から好ましくは10〜200μm、さらに好ましくは20〜100μmとなるようにスプレー塗布する方法が挙げられる。
硬化後塗膜の膜厚は、塗装効果および工業上の観点から好ましくは10〜150μm、さらに好ましくは15〜50μmである。
製造例1
容器にエポキシ樹脂(A−1)[ビスフェノールA型ポリグリシジルエーテル、商品名「JER828」、三菱化学(株)製、Mn500、エポキシ当量200、以下同じ]48.8部を加えて溶解させ、これに界面活性剤(E−1)[スチレン化フェノールEO17モル付加物、商品名「サンスパールST−36」、三洋化成工業(株)製、以下同じ]2.4部を添加し、40℃で30分間撹拌した。その後、同温度で水48.8部を2時間かけて滴下して転相乳化させることで、(A−1)の水性組成物(A0−1)(固形分濃度51.2%)を得た。(A0−1)中の粒子のメジアン粒子径は0.3μmであった。
容器にエポキシ樹脂(A−2)[ポリエチレングリコールポリグリシジルエーテル、商品名「デナコールEX−810」、ナガセケムテックス(株)製、Mn200、エポキシ当量100、以下同じ]80部を加え、40℃で水20部を加えて溶解させることで(A−2)の水性組成物(A0−2)(固形分濃度80.0%)を得た。(A0−2)は水性媒体溶液であった。
容器に酢酸エチル5.0部を仕込み、エポキシ樹脂(A−3)[クレゾールノボラック型ポリグリシジルエーテル、商品名「EOCN−104S」、日本化薬(株)製、Mn2,000、エポキシ当量200、以下同じ]43.2部を加えて溶解させ、これに界面活性剤(E−2)[ビスフェノールAのEO18モル付加物、商品名「ニューポールBPE−180」、三洋化成工業(株)製、以下同じ]4.3部を添加し、40℃で30分間撹拌した。その後、同温度で水47.5部を2時間かけて滴下して転相乳化させたものを50℃、減圧下で2時間脱溶剤して、(A−3)の水性組成物(A0−3)(固形分濃度50.0%)を得た。(A0−3)中の粒子のメジアン粒子径は0.4μmであった。
容器にエポキシ樹脂(A−4)[ビスフェノールF型ポリグリシジルエーテル、商品名「JER807」、三菱化学(株)製、Mn350、エポキシ当量170、以下同じ]48.8部を加えて溶解させ、これに界面活性剤(E−1)2.4部を添加し、40℃で30分間撹拌した。その後、同温度で水48.8部を2時間かけて滴下して転相乳化させることで、(A−4)の水性組成物(A0−4)(固形分濃度50.0%)を得た。(A0−4)中の粒子のメジアン粒子径は0.3μmであった。
製造例4において、(A−4)を、(A−5)[ビスフェノールF型ポリグリシジルエーテル、商品名「JER4010P」、三菱化学(株)製、Mn8800、エポキシ当量4400、以下同じ]に代えたこと以外は、製造例4と同様にして、(A−5)の水性組成物(A0−5)(固形分濃度50.0%)を得た。(A0−5)中の粒子のメジアン粒子径は0.4μmであった。
製造例6
反応容器にトリエチレンテトラミン(B−1)27.4部を仕込み、水を27.4部加えて均一混合し、酢酸(C−1)45.2部を加えて50℃で2時間撹拌することで、硬化剤(D−1)の水性組成物(D0−1)(固形分濃度72.6%、中和率100%)を得た。(D0−1)は水性媒体溶液であった。
製造例6において、(B−1)27.4部、水27.4部、(C−1)45.2部を、(B−1)30.2部、水30.1部、(C−1)39.7部に代えたこと以外は、製造例6と同様にして、硬化剤(D−2)の水性組成物(D0−2)(固形分濃度69.9%、中和率80%)を得た。(D0−2)は水性媒体溶液であった。
製造例6において、(B−1)27.4部、水27.4部、(C−1)45.2部を、(B−1)25.2部、水25.2部、(C−1)49.6部に代えたこと以外は、製造例6と同様にして、硬化剤(D−3)の水性組成物(D0−3)(固形分濃度74.8%、中和率120%)を得た。(D0−3)は水性媒体溶液であった。
オートクレーブにm−キシリレンジアミン(B−2)37.8部と水37.8部を仕込み、これに界面活性剤(E−3)[高級アルコールのEO4モル付加物、商品名「エマルミン40」、三洋化成工業(株)製、以下同じ]1部を添加し、炭酸ガス(C−2)24.4部を吹き込み、0.3mPaの圧力下で2時間撹拌することで、硬化剤(D−4)の水性組成物(D0−4)(固形分濃度62.6%、中和率100%)を得た。(D0−4)中の粒子のメジアン粒子径は0.8μmであった。
反応容器にエチルメチルケトン(以下、MEKと略記)5.0部を仕込み、(B−1)16.3部を加えて溶解させ、これに(A−1)21.1部を仕込み、60℃で4時間反応させ、1級および/または2級アミノ基含有化合物(B−3)を得た。
別の容器に水37.4部、(E−3)0.4部、プロピオン酸(C−3)24.8部、(B−3)37.4部を仕込み、40℃で30分間撹拌した。その後、50℃、減圧下で2時間脱溶剤して、硬化剤(D−5)の水性組成物(D0−5)(固形分濃度62.6%、中和率100%)を得た。(D0−5)中の粒子のメジアン粒子径は0.7μmであった。
反応容器に(B−1)25.3部とアジピン酸12.6部を仕込み、180℃で脱水しながら6時間反応させ、1級および/または2級アミノ基含有化合物(B−4)を得た。
これに、MEK10.0部、水37.9部、(E−3)0.4部、ギ酸(C−4)23.9部を仕込み、40℃で30分間撹拌した。その後、50℃、減圧下で2時間脱溶剤して、硬化剤(D−6)の水性組成物(D0−6)(固形分濃度62.1%、中和率100%)を得た。(D0−6)中の粒子のメジアン粒子径は0.8μmであった。
反応容器に(B−1)24.3部を仕込み、水を24.3部加えて均一混合し、酢酸アンモニウム(C−5)51.4部を加えて50℃で2時間撹拌することで、硬化剤(D−7)の水性組成物(D0−7)(固形分濃度75.7%、中和率100%)を得た。(D0−7)は水性媒体溶液であった。
反応容器に(B−2)28.9部を仕込み、水を28.9部加えて均一混合し、これに(E−3)1部を添加し、炭酸アンモニウム(C−6)41.2部を加えて40℃で2時間撹拌することで、硬化剤(D−8)の水性組成物(D0−8)(固形分濃度71.1%、中和率100%)を得た。(D0−8)中の粒子のメジアン粒子径は0.8μmであった。
製造例9において、(B−1)37.8部、水37.8部、(E−3)1部、(C−2)24.4部を、(B−1)39.3部、水39.3部、(E−3)1部、(C−2)20.4部に代えたこと以外は、製造例9と同様にして、硬化剤(D−9)の水性組成物(D0−9)(固形分濃度60.7%、中和率80%)を得た。(D0−9)中の粒子のメジアン粒子径は0.8μmであった。
製造例9において、(B−1)37.8部、水37.8部、(E−3)1部、(C−2)24.4部を、(B−1)35.7部、水35.7部、(E−3)0.9部、(C−2)27.7部に代えたこと以外は、製造例9と同様にして、硬化剤(D−10)の水性組成物(D0−10)(固形分濃度62.6%、中和率120%)を得た。(D0−10)中の粒子のメジアン粒子径は0.8μmであった。
反応容器に(B−2)19.4部を仕込み、水を49.8部加えて均一混合し、これに(E−3)1部を添加し、塩酸[35%塩化水素水溶液](C−7)29.8部を加えて30℃で1時間撹拌することで、硬化剤(D−11)の水性組成物(D0−11)(固形分濃度30.8%、中和率100%)を得た。(D0−11)中の粒子のメジアン粒子径は0.8μmであった。
容器にアジピン酸ジヒドラジド[日本ヒドラジン工業(株)、社名変更後は(株)日本ファインケム製](B−5)80.0部仕込み、水を20.0部加えて均一混合することにより(B−5)の水性組成物(比D0−1)(固形分濃度80.0%)を得た。(比D0−1)中の粒子のメジアン粒子径は1.6μmであった。
容器に(B−1)50.0部を仕込み、水を50.0部加えて均一混合することにより(B−1)の水性組成物(比D0−2)(固形分濃度50.0%)を得た。(比D0−2)は水性媒体溶液であった。
容器を用いて表1に従って配合、混合(温度25℃、撹拌時間30分間)し、水性エポキシ樹脂組成物(X−1)〜(X−18)、(比X−1)〜(比X−2)を得た。各組成物について下記の試験方法で性能評価を行った。結果を表1に示す。
(1)貯蔵安定性
JIS K5600−2−7の常温貯蔵安定性の操作に準拠して貯蔵安定性を評価した。すなわち、容量225ml、内径5cmの密閉できるガラス容器に180ml充填し、50℃で20日間静置した樹脂組成物を、粘度について評価した。
水性エポキシ樹脂組成物の粘度はBL型粘度計[型番「DVL−BII」、東機産業(株)製、回転数30rpm、3号スピンドル]により、JIS K7117−1に準じて25℃での粘度を測定した。試験前後の粘度の増加を下記の評価基準で評価した。
<評価基準>
◎:粘度の増加が10%未満
○:粘度の増加が10%以上20%未満
△:粘度の増加が20%以上50%未満
×:粘度の増加が50%以上
試験鋼板[JIS G3141に規定する0.5mm×80mm×150mmの冷間圧
延鋼板(SPCC−SD)]の表面をメタノールで脱脂後、焼付け後の塗膜の厚さが30〜40μmとなるように水性エポキシ樹脂組成物を塗布し、140℃、20分で焼付けて試験片を作製し、JIS K5600−5−6のクロスカット法に準拠して、100マス中の剥離したマスの数で密着性を評価した。
(3)塗膜の耐水性
前述の方法で試験片を作製し、JIS K5600−6−2の浸せき手順に準拠して耐水性を目視による外観にて評価した。なお、浸せきは水温50℃にて3日間行った。
<評価基準>
◎:膨れなし
○:膨れごくわずかあり
△:膨れ多くあり
×:膨れが多く、剥がれている部位もあり
Claims (3)
- エポキシ樹脂(A)と、1級および/または2級アミノ基含有化合物(B)並びに炭酸(塩)(C1)からなる硬化剤(D)とを、水性媒体中に含有し、(A)と(D)との当量比[(A)/(D)]が0.3〜1.5である水性エポキシ樹脂組成物(X)。
- (B)の(C1)によるアミノ基の中和率が80〜120%である請求項1に記載の組成物。
- 請求項1または2に記載の組成物を硬化させてなる塗膜。
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