JP6283307B2 - 物理量測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は被測定物の物理量に応じた信号を外部に出力する物理量測定装置に関する。
従来、物理量測定装置には、ポートから導入した被測定物の圧力をセンサにより検出し、このセンサからの出力信号を電気回路部において受信し、この電気回路部から信号を表示部に送って表示し、あるいは外部出力部に送って外部出力させる差圧計や圧力計がある。
差圧計として、電子部品モジュールアッセンブリと、電子部品モジュールアッセンブリを収容するハウジングアッセンブリとを含む従来例がある(特許文献1)。特許文献1の従来例では、電子部品モジュールアッセンブリは、感知素子キャリア要素と、電子部品を搭載する電子部品モジュールキャリア要素と、感知素子キャリア要素、及び電子部品モジュールキャリア要素を支持する主キャリア要素とを含む。
特開2013−33038号公報
差圧計では、測定する圧力レンジが異なる場合には、センサ、その他の部品を変更する必要がある。特許文献1の従来例では、感知素子キャリア要素を含む電子部品モジュールアッセンブリがハウジングアッセンブリに収容されている構成が開示されているものの、異なるレンジの感知素子を用いることが開示されていない。そこで、特許文献1の従来例において、異なる感知素子を用いて装置を製造する場合、感知素子とともに変更しなければならない要素をできるだけ少なくし、部品を共通させて製造コストを下げることが好ましい。
従来の一体型差圧計においては、一体型であるが故に小型化が求められ、測定する圧力レンジが異なる場合にも、圧力センサがケース本体の内部に収容された構造であるため、差圧計ごと交換する必要があった。
本発明の目的は、製造コストを抑制でき、測定精度の高い物理量測定装置を提供することにある。
本発明の物理量測定装置は、被測定流体が導入されるポートと前記ポートが取り付けられたベースとを有するセンサケースと、前記ポートから導入した被測定流体の物理量を検出するセンサと、前記センサが取り付けられ外周面が前記ベースの内周面に対向するセンサ用基板と、前記センサ用基板を前記ベースに押えるカバーと、前記ベースと前記センサ用基板との間に配置される弾性部材と、前記センサ用基板と前記カバーとの間に配置される弾性部材とを有するセンサモジュールと、前記センサモジュールと電気的に接続される電気回路部を有し、前記電気回路部が内部に収納された箱状のケース本体と、を備え、前記ベースは、前記センサ用基板と対向する板状部と、前記板状部の外周部に設けられる壁部とを有し、前記ケース本体は開口端部を有し、前記開口端部の内周と前記壁部の外周とが接触し、かつ、前記センサモジュールが前記開口端部の外側から取り付けられるように構成され、前記センサ用基板の外周面と前記センサケースの内周面との間には、前記センサケースから前記センサ用基板に力が伝達することを阻止するセンサモジュール用隙間が形成されていることを特徴とする。
この構成の本発明では、想定する測定レンジに応じたセンサをセンサ用基板に取り付ける。そして、センサ用基板をセンサケースのベースに取り付け、センサ用基板をカバーで押えて、センサモジュールを製造する。このセンサモジュールを電気回路部が内部に予め収納されたケース本体の開口端部に外側から取り付ける。そのため、センサモジュールを測定レンジに応じて代える構成であっても、センサモジュール以外の部品を共通にすることができる。ケース本体を完成させた状態でも、センサモジュールをケース本体の開口端部の外側から取り付けることができる。それにより、部品点数を減少させて、効率の良い製造を行うことができる。また、物理量測定装置の小型化を図ることができ、製造コストを抑えることができる。
製造された物理量測定装置を被設置部に設置する場合には、ポートを配管等に接続する。その際に、物理量測定装置が小型である場合には、ベースの肉厚が薄い構造となるので、ポートを介してベースに力が伝達されやすくなる。
本発明では、センサ用基板の外周面及びカバーの外周面とベースの内周面との間にセンサモジュール用隙間が形成されているので、小型であっても、センサケースからの力は、センサモジュール用隙間によってセンサ用基板に伝達されることが阻止される。そのため、測定精度を高いものにできる。
本発明では、前記センサ用基板には前記電気回路部と電気的に接続される接続ピンが設けられ、前記電気回路部は、前記接続ピンと接続する端子部を有し、前記接続ピンは、前記センサケースが前記ケース本体の前記開口端部に装着する方向に延びて形成されていることが好ましい。
この構成では、センサモジュールとカバーとが取り付けられたセンサケースをケース本体に向けて装着することにより、接続ピンと端子部とが接続される。そのため、物理量測定装置の組立作業を容易にできる。
本発明では、前記ケース本体には、前記接続ピンを前記端子部に案内するガイド部材が設けられていることが好ましい。
この構成では、センサケースをケース本体に向けて装着する際に、接続ピンがガイド部材に案内されて端子部と接続される。そのため、物理量測定装置の組立作業がより容易となる。また、センサケースが動いても、ガイド部材によって接続ピンが案内されている状態なので、接続ピンが端子部から外れることを防止できる。
本発明では、前記センサ用基板には、前記センサの出力信号を受け、その出力信号を変換・調整する信号変換器が搭載されていることが好ましい。
この構成では、センサ用基板に信号変換用の電子部品を搭載することでセンサの出力信号を処理し、それを任意の値に変換、調整ができることで、センサモジュール取付時における電気回路部での器差の補正を容易に行うことができる。
本発明では、前記信号変換器は、全測定レンジの前記センサモジュールにおいて各々の前記センサモジュールの出力を揃えるような値に、前記センサの出力信号を変換・調整することが好ましい。
この構成では、信号変換器により、各々のセンサモジュールの出力が揃えられる。これにより、センサモジュール取付時における電気回路部での器差の補正を容易に行うことができる。
本発明では、前記センサ用基板には、前記センサに関係する情報を記録できる記憶回路部が搭載されており、前記電気回路部が前記記憶回路部の記録を共有できることが好ましい。
この構成では、センサ用基板に記憶回路部を搭載することでセンサにおける情報としての圧力レンジ、圧力印加時の出力信号をセンサモジュール側で記録できるようにし、その記憶回路部の記録を電気回路部と共有することで、各センサモジュールの器差を電気回路部で補正することを省略することができる。
本発明では、前記信号変換器と前記記憶回路部とは一体であることが好ましい。
この構成では、信号変換器と記憶回路部とが一体であるので、部品点数を削減できるとともに物理量測定装置の小型化を図ることができる。
本発明では、前記壁部と前記開口端部との一方に凸部が形成され、前記壁部と前記開口端部との他方に前記凸部と係合する凹部が形成されていることが好ましい。
この構成では、凸部と凹部とにより壁部と開口端部とが係合するので、センサモジュールのベースをケース本体に装着する作業を容易に行うことができる。
本発明の第1実施形態に係る差圧センサの斜視図であり、センサモジュールをケース本体に取り付ける前の状態を示す。 センサモジュールをケース本体に取り付けた状態の第1実施形態に係る差圧センサの側断面図。 センサモジュールをケース本体に取り付ける前の状態の第1実施形態に係る差圧センサの側断面図。 第1実施形態に係る差圧センサの要部を拡大して示す側断面図。 センサモジュールの分解斜視図。 第1実施形態に係る差圧センサの背面図。 本発明の第2実施形態に係る差圧センサの斜視図であり、センサモジュールをケース本体に取り付ける前の状態を示す。 センサモジュールをケース本体に取り付けた状態の第2実施形態に係る差圧センサの側断面図。 本発明の第3実施形態に係る差圧センサの斜視図であり、センサモジュールをケース本体に取り付ける前の状態を示す。 センサモジュールをケース本体に取り付けた状態の第3実施形態に係る差圧センサの側断面図。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。以下の説明において、上下とは、図1〜図4,図6における上下を示す。
本実施形態における物理量測定装置は、差圧センサ1であり、より具体的には小型デジタル微差圧計である。図1は、差圧センサ1を背面側から見た斜視図であり、図2は、差圧センサ1の断面図である。図1及び図2に示すように、差圧センサ1は、ケース本体2とセンサモジュール3とを備えている。ケース本体2とセンサモジュール3とは別体に構成されており、図1及び図3に示すように、ケース本体2にセンサモジュール3を外側から取り付けて使用する。組付状態においても、センサモジュール3は、ケース本体2の内部に収容されることなく、後端部が露出した状態になっている。
図1に示すように、ケース本体2は、箱状に形成されており、前面に配置されパネルシート21Aが設けられたフロントケース21と、背面に形成された方形の開口端部22と、背面に設けられた外部端子部23とを有している。外部端子部23は、外部出力用端子部と電源用端子部とから構成されている。ケース本体2の内部には、電気回路部20が設けられている。電気回路部20は、端子基板24とCPU(Central Processing Unit)基板25とを有する。
端子基板24は、センサ信号入力回路部、外部出力回路部、及び電源回路部を有し、外部端子部23、表示部、操作スイッチ部、及びCPU基板25に電気的に接続されている。
CPU基板25には、調整部29が設けられている。この調整部29は、差圧センサ1の外部出力の大きさを調整するためのものである。外部出力の大きさの調整は、ケース本体2の上面を貫通する調整窓28からピンセット等を差し込み、調整部29を操作することにより行う。
開口端部22の上下の内壁には、センサモジュール3の取り付けに用いられるガイド22A及び凹部22Bと、後述する接続ピン31Bを端子基板24に設けられた内部端子部24A(端子部)へと案内するガイド部材22Cが設けられている。ガイド部材22Cは、接続ピン31Bを案内する他、接続ピン31Bが内部端子部24Aから外れることを防止する。
センサモジュール3は、被測定流体が導入される筒状のポート31と、ポート31が取り付けられたベース32と、弾性部材で構成された上ガスケット33及び下ガスケット34と、被測定流体に含まれる異物を濾過するフィルタ35(図5参照)とを有している。以下、ポート31とベース32とを合わせたものをセンサケース30と言う。
ベース32は、箱状に形成されており、ポート31が取り付けられた板状部32Aと、板状部32Aを囲う4面の壁部32Bとを有している。上下に配置される壁部32Bには、ケース本体2の開口端部22のガイド22Aに案内される溝32C(図5参照)と凹部22Bに係合する凸部32Dとが形成されている。なお、開口端部22の内壁に溝と凸部とを形成し、ベース32の壁部32Bにガイド部と凹部を形成してもよい。
上述のような係合構造であるため、ケース本体2にセンサモジュール3を取り付けると、開口端部22の上下の内壁は、センサモジュール3の上下に配置される壁部32Bと部分的に接触する。一方、開口端部22の左右の内壁とセンサモジュール3の左右に配置される壁部32Bとの間には、上端から下端まで連続する隙間26が形成される(図6参照)。
この隙間26は、センサモジュール3の固定に影響を及ぼさないような大きさになっている。隙間26があることで、ポート31に力が加えられたときにベース32が変形することを許容し、ベース32への負荷を抑制することができる。また、隙間26があることで、内部端子部24Aと接続ピン31Bとの位置ズレを補正することができる。
さらに、センサモジュール3は、板状部32Aと略平行に設けられ外周面が壁部32Bと対向するセンサ用基板36と、カバー37とを有している。カバー37は、壁部32Bにおいてセンサケース30の係合孔30Aと係合する係合突起37Aを有し、係合状態において、上ガスケット33と下ガスケット34及びフィルタ35との間に挟まれたセンサ用基板36をベース32に押しつけて固定する。
図2〜図4に一点鎖線の丸で囲って示すように、固定されたセンサ用基板36と壁部32Bとの間には、センサモジュール用隙間38が形成されている。センサモジュール用隙間38は、センサ用基板36の周囲を囲うように形成されている。
図5に示すように、センサ用基板36には、ポート31から導入した被測定流体の圧力(物理量)を検出するセンサ31Aと、電気回路部20と電気的に接続される接続ピン31Bと、IC(integrated circuit)とが設けられている。このICは、センサ31Aの出力を受けその出力に応じた大きさ信号に変換・調整をする信号変換器31C、及びセンサ31Aに関する情報(例えば、圧力レンジ、圧力印加時の出力信号)を記録する記憶回路部31Dとしての機能を有する。つまり、信号変換器31Cと記憶回路部31Dとは一体に形成されている。
接続ピン31Bは、ケース本体2との接続方向に延びる長細い棒状に形成されており、弾性を有し、先端が電気回路部20の内部端子部24Aに差し込まれる。センサモジュール3の記憶回路部31Dの記録は、接続ピン31Bを介してケース本体2の電気回路部20が共有する。
[差圧センサの製造方法]
差圧センサ1の製造方法について、主に図3及び図5を参照しながら説明する。
先ず、接続ピン31Bと、信号変換器31C及び記憶回路部31Dとしての機能を有するICとをセンサ用基板36に実装し、測定レンジに応じたセンサ31Aをセンサ用基板36に装着し、ワイヤボンディングする。
そして、センサ用基板36を上ガスケット33と下ガスケット34との間に挟み、カバー37により、これらをフィルタ35とともにベース32に押し付けて固定すると、センサモジュール3の製造が完了する。
次に、センサモジュール3に圧力を印加し、信号変換器31Cによりセンサ31Aの出力信号を規定値、例えば、全測定レンジのセンサモジュール3において各々のセンサモジュール3の出力をほぼ同じにするような値に変換・調整し、その値を測定する。例えば、キャパシタンス出力のセンサ31Aの測定レンジ0〜50Paをデジタル出力の300〜3700パルスに変換・調整したり、キャパシタンス出力の測定レンジ-100〜100Paをデジタル出力の300〜3700パルスに変換・調整したりする。そして、各センサモジュール3におけるセンサ31Aの情報として、圧力レンジ、圧力印加時の出力信号を記憶回路部31Dに記録するとセンサモジュール3の初期設定が完了する。
次に、ケース本体2の内部に電気回路部20等を収納し、パネルシート21Aを貼ったフロントケース21をケース本体2の前面に装着すると、ケース本体2の製造が完了する。
最後に、センサモジュール3をケース本体2の開口端部22に外側から取り付け、ケース本体2に製品銘板27を貼ると、差圧センサ1の製造が完了する。製品銘板27が貼り付けられることで、ケース本体2の調整窓28が塞がれる。
[第1実施形態の効果]
上述した構成を備える第1実施形態に係る差圧センサ1は、以下の効果を奏する。
(1)差圧センサ1において、センサ31Aを有するセンサモジュール3は、被測定流体の測定レンジに応じて変更するが、センサモジュール3以外の部品は共通化できる。そのため、部品点数及び仕掛品在庫数を低減できるとともに、効率の良い製造を行うことができ、製造コストを抑制できる。
(2)センサモジュール3は、ケース本体2の開口端部22に外側から装着される。電気的には接続ピン31Bにより接続され、構造的には壁部32B及び開口端部22に形成された凹凸を係合させることにより接続される。したがって、ケース本体2とセンサモジュール3との接続を容易に行うことができ、製造コストを抑制できる。
(3)接続ピン31Bは、センサモジュール3からケース本体2の開口端部22への装着方向に向けて長く延びている。長い接続ピン31Bを使用することにより、取付時に加わる力や接続ピン31Bと内部端子部24Aとの間の位置ズレに起因する力が、細くて長い接続ピン31Bの弾性により吸収されるので、これらの力がセンサ用基板36に伝わることを阻止できる。また、差圧センサ1の測定精度を高められるとともに、接続ピン31B及び内部端子部24Aの破損を防止できる。
(4)接続ピン31Bがガイド部材22Cで案内されるので、センサモジュール3がケース本体2に対して動いても、接続ピン31Bがガイド部材22Cに保持されて、内部端子部24Aから外れることを防止できる。つまり、電気的な接続を維持することができる。
(5)ポート31を配管等に接続する際にポート31を介してベース32に伝わる力、及びセンサモジュール3をケース本体2の開口端部22に取り付ける際に加わる力の伝達を、開口端部22とセンサモジュール3との間の隙間及びセンサ用基板36と壁部32Bとの間のセンサモジュール用隙間38が遮断するので、測定を正常な状態で行うことができ、測定精度を高めることができる。
(6)信号変換器31Cにより、全測定レンジのセンサモジュール3の出力をほぼ同じ値に変換・調整できるので、センサモジュール3の取付時における電気回路部20での器差の補正を容易にすることができる。
(7)記憶回路部31Dにより、センサ31Aに関する情報を記録し、その記録を電気回路部20と共有するので、センサモジュール3の取付時における電気回路部20での器差の補正を不要とすることができる。
(8)信号変換器31Cと記憶回路部31Dとの両方の機能を有する半導体素子(IC)を使用するので、部品点数を削減できるとともに、小型化を図ることができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係る差圧センサ101を、図7及び図8に基づいて説明する。本実施形態における差圧センサ101は、前述した第1実施形態の差圧センサ1とケース本体102の構成が異なる。
なお、本実施形態のセンサモジュール103は、前述した第1実施形態のセンサモジュール3と細部の形状が若干異なるが、実質的な構成に差はなく、互換性を有する。このため、各構成要素に同一の符号を付すとともに、その説明を省略する。後述する第3実施形態のセンサモジュール203も同様である。
前述した第1実施形態のケース本体2では、差圧センサ1の背面視において、2連の外部端子部23が開口端部22の右側に設けられていた。これに対し、本実施形態のケース本体102では、単一の外部端子部123が開口端部122の上側に設けられている。外部端子部123は、外部出力用端子部としての機能と電源用端子部としての機能とを併せ持つ。
開口端部122の実質的な構成は、第1実施形態の開口端部22と同じである。また、電気回路部120の実質的な構成も、第1実施形態の電気回路部20と同じである。ただし、本実施形態のCPU基板25は垂直に配置されている。これにより、差圧センサ101の前後方向の長さが短縮されている。
[第2実施形態の効果]
上述した構成を備える本実施形態に係る差圧センサ101は、前述した第1実施形態の差圧センサ1と同様の効果を奏する。
また、差圧センサ101は、外部端子部123が開口端部122の上側に設けられているので、全幅を抑えることができる。このため、差圧センサ101の設置スペースの幅に制限がある場合や、横方向に複数の差圧センサ101を並べる場合に有用である。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態に係る差圧センサ201を、図9及び図10に基づいて説明する。本実施形態における差圧センサ201は、前述した第1実施形態及び第2実施形態の差圧センサ1,101とケース本体202の構成が異なる。
前述した第1実施形態のケース本体2では、差圧センサ1の背面視において、外部端子部23が開口端部22の右側に設けられ、第2実施形態のケース本体2では、外部端子部123が開口端部22の上側に設けられていた。これに対し、本実施形態の差圧センサ201は、コネクタ接続タイプのものではなく、外部端子部を有さない。その代わりに、差圧センサ201は、下面から下方に引き出されたケーブル223を有する。差圧センサ201は、ケーブル223を介して電源の供給を受け、外部出力を行う。
開口端部222の実質的な構成は、第1実施形態の開口端部22と同じである。また、電気回路部220の実質的な構成も、CPU基板25は垂直に配置されている点以外は第1実施形態の電気回路部20と同じである。
[第3実施形態の効果]
上述した構成を備える本実施形態に係る差圧センサ201は、前述した第1実施形態の差圧センサ1と同様の効果を奏する。
また、差圧センサ201は外部端子部を有さないので、全高及び全幅を抑えることができる。このため、縦横方向に複数の差圧センサ201を並べる場合に有用である。
[変形例]
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等を含み、以下に示す変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態における物理量測定装置は、2つのポート31を備え、それらに流入する被測定流体の差圧を検出する差圧センサ1であるが、2つのポートに流入する被測定流体の差圧が所定値になったときに接点信号を出力する差圧スイッチであってもよく、1つのポートを備え、そのポートに流入する被測定流体の圧力を検出する圧力センサであってもよい。
前記実施形態では、開口端部22,122,222の左右の内壁とセンサモジュール3の左右に配置される壁部32Bとの間に隙間が形成されているが、この隙間が左右ではなく、上下に形成されていてもよい。
前記実施形態では、ケース本体2,102,202の背面にセンサモジュール3が取り付けられるが、ケース本体2,102,202の他の面(例えば上面)にセンサモジュール3が取り付けられてもよい。
前記実施形態では、シート状のフィルタ35が、板状部32Aとセンサ用基板36との間に設けられているが、センサ31Aよりも上流側に設けられていればよい。例えば、ポート31の中に円柱状のフィルタ35を設けてもよい。その場合には、センサモジュール3をケース本体2,102,202から取り外さなくても、フィルタ35の交換を行うことができる。
1,101,201…差圧センサ(物理量測定装置)、2,102,202…ケース本体、3…センサモジュール、22,122,222…開口端部、20…電気回路部、30…センサケース、31…ポート、32…ベース、36…センサ用基板、37…カバー、38…センサモジュール用隙間、22C…ガイド部材、24A…内部端子部(端子部)、31A…センサ、31B…接続ピン、31C…信号変換器、31D…記憶回路部。

Claims (8)

  1. 被測定流体が導入されるポートと前記ポートが取り付けられたベースとを有するセンサケースと、前記ポートから導入した被測定流体の物理量を検出するセンサと、前記センサが取り付けられ外周面が前記ベースの内周面に対向するセンサ用基板と、前記センサ用基板を前記ベースに押えるカバーと、前記ベースと前記センサ用基板との間に配置される弾性部材と、前記センサ用基板と前記カバーとの間に配置される弾性部材とを有するセンサモジュールと、
    前記センサモジュールと電気的に接続される電気回路部を有し、前記電気回路部が内部に収納された箱状のケース本体と、を備え、
    前記ベースは、前記センサ用基板と対向する板状部と、前記板状部の外周部に設けられる壁部とを有し、
    前記ケース本体は開口端部を有し、前記開口端部の内周と前記壁部の外周とが接触し、かつ、前記センサモジュールが前記開口端部の外側から取り付けられるように構成され、
    前記センサ用基板の外周面と前記センサケースの内周面との間には、前記センサケースから前記センサ用基板に力が伝達することを阻止するセンサモジュール用隙間が形成されていることを特徴とする物理量測定装置。
  2. 請求項1に記載の物理量測定装置において、
    前記センサ用基板には前記電気回路部と電気的に接続される接続ピンが設けられ、
    前記電気回路部は、前記接続ピンと接続する端子部を有し、
    前記接続ピンは、前記センサケースが前記ケース本体の前記開口端部に装着する方向に延びて形成されていることを特徴とする物理量測定装置。
  3. 請求項2に記載の物理量測定装置において、
    前記ケース本体には、前記接続ピンを前記端子部に案内するガイド部材が設けられていることを特徴とする物理量測定装置。
  4. 請求項1に記載の物理量測定装置において、
    前記センサ用基板には、前記センサの出力信号を受け、その出力信号を変換・調整する信号変換器が搭載されていることを特徴とする物理量測定装置。
  5. 請求項4に記載の物理量測定装置において、
    前記信号変換器は、全測定レンジの前記センサモジュールにおいて各々の前記センサモジュールの出力を揃えるような値に、前記センサの出力信号を変換・調整することを特徴とする物理量測定装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の物理量測定装置において、
    前記センサ用基板には、前記センサに関係する情報を記録できる記憶回路部が搭載されており、
    前記電気回路部が前記記憶回路部の記録を共有できることを特徴とする物理量測定装置。
  7. 請求項6に記載の物理量測定装置において、
    前記信号変換器と前記記憶回路部とは一体であることを特徴とする物理量測定装置。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の物理量測定装置において、
    記壁部と前記開口端部との一方に凸部が形成され、前記壁部と前記開口端部との他方に前記凸部と係合する凹部が形成されていることを特徴とする物理量測定装置。
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