JP6283225B2 - 走行ドラムの製造方法 - Google Patents
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Description
図1に示されるように、本発明で製造される走行ドラム2を具えた台上試験装置(以下、単に「装置」ということがある。)1は、例えば、室内でタイヤTの性能を試験するための装置である。本実施形態の装置1では、例えば、騒音性能、ユニフォミティ、耐久性等の種々の試験が可能である。
ドラム本体の円周方向長さLA:10000mm
周方向枠間のドラム軸方向の幅:400mm
第1枠(幅×高さ):10×10mm
第2枠(幅×高さ):10×3mm
仕切り枠(路面ブロック)の数:16枚(16個)
仕切り枠の内側枠(幅×高さ×曲率半径):40×10×1591.5mm
仕切り枠の外側枠(幅×高さ):40×3mm
<本実施形態及び他の実施形態の製造方法>
上記型枠で形成された区画内に未硬化の組成物を充填させ、敷ならしゲージで組成物の外面を整えた後、図7に示されるレベリング装置を用いて組成物を均し、転圧機(ランマー)によって押圧させた。本実施形態の製造方法では、図8に示される成形具を介して押圧された。他の実施形態の製造方法では、成形具が使用されることなく、転圧機のみで組成物が押圧された。
<比較例の実施形態の製造方法>
比較例の実施形態の製造方法は、本実施形態の製造方法と、敷ならしゲージで組成物の外面を整えるまでは同じである。この後、レベリング装置及び成形具を使用することなく、上記転圧機のみで組成物が押圧された。
本実施形態、他の実施形態及び比較例の実施形態の製造方法によって製造された路面部の最大凹凸量が測定された。先ず、走行ドラムが回転軸を水平にして固定され、パナソニックデバイスSUNX株式会社製のレーザー変位計(HL−C105B−BK)によって、ドラムを順次回転させ、それぞれ路面ブロック毎のドラム赤道上の最大凹凸量が測定された。テストの結果が図10に示される。図10に示されるように、比較例の実施形態の製造方法による各路面ブロックの外面の最大凹凸量は、1.3〜3.7mmであるの対し、本実施形態及び他の実施形態の製造方法による各路面ブロックの最大凹凸量は、2.8mm以下の範囲である。このため、本実施形態及び他の実施形態の製造方法は、比較例の実施形態の製造方法に比して、路面ブロックの外面を精度よく製造できることが理解される。とりわけ、成形具を使用した本実施形態の製造方法では、各路面ブロックの最大凹凸量は、1.5mm未満の範囲であり、優れた精度を確保できていることが理解される。最大凹凸量は、各路面ブロックのドラム円周上におけるドラム半径方向の最外点と最内点とのドラム半径方向の距離をいう。
本実施形態、他の実施形態及び比較例の実施形態の製造方法によって製造された路面部を有する走行ドラムのドラム円周上の平均凹凸量が、上術のレーザー変位計を用いて、ドラム軸方向に離間した5カ所で測定された。テストの結果が図11に示される。図11に示されるA位置及びE位置は、ドラム赤道上からドラム軸方向の一方側及び他方側ヘ10mm離間した位置、B位置及びD位置は、ドラム赤道上からドラム軸方向の一方側及び他方側ヘ5mm離間した位置、C位置は、ドラム赤道上の位置で測定されたことを示す。図11に示されるように、比較例の実施形態の製造方法による路面部の外面の平均の凹凸量は、2.4〜3.4mmであるの対し、本実施形態及び他の実施形態の製造方法による路面部の平均の凹凸量は、2.5mm以下の範囲である。このため、本実施形態、他の実施形態の製造方法は、比較例の実施形態の製造方法に比して、路面部を精度よく製造できることが理解される。とりわけ、成形具を使用した本実施形態の製造方法では、平均の凹凸量が1.1mm以下であり、優れた精度を確保できることが理解できる。なお、平均の凹凸量は、各路面ブロックのドラム円周上における最大凹凸量の平均値をいう。
高さの異なる路面部を有する走行ドラムが、本実施形態の製造方法により製造された。そして、各走行ドラムの路面部のドラム赤道上の平均凹凸量が、上術のレーザー変位計を用いて測定された。テストの結果が図12(a)に示される。図12(a)に示されるように、路面部の高さが20mmを超える場合、平均凹凸量は2.5mmを超えている。路面部の高さが20mm以下の場合、平均凹凸量は1.5mm以下である。従って、路面部の高さは、20mm以下とすることが望ましいことが理解できる。なお、路面部の高さに応じた型枠の突出高さが採用されている。
仕切り枠の距離Lの異なる路面ブロックを有する走行ドラムが、本実施形態の製造方法により製造された。そして、ドラム円周方向に隣り合う路面ブロック間の継ぎ目のドラム赤道上の凹凸量が、上術のレーザー変位計を用いて測定された。テストの結果が図12(b)に示される。図12(b)に示されるように、仕切り枠の距離Lがドラム本体の長さLAの5%未満の場合、継ぎ目の凹凸量が3mmを超えている。仕切り枠の距離Lがドラム本体の長さLAの5%以上の場合、継ぎ目の凹凸量が2mm以下である。なお、仕切り枠の距離Lがドラム本体の長さLAの15%を超えるものは、路面ブロックを精度よく製造することができなかった。従って、仕切り枠の距離Lは、ドラム本体の長さLAの5%〜15%とすることが望ましいことが理解できる。
5 ドラム本体
5a 外周面
7a 組成物の外面
13 型枠
14 周方向枠
21 ローラー
26 第1部分
Claims (13)
- 円盤状のドラム本体と、前記ドラム本体の円周方向にのびる外周面に配されかつタイヤが走行可能な路面部とを含む走行ドラムを具えた台上試験装置用の前記走行ドラムを製造するための方法であって、
前記ドラム本体に、前記外周面からドラム半径方向に突出して円周方向にのびかつドラム軸方向に距離を隔てて配された一対の周方向枠を含む型枠を設置する工程と、
前記路面部を構成する未硬化の組成物を、前記一対の周方向枠間の前記外周面に前記周方向枠の突出高さを超えて充填する工程と、
前記一対の周方向枠にローラーを跨らせて配しかつ円周方向に移動させることにより、前記組成物の上面を均す工程とを含み、
前記ローラーは、前記組成物と接触する第1部分を有し、前記第1部分は、軸方向の中央部側から端部側に向かって外径が漸増する三次元曲面を有することにより、ドラム軸を含む断面において、前記組成物の外面が、ドラム半径方向外側に凸となる滑らかな円弧状面に均されることを特徴とする走行ドラムの製造方法。 - 前記各周方向枠は、ドラム軸方向に沿った幅を持って円周方向にのびる外端面を含み、
前記ローラーは、前記第1部分の軸方向の両側に、前記一対の周方向枠と接触する第2部分を有し、
前記第2部分は、前記周方向枠の前記外端面に接触する円周部を有する請求項1記載の走行ドラムの製造方法。 - 前記ローラーの前記第1部分は、樹脂材料で被覆されている請求項1又は2記載の走行ドラムの製造方法。
- 前記ローラーで前記組成物が均された後、前記ローラーよりも大きい圧力で未硬化の前記組成物を押圧する圧縮工程をさらに含む請求項1乃至3のいずれかに記載の走行ドラムの製造方法。
- 前記圧縮工程は、前記組成物の外面に前記組成物の外面を成形する成形具を載置し、前記成形具を介して前記組成物の外面を転圧機で押圧する請求項4記載の走行ドラムの製造方法。
- 前記成形具は、前記組成物の外面と接触する接触面が、前記円弧状面の反転模様を有する請求項5記載の走行ドラムの製造方法。
- 前記成形具の厚さは、20〜50mmである請求項5又は6に記載の走行ドラムの製造方法。
- 前記周方向枠は、前記ドラム半径方向内側の第1枠と、第1枠のドラム半径方向外側に嵌め込まれた第2枠とを含み、
前記圧縮工程が、前記第1枠のドラム半径方向の突出高さに基づいて前記組成物を押圧する請求項4乃至7のいずれかに記載の走行ドラムの製造方法。 - 前記第1枠の前記外周面からのドラム半径方向の突出高さは、5〜20mmである請求項8記載の走行ドラムの製造方法。
- 前記第2枠のドラム半径方向の突出高さは、3〜6mmである請求項8又は9に記載の走行ドラムの製造方法。
- 前記型枠は、ドラム軸方向にのびかつドラム円周方向に距離を隔てて配された複数の仕切り枠を含むことにより、前記路面部は、円周方向に分割されて作られる請求項1乃至10のいずれかに記載の走行ドラムの製造方法。
- 前記仕切り枠の前記距離は、前記ドラム本体の円周方向長さの5%〜15%である請求項11に記載の走行ドラムの製造方法。
- 前記仕切り枠は、前記距離を異ならせて円周方向に配置されている請求項11又は12記載の走行ドラムの製造方法。
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