JP6282831B2 - ユーザ端末、基地局及び無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、次世代の通信システムに適用可能なユーザ端末、基地局及び無線通信方法に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいて、さらなる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が仕様化された(非特許文献1)。LTEではマルチアクセス方式として、下り回線(下りリンク)にOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)をベースとした方式を用い、上り回線(上りリンク)にSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)をベースとした方式を用いている。また、LTEからのさらなる広帯域化及び高速化を目的として、LTEの後継システム(例えば、LTEアドバンスト又はLTEエンハンスメントと呼ぶこともある(以下、「LTE−A」という))も検討され、仕様化されている(Rel.10/11)。
LTE、LTE−Aシステムの無線通信における複信形式(Duplex−mode)として、上りリンク(UL)と下りリンク(DL)を周波数で分割する周波数分割複信(FDD)と、上りリンクと下りリンクを時間で分割する時間分割複信(TDD)とがある(図1A参照)。TDDの場合、上りリンクと下りリンクの通信に同じ周波数領域が適用され、一つの送受信ポイントから上りリンクと下りリンクが時間で分けられて信号の送受信が行われる。
また、他の複信形式として、Half Duplex FDD(半二重FDD)方式がある。Half Duplex FDD方式は、FDD方式と同様に上りリンクと下りリンクで異なる周波数領域を割当てる一方で、あるユーザ端末に関しては、上りリンク伝送と下りリンク伝送は同時に行われないという通信方式である。すなわち、あるユーザ端末に関しては、上りリンク伝送と下りリンク伝送は時間で分けられる。この上りリンク伝送と下りリンク伝送が時間で分けられるという点に関しては、TDD方式の動作と同様である。
また、LTE−Aシステム(Rel.10/11)のシステム帯域は、LTEシステムのシステム帯域を一単位とする少なくとも1つのコンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)を含んでいる。複数のコンポーネントキャリア(セル)を集めて広帯域化することをキャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)という。
上述したように、FDDでは、ULとDLが分割された異なる周波数バンドを用いて伝送が行われる(Full−duplex)。ULとDLは周波数方向に分割されているが、ユーザ端末の能力やULとDLの周波数の配置等によっては、UL送信がDL送信の干渉となり、DLでの受信とULでの送信を同時に行えない場合がある。一方で、ULとDLを時間で分割して通信を行うTDDやHalf Duplex FDDではこのような問題は生じない。
例えば、FDD Full−duplexを適用するユーザ端末は、ユーザ端末から送信するUL信号が、ユーザ端末内のDL信号を受信するための受信器に干渉を与えないようにデュプレクサ(Duplexer)を実装している。しかし、デュプレクサを実装していない(又は、デュプレクサの性能が低い)ユーザ端末や、ULとDLの周波数の配置等によっては、UL信号とDL信号の同時送受信を行うことが出来ない。そこで、従来ではこのような問題を解決するために、同時送受信ができないユーザ端末に対しては、Half Duplex FDDを適用することにより同時送受信を制限していた。
ところで、Rel.10/11で導入されたキャリアアグリゲーション(CA)では、複数のCC(セル、送受信ポイントともいう)間で適用されるDuplex−modeは、同一のDuplex−modeに限られている(図1B参照)。一方で、将来の無線通信システム(例えば、Rel.12以降)では、複数CC間で異なるDuplex−mode(TDD+FDD)を適用したCAも想定される(図1C参照)。
この場合、ユーザ端末は、FDDのDL周波数バンドと、FDDのUL周波数バンドと、TDDのDL/UL周波数バンドの少なくとも3つの異なる周波数バンドを利用することとなる。このため、ユーザ端末の送受信能力やCAを行う周波数バンド位置(例えば、FDDとTDDの周波数バンド位置)等によっては、同時送受信によるユーザ端末の受信品質の低下や、同時送受信の不当な制限によるスループットの低下が生じ、ユーザ端末の送受信が適切に行えなくなるおそれがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、複数セル間で異なるDuplex−modeを適用してCAを行う場合であっても、ユーザ端末における送受信を適切に行うことができるユーザ端末、基地局及び無線通信方法を提供することを目的の一とする。
本発明のユーザ端末は、FDDセル及びTDDセルとキャリアアグリゲーションを利用して通信を行うユーザ端末であって、各セルから送信されるDL信号の受信と、各セルに対するUL信号の送信を行う送受信部と、前記送受信部におけるDL信号とUL信号の同時送受信に関する能力情報の通知を制御する通知制御部と、を有し、前記通知制御部は、FDDセルで利用する周波数バンドとTDDセルで利用する周波数バンドの各組み合わせに対する前記送受信部の同時送受信に関する能力情報の通知を制御し、FDDセルで利用する周波数バンドとTDDセルで利用する周波数バンドの各組み合わせに対する同時送受信の制約があらかじめ規定されており、前記送受信部によって受信されるDL信号及び/又は前記送受信部によって送信されるUL信号は、あらかじめ規定された同時送受信の制約と、前記能力情報とを用いて、制約が大きい条件にしたがってスケジュールされることを特徴とする。
本発明によれば、複数セル間で異なるDuplex−modeを適用してCAを行う場合であっても、ユーザ端末における送受信を適切に行うことができる。
LTE、LTE−AにおけるDuplex−modeと、基地局内CA(Intra−eNB CA)の概要を説明するための図である。 基地局間CA(Inter−eNB CA)を説明するための図である。 セル間で異なるDL/UL構成を適用する場合の一例を示す図である。 TDD−FDD CAにおけるFDDセルの周波数バンドとTDDセルの周波数バンドの配置例とユーザ端末における同時送受信の関係を説明する図である。 TDD−FDD CAにおけるFDDセルの周波数バンドとTDDセルの周波数バンドの配置例とユーザ端末における同時送受信の関係を説明する図である。 TDD−FDD CAにおけるFDDセルの周波数バンドとTDDセルの周波数バンドの配置例とユーザ端末における同時送受信の関係を説明する図である。 TDD−FDD CAにおいてユーザ端末の同時送受信に基づいたスケジューリングを説明する図である。 Inter−eNB CAにおけるFDDセルとTDDセル間のスケジューリングの一例を示す図である。 本実施の形態に係る無線通信システムの一例を示す概略図である。 本実施の形態に係る無線基地局の全体構成の説明図である。 本実施の形態に係る無線基地局の機能構成の説明図である。 本実施の形態に係るユーザ端末の全体構成の説明図である。 本実施の形態に係るユーザ端末の機能構成の説明図である。
上述したように、LTE、LTE−Aシステムでは、Duplex modeとしてFDDとTDDの2つが規定されている(上記図1A参照)。また、Rel.10からは、基地局内CA(Intra−eNB CA)がサポートされている。しかし、Rel.10/11におけるCAは、同一Duplex−mode(FDD+FDD Intra−eNB CA、又はTDD+TDD Intra−eNB CA)に限られていた(上記図1B参照)。
一方で、Rel.12以降のシステムでは、複数CC間で異なるDuplex−mode(TDD+FDD)を適用した基地局内CA(Intra−eNB CA)が想定されている(上記図1C参照)。また、Rel.12以降のシステムでは、基地局間CA(Inter−eNB CA)の適用も想定されている(図2参照)。なお、基地局間CAは、Duplex−modeに限らずサポートされることが望ましく、異なるDuplex−mode(TDD+FDD)も含めた基地局間CAが導入されることが考えられる。
基地局内CA(Intra−eNB CA)は、複数セル間で1つのスケジューラを用いてスケジューリングを制御する。一方で、基地局間CA(Inter−eNB CA)は、複数セル毎にスケジューラが独立して設けられ、各セルでそれぞれスケジューリングを制御する。また、Inter−eNB CAでは、各基地局間は遅延が無視できない接続(Non−ideal backhaul接続)とすることが想定されている。
ところで、ユーザ端末は、CAを適用する周波数バンドの組み合わせやユーザ端末の実装(デュプレクサの性能)等により、UL信号とDL信号の送受信を同時に行えない(Full−duplexできない)場合がある。例えば、ULで利用する周波数バンドとDLで利用する周波数バンドが近接する場合には、UL信号を送信する際に隣接帯域に発生する不要発射(Unwanted emissions)によりDL信号に対して干渉が生じるおそれがある。かかる場合、ユーザ端末はUL信号の送信とDL信号の受信とを同時に行うことはできない。
また、Full Duplex FDD方式を実現する場合、UL信号が、ユーザ端末内のDL信号を受信する受信器に干渉を与えることがないようにデュプレクサを実装する必要がある。しかし、デュプレクサの実装状況によっては、UL信号とDL信号の同時送受信を行えない場合も想定される。
そのため、FDDでは、同時送受信できないユーザ端末がNW(例えば、基地局)に同時送受信に関する能力情報(Capability)を通知するためのシグナリング(UE capability signaling)が周波数バンド毎に規定されている。例えば、FDDセルにおいてUL信号の送信とDL信号の受信を同時に行えない(同時送受信ができない)ユーザ端末は、その旨を基地局に通知する。
具体的には、FDDを適用するユーザ端末は、周波数バンド毎にFull−duplexとするか、あるいはHalf−duplesとするかを1ビットで通知する。なお、TDDでは、ULとDLが同じ周波数を利用するため、当該通知については規定されていない。
一方で、Rel.11において、TDD−TDD CAを適用する複数のセル(基地局)毎に、DLとULの送信比率をCC間で異なる構成とすること(TDD inter-band CA with different UL-DL configuration)が導入された。以下に、セル毎に異なるDL/UL構成を適用する場合について説明する。
Rel.10までのシステムにおけるTDDは、ULとDLの構成比率が複数パターン定められており(DL/UL Configuration0-6)、各DL/UL構成において各ULサブフレームに割当てられるDLサブフレームがそれぞれ決められている。例えば、図3Aは、各セル(Cell#1、2)がDL/UL構成3(DL/UL Config.3)を適用する場合を示している。また、図3Bは、一方のセル(Cell#1)がDL/UL構成3(DL/UL Config.3)を適用し、他方のセル(Cell#2)がDL/UL構成4(DL/UL Config.4)を適用する場合を示している。
図3Aに示すように、異なるセル間で同一のDL/UL構成を適用する場合には、ユーザ端末でDL信号とUL信号の同時送受信は発生しない。一方で、図3Bに示すように、異なるセル間で異なるDL/UL構成を適用する場合には、ユーザ端末でDL信号とUL信号の同時送受信が発生する場合が生じる。
このように、異なるセル間で異なるDL/UL構成を適用する場合には、TDDにおいても、CAを適用する周波数バンドの組み合わせやユーザ端末の実装(デュプレクサの性能)等により、ユーザ端末がUL信号とDL信号の送受信を同時に行えない問題が生じる。
このような問題を解決するために、TDD inter-band CA with different UL-DL configurationにおいても、同時送受信できないユーザ端末が、NW(例えば、基地局)に対して同時送受信の能力に関する情報を通知するためのシグナリング(UE capability signaling)が導入された。例えば、同時送受信を行うことができるユーザ端末は、その旨(例えば、同時送受信(simultaneous Rx-Tx)が可能であるか否か)を基地局に通知する。具体的には、TDD−TDD CAにおいてセル間で異なるDL/UL構成が許容される場合に、ユーザ端末は、CAを行う周波数バンドの組み合わせ毎に同時送受信(simultaneous Rx-Tx)のサポート有無について基地局に通知する。
したがって、複数CC(セル)間で異なるDuplex−modeを適用してCAを行う場合(TDD−FDD CA)においても、ユーザ端末から上述した同時送受信に関する能力情報を通知することが考えられる。
しかし、本発明者等は、TDD−FDD CAではユーザ端末が同時送受信できない場合が複数生じ、既存のシグナリングでは同時送受信によるユーザ端末の受信品質の低下や、同時送受信の不当な制限によるスループットの低下が生じるおそれがあることを見出した。以下に、TDD−FDD CAにおいて同時送受信が不可能となる場合について説明する。なお、以下の図4〜図6に示したFDDセルとTDDセルの周波数バンドの配置構成は一例であり、これに限られない。
図4Aに示すように、TDD−FDD CAにおけるFDDでFull−duplexできない場合が考えられる。この場合、ユーザ端末は、FDDセルにおいてUL信号とDL信号の送受信を同時に行うことができないため、Half−duplexを適用することとなる。
あるいは、図4Bに示すように、TDD−FDD CAにおけるFDDのDLと、TDDのULで同時送受信できない場合が考えられる。この場合、ユーザ端末は、FDDセルにおけるFull−duplex、FDDセルのULの周波数バンドとTDDセルのDLの周波数バンドに対する同時受信は可能となる。なお、TDDではULとDLの周波数バンドは変化せず、ULとDLが時間領域で切り替えて制御される。
あるいは、図5Aに示すように、TDD−FDD CAにおけるFDDのULと、TDDのDLで同時送受信できない場合が考えられる。この場合、ユーザ端末は、FDDセルにおけるFull−duplex、FDDセルのDLの周波数バンドとTDDセルのULの周波数バンドに対する同時受信は可能となる。
あるいは、図5Bに示すように、TDD−FDD CAにおいて、CAする周波数全体で同時送受信できない場合が考えられる。この場合、ユーザ端末は、FDDセル、TDDセルに関わらず、UL信号とDL信号の送受信を同時に行うことができない。
このように、TDD−FDD CAを適用する場合、周波数バンドの組み合わせに応じてユーザ端末DL信号とUL信号の同時送受信不可となるケースが複数存在する。この場合に、ユーザ端末が、上述した同時送受信に関する能力情報のシグナリング(Capability signaling)を適用する場合を想定する。なお、上述した同時送受信の能力情報のシグナリングでは、(1)FDDのCC内でFull−Duplexが出来ない場合(Half−duplex通知で制御)、(2)CAする周波数全体で同時送受信できない場合(Simultaneous Rx-Tx通知で制御)、の2通りしか通知することができない。
例えば、ユーザ端末が、FDDのDL周波数バンドとTDDのUL周波数バンドで同時送受信ができない場合(図4B参照)を想定する。この場合、ユーザ端末がFDDのHalf−duplex通知を用いると、FDDのULとFDDのDLが同時送受信不可能とみなされると共に、FDDのDLとTDDのULでの同時送受信を制限することが出来ない(図6A参照)。つまり、FDDセルに対して不当な割当て制限が生じると共に、FDDセル−TDDセル間で割当て制限を行うことができない。
また、ユーザ端末が、CAする周波数全体での同時送受信を制限するSimultaneous Rx-Tx通知を用いると、FDDとTDDの周波数全体で同時送受信不可能とみなされる(図6B参照)。その結果、本来同時送受信可能なFDDのULとFDDのDLも同時送受信不可能とみなされ、不当に制限される問題が生じる。さらに、FDDのUL周波数バンドとTDDのDL周波数バンドにおける同時送受信も制限される。
そこで、本発明者等は、TDD−FDD CAを適用する場合に、FDDにおけるDL周波数バンド及びUL周波数バンドと、TDDにおけるDL/UL周波数バンドとの各組み合わせに対して、ユーザ端末が同時送受信に関する能力情報をシグナリングすることを着想した。これにより、NWがTDDとFDDの各周波数バンドにおけるユーザ端末の同時送受信能力を正しく把握してスケジューリングを行うことにより、同時送受信によるユーザ端末の受信品質の低下や、同時送受信の不当な制限によるスループットの低下を抑制することができる。以下に、本実施の形態について詳細に説明する。
(第1の態様)
第1の態様では、TDD−FDD CA向けに、CAを適用する周波数バンドの組み合わせ(CA Band combination)毎に、同時送受信に関する能力情報の通知(Simultaneous Rx-TxのCapability Signaling)を導入する場合について説明する。
具体的には、同時送受信の適用可否に関する情報を、個別の周波数バンドの組み合わせ(CA Band combination)毎に、周波数バンド組み合わせのパラメータのシグナリングとして規定する。周波数バンド組み合わせのパラメータ(BandCombinationParameters)とは、CAする周波数バンドの組み合わせごとに、DLまたはULにおけるCAのバンド幅やDLまたはULにおけるMIMOのレイヤ数が規定されたものである。
この場合、ユーザ端末の能力を定義する情報要素(UE-EUTRA-Capability information element)中に、バンド組み合わせパラメータ(BandCombinationParameters)として同時送受信に関する能力情報を規定する。ユーザ端末は、各バンド組み合わせパラメータ中に規定された同時送受信に関する能力情報を、ユーザ端末能力情報(UE capability signaling)としてNW(例えば、基地局)に通知する。つまり、各バンド組み合わせパラメータと、当該バンド組み合わせに対する同時送受信の可否を対応付けて規定する。
同時送受信に関する能力情報として、FDDセルのDLの周波数バンドとTDDセルのULの周波数バンドの組み合わせに対するユーザ端末の同時送受信の適用可否と、FDDセルのULの周波数バンドとTDDセルのDLの周波数バンドの組み合わせに対するユーザ端末の同時送受信の適用可否に関する情報を規定することができる。さらに、各周波数バンドに対して同時送受信の制限が不要である情報(Full−duplex)と、CAする周波数全体で同時送受信できない情報を規定する。ユーザ端末は、各周波数バンドの組み合わせに対する自端末の同時送受信能力を判断して、基地局に通知する。
例えば、ユーザ端末は、同時送受信に関する能力情報として、(1)Full−duplex(同時送受信に制限不要)、(2)FDDのDLとTDDのULで同時送受信できない、(3)FDDのULとTDDのDLで同時送受信できない、(4)CAする周波数全体で同時送受信できない、と規定された中からいずれかを選択して通知することができる。この場合、同時送受信に関する能力情報を2ビットで規定することができる。
ここで、ユーザ端末が、FDDのDL周波数バンドとTDDのUL周波数バンドで同時送受信ができない場合(図4B参照)を想定する。この場合、ユーザ端末が同時送受信に関する能力情報として、上記(2)FDDのDLとTDDのULで同時送受信できないことをNWに通知する。これにより、各基地局はユーザ端末の同時送受信に関する能力を正しく把握して、各周波数バンドのUL信号とDL信号のスケジューリングを適切に行うことが可能となる(図7参照)。
このように、FDDセルのDL周波数、ULの周波数バンド、TDDセルのDL/UL周波数バンドとの組み合わせに対するユーザ端末の同時送受信の適用可否を通知する構成とすることにより、TDD−FDD CAにおいてもNWが各ユーザ端末の同時送受信に関する能力を正しく把握することができる。そして、CAを適用する各基地局が、各ユーザ端末の同時送受信に関する能力に基づいてスケジューリング制御を行うことにより、同時送受信によるユーザ端末の受信品質の低下や、同時送受信の不当な制限によるスループットの低下を抑制することができる。
(第2の態様)
第2の態様では、TDD−FDD CA向けに、ユーザ端末毎に同時送受信に関する能力情報の通知を導入する場合について説明する。つまり、第2の態様では、個別のユーザ端末毎に、能力情報シグナリング(Capability signaling)を導入する。
この場合、ユーザ端末の能力を定義する情報要素(UE-EUTRA-Capability information element)中に、同時送受信に関する能力情報(例えば、Simultaneous Rx-Tx)を規定して通知を制御する。同時送受信に関する能力情報としては、(1)Full−duplex(同時送受信に制限不要)、(2)FDDのDLとTDDのULで同時送受信できない、(3)FDDのULとTDDのDLで同時送受信できない、(4)CAする周波数全体で同時送受信できない、との情報を2ビットで規定することができる。ユーザ端末は、自端末の同時送受信能力に応じていずれかを選択して基地局に通知する。
なお、周波数バンド組み合わせ(CA Band combination)毎の同時送受信の制約はあらかじめ規定しておくことができる。FDDのUL周波数バンド、DL周波数バンド、TDDのDL/UL周波数バンドの各組み合わせに対する同時送受信の制約として、例えば、上記ユーザ端末毎に規定した同時送受信能力の内容((1)〜(4))と同様に規定することができる。
この場合、各セルの基地局は、ユーザ端末から通知される同時送受信に関する能力情報と、あらかじめ規定された周波数バンド組み合わせ毎の同時送受信の適用可否に基づいて、ユーザ端末毎にスケジューリングを制御する。この際、ユーザ端末から通知される同時送受信に関する能力情報と、あらかじめ規定された周波数バンド組み合わせ毎の同時送受信の制約条件が異なる場合には、基地局は、制約が大きい方の条件にしたがってスケジューリングを制御することができる。
このように、FDDセルのDL周波数、ULの周波数バンド、TDDセルのDL/UL周波数バンドとの組み合わせに対するユーザ端末の同時送受信の適用可否を通知する構成とすることにより、TDD−FDD CAにおいてもNWが各ユーザ端末の同時送受信に関する能力を正しく把握することができる。そして、CAを適用する各基地局が、各ユーザ端末の同時送受信に関する能力に基づいてスケジューリング制御を行うことにより、同時送受信によるユーザ端末の受信品質の低下や、同時送受信の不当な制限によるスループットの低下を抑制することができる。また、第2の態様では、周波数バンドごとの各組合せに対する同時送受信の制約を個別に能力情報シグナリングとして報告する必要が無いため、能力情報シグナリング(Capability signaling)のオーバーヘッドを削減することができる。
(第3の態様)
第3の態様では、上記第2の態様と同様に、TDD−FDD CA向けに、ユーザ端末毎に同時送受信に関する能力情報の通知を導入する。その一方で、周波数バンド組み合わせ(CA Band combination)毎の同時送受信の制約は規定せずに、基地局がスケジューラで制御する。
ユーザ端末毎に送信するcapability signaling(同時送受信に関する能力情報)としては、上記第2の態様と同様に、(1)Full−duplex(同時送受信に制限不要)、(2)FDDのDLとTDDのULで同時送受信できない、(3)FDDのULとTDDのDLで同時送受信できない、(4)CAする周波数全体で同時送受信できない、との情報を2ビットで規定することができる。また、ユーザ端末は、自端末の同時送受信能力に応じていずれかを選択して基地局に通知する。
一方で、第3の態様では、CAの周波数バンド組み合わせ(CA Band combination)毎の同時送受信の制約条件がユーザ端末に通知されないため、周波数バンド組み合わせ毎に制約がある場合には、基地局がスケジューリングの際に制御する。この際、ユーザ端末から通知される同時送受信に関する能力情報と、周波数バンド組み合わせ毎の同時送受信の制約条件が異なる場合には、基地局は、制約が大きい方の条件にしたがってスケジューリングを制御することができる。
(変形例)
なお、本実施の形態(例えば、上記第1〜3の態様)は、Intra−eNB CAに限られず、Inter−eNB CAに適用することも可能である。Inter−eNB CAの場合には、上述したようにCAを行う基地局間において動的協調が困難であるが、ユーザ端末からの同時送受信に関する能力情報の通知に基づいて、他の基地局と準静的(Semi-static)な協調を行うことができる。これにより異なる周波数バンド間の同時送受信を回避する制御が可能となる。
例えば、FDDのDLとTDDのULで同時送受信できない場合を想定する。この場合、FDDのDLとTDDのULが同時におこるタイミングでは、いずれか一方のみに対する割当て(スケジューリング)を時間的に切り替えて行う。例えば、FDDのDLとTDDのULが重なるサブフレームにおいて、TDDのULの割当てを行わないサブフレームと、FDDのDLの割当てを行わないサブフレームを時間的に適宜切り替えて制御する(図8A参照)。
また、例えば、FDDのULとTDDのDLで同時送受信できない場合を想定する。この場合、FDDのULとTDDのDLが同時におこるタイミングでは、いずれか一方のみに対する割当て(スケジューリング)を時間的に切り替えて行う。例えば、FDDのULとTDDのDLが重なるサブフレームにおいて、TDDのDLの割当てを行わないサブフレームと、FDDのULの割当てを行わないサブフレームを時間的に適宜切り替えて制御する(図8B参照)。
(無線通信システムの構成)
以下、本実施の形態に係る無線通信システムの一例について、詳細に説明する。
図9は、本実施の形態に係る無線通信システムの概略構成図である。なお、図9に示す無線通信システムは、例えば、LTEシステム或いは、SUPER 3Gが包含されるシステムである。この無線通信システムでは、LTEシステムのシステム帯域幅を1単位とする複数の基本周波数ブロック(コンポーネントキャリア)を一体としたキャリアアグリゲーション(CA)が適用することができる。また、この無線通信システムは、IMT−Advancedと呼ばれても良いし、4G、FRA(Future Radio Access)と呼ばれても良い。
図9に示す無線通信システム1は、マクロセルC1を形成する無線基地局11と、マクロセルC1内に配置され、マクロセルC1よりも狭いスモールセルC2を形成する無線基地局12a及び12bとを備えている。また、マクロセルC1及び各スモールセルC2には、ユーザ端末20が配置されている。ユーザ端末20は、無線基地局11及び無線基地局12の双方に接続すること(dual connectivity)ができる。また、無線基地局11と無線基地局12間で基地局内CA(Intra−eNB CA)、又は基地局間CA(Inter−eNB CA)が適用される。また、無線基地局11と無線基地局12の一方はFDDを適用し、他方はTDDを適用することができる。
ユーザ端末20と無線基地局11との間は、相対的に低い周波数帯域(例えば、2GHz)で帯域幅が狭いキャリア(既存キャリア、Legacy carrier等と呼ばれる)を用いて通信が行なわれる。一方、ユーザ端末20と無線基地局12との間は、相対的に高い周波数帯域(例えば、3.5GHz等)で帯域幅が広いキャリアが用いられてもよいし、無線基地局11との間と同じキャリアが用いられてもよい。ユーザ端末20と無線基地局12間のキャリアタイプとしてニューキャリアタイプ(NCT)を利用してもよい。無線基地局11と無線基地局12(又は、無線基地局12間)は、有線接続(Optical fiber、X2インターフェース等)又は無線接続されている。
無線基地局11及び各無線基地局12は、それぞれ上位局装置30に接続され、上位局装置30を介してコアネットワーク40に接続される。なお、上位局装置30には、例えば、アクセスゲートウェイ装置、無線ネットワークコントローラ(RNC)、モビリティマネジメントエンティティ(MME)等が含まれるが、これに限定されるものではない。また、各無線基地局12は、無線基地局11を介して上位局装置に接続されてもよい。
なお、無線基地局11は、相対的に広いカバレッジを有する無線基地局であり、eNodeB、マクロ基地局、送受信ポイントなどと呼ばれてもよい。また、無線基地局12は、局所的なカバレッジを有する無線基地局であり、スモール基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、Home eNodeB、マイクロ基地局、送受信ポイントなどと呼ばれてもよい。以下、無線基地局11及び12を区別しない場合は、無線基地局10と総称する。各ユーザ端末20は、LTE、LTE−Aなどの各種通信方式に対応した端末であり、移動通信端末だけでなく固定通信端末を含んでよい。
無線通信システムにおいては、無線アクセス方式として、下りリンクについてはOFDMA(直交周波数分割多元接続)が適用され、上りリンクについてはSC−FDMA(シングルキャリア−周波数分割多元接続)が適用される。OFDMAは、周波数帯域を複数の狭い周波数帯域(サブキャリア)に分割し、各サブキャリアにデータをマッピングして通信を行うマルチキャリア伝送方式である。SC−FDMAは、システム帯域幅を端末毎に1つ又は連続したリソースブロックからなる帯域に分割し、複数の端末が互いに異なる帯域を用いることで、端末間の干渉を低減するシングルキャリア伝送方式である。
ここで、図9に示す無線通信システムで用いられる通信チャネルについて説明する。下りリンクの通信チャネルは、各ユーザ端末20で共有されるPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)と、下りL1/L2制御チャネル(PDCCH、PCFICH、PHICH、拡張PDCCH)とを有する。PDSCHにより、ユーザデータ及び上位制御情報が伝送される。PDCCH(Physical Downlink Control Channel)により、PDSCHおよびPUSCHのスケジューリング情報等が伝送される。PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel)により、PDCCHに用いるOFDMシンボル数が伝送される。PHICH(Physical Hybrid-ARQ Indicator Channel)により、PUSCHに対するHARQのACK/NACKが伝送される。また、拡張PDCCH(EPDCCH)により、PDSCH及びPUSCHのスケジューリング情報等が伝送されてもよい。このEPDCCHは、PDSCH(下り共有データチャネル)と周波数分割多重される。
上りリンクの通信チャネルは、各ユーザ端末20で共有される上りデータチャネルとしてのPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)と、上りリンクの制御チャネルであるPUCCH(Physical Uplink Control Channel)とを有する。このPUSCHにより、ユーザデータや上位制御情報が伝送される。また、PUCCHにより、下りリンクの無線品質情報(CQI:Channel Quality Indicator)、ACK/NACK等が伝送される。
図10は、本実施の形態に係る無線基地局10(無線基地局11及び12を含む)の全体構成図である。無線基地局10は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ101と、アンプ部102と、送受信部103と、ベースバンド信号処理部104と、呼処理部105と、伝送路インターフェース106とを備えている。
下りリンクにより無線基地局10からユーザ端末20に送信されるユーザデータは、上位局装置30から伝送路インターフェース106を介してベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、PDCPレイヤの処理、ユーザデータの分割・結合、RLC(Radio Link Control)再送制御の送信処理などのRLCレイヤの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御、例えば、HARQの送信処理、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理、プリコーディング処理が行われて各送受信部103に転送される。また、下りリンクの制御チャネルの信号に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換等の送信処理が行われて、各送受信部103に転送される。
また、ベースバンド信号処理部104は、上位レイヤシグナリング(RRCシグナリング、報知信号等)により、ユーザ端末20に対して、当該セルにおける通信のための制御情報を通知する。当該セルにおける通信のための情報には、例えば、上りリンク又は下りリンクにおけるシステム帯域幅、フィードバック用のリソース情報等が含まれる。各送受信部103は、ベースバンド信号処理部104からアンテナ毎にプリコーディングして出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する。アンプ部102は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ101により送信する。
一方、上りリンクによりユーザ端末20から無線基地局10に送信されるデータについては、各送受信アンテナ101で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部102で増幅され、各送受信部103で周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、入力されたベースバンド信号に含まれるユーザデータに対して、FFT処理、IDFT処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤ、PDCPレイヤの受信処理がなされ、伝送路インターフェース106を介して上位局装置30に転送される。呼処理部105は、通信チャネルの設定や解放等の呼処理や、無線基地局10の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
図11は、本実施の形態に係る無線基地局10が有するベースバンド信号処理部104の主な機能構成図である。図11に示すように、無線基地局10が有するベースバンド信号処理部104は、制御部301と、下り制御信号生成部302と、下りデータ信号生成部303と、マッピング部304と、デマッピング部305と、チャネル推定部306と、上り制御信号復号部307と、上りデータ信号復号部308と、判定部309と、を少なくとも含んで構成されている。
制御部301は、PDSCHで送信される下りユーザデータ、PDCCH及び/又は拡張PDCCH(EPDCCH)で伝送される下り制御情報、下り参照信号等のスケジューリングを制御する。また、制御部301は、PUSCHで伝送される上りデータ、PUCCH又はPUSCHで伝送される上り制御情報、上り参照信号のスケジューリングの制御(割当て制御)も行う。上りリンク信号(上り制御信号、上りユーザデータ)の割当て制御に関する情報は、下り制御信号(DCI)を用いてユーザ端末に通知される。
具体的に、制御部301は、上位局装置30からの指示情報や各ユーザ端末20からのフィードバック情報に基づいて、下りリンク信号及び上りリンク信号に対する無線リソースの割り当てを制御する。つまり、制御部301は、スケジューラとしての機能を有している。また、上記実施の形態(第1〜3の態様、変形例)で示したように、制御部301は、ユーザ端末から通知される同時送受信に関する能力情報に基づいて、各周波数バンドのDL信号とUL信号の割当て(スケジューリング)を制御する。
例えば、ユーザ端末からFDDのDLとTDDのULで同時送受信不可である旨が通知された場合、制御部301は、各周波数バンドのUL信号とDL信号のスケジューリングを制御することにより、FDDのDLとTDDのULに同時に割当てを行わない(上記図7参照)。なお、Inter−eNB CAでは、制御部301は複数CC毎に独立に設けられており、Intra−eNB CAでは、制御部301は複数CCに対して共通に設けた構成とすることができる。また、Intra−eNB CAでは、制御部301は、ユーザ端末から通知される同時送受信に関する能力情報に基づいて、伝送路インタフェース106を介して他の基地局と準静的(Semi-static)な協調を行うことができる(上記図8参照)。
下り制御信号生成部302は、制御部301により割当てが決定された下り制御信号(PDCCH信号及び/又はEPDCCH信号)を生成する。具体的に、下り制御信号生成部302は、制御部301からの指示に基づいて、下りリンク信号の割当て情報を通知するDL割当て(DL assignment)と、上りリンク信号の割当て情報を通知するULグラント(UL grant)を生成する。
下りデータ信号生成部303は、下りデータ信号(PDSCH信号)を生成する。下りデータ信号生成部303により生成されるデータ信号には、各ユーザ端末20からのCSI等に基づいて決定された符号化率、変調方式に従って符号化処理、変調処理が行われる。
マッピング部304は、制御部301からの指示に基づいて、下り制御信号生成部302で生成された下り制御信号と、下りデータ信号生成部303で生成された下りデータ信号の無線リソースへの割当てを制御する。
デマッピング部305は、ユーザ端末から送信された上りリンク信号をデマッピングして、上りリンク信号を分離する。チャネル推定部306は、デマッピング部305で分離された受信信号に含まれる参照信号からチャネル状態を推定し、推定したチャネル状態を上り制御信号復号部307、上りデータ信号復号部308に出力する。
上り制御信号復号部307は、上り制御チャネル(PUCCH)でユーザ端末から送信されたフィードバック信号(送達確認信号等)を復号し、制御部301へ出力する。上りデータ信号復号部308は、上り共有チャネル(PUSCH)でユーザ端末から送信された上りデータ信号を復号し、判定部309へ出力する。判定部309は、上りデータ信号復号部308の復号結果に基づいて、再送制御判定(ACK/NACK)を行うと共に結果を制御部301に出力する。
図12は、本実施の形態に係るユーザ端末20の全体構成図である。ユーザ端末20は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ201と、アンプ部202と、送受信部(受信部)203と、ベースバンド信号処理部204と、アプリケーション部205とを備えている。
下りリンクのデータについては、複数の送受信アンテナ201で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部202で増幅され、送受信部203で周波数変換されてベースバンド信号に変換される。このベースバンド信号は、ベースバンド信号処理部204でFFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理等がなされる。この下りリンクのデータの内、下りリンクのユーザデータは、アプリケーション部205に転送される。アプリケーション部205は、物理レイヤやMACレイヤより上位のレイヤに関する処理等を行う。また、下りリンクのデータの内、報知情報もアプリケーション部205に転送される。
一方、上りリンクのユーザデータについては、アプリケーション部205からベースバンド信号処理部204に入力される。ベースバンド信号処理部204では、再送制御(H−ARQ (Hybrid ARQ))の送信処理や、チャネル符号化、プリコーディング、DFT処理、IFFT処理等が行われて各送受信部203に転送される。送受信部203は、ベースバンド信号処理部204から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する。その後、アンプ部202は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ201により送信する。
図13は、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部204等の主な機能構成図である。図13に示すように、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部204は、制御部401(通知制御部)と、上り制御信号生成部402と、上りデータ信号生成部403と、マッピング部404と、デマッピング部405と、チャネル推定部406と、下り制御信号復号部407と、下りデータ信号復号部408と、判定部409と、を少なくとも含んで構成されている。
制御部401は、上り制御信号や上りデータ信号の生成を制御する。また、制御部401は、ユーザ端末の能力に関する情報(UE Capability)等の生成・通知を制御する。つまり、制御部401は、上位レイヤ信号等の通知制御部としても機能する。
例えば、上記実施の形態(第1〜3の態様)で示したように、制御部401は、送受信部203における同時送受信に関する能力情報を含めてNWに通知するよう制御する。具体的には、制御部401は、ユーザ端末の能力情報(UE Capability signaling)に、同時送受信に関する能力情報を含めてNWに通知するよう制御する。同時送受信に関する能力情報としては、(1)Full−duplex(同時送受信に制限不要)、(2)FDDのDLとTDDのULで同時送受信できない、(3)FDDのULとTDDのDLで同時送受信できない、(4)CAする周波数全体で同時送受信できない、との情報を2ビットで規定することができる。
上り制御信号生成部402は、制御部401からの指示に基づいて上り制御信号を生成する。また、上りデータ信号生成部403は、制御部401からの指示に基づいて上りデータ信号を生成する。なお、制御部401は、無線基地局から通知される下り制御信号にULグラントが含まれている場合に、上りデータ信号生成部403に上りデータ信号の生成を指示する。
マッピング部404(割当て部)は、制御部401からの指示に基づいて、上り制御信号(送達確認信号等)と上りデータ信号の無線リソース(PUCCH、PUSCH)への割当てを制御する。例えば、マッピング部404は、フィードバック(PUCCH送信)を行うCC(セル)に応じて、当該CCのPUCCHに送達確認信号の割当てを行う。
デマッピング部405は、無線基地局10から送信された下りリンク信号をデマッピングして、下りリンク信号を分離する。チャネル推定部406は、デマッピング部405で分離された受信信号に含まれる参照信号からチャネル状態を推定し、推定したチャネル状態を下り制御信号復号部407、下りデータ信号復号部408に出力する。
下り制御信号復号部407は、下り制御チャネル(PDCCH)で送信された下り制御信号(PDCCH信号)を復号し、スケジューリング情報(上りリソースへの割当て情報)を制御部401へ出力する。
下りデータ信号復号部408は、下り共有チャネル(PDSCH)で送信された下りデータ信号を復号し、判定部409へ出力する。判定部409は、下りデータ信号復号部408の復号結果に基づいて、再送制御判定(ACK/NACK)を行うと共に結果を制御部401に出力する。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。例えば、上述した複数の態様を適宜組み合わせて適用することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
1…無線通信システム
10…無線基地局
11…無線基地局(マクロ基地局)
12、12a、12b…無線基地局(スモール基地局)
20…ユーザ端末
30…上位局装置
40…コアネットワーク
101…送受信アンテナ
102…アンプ部
103…送受信部
104…ベースバンド信号処理部
105…呼処理部
106…伝送路インターフェース
201…送受信アンテナ
202…アンプ部
203…送受信部
204…ベースバンド信号処理部
205…アプリケーション部
301…制御部(スケジューラ)
302…下り制御信号生成部
303…下りデータ信号生成部
304…マッピング部
305…デマッピング部
306…チャネル推定部
307…上り制御信号復号部
308…上りデータ信号復号部
309…判定部
401…制御部(通知制御部)
402…上り制御信号生成部
403…上りデータ信号生成部
404…マッピング部
405…デマッピング部
406…チャネル推定部
407…下り制御信号復号部
408…下りデータ信号復号部
409…判定部

Claims (9)

  1. FDDセル及びTDDセルとキャリアアグリゲーションを利用して通信を行うユーザ端末であって、
    各セルから送信されるDL信号の受信と、各セルに対するUL信号の送信を行う送受信部と、
    前記送受信部におけるDL信号とUL信号の同時送受信に関する能力情報の通知を制御する通知制御部と、を有し、
    前記通知制御部は、FDDセルで利用する周波数バンドとTDDセルで利用する周波数バンドの各組み合わせに対する前記送受信部の同時送受信に関する能力情報の通知を制御し、
    FDDセルで利用する周波数バンドとTDDセルで利用する周波数バンドの各組み合わせに対する同時送受信の制約があらかじめ規定されており、前記送受信部によって受信されるDL信号及び/又は前記送受信部によって送信されるUL信号は、あらかじめ規定された同時送受信の制約と、前記能力情報とを用いて、制約が大きい条件にしたがってスケジュールされることを特徴とするユーザ端末。
  2. 前記同時送受信に関する能力情報は、FDDセルのDL周波数バンドとTDDセルのUL周波数バンドの組み合わせに対する前記送受信部の同時送受信の適用可否と、FDDセルのUL周波数バンドとTDDセルのDL周波数バンドの組み合わせに対する前記送受信部の同時送受信の適用可否に関する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
  3. 前記同時送受信に関する能力情報は、FDDセルにおける前記送受信部のFull−duplexの適用可否と、キャリアアグリゲーションを行う周波数全体に対する前記送受信部の同時送受信の適用可否に関する情報を含むことを特徴とする請求項2に記載のユーザ端末。
  4. 前記通知制御部は、前記同時送受信に関する能力情報をユーザ端末能力情報として通知することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のユーザ端末。
  5. 前記同時送受信に関する能力情報が、キャリアアグリゲーションを適用する周波数バンド組み合わせ毎に、当該周波数バンド組み合わせのパラメータとして規定されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のユーザ端末。
  6. 異なる複信形式を利用する他の基地局とキャリアアグリゲーションを適用してユーザ端末と通信する基地局であって、
    ユーザ端末におけるDL信号とUL信号の同時送受信に関する能力情報を受信する受信部と、
    ユーザ端末の同時送受信能力に基づいて、ユーザ端末に対するDL信号とUL信号のスケジューリングを制御する制御部と、を有し
    前記受信部は、ユーザ端末の同時送受信の能力情報として、FDDセルで利用する周波数バンドとTDDセルで利用する周波数バンドの各組み合わせに対するユーザ端末の同時送受信に関する能力情報を受信し、
    FDDセルで利用する周波数バンドとTDDセルで利用する周波数バンドの各組み合わせに対する同時送受信の制約があらかじめ規定されており、前記制御部は、あらかじめ規定された同時送受信の制約と、前記能力情報とを用いて、制約が大きい条件にしたがってスケジューリングを制御することを特徴とする基地局。
  7. 前記受信部は、ユーザ端末の同時送受信の能力情報を2ビットのユーザ能力情報として受信することを特徴とする請求項6に記載の基地局。
  8. 基地局間キャリアアグリゲーションを適用する場合に、前記制御部は、前記ユーザ端末の同時送受信に関する能力情報に基づいて、DL信号及び/又はUL信号の割当てを前記他の基地局の割当てと衝突しないように制御することを特徴とする請求項6に記載の基地局。
  9. キャリアアグリゲーションを適用するFDDセル及びTDDセルと通信を行うユーザ端末の無線通信方法であって、
    各セルから送信されるDL信号の受信と、各セルに対するUL信号の送信を行う工程と、
    前記ユーザ端末におけるDL信号とUL信号の同時送受信に関する能力情報を通知する工程と、を有し、
    前記同時送受信に関する能力情報に、FDDセルで利用する周波数バンドとTDDセルで利用する周波数バンドの各組み合わせに対する前記ユーザ端末の同時送受信に関する能力情報が含まれており、
    FDDセルで利用する周波数バンドとTDDセルで利用する周波数バンドの各組み合わせに対する同時送受信の制約があらかじめ規定されており、前記ユーザ端末によって受信されるDL信号及び/又は前記ユーザ端末によって送信されるUL信号は、あらかじめ規定された同時送受信の制約と、前記能力情報とを用いて、制約が大きい条件にしたがってスケジュールされることを特徴とする無線通信方法。
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