JP6282701B2 - 回転アトマイザー用の軸流タービン - Google Patents

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Description

本発明は、回転アトマイザータービンを駆動させるためのタービンローター、および、そのようなタービンローターを伴う駆動タービンや、ベアリングユニット、中間スリーブ、偏向リングおよび固定子リングのような回転アトマイザーのさらなる構成部品に関連する。
車両部品塗装用の現代の塗装装置においては、回転アトマイザーが塗布機器としてたいていは用いられ、それは塗布要素としてのベルカップを有する。これは従来技術によって既知である。従来の回転アトマイザー用の駆動は、たいてい、圧縮空気によって吹き出される駆動タービンを用いた空圧式であり、駆動タービンはラジアルタービンとして形成される。これは、駆動流体として作用する圧縮空気が、ベルカップの回転軸に対して放射状である平面において、駆動タービンのタービン翼の上を流れることを意味する。回転アトマイザーを駆動させるためのラジアルタービンの使用によって、適度に大きな直径を有する駆動タービンホイールが用いられるといった方法で、要求される駆動トルクに到達し得るという長所がもたらされる。
しかしながら、回転アトマイザーを駆動させるためにラジアルタービンを使用することの短所は、限られた駆動力によって、8000rpm〜80000rpmの範囲の毎分回転数における適切な細かい霧化のために650ワットを超えることがほとんど起こり得ず、それによって、塗料の出力速度が約1000ml/分の値に限られることである。ラジアルタービンのこの基本的な短所はまた、ラジアルタービンのサイズを増大させることによっては取り除かれ得ない。なぜなら、スペースと重量を考慮に入れると、これは可能ではないからである。また、駆動空気の圧力レベルまたは空気スループットを増大させることによって可能な限り最大限の駆動力における増大を達成することも現実的に可能ではない。なぜなら、これによって、極めて大きな投資または運転コストが必要になるだろうからである。
それゆえに、本発明の目的は、回転アトマイザータービンの、可能な限り最大限な駆動力を増大させることにある。
本目的は、独立項に係る本発明に係るタービンローターによって実現される。本発明はさらに、本発明に係るそのようなタービンローターを有する完成品の駆動タービンをも備える。さらに、本発明はまた、中間スリーブ、軸受ユニット、駆動タービンホイール、偏向リングおよび固定子リングのような、本発明に係る適合された回転アトマイザーのさらなる構成部品をも備える。
本発明は、駆動流体(たとえば圧縮空気)が駆動タービンホイール軸のタービン翼の上を軸方向に、すなわちベルカップの回転軸に対して平行な方向に流れるという、回転アトマイザーを駆動させるために軸流タービンを用いる一般的な技術的な教示を包含する。
本発明は、それゆえに、ベルカップを取り付けるために、取り付けオプションを有する回転可能に実装されたタービンシャフトを有するタービンローターを備える。タービンシャフトにベルカップを実装するための1つのオプションは、従来技術によって知られている、ベルカップシャフトとしても機能するタービンシャフトにベルカップがねじ込まれることである。ベルカップシャフトとしても機能するタービンシャフトにベルカップを実装するためのもう1つのオプションは、たとえば、独国特許出願公開第102009034645号明細書に記載されているように、接続部をクランプする、または、接続部をラッチすることによって、ベルカップがタービンシャフトに固定されることであり、本特許出願の内容が、タービンシャフトへのベルカップの実装に関する上記記載に完全に加えられるべきである。しかしながら、本発明は、タービンシャフトへのベルカップの実装に関する上述の例に限定されるものではなく、むしろ実装のための他のシステムが基本的に許容される。
さらに、本発明に係るタービンローターは、複数のタービン翼を有する少なくとも1つの駆動タービンホイールを有し、タービンローターを駆動させるために、駆動タービンホイールのタービン翼は、運転中にそれらの上を流れる駆動流体(たとえば、圧縮空気)を有する。ここで重要な点は、駆動タービンホイールからタービンシャフトへトルクを伝達することを可能にするために、駆動タービンホイールが、ねじれが防止された方法で、タービンシャフトと接続されることである。これを行う1つのオプションは、タービンシャフトと駆動タービンホイールとを、1つの部品として、一体物に製造することである。代わりに、駆動タービンホイールとタービンシャフトとが別の部品であり、お互いにねじれが防止された方法で単に接続されるということもまた、本発明の範疇に入り得る。
本発明は、それゆえに、タービン翼の上の駆動流体の軸流に合わせて設計された駆動タービンホイールをもたらす。これと対照的に、従来のラジアルタービンの駆動タービンホイールは、タービン翼の上の駆動流体の放射状の流れに合わせて設計されている。
本発明に係る軸流タービンは、きちんと連なって並べられた(ステージ)より多くの駆動タービンホイールを有し得るので、従来のラジアルタービンの原理から軸流タービンの本発明に係る原理へのこの発展によって、可能な限り最大限の駆動力の増加が有利に可能となる。
本発明の好ましい実施態様においては、それゆえに、タービンローターに、軸方向にきちんと連なって並べられた多くの数(例:2、3、4または5)の駆動タービンホイールが取り付けられ、個々の駆動タービンホイールのそれぞれが、タービン翼の上の駆動流体(たとえば圧縮空気)の軸流に合わせて設計された複数のタービン翼を有する。
本発明の好ましい実施態様においては、駆動タービンホイールは、一定の駆動長さを越えて軸方向に一緒に延び、一定の外径を有するタービン筐体内に配置され、一方におけるタービン筐体の外径と、他方における駆動長さとの間の比は、好ましくは、0.4〜0.6よりも大きく、および/または、0.78〜1よりも小さい。しかしながら、タービン筐体の寸法に関して、本発明は、上述の例示の数値に限定されるものではなく、基本的に、他の寸法でも実現され得る。
さらに、駆動タービンホイールが好ましくは一定の最大限の外径を有する固定子リングによって取り囲まれ、一方における固定子リングの外径と、他方における駆動長さとの間の比が、好ましくは0.4〜0.5の範囲内にあることにも言及されるべきである。しかしながら、固定子リングの寸法に関して、本発明は、上述の例示の数値に限定されるものではなく、基本的に、他の寸法でも実現され得る。
本発明に係るタービンローターに関して、駆動タービンホイールの個々のタービン翼は、放射方向に一定の翼高を有し、この接続部において、一方における放射状の内側刃先と放射状の外側刃先との間で翼高が計測される。ここで、翼高は好ましくは0.5〜50mmの範囲であるが、本発明は、基本的に、翼高に関して他の数値によっても実現され得る。
軸方向にきちんと連なって並べられた複数の駆動タービンホイールを有する上述の実施態様に関して、個々の駆動タービンホイールは異なる翼高を有し、流れの方向において、および/または、回転アトマイザーの噴霧方向とは反対方向において、翼高が増加し得る。
さらに、駆動流体(たとえば圧縮空気)が回転アトマイザーの噴霧の方向とは反対方向に向けてタービン翼の上を流れるように、本発明の好ましい実施態様における駆動タービンホイールの翼高が設計されることにも言及されるべきである。それゆえに、ここで、駆動流体は、最初は駆動タービンのロボット側から駆動タービンのベルカップ側に導かれ、次に、駆動流体が軸流タービンを通って噴霧の方向とは反対向きに流れるように180°偏向される。
しかしながら、本発明の範疇において、回転アトマイザーの噴霧の方向に向けて駆動流体が軸流タービンを通って流れ、そして、駆動流体の偏向が必要ではないことも基本的に可能である。
駆動タービンホイールの個々のタービン翼に関する既述された翼高は、好ましくは、タービンシャフトの直径に対する特定の比の中に入り、0.01〜2.5または0.015〜0.5の比が有利であることが証明されている。しかしながら、翼高の寸法に関して、本発明は、上述の例示の数値に限定されるものではなく、基本的に、翼高に関する他の数値でも実現され得る。
さらに、好ましい実施態様における個々のタービン翼は、好ましくは、翼の一定の基本直径を有し、これは、翼先と回転軸との間の距離である。しかしながら、別の方法として、近接する駆動タービンホイールの翼の基本直径が異なることも可能である。たとえば、流体力学の観点から望ましい、流れの方向における貫流断面積が増大するように、翼の基本直径が、流れの方向において、駆動ホイールを経るたびに減少し得る。
さらに、本発明の好ましい態様においては、設けられた駆動タービンホイールの一定の翼密度があり、たとえば、翼密度は、駆動タービンホイールあたり20〜60タービン翼の範囲であり得る。個々の駆動タービンホイールの翼密度は本構造において異なり得て、駆動タービンホイールの翼密度は、流れの方向において、駆動タービンホイールを経るごとに増加し得る。しかしながら、代わりに、駆動タービンホイールの翼密度が、流れの方向とは反対方向において、駆動タービンホイールを経るごとに増加することも可能である。さらに、軸流タービンの異なる駆動タービンホイールが同じ翼密度を有することも可能である。
本発明の好ましい実施態様においては、タービンシャフトに着脱可能に配置された単一部品または複数部品のリングとして、駆動タービンホイールが形成される。たとえば、リングとして形成された駆動タービンホイールは、具体的には、圧入または熱焼き嵌めによって、タービンシャフトにクランプされ得る。
さらに、駆動タービンホイールのタービン翼が、創成的な製造方法によって製造され得て、これらのタイプの創成的な製造方法は「急速プロトタイピング法」のキーワードの下でも知られているということにも言及されるべきである。
さらに、従来技術から知られているように、できるだけ素早く回転アトマイザーを停止させるために、本発明に係る軸流タービンは、好ましくはブレーキタービンホイールをも有する。この趣旨で、タービンローターを停止させるために、本発明に係るブレーキタービンホイールは、運転中にタービン翼の上を流れるブレーキ流体(たとえば、圧縮空気)を有し得る複数のタービン翼を有する。ブレーキタービンホイールの個々のタービン翼は、好ましくは、従来のブレーキタービンホイールに関するケースのように、タービン翼の上のブレーキ流体(たとえば圧縮空気)の放射状の流れに合わせて設計される。たとえば、ブレーキタービンホイールは、それゆえに、ペルトンタービンホイールとして形成され得る。
この場合、ブレーキタービンホイールは、タービンシャフトの2つの軸受点の間に、軸方向に配置され得る。しかしながら、代わりに、ブレーキタービンホイールが、タービンシャフトの両方の軸受点の外側に、軸方向に向けて配置されることも可能である。
ブレーキタービンホイールが、好ましくは、駆動タービンホイールよりも極めて大きな直径を有することにも言及されるべきである。適度に大きなブレーキトルクが生成され得るために、これは望ましいことである。
駆動タービンホイールまたはブレーキタービンホイールの個々のタービン翼の翼プロファイルに関して、本発明の範囲内に多くのオプションがある。たとえば、タービン翼は、例を挙げるだけでも、対称または準対称なプロファイル、反り返った後縁またはテーパ状のプロファイルを有し得る。
しかしながら、本発明の好ましい実施態様においては、タービン翼は、一定の好ましい形状を有する。そのため、従来技術においては、約60°の入口角が通常である一方、個々のタービン翼が、好ましくは、65°〜75°の範囲の入口角を有する。他方、タービン翼の出口角は、好ましくは、±10°または±5°の許容差範囲をもって、入口角と等しい。他方、タービン翼の出口角は、好ましくは55°〜75°の範囲に入る。これは、好ましい実施態様においては、入口角と出口角との和が110°〜145°の範囲に入ることを意味する。
さらに、本発明に係るタービンローターは、以下の公式を用いて計算され得る一定な固有の回転速度nを有することにも言及されるべきである。
=(ω・V0.5)/e0.75
V:入口における体積流量率(m/秒)
e:固有の仕事(J/kg)
ω:回転速度(ラジアン/秒)
ここで、従来の軸流タービンの固有の回転速度がたいてい0.5〜1の範囲である一方、固有の回転速度nが好ましくは0.1〜0.3の範囲に入ることに言及する必要がある。
本発明に係るタービンローターに関して、タービンシャフトは、ベアリングにタービンシャフトを回転可能に実装するために複数の軸受点を有し、軸受点は、たとえば、特別に硬化され得る。ここで、駆動タービンホイールは、好ましくは、両方の軸受点の間に、軸方向に配置される。これによって、軸受点の間に大きな軸方向の距離を取ることが有利に可能となり、同様に、強くて増加された傾動剛性を有利に得る。これによって、塗装ロボットによる回転アトマイザーの取り扱いに対する極めて高いロボットの加速度能力値を得ることができ、およびそれゆえに、非線型塗装経路に対するより大きな塗装速度も得ることができる。
ここで、タービンシャフトが一定のシャフト径を有する一方、タービンシャフトの軸受点が、軸方向に、一定の軸受長さを有する。本発明に係るタービンローターに関して、軸受長さは、好ましくは、シャフト径との特定の比の範囲内にあり、この比は好ましくは0.8〜1.2の範囲内に入り、1という数値それ自体がとりわけ有利であることが証明されている。しかしながら、本発明は、基本的に、他の数値を用いても実現され得る。
従来技術によって知られているように、タービンシャフトが好ましくは中空であることにも言及されるべきである。しかしながら、従来の回転アトマイザーはほとんどが1つのメインニードルおよび単独のメインニードルバルブしか有していない一方、中空のタービンシャフトのシャフト内径が大きいので、タービンシャフトが少なくとも2つのメインニードルおよび少なくとも2つの返しを有する塗料チューブを収容し得ることが好ましい。上記と対照的に、用いられる次の塗料が既に第二のメインニードルバルブに供給されている間に1つのメインニードルバルブを通して塗装することが可能なので、少なくとも2つのメインニードルバルブを有する本発明に係る回転アトマイザーによって、非常に短い塗料交換時間と非常に小さな塗料の損失を実現できる。そして、塗料の交換のためには、配管の領域をフラッシングすることのみが必要であり、それは前に用いられるメインニードルバルブよりも下流に位置する。単純な使用のためのより小さな直径を有する塗料チューブ、すなわち、現存するスペースが用いられないこと、を思い描くことも可能である。
さらに、中空のタービンシャフトのシャフト内径が非常に大きいので、中空のタービンシャフトが2つの構成成分材料(たとえば、基礎のニスと硬化剤)用の2つの混合要素を収容し得るということも可能である。
タービンシャフトのシャフト内径は、それゆえに、好ましくは20〜40mmの範囲に入る。
さらに、タービンシャフトが、好ましくは、軸方向に、15cm、14cmまたは13cmよりも小さく、軸受点が、好ましくは、3cm、6cmまたは10cmよりも大きな、軸受点間の軸方向の距離を有することにも言及されるべきである。
それゆえに、本発明は、個々の構成要素として、本発明に係る既述のタービンローターに対する保護を主張するだけではない。さらに、本発明はまた、そのようなタービンローターが取り付けられた回転アトマイザー用の完成品の駆動タービンに対する保護をも主張する。さらに、本発明に係る軸流タービンを有する回転アトマイザー、および、従来技術とは反対に、軸流タービンを包含する回転アトマイザーを有する塗装ロボットに対する保護も主張される。
本発明に係る駆動タービンは、好ましくは、一定な固有の機械的駆動力によって特徴づけられ、固有の駆動力は、好ましくは、0.6W・分/Nl、0.7W・分/Nl、0.8W・分/Nl、または、さらに0.9W・分/Nlである。この意味で、固有の機械的駆動力は、一方における駆動タービンの機械的駆動力と、他方における供給される駆動流体(たとえば圧縮気体)の体積流量との間の比である。
さらに、本発明に係る駆動タービンは、好ましくは、0.7W/g〜1.5W/gの範囲に入る固有の機械的駆動力によって特徴づけられ得る。この意味で、固有の機械的駆動力は、一方における駆動タービンの機械的駆動力と、他方における駆動タービンの質量との間の比である。
さらに、固有の機械的駆動力は、好ましくは、1.5W/cm〜10W/cmの範囲に入り、この意味で、固有の機械的駆動力は、一方における駆動タービンの機械的駆動力と、他方における駆動タービンのために必要とされる構造スペースとの間の比である。それゆえに、本発明に係る軸流タービンの使用によって、従来のラジアルタービンによって獲得可能であったものよりも大きな出力密度を得ることが有利に可能となる。
回転アトマイザーを駆動させる本発明に係る軸流タービンの原理によって、1000Wよりも大きな、または1400Wよりもさらに大きな駆動力を得ることができる。
さらに、具体的には40000rpmと60000rpmとの間の回転速度に対して、および、800Nl/分と1200Nl/分との間の駆動流体(たとえば圧縮空気)の体積流量に対して、50%、60%、または、70%よりもさらに大きな熱効率が実現され得る。
さらに、固有の機械的駆動力が、0.1W/mbar、0.2W/mbar、0.3W/mbar、または0.4W/mbarよりもさらに大きく、この意味で、固有の機械的駆動力が、一方における機械的駆動力と、他方における入口と出口との間の圧力差との比であることにも言及されるべきである。
駆動流体(たとえば圧縮空気)が、好ましくは噴霧の方向とは反対方向に軸流タービンを通り抜けるが、駆動流体はロボット側から供給されることが既に上述されてきた。駆動流体のこの進路によって駆動流体の偏向が必要となり、それゆえに、好ましくは、設けられた偏向リングが存在する。本発明の好ましい実施態様においては、しかしながら、駆動の偏向は、偏向リングにおいて部分的にのみなされる。そのため、駆動流体は、好ましくは、回転アトマイザーの回転軸に対して直角の方向で偏向リングに入り、そして、駆動タービンホイールの上を流れるために、回転アトマイザーの噴霧方向とは反対方向に向けて偏向リングから出ていく。ここで、偏向リングは、約90°の偏向角による偏向をもたらすのみである。そして、求められる合計180°の偏向角のうちの残りの90°は、駆動タービンの外側で実現され得る。しかしながら、偏向リングが求められる合計180°の偏向角を実現することもまた、本発明の範囲内であり得る。
さらに、偏向が、軸流タービンの環状の貫流断面の全体にわたって均等に駆動流体を分配し、このようにして均等流を実現するように、偏向リングはまた、本発明の好ましい実施態様においてもう1つの機能を有する。
さらに、たとえば、一体物として偏向リングに成形され得る、偏向リングに統合された固定子があるという可能性もある。
さらに、偏向リングと、ベルカップまでのタービンシャフトとの間の環状ギャップを封止するために、偏向リングはまた、封止部を形成し得る、または、別個のガスケットを包含し得る。
本発明に係るタービンローターはまた、既に詳細が上述された本発明に係るタービンローターに取り付けられるだけでなく、好ましくは、タービン筐体と、ガイド空気リングを供給する少なくとも1つのガイド空気ラインにも取り付けられ、ガイド空気ラインは、好ましくは、少なくとも部分的にはタービン筐体を貫通する。
さらに、本発明に係る駆動タービンはまた、好ましくは、タービンローターが回転可能にベアリングに実装された軸受ユニットを有する。本発明の好ましい態様における本発明に係る駆動タービンの特徴の一つは、塗布されるコーティング材料を供給するための塗料チューブがあり、それが中空のタービンシャフトの中に突き出て、具体的にはねじ止めによって軸受ユニットに取り付けられていることである。従来の回転アトマイザーとは対照的に、軸受ユニットは、それゆえに、塗料チューブとともにユニットに直接ねじ止めされ得る。これによって、適切な許容差、および、塗料チューブとタービンシャフトとの間の取り付けのために前側に組み込まれたセンタリングツールが可能となり、また、軸受ユニットと塗料チューブとの間で相対運動が起こらないように、はるかに素晴らしく実現される同心性および平坦な設置が可能となる。
本発明に係る駆動タービンはまた、好ましくは、中間スリーブを含み、それは、ラジアルベアリング、偏向リング、および/または、タービンローターの部品を取り囲む。中間スリーブが、好ましくは、アルミニウム、鉄または合金のような機械的に強い材料から構成される一方、取り囲む筐体は、プラスチックのような機械的にあまり荷重をかけられない材料から作られ得る。ここで、中間スリーブは、好ましくは、詳細が既に上述された、偏向リングに駆動流体を供給する機能をも有し、駆動流体の必要とされる偏向の一部もまた、中間スリーブの内側で起こり得る。
さらに、好ましい実施態様においては、本発明に係る駆動タービンが、好ましくは、複数の案内翼を有する少なくとも1つの固定子リングを有し、固定子リングは環状にタービンシャフトを取り囲み、静止状態で配置される。
本発明に係る駆動タービンは、好ましくは、機械的かつ流体的に、駆動タービンを回転アトマイザーと接続する斬新な軸受フランジを有し、そこには、駆動タービンが取り付けられ、かつ、それは駆動タービンによって実装条件で駆動される。本発明に係る斬新な軸受フランジは、個々の接続部が2つの接続水平面にわたって分配され、両方の接続水平面が軸方向にお互いに離隔されているという点で、既知の駆動タービンにおける従来の軸受フランジとは異なる。ここで、第一の接続水平面は、好ましくは、近位に、すなわち、ロボット側または機械側に配置される。これとは対照的に、第二の接続水平面は、好ましくは、遠位に、すなわち、ベルカップ側に配置される。ここで、第一の接続水平面は、好ましくは、空気供給部用の、具体的には、ガイド空気、駆動空気、ベアリング空気およびブレーキ空気用の全ての供給空気接続部、を包含する。他方、軸受フランジの第二の接続水平面は、空気の戻りフロー用の全ての排気空気接続部を包含する。
ここで、第一の接続水平面は、好ましくは、基本的に、リングの形状に形成され、供給空気接続部は、リング上にあるリングの前面に配置される。そして、第二の接続水平面における排気空気接続部は、好ましくは、基本的に、第一の接続水平面のリング内部の中央部に配置される。
さらに、軸受フランジの第二の接続水平面は、好ましくは、塗料チューブ側に実装された、回転防止用の、および、塗料チューブをセンタリングするためのフェザーキーを収容するフェザーキー溝を有する。
軸受フランジの第二の接続水平面は、さらに、塗料チューブを固定するための少なくとも1つのスレッドの組を有し得る。
さらに、軸受フランジの第二の接続水平面が、その遠位側に、基本的に平坦な接触面を有する可能性もある。
さらに、軸受フランジが、好ましくは、駆動タービンの回転速度を検出するための光導波路を通して供給するための、少なくとも1つのフィードスルーボアを有し、光導波路用のフィードスルーボアが、好ましくは、第二の接続水平面に配置される。
さらに、ブレーキ空気および/またはベアリング空気用の排気空気接続部が、好ましくは、他の排気空気接続部(たとえば、モーター駆動空気およびガイド空気用の)に対して放射状外側にずれていることにも言及されるべきである。
さらに、駆動空気用の排気空気接続部が、好ましくは、他の排気空気接続部よりも、顕著に大きな断面積を有することにも言及されるべきである。
さらに、駆動タービンを位置決めするために、軸受フランジの第一の接続水平面は、軸方向に整列して並べられたピン、および/または、そのような整列したピン用の軸方向に並べられた位置決めボアホールを有する。
本発明に係る斬新な軸受フランジは、さらに、好ましくは接続部の封止に関しても、従来のタイプとは異なる。そのため、従来用いられていた放射状の封止Oリングの代わりに、軸方向の封止部(たとえばOリング)が、好ましくは、本発明に係る軸受フランジに用いられる。このことが、より大きなダクト断面積をもたらし得る。さらなる長所の一つは、圧入されたニップルが従来用いられていた放射状の封止Oリングに対しては必要だったが、その必要性を省き、本発明に係る軸受フランジの組み立ての容易性を増すことである。
さらに、本発明に係る回転アトマイザーが、好ましくは、30〜80mmの範囲の一定の直径を有するベルカップを備え、タービンまたはベルカップシャフトの外径が24〜28mmの範囲に入ることにも言及されるべきである。それゆえに、本発明の範疇において、一方におけるベルカップの直径と、他方におけるシャフト径との間のとりわけ有利な比を得ようという努力がなされ、この比は、好ましくは、1.07〜3.33の範囲に入る。
最後に、本発明はまた、他の技術的な特徴および構成要素とは独立して、前述された個々の構成要素(たとえば、中間スリーブ、軸受ユニット、固定子リング、偏向リング、軸受フランジ等)に対する保護をも主張することにも言及されるべきである。
本発明のさらなる他の有利な発展形が、本発明の好ましい実施態様の記載とともに、図面を参照して以下により詳細に説明される。
回転アトマイザーを駆動させるための、本発明に係る軸流タービンの模式図である。 タービンシャフトの軸流タービン用の複数のローターリングの組み立てを説明するための模式的な斜視図である。 回転アトマイザーを駆動させるための、本発明に係る軸流タービンの実施態様の分解図である。 図3に係る駆動タービンの前方領域の部分図である。 駆動タービンのタービン筐体の図3および図4からの切り欠き斜視図である。 中間スリーブに既に実装されたラジアルベアリングおよび偏向リングがある、図4および図5に係る駆動タービンの中間スリーブの切り欠き斜視図である。 複数の固定子リングおよび複数のローターリングを含む駆動タービンそれ自体の切り欠き斜視図である。 図3〜図7の駆動タービンのラジアル軸ベアリング(Radial-Axial-Lagers)の切り欠き斜視図である。 ブレーキを伴う駆動タービンのタービンシャフトの図3〜図8からの切り欠き斜視図である。 タービン翼の翼形状の模式図である。 駆動タービンを伴う、本発明に係る回転アトマイザーの図3〜図9からの側面図である。 多数の連結部を伴う駆動タービンの軸受フランジの正面図である。 駆動タービンの軸受フランジをわずかに斜視した図である。
図1は、タービンシャフト2を駆動させるための、本発明に係る駆動タービン1の模式図であり、運転中、それは、その遠位末端2において従来式のベルカップ3を保持する。
従来のラジアルタービンとは対照的に、駆動タービン1は軸流タービンとして形成される。これは、軸方向に向けて、駆動空気が軸流タービンを通り抜けるということを意味する。
この趣旨で、駆動タービン1は、タービンシャフト2の外部側面上で縮み得る複数のローターリング4、5、6を有し、それは図2を参照して、より詳細に説明される。
さらに、駆動タービン1は、近接するローターリング4〜6のうちの2つの間に1つ1つ配置された複数の固定子リング7、8を有する。
ここで、駆動空気はロボット側にフィードされ、最初は、駆動タービン1の外側で、偏向リング9まで軸方向に流れる。偏向リング9は、駆動空気を180°偏向させ、駆動空気を第一のローターリング4に導く。
駆動タービン1の環状の貫流断面積が、流れの方向(すなわち、図中、左から右の方向)に向かって増大していることにも言及されるべきである。ローターリング4、5、6の翼の基準直径が一定である一方、流れの方向に向かって増大する貫流断面積を実現するために、ローターリング4、5、6の翼高が異なることも明確である。
図2における模式的な図からも、タービンシャフト2上にローターリング5、6を実装するために、ローターリング5、6がタービンシャフト2上で軸方向に容易に滑り得ることが明確に示されている。そして、実装されたローターリング5、6は、たとえば、圧入または熱焼き嵌めによって、タービンシャフト2に固定され得る。
本発明に係る駆動タービン10の好ましい実施態様が図3〜図9を参照して以下に説明され、駆動タービン10は、タービン筐体11と、ラジアルベアリング13および偏向リング14を伴う中間スリーブ12と、固定子リングおよびローターリングを伴うタービンユニット15と、ラジアル軸ベアリング16と、成型されたブレーキタービンホイール18、スペーサーリング19および軸受フランジ20を伴うタービンシャフト17と、を有する。
タービン筐体11の構造および機能は、図4および図5における斜視図を参照して、以下にまず説明される。
タービン筐体11はその前側に複数のガイド空気ノズルを有し、従来技術から知られているように、ベルカップによって放出される噴霧ジェットを形成するために、ガイド空気の噴流がガイド空気ノズル21を通して印加され得ることにまずは言及されるべきである。
本実施態様におけるタービン筐体11は、機械的に安定な材料(たとえばアルミニウム合金)を備え、プラスチック製のカバー11’によって部分的に囲まれている。
タービン筐体11の前方領域に電気的なフィードスルーデバイス22があり、それは中間スリーブ12内の適切に適合したフィードスルーデバイス23と接触し(図6も参照)、そのことによって電気的な接触が可能となる。
中間スリーブ12の構造および機能は、図4および図6における斜視図を参照して、以下にまずは説明される。
その前方領域において、中間スリーブ12は、ベアリングにタービンシャフト17を実装するためのラジアルベアリング13を保持する。
軸方向において、その背後で、駆動空気が、偏向リング14の背後に軸方向に配置されたタービンユニット15に入るように、偏向リング14に対して直角で放射状に奥側に向けて到達する駆動空気を偏向する役目を有する偏向リング14がある。タービンユニット15は図6には示されていない。
しかしながら、図4において具体的に明確に示されているように、軸方向においてタービンユニット15を所定の位置に固定するために、中間スリーブ12が、適切に適合されたグラブねじがねじこまれ得る、その外周部にわたって分布する複数のラジアルボア24を有することが、図4および図6から極めて明確である。
タービンユニット15の構造および機能は、図4および図7における斜視図を参照して、以下に説明される。そのため、本実施態様におけるタービンユニット15は、複数のローターリング25、26、27を備え、それらはタービンシャフト17上に配置され、ねじれが防止される方法でタービンシャフト17と接続される。
ローターリング25、27は、複数の固定子リング28、29によって取り囲まれ、固定子リング28、29は固定して実装され、運転中は回転しない。
さらに、タービンユニット15が拡幅角αで流れの方向に向けて広がる環状の貫流断面積を有し、下流側に配置されたローターリング27の貫流断面積が、上流側に配置されたローターリング25の貫流断面積よりも大きいことが、図7から明確である。駆動空気は、段階を追うごとに、タービンユニットを通過する貫流を拡大するので、流体力学の観点からこれは非常に意義のあることである。拡幅角αは、たとえば、5°〜10°の範囲にあり、流体力学を考慮に入れて定められる。
タービンシャフト17の機能および構造は、図4および図9における斜視図を参照して以下に説明される。
タービンシャフト17は、その遠位末端に、ベルカップを取り付けるために機能する、内側および外側の両方のそれぞれの環状溝30、31を有する。しかしながら、代わりに、タービンシャフト17が、その遠位末端に、ベルカップがねじこまれ得る内面スレッドを有することも可能である。
さらに、タービンシャフト17は、タービンシャフトがラジアルベアリング13またはラジアル軸ベアリング16に実装される2つの軸受点32、33を有する。
最終的に、タービンシャフト17上に実装されるベルカップを伴うタービンシャフト17を可能な限り素早く停止し得るために、タービンシャフト17は成型されたブレーキタービンホイール18を有する。ブレーキタービンホイール18は、ここでペルトンタービンホイールとして形成され、およびそれゆえに、従来技術から知られているように、駆動空気の放射状の流れのために形成される多くのタービン翼を有する。
ここで、ブレーキタービンホイール18が、軸受点32、33の両方の外側に、軸方向に向かって配置されていることに言及する必要がある。これとは対照的に、駆動タービン10のタービンユニット15は、両方の軸受点32、33の間の実装位置に軸方向に配置される。
さらに、図10は、前縁35と後縁36とを伴うタービン翼34の模式図を示す。ここで、タービン翼34の前縁35は、模式的に示された軸方向37に対して、約70°の入口角度αINの角度で曲げられている。さらに、タービン翼34の後縁36はまた、軸方向37に対して出口角度αOUTの角度で曲げられており、入口角度αINは、出口角度αOUTと略等しい。
最終的に、図11は、ベルカップ39を駆動させる、模式的に示された駆動タービン10を伴う、本発明に係る回転アトマイザー38を示す。
さらに、バルブユニット40が本図に模式的に示される。
最終的に、本図は、ベルカップ39によって噴霧されるコーティング剤の外部充填用の電極リング41を示す。
軸受フランジ20の構造および機能は、図12Aおよび図12Bを参照して以下に説明され、それは図3における斜視図において既に示されている。
図3に見られ得るように、軸受フランジ20は、お互いに軸方向に間隔をあけられた2つの接続水平面E1、E2を有することにも注目すべきである。
ここで、第一の接続水平面E1は、すなわち、ガイド空気、モーター空気または駆動空気、モーターベアリング空気およびブレーキ空気用の、全ての供給空気接続部LL1〜LL3、ML1〜ML2、BR1およびMLL1を包含する。
一方、第二の接続水平面E2は、全ての排気空気接続部AL_MLL1、AL_ML、AL_BR1を包含する。
第一の接続水平面E1がリングの形状内に近くに形成され、個々の供給空気接続部LL1〜LL3、ML1〜ML2、BR1およびMLL1がリングの前面に配置されるということにも言及されるべきである。
これとは対照的に、遠位に配置された第二の接続水平面E2においては、排気空気接続部AL_MLL1、AL_ML、AL_BR1が、第一の接続水平面E1のリング内の中央部に基本的に配置される。
軸受フランジ20はまた、タービン用のスレッド挿入部GWE_Tと、塗料チューブ用のスレッド挿入部GWE_FRと、回転速度を検出するための光導波路用のボアホールLWLと、フェザーキーPFと、センタリングピンZSと、を含む。
さらに、従来の軸受フランジとは対照的に、個々の供給空気接続部LL1〜LL3、ML1〜ML2、BR1およびMLL1、および、排気空気接続部AL_MLL1、AL_ML、AL_BR1が放射状の封止Oリングによって封止されず、代わりに、軸方向の(平面状の)封止Oリングによって封止されることも重要である。これによって、より大きなダクト断面積が実現され得るという長所がもたらされる。さらに、もしそうでなければ放射状の封止Oリング用にたいていは必要とされるニップルに対する必要性がなくなることが、組み立てやすさを増大させる。
本発明は上述の好ましい実施態様に限定されるものではなく、複数の変形や修正が可能であり、それらもまた本発明の概念を用いるものであり、それゆえに保護の範疇に入る。具体的には、本発明はまた、参照される独立項の目的とは独立した従属項の目的に対する保護をも主張する。
[付記1]
回転アトマイザー(38)の駆動タービン(1、10)用のタービンローター(17、25、26、27)であって、
a)ベルカップ(3、39)を取り付ける取り付けオプションを有する回転可能に支持されたタービンシャフト(2、17)と、
b)複数のタービン翼(34)を有する少なくとも1つの駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)と、
を備え、
前記タービンローター(17、25、26、27)を駆動させるために、前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)の前記タービン翼(34)が、運転中に前記タービン翼(34)の上を流れる駆動流体を有し、
c)前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)が、前記タービン翼(34)の上の前記駆動流体の軸流に合わせて設計された、
ことを特徴とするタービンローター(17、25、26、27)。
[付記2]
a)複数の駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)が連なって軸方向に配置され、
個々の前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)のそれぞれが、タービン翼の上の前記駆動流体の軸流に合わせて設計された複数の前記タービン翼(34)を有し、および/または、
b)前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)が、一定の駆動長さを超えて軸方向に一緒に延び、一定の外径を有するタービン筐体(11)内に配置され、
前記タービン筐体(11)の外径と、前記駆動長さとの比が、0.4、0.5、0.6または0.625よりも大きく、および/または、1、0.9、0.8または0.780よりも小さく、および/または、
c)前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)が、一定の駆動長さを超えて軸方向に一緒に延び、所定の最大外径を有する固定子リング(7、8、28、29)によって取り囲まれ、
前記固定子リング(7、8、28、29)の外径と、前記駆動長さとの比が、0.4より大きく、および/または、0.5より小さい、
ことを特徴とする付記1に記載のタービンローター(17、25、26、27)。
[付記3]
a)前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)の前記タービン翼(34)が、放射状の内側刃先と、放射状の外側刃先との間に、放射方向に一定の翼高を有し、
b)前記刃高が、0.5mm、1mm、2mm、5mmよりも大きく、および/または、60mm、50mm、25mm、20mm、15mm、10mmよりも小さく、および/または、
c)前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)が異なる刃高を有し、前記刃高が、流れの方向に、および/または、前記回転アトマイザー(38)の噴霧方向とは反対向きに増大し、および/または、
d)これを行うために、前記駆動流体が、前記回転アトマイザー(38)の前記噴霧方向とは反対向きに前記タービン翼(34)上を流れるように、前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)の前記タービン翼(34)が設計され、または、
e)これを行うために、前記駆動流体が、前記回転アトマイザー(38)の前記噴霧方向に向けて前記タービン翼(34)上を流れるように、前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)の前記タービン翼が設計される、
ことを特徴とする付記1または2に記載のタービンローター(17、25、26、27)。
[付記4]
a)一方における前記タービン翼(4〜6、25〜27)の前記翼高と、他方における前記タービンシャフト(2、17)の直径との間の一定の比を備え、前記比が、0.01、0.012または0.015よりも大きく、および/または、3、2.5、2、1.5、1または0.5よりも小さく、および/または、
b)前記翼の一定の基本直径を備え、前記翼の前記基本直径が一定であり、および/または、
c)前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)の一定の翼密度を備え、前記翼密度が、駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)あたり15、17または19タービン翼(34)よりも大きく、および/または、駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)あたり80、70または60タービン翼(34)よりも小さく、および/または、
d)前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)が異なる翼密度を有し、および/または、
e)前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)の前記翼密度が、流れの方向に、ある駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)から次の駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)に向けて増大し、または、
f)前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)の前記翼密度が、流れの方向とは反対方向に、ある駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)から次の駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)に向けて増大する、
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1つに記載のタービンローター(17、25、26、27)。
[付記5]
a)前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)が、前記タービンシャフト(2、17)に着脱可能に配置された単一部位のリングまたは複数部位のリングとして設計され、および/または、
b)前記タービンシャフト(2、17)の前記リングが、具体的には、圧入または熱焼き嵌めによって、それにクランプされ、および/または、
c)前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)の前記タービン翼(34)が、創成的な製造プロセスによって作られ、および/または、
d)前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)と前記タービンシャフト(2、17)とが、具体的には、前記タービンシャフト(2、17)の利用されていない部分の材料機械加工によって、一体物に形成された、
ことを特徴とする付記1乃至4のいずれか1つに記載のタービンローター(17、25、26、27)。
[付記6]
a)ブレーキタービンホイール(18)に複数のタービン翼(34)が設けられ、前記タービンローターを停止させるために、前記ブレーキタービンホイール(18)の前記タービン翼(34)が、運転中にそれらの上を流れるブレーキ流体を有し得る、および/または、
b)前記ブレーキタービンホイール(18)が、前記ブレーキ流体の放射状の流れに合わせて設計され、および/または、
c)前記ブレーキタービンホイール(18)が、ペルトンタービンホイールであり、および/または、
d)前記ブレーキタービンホイール(18)が、2つの軸受点(32、33)の間、または、前記軸受点(32、33)の外側で、軸方向に配置され、および/または、
e)前記ブレーキタービンホイール(18)が、前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)よりも著しく大きい直径を有する、
ことを特徴とする付記1乃至5のいずれか1つに記載のタービンローター(17、25、26、27)。
[付記7]
前記駆動タービンホイールおよび/または前記ブレーキタービンホイール(18)のタービン翼(34)のそれぞれが、
a)対称なプロファイル、または、
b)準対称なプロファイル、または、
c)Sストロークプロファイル、または、
d)テーパプロファイル、
を有する、
ことを特徴とする付記1乃至6のいずれか1つに記載のタービンローター(17、25、26、27)。
[付記8]
a)前記駆動タービンホイールおよび/または前記ブレーキタービンホイール(18)の前記タービン翼(34)のそれぞれが、前記タービンローターの回転軸(37)に対して一定の入口角度(αIN)をもって並べられた前縁(35)を有し、および/または、
b)前記駆動タービンホイールおよび/または前記ブレーキタービンホイール(18)の前記タービン翼(34)のそれぞれが、前記タービンローターの回転軸(37)に対して一定の出口角度(αOUT)をもって並べられた後縁(36)を有し、および/または、
c)前記入口角度(αIN)と前記出口角度(αOUT)との和が、90°、100°または110°よりも大きく、および/または、160°、150°または145°よりも小さく、および/または、
d)±10°または±5°の許容差範囲を伴って、前記出口角度(αOUT)が前記入口角度(αIN)と等しく、および/または、
e)前記出口角度(αOUT)が、55°、60°または65°よりも大きく、および/または、85°、80°または75°よりも小さい、
ことを特徴とする付記1乃至7のいずれか1つに記載のタービンローター(17、25、26、27)。
[付記9]
a)斬新な前記タービンローターが、以下の公式を用いて計算され得る一定な固有の回転速度nを有し、
=(ω・V0.5)/e0.75
V:入口における体積流量率(m/秒)
e:固有の仕事(J/kg)
ω:回転速度(ラジアン/秒)
b)前記固有の回転速度nが、0.4または0.3よりも小さく、および/または、0.07または0.1よりも大きい、
ことを特徴とする付記1乃至8のいずれか1つに記載のタービンローター(17、25、26、27)。
[付記10]
a)前記タービンシャフト(2、17)が、ベアリング内に、いずれの場合にも、前記タービンシャフト(2、17)を回転可能に実装するための複数の軸受点(32、33)を有し、
b)前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)が、両方の軸受点(32、33)の間に軸方向に配置された、
ことを特徴とする付記1乃至9のいずれか1つに記載のタービンローター(17、25、26、27)。
[付記11]
a)前記タービンシャフト(2、17)の前記軸受点(32、33)のそれぞれが、軸方向に一定の軸受長さを有し、
b)前記タービンシャフト(2、17)が一定のシャフト径を有し、
c)前記軸受長さが、前記シャフト径との特定の比にあり、
d)前記比が、0.6、0.7または0.8よりも大きく、および/または、1.4、1.3または1.2よりも小さい、
ことを特徴とする付記1乃至10のいずれか1つに記載のタービンローター(17、25、26、27)。
[付記12]
a)前記タービンシャフト(2、17)が、中空であり、かつ、2つのメインニードルおよび2つの返しを伴う塗料チューブを収容するのに十分なシャフト内径を有し、および/または、
b)前記タービンシャフト(2、17)が、中空であり、かつ、二成分材料用の2つの混合要素を収容するのに十分なシャフト内径を有し、および/または、
c)前記タービンシャフト(2、17)が、中空であり、かつ、18mm、19mmまたは20mmよりも大きな、および/または、22mm、21mmまたは20mmよりも小さなシャフト内径を有する、
ことを特徴とする付記1乃至11のいずれか1つに記載のタービンローター(17、25、26、27)。
[付記13]
a)前記軸受点(32、33)が、3cm、6cmまたは10cmよりも大きな、それらの間の軸方向の距離を有し、および/または、
b)前記タービンシャフト(2、17)が、軸方向において、15cm、14cmまたは13cmよりも短い、
ことを特徴とする付記9乃至12のいずれか1つに記載のタービンローター(17、25、26、27)。
[付記14]
付記1乃至13のいずれか1つに記載のタービンローター(17、25、26、27)を有する、回転アトマイザー(38)用の駆動タービン(1、10)。
[付記15]
a)一方における前記駆動タービンの機械的駆動力と、他方における供給された前記駆動流体の体積流量との間の比としての一定な固有の機械的駆動力を有し、前記固有の機械的駆動力が、0.6W・分/Nl、0.7W・分/Nl、0.8W・分/Nlまたは0.9W・分/Nlよりも大きく、および/または、
b)一方における前記駆動タービンの機械的駆動力と、他方における前記駆動タービン(1、10)の質量との間の比としての一定な固有の機械的駆動力を有し、前記比が、0.7W/g、0.8W/g、0.9W/gまたは1W/gよりも大きく、および/または、2W/g、1.7W/g、1.6W/gまたは1.5W/gよりも小さく、および/または、
c)一方における前記駆動タービンの機械的駆動力と、他方における前記駆動タービン(1、10)用に必要とされる構造スペースとの間の比としての一定な固有の機械的駆動力を有し、前記比が、1.5W/cm、2W/cm、1.5W/cmよりも大きく、および/または、10W/cm、6W/cm、4.5W/cmよりも小さく、および/または、
d)1000W、1200W、1300Wまたは1400Wよりも大きく、および/または、100kW、50kW、25kW、10kW、5kWまたは2kWよりも小さい機械的駆動力を有し、および/または、
e)具体的には、40000rpm以上60000rpm以下の回転速度、および、800Nl/分以上1200Nl/分以下の前記駆動流体の体積流量に対する50%、60%または70%よりも大きな熱効率を有し、および/または、
f)一方における機械的駆動力と、他方における前記入口と前記出口との間の圧力差との間の比としての、0.1、0.2、0.3または0.4W/mbarよりも大きな一定な固有の機械的駆動力を有する、
ことを特徴とする付記14に記載の駆動タービン(1、10)。
[付記16]
a)前記駆動流体を偏向させるために前記駆動タービン(1、10)が偏向リング(9、14)を有し、具体的には前記回転アトマイザー(38)の前記噴霧方向に対して直角方向に前記駆動流体が前記偏向リング(9、14)に横方向に入り、かつ、前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)の上を流れるために、前記偏向リング(9、14)から前記回転アトマイザー(38)の前記噴霧方向とは反対方向に出る、および/または、
b)前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)が環状の貫流断面を有し、前記偏向リング(9、14)が、前記環状の貫流断面の全体にわたって均等に前記駆動流体を分配し、および/または、
c)前記偏向リング(9、14)は、統合された、および/または、一体物として成型された固定子を有し、および/または、
d)前記偏向リング(9、14)と、前記ベルカップ(3、39)までの前記タービンシャフト(2、17)との間の環状ギャップを封止するために、前記偏向リング(9、14)が、封止部を作る、または、別個の封止部を包含する、
ことを特徴とする付記14または15に記載の駆動タービン(1、10)。
[付記17]
a)タービン筐体(11)と、
b)前記回転アトマイザー(38)によって放出される前記噴霧ジェットを形成するために、ガイド空気リングにガイド空気を供給する少なくとも1つのガイド空気ラインと、
を備え、
前記ガイド空気ラインが、少なくとも部分的には、前記タービン筐体(11)を貫通する、
ことを特徴とする付記14乃至16のいずれか1つに記載の駆動タービン(1、10)。
[付記18]
a)前記タービンローターの回転可能な実装用の軸受ユニットと、
b)中空の前記タービンシャフト(2、17)の中に突き出し、かつ、具体的にはねじ止めによって前記軸受ユニットに固定される、塗布される前記コーティング材料を供給するための塗料チューブ、および/または、
c)中空の前記タービンシャフト(2、17)内で前記塗料チューブをセンタリングするための調節可能なセンタリング装置、
を備える、
ことを特徴とする付記14乃至17のいずれか1つに記載の駆動タービン(1、10)。
[付記19]
ラジアルベアリング(13)、および/または、前記偏向リング(9、14)、および/または、前記タービンローターの一部を収容するための中間スリーブ(12)を備える、
ことを特徴とする付記14乃至18のいずれか1つに記載の駆動タービン(1、10)。
[付記20]
a)タービン筐体(11)が設けられ、前記中間スリーブ(12)が金属、具体的にはアルミニウム、から作られている一方、前記タービン筐体(11)がプラスチック製であり、および/または、
b)前記中間スリーブ(12)が前記偏向リング(9、14)に前記駆動流体を供給し、および/または、
c)前記中間スリーブ(12)が前記駆動流体を偏向させ、前記駆動流体が前記噴霧方向に向けて前記中間スリーブ(12)に入り、かつ、横方向、具体的には前記中間スリーブ(12)から内側に向けて、前記噴霧方向に対して直角な方向に向かって出て、前記偏向リング(9、14)に向かって通過する、
ことを特徴とする付記19に記載の駆動タービン(1、10)。
[付記21]
複数の案内翼を有する少なくとも1つの固定子リング(7、8、28、29)を備え、
前記固定子リング(7、8、28、29)が、環状に前記タービンシャフト(2、17)を取り囲み、かつ、静止状態で配置される、
ことを特徴とする付記14乃至20のいずれか1つに記載の駆動タービン(1、10)。
[付記22]
a)前記駆動タービン(1、10)を、前記駆動タービン(1、10)が実装される回転アトマイザー(38)と、機械的かつ流体的に接続するために、前記駆動タービン(1、10)に軸受フランジ(20)が取り付けられ、および/または、
b)前記軸受フランジ(20)が、接続側にある第一の接続水平面(E1)と、第二の接続水平面(E2)と、を有し、および/または、
c)前記軸受フランジ(20)の前記第一の接続水平面(E1)が、前記第二の接続水平面(E2)と軸方向に間隔を有し、および/または、
d)前記軸受フランジ(20)の前記第一の接続水平面(E1)が近位に配置され、かつ、前記第二の接続水平面(E2)が遠位に配置され、および/または、
e)前記軸受フランジ(20)の前記第一の接続水平面(E1)が、供給される空気、具体的には、ガイド空気、駆動空気、ベアリング空気およびブレーキ空気用の全ての供給空気接続部(LL1〜LL3、ML1〜ML2、BR1、MLL1)を包含し、および/または、
f)前記軸受フランジ(20)の前記第二の接続水平面(E2)が、空気の戻りフロー用の全ての排気空気接続部(AL_MLL1、AL_ML、AL_BR1)を包含し、および/または、
g)前記軸受フランジ(20)の前記第一の接続水平面(E1)が主としてリング形状に形成され、前記供給空気接続部(LL1〜LL3、ML1〜ML2、BR1、MLL1)が、リング上にあるリングの前面に配置され、および/または、
h)前記第二の接続水平面(E2)内の前記排気空気接続部(AL_MLL1、AL_ML、AL_BR1)が、前記第一の接続水平面(E1)のリング内の中央部に主として配置され、および/または、
i)前記軸受フランジ(20)の前記第二の接続水平面(E2)が、回転防止および塗料チューブのセンタリングのための、前記塗料チューブ側に実装された、フェザーキー(PF)を収容するフェザーキー溝を有し、および/または、
j)前記軸受フランジ(20)の前記第二の接続水平面(E2)に、塗料チューブを固定するための少なくとも1つのスレッドの組(GWE_T、GWE_FR)が取り付けられ、および/または、
k)前記軸受フランジ(20)の前記第二の接続水平面(E2)が、その遠位側に基本的に平坦な接触面を有し、および/または、
l)前記軸受フランジ(20)に、具体的には前記第二の接続水平面において、前記駆動タービンの前記回転速度を検出するための光導波路を通して供給するための、少なくとも1つのフィードスルーボア(LWL)が取り付けられ、および/または、
m)ブレーキ空気および/またはベアリング空気用の前記排気空気接続部(AL_MLL1、AL_BR1)が、他の前記排気空気接続部(AL_ML)に対して放射状外側にずれていて、および/または、
n)前記駆動空気用の前記排気空気接続部(AL_ML)が、好ましくは、他の前記排気空気接続部(AL_MLL1、AL_BR1)よりも、顕著に大きな断面積を有し、および/または、
o)前記駆動タービンを位置決めするために、前記軸受フランジの前記第一の接続水平面(E1)に、軸方向に整列して並べられたピン、および/または、そのような整列したピン用の軸方向に並べられた位置決めボアホールが取り付けられ、および/または、
p)前記排気空気接続部(LL1〜LL3、ML1〜ML2、BR1、MLL1)および/または前記排気空気接続部(AL_MLL1、AL_ML、AL_BR1)が軸方向の封止部によって封止される、
ことを特徴とする付記14乃至21のいずれか1つに記載の駆動タービン(1、10)。
[付記23]
付記19または20に記載の、単一部品としての、中間スリーブ(12)、軸受ユニット、駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)、偏向リング(9、14)、固定子リング(7、8、28、29)または軸受フランジ(20)。
[付記24]
付記14乃至21のいずれか1つに記載の駆動タービン(1、10)を有する回転アトマイザー(38)。
[付記25]
回転アトマイザー(38)を駆動させるための軸流タービンの使用。
1 駆動タービン
2 タービンシャフト
3 ベルカップ
4 ローターリング
5 ローターリング
6 ローターリング
7 固定子リング
8 固定子リング
9 偏向リング
10 駆動タービン
11 タービン筐体
11’ カバー
12 中間スリーブ
13 ラジアルベアリング
14 偏向リング
15 タービンユニット
16 ラジアル軸ベアリング
17 タービンシャフト
18 ブレーキタービンホイール
19 スペーサーリング
20 軸受フランジ
21 ガイド空気ノズル
22 フィードスルー
23 フィードスルー
24 ラジアルボアホール
25 ローターリング
26 ローターリング
27 ローターリング
28 固定子リング
29 固定子リング
30 環状溝
31 環状溝
32 軸受点
33 軸受点
34 タービン翼
35 タービン翼の前縁
36 タービン翼の後縁
37 軸方向
38 回転アトマイザー
39 ベルカップ
40 バルブユニット
41 電極リング
α 貫流断面の拡幅角
αIN タービン翼の入口角度
αOUT タービン翼の出口角度
LL1 ガイド空気用の供給空気接続部1
LL2 ガイド空気用の供給空気接続部2
LL3 ガイド空気用の供給空気接続部3
ML1 モーター空気用の供給空気接続部1
ML2 モーター空気用の供給空気接続部2
GWE_T タービン用のスレッド挿入部
GWE_FR 塗料チューブ用のスレッド挿入部
E1 第一の接続水平面
E2 第二の接続水平面
AL_MLL1 モーターベアリング空気用の排気空気接続部1
AL_ML モーター空気用の排気空気接続部
AL_BR1 ブレーキ空気用の排気空気接続部1
BR1 ブレーキ空気用の供給空気接続部1
MLL1 モーターベアリング空気用の供給空気接続部1
LWL 光導波路用のボアホール
PF フェザーキー
ZS センタリングピン

Claims (13)

  1. タービンローター(17、25、26、27)を有する、回転アトマイザー(38)用の駆動タービン(1、10)であって、
    前記タービンローター(17、25、26、27)
    )ベルカップ(3、39)を取り付ける取り付けオプションを有する回転可能に支持されたタービンシャフト(2、17)と、
    )前記タービンシャフト(2、17)にトルクを伝達するように適応され、かつ、前記タービンローター(17、25、26、27)を駆動させるために駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)のタービン翼(34)が運転中に前記タービン翼(34)の上を流れる駆動流体を有する複数のタービン翼(34)を有する少なくとも1つの駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)と、
    を備え、
    )前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)が、前記タービン翼(34)の上の前記駆動流体の軸流に合わせて設計され、
    )複数の駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)が連なって軸方向に配置され、個々の前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)のそれぞれが、タービン翼の上の前記駆動流体の軸流に合わせて設計された複数の前記タービン翼(34)を有し、
    )前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)が、一定の駆動長さを超えて軸方向に一緒に延び、一定の外径を有するタービン筐体(11)内に配置され、前記タービン筐体(11)の外径と、前記駆動長さとの比が、0.4よりも大きく、かつ、1よりも小さく、および、
    )前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)が、一定の駆動長さを超えて軸方向に一緒に延び、所定の最大外径を有する固定子リング(7、8、28、29)によって取り囲まれ、前記固定子リング(7、8、28、29)の外径と、前記駆動長さとの比が、0.4より大きく、かつ、0.5より小さい、
    ことを特徴とする駆動タービン(1、10)。
  2. a)前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)の前記タービン翼(34)が、放射状の内側刃先と、放射状の外側刃先との間に、放射方向に一定の翼高を有し、
    b)前記翼高が、0.5mm、1mm、2mm、5mmよりも大きく、かつ、60mm、50mm、25mm、20mm、15mm、10mmよりも小さく、および/または、
    c)前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)が異なる翼高を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の駆動タービン(1、10)。
  3. a)一方における前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)の翼高と、他方における前記タービンシャフト(2、17)の直径との間の一定の比を備え、前記比が、0.01〜2.5であり、および/または、
    b)翼の一定の基本直径を備え、前記翼の前記基本直径が一定であり、および/または、
    c)前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)が一定の翼密度を備え、前記翼密度が、駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)あたり20タービン翼(34)〜60タービン翼(34)であり、および/または、
    d)前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)が異なる翼密度を有し、および/または、
    e)前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)の前記翼密度が、流れの方向に、ある駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)から次の駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)に向けて増大し、または、
    f)前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)の前記翼密度が、流れの方向とは反対方向に、ある駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)から次の駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)に向けて増大する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の駆動タービン(1、10)。
  4. a)前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)が、前記タービンシャフト(2、17)に着脱可能に配置された単一部位のリングまたは複数部位のリングとして設計され、または、
    b)前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)と前記タービンシャフト(2、17)とが、具体的には、前記タービンシャフト(2、17)の利用されていない部分の材料機械加工によって、一体物に形成され、および/または、
    c)前記タービンシャフト(2、17)の前記リングが、具体的には、圧入または熱焼き嵌めによって、それにクランプされ、および/または、
    d)前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)の前記タービン翼(34)が、創成的な製造プロセスによって作られ、および/または、
    e)ブレーキタービンホイール(18)に複数のタービン翼(34)が設けられ、前記タービンローターを停止させるために、前記ブレーキタービンホイール(18)の前記タービン翼(34)が、運転中にそれらの上を流れるブレーキ流体を有し得る、および/または、
    f)前記ブレーキタービンホイール(18)が、前記ブレーキ流体の放射状の流れに合わせて設計され、および/または、
    g)前記ブレーキタービンホイール(18)が、ペルトンタービンホイールであり、および/または、
    h)前記ブレーキタービンホイール(18)が、2つの軸受点(32、33)の間、または、前記軸受点(32、33)の外側で、軸方向に配置され、および/または、
    i)前記ブレーキタービンホイール(18)が、前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)よりも大きい直径を有し、および/または、
    j)前記駆動タービンホイールおよび/または前記ブレーキタービンホイール(18)のタービン翼(34)のそれぞれが、対称なプロファイル、準対称なプロファイル、または、テーパプロファイルを有する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の駆動タービン(1、10)。
  5. a)前記駆動タービンホイールおよび/またはブレーキタービンホイール(18)の前記タービン翼(34)のそれぞれが、前記タービンローターの回転軸(37)に対して一定の入口角度(α IN )をもって並べられた前縁(35)を有し、および/または、
    b)前記駆動タービンホイールおよび/または前記ブレーキタービンホイール(18)の前記タービン翼(34)のそれぞれが、前記タービンローターの回転軸(37)に対して一定の出口角度(α OUT )をもって並べられた後縁(36)を有し、および/または、
    c)前記入口角度(α IN )と前記出口角度(α OUT )との和が、110°〜145°であり、および/または、
    d)±10°または±5°の許容差範囲を伴って、前記出口角度(α OUT )が前記入口角度(α IN )と等しく、および/または、
    e)前記出口角度(α OUT )が、55°〜75°である、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の駆動タービン(1、10)。
  6. 前記タービンシャフト(2、17)が、中空であり、かつ、20mm〜40mmのシャフト内径を有する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の駆動タービン(1、10)。
  7. a)軸受点(32、33)が、3cm、6cmまたは10cmよりも大きな、それらの間の軸方向の距離を有し、および/または、
    b)前記タービンシャフト(2、17)が、軸方向において、15cm、14cmまたは13cmよりも短い、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の駆動タービン(1、10)。
  8. a)一方における前記駆動タービンの機械的駆動力と、他方における供給された前記駆動流体の体積流量との間の比としての一定な固有の機械的駆動力を有し、前記固有の機械的駆動力が、0.6W・分/Nl、0.7W・分/Nl、0.8W・分/Nlまたは0.9W・分/Nlよりも大きく、および/または、
    b)一方における前記駆動タービンの機械的駆動力と、他方における前記駆動タービン(1、10)の質量との間の比としての一定な固有の機械的駆動力を有し、前記比が、0.7W/g〜1.5W/gであり、および/または、
    c)一方における前記駆動タービンの機械的駆動力と、他方における前記駆動タービン(1、10)用に必要とされる構造スペースとの間の比としての一定な固有の機械的駆動力を有し、前記比が、1.5W/cm 、2W/cm 、1.5W/cm よりも大きく、かつ、10W/cm 、6W/cm 、4.5W/cm よりも小さく、および/または、
    d)1000W、1200W、1300Wまたは1400Wよりも大きい機械的駆動力を有し、および/または、
    e)具体的には、40000rpm以上60000rpm以下の回転速度、および、800Nl/分以上1200Nl/分以下の前記駆動流体の体積流量に対する50%、60%または70%よりも大きな熱効率を有し、および/または、
    f)一方における機械的駆動力と、他方における入口と出口との間の圧力差との間の比としての、0.1、0.2、0.3または0.4W/mbarよりも大きな一定な固有の機械的駆動力を有する、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の駆動タービン(1、10)。
  9. a)前記駆動流体を偏向させるために前記駆動タービン(1、10)が偏向リング(9、14)を有し、具体的には前記回転アトマイザー(38)の噴霧方向に対して直角方向に前記駆動流体が前記偏向リング(9、14)に横方向に入り、かつ、前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)の上を流れるために、前記偏向リング(9、14)から前記回転アトマイザー(38)の噴霧方向とは反対方向に出る、および/または、
    b)前記駆動タービンホイール(4〜6、25〜27)が環状の貫流断面を有し、前記偏向リング(9、14)が、前記環状の貫流断面の全体にわたって均等に前記駆動流体を分配し、および/または、
    c)前記偏向リング(9、14)は、統合された、および/または、一体物として成型された固定子を有し、および/または、
    d)前記偏向リング(9、14)と、前記ベルカップ(3、39)までの前記タービンシャフト(2、17)との間の環状ギャップを封止するために、前記偏向リング(9、14)が、封止部を作る、または、別個の封止部を包含する、
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の駆動タービン(1、10)。
  10. a)タービン筐体(11)と、
    b)前記回転アトマイザー(38)によって放出される噴霧ジェットを形成するために、ガイド空気リングにガイド空気を供給する少なくとも1つのガイド空気ラインと、
    を備え、
    前記ガイド空気ラインが、少なくとも部分的には、前記タービン筐体(11)を貫通する、
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の駆動タービン(1、10)。
  11. a)前記タービンローターの回転可能な実装用の軸受ユニットと、
    b)中空の前記タービンシャフト(2、17)の中に突き出し、かつ、具体的にはねじ止めによって前記軸受ユニットに固定される、塗布されるコーティング材料を供給するための塗料チューブ、および/または、
    c)中空の前記タービンシャフト(2、17)内で前記塗料チューブをセンタリングするための調節可能なセンタリング装置、
    を備える、
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の駆動タービン(1、10)。
  12. a)ラジアルベアリング(13)、および/または、偏向リング(9、14)、および/または、前記タービンローターの一部を収容するための中間スリーブ(12)を備え、および/または、
    b)タービン筐体(11)が設けられ、前記中間スリーブ(12)が金属、具体的にはアルミニウム、から作られている一方、前記タービン筐体(11)がプラスチック製であり、および/または、
    c)前記中間スリーブ(12)が前記偏向リング(9、14)に前記駆動流体を供給し、および/または、
    d)前記中間スリーブ(12)が前記駆動流体を偏向させ、前記駆動流体が噴霧方向に向けて前記中間スリーブ(12)に入り、かつ、横方向、具体的には前記中間スリーブ(12)から内側に向けて、前記噴霧方向に対して直角な方向に向かって出て、前記偏向リング(9、14)に向かって通過し、および/または、
    e)複数の案内翼を有する少なくとも1つの固定子リング(7、8、28、29)を備え、前記固定子リング(7、8、28、29)が、環状に前記タービンシャフト(2、17)を取り囲み、かつ、静止状態で配置され、および/または、
    f)前記駆動タービン(1、10)を、前記駆動タービン(1、10)が実装される回転アトマイザー(38)と、機械的かつ流体的に接続するために、前記駆動タービン(1、10)に軸受フランジ(20)が取り付けられ、および/または、
    g)前記軸受フランジ(20)が、接続側にある第一の接続水平面(E1)と、第二の接続水平面(E2)と、を有し、および/または、
    h)前記軸受フランジ(20)の第一の接続水平面(E1)が、前記軸受フランジ(20)の第二の接続水平面(E2)と軸方向に間隔を有し、および/または、
    i)前記軸受フランジ(20)の第一の接続水平面(E1)が近位に配置され、かつ、前記軸受フランジ(20)の第二の接続水平面(E2)が遠位に配置され、および/または、
    j)前記軸受フランジ(20)の第一の接続水平面(E1)が、供給される空気、具体的には、ガイド空気、駆動空気、ベアリング空気およびブレーキ空気用の全ての供給空気接続部(LL1〜LL3、ML1〜ML2、BR1、MLL1)を包含し、および/または、
    k)前記軸受フランジ(20)の第二の接続水平面(E2)が、空気の戻りフロー用の全ての排気空気接続部(AL_MLL1、AL_ML、AL_BR1)を包含し、および/または、
    l)前記軸受フランジ(20)の第一の接続水平面(E1)が主としてリング形状に形成され、前記供給空気接続部(LL1〜LL3、ML1〜ML2、BR1、MLL1)が、リング上にあるリングの前面に配置され、および/または、
    m)前記軸受フランジ(20)の第二の接続水平面(E2)内の前記排気空気接続部(AL_MLL1、AL_ML、AL_BR1)が、前記軸受フランジ(20)の第一の接続水平面(E1)のリング内の中央部に主として配置され、および/または、
    n)前記軸受フランジ(20)の第二の接続水平面(E2)が、その遠位側に基本的に平坦な接触面を有し、および/または、
    o)前記軸受フランジ(20)に、具体的には前記軸受フランジ(20)の第二の接続水平面において、前記駆動タービンの回転速度を検出するための光導波路を通して供給するための、少なくとも1つのフィードスルーボア(LWL)が取り付けられ、および/または、
    p)ブレーキ空気および/またはベアリング空気用の前記排気空気接続部(AL_MLL1、AL_BR1)が、他の前記排気空気接続部(AL_ML)に対して放射状外側にずれていて、および/または、
    q)前記駆動空気用の前記排気空気接続部(AL_ML)が、好ましくは、他の前記排気空気接続部(AL_MLL1、AL_BR1)よりも、顕著に大きな断面積を有し、および/または、
    r)前記駆動タービンを位置決めするために、前記軸受フランジの第一の接続水平面(E1)に、軸方向に整列して並べられたピン、および/または、そのような整列したピン用の軸方向に並べられた位置決めボアホールが取り付けられ、および/または、
    s)前記排気空気接続部(LL1〜LL3、ML1〜ML2、BR1、MLL1)および/または前記排気空気接続部(AL_MLL1、AL_ML、AL_BR1)が軸方向の封止部によって封止される、
    ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の駆動タービン(1、10)。
  13. 請求項1から12のいずれか1項に記載の駆動タービン(1、10)を有する回転アトマイザー(38)。
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