JP6281894B2 - 樹脂製アッパーフレーム - Google Patents

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Description

本発明は、シートフレームを構成するとともに、ヘッドレストサポートのブラケットを支持するアッパーフレームであって、このアッパーフレームを樹脂で成形した樹脂製アッパーフレームに関する。
周知の如く、車輌重量の軽量化、精度向上、又は製造作業簡略化等の見地から、車輌の各パーツが、順次、樹脂化されている。例えば、特開平06−305377号公報に記載の如く、樹脂製バンパー、特開平10−029426号公報に記載の如く、樹脂製フロントパネル、或いは、特開2013−14168号公報に記載の如く、繊維強化樹脂アッパーフレーム、又はアッパーパネル、等に関する発明がある。
しかしながら、アッパーフレームを樹脂で成形した樹脂製アッパーフレームに関しては、適切なものがなかった。
特開平06−305377号公報 特開平10−029426号公報 特開2013−14168号公報
上記に鑑み、本発明は、アッパーフレームを樹脂で成形した樹脂製アッパーフレームを提供することで、以下の実用性を達成する。
[イ] 製造作業・製造の簡略化、迅速化、省人化を達成する。
[ロ] 製品の高精度化、低コスト化、軽量化、ガタ防止等の品質向上を達成する。
[ハ] 溶接レス、サイドパネルとの簡易、かつ確実な一体化を図る。
[ニ] CO2の発生を無くし、環境維持を図る。
[ホ] リブの大小と、その組合せで、強度調整と、一発成形を達成し、かつ製造時間の短縮化、低コスト化を図る。
[ヘ] 工場の在庫管理容易化、省スペース化を達成する。
[ト] 作業の簡略化を図ることで、何人も簡易、かつ確実に製造できる。
前記「イ」〜「ト」を達成するために、請求項1〜請求項を提供する。
請求項1の発明は、
シートフレームのアッパーフレームであり、
このアッパーフレームのブラケット、又はサポートの取付部に、ブラケット、又はサポート挿設用取付孔を開設し、また、このアッパーフレームのサイドフレーム用の接続部に、係止手段を設け、更に、このアッパーフレーム全体に、リブ片を複数条設ける構成とした樹脂製アッパーフレームは、略ブリッジ形状を呈し、前後枠部を構成する前後方フレームを備え、
前記リブ片は、前記アッパーフレームのブリッジ部及び/又は脚部の表面から略垂直に突出しかつ前記アッパーフレームの略長手方向に沿って延在する、少なくとも一条のリブ片と、このリブ片と略直交して格子を形成する少なくとも一条のリブ片と、を備え、前記各リブ片は、上下左右の四方向に向かった方向性を有し
前記係止手段は、係止突起と、係止フックと、挾持突起と、被差込み用孔及び差込孔と、でなる係止部の中で、少なくとも二つ以上の係止部の組合せを備える構成とした樹脂製アッパーフレームにおいて、
前記アッパーフレームと前記サイドフレームとの間に設けた補強材の前記被差込み用孔に、前記アッパーフレームの前記二つ以上の係止部の一群を差込み支持するとともに、この補強材の前記差込孔に、前記二つ以上の係止部の他群を差込み支持し、また、前記補強材のひれ片は、前記アッパーフレームの脚部に形成した少なくとも二条のスリット、及び/又は、前記脚部に設けた係止部に差込み支持する構成とした樹脂製アッパーフレームである。
請求項の発明は、
請求項1に記載のアッパーフレームであって、
前記接続部は、前記サイドフレームを嵌合一体化することを考慮し、肉薄構造の幅員とする構成とした樹脂製アッパーフレームである。
請求項の発明は、
請求項1に記載のアッパーフレームであって、
前記接続部の長手方向の両端部に、長手方向に向かった、嵌合溝を設ける構成とした樹脂製アッパーフレームである。
請求項の発明は、
請求項1に記載のアッパーフレームであって、
前記アッパーフレームは、前方フレームと、後方フレームとを合体構造とする構成とした樹脂製アッパーフレームである。
請求項の発明は、
請求項1に記載のアッパーフレームであって、
前記アッパーフレームに、前記係止手段を介して、前記サイドフレームを、ワンタッチで組付け可能とする構成とした樹脂製アッパーフレームである。
請求項の発明は、
請求項1に記載のアッパーフレームであって、
前記アッパーフレームに、複数のリブ片を設けることで、このアッパーフレームの骨格部を細く、又は肉薄とする構成とした樹脂製アッパーフレームである。
請求項の発明は、
請求項1、請求項、又は請求項に記載のアッパーフレームであって、
前記アッパーフレームに設けた複数条のリブ片は、
上面に設けた窪みには、上方に設けた複数条のリブ片とし、
前後方フレームに設けた窪みには、前後方に設けた複数条のリブ片とし、
下面に設けた窪みには、下方に設けた複数条のリブ片とし、
また、この下面に連設したサイドフレーム用の接続部に設けた窪みには、対峙する内方に設けた複数条のリブ片とする構成とした樹脂製アッパーフレームである。
請求項1の発明は、
シートフレームのアッパーフレームであり、
アッパーフレームのブラケット、又はサポートの取付部に、ブラケット、又はサポート挿設用取付孔を開設し、また、アッパーフレームのサイドフレーム用の接続部に、係止手段を設け、更に、アッパーフレーム全体に、リブ片を複数条設ける構成とした樹脂製アッパーフレームは、略ブリッジ形状を呈し、前後枠部を構成する前後方フレームを備え、
リブ片は、アッパーフレームのブリッジ部及び/又は脚部の表面から略垂直に突出しかつアッパーフレームの略長手方向に沿って延在する、少なくとも一条のリブ片と、リブ片と略直交して格子を形成する少なくとも一条のリブ片と、を備え、リブ片は、上下左右の四方向に向かった方向性を有し
係止手段は、係止突起と、係止フックと、挾持突起と、被差込み用孔及び差込孔と、でなる係止部の中で、少なくとも二つ以上の係止部の組合せを備える構成とした樹脂製アッパーフレームにおいて、
アッパーフレームとサイドフレームとの間に設けた補強材の被差込み用孔に、アッパーフレームの二つ以上の係止部の一群を差込み支持するとともに、補強材の差込孔に、二つ以上の係止部の他群を差込み支持し、また、補強材のひれ片は、アッパーフレームの脚部に形成した少なくとも二条のスリット、及び/又は、脚部に設けた係止部に差込み支持する構成とした樹脂製アッパーフレームである
従って、この請求項1の発明は、下記の特徴がある。
[イ−1] 製造作業・製造の簡略化、迅速化、省人化を達成できる。
[ロ−1] 製品の高精度化、低コスト化、軽量化、ガタ防止等の品質向上を達成できる。
[ハ−1] 溶接レス、サイドパネルとの簡易、かつ確実な一体化が図れる。
[ニ−1] CO2の発生を無くし、環境維持が図れる。
[ホ−1] リブの大小と、その組合せで、強度調整と、一発成形を達成し、かつ製造時間の短縮化、低コスト化が図れる。
[ヘ−1] 工場の在庫管理容易化、省スペース化を達成できる。
[ト−1] 作業の簡略化を図ることで、何人も簡易、かつ確実に製造できる。
請求項の発明は、
請求項1に記載のアッパーフレームであって、
接続部は、サイドフレームを嵌合一体化することを考慮し、肉薄構造の幅員とする構成とした樹脂製アッパーフレームである。
従って、この請求項の発明は、下記の特徴がある。
[イ−1] 製造作業・製造の簡略化、迅速化、省人化を達成できる。
[ロ−1] 製品の高精度化、低コスト化、軽量化、ガタ防止等の品質向上を達成できる。
[ニ−1] CO2の発生を無くし、環境維持が図れる。
[ホ−1] リブの大小と、その組合せで、強度調整と、一発成形を達成し、かつ製造時間の短縮化、低コスト化が図れる。
請求項の発明は、
請求項1に記載のアッパーフレームであって、
接続部の長手方向の両端部に、長手方向に向かった、嵌合溝を設ける構成とした樹脂製アッパーフレームである。
従って、この請求項の発明は、下記の特徴がある。
[イ−1] 製造作業・製造の簡略化、迅速化、省人化を達成できる。
[ロ−1] 製品の高精度化、低コスト化、軽量化、ガタ防止等の品質向上を達成できる。
[ハ−1] 溶接レス、サイドパネルとの簡易、かつ確実な一体化が図れる。
請求項の発明は、
請求項1に記載のアッパーフレームであって、
アッパーフレームは、前方フレームと、後方フレームとを合体構造とする構成とした樹脂製アッパーフレームである。
従って、この請求項の発明は、下記の特徴がある。
[イ−1] 製造作業・製造の簡略化、迅速化、省人化を達成できる。
[ロ−1] 製品の高精度化、低コスト化、軽量化、ガタ防止等の品質向上を達成できる。
[ハ−1] 溶接レス、サイドパネルとの簡易、かつ確実な一体化が図れる。
請求項の発明は、
請求項1に記載のアッパーフレームであって、
アッパーフレームに、係止手段を介して、サイドフレームを、ワンタッチで組付け可能とする構成とした樹脂製アッパーフレームである。
従って、この請求項の発明は、下記の特徴がある。
[ハ−1] 溶接レス、サイドパネルとの簡易、かつ確実な一体化が図れる。
[ニ−1] CO2の発生を無くし、環境維持が図れる。
請求項の発明は、
請求項1に記載のアッパーフレームであって、
アッパーフレームに、複数個のリブ片を設けることで、アッパーフレームの骨格部を細く、又は肉薄とする構成とした樹脂製アッパーフレームである。
従って、この請求項の発明は、下記の特徴がある。
[イ−1] 製造作業・製造の簡略化、迅速化、省人化を達成できる。
[ロ−1] 製品の高精度化、低コスト化、軽量化、ガタ防止等の品質向上を達成できる。
[ニ−1] CO2の発生を無くし、環境維持が図れる。
[ホ−1] リブの大小と、その組合せで、強度調整と、一発成形を達成し、かつ製造時間の短縮化、低コスト化が図れる。
請求項の発明は、
請求項1、請求項、又は請求項に記載のアッパーフレームであって、
アッパーフレームに設けた複数条のリブ片は、
上面に設けた窪みには、上方に設けた複数条のリブ片とし、
前後方フレームに設けた窪みには、前後方に設けた複数条のリブ片とし、
下面に設けた窪みには、下方に設けた複数条のリブ片とし、
また、下面に連設したサイドフレーム用の接続部に設けた窪みには、対峙する内方に設けた複数条のリブ片とする構成とした樹脂製アッパーフレームである。
従って、この請求項の発明は、下記の特徴がある。
[イ−1] 製造作業・製造の簡略化、迅速化、省人化を達成できる。
[ロ−1] 製品の高精度化、低コスト化、軽量化、ガタ防止等の品質向上を達成できる。
[ニ−1] CO2の発生を無くし、環境維持が図れる。
[ホ−1] リブの大小と、その組合せで、強度調整と、一発成形を達成し、かつ製造時間の短縮化、低コスト化が図れる。
[ト−1] 作業の簡略化を図ることで、何人も簡易、かつ確実に製造できる。
第1実施例の樹脂製のアッパーフレームの全体の図面を縮尺して示したそれぞれの図 第1実施例を示した、樹脂製のアッパーフレームの正面図 図1−1に示した第1実施例の背面図 図1−1に示した第1実施例の底面図 図1−1に示した第1実施例の平面図 図1−1に示した第1実施例の左側面図 図1−1に示した第1実施例の右側面図 図1−1のA−A断面図 図1−4のD−D断面図 第2実施例であって、サイドフレームと樹脂製のアッパーフレームとの連繋関係で、その全体の図面を縮尺して示したそれぞれの図 第2実施例を示した、樹脂製のアッパーフレームの正面図 図3−1に示した第2実施例の背面図 図3−1に示した第2実施例の底面図 図3−1に示した第2実施例の平面図 図3−1に示した第2実施例の左側面図 図3−1に示した第2実施例の右側面図 図3−1のB−B拡大断面図 図3−1のC−C拡大断面図 図3−4のI−I拡大断面図 図3−9のJ−J拡大断面図 図3−1のL−L拡大断面図 図3−1のK−K拡大断面図 図3−6のD−D拡大断面図 図3−6のE−E拡大断面図 図3−6のF−F拡大断面図 図3−6のG−G拡大断面図 図3−6のH−H拡大断面図 第2実施例のサイドフレームとシートとの関係を説明する一部省略の正面図 図3−1に示した第2実施例のアッパーフレームの左右縦枠に取付けられる補強材の正面斜視図 図3−1に示した第2実施例のアッパーフレームの左右縦枠に取付けられる補強材の裏面斜視図 第3実施例を示した、樹脂製のアッパーフレームの要部の正面図 図6−1に示した第3実施例の要部の背面図 図6−1に示した第3実施例の要部の平面図 図6−1の底面俯瞰図 図6−1の仰視斜視図 図6−1の俯瞰斜視図 図6−2の俯瞰斜視図 図6−1に示した第3実施例のアッパーフレームと、その左右縦枠に取付けた補強材の平面図 図6−1に示した第3実施例のアッパーフレームと、その左右縦枠に取付けた補強材の底面図 図6−1に示した第3実施例のアッパーフレームと、その左右縦枠に取付けた補強材の正面図 図6−1に示した第3実施例のアッパーフレームと、その左右縦枠に取付けた補強材の背面図 図8−1に示した補強材の正面斜視図 図8−1に示した補強材の背面斜視図 第4実施例を示した、樹脂製のアッパーフレームの要部の正面図 図10−1に示した第4実施例の要部の背面図 図10−1に示した第4実施例の要部の底面図 図10−1に示した第4実施例の要部の平面図 図10−1に示した第4実施例の要部の左側面図 図10−1に示した第4実施例の要部の右側面図 図10−6のB矢視した仰視斜視図 図10−6を底面の一方向より仰視した斜視図 図10−6を底面の他方向より仰視した斜視図 図10−6のA−A断面図 図10−6のC−C断面図 図10−6のD−D断面図 図10−6のE−E断面図 図10−6のF−F断面図 図10−1に示した補強材の正面図 図10−1に示した補強材の背面図 図10−1に示した補強材の左側面図 図10−1に示した補強材の右側面図 左右縦枠に取付けた金属製補強材等の第5実施例を示した側面図 図13−1に示した金属製補強材等の第5実施例の俯瞰図 左右縦枠に取付けた金属製補強材の第5実施例の他の実施例を示した俯瞰図 図14−1に示した第5実施例の他の実施例の俯瞰図 第6実施例の縦枠の断面図 第7実施例の縦枠の断面図 第8実施例であって、アッパーフレームの取付孔に別体のブラケットを挿設した構造の要部正面図 図16−1の平面図 図16−2のN−N断面図 図16−1のP−P断面図 図16−1のQ−Q断面図 図16−1に示したブラケットに、ヘッドレストサポートを挿設した状態を示した要部の断面図 第8実施例の他の実施例の断面図 第8実施例の別の実施例の断面図 第8実施例のさらに他の実施例の断面図 車輌のシートを示した模式図
以下、本発明の各実施例を説明するが、各構造、及び/又は、効果(特徴)は、本発明の好ましい一例の説明である。従って、本発明は、後述する各実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨の範囲において構成の一部を変更する構造とか、同じ特徴と効果を達成できる構造、等は、本発明の範疇である。
: 第1実施例を示す、図1と、図1−1〜図2−2に関して説明する。図1−1〜図1−6においては、略ブリッジ形状のアッパーフレーム1を示しており、一発成形(一回の成形で製造する)の構造である。少なくとも、四方向[「イ」、「ロ」、「ハ」、「ニ」]に設けたそれぞれの金型(図示しない)を使用するために、前後方フレーム(前後枠部)100、101(対の場合は、最初のみそれぞれ符号を記す)と、この前後方フレーム100、101間に抜き方向性を備えた多数条のリブ102〜104(車輌の前後方向に長さL1を有する)を、前記四方向に向かった方向性[「イ」、「ロ」、「ハ」、「ニ」と同じ]を形成して設ける(他の構成部材も同じ)。このリブ102〜104は、連結用リブ102a〜104a(シートAの幅方向、又は立上方向に長さL2、L3を有する)を設けることで、格子状の配列となる。この連結用リブ102a〜104aは、四方向に向かった方向性を有する。従って、リブ102〜104に、連結用リブ102a〜104aを設けても方向性を確保できる。また、このリブ102〜104と連結用リブ102a〜104aと、後述する連結用リブ107で形成される、多数の、それぞれ隙間Sには、各金型中子(図示せず)が位置する。また、アッパーフレーム1の差渡し部106(サポート取付部)には、上面から裏面に開口するサポートBの取付孔2、2aを形成する。図中107は、アッパーフレーム1の両肩部108に形成された、所謂、広さL4のランドを有する連結用リブである。従って、アッパーフレーム1の強度は、前後枠部100、101と、リブ102〜105は、連結用リブ102a〜105a、並びに連結用リブ107をもって担持する。一方、この前後枠部100、101と、リブ102〜105は、連結用リブ102a〜105a、並びに連結用リブ107間に、それぞれ形成される隙間Sで、軽量化と省資源、並びに低コスト化等を達成する。取付孔2の周辺は、図2−2に示す如く、リブ109(リブ102、103は、連結用リブ102a、103aの併用である)で囲繞し、強度と、サポートBをガタ付くことなく保持するように形成する。
また、前後方フレーム100、101の両脚部100a、101aの前後方壁面100a−1、100b−1/101a−1、101b−1には、それぞれ係止孔1101,1101aが開設されているとともに、前後方壁面100a−1/101a−1に形成されたリブ104、105と、連結用リブ104a、105a(リブ104、105と、該連結用リブ104a、105aの外側(X1、X2))には、補強材3、3aを取付けるスリット、孔、爪、突起等でなる係止部5、5aが形成される。また、前後方壁面100a−1/101a−1には、複数の突部6、6aを設ける。尚、係止部5は、スリット、孔、爪、突起等を単独、又は、それぞれの組合せ構造とする。図中7、7aは係止突起で、この係止突起7は、脚部100aの上部に設ける。
前記取付孔2には、サポートBをガタ付くことなく支持するための、各種の手段とか、把持手段、或いは抜け防止手段がそれぞれ設けられる。また、図1−1に示した膨出座部200、200aを、上面に設ける。
また、図示しない金型には、アッパーフレーム1の取付孔2のそれぞれ外側(肩部108側)に樹脂注入ポートを、対で形成する。これにより、金型の隅々まで、溶解材料を送り得る。
尚、図2−1、図2−2においては、図1−1と、図1−4に示した、各切断線で示した断面図である。
: 第2実施例を示す、図3−1〜図5−2に関して説明する。図3−1〜図3−6は、アッパーフレーム1を、サイドフレームDに取付けた実施例であって、必要により、補強材3を介して連繋する。そして、図3−1〜図3−6において、略ブリッジ形状のアッパーフレーム1を示しており、一発成形(一回の成形で製造する)の構造である。その構造は、前述した第1実施例に準ずるので、説明は割愛する。この第2実施例の特徴を説明する。この第2実施例では、第1実施例に示したアッパーフレーム1に、図5−1〜図5−6に示す、樹脂製で、かつ板状でなる左右の補強材3を支持する一例を示している。補強材3を、アッパーフレーム1の脚部100a/101aに嵌合(取付け支持)しても、該脚部100a/101aの外側X1の肉を盗むことで、差渡し部106の両端部から、脚部100a/101aに到る肉厚を確保する。
この補強材3には、ひれ片303、303aと、このひれ片303に繋がる湾曲部、並びに陥没平面部304、304aを有しており、平面部304には、被差込み用孔301、301a/302、302aを形成するとともに、ひれ片303の上部に差込孔8、8aを複数設ける。図6−1〜図6−5に示す、補強材3を、アッパーフレーム1の脚部100aに取付けるには、このアッパーフレーム1の係止部5と係止突起7を、それぞれ被差込み用孔301/302に差込支持するとともに、その突部6を差込孔8に差込み支持する。また、補強材3のひれ片303、303aを、アッパーフレーム1の脚部100a/101aに形成した二条等のスリット4、4a等、及び/又は、係止部5に、それぞれ差込み支持する。このひれ片303の自由端は、差込みの容易化を意図して、R面を形成する。この各差込み支持により、アッパーフレーム1の両脚部100a、101aに、補強材3が支持されるとともに、この両脚部100a、101aの補強と、図示しない、サイドフレームとの繋がりが形成される。後述する図6−6、図6−7で示すように、補強材3の自由端(裾部)は、スカート状に拡開する。
: 第3実施例を示す、図6−1〜図9−2に関して説明する。図6−1〜図6−3において、略ブリッジ形状のアッパーフレーム1を示しており、一発成形の構造である。その構造は、前述した第1実施例に準ずるので、説明は割愛する。この第3実施例は、原則として、前述の第2実施例の補強材3に準ずるので、その相違点を説明する。第3実施例では、第1実施例に示したアッパーフレーム1に、図6−1〜図6−3に示す、脚部100a/101aを、差渡し部106の両端部106−1、106−1aより、スリットにした構造であり、補強材30の肉厚、及び/又は、形状と、両端部106−1、106−1aの形状等を考慮した。その特徴は、図−1〜図6−3に示した、両脚100a/101aは、前後方フレーム100、101を繋ぐ繋ぎ片部100a−2、101a−2と、板状の分離片部100a−3、101a−3とを形成する。そして、この繋ぎ片部100a−2、101a−2の端部に、図9−1、図9−2で示した如く補強材30の長短、かつ入れ違い形状の脚片3000、3000a/3001、3001aが嵌合支持されるとともに、分離片部100a−3、101a−3には、面部3002、3002aが添設支持される。この例では、補強材30の入れ違い形状の脚片3000/3001の形状と働き、並びに両端部106−1、106−1aのスリット構造等にある。
: 第4実施例を示す、図10−1〜図12−4に関して説明する。この第4実施例は、第3実施例の補強材30をさらに変化させた実施例であり、第4実施例は、原則として、前述の第3実施例の補強材30に準ずるので、その相違点を説明する。この第4実施例は、第3実施例の面部3002、3002aと脚片3000/3001をサイドフレーム側に延設し、面部延設部30−1、30a−1と、末広がり形態の両脚片延設部30−2、30a−2/30−3、30a−3を形成する。この面部延設部30−1と、両脚片延設部30−2/30−3は、補強材30との一体成形、又は別体成形の何れも可能である。また、この面部延設部30−1と、両脚片延設部30−2/30−3を形成する理由は、サイドフレームとの連繋強化、及び/又は、容易化とを意図する。図示しないが、該面部延設部30−1と、両脚片延設部30−2/30−3は、サイドフレームの両上端部の構造として、代替することも可能である。前記末広がりは、面部延設部30−1と、脚片延設部30−3とする。
: 第5実施例を示す、図13−1〜図14−2に関して説明する。この第5実施例は、樹脂製、又は金属製の補強材11、11a(金属製補強材における)を使用する構造であり、脚部100a/101aに段階状の係止板片10〜10n、10a〜10na(抜き方向性を備えた)を設けるとともに、第1実施例に示した係止部5と、第2実施例に示したスリット4等を形成する。これに補強材30に形成した、係止溝1100、1100aに、係止板片10、10aを挿入し、また、係止孔1101、1101aに係止部5、係止突起7を、さらに、図14−1〜図14−2に示した、第5実施例の他の実施例では、例えば、ひれ片1002、1002aを、スリット4に挿入することで、脚部100a/101aに、補強材11を取付ける構造である。その他は、前述の各実施例に準ずる。
: 第6実施例を示す、図15−1に関して説明する。この第6実施例は、第5実施例に準ずるので、その相違点を説明する。脚部100a/101aに段階状の係止板片10〜10nに代替して、係止部5とした構造である。その他は、前述の第5実施例に準ずる。そして、この第6実施例では、金属製の補強材12、12aを使用する構造であり、脚部100a/101aの外側X1、X2に取付けられ、サイドフレームが、補強材3、3a〜30、30aにより、この脚部100a/101aに保持される構造である。
: 第7実施例を示す、図15−2に関して説明する。補強材12の自由端を、サイドフレーム、又は脚部100a/101aに開設した取付孔100a−4、101a−4に差込み支持する。また、サイドフレームは、補強材12の下端の拡開端部に、差込み支持される。その他は、前述の各実施例に準ずる。
: 第8実施例を示す、図16−1〜図16−4に関して説明する。この第8実施例の例では、アッパーフレーム1とブラケット15とが、個別構造と成った一例である。即ち、アッパーフレーム1の取付孔2の内面の一方側、両方側(以下同じ)には、可撓性を備えた内向きの係止爪201を、複数設ける。この取付孔2は、図16−3−1に示したように、ブラケット15の挿入を許す構造であって、このブラケット15の複数の切欠1500には、係止爪201がそれぞれ挿設、かつ係止される。これにより、ブラケット15は、アッパーフレーム1の取付孔2に脱抜しないように、確実に支持される。また、第8実施例の他の例を示す(以下、省略)図16−4の例では、ブラケット15には、ヘッドレストサポートB(サポートBとする)と、ステーCが挿設される。また、図16−5の例では、アッパーフレーム1の取付孔2に、ブラケット15と、サポートB、並びにステーCとを組付ける。取付孔2には、係止片202を有しており、この取付孔2と、係止片202に向かってブラケット15を挿設し、続いて、切条を備える係止突起B1を有するサポートBをセットする構成である。その効果は、前述の図16−1に準ずる。尚、係止片202と係止突起B1は係止支持されるとともに、ブラケット15を係止支持する。また、ブラケット15の下端を、サポートBの係止突起b1に衝止する。その他は、前述の図16−1等の例に準ずる。さらに、図16−6の例では、ブラケット15に弾性、及び/又は、係止機構を備えたスプリング材、弾性体、アクチュエータ等でなる押圧部16を設け(取付孔2の内面に設け)、サポートBの内方への加圧を利用し、ブラケット15とステーCを強力、かつ弾性的に支持する構造である。これにより、例えば、ブラケット15、及び/又は、サポートB、ヘッドレストE等のガタ・抜け防止と、ステーCの強度と、緩衝機構を付与する。その他は、前述の図16−1等の例に準ずる。また、図16−7の例では、アッパーフレーム1の取付孔2に設けた係止ストッパ203を利用して、ブラケット15とサポートBを挿設する。例えば、ブラケット15の下端を、係止ストッパ203に衝止し、かつサポートBの係止突起B1を、係止ストッパ203に係止、支持する。これにより、サポートBを、係止挿設し、このサポートBを確実に支持、かつ抜け防止を図る。その他は、図16−1等の例に準ずる。
1 アッパーフレーム
100 前方フレーム
100a 脚部
100a−1 前方壁面
100b−1 後方壁面
100a−2 繋ぎ片部
100a−3 分離片部
100a−4 取付孔
101 後方フレーム
101a 脚部
101a−1 前方壁面
101b−1 後方壁面
101a−2 繋ぎ片部
101a−3 分離片部
101a−4 取付孔
102〜105 リブ
102a〜105a 連結用リブ
106 差渡し部
106−1、106−1a 端部
107 連結用リブ
108 肩部
109 リブ
2、2a、2c 取付孔
200、200a 座部
201 係止爪
202 係止片
203 係止ストッパ
3、3a 補強材
300、300a 差込片
301、301a 孔
302、302a 孔
303、303a ひれ片
304、304a 平面部
30、30a 補強材
30−1、30a−1 面部延設部
30−2、30a−2 脚片延設部
30−3、30a−3 脚片延設部
3000、3000a 脚片
3001、3001a 脚片
3002、3002a 面部
4、4a スリット
5、5a 係止部
6、6a 突部
7、7a 係止突起
8、8a 差込孔
10、10a 係止板片
11、11a 補強材
1002、1002a ひれ片
1100、1100a 係止溝
1101、1101a 係止孔
12、12a 補強材
15 ブラケット
1500 切欠
16 押圧部
A シート
B サポート
B1 係止突起
C ステー
D サイドフレーム
E ヘッドレスト
L1 長さ
L2 長さ
L3 長さ
L4 広さ
S 隙間
X1 外側
X2 外側

Claims (7)

  1. シートフレームのアッパーフレームであり、
    このアッパーフレームのブラケット、又はサポートの取付部に、ブラケット、又はサポート挿設用取付孔を開設し、また、このアッパーフレームのサイドフレーム用の接続部に、係止手段を設け、更に、このアッパーフレーム全体に、リブ片を複数条設ける構成とした樹脂製アッパーフレームは、略ブリッジ形状を呈し、前後枠部を構成する前後方フレームを備え、
    前記リブ片は、前記アッパーフレームのブリッジ部及び/又は脚部の表面から略垂直に突出しかつ前記アッパーフレームの略長手方向に沿って延在する、少なくとも一条のリブ片と、このリブ片と略直交して格子を形成する少なくとも一条のリブ片と、を備え、前記各リブ片は、上下左右の四方向に向かった方向性を有し
    前記係止手段は、係止突起と、係止フックと、挾持突起と、被差込み用孔及び差込孔と、でなる係止部の中で、少なくとも二つ以上の係止部の組合せを備える構成とした樹脂製アッパーフレームにおいて、
    前記アッパーフレームと前記サイドフレームとの間に設けた補強材の前記被差込み用孔に、前記アッパーフレームの前記二つ以上の係止部の一群を差込み支持するとともに、この補強材の前記差込孔に、前記二つ以上の係止部の他群を差込み支持し、また、前記補強材のひれ片は、前記アッパーフレームの脚部に形成した少なくとも二条のスリット、及び/又は、前記脚部に設けた係止部に差込み支持する構成とした樹脂製アッパーフレーム。
  2. 請求項1に記載のアッパーフレームであって、
    前記接続部は、前記サイドフレームを嵌合一体化することを考慮し、肉薄構造の幅員とする構成とした樹脂製アッパーフレーム。
  3. 請求項1に記載のアッパーフレームであって、
    前記接続部の長手方向の両端部に、長手方向に向かった、嵌合溝を設ける構成とした樹脂製アッパーフレーム。
  4. 請求項1に記載のアッパーフレームであって、
    前記アッパーフレームは、前方フレームと、後方フレームとを合体構造とする構成とした樹脂製アッパーフレーム。
  5. 請求項1に記載のアッパーフレームであって、
    前記アッパーフレームに、前記係止手段を介して、前記サイドフレームを、ワンタッチで組付け可能とする構成とした樹脂製アッパーフレーム。
  6. 請求項1に記載のアッパーフレームであって、
    前記アッパーフレームに、複数のリブ片を設けることで、このアッパーフレームの骨格部を細く、又は肉薄とする構成とした樹脂製アッパーフレーム。
  7. 請求項1、請求項、又は請求項に記載のアッパーフレームであって、
    前記アッパーフレームに設けた複数条のリブ片は、
    上面に設けた窪みには、上方に設けた複数条のリブ片とし、
    前後方フレームに設けた窪みには、前後方に設けた複数条のリブ片とし、
    下面に設けた窪みには、下方に設けた複数条のリブ片とし、
    また、この下面に連設したサイドフレーム用の接続部に設けた窪みには、対峙する内方に設けた複数条のリブ片とする構成とした樹脂製アッパーフレーム。
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