JP6281597B2 - 振動片、振動子、発振器および電子機器 - Google Patents

振動片、振動子、発振器および電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、振動片、振動子、発振器および電子機器に関するものである。
従来から、水晶を用いた振動片(振動子や発信器)が知られている。このような振動片は、周波数温度特性が優れていることより、種々の電子機器の基準周波数源や発信源などとして広く用いられている。特に、ATカットと呼ばれるカット角で切り出された水晶素板を用いた振動片は、周波数温度特性が3次曲線を呈するため、携帯電話等の移動体通信機器などにも広く利用されている(例えば、特許文献1参照)。
ATカットの水晶素板を用いた振動片は、厚みすべり振動モードを有しているが、振動片を駆動すると、厚みすべり振動モードの他に、他の振動モードが発生する。厚みすべり振動モード以外の振動が発生すると、振動片のCI値が変化し、それに伴って発振周波数が変化し、振動片の温度特性が悪化するという問題がある。特に、従来では優れた振動特性を得るためにCI(クリスタルインピーダンス)値を低く抑えているため、振動片のCI値に対するCI値の変化量の割合が大きく、発振周波数の変化が顕著に温度特性に影響してしまう。
したがって、従来の振動片では、優れた温度特性を得ることができないという問題がある。
特開2009−130564号公報
本発明の目的は、優れた温度特性を有する振動片を提供すること、また、この振動片を備える信頼性に優れた振動子、発振器および電子機器を提供することにある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本発明の振動片は、ATカット水晶素板で構成され、第1主面、および前記第1主面の裏側に第2主面を備えている基板と、
前記第1主面に配置されている第1励振電極、および、前記第2主面に配置されている第2励振電極と、
前記基板に配置されている、第1マウント部および第2マウント部と、
前記基板に配置されており、前記第1励振電極と前記第1マウント部とを電気的に接続している第1接続配線、および、前記第2励振電極と前記第2マウント部とを電気的に接続している第2接続配線と、
を有している振動片であって、
前記第1接続配線の抵抗値をR1とし、前記第2接続配線の抵抗値をR2とし、前記振動片のCI値をR3としたとき、
前記振動片の発振周波数が15MHz以上、25MHz未満のとき、
0.1≦R1/R3
0.1≦R2/R3
5.0≦R1≦10.0Ω
5.0≦R2≦10.0Ω
を満たしていることを特徴とする。
これにより、厚みすべり振動モード以外の振動モードの発生に起因するCI値の変化量を振動片のCI値に対して小さくすることができるため、すなわち、振動片のCI値に対するCI値の変化量(ΔCI値)の割合(CI値/ΔCI値)を小さくすることができるため、発振周波数の変化が温度特性に与える影響を小さくすることができる。したがって、本発明の振動片は、優れた温度特性を発揮することができる。
[適用例2]
本発明の振動片は、ATカット水晶素板で構成され、第1主面、および前記第1主面の裏側に第2主面を備えている基板と、
前記第1主面に配置されている第1励振電極、および、前記第2主面に配置されている第2励振電極と、
前記基板に配置されている、第1マウント部および第2マウント部と、
前記基板に配置されており、前記第1励振電極と前記第1マウント部とを電気的に接続している第1接続配線、および、前記第2励振電極と前記第2マウント部とを電気的に接続している第2接続配線と、
を有している振動片であって、
前記第1接続配線の抵抗値をR1とし、前記第2接続配線の抵抗値をR2とし、前記振動片のCI値をR3としたとき、
前記振動片の発振周波数が25MHz以上、35MHz未満のとき、
0.1≦R1/R3
0.1≦R2/R3
10.0≦R1≦15.0Ω
10.0≦R2≦15.0Ω
を満たしていることを特徴とする。
[適用例3]
本発明の振動片は、ATカット水晶素板で構成され、第1主面、および前記第1主面の裏側に第2主面を備えている基板と、
前記第1主面に配置されている第1励振電極、および、前記第2主面に配置されている第2励振電極と、
前記基板に配置されている、第1マウント部および第2マウント部と、
前記基板に配置されており、前記第1励振電極と前記第1マウント部とを電気的に接続している第1接続配線、および、前記第2励振電極と前記第2マウント部とを電気的に接続している第2接続配線と、
を有している振動片であって、
前記第1接続配線の抵抗値をR1とし、前記第2接続配線の抵抗値をR2とし、前記振動片のCI値をR3としたとき、
前記振動片の発振周波数が35MHz以上、45MHz未満のとき、
0.1≦R1/R3
0.1≦R2/R3
15.0≦R1≦25.0Ω
15.0≦R2≦25.0Ω
を満たしていることを特徴とする。
[適用例
本発明の振動子は、本発明の振動片と、
前記振動片を収納したパッケージと、を備えたことを特徴とする。
これにより、信頼性の高い振動子が得られる。
[適用例
本発明の発振器は、本発明の振動片と、
前記振動片に接続された発振回路と、を備えたことを特徴とする。
これにより、信頼性の高い発振器が得られる。
[適用例
本発明の電子機器は、本発明の振動片を備えたことを特徴とする。
これにより、信頼性の高い電子機器が得られる。
本発明の第1実施形態にかかる振動子の平面図である。 図1中のA−A線断面図である。 図1中のB−B線断面図である。 図1に示す振動子が有する振動片の平面図であり、(a)が上面図、(b)が下面図である。 本発明の第2実施形態にかかる振動子の平面図である。 図5中のC−C線断面図である。 本発明の第3実施形態にかかる振動子が有する振動片の側面図である。 本発明の第4実施形態にかかる振動子の断面図である。 本発明の発振器の一例を示す断面図である。 本発明の振動片を備える電子機器(ノート型パーソナルコンピューター)である。 本発明の振動片を備える電子機器(携帯電話機)である。 本発明の振動片を備える電子機器(ディジタルスチルカメラ)である。 本発明の振動片の実施例を評価するためのグラフである。
以下、本発明の振動片、振動子、発振器および電子機器を図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
まず、本発明の振動片を適用した振動子(本発明の振動子)について説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態にかかる振動子の平面図、図2は、図1中のA−A線断面図、図3は、図1中のB−B線断面図、図4は、図1に示す振動子が有する振動片の平面図であり、(a)が上面図、(b)が下面図である。なお、以下では、説明の便宜上、図2および図3中の上側を「上」と言い、下側を「下」と言う。
図1ないし図3に示す振動子1は、振動片2(本発明の振動片)と、振動片2を収納するパッケージ9とを有している。以下、振動片2およびパッケージ9について、順次詳細に説明する。
(パッケージ)
パッケージ9は、上面に開放する凹部911を有する箱状のベース91と、凹部911の開口を塞ぐようにベース91に接合されている板状のリッド92とを有している。このようなパッケージ9は、凹部911がリッド92にて塞がれることにより形成された収納空間Sを有しており、この収納空間Sに、振動片2が気密的に収納、設置されている。なお、収納空間S内は、例えば、減圧(好ましくは真空)状態となっていてもよいし、窒素、ヘリウム、アルゴン等の不活性ガスが封入されていてもよい。これにより、振動片2の振動特性が向上する。
ベース91の構成材料としては、特に限定されないが、酸化アルミニウム等の各種セラミックスを用いることができる。また、リッド92の構成材料としては、特に限定されないが、ベース91の構成材料と線膨張係数が近似する部材であると良い。例えば、ベース91の構成材料を前述のようなセラミックスとした場合には、コバール等の合金とするのが好ましい。なお、ベース91とリッド92の接合は、特に限定されず、例えば、接着剤を介して接合してもよいし、シーム溶接等により接合してもよい。
凹部911の底面には、第1接続端子95および第2接続端子96が形成されている。第1接続端子95は、振動片2が有する後述する第1接続電極421と対向して形成されており、第1接続端子95と第1接続電極421は、導電性固定部材71を介して電気的に接続されている。また、第2接続端子96は、振動片2が有する後述する第2接続電極422と対向して形成されており、第2接続端子96と第2接続電極422は、導電性固定部材72を介して電気的に接続されている。
導電性固定部材71、72としては、特に限定されないが、例えば、半田、銀ペースト、導電性接着剤(樹脂材料中に金属粒子などの導電性フィラーを分散させた接着剤)などを用いることができる。
また、第1接続端子95および第2接続端子96は、それぞれ、図示しないビアを介してパッケージ9の底面に形成された外部端子(実装端子)94に電気的に接続されている。
第1、第2接続端子95、96および外部端子94の構成としては、それぞれ、導電性を有していれば、特に限定されないが、例えば、Cr(クロム)、W(タングステン)などのメタライズ層(下地層)に、Ni(ニッケル)、Au(金)、Ag(銀)、Cu(銅)などの各被膜を積層した金属被膜で構成することができる。
(振動片2)
図4に示すように、本実施形態の振動片2は、基板(圧電基板)3と、基板3上に形成された導体パターン4とで構成されている。
基板3は、全体的にほぼ均一な厚さを有する板状をなしている。基板3の厚みは、特に限定されず、例えば、1μm以上、100μm以下とすることができる。
本実施形態の基板3は、振動モードが厚みすべり振動であるATカット水晶素板で構成されている。基板3を水晶基板で構成することにより、優れた温度特性を発揮することができる。なお、ATカットとは、水晶の結晶軸であるX軸とZ軸とを含む平面(Y面)をX軸回りにZ軸から反時計方向(−Y軸方向)に約35度15分回転させて得られる主面(X軸とZ’軸とを含む主面)を有するように切り出された水晶素板である。このような構成の基板3では、基板3の長手方向をX軸、短手方向をZ’軸、さらに厚さ方向をY’軸と定めることができる。
図4に示すように、このような基板3は、振動部31と、振動部31に接続された基部32とを有している。また、振動部31および基部32は、X軸方向に沿って並んで形成されている。
振動部31の上面(第1主面)31aには、第1励振電極411が形成されており、下面(第1面と表裏関係にある第2主面)31bには、第2励振電極412が形成されている。第1励振電極411と第2励振電極412とは、振動片2の平面視にて、互いの輪郭が重なるように形成されている。また、X軸方向における第1、第2励振電極411、412の中心は、X軸方向における基板3の中心より基部32に対して離れている。
また、基部32の下面には、第1接続電極421と、第2接続電極422とが形成されている。第1励振電極411は、基板3の上面および側面に形成された第1接続配線431を介して第1接続電極421と電気的に接続されており、第2励振電極412は、基板3の下面に形成された第2接続配線432を介して第2接続電極422と電気的に接続されている。
これら第1励振電極411、第2励振電極412、第1接続電極421、第2接続電極422、第1接続配線431および第2接続配線432により導体パターン4が構成されている。
第1励振電極411、第2励振電極412、第1接続電極421、第2接続電極422、第1接続配線431および第2接続配線432の構成としては、導電性を有していれば、それぞれ特に限定されないが、例えば、Cr(クロム)、W(タングステン)などのメタライズ層(下地層)に、Ni(ニッケル)、Au(金)、Ag(銀)、Cu(銅)などの電極層を積層した金属被膜で構成することができる。
このような振動片2は、導電性固定部材71、72によって、パッケージ9に支持されている。具体的には、前述したように、第1接続電極421が導電性固定部材71を介して第1接続端子95に固定されており、第2接続電極422が導電性固定部材72を介して第2接続端子96に固定されている。そのため、振動片2は、基部32にてパッケージ9に片持ち支持されている。なお、以下では、第1接続電極421と導電性固定部材71との接触部を「第1マウント部M1」とも言い、第2接続電極422と導電性固定部材72との接触部を「第2マウント部M2」とも言う。
以上、振動片2の構成について説明した。
振動片2において、第1接続配線431の抵抗値(電気抵抗)をR1とし、第2接続配線432の抵抗値(電気抵抗)をR2とし、第1マウント部M1と第2マウント部M2との間の抵抗値(すなわち、振動片2のCI(クリスタルインピーダンス)値)をR3とする。R1は、第1マウント部M1と第1励振電極411の所定位置(例えば中心)の間の抵抗値を言い、R2は、第2マウント部M2と第2励振電極412の所定位置(例えば中心)の間の抵抗値を言う。また、R1、R2、R3は、それぞれ、常温における値である。
振動片2は、0.1≦R1/R3を満足するとともに、0.1≦R2/R3を満足する。R3には、R1(R2)の成分も含まれているため、言い換えれば、R3成分の1割以上をR1(R2)成分が占めることを意味している。このような関係を満足することにより、振動片2のCI値を十分に高くすることができ、従来に対して、振動片2の温度特性を向上させることができる。以下、この理由を説明する。
上述したように、振動片2は、厚みすべり振動モードを有しているが、振動片2を駆動すると、厚みすべり振動モード以外の振動モードが発生する場合がある。このように、厚みすべり振動モード以外の振動が振動部31を通過すると、振動片のCI値が変化し、それに伴って発振周波数が変化し、振動片の温度特性が悪化するという問題がある。特に、従来では優れた振動特性を得るためにCI値を低く抑えているため、振動片のCI値に対するCI値の変化量(ΔCI値)の割合(すなわち、CI値/ΔCI値)が大きく、発振周波数の変化が顕著に温度特性に影響してしまう。
そこで、本発明では、振動片2のCI値を従来と比較して高く設定し、振動片のCI値に対するCI値の変化量(ΔCI値)の割合(CI値/ΔCI値)を小さくし、発振周波数の変化が温度特性に与える影響を小さくしている。そのため、本発明の振動片は、従来の振動片に対して優れた温度特性を発揮することができる。
R1、R2の値としては、特に限定されないが、5Ω以上であるのが好ましい。具体的には5以上25Ω以下であることが好ましい。これにより、振動片2のCI値(R3)を十分に高くすることができ、上記の効果をより効果的に発揮することができる。なお、R1、R2は、互いに異なっていてもよいが、互いに等しいことが好ましい。すなわち、R1=R2であるのが好ましい。これにより、振動片2の設計が容易となる。
また、R1、R2の好ましい値は、振動片2の発振周波数によっても異なっている。例えば、R1、R2の値は、振動片2の発振周波数が15MHz以上、25MHz未満程度では、5.0≦R1(=R2)≦10.0Ωであるのが好ましく、25MHz以上、35MHz未満程度では、10.0≦R1(=R2)≦15.0Ωであるのが好ましく、35MHz以上、45MHz未満程度では、15.0≦R1(=R2)≦25.0Ω程度であるのが好ましい。
また、R1、R2の上限としては、特に限定されないが、R3高くなり過ぎると振動片2の駆動が困難となる(消費電力が大きくなる)という観点からすれば、25Ω以下であるのが好ましい。また、これにより、振動片2のCI値(R3)の過度な高まりを抑えることができ、例えば、他の回路等へ組み込む際、回路全体での抵抗を低く抑えることができる。
0.1≦R1/R3および0.1≦R2/R3を満足させるためには、R1、R2を高くする(例えば5Ω以上とする)のが効果的である。
R1、R2を高くする方法としては、特に限定されないが、例えば、第1接続配線431および第2接続配線432の横断面積を小さくすることが特に有効である。これにより、簡単にR1、R2を高くすることができる。第1、第2接続配線431、432の横断面積を小さくするには、幅Wを小さくするか、厚さ(膜厚)を薄くするか、のいずれか一方または両方を行うのが有効である。
第1、第2接続配線431、432の幅Wとしては、第1、第2接続配線431、432の構成材料によっても異なるが、0.1mm以下であるのが好ましい。これにより、R1、R2を十分に高くすることができる。なお、第1、第2接続配線431、432の幅Wの下限値としては、特に限定されないが、断線等の防止という観点からすれば0.02mm程度とすることができる。
第1、第2接続配線431、432の厚さ(膜厚)としては、第1、第2励振電極411、412の厚さよりも薄くするのが好ましい。これにより、R1、R2を十分に高くすることができる。具体的には、第1、第2接続配線431、432の構成材料によっても異なるが、第1、第2接続配線431、432の厚さとしては、1000Å以下であるのが好ましい。なお、第1、第2接続配線431、432の厚さの下限値としては、特に限定されないが、第1、第2接続配線431、432の断線等の防止という観点からすれば3000Å程度とすることができる。
なお、例えば、第1、第2接続配線431、432が、前述したように、Cr(クロム)などのメタライズ層(下地層)に、Au(金)などの電極層を積層した金属被膜で構成されている場合には、前記金属層の膜厚を調整することにより、第1、第2接続配線431、432の膜厚を所望の値とするのが好ましい。
また、R1、R2を高くする方法としては、他にも、例えば、第1接続配線431および第2接続配線432の構成材料を、第1、第2励振電極411、412の構成材料と異ならせることも有効である。具体的には、第1、第2接続配線431、432を、第1、第2励振電極411、412の構成材料よりも電気伝導率の低い材料で構成することが有効である。なお、前述のように、第1、第2励振電極411、412や第1、第2接続配線431、432が、メタライズ層(下地層)に電極層を積層した金属被膜で構成されている場合には、電極層の構成材料を異ならせてもよいし、電極層およびメタライズ層の両方の構成材料を異ならせてもよい。具体的な一例を挙げれば、例えば、第1、第2励振電極411、412が、Crで構成されたメタライズ層にAuで構成された電極層を積層した金属被膜で構成されている場合には、第1、第2接続配線431、432を、NiまたはCrで構成されたメタライズ層にWやMoを含むAuやAgで構成された電極層を積層した金属被膜で構成することができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の振動子の第2実施形態について説明する。
図5は、本発明の第2実施形態にかかる振動子の平面図、図6は、図5中のC−C線断面図である。
以下、第2実施形態の振動子について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本発明の第2実施形態にかかる振動子は、振動片の構成が異なる以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、前述した第1実施形態と同様の構成には、同一符号を付してある。
図5および図6に示すように、本実施形態の振動片2Aでは、基板3の基部32の上面に第1接続電極421が形成されており、基部32の下面に第2接続電極422が形成されている。これら第1、第2接続電極421、422は、振動片2の平面視にて、互いの輪郭が重なるように形成されている。また、第1励振電極411と第1接続電極421とを電気的に接続する第1接続配線431が基板3の上面に形成されており、第2励振電極412と第2接続電極422とを電気的に接続する第2接続配線432が基板3の下面に形成されている。
また、第1接続配線431は、基板3の縁部を沿うようにして途中の2箇所で屈曲している。すなわち、第1接続配線431は、その延在方向の途中に2つの屈曲部431aを有している。同様に、第2接続配線432は、その延在方向の途中に2つの屈曲部432aを有している。このように、第1、第2接続配線431、432を途中で2回以上屈曲させることにより、第1、第2接続配線431、432の全長を、例えば、前述した第1実施形態のような直線状のものに対して長くすることができる。このように、全長を長くすることにより、その分、第1、第2接続配線の抵抗値R1、R2を高くすることができる。
このような方法によれば、前述した第1実施形態のように、第1、第2接続配線431、432の幅や厚みを小さくする必要がないため、第1、第2接続配線431、432の断線等を効果的に抑制しつつ、R1、R2を高めることができる。
以上のような振動片2Aは、第2接続電極422が導電性固定部材72を介して第2接続端子96に固定されている。また、第1接続電極421がワイヤー(ボンディングワイヤー)を介して第1接続端子95に電気的に接続されている。
このような第2実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の振動子の第3実施形態について説明する。
図7は、本発明の第3実施形態にかかる振動子が有する振動片の側面図である。
以下、第3実施形態の振動子について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本発明の第3実施形態にかかる振動子は、振動片の構成が異なる以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、前述した第1実施形態と同様の構成には、同一符号を付してある。
図7に示すように、本実施形態の振動片2Bでは、基板3の振動部31が基部32の厚さよりも厚くなっており、基部32に対して振動部31が上下に突出している。すなわち、本実施形態の振動片2Bは、メサ型をなしている。このような形状とすることにより、振動部31の振動を効果的に閉じ込めることができ、振動片2Bの振動特性が向上する。
このような第3実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第4実施形態>
次に、本発明の振動子の第4実施形態について説明する。
図8は、本発明の第4実施形態にかかる振動子の断面図である。
以下、第4実施形態の振動子について、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
本発明の第4実施形態にかかる振動子は、パッケージの構成が異なる以外は、前述した第1実施形態と同様である。なお、前述した第1実施形態と同様の構成には、同一符号を付してある。
パッケージ9Cは、板状(平板状)のベース91Cと、下面に開放する凹部921を有するキャップ状のリッド92Cとを有している。このようなパッケージ9Cは、凹部921の開口をベース91Cによって塞ぐことにより、収納空間Sを形成し、収納空間Sに振動片2を気密的に収納している。
このような第4実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
以上、本発明の振動片および振動子について説明した。なお、上述した振動子では、収納空間S内に振動片のみが収納されている構成について説明したが、収納空間S内に、さらに他の電子部品を収納してもよい。このような電子部品としては、例えば、振動片の温度を検知するサーミスター等の温度検知素子や、振動片2の駆動を制御する後述するICチップ8等が挙げられる。
(発振器)
次いで、本発明の振動片を適用した発振器(本発明の発振器)について説明する。
図9に示す発振器10は、振動子1と、振動片2を駆動するためのICチップ(チップ部品)8とを有している。以下、発振器10について、前述した振動子との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を省略する。
パッケージ9は、凹部911を有する箱状のベース91と、凹部911の開口を塞ぐ板状のリッド92とを有している。
ベース91の凹部911は、ベース91の上面に開放する第1凹部911aと、第1凹部911aの底面の中央部に開放する第2凹部911bと、第2凹部911bの底面の中央部に開放する第3凹部911cとを有している。
第1凹部911aの底面には、第1接続端子95および第2接続端子96が形成されている。また、第3凹部911cの底面には、ICチップ8が配置されている。ICチップ8は、振動片2の駆動を制御するための駆動回路(発振回路)を有している。ICチップ8によって振動片2を駆動すると、所定の周波数の信号を取り出すことができる。
また、第2凹部911bの底面には、ワイヤーを介してICチップ8と電気的に接続された複数の内部端子93が形成されている。これら複数の内部端子93には、ベース91に形成された図示しないビアを介してパッケージ9の底面に形成された外部端子(実装端子)94に電気的に接続された端子と、図示しないビアやワイヤーを介して第1接続端子95に電気的に接続された端子と、図示しないビアやワイヤーを介して第2接続端子96に電気的に接続された端子とが含まれている。
なお、図9の構成では、ICチップ8が収納空間S内に配置されている構成について説明したが、ICチップ8の配置は、特に限定されず、例えば、パッケージ9の外側(ベースの底面)に配置されていてもよい。
(電子機器)
次いで、本発明の振動片を適用した電子機器(本発明の電子機器)について、図10〜図12に基づき、詳細に説明する。
図10は、本発明の振動片を備える電子機器を適用したモバイル型(またはノート型)のパーソナルコンピューターの構成を示す斜視図である。この図において、パーソナルコンピューター1100は、キーボード1102を備えた本体部1104と、表示部100を備えた表示ユニット1106とにより構成され、表示ユニット1106は、本体部1104に対しヒンジ構造部を介して回動可能に支持されている。このようなパーソナルコンピューター1100には、フィルター、共振器、基準クロック等として機能する振動子1が内蔵されている。
図11は、本発明の振動片を備える電子機器を適用した携帯電話機(PHSも含む)の構成を示す斜視図である。この図において、携帯電話機1200は、複数の操作ボタン1202、受話口1204および送話口1206を備え、操作ボタン1202と受話口1204との間には、表示部100が配置されている。このような携帯電話機1200には、フィルター、共振器等として機能する振動子1が内蔵されている。
図12は、本発明の振動片を備える電子機器を適用したディジタルスチルカメラの構成を示す斜視図である。なお、この図には、外部機器との接続についても簡易的に示されている。ここで、通常のカメラは、被写体の光像により銀塩写真フィルムを感光するのに対し、ディジタルスチルカメラ1300は、被写体の光像をCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子により光電変換して撮像信号(画像信号)を生成する。
ディジタルスチルカメラ1300におけるケース(ボディー)1302の背面には、表示部が設けられ、CCDによる撮像信号に基づいて表示を行う構成になっており、表示部は、被写体を電子画像として表示するファインダーとして機能する。また、ケース1302の正面側(図中裏面側)には、光学レンズ(撮像光学系)やCCDなどを含む受光ユニット1304が設けられている。
撮影者が表示部に表示された被写体像を確認し、シャッタボタン1306を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、メモリー1308に転送・格納される。また、このディジタルスチルカメラ1300においては、ケース1302の側面に、ビデオ信号出力端子1312と、データ通信用の入出力端子1314とが設けられている。そして、図示されるように、ビデオ信号出力端子1312にはテレビモニター1430が、デ−タ通信用の入出力端子1314にはパーソナルコンピューター1440が、それぞれ必要に応じて接続される。さらに、所定の操作により、メモリー1308に格納された撮像信号が、テレビモニター1430や、パーソナルコンピューター1440に出力される構成になっている。このようなディジタルスチルカメラ1300には、フィルター、共振器等として機能する振動子1が内蔵されている。
なお、本発明の振動片を備える電子機器は、図10のパーソナルコンピューター(モバイル型パーソナルコンピューター)、図11の携帯電話機、図12のディジタルスチルカメラの他にも、例えば、インクジェット式吐出装置(例えばインクジェットプリンター)、ラップトップ型パーソナルコンピューター、テレビ、ビデオカメラ、ビデオテープレコーダー、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳(通信機能付も含む)、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニター、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシュミレーター等に適用することができる。
以上、本発明の振動片、振動子、発振器および電子機器について、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。また、各実施形態を適宜組み合わせてもよい。
また、上記の実施形態では、振動片としてフラット型、メサ型を例示したが、これに限定するものではなく、ベベル型、逆メサ型などでもよい。また、振動片の材質(基板の構成材料)としては、水晶に限定されず、例えば、タンタル酸リチウム、ニオブ酸リチウムなどを用いてもよい。
次に、本発明の具体的な実施例について説明する。
1.振動片の製造
(実施例1)
まず、ATカットの水晶素板を切り出して、基板を得た。基板のサイズは、縦(X軸)×横(Z軸)×厚さ(Y軸)が1.8mm×1.3mm×0.04mmであった。次に、基板の表面に、第1、第2励振電極、第1、第2接続電極および第1、第2接続配線をそれぞれ形成した。なお、第1、第2励振電極、第1、第2接続電極および第1、第2接続配線は、Crで構成された下地層にAuで構成された電極層を積層した金属被膜で一体的に構成した。第1、第2励振電極、第1、第2接続電極および第1、第2接続配線の下地層の厚さは、それぞれ0.005μmであり、金属層の厚さは、それぞれ0.2μmであった。これにより、実施例1の振動片を得た。
第1配線電極の抵抗値R1および第2配線電極の抵抗値R2は、それぞれ5.0Ωであり、振動片の抵抗値R3(CI値)は、50Ωであった。
(比較例1)
第1、第2接続配線の金属膜の厚さをそれぞれ0.07μmとした以外は、前述した実施例1と同様にして比較例1の振動片を得た。
第1配線電極の抵抗値R1および第2配線電極の抵抗値R2は、それぞれ4.0Ωであり、振動片の抵抗値R3(CI値)は、45Ωであった。
2.評価
実施例1の振動片および比較例1の振動片をそれぞれ5つ用意し、これら振動片について環境温度−30℃〜95℃における周波数変化を測定した。その結果を図13に示す。なお、図13(a)が実施例1の振動片の結果であり、図13(b)が比較例1の振動片の結果である。
図13に示すように、実施例1の振動片は、比較例1の振動片に対して周波数変化が小さい。したがって、実施例1の振動片は、比較例1の振動片に対して優れた温度特性を有している。
1…振動子、2…振動片、2A…振動片、2B…振動片、3…基板、31…振動部、31a…上面、31b…下面、32…基部、4…導体パターン、411…第1励振電極、412…第2励振電極、421…第1接続電極、422…第2接続電極、431…第1接続配線、431a…屈曲部、432…第2接続配線、432a…屈曲部、71…導電性固定部材、72…導電性固定部材、8…ICチップ、9…パッケージ、9C…パッケージ、91…ベース、91C…ベース、911…凹部、911a…第1凹部、911b…第2凹部、911c…第3凹部、92…リッド、92C…リッド、921…凹部、93…内部端子、94…外部端子、95…第1接続端子、96…第2接続端子、10…発振器、100…表示部、1100…パーソナルコンピューター、1102…キーボード、1104…本体部、1106…表示ユニット、1200…携帯電話機、1202…操作ボタン、1204…受話口、1206…送話口、1300…ディジタルスチルカメラ、1302…ケース、1304…受光ユニット、1306…シャッタボタン、1308…メモリー、1312…ビデオ信号出力端子、1314…入出力端子、1430…テレビモニター、1440…パーソナルコンピューター、M1…第1マウント部、M2…第2マウント部、S…収納空間

Claims (6)

  1. ATカット水晶素板で構成され、第1主面、および前記第1主面の裏側に第2主面を備えている基板と、
    前記第1主面に配置されている第1励振電極、および、前記第2主面に配置されている第2励振電極と、
    前記基板に配置されている、第1マウント部および第2マウント部と、
    前記基板に配置されており、前記第1励振電極と前記第1マウント部とを電気的に接続している第1接続配線、および、前記第2励振電極と前記第2マウント部とを電気的に接続している第2接続配線と、
    を有している振動片であって、
    前記第1接続配線の抵抗値をR1とし、前記第2接続配線の抵抗値をR2とし、前記振動片のCI値をR3としたとき、
    前記振動片の発振周波数が15MHz以上、25MHz未満のとき、
    0.1≦R1/R3
    0.1≦R2/R3
    5.0≦R1≦10.0Ω
    5.0≦R2≦10.0Ω
    を満たしていることを特徴とする振動片。
  2. ATカット水晶素板で構成され、第1主面、および前記第1主面の裏側に第2主面を備えている基板と、
    前記第1主面に配置されている第1励振電極、および、前記第2主面に配置されている第2励振電極と、
    前記基板に配置されている、第1マウント部および第2マウント部と、
    前記基板に配置されており、前記第1励振電極と前記第1マウント部とを電気的に接続している第1接続配線、および、前記第2励振電極と前記第2マウント部とを電気的に接続している第2接続配線と、
    を有している振動片であって、
    前記第1接続配線の抵抗値をR1とし、前記第2接続配線の抵抗値をR2とし、前記振動片のCI値をR3としたとき、
    前記振動片の発振周波数が25MHz以上、35MHz未満のとき、
    0.1≦R1/R3
    0.1≦R2/R3
    10.0≦R1≦15.0Ω
    10.0≦R2≦15.0Ω
    を満たしていることを特徴とする振動片。
  3. ATカット水晶素板で構成され、第1主面、および前記第1主面の裏側に第2主面を備えている基板と、
    前記第1主面に配置されている第1励振電極、および、前記第2主面に配置されている第2励振電極と、
    前記基板に配置されている、第1マウント部および第2マウント部と、
    前記基板に配置されており、前記第1励振電極と前記第1マウント部とを電気的に接続している第1接続配線、および、前記第2励振電極と前記第2マウント部とを電気的に接続している第2接続配線と、
    を有している振動片であって、
    前記第1接続配線の抵抗値をR1とし、前記第2接続配線の抵抗値をR2とし、前記振動片のCI値をR3としたとき、
    前記振動片の発振周波数が35MHz以上、45MHz未満のとき、
    0.1≦R1/R3
    0.1≦R2/R3
    15.0≦R1≦25.0Ω
    15.0≦R2≦25.0Ω
    を満たしていることを特徴とする振動片。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の振動片と、
    前記振動片を収納したパッケージと、を備えたことを特徴とする振動子。
  5. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の振動片と、
    前記振動片に接続された発振回路と、を備えたことを特徴とする発振器。
  6. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の振動片を備えたことを特徴とする電子機器。
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