JP6280107B2 - 携帯機器、並びに携帯機器の制御プログラム及び制御方法 - Google Patents

携帯機器、並びに携帯機器の制御プログラム及び制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、携帯機器、並びに携帯機器の制御プログラム及び制御方法に関する。
携帯機器には、複数の通信方式により通信を行うものがある(例えば、特許文献1を参照)。
特開2009−303234号公報
ところで、携帯機器では、IEEE802.11に準拠している無線通信システムにより通信、例えば、WiFi(登録商標)により通信を行うものがある。例えば、WiFiにより通信を行うために、携帯機器が常時WiFiに対応した基地局のサーチを行う設定にした場合、携帯機器の電力消費量が高くなるといった問題がある。なお、このような問題は、WiFiによる通信に限定されず、例えば、無線LANシステム等により通信する携帯機器においても、同様の問題が生じるおそれがある。
本発明は、通信部を制御することができる携帯機器、並びに携帯機器の制御プログラム及び制御方法を提供することを目的とする。
本発明の実施形態に係る携帯機器は、加速度を検出する加速度センサと、基地局と通信を行う通信部と、停止状態から移動状態に遷移したと判別した際に、前記通信部と前記基地局との通信接続が確立されていないと、前記通信部の電源をOFFにし、前記通信部と前記基地局との通信接続が確立されていると前記通信部の電源をOFFにしない制御部と、を備える。
本発明の実施形態に係る携帯機器の制御プログラムは、加速度を検出する加速度センサと、通信を行う通信部と、を備える携帯機器の制御プログラムであって、前記加速度センサにより検出された加速度に基づいて停止状態から移動状態に遷移したと判別した際に、前記通信部と前記基地局との通信接続が確立されていないと、前記通信部の電源をOFFにし、前記通信部と前記基地局との通信接続が確立されていると、前記通信部の電源をOFFにしない。
本発明の実施形態に係る携帯機器の制御方法は、加速度を検出する加速度センサと、通信を行う通信部と、を備える携帯機器の制御方法であって、前記加速度センサにより検出された加速度に基づいて停止状態から移動状態に遷移したと判別した際に、前記通信部と前記基地局との通信接続が確立されていないと、前記通信部の電源をOFFにし、前記通信部と前記基地局との通信接続が確立されていると、前記通信部の電源をOFFにしない。
本発明の実施形態に係る携帯機器は、加速度を検出する加速度センサと、基地局と通信を行う通信部と、前記通信部の電源状態を電源設定に基づいて制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記加速度に基づいて判別される加速度状態に応じて前記通信部の電源状態を制御する電源モードに前記電源設定を維持したままで、第1の加速度状態、第2の加速度状態および第1の加速度状態の順に遷移したと判断すると、第1の加速度状態から第2の加速度状態に遷移する際に、前記通信部の電源状態を第1の電源状態から第2の電源状態に変更し、第2の加速度状態から第1の加速度状態に遷移する際に、前記通信部の電源状態を前記第2の電源状態から前記第1の電源状態に戻す。
本発明の実施形態に係る携帯機器の制御プログラムは、加速度を検出する加速度センサと、基地局と通信を行う通信部と、前記通信部の電源状態を電源設定に基づいて制御する制御部と、を備える携帯機器の制御プログラムであって、前記加速度に基づいて判別される加速度状態に応じて前記通信部の電源状態を制御する電源モードに前記電源設定を維持したままで、第1の加速度状態、第2の加速度状態および第1の加速度状態の順に遷移したと判断すると、第1の加速度状態から第2の加速度状態に遷移する際に、前記通信部の電源状態を第1の電源状態から第2の電源状態に変更し、第2の加速度状態から第1の加速度状態に遷移する際に、前記通信部の電源状態を前記第2の電源状態から前記第1の電源状態に戻す。
本発明の実施形態に係る携帯機器の制御方法は、加速度を検出する加速度センサと、基地局と通信を行う通信部と、前記通信部の電源状態を電源設定に基づいて制御する制御部と、を備える携帯機器の制御方法であって、前記加速度に基づいて判別される加速度状態に応じて前記通信部の電源状態を制御する電源モードに前記電源設定を維持したままで、第1の加速度状態、第2の加速度状態および第1の加速度状態の順に遷移したと判断すると、第1の加速度状態から第2の加速度状態に遷移する際に、前記通信部の電源状態を第1の電源状態から第2の電源状態に変更し、第2の加速度状態から第1の加速度状態に遷移する際に、前記通信部の電源状態を前記第2の電源状態から前記第1の電源状態に戻す。
本発明によれば、通信部を制御することができる。
図1は、携帯電話機の構成を示すブロック図である。 図2は、加速度センサの検出結果を模式的に示す図である。 図3は、各状態における基地局のサーチの許否を設定するための画面例を示す図である。 図4は、携帯電話機の動作の流れについての説明に供するフローチャートである。 図5は、携帯電話機の動作の流れについての説明に供するフローチャートである。 図6は、携帯電話機の動作の流れについての説明に供するフローチャートである。 図7は、携帯電話機の動作の流れについての説明に供するフローチャートである。
本発明を実施するための実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下では、電子機器の一例として、携帯電話機1について説明する。
(実施形態1)
携帯電話機1は、図1に示すように、表示部11と、操作部12と、レシーバ13と、マイク14と、通信部15と、加速度センサ16と、記憶部17と、制御部18とを備える。
表示部11は、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、又は有機ELパネル(Organic Electro-Luminescence panel)等の表示デバイスにより構成されている。表示部11には、文字、画像、記号、又は図形等が表示される。
操作部12は、複数のボタンから構成されており、利用者によって操作される。なお、操作部12は、単一のボタンにより構成されていてもよい。
レシーバ13は、制御部18から送信される音声信号を音声に変換して出力する。
通信部15は、アンテナと、RF回路部とを備える。通信部15は、複数の無線通信規格それぞれに対応した通信方式によって通信を行う。通信部15は、2G、3G、及び4G等のセルラーフォンの通信規格、又は無線LANシステムによる通信を可能とする。通信部15は、無線LANシステムである、IEEE802.11に準拠している無線通信システム、例えば、WiFi(登録商標)の無線通信システムによる通信を可能とする。なお、通信部15は、WiMAX(登録商標)の無線通信システムによる通信を行ってもよい。アンテナ及びRF回路部は、複数の通信方式それぞれに対応して複数設けられている。本実施形態では、通信部15は、WiFiにより通信を行うものとして説明を進める。
加速度センサ16は、携帯電話機1に働く加速度の方向及び大きさを検出し、検出結果を制御部18に出力する。加速度センサ16は、X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の加速度を検出する3G(3次元)タイプである。
なお、加速度センサ16は、例えば、ピエゾ抵抗型、静電容量型により構成されるものとするが、これに限らない。例えば、加速度センサ16は、圧電素子(圧電式)、熱検知型によるMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)式、可動コイルを動かしてフィードバック電流によってもとに戻すサーボ式、又は加速度によって生じる歪を歪ゲージによって測定する歪ゲージ式等により構成されてもよい。
記憶部17は、例えば、制御部18による演算処理に利用され、メモリ等によって構成される。記憶部17は、携帯電話機1の内部で動作するアプリケーションを1又は複数記憶する。なお、記憶部17は、着脱可能な外部メモリを兼ねていてもよい。
制御部18は、携帯電話機1の全体を制御しており、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-Processing Unit)等を用いて構成される。
ここで、制御部18による加速度センサ16の検出結果の処理について説明する。
制御部18には、図2に示すように、X軸方向の加速度(図2中のA)と、Y軸方向の加速度(図2中のB)と、Z軸方向の加速度(図2中のC)と、各加速度を合成したベクトル値(図2中のD)が加速度センサ16の検出結果として送信されてくる。制御部18は、合成ベクトル値をロギングする。制御部18は、ロギングしたデータを分析して、携帯電話機1の状態(加速度状態)を判別する。ロギングしたデータは、記憶部17に記憶される。
制御部18が、携帯電話機1の状態を判別するにあたり、加速度パターンを用いる。加速度パターンは、例えば、予め記憶部17に記憶されている。加速度パターンは、停止状態及び複数の移動状態毎に対応付けられている。この加速度パターンとは、携帯電話機1が停止状態にある場合、携帯電話機1を有している利用者が歩行により移動している状態にある場合、又は自転車に乗車して移動している状態にある場合等に、どのような加速度パターンが加速度センサ16により特徴的に検出されるのかを、予め計測し、抽出しておいたパターンである。本実施形態においては、例えば、停止状態及び複数の移動状態毎に加速度パターンが予め記憶部17に記憶されている。加速度パターンは、上述した合成ベクトル値のロギングしたデータに対応するように記憶される。制御部18は、上述した合成ベクトル値のロギングしたデータと、加速度パターンを比較することにより、携帯電話機1の状態を判別する。
なお、制御部18は、停止状態の加速度パターンに替えて、加速度センサ16によって検出された加速度が所定値未満である場合を停止状態にあると判別してもよい。また、制御部18は、停止状態の加速度パターンに替えて、上述の合成ベクトル値のロギングしたデータが複数の移動状態のいずれにも一致しない場合を停止状態にあると判別してもよい。
本実施例に係る携帯電話機1は、携帯電話機1の状態を判別することにより、好ましい基地局のサーチを行うことができる構成を有している。以下、好ましい基地局のサーチを行う構成について説明する。
制御部18は、加速度センサ16により検出された加速度に基づいて、携帯電話機1の状態が、移動状態から停止状態に遷移したと判別した場合に、通信部15を制御して、WiFiに対応した基地局(アクセスポイント)をサーチする。一方、制御部18は、加速度センサ16により検出された加速度に基づいて、携帯電話機1の状態が移動状態であると判別した場合に、通信部15を制御してWiFiに対応した基地局をサーチしないように制御する。通信部15を制御してWiFiに対応した基地局をサーチしないように制御する制御方法としては、サーチ機能を実行しないように制御する方法と、通信部15の電源(電源状態)をOFFにする方法とが含まれる。制御部18は、通信部15の電源を制御する機能を有する。
具体的には、制御部18は、加速度センサ16によって検出された加速度に基づき、携帯電話機1が停止状態及び複数の移動状態のいずれかであるかを判別する。
例えば、制御部18は、停止状態と、後述する第1移動状態から第5移動状態のうちいずれの状態であるかを判別する。停止状態は、例えば、携帯電話機1が載置されている状態、携帯電話機1を所持している利用者が移動していない状態である。制御部18は、加速度センサ16によって加速度が検出されていない場合、加速度センサ16によって検出された加速度が所定値未満の場合、又は、上述の合成ベクトル値のロギングしたデータといずれかの移動状態の加速度パターンとが一致しない場合に、停止状態であると判別することができる。
制御部18は、後述する第1移動状態から第5移動状態のいずれかの移動状態を判別することによって、自転車、自動車、及び電車のいずれかに乗車している状態、又は歩行状態であるかを判別可能である。
第1移動状態は、携帯電話機1の利用者が、乗り物に乗らずに移動している状態、すなわち、歩行状態である。第2移動状態は、当該利用者が自動車で移動している状態である。第3移動状態は、当該利用者が自転車で移動している状態である。第4移動状態は、当該利用者が電車で移動している状態である。第5移動状態は、当該利用者がその他の移動手段で移動している状態である。
制御部18は、判別された状態が第1移動状態から第5移動状態のいずれかの移動状態であると判別すると、通信部15を制御してWiFiに対応した基地局をサーチしないように制御する。携帯電話機1では、移動状態であるときにWiFiに対応する基地局をサーチしないので、常時サーチする場合に比べて電力消費量を減らすことができる。
制御部18は、加速度センサ16によって検出された加速度が所定の条件を満たすと、通信部15の電源を制御する機能を有する。制御部18は、状態を判別して、停止状態からいずれかの移動状態であると判別すると、通信部15の電源を制御して、当該電源をOFFにする。通信部15の電源がOFFになると、通信部15は、WiFiに対応した基地局をサーチできなくなる。携帯電話機1では、移動状態であるときに通信部15の電源をOFFにするので、常に電源をONにしている場合に比べて電力消費量を減らすことができる。
制御部18は、状態を判別して、停止状態からいずれかの移動状態であると判別した場合であっても、通信部15が基地局との通信接続を確立していると、通信部15の電源をONに維持して、当該電源をOFFにしない。携帯電話機1では、移動状態であっても通信部15による通信を継続することができる。
制御部18は、携帯電話機1の状態が遷移したか否かを判別する。制御部18は、携帯電話機1の状態が、移動状態から停止状態に遷移したと判別した場合に、通信部15を制御して、WiFiに対応した基地局をサーチさせる。
制御部18は、加速度センサ16によって検出された加速度が所定の条件を満たすと、通信部15の電源を制御する機能を有する。制御部18は、状態を判別して、いずれかの移動状態から停止状態であると判別すると、通信部15の電源を制御して、当該電源をONにする。通信部15の電源がONになると、通信部15は、WiFiに対応した基地局をサーチ可能となる。携帯電話機1では、停止状態であるときに通信部15の電源をONにするので、常に電源をONにしている場合に比べて電力消費量を減らすことができる。
制御部18は、WiFiに対応した基地局が見つかった場合、当該基地局との通信接続を試みる。携帯電話機1は、サーチによって見つかった基地局が記憶部17に登録されている基地局であると、自動的に通信接続の確立を行うように制御されていてもよい。また、携帯電話機1は、サーチによって見つかった基地局が過去に接続を確立したことがある基地局であると、自動的に通信接続の確立を行うように制御されていてもよい。この場合、過去に接続を確立したことがある基地局の情報は、記憶部17に記憶される。
なお、記憶部17には、基地局を特定するための情報が記憶される。基地局を特定するための情報としては、例えば、SSID(Service Set Identifier)が挙げられる。記憶部17には、記憶された基地局と通信接続を確立する際に利用されるアクセスキーを記憶していてもよい。
本実施形態の制御部18は、通信接続が確立するまで、基地局のサーチを繰り返すものとするが、これに限らない。例えば、制御部18は、所定時間(例えば、1分)においてWiFiに対応した基地局が見つからなかった場合、当該基地局のサーチを中止するようにしてもよい。通信部15を制御してWiFiに対応した基地局のサーチを中止する制御方法としては、サーチ機能を実行しないように制御する方法と、通信部15の電源をOFFにする方法とが含まれる。
このように、携帯電話機1は、停止状態という利用者がWiFiによるデータ通信を行いやすい状態に遷移した場合にWiFiに対応した基地局をサーチする。よって、携帯電話機1は、利用者がWiFiによるデータ通信を行いやすい状態において、WiFiの基地局をサーチするので、利用者の利便性を向上させる。携帯電話機1は、利用者がWiFiによるデータ通信を行いやすい状態において、WiFiの基地局をサーチするので、基地局を常時サーチする場合に比べて電力消費量を減らすことができる。
なお、制御部18は、携帯電話機1が移動状態から停止状態に遷移したと判別した場合に、通信部15を制御して、WiFiに対応した基地局をサーチすることとした。制御部18は、この実施形態に限定されず、複数の移動状態のいずれであるかに基づいて、より詳細に通信部15の制御を行うようにしてもよい。
すなわち、制御部18は、加速度センサ16により検出された加速度に基づいて、歩行状態から停止状態に遷移したと判別した場合に、WiFiに対応した基地局をサーチするようにしてもよい。ここで、歩行状態とは、上述したように第1移動状態である。
制御部18は、加速度センサ16により検出された加速度に基づいて、乗車している状態から停止状態に遷移したと判別した場合に、WiFiに対応した基地局をサーチしないように制御する。ここで、乗車している状態(移動状態)は、第2移動状態、第3移動状態、第4移動状態及び第5移動状態のいずれかの状態である。
利用者が乗車している乗り物が停止した場合、この乗り物が再度発進するか、利用者が徒歩で移動する可能性が高い。このため、第2移動状態から第5移動状態では、携帯電話機1の利用者がデータ通信を行う可能性は低い。携帯電話機1は、乗車している状態から停止状態に遷移した場合に、基地局をサーチしないように制御するので、停止状態に遷移すると常に基地局をサーチする場合に比べて電力消費量を減らすことができる。
携帯電話機1は、歩行状態から停止状態に遷移した場合に、WiFiに対応した基地局をサーチする。歩行状態から停止状態に遷移した場合、利用者が目的地に到着した可能性が高い。携帯電話機1は、歩行状態から停止状態に遷移した場合に基地局をサーチするので、利便性を向上させることができる。
なお、停止状態は、携帯電話機1が載置されている状態であることとしたが、これに限らない。例えば、携帯電話機1は、所定条件を満たす場合に、停止状態であると判別し、通信部15を制御してWiFiに対応した基地局をサーチするように制御してもよい。ここで、所定条件とは、略停止している状態、すなわち、加速度センサ16によって検出された加速度が微量である状態(所定値未満である状態)をいう。
例えば、利用者が携帯電話機1を手に持っている場合では、利用者が携帯電話機1を停止させていると思っていても、加速度センサ16により微量の加速度が検出される場合がある。そこで、加速度センサ16によって検出された加速度が微量である状態を制御部18に停止状態であると判断させると、携帯電話機1は、利用者が携帯電話機1を手に持っているような場合でも停止状態と判別して基地局をサーチする。この携帯電話機1では、利用者の利便性を向上させることができる。
携帯電話機1は、加速度センサ16によって検出された加速度が一定時間(例えば、5秒)にわたって所定値未満であること、すなわち、一定時間にわたり停止状態を維持した場合に、通信部15を制御してWiFiに対応した基地局をサーチするように制御してもよい。
携帯電話機1が一定時間にわたり停止状態を維持している場合、一定時間にわたり停止状態を維持していない場合に比べて、利用者が目的地に到着した可能性が高い。携帯電話機1は、利用者の行動に即してWiFiに対応した基地局をサーチする。この携帯電話機1では、利用者の利便性を向上させることができる。
制御部18は、それぞれの移動状態に遷移した場合にWiFiに対応した基地局をサーチするか否かについて、利用者が設定できるようにしてもよい。
すなわち、記憶部17は、第1移動状態から第5移動状態のそれぞれと、WiFiに対応した基地局をサーチするか否かの設定情報とを関連付けて記憶する。そして、制御部18は、図3に示す設定画面を表示部11に表示させて、各移動状態においてWiFiに対応した基地局をサーチするか否かの設定を受け付けるようにしてもよい。
この図3に示した例では、利用者が停止している状態であると携帯電話機1が判断すると、WiFiに対応する基地局を通信部15がサーチするように制御部18が制御する。一方、利用者が歩行、自転車、車、電車およびその他の移動状態であると携帯電話機1が判断すると、WiFiに対応する基地局を通信部15がサーチしないように制御する。
このようにすることで、携帯電話機1は、利用者の要望に応じて、乗り物に乗車している場合にWiFiの基地局をサーチすることができる。
携帯電話機1の動作の流れについて、図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下の実施例では、状態の判別をリアルタイムに行うものとして説明する。携帯電話機1は、この実施例に限らず、状態の判別を所定時間おきに行うようにしてもよい。
携帯電話機1は、利用者の操作により所定のアプリケーションを起動し、計測開始の操作に応じて、加速度の計測を開始し、計測終了の操作に応じて加速度の計測を終了するものとする。携帯電話機1は、この実施例に限られない。例えば、携帯電話機1は、タイマーによって指定された開始時刻に加速度の計測を開始し、終了時刻に加速度の計測を終了してもよい。例えば、携帯電話機1は、自機の電源がOFFからONになって起動が完了すると、加速度の計測を開始するようにしてもよい。例えば、携帯電話機1は、自機の電源がOFFになるまで、加速度の計測を続けるようにしてもよい。例えば、携帯電話機1は、加速度の計測機能がONとなっている間は、加速度の計測を続けるようにしてもよい。
ステップS101において、制御部18は、加速度センサ16の検出結果に基づいて、停止状態または移動状態であるかの状態を判別する。ステップS101による処理が完了すると、制御部18は、ステップS102に処理を移す。
ステップS102において、制御部18は、停止状態から移動状態に遷移したか否かを判別する。制御部18は、この判別がYesの場合、ステップS103に処理を移す。制御部18は、この判別がNoの場合、ステップS101に処理を移す。
ステップS103において、制御部18は、通信部15の電源がONになっているかを判別する。制御部18は、この判別がNoの場合、この制御フローによる処理を完了する。制御部18は、この判別がYesの場合、ステップS104に処理を移す。
ステップS104において、制御部18は、通信部15と基地局との通信接続が確立中であるかを判別する。制御部18は、この判別がYesの場合、ステップS105に処理を移す。制御部18は、この判別がNoの場合、ステップS108に処理を移す。
ステップS105において、制御部18は、確立していた通信接続が切断されたかを判別する。制御部18は、この判別がYesの場合、ステップS106に処理を移す。制御部18は、この判別がNoの場合、ステップS105を再度処理する。
ステップS106において、制御部18は、加速度センサ16の検出結果に基づいて、停止状態または移動状態であるかの状態を判別する。ステップS106による処理が完了すると、制御部18は、ステップS107に処理を移す。
ステップS107において、制御部18は、移動状態であるかを判別する。制御部18は、この判別がYesの場合、ステップS108に処理を移す。制御部18は、この判別がNoの場合、この制御フローによる処理を完了させる。
ステップS108において、制御部18は、通信部15の電源をOFFにする。ステップS108の処理が完了すると、制御部18は、この制御フローによる処理を完了させる。
以上、本実施形態によれば、携帯電話機1は、加速度センサ16により検出された加速度に基づいて、携帯電話機1の状態が、停止状態から移動状態に遷移したと判別した場合に、通信部15の電源を制御して、通信部15の電源をOFFにする。本実施形態の携帯電話機1では、通信部15が基地局との通信接続が確立中でないと、通信部15の電源をOFFにする。一方、本実施形態の携帯電話機1では、通信部15が基地局との通信接続が確立中であると、通信部15の電源をONに維持し、通信部15の電源をOFFにしない。
よって、携帯電話機1は、移動状態という、利用者がWiFiによってデータ通信を行いにくい状態に遷移するとともに、通信部15と基地局との通信接続が確立していない場合に通信部15の電源をOFFにする。携帯電話機1では、通信部15の電源がOFFになると、携帯電話機1の消費電力量を減らすことができる。携帯電話機1は、通信部15の電源がOFFになるとWiFiに対応した基地局をサーチできなくなる。携帯電話機1では、移動状態であるときにWiFiに対応した基地局をサーチしなくなるので、利用者の利便性を向上させることができる。
携帯電話機1は、移動状態という、利用者がWiFiによってデータ通信を行いにくい状態に遷移した場合であっても、通信部15と基地局との通信接続が確立していると、通信部15の電源をONに維持し、通信部15の電源をOFFにしない。携帯電話機1では、利用者がデータ通信をWiFiによって行っている場合には、通信部15の電源がONに維持されるので、例えばモバイルルータのような移動基地局に対しても通信部15を好適に制御することができる。携帯電話機1では、利用者の利便性を向上させることができる。
携帯電話機1は、通信部15と基地局とで確立していた通信接続が切断された際に、移動状態であると、通信部15の電源をOFFにする。携帯電話機1では、停止状態から移動状態に遷移した際に、通信部15が通信接続を確立していた基地局が固定の基地局であっても、通信部15を好適に制御することができる。携帯電話機1では、利用者の利便性を向上させることができる。
携帯電話機1は、通信部15と基地局とで確立していた通信接続が切断された際に、停止状態であると、通信部15の電源をONに維持し、通信部15の電源をOFFにしない。携帯電話機1は、停止状態という、利用者がWiFiによってデータ通信を行いやすい状態であると、通信部15の電源をONに維持するので、利用者の利便性を向上させることができる。
(実施形態2)
実施形態2について説明する。実施形態2に係る携帯電話機1は、動作の流れが実施形態1と異なるものの、ハードウェアとして見ると、実施形態1に係る携帯電話機1と同一の構成を有する。そこで、実施形態2では、実施形態1と重複する説明は省略し、主として、動作の流れについて説明する。
制御部18は、通信部15の電源状態を電源設定に基づいて制御する。電源設定には、複数の電源モードが含まれる。本実施形態の電源モードには、通信部15の電源状態をONに維持する第1の電源モードと、通信部15の電源状態をOFFに維持する第2の電源モードと、加速度に基づいて判別される加速度状態に応じて通信部15の電源状態を制御する第3の電源モードとが含まれる。
制御部18は、加速度センサ16によって検出された加速度が所定の条件を満たすと、通信部15の電源状態を制御する機能を有する。制御部18は、通信部15が第3の電源モードに設定されていると、加速度状態に応じて通信部15の電源状態を制御する。制御部18は、加速度状態を判別して、いずれかの移動状態から停止状態に遷移したと判別すると、通信部15の電源状態を制御して、当該電源状態をONにする。通信部15の電源状態がONになると、通信部15は、WiFiに対応した基地局をサーチ可能となる。携帯電話機1では、停止状態であるときに通信部15の電源状態をONにするので、常に電源状態をONにしている場合に比べて電力消費量を減らすことができる。
制御部18は、通信部15の電源設定が異なる電源モードに変更されると、現在の電源状態と変更後の電源モードにおける電源状態とを比較して、必要に応じて電源状態を変更する。例えば、制御部18は、通信部15の電源設定が第1の電源モードに変更された際に、現在の電源状態がOFFであると、電源状態をONに変更する。一方、制御部18は、通信部15の電源設定が第1の電源モードに変更された際に、現在の電源状態がONであると、電源状態を変更しない。例えば、制御部18は、通信部15の電源設定が第2の電源モードに変更された際に、現在の電源状態がONであると、電源状態をOFFに変更する。一方、制御部18は、通信部15の電源設定が第2の電源モードに変更された際に、現在の電源状態がOFFであると、電源状態を変更しない。例えば、制御部18は、通信部15の電源設定が第3の電源モードに変更された際に、現在の電源状態がONであり且つ加速度状態が移動状態であると判断すると、電源状態をOFFに変更する。一方、制御部18は、通信部15の電源設定が第3の電源モードに変更された際に、現在の電源状態がONであり且つ加速度状態が停止状態であると判断すると、電源状態を変更しない。例えば、制御部18は、通信部15の電源設定が第3の電源モードに変更された際に、現在の電源状態がOFFであり且つ加速度状態が停止状態であると判断すると、電源状態をONに変更する。一方、制御部18は、通信部15の電源設定が第3の電源モードに変更された際に、現在の電源状態がOFFであり且つ加速度状態が移動状態であると判断すると、電源状態を変更しない。
制御部18は、電源設定を第3の電源モードに維持したまま、利用者の変更操作によって通信部15の電源状態を一時的に変更することができる。ここで、制御部18は、加速度状態が停止状態から移動状態に遷移したと判断して、通信部15の電源状態をONからOFFに変更した後の動作を例に挙げて携帯電話機1の動作を説明する。なお、この携帯電話機1の動作説明では、特に記載のない限り、通信部15の電源設定が第3の電源モードに維持されているものとする。
制御部18は、利用者の変更操作によって通信部15の電源状態が変更されないと、加速度状態が移動状態から停止状態に遷移したと判断した際に、通信部15の電源状態をOFFからONに変更する。
制御部18は、利用者の変更操作によって通信部15の電源状態が変更されると、加速度状態が移動状態であっても、通信部15の電源設定を第3の電源モードに維持したまま、通信部15の電源状態を一時的にONに変更することができる。
制御部18は、当該移動状態の継続中に、利用者の変更操作によって通信部15の電源状態が再び変更されると、通信部15の電源設定を第3の電源モードに維持したまま、通信部15の電源状態をOFFに変更する。制御部18は、第3の電源モードに設定されているときの移動状態に対応する電源状態と、現在の電源状態とが一致するので、以降を通常通り処理する。つまり、制御部18は、速度状態が移動状態から停止状態に遷移したと判断した際に、通信部15の電源状態をOFFからONに変更する。
これに対して、制御部18は、当該移動状態の継続中に、利用者の変更操作によって通信部15の電源状態が再び変更されないまま、移動状態から停止状態に遷移したと判断すると、通信部15の電源状態をONに維持し、通信部15の電源状態を変更しない。制御部18は、第3の電源モードに設定されているときの停止状態に対応する電源状態と、現在の電源状態とが一致するので、以降を通常通り処理する。つまり、制御部18は、速度状態が次に停止状態から移動状態に遷移したと判断した際に、通信部15の電源状態をONからOFFに変更する。通信部15の電源状態に着目すると、制御部18が移動状態であると判断しているときに、利用者の変更操作によって通信部15の電源状態がOFFからONに変更されると、制御部18は、現在の移動状態から停止状態を経てから次の移動状態に遷移したと判断した際に、通信部15の電源状態をONからOFFに変更する。
携帯電話機1の動作の流れについて、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下の実施例では、加速度状態の判別をリアルタイムに行うものとして説明する。携帯電話機1は、この実施例に限らず、加速度状態の判別を所定時間おきに行うようにしてもよい。
携帯電話機1は、利用者の操作により所定のアプリケーションを起動し、計測開始の操作に応じて、加速度の計測を開始し、計測終了の操作に応じて加速度の計測を終了するものとする。携帯電話機1は、この実施例に限られない。例えば、携帯電話機1は、タイマーによって指定された開始時刻に加速度の計測を開始し、終了時刻に加速度の計測を終了してもよい。例えば、携帯電話機1は、自機の電源状態がOFFからONになって起動が完了すると、加速度の計測を開始するようにしてもよい。例えば、携帯電話機1は、自機の電源状態がOFFになるまで、加速度の計測を続けるようにしてもよい。例えば、携帯電話機1は、加速度の計測機能がONとなっている間は、加速度の計測を続けるようにしてもよい。
ステップST101において、制御部18は、加速度センサ16の検出結果に基づいて、停止状態または移動状態であるかの加速度状態を判別する。ステップST101による処理が完了すると、制御部18は、ステップST102に処理を移す。
ステップST102において、制御部18は、停止状態から移動状態に遷移したか否かを判別する。制御部18は、この判別がYesの場合、ステップST103に処理を移す。制御部18は、この判別がNoの場合、ステップST101に処理を移す。
ステップST103において、制御部18は、通信部15の電源設定が第3の電源モードであるかを判別する。制御部18は、この判別がYesの場合、ステップST104に処理を移す。制御部18は、この判別がNoの場合、ステップST105に処理を移す。
ステップST104において、制御部18は、通信部15の電源状態をOFFに自動的に変更する。このステップST104は、通信部15の電源モードに基づく自律処理である。ステップST104による処理が完了すると、制御部18は、ステップST105に処理を移す。
ステップST105において、制御部18は、加速度センサ16の検出結果に基づいて、停止状態または移動状態であるかの加速度状態を判別する。ステップST105による処理が完了すると、制御部18は、ステップST106に処理を移す。
ステップST106において、制御部18は、移動状態から停止状態に遷移したかを判別する。制御部18は、この判別がYesの場合、ステップST107に処理を移す。制御部18は、この判別がNoの場合、ステップST105に処理を移す。
ステップST107において、制御部18は、通信部15の電源設定が第3の電源モードであるかを判別する。制御部18は、この判別がYesの場合、ステップST108に処理を移す。制御部18は、この判別がNoの場合、この制御フローによる処理を完了させる。
ステップST108において、制御部18は、通信部15の電源状態をONに自動的に変更する。このステップST108は、通信部15の電源モードに基づく自律処理である。ステップST108の処理が完了すると、制御部18は、この制御フローによる処理を完了させる。
以上、本実施形態によれば、携帯電話機1は、加速度センサ16により検出された加速度に基づいて、携帯電話機1の加速度状態が、停止状態から移動状態に遷移したと判別した場合に、通信部15の電源状態を制御して、通信部15の電源状態をOFFにする。本実施形態の携帯電話機1では、通信部15が基地局との通信接続が確立中でないと、通信部15の電源をOFFにする。一方、本実施形態の携帯電話機1では、通信部15が基地局との通信接続が確立中であると、通信部15の電源状態をONに維持し、通信部15の電源状態をOFFにしない。
よって、携帯電話機1は、移動状態という、利用者がWiFiによってデータ通信を行いにくい状態に遷移するとともに、通信部15と基地局との通信接続が確立していない場合に通信部15の電源状態をOFFにする。携帯電話機1では、通信部15の電源状態がOFFになると、携帯電話機1の消費電力量を減らすことができる。携帯電話機1は、通信部15の電源状態がOFFになるとWiFiに対応した基地局をサーチできなくなる。携帯電話機1では、移動状態であるときにWiFiに対応した基地局をサーチしなくなるので、利用者の利便性を向上させることができる。
携帯電話機1は、移動状態という、利用者がWiFiによってデータ通信を行いにくい状態に遷移した場合であっても、通信部15と基地局との通信接続が確立していると、通信部15の電源状態をONに維持し、通信部15の電源状態をOFFにしない。携帯電話機1では、利用者がデータ通信をWiFiによって行っている場合には、通信部15の電源状態がONに維持されるので、例えばモバイルルータのような移動基地局に対しても通信部15を好適に制御することができる。携帯電話機1では、利用者の利便性を向上させることができる。
携帯電話機1は、通信部15と基地局とで確立していた通信接続が切断された際に、移動状態であると、通信部15の電源状態をOFFにする。携帯電話機1では、停止状態から移動状態に遷移した際に、通信部15が通信接続を確立していた基地局が固定の基地局であっても、通信部15を好適に制御することができる。携帯電話機1では、利用者の利便性を向上させることができる。
携帯電話機1は、通信部15と基地局とで確立していた通信接続が切断された際に、停止状態であると、通信部15の電源状態をONに維持し、通信部15の電源状態をOFFにしない。携帯電話機1は、停止状態という、利用者がWiFiによってデータ通信を行いやすい状態であると、通信部15の電源状態をONに維持するので、利用者の利便性を向上させることができる。
携帯電話機1では、通信部15の電源設定を第3の電源モードに維持したまま、当該通信部15の電源状態を一時的に変更することができるので、利用者の利便性を向上させることができる。
携帯電話機1の動作の流れについて、図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下の実施例では、加速度状態の判別をリアルタイムに行うものとして説明する。携帯電話機1は、この実施例に限らず、加速度状態の判別を所定時間おきに行うようにしてもよい。
ステップST201において、制御部18は、加速度センサ16の検出結果に基づいて、停止状態または移動状態であるかの加速度状態を判別する。ステップST201による処理が完了すると、制御部18は、ステップST202に処理を移す。
ステップST202において、制御部18は、停止状態から移動状態に遷移したか否かを判別する。制御部18は、この判別がYesの場合、ステップST203に処理を移す。制御部18は、この判別がNoの場合、ステップST201に処理を移す。
ステップST203において、制御部18は、通信部15の電源設定が第3の電源モードであるか否かを判別する。制御部18は、この判別がYesの場合、ステップST204に処理を移す。制御部18は、この判別がNoの場合、この制御フローによる処理を完了させる。
ステップST204において、制御部18は、通信部15の電源状態をOFFに自動的に変更する。このステップST204は、通信部15の電源モードに基づく自律処理である。ステップST204による処理が完了すると、制御部18は、ステップST205に処理を移す。
ステップST205において、制御部18は、通信部15の電源状態を変更する操作を操作部12が受け付けたか否かを判別する。制御部18は、この判別がYesの場合、ステップST206に処理を移す。制御部18は、この判別がNoの場合、ステップST207に処理を移す。
ステップST206において、制御部18は、通信部15の電源状態をONに変更する。このステップST206は、受け付けた変更操作に基づく受動処理である。ステップST206の処理が完了すると、制御部18は、ステップST207に処理を移す。
ステップST207において、制御部18は、加速度センサ16の検出結果に基づいて、停止状態または移動状態であるかの加速度状態を判別する。ステップST207による処理が完了すると、制御部18は、ステップST208に処理を移す。
ステップST208において、制御部18は、移動状態から停止状態に遷移したか否かを判別する。制御部18は、この判別がYesの場合、ステップST209に処理を移す。制御部18は、この判別がNoの場合、ステップST205に処理を移す。
ステップST209において、制御部18は、加速度センサ16の検出結果に基づいて、停止状態または移動状態であるかの加速度状態を判別する。ステップST209による処理が完了すると、制御部18は、ステップST210に処理を移す。
ステップST210において、制御部18は、停止状態から移動状態に遷移したか否かを判別する。制御部18は、この判別がYesの場合、ステップST211に処理を移す。制御部18は、この判別がNoの場合、ステップST209に処理を移す。
ステップST211において、制御部18は、通信部15の電源設定が、ステップST204以降、第3の電源モードに維持されていたか否かを判別する。制御部18は、この判別がYesの場合、ステップST212に処理を移す。制御部18は、この判別がNoの場合、この制御フローによる処理を完了させる。
ステップST212において、制御部18は、通信部15の電源状態をOFFに変更する。このステップST212は、受け付けた変更操作に基づく受動処理である。ステップST212の処理が完了すると、制御部18は、この制御フローによる処理を完了させる。
携帯電話機1の動作の流れについて、図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下の実施例では、加速度状態の判別をリアルタイムに行うものとして説明する。携帯電話機1は、この実施例に限らず、加速度状態の判別を所定時間おきに行うようにしてもよい。
ステップST301において、制御部18は、通信部15の電源設定を第3の電源モードに変更する操作を操作部12が受け付けたか否かを判別する。制御部18は、この判別がYesの場合、ステップST302に処理を移す。制御部18は、この判別がNoの場合、ステップST301を再度処理する。
ステップST302において、制御部18は、加速度センサ16の検出結果に基づいて、停止状態または移動状態であるかの加速度状態を判別する。ステップST302による処理が完了すると、制御部18は、ステップST303に処理を移す。
ステップST303において、制御部18は、停止状態であるか否かを判別する。制御部18は、この判別がYesの場合、ステップST304に処理を移す。制御部18は、この判別がNoの場合、ステップST305に処理を移す。
ステップST304において、制御部18は、通信部15の電源状態がOFFであるか否かを判別する。制御部18は、この判別がYesの場合、ステップST306に処理を移す。制御部18は、この判別がNoの場合、この制御フローによる処理を完了させる。
ステップST305において、制御部18は、通信部15の電源状態がONであるか否かを判別する。制御部18は、この判別がYesの場合、この制御フローによる処理を完了させる。制御部18は、この判別がNoの場合、ステップST306に処理を移す。
ステップST306において、制御部18は、通信部15の電源状態を変更する。制御部18は、通信部15の電源状態がOFFであるとONに変更し、ONであるとOFFに変更する。ステップST306による処理が完了すると、制御部18は、この制御フローによる処理を完了させる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限るものではない。本発明による効果は、前述の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
上記の実施形態では、携帯電話機1が、停止状態に遷移したと判別した場合に、WiFiに対応する基地局をサーチするものとしたが、これに限らない。例えば、通信部15が、無線LANシステムによる通信に対応し、加速度センサ16により検出された加速度に基づいて移動状態から停止状態に遷移したと判別した場合に、通信部15を制御して無線LANシステムのサーチをするようにしてもよい。無線LANシステムは、例えば、IEEE802.11に準拠している無線通信システム、Bluetooth(登録商標)、IrDA、NFC(Near Field Communication)等であってもよい。
上記の実施形態では、加速度センサ16により検出された加速度に基づいて、携帯電話機1の状態が、停止状態及び複数の移動状態のいずれかであるか判別したが、これに限られない。例えば、携帯電話機1は、GPS(Global Positioning System)を用いて、携帯電話機1の位置を計測し、携帯電話機1の単位時間(所定時間)あたりの変位量から携帯電話機1が停止状態及び複数の移動状態のいずれかであるかを判別してもよい。
1 携帯電話機
15 通信部
16 加速度センサ
18 制御部

Claims (7)

  1. 加速度を検出する加速度センサと、
    基地局と通信を行う通信部と、
    停止状態から移動状態に遷移したと判別した際に、前記通信部と前記基地局との通信接続が確立されていないと、前記通信部の電源をOFFにし、前記通信部と前記基地局との通信接続が確立されていると前記通信部の電源をOFFにしない制御部と、を備える、携帯機器。
  2. 前記制御部は、前記移動状態であるとの判別中に、確立していた前記通信部と前記基地局との通信接続が切断されると、前記通信部の電源をOFFにする、請求項1に記載の携帯機器。
  3. 前記制御部は、前記移動状態から停止状態に遷移したと判別した後に、確立していた前記通信部と前記基地局との通信接続が切断されても前記通信部の電源をOFFにしない、請求項1に記載の携帯機器。
  4. 前記移動状態は、利用者が乗り物で移動している状態である請求項1に記載の携帯機器。
  5. 前記移動状態は、歩行状態である請求項1に記載の携帯機器。
  6. 加速度を検出する加速度センサと、通信を行う通信部と、を備える携帯機器に、
    前記加速度センサにより検出された加速度に基づいて停止状態から移動状態に遷移したと判別した際に、
    前記通信部と前記基地局との通信接続が確立されていないと、前記通信部の電源をOFFにさせ、
    前記通信部と前記基地局との通信接続が確立されていると、前記通信部の電源をOFFにさせない、携帯機器の制御プログラム。
  7. 加速度を検出する加速度センサと、通信を行う通信部と、を備える携帯機器の制御方法であって、
    前記加速度センサにより検出された加速度に基づいて停止状態から移動状態に遷移したと判別した際に、
    前記通信部と前記基地局との通信接続が確立されていないと、前記通信部の電源をOFFにし、
    前記通信部と前記基地局との通信接続が確立されていると、前記通信部の電源をOFFにしない、携帯機器の制御方法。
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