JP2005151339A - 無線端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 無線通信を行う無線端末装置A1で、外部記憶媒体A2から所定の情報を入力して通信処理を行うに際して、当該所定の情報を効果的に管理する。
【解決手段】 外部記憶媒体と着脱自在に接続することが可能な外部記憶媒体接続部と、外部記憶媒体接続部に接続された外部記憶媒体に記憶された所定の情報を入力して記憶する所定情報記憶手段3と、外部記憶媒体接続部に接続された外部記憶媒体が非接続な状態となったことを検出する外部記憶媒体非接続状態検出手段6と、外部記憶媒体非接続状態検出手段6により外部記憶媒体接続部に接続された外部記憶媒体が非接続な状態となったことを検出した場合には所定情報記憶手段3に記憶された所定の情報が使用不可となる状態とする所定情報使用不可制御手段7を備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】 外部記憶媒体と着脱自在に接続することが可能な外部記憶媒体接続部と、外部記憶媒体接続部に接続された外部記憶媒体に記憶された所定の情報を入力して記憶する所定情報記憶手段3と、外部記憶媒体接続部に接続された外部記憶媒体が非接続な状態となったことを検出する外部記憶媒体非接続状態検出手段6と、外部記憶媒体非接続状態検出手段6により外部記憶媒体接続部に接続された外部記憶媒体が非接続な状態となったことを検出した場合には所定情報記憶手段3に記憶された所定の情報が使用不可となる状態とする所定情報使用不可制御手段7を備えた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、無線通信を行う無線端末装置に関し、特に、外部の記憶媒体から所定の情報を入力して通信処理を行うに際して、当該所定の情報を効果的に管理する無線端末装置に関する。
例えば、IC(Integrated Circuit)カードにより加入者識別情報を付与する移動体通信端末装置が知られており、一例として、社団法人である電波産業会が策定する標準規格ARIB RCR STD−27では、接触型のICカードによる移動機と加入者情報モジュールとの間のインタフェースに関して示されている。
なお、ICカード等の外部記憶媒体から加入者識別情報を付与する方法では、移動体通信端末装置において当該移動体通信端末装置のプログラムを格納する不揮発性メモリとは別にICカード等への電源供給やクロック供給を行う処理部が必要となり、例えば、ICカード等を用いずに、移動体通信端末装置のプログラム格納領域と同じ不揮発性メモリに加入者識別情報を格納するような場合と比べて、消費電流が増大する。これについては、例えば、ICカードへの電源供給を制御する電子機器が検討等されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、ICカードとしては、例えば、薄型化のために、当該ICカード自体の内部には駆動電源を有せずに端末側から電力の供給を受けて動作するようなものも知られている。なお、ICカードの内部で揮発性メモリを使用するような場合には、ICカードにバックアップ用の電池を設けて、端末側からの電力供給が停止されたときでも当該揮発性メモリの記憶内容を保持するような構成が用いられることもある。
なお、ICカード等の外部記憶媒体から加入者識別情報を付与する方法では、移動体通信端末装置において当該移動体通信端末装置のプログラムを格納する不揮発性メモリとは別にICカード等への電源供給やクロック供給を行う処理部が必要となり、例えば、ICカード等を用いずに、移動体通信端末装置のプログラム格納領域と同じ不揮発性メモリに加入者識別情報を格納するような場合と比べて、消費電流が増大する。これについては、例えば、ICカードへの電源供給を制御する電子機器が検討等されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、ICカードとしては、例えば、薄型化のために、当該ICカード自体の内部には駆動電源を有せずに端末側から電力の供給を受けて動作するようなものも知られている。なお、ICカードの内部で揮発性メモリを使用するような場合には、ICカードにバックアップ用の電池を設けて、端末側からの電力供給が停止されたときでも当該揮発性メモリの記憶内容を保持するような構成が用いられることもある。
例えば、加入者識別情報を移動体通信端末装置の揮発性メモリに読み込んで使用するような場合には、当該移動体通信端末装置の電源をオンにしたままICカードの電源をオフとするようなことが可能である。
しかしながら、このようなICカードを移動体通信端末装置から取り外して他の移動体通信端末装置に接続することができる場合には、同一の加入者識別情報を使用可能に有する移動体通信端末装置が複数存在するという不整合が生じてしまう。
本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、外部の記憶媒体から所定の情報を入力して通信処理を行うに際して、当該所定の情報を効果的に管理することができる無線端末装置を提供することを目的とする。更に具体的には、本発明は、例えば、同一の加入者識別情報等を使用可能に有する無線端末装置が複数存在するという不整合が生じてしまうことを防止することが可能な無線端末装置を提供することを目的とする。
しかしながら、このようなICカードを移動体通信端末装置から取り外して他の移動体通信端末装置に接続することができる場合には、同一の加入者識別情報を使用可能に有する移動体通信端末装置が複数存在するという不整合が生じてしまう。
本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、外部の記憶媒体から所定の情報を入力して通信処理を行うに際して、当該所定の情報を効果的に管理することができる無線端末装置を提供することを目的とする。更に具体的には、本発明は、例えば、同一の加入者識別情報等を使用可能に有する無線端末装置が複数存在するという不整合が生じてしまうことを防止することが可能な無線端末装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る無線端末装置では、無線通信を行う無線通信手段と、外部の記憶媒体(外部記憶媒体)と着脱自在に接続することが可能な外部記憶媒体接続部を備えた構成において、次のような処理を行う。
すなわち、所定情報記憶手段が外部記憶媒体接続部に接続された外部記憶媒体に記憶された所定の情報を入力して記憶し、外部記憶媒体非接続状態検出手段が外部記憶媒体接続部に接続された外部記憶媒体が非接続な状態となったことを検出し、そして、所定情報使用不可制御手段が、外部記憶媒体非接続状態検出手段により外部記憶媒体接続部に接続された外部記憶媒体が非接続な状態となったことを検出した場合には、所定情報記憶手段に記憶された所定の情報が使用不可となる状態とする。
従って、外部記憶媒体接続部に接続された外部記憶媒体に記憶された所定の情報が記憶された後に、当該外部記憶媒体が非接続な状態となった場合には、当該記憶された所定の情報が使用不可な状態とされるため、例えば、外部記憶媒体から所定の情報を入力して通信処理を行うに際して、当該所定の情報を効果的に管理することができる。これにより、例えば、同一の加入者識別情報等(所定の情報)を使用可能に有する無線端末装置が複数存在するという不整合が生じてしまうことを防止することができる。
すなわち、所定情報記憶手段が外部記憶媒体接続部に接続された外部記憶媒体に記憶された所定の情報を入力して記憶し、外部記憶媒体非接続状態検出手段が外部記憶媒体接続部に接続された外部記憶媒体が非接続な状態となったことを検出し、そして、所定情報使用不可制御手段が、外部記憶媒体非接続状態検出手段により外部記憶媒体接続部に接続された外部記憶媒体が非接続な状態となったことを検出した場合には、所定情報記憶手段に記憶された所定の情報が使用不可となる状態とする。
従って、外部記憶媒体接続部に接続された外部記憶媒体に記憶された所定の情報が記憶された後に、当該外部記憶媒体が非接続な状態となった場合には、当該記憶された所定の情報が使用不可な状態とされるため、例えば、外部記憶媒体から所定の情報を入力して通信処理を行うに際して、当該所定の情報を効果的に管理することができる。これにより、例えば、同一の加入者識別情報等(所定の情報)を使用可能に有する無線端末装置が複数存在するという不整合が生じてしまうことを防止することができる。
ここで、無線端末装置としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、携帯電話システムや簡易型携帯電話システム(PHS:Personal Handy phone System)などの移動体通信システムの端末装置(移動体通信端末装置)などを用いることができる。
また、無線通信としては、種々な通信が行われてもよく、例えば、音声や画像やテキストなどの種々なメディア情報の通信や、位置登録のための通信などを行うことができる。
また、外部記憶媒体としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、所定の情報を記憶するメモリなどの記憶手段を備えた記憶媒体を用いることができ、一例として、ICカードやSIM(Subscriber Identity Module)カードのようなカード状の記憶媒体を用いることができる。
また、所定の情報としては、種々な情報が用いられてもよく、例えば、移動体通信などの無線通信に必要な情報が用いられ、具体例として、移動体通信などの無線通信の加入者識別情報などの情報を用いることができる。なお、加入者識別情報は、例えば、移動体通信などの無線通信を利用する加入者を識別するための情報である。
また、所定情報記憶手段としては、例えば、情報を記憶するメモリを用いて構成することができ、メモリとしては揮発性メモリなどを用いることができる。
また、無線通信としては、種々な通信が行われてもよく、例えば、音声や画像やテキストなどの種々なメディア情報の通信や、位置登録のための通信などを行うことができる。
また、外部記憶媒体としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、所定の情報を記憶するメモリなどの記憶手段を備えた記憶媒体を用いることができ、一例として、ICカードやSIM(Subscriber Identity Module)カードのようなカード状の記憶媒体を用いることができる。
また、所定の情報としては、種々な情報が用いられてもよく、例えば、移動体通信などの無線通信に必要な情報が用いられ、具体例として、移動体通信などの無線通信の加入者識別情報などの情報を用いることができる。なお、加入者識別情報は、例えば、移動体通信などの無線通信を利用する加入者を識別するための情報である。
また、所定情報記憶手段としては、例えば、情報を記憶するメモリを用いて構成することができ、メモリとしては揮発性メモリなどを用いることができる。
また、外部記憶媒体と着脱自在に接続することが可能な外部記憶媒体接続部としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、外部記憶媒体を挿入することなどにより当該外部記憶媒体と接続した状態(“着”の状態)となり、当該外部記憶媒体を抜き出すことなどにより当該外部記憶媒体と非接続な状態(“脱”の状態)となるような構造のものを用いることができる。
また、外部記憶媒体非接続状態検出手段としては、例えば、機構的な仕方で検出を行うようなものが用いられてもよく、或いは、接続された外部記憶媒体からの信号受信や、接続された外部記憶媒体との通信により、検出を行うようなものが用いられてもよい。
また、所定情報使用不可制御手段により所定情報記憶手段に記憶された所定の情報が使用不可となる状態とする態様としては、種々な態様が用いられてもよく、例えば、所定情報記憶手段に記憶された所定の情報を当該所定情報記憶手段から消去する態様を用いることができ、或いは、所定情報記憶手段に記憶された所定の情報を使用する処理が行われないようにする態様を用いることができる。
また、外部記憶媒体非接続状態検出手段としては、例えば、機構的な仕方で検出を行うようなものが用いられてもよく、或いは、接続された外部記憶媒体からの信号受信や、接続された外部記憶媒体との通信により、検出を行うようなものが用いられてもよい。
また、所定情報使用不可制御手段により所定情報記憶手段に記憶された所定の情報が使用不可となる状態とする態様としては、種々な態様が用いられてもよく、例えば、所定情報記憶手段に記憶された所定の情報を当該所定情報記憶手段から消去する態様を用いることができ、或いは、所定情報記憶手段に記憶された所定の情報を使用する処理が行われないようにする態様を用いることができる。
また、本発明に係る無線端末装置では、一構成例として、外部記憶媒体接続部に接続された外部記憶媒体に対する電源供給に関する制御を行う電源供給制御手段を備える。電源供給制御手段は、例えば、接続された外部記憶媒体の電源のオン/オフを切り替えることや、外部記憶媒体とのインタフェースの電源のオン/オフを切り替えることを行う。
また、本発明に係る無線端末装置では、一構成例として、電源供給制御手段による制御により省電力のための制御を行う省電力制御手段を備える。
また、本発明に係る無線端末装置では、具体的な構成例として、更に、外部記憶媒体接続部に外部記憶媒体が接続された状態であることを検出する外部記憶媒体接続状態検出手段や、接続された外部記憶媒体との間で情報を通信する外部記憶媒体情報通信手段や、ユーザや他の装置などの外部からの指示や情報を受け付ける外部指示情報受付手段を備える。
また、本発明に係る無線端末装置では、一構成例として、電源供給制御手段による制御により省電力のための制御を行う省電力制御手段を備える。
また、本発明に係る無線端末装置では、具体的な構成例として、更に、外部記憶媒体接続部に外部記憶媒体が接続された状態であることを検出する外部記憶媒体接続状態検出手段や、接続された外部記憶媒体との間で情報を通信する外部記憶媒体情報通信手段や、ユーザや他の装置などの外部からの指示や情報を受け付ける外部指示情報受付手段を備える。
以上説明したように、本発明に係る無線端末装置によると、例えば、外部記憶媒体接続部に接続された外部記憶媒体に記憶された所定の情報を記憶機能により記憶して、当該所定の情報を使用して無線通信を行うに際して、当該外部記憶媒体が非接続な状態となったことを検出した場合には、当該記憶機能に記憶された所定の情報が使用不可となる状態とするようにしたため、例えば、同一の所定の情報を使用可能に有する無線端末装置が複数存在するという不整合が生じてしまうことを防止することができる。
本発明に係る一実施例を図面を参照して説明する。
図1には、本発明の一実施例に係る無線端末装置である移動体通信端末装置A1の構成例及び外部記憶媒体A2の一例を示してある。
本例では、外部記憶媒体A2として、接触型のICカードが用いられている。なお、他の構成例として、外部記憶媒体A2として、SIMカードなどを用いることも可能である。
本例の移動体通信端末装置A1は、図1にハードウエア構成が示されるように、アンテナ1と、無線部2と、記憶部3と、ユーザインタフェース部4と、カードインタフェース部5と、カード検出スイッチ(カード検出SW)6と、制御部7を備えて構成されている。
図1には、本発明の一実施例に係る無線端末装置である移動体通信端末装置A1の構成例及び外部記憶媒体A2の一例を示してある。
本例では、外部記憶媒体A2として、接触型のICカードが用いられている。なお、他の構成例として、外部記憶媒体A2として、SIMカードなどを用いることも可能である。
本例の移動体通信端末装置A1は、図1にハードウエア構成が示されるように、アンテナ1と、無線部2と、記憶部3と、ユーザインタフェース部4と、カードインタフェース部5と、カード検出スイッチ(カード検出SW)6と、制御部7を備えて構成されている。
まず、本例の移動体通信端末装置A1の各処理部1〜7により行われる動作の一例を示す。
アンテナ1は、無線信号を送信や受信する。
無線部2は、アンテナ1から信号を無線により送信するための処理や、アンテナ1により無線受信された信号の受信処理を行う。なお、本例では、無線部2による無線通信(無線送信や無線受信)により、例えば、発信や着信によるパケット通信、データ通信、音声通話(音声通信)、位置登録のための通信などを行う。
記憶部3は、制御部7により使用される処理プログラムなどを記憶する。
ユーザインタフェース部4は、外部のユーザなどから移動体通信端末装置A1の制御に関する指示や情報を入力することや、外部のユーザなどに対して移動体通信端末装置A1からの通知情報を出力することを行う。
カードインタフェース部5は、外部記憶媒体A2の電源を制御することや、外部記憶媒体A2との間の入出力を制御することを行う。具体的には、接続された外部記憶媒体A2に対する電源の供給をオン或いはオフへ切り替えることや、接続された外部記憶媒体A2から信号を入力することや、接続された外部記憶媒体A2へ信号を出力することを行う。
カード検出SW6は、移動体通信端末装置A1に対する外部記憶媒体A2の接続状態を機械的に認識して、当該認識結果を電気信号として制御部7へ通知する。具体的には、例えば、外部記憶媒体A2がカードインタフェース部5と接続された状態と接続されていない状態とをスイッチのオンとオフ(或いは、オフとオン)により検出し、当該検出結果を制御部7へ出力する。
制御部7は、通信に伴なう信号処理や、移動体通信端末装置A1全体の制御を行う。
アンテナ1は、無線信号を送信や受信する。
無線部2は、アンテナ1から信号を無線により送信するための処理や、アンテナ1により無線受信された信号の受信処理を行う。なお、本例では、無線部2による無線通信(無線送信や無線受信)により、例えば、発信や着信によるパケット通信、データ通信、音声通話(音声通信)、位置登録のための通信などを行う。
記憶部3は、制御部7により使用される処理プログラムなどを記憶する。
ユーザインタフェース部4は、外部のユーザなどから移動体通信端末装置A1の制御に関する指示や情報を入力することや、外部のユーザなどに対して移動体通信端末装置A1からの通知情報を出力することを行う。
カードインタフェース部5は、外部記憶媒体A2の電源を制御することや、外部記憶媒体A2との間の入出力を制御することを行う。具体的には、接続された外部記憶媒体A2に対する電源の供給をオン或いはオフへ切り替えることや、接続された外部記憶媒体A2から信号を入力することや、接続された外部記憶媒体A2へ信号を出力することを行う。
カード検出SW6は、移動体通信端末装置A1に対する外部記憶媒体A2の接続状態を機械的に認識して、当該認識結果を電気信号として制御部7へ通知する。具体的には、例えば、外部記憶媒体A2がカードインタフェース部5と接続された状態と接続されていない状態とをスイッチのオンとオフ(或いは、オフとオン)により検出し、当該検出結果を制御部7へ出力する。
制御部7は、通信に伴なう信号処理や、移動体通信端末装置A1全体の制御を行う。
次に、図2を参照して、本例の移動体通信端末装置A1の電源がオン(ON)へ切り替えられたときにおいて、当該移動体通信端末装置A1により行われる処理の手順の一例を示す。
例えば、ユーザインタフェース部4から入力される外部制御により移動体通信端末装置A1の電源が投入されると(ステップS1)、当該電源投入の後に、移動体通信端末装置A1は、カード検出SW6により、機械的に外部記憶媒体A2(本例では、ICカード)の検出を行う(ステップS2)。
ここで、カード検出SW6により、外部記憶媒体A2がカードインタフェース部5と接続されていることが検出された場合には、制御部7によりカードインタフェース部5を介して、当該外部記憶媒体A2に対して電源を投入する(ステップS3)。
このようにして、接続された外部記憶媒体A2の電源が投入された後に、移動体通信端末装置A1は、制御部7によりカードインタフェース部5を介して、当該外部記憶媒体A2から送出される応答に基づいて当該外部記憶媒体A2の存在を検出することを試みる(ステップS4)。
これにより、当該外部記憶媒体A2の存在が検出された場合には、つまり、当該外部記憶媒体A2からの応答があった場合には、制御部7によりカードインタフェース部5を介して、当該外部記憶媒体A2の内部に記憶されたデータにアクセスして、通信に必要な情報が記憶内容として含まれている外部記憶媒体であるか否かを識別する(ステップS5)。なお、本例では、通信に必要な情報として、加入者識別情報等の加入者情報が用いられ、ここで、加入者情報としては、例えば、加入者識別情報のみが用いられてもよく、或いは、加入者識別情報と共に他の情報が用いられてもよい。
例えば、ユーザインタフェース部4から入力される外部制御により移動体通信端末装置A1の電源が投入されると(ステップS1)、当該電源投入の後に、移動体通信端末装置A1は、カード検出SW6により、機械的に外部記憶媒体A2(本例では、ICカード)の検出を行う(ステップS2)。
ここで、カード検出SW6により、外部記憶媒体A2がカードインタフェース部5と接続されていることが検出された場合には、制御部7によりカードインタフェース部5を介して、当該外部記憶媒体A2に対して電源を投入する(ステップS3)。
このようにして、接続された外部記憶媒体A2の電源が投入された後に、移動体通信端末装置A1は、制御部7によりカードインタフェース部5を介して、当該外部記憶媒体A2から送出される応答に基づいて当該外部記憶媒体A2の存在を検出することを試みる(ステップS4)。
これにより、当該外部記憶媒体A2の存在が検出された場合には、つまり、当該外部記憶媒体A2からの応答があった場合には、制御部7によりカードインタフェース部5を介して、当該外部記憶媒体A2の内部に記憶されたデータにアクセスして、通信に必要な情報が記憶内容として含まれている外部記憶媒体であるか否かを識別する(ステップS5)。なお、本例では、通信に必要な情報として、加入者識別情報等の加入者情報が用いられ、ここで、加入者情報としては、例えば、加入者識別情報のみが用いられてもよく、或いは、加入者識別情報と共に他の情報が用いられてもよい。
ここで、当該外部記憶媒体A2の記憶部に加入者情報が記憶されていることを識別した場合には、必要に応じて、制御部7により、PIN(Personal Identification Number:暗証番号)の情報をユーザインタフェース部4から入力して照合を行う(ステップS6)。
これにより、PINの照合に成功した場合には、制御部7により、当該照合に成功したPINの情報を、移動体通信端末装置A1内のメモリである記憶部3に保存する(ステップS7)。
更に、続けて、制御部7によりカードインタフェース部5を介して、当該外部記憶媒体A1の内部のデータへのアクセスを行って、当該外部記憶媒体A1の記憶部に記憶されたカードの製造番号(カードS/N)の情報を読み出して移動体通信端末装置A1内のメモリである記憶部3に保存するとともに(ステップS8)、当該外部記憶媒体A1の記憶部に記憶された加入者識別情報等の加入者情報を読み出して移動体通信端末装置A1内のメモリである記憶部3に保存する(ステップS9)。
このようにして、接続された外部記憶媒体A1からのデータの読み出しが完了すると、通信を許可する状態となり(ステップS10)、制御部7により、通信が可能である旨をユーザインタフェース部4から外部へ通知する(ステップS11)。
これにより、PINの照合に成功した場合には、制御部7により、当該照合に成功したPINの情報を、移動体通信端末装置A1内のメモリである記憶部3に保存する(ステップS7)。
更に、続けて、制御部7によりカードインタフェース部5を介して、当該外部記憶媒体A1の内部のデータへのアクセスを行って、当該外部記憶媒体A1の記憶部に記憶されたカードの製造番号(カードS/N)の情報を読み出して移動体通信端末装置A1内のメモリである記憶部3に保存するとともに(ステップS8)、当該外部記憶媒体A1の記憶部に記憶された加入者識別情報等の加入者情報を読み出して移動体通信端末装置A1内のメモリである記憶部3に保存する(ステップS9)。
このようにして、接続された外部記憶媒体A1からのデータの読み出しが完了すると、通信を許可する状態となり(ステップS10)、制御部7により、通信が可能である旨をユーザインタフェース部4から外部へ通知する(ステップS11)。
一方、上記した一連の処理において、外部記憶媒体A2が非検出であった(つまり、外部記憶媒体A2が検出されなかった)場合や(ステップS2)、外部記憶媒体A2から非応答であった(つまり、外部記憶媒体A2からの応答が無かった)場合や(ステップS4)、外部記憶媒体A2に通信に必要な情報(本例では、加入者情報)が記憶されていなかった場合には(ステップS5)、通信を不許可とする(つまり、許可しない)状態となり(ステップS12)、制御部7により、通信が不可能である旨をユーザインタフェース部4から外部へ通知する(ステップS11)。
なお、本例では、PINに関する処理(ステップS6、ステップS7)を行う処理手順を示したが、例えば、PINは外部記憶媒体A2であるICカード等の設定により無効にすることが可能であるため、無効である場合には、PINに関する処理(ステップS6、ステップS7)は省略される。また、以降で示す処理においても、同様であり、PINに関する処理(ステップS22、ステップS35)が省略されてもよい。
なお、本例では、PINに関する処理(ステップS6、ステップS7)を行う処理手順を示したが、例えば、PINは外部記憶媒体A2であるICカード等の設定により無効にすることが可能であるため、無効である場合には、PINに関する処理(ステップS6、ステップS7)は省略される。また、以降で示す処理においても、同様であり、PINに関する処理(ステップS22、ステップS35)が省略されてもよい。
次に、図3を参照して、本例の移動体通信端末装置A1において省電力モードが設定されるときにおいて、当該移動体通信端末装置A1により行われる処理の手順の一例を示す。なお、本例では、省電力モードでは、接続された外部記憶媒体A2の電源やカードインタフェース部5の電源をオフとして省電力化を図る。
例えば、ユーザインタフェース部4から入力される外部制御により、移動体通信端末装置A1は、省電力モードへ移行する処理を開始する(ステップS21)。
ここで、PIN照合が終了していない場合には、PIN照合が終了するまで、省電力モードへは移行せず(ステップS22)、一方、PIN照合が終了している場合には、制御部7により、移動体通信端末装置A1が通信中であるか否かを判定する(ステップS23)。
これにより、通信中であることを判定した場合には、通信が終了するまで、省電力モードへは移行せず、一方、非通信状態(つまり、通信していない状態)であることを判定した場合には、制御部7によりカードインタフェース部5を介して、接続された外部記憶媒体A2への電源供給を制御して、当該外部記憶媒体A2の電源をオフ(OFF)とする(ステップS24)。
なお、本例では、通信としては、例えば、発信や着信によるパケット通信、データ通信、音声通話(音声通信)の他に、位置登録のための通信も含まれる。
例えば、ユーザインタフェース部4から入力される外部制御により、移動体通信端末装置A1は、省電力モードへ移行する処理を開始する(ステップS21)。
ここで、PIN照合が終了していない場合には、PIN照合が終了するまで、省電力モードへは移行せず(ステップS22)、一方、PIN照合が終了している場合には、制御部7により、移動体通信端末装置A1が通信中であるか否かを判定する(ステップS23)。
これにより、通信中であることを判定した場合には、通信が終了するまで、省電力モードへは移行せず、一方、非通信状態(つまり、通信していない状態)であることを判定した場合には、制御部7によりカードインタフェース部5を介して、接続された外部記憶媒体A2への電源供給を制御して、当該外部記憶媒体A2の電源をオフ(OFF)とする(ステップS24)。
なお、本例では、通信としては、例えば、発信や着信によるパケット通信、データ通信、音声通話(音声通信)の他に、位置登録のための通信も含まれる。
次に、図4を参照して、本例の移動体通信端末装置A1において省電力モードの設定が解除されるときにおいて、当該移動体通信端末装置A1により行われる処理の手順の一例を示す。
例えば、移動体通信端末装置A1は、省電力モードが設定されているときにおいて、ユーザインタフェース部4から入力される外部制御や、着信や、位置登録を必要とするエリア変更(移動体通信端末装置A1が存在するエリアの変更)を契機(トリガ)として、省電力モードを解除する処理を開始する(ステップS31)。
すなわち、制御部7によりカードインタフェース部5を介して、接続された外部記憶媒体A2の電源をオンとし(ステップS32)、当該電源投入後に、制御部7によりカードインタフェース部5を介して、当該外部記憶媒体A2から送出される応答に基づいて当該外部記憶媒体A2の検出を行う(ステップS33)。
これにより、当該外部記憶媒体A2が検出された場合には、つまり、当該外部記憶媒体A2からの応答があった場合には、制御部7によりカードインタフェース部5を介して、通信に必要な情報(本例では、加入者情報)が記憶内容として含まれている外部記憶媒体であるか否かを識別し(ステップS34)、通信に必要な情報が記憶内容として含まれている外部記憶媒体であることを識別した場合には、制御部7により、上記図2に示した電源オン時の処理で保存したPINの情報を用いてPIN照合を行う(ステップS35)。
例えば、移動体通信端末装置A1は、省電力モードが設定されているときにおいて、ユーザインタフェース部4から入力される外部制御や、着信や、位置登録を必要とするエリア変更(移動体通信端末装置A1が存在するエリアの変更)を契機(トリガ)として、省電力モードを解除する処理を開始する(ステップS31)。
すなわち、制御部7によりカードインタフェース部5を介して、接続された外部記憶媒体A2の電源をオンとし(ステップS32)、当該電源投入後に、制御部7によりカードインタフェース部5を介して、当該外部記憶媒体A2から送出される応答に基づいて当該外部記憶媒体A2の検出を行う(ステップS33)。
これにより、当該外部記憶媒体A2が検出された場合には、つまり、当該外部記憶媒体A2からの応答があった場合には、制御部7によりカードインタフェース部5を介して、通信に必要な情報(本例では、加入者情報)が記憶内容として含まれている外部記憶媒体であるか否かを識別し(ステップS34)、通信に必要な情報が記憶内容として含まれている外部記憶媒体であることを識別した場合には、制御部7により、上記図2に示した電源オン時の処理で保存したPINの情報を用いてPIN照合を行う(ステップS35)。
ここで、PIN照合に成功した場合には、制御部7によりカードインタフェース部5を介して、当該外部記憶媒体A2に記憶されたカードの製造番号の情報を読み出して、当該読み出した情報の値が上記図2に示した電源オン時の処理で保存したカードの製造番号の情報の値と一致するか否かを確認する(ステップS36)。
これにより、カードの製造番号の情報値が一致することを確認した場合には、通信を許可して(ステップS37)、制御部7により、その旨をユーザインタフェース部4から外部へ通知するとともに(ステップS38)、通信を開始する。
これにより、カードの製造番号の情報値が一致することを確認した場合には、通信を許可して(ステップS37)、制御部7により、その旨をユーザインタフェース部4から外部へ通知するとともに(ステップS38)、通信を開始する。
一方、上記した一連の処理において、外部記憶媒体A2から非応答であった(つまり、外部記憶媒体A2からの応答が無かった)場合や(ステップS33)、外部記憶媒体A2に通信に必要な情報(本例では、加入者情報)が記憶されていなかった場合や(ステップS34)、PIN照合が失敗した場合や(ステップS35)、カードの製造番号の情報値が不一致であった(つまり、一致しなかった)場合には(ステップS36)、通信を不許可として(ステップS39)、制御部7により、移動体通信端末装置A1内のメモリである記憶部3に保存された加入者情報等のデータを消去するとともに(ステップS40)、その旨をユーザインタフェース部4から外部へ通知する(ステップS38)。なお、移動体通信端末装置A1内のメモリである記憶部3からデータを消去する態様としては、例えば、接続された外部記憶媒体A2から読み取って当該記憶部3に記憶したデータの全てを消去するような態様を用いることができ、具体的には、例えば、PINの情報や、加入者識別情報等の加入者情報や、カードの製造番号の情報を消去するような態様を用いることができる。
次に、図5を参照して、本例の移動体通信端末装置A1の電源がオフへ切り替えられたときにおいて、当該移動体通信端末装置A1により行われる処理の手順の一例を示す。
例えば、ユーザインタフェース部4から入力される外部制御により電源オフの要求があると、移動体通信端末装置A1は、電源オフの処理を開始する(ステップS51)。
すなわち、制御部7により、移動体通信端末装置A1が通信中である場合には当該通信回線の切断処理を行い(ステップS52)、また、移動体通信端末装置A1内のメモリである記憶部3に保存していたPINの情報、カードの製造番号の情報、加入者識別情報等の加入者情報を消去する(ステップS53)。
そして、制御部7によりカードインタフェース部5を介して外部記憶媒体A2の電源をオフとし(ステップS54)、次いで、移動体通信端末装置A1の電源をオフとする(ステップS55)。
例えば、ユーザインタフェース部4から入力される外部制御により電源オフの要求があると、移動体通信端末装置A1は、電源オフの処理を開始する(ステップS51)。
すなわち、制御部7により、移動体通信端末装置A1が通信中である場合には当該通信回線の切断処理を行い(ステップS52)、また、移動体通信端末装置A1内のメモリである記憶部3に保存していたPINの情報、カードの製造番号の情報、加入者識別情報等の加入者情報を消去する(ステップS53)。
そして、制御部7によりカードインタフェース部5を介して外部記憶媒体A2の電源をオフとし(ステップS54)、次いで、移動体通信端末装置A1の電源をオフとする(ステップS55)。
次に、図6を参照して、本例の移動体通信端末装置A1において外部記憶媒体A2との接続が非検出であった(つまり、検出されなかった)場合において、当該移動体通信端末装置A1により行われる処理の手順の一例を示す。
例えば、移動体通信端末装置A1では、カードインタフェース部5に対して外部記憶媒体A2が接続されていないことがカード検出SW6により検出されると、外部記憶媒体A2が接続されていないことを示す信号(カード非検出信号)がカード検出SW6から出力される。すると、当該カード非検出信号に応じて、制御部7により、外部記憶媒体A2が非接続であることを識別し(ステップS61)、これに応じて、制御部7により、移動体通信端末装置A1内のメモリである記憶部3から加入者情報等のデータ(例えば、PINの情報、カードの製造番号の情報、加入者識別情報等の加入者情報)を消去する(ステップS62)。
そして、通信を不許可とする状態となり(ステップS63)、制御部7により、その旨をユーザインタフェース部4から外部へ通知する(ステップS64)。
例えば、移動体通信端末装置A1では、カードインタフェース部5に対して外部記憶媒体A2が接続されていないことがカード検出SW6により検出されると、外部記憶媒体A2が接続されていないことを示す信号(カード非検出信号)がカード検出SW6から出力される。すると、当該カード非検出信号に応じて、制御部7により、外部記憶媒体A2が非接続であることを識別し(ステップS61)、これに応じて、制御部7により、移動体通信端末装置A1内のメモリである記憶部3から加入者情報等のデータ(例えば、PINの情報、カードの製造番号の情報、加入者識別情報等の加入者情報)を消去する(ステップS62)。
そして、通信を不許可とする状態となり(ステップS63)、制御部7により、その旨をユーザインタフェース部4から外部へ通知する(ステップS64)。
以上のように、本例の移動体通信端末装置A1では、挿入している外部記憶媒体(本例では、ICカード)A2への電源供給を制御することが可能な構成において、外部記憶媒体A2の挿入後に、当該外部記憶媒体A2に格納されている特定の情報を当該移動体通信端末装置A1の内部の記憶部3へ転送して格納し、そして、当該外部記憶媒体A2の抜き取りを検知した場合には、当該記憶部3に格納した当該特定の情報を参照不可能とする。
ここで、本例では、記憶部3に格納された特定の情報を参照不可能とする態様として、外部記憶媒体A2の抜き取り時に、当該記憶部3に格納された当該特定の情報を当該記憶部3から消去する態様を用いたが、他の構成例として、外部記憶媒体A2が挿入されていない状態では、制御部7が当該特定の情報を用いた制御を行わないように構成する態様を用いることも可能であり、つまり、記憶部3に格納された当該特定の情報を消去せずに、当該特定の情報が無いように見せかけるような態様を用いることも可能である。
また、本例では、外部記憶媒体A2の抜き取りを検知する態様として、カード検出SW6により機構的に外部記憶媒体A2の接続或いは非接続を判断する態様を用いたが、他の構成例として、外部記憶媒体A2の接続部(例えば、カードインタフェース部5)に、外部記憶媒体A2の接続或いは非接続を検知するためのポートなどを設けて判断を行うような態様を用いることも可能である。
ここで、本例では、記憶部3に格納された特定の情報を参照不可能とする態様として、外部記憶媒体A2の抜き取り時に、当該記憶部3に格納された当該特定の情報を当該記憶部3から消去する態様を用いたが、他の構成例として、外部記憶媒体A2が挿入されていない状態では、制御部7が当該特定の情報を用いた制御を行わないように構成する態様を用いることも可能であり、つまり、記憶部3に格納された当該特定の情報を消去せずに、当該特定の情報が無いように見せかけるような態様を用いることも可能である。
また、本例では、外部記憶媒体A2の抜き取りを検知する態様として、カード検出SW6により機構的に外部記憶媒体A2の接続或いは非接続を判断する態様を用いたが、他の構成例として、外部記憶媒体A2の接続部(例えば、カードインタフェース部5)に、外部記憶媒体A2の接続或いは非接続を検知するためのポートなどを設けて判断を行うような態様を用いることも可能である。
具体的には、本例の移動体通信端末装置A1では、例えば、加入者識別情報をICカードやSIMカード等の外部記憶媒体A2から取得する機能を備えた構成において、外部記憶媒体A2の電源や、外部記憶媒体A2とのインタフェース部(カードインタフェース部5)の電源をオフにすることにより、当該移動体通信端末装置A1の消費電流を低減することが可能である。
また、本例の移動体通信端末装置A1では、例えば、ユーザインタフェース部4からの制御信号に応じて、外部記憶媒体A2とのインタフェース部(カードインタフェース部5)の電源のオン或いはオフ(オン/オフ)を制御する。
また、本例の移動体通信端末装置A1では、例えば、当該移動体通信端末装置A1が通信や位置登録などの開始或いは終了(開始/終了)を認識して、自動的に、外部記憶媒体A2とのインタフェース部(カードインタフェース部5)の電源のオン或いはオフ(オン/オフ)を制御する。
また、本例の移動体通信端末装置A1では、例えば、外部記憶媒体A2とのインタフェース部(カードインタフェース部5)の電源がオフである状態においても、カード検出SW6により、機械的に外部記憶媒体3の挿抜の状態(接続或いは非接続の状態)を認識することが可能である。
また、本例の移動体通信端末装置A1では、例えば、外部記憶媒体A2の挿抜を認識して、外部記憶媒体A2が非接続であることを認識した場合には、取得した加入者識別情報などを当該移動体通信端末装置A1上のメモリ(例えば、記憶部3)から消去することなどが可能である。
また、本例の移動体通信端末装置A1では、例えば、ユーザインタフェース部4からの制御信号に応じて、外部記憶媒体A2とのインタフェース部(カードインタフェース部5)の電源のオン或いはオフ(オン/オフ)を制御する。
また、本例の移動体通信端末装置A1では、例えば、当該移動体通信端末装置A1が通信や位置登録などの開始或いは終了(開始/終了)を認識して、自動的に、外部記憶媒体A2とのインタフェース部(カードインタフェース部5)の電源のオン或いはオフ(オン/オフ)を制御する。
また、本例の移動体通信端末装置A1では、例えば、外部記憶媒体A2とのインタフェース部(カードインタフェース部5)の電源がオフである状態においても、カード検出SW6により、機械的に外部記憶媒体3の挿抜の状態(接続或いは非接続の状態)を認識することが可能である。
また、本例の移動体通信端末装置A1では、例えば、外部記憶媒体A2の挿抜を認識して、外部記憶媒体A2が非接続であることを認識した場合には、取得した加入者識別情報などを当該移動体通信端末装置A1上のメモリ(例えば、記憶部3)から消去することなどが可能である。
従って、本例の移動体通信端末装置A1では、ICカードやSIMカードなどを加入者識別情報の記憶媒体(外部記憶媒体A2)として使用する構成において、所定の条件に応じて外部記憶媒体A2の電源や外部記憶媒体A2とのインタフェース部(カードインタフェース部5)の電源をオフにする省電力モードの処理を実行することにより、外部記憶媒体A2への電源供給による消費電流の増大を軽減することができ、消費電流低減による省電力化を図ることができる。
また、本例の移動体通信端末装置A1では、外部記憶媒体A2の非接続を検出した場合には当該外部記憶媒体A2から読み出したメモリ内容を消去することなどにより、例えば、加入者識別情報を端末内部のメモリに読み出して使用可能に保存した移動体通信端末装置が複数存在するといった不整合を防止することができる。
また、本例の移動体通信端末装置A1では、例えば、省電力モードにおいても、カードインタフェース部5の電気信号を使用せずに、カード検出SW6の機械的な構造により外部記憶媒体A2の非接続を認識することができ、これにより、加入者識別情報などを当該移動体通信端末装置A1のメモリ(例えば、揮発性メモリ)から速やかに消去することなどができ、同一の加入者識別情報を使用可能に格納した端末が複数存在するような不整合を防ぐことができる。
また、本例の移動体通信端末装置A1では、外部記憶媒体A2の非接続を検出した場合には当該外部記憶媒体A2から読み出したメモリ内容を消去することなどにより、例えば、加入者識別情報を端末内部のメモリに読み出して使用可能に保存した移動体通信端末装置が複数存在するといった不整合を防止することができる。
また、本例の移動体通信端末装置A1では、例えば、省電力モードにおいても、カードインタフェース部5の電気信号を使用せずに、カード検出SW6の機械的な構造により外部記憶媒体A2の非接続を認識することができ、これにより、加入者識別情報などを当該移動体通信端末装置A1のメモリ(例えば、揮発性メモリ)から速やかに消去することなどができ、同一の加入者識別情報を使用可能に格納した端末が複数存在するような不整合を防ぐことができる。
なお、本例の無線端末装置(移動体通信端末装置A1)では、外部記憶媒体A2と着脱自在に接続するための部分(図示せず)により外部記憶媒体接続部が構成されており、所定の情報を記憶する記憶部3の機能により所定情報記憶手段が構成されており、カード検出SW6の機能により外部記憶媒体非接続状態検出手段や外部記憶媒体接続状態検出手段が構成されており、外部記憶媒体A2が非接続となった場合に制御部7が記憶部3に記憶された所定の情報を消去などする機能により所定情報使用不可制御手段が構成されており、無線部2の機能やアンテナ1の機能により無線通信手段が構成されており、制御部7がカードインタフェース部5を介して外部記憶媒体A2から情報を読み出すなどする機能により外部記憶媒体情報通信手段が構成されており、制御部7がユーザインタフェース部4を介して外部から指示や情報を受け付ける機能により外部指示情報受付手段が構成されており、制御部7がカードインタフェース部5を介して外部記憶媒体A2への電源の供給を制御する機能により電源供給制御手段が構成されており、制御部7が電源供給手段による制御により省電力モードの設定や解除を行う機能により省電力制御手段が構成されている。
また、本例の外部記憶媒体A2では、所定の情報を記憶する内部のメモリの機能により所定情報記憶手段が構成されており、また、無線端末装置(移動体通信端末装置A1)と着脱自在に接続するための部分(図示せず)により移動体通信端末装置接続部が構成されている。
また、本例の外部記憶媒体A2では、所定の情報を記憶する内部のメモリの機能により所定情報記憶手段が構成されており、また、無線端末装置(移動体通信端末装置A1)と着脱自在に接続するための部分(図示せず)により移動体通信端末装置接続部が構成されている。
ここで、本発明に係る無線端末装置や外部記憶媒体などの構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。また、本発明は、例えば、本発明に係る処理を実行する方法或いは方式や、このような方法や方式を実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして提供することも可能であり、また、種々な装置やシステムとして提供することも可能である。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係る無線端末装置や外部記憶媒体などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係る無線端末装置や外部記憶媒体などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
A1・・移動体通信端末装置、 A2・・外部記憶媒体、 1・・アンテナ、 2・・無線部、 3・・記憶部、 4・・ユーザインタフェース部、 5・・カードインタフェース部、 6・・カード検出スイッチ(カード検出SW)、
Claims (1)
- 無線通信を行う無線端末装置において、
外部記憶媒体と着脱自在に接続することが可能な外部記憶媒体接続部と、
外部記憶媒体接続部に接続された外部記憶媒体に記憶された所定の情報を入力して記憶する所定情報記憶手段と、
外部記憶媒体接続部に接続された外部記憶媒体が非接続な状態となったことを検出する外部記憶媒体非接続状態検出手段と、
外部記憶媒体非接続状態検出手段により外部記憶媒体接続部に接続された外部記憶媒体が非接続な状態となったことを検出した場合には、所定情報記憶手段に記憶された所定の情報が使用不可となる状態とする所定情報使用不可制御手段と、
を備えたことを特徴とする無線端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003388190A JP2005151339A (ja) | 2003-11-18 | 2003-11-18 | 無線端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003388190A JP2005151339A (ja) | 2003-11-18 | 2003-11-18 | 無線端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005151339A true JP2005151339A (ja) | 2005-06-09 |
Family
ID=34695338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003388190A Pending JP2005151339A (ja) | 2003-11-18 | 2003-11-18 | 無線端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005151339A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014185098A1 (ja) * | 2013-05-17 | 2014-11-20 | 京セラ株式会社 | 携帯機器、並びに携帯機器の制御プログラム及び制御方法 |
-
2003
- 2003-11-18 JP JP2003388190A patent/JP2005151339A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014185098A1 (ja) * | 2013-05-17 | 2014-11-20 | 京セラ株式会社 | 携帯機器、並びに携帯機器の制御プログラム及び制御方法 |
JPWO2014185098A1 (ja) * | 2013-05-17 | 2017-02-23 | 京セラ株式会社 | 携帯機器、並びに携帯機器の制御プログラム及び制御方法 |
US10212665B2 (en) | 2013-05-17 | 2019-02-19 | Kyocera Corporation | Mobile device, control program therefor, and control method therefor |
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